JPH1031661A - マルチメディア・アプリケーション開発シーケンス・エディタのための方法およびシステム - Google Patents

マルチメディア・アプリケーション開発シーケンス・エディタのための方法およびシステム

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JPH1031661A
JPH1031661A JP6803297A JP6803297A JPH1031661A JP H1031661 A JPH1031661 A JP H1031661A JP 6803297 A JP6803297 A JP 6803297A JP 6803297 A JP6803297 A JP 6803297A JP H1031661 A JPH1031661 A JP H1031661A
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parts
time
synchronizing
event
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JP6803297A
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English (en)
Inventor
J Boeseman John
ジョン・ジェイ・ベーゼマン
M Konsoratti Scott
スコット・エム・コンソラッティ
P Eckhof Landi
ランディ・ピー・エックホフ
S Hanks Bradley
ブラッドリー・エス・ハンクス
A Jones Carol
キャロル・エイ・ジョーンズ
D King Dennis
デニス・ディー・キング
J Paul Christopher
クリストファー・ジェイ・ポール
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International Business Machines Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ・システムを使用してマルチメ
ディア事象を同期させる。 【解決手段】 マルチメディア事象は複数の媒体部品で
構成することができる。開発者は部品のうちの少なくと
も1つを絶対時間枠を基準にして同期させ、部品のうち
の少なくとも1つを相対時間枠を基準にして同期させ、
部品のうちの少なくとも1つを事象時間枠を基準にして
同期させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にはコンピュ
ータ・ソフトウェアに関し、具体的には使いやすいシー
ケンス・エディタを使用したマルチメディア・タイトル
を作成する方法およびシステムに係わる。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアは、コンピュータ・シス
テムに関連して使用される用語であって、時間ベースの
データの1つまたは複数のファイルの処理、すなわち作
成、編集、表示、同期化などを行うソフトウェアを指
す。マルチメディア・コンピュータ・システムは、テキ
スト、グラフィックス、ビデオ、イメージ、アニメーシ
ョン、音声などを様々に組み合わせた様々な材料を表示
するように設計されている。マルチメディア・システム
は一般に、パーソナル・コンピュータ、CD−ROMド
ライブ、ソフトウェア・エディタなどを含むハードウェ
アとソフトウェアの組合せから成る。マルチメディア・
プレゼンテーション用のデータは一般に、磁気ディスク
・ドライブ、ROMコンパクト・ディスク・プレイヤ、
ビデオ・テープ装置などのハードウェア記憶装置に記憶
される。
【0003】このようなマルチメディア・システムを使
用するアプリケーション開発者は、エンド・ユーザがマ
ルチメディア・プレゼンテーションの表示と、様々なコ
ントロールの操作を行うことができるようにするプログ
ラムを作成することができる。
【0004】マルチメディア・タイトルの作成者/開発
者が直面する最も困難な問題の1つは、時間と事象の同
期化である。たとえば、開発者は音声とビデオ・プレゼ
ンテーションとを同期させ、時間の経過につれて現れた
り消えたりするイメージを提供することができなければ
ならない。多くの複雑な現実の例では、2つ以上のマル
チメディア・アイテムが、事象、「相対時間」関係(す
なわちBの前にA、Bの後にA、Bと同時にA)、およ
び「絶対時間」のうちの1つまたは複数のものに基づい
て同期することが望ましい。
【0005】時間同期を扱おうと試みている1つの製品
は、マクロメディア社の「ディレクター(Direct
or)」である。ディレクターは、フレーム・ベースの
メタファについて時間を指定する。ディレクターではス
コアを使用して、ムービー(またはタイトル)内でいつ
事象を発生させるかを指定する。スコアは、アニメーシ
ョンのセルと、音声またはビデオの再生を開始する標識
とを保持する一連のフレームである。ディレクターでは
事象が線形に指定される。フレームは、手動で前のフレ
ームに戻るようにソフトウェア・コードが作成されてい
ない限り、順序正しく順序づけられる。フレームは、次
々に順次に現れる。たとえばアニメーションを作成する
には、開発者はアニメーション内の各セルをスコア内の
フレームと手動で関連づけなければならない。ものごと
を相対的に発生させる便利な方法はない。2つのアニメ
ーションを同時に発生させる場合、対応するフレームを
1つずつ手動で指定しなければならない。時間ツールを
使用してビデオの再生を指定することができるが、ビデ
オの再生中は他のもの(すなわちアニメーション、他の
ビデオなど)を何も処理することができない。ラップの
ためのポイント・アンド・クリック機構がなく、ラップ
を引き起こすためのコードを作成しなければならない。
【0006】アドビ社のプレミア(Premier)と
いう他の製品は、ビデオ編集製品である。この製品に
は、クリップ(すなわちビデオ、スキャン・イメージ、
QuickTime、ムービー、音声)を操作してムー
ビーを作成するコンストラクション・ウインドウ(C
W)と呼ばれる機能がある。CWはチャネルとタイムラ
インとタイムライ上の目盛りのスケールを調整する時間
単位セレクタとを有する。いくつかのビデオおよびイメ
ージをチャネルに入れ、手動で(すなわちドラッグし
て)絶対時間および他のいくつかの媒体と位置合わせす
る。相対時間または事象時間という概念はなく、位置合
わせ支援同時発生ツールもない。ムービーの作成のため
のラップという概念はない。
【0007】最後に、アイコン・オーサー(IconA
uthor(IA))は、時間ベースの媒体、論理、デ
ータベースなどを含むアプリケーションの作成を可能に
するマルチメディア・オーサリング・ツールである。I
Aはフローチャートのメタファを使用してアプリケーシ
ョンを指定する。媒体の再生、データベース・アクセ
ス、比較、割当てなどを表すアイコンをパレットから取
り出して、フローチャートに結びつける。そうすると、
アプリケーション内の処理が、フローチャートに定義さ
れた階層構造を流れる。処理を視覚的に同期させるエデ
ィタはない。同期化は、検査論理と、事象に応答する対
応論理とによって行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、事象時
間、相対時間、および絶対時間に関してマルチメディア
部品の同期化を簡単に視覚的に実現する方法が必要であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する本発
明は、従来のマルチメディア・エディタに付随する問題
を実質的に解消する、マルチメディア・アプリケーショ
ン開発シーケンス・エディタのための方法およびシステ
ムを含む。本発明によって、開発者は事象の各部品を使
いやすいグラフィカル・インタフェースと同期させるこ
とができる。
【0010】本発明の一態様によると、複数の媒体部品
を含むマルチメディア事象をコンピュータ・システム上
で同期化する方法が提供される。部品のうちの少なくと
も1つを絶対時間枠を基準にして同期させることができ
る。部品のうちの少なくとも1つを相対時間枠を基準に
して同期させることができ、部品の少なくとも1つを事
象時間枠を基準にして同期させることができる。ユーザ
・インタフェースは、部品の視覚的な配置を可能にし、
絶対時間枠の調整のための視覚的タイムラインを備え
る。
【0011】部品の少なくとも1つを、部品のうちの他
の少なくとも1つの部品に関する指定された時間オカレ
ンスを基準にして同期させることができる。さらに、部
品の少なくとも1つを事象時間枠を基準にして同期させ
る機能は、調整可能リストから事象を選択し、その事象
を形成する少なくとも1つの部品を指定し、その事象の
起動時にその部品を表示する機能を備えることができ
る。
【0012】開発者は、事象の前に少なくとも1つの部
品を指定することによって、複数の部品をブルペンに入
れることができる。部品を同期させるために、各部品を
ブルペンからグラフィカル・インタフェースのサムネイ
ル領域にドラッグし、ドロップする。
【0013】本発明と本発明のその他の利点を十分に理
解することができるように、添付図面を参照しながら以
下に詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】まず図1を参照すると、その内部
で本発明が動作するタイプのシステムの一般的アーキテ
クチャ18が示されている。アーキテクチャ18は、以
下に示す構成要素の少なくともいくつか(および場合に
よってはその他の追加構成要素)を含む様々な構成要素
を相互接続する役割を果たすメイン・バス12を含む。
すなわち、CPU 14、浮動小数点ユニット16、バ
ス・コントローラ28、ビデオRAM22、ダイナミッ
クRAM24、スタティックRAM26、ディジタル信
号プロセッサ29、内部ハード・ディスク30、(たと
えばSCSIポート34を介して接続された)外部記憶
装置32、(たとえばイーサネット・ネットワーク38
で通信し、SCSIポート34を介して接続された)外
部ネットワーク装置36、表示装置40(CRTな
ど)、プリンタ42、キーボード46、およびポインテ
ィング・デバイス48(マウス、トラック・ボールな
ど)などの構成要素である。実働コンピュータ・システ
ムにおけるこれらの各構成要素の相互接続と機能は、当
技術分野で周知である。しかし、以下では特定の構成要
素の機能と意味について適宜詳述する。
【0015】以下の説明では、本発明について、オブジ
ェクト指向ソフトウェア設計と一般に呼ばれるソフトウ
ェア・プログラミング環境(アップル・コンピューター
のScriptXなど)を用いて説明するが、本発明の
機能はそのような環境には限定されないことがわかるで
あろう。しかし、本発明のプログラムが動作する1つの
可能な環境の補助として、オブジェクト指向プログラミ
ング環境の特定の該当する詳細を説明する。
【0016】オブジェクト指向プログラミング言語で
は、言語の基本データ構造体はオブジェクトであり、オ
ブジェクトはデータとアクションの両方の指定を含むプ
ログラミング要素である。データは、オブジェクト内に
含まれるインスタンス変数と呼ばれるローカル変数で指
定される。アクション、すなわちメソッドは、これらの
変数に対して作用するサブプログラムである。メソッド
は、1つのオブジェクトからそのオブジェクト自体また
は他のオブジェクトに送られるメッセージによって呼び
出される。
【0017】クラスとインスタンスという2つの基本オ
ブジェクト構成体がある。「クラス」は変数とメソッド
の組であり、オブジェクト・タイプのテンプレートと考
えることができる。「インスタンス(またはオブジェク
ト)」は、クラスを特定のランタイム・インスタンスに
したものである。オブジェクトには、そのクラスに定義
されている変数を格納することができる。各インスタン
スは、それらの変数のそのインスタンス独自のバージョ
ンを有する。オブジェクトにメッセージが送られると、
オブジェクトはそのオブジェクトのクラスに定義されて
いるメソッドを調べてメッセージをどのように実行する
かを決定する。
【0018】クラスはクラス階層の形で定義される。ク
ラスは、階層内のスーパー・クラスと呼ばれるより高い
クラスからすべての変数とメソッドを継承する。継承す
るクラスをスーパー・クラスのサブクラスまたは子クラ
スと呼ぶ。継承クラスは、スーパー・クラスから継承さ
れた変数およびメソッドを、継承クラス内に定義されて
いるかのように使用することができる。サブクラスに複
数のスーパー・クラスがある場合は、各スーパー・クラ
スからすべての変数およびメソッドが継承される。これ
をしばしば複数継承と呼ぶ。
【0019】クラス内に定義することができる変数は2
種類ある。第1のタイプは、クラス変数であり、その記
憶は定義するクラスのすべてのインスタンスによって共
有される。クラス変数は一般にクラスとインスタンスの
間の調整に使用される。第2のタイプは、インスタンス
変数であり、特定の各インスタンスに固有の変数であ
る。各インスタンスの各インスタンス変数に別々の記憶
域が割り振られる。
【0020】メソッドによって、オブジェクトにメッセ
ージが送られたときに実行されるアクションが指定され
る。メッセージがオブジェクトに送られると、メッセー
ジ名がそのオブジェクトのために定義されているメソッ
ド名と照合される。実際に実行されるメソッドは、その
オブジェクトのクラス階層の最下層に定義されているメ
ッセージと同じ名前を持つメソッドである。
【0021】メッセージはパラメータを持つことができ
る。メッセージが送られると、そのメッセージのメソッ
ドを探し出す前に実際のすべてのパラメータが完全に評
価される。メソッドはメッセージ内の実際のパラメータ
に対応する仮パラメータと、一時変数とを有する。一時
変数は、メッセージを実行するときに作成することがで
き、メソッドが実行されている間、そのメソッドの範囲
内でのみ使用可能である。
【0022】プログラムは、オブジェクトにメッセージ
をおくることによって実行され、そのオブジェクトがオ
ブジェクトのクラス内またはクラス階層内のメソッドを
呼び出す。多くの場合、メソッドは他のオブジェクトに
メッセージを送り、他のメソッドを呼び出す。一般に、
各メソッドは送り側に結果を返す。多くの言語、特にオ
ブジェクト指向言語の中心には、メッセージの解釈と評
価を行い、メソッドが他のメソッドを呼び出す場合に返
す場所を追跡するプログラム・セグメントがある。
【0023】オブジェクト指向プログラミング環境は、
多くのプログラム言語を使用して実現することができ
る。オブジェクト指向環境の一般的な例としては、C+
+環境、Smalltalk環境、およびScript
X環境がある。
【0024】本発明を使用するソフトウェア・プログラ
ム・コードは、典型的には内部ハード・ディスク30な
どのメモリに記憶され、そこから開発者がコードにアク
セスすることができる。配布のために、このソフトウェ
ア・プログラム・コードは、データ処理システムと共に
使用するようにディスケットまたはCD−ROMなどの
様々な周知の媒体のいずれかの媒体上に実現すること
も、そのような他のシステムのユーザが使用するように
何らかのタイプのネットワークで他のコンピュータ・シ
ステムに配布することもできる。ソフトウェア・コード
を媒体上に実現したりソフトウェア・コードを配布した
りするこのような技法および方法は公知であり、本明細
書では詳述しない。
【0025】以下に、本発明について例を示し、図2な
いし図17を参照しながら説明する。前述のように、マ
ルチメディアを組み込んだアプリケーションの作成者が
直面する最も困難な問題の1つは、時間と事象の同期化
の問題である。その一例は、アプリケーションが以下の
タイプの処理を必要とする場合である。1)押しボタン
を押すとアニメーションが再生される、2)アニメーシ
ョンの進行中に1つの音声も再生する、3)アニメーシ
ョンと音声の同時終了時に、ビデオが再生され、その後
半が前半の2倍の速度で再生される、4)前記1〜3と
は独立して、押しボタンを押した10秒後にイメージが
現れ、画面を横切って移動しながら20秒間継続して表
示された後、消える、5)ビデオが開始してすぐに終了
押しボタンが表示画面上に現れる。
【0026】図16を参照すると、このタイプの処理を
必要とする現実の世界の一例は、自動車サービス・セン
ターの研修生向けのコンピュータ・ベースのトレーニン
グ・アプリケーション(マルチメディア・タイトル30
0)である。研修生はコンピュータ上の任意の部品であ
る押しボタン302をクリックして、前もって選択した
自動車部品の組立方法に関する情報を表示する。任意の
事象、すなわち押しボタンのクリックによって、互いに
接続された自動車部品のサブコンポーネントを示して研
修生が構成部品がどのように組み立てられるかを学習す
るようになっているアニメーション部品シーケンス30
6から始まる時間同期化された処理304のシーケンス
がトリガされる。このアニメーションと同時に実行され
る音声再生機能(音声部品308)は、組立工程が行わ
れる様子の口頭説明である。このアニメーションと音声
が完了すると、全体像を示すためと研修生の背景知識を
完全にするために組立て済み自動車部品の360度の外
観を示すビデオ(ビデオ部品310)が再生される。時
間上の制約により、ビデオの後半は前半の2倍の速度で
再生される。上記の処理とは独立して、イメージ(イメ
ージ部品312)がアニメーションの再生に入って10
秒間表示され、ムービーが20秒間画面を横切る。この
イメージは研修生を励ます歓迎メッセージである。やは
り上記の処理とは独立して、ビデオの再生後すぐに、画
面の最下部に終了押しボタン(押しボタン部品314)
が現れ、研修生は理解を深めるのにビデオは不要である
とみなした場合にビデオを終了させることができる。
【0027】前述の同期化の問題を解決するために、本
発明によるシーケンス・エディタを提供する。このシー
ケンス・エディタは、ユーザが相対時間と絶対時間と事
象時間とを使いやすい方式で相互に同期させることがで
きるようにする機構である。この解決策は、同期させる
アイテム(アニメーション、ビデオ、音声、イメージな
ど)をユーザが前もって特定し、選択していることを前
提とする。同期させるこれらのタイプのアイテムを選択
することができるようにするいくつかのツールがあり、
詳しい説明は不要である。
【0028】同期させるためのシーケンス・エディタ手
法は事象から始まる。事象は予測不能であり、ランダム
に発生することが多い。事象はユーザ対話またはその他
の非同期活動によって発生させることができる。事象の
例としては、押しボタンのクリック、ビデオ再生の完
了、ある絶対時間への到達、エラー条件の発生がある。
事象は、プログラム作成者によって定義され、何らかの
物の何らかの発生の通知である。シーケンス・エディタ
は、その時間ベースの指定を事象によって編成する。言
い換えると、ユーザは時間ベースの処理のシーケンスを
開始する事象を指定する。以下の例では、事象は押しボ
タンのクリック(選択)であり、時間ベースの処理はア
ニメーションと媒体関連の再生である。
【0029】次に図2を参照すると、シーケンス・エデ
ィタ画面60が示されている。タイトル・バー62のす
ぐ下にツールバー64がある。ツールバー64には、同
時開始ツール66、同時終了ツール68、同時発生ツー
ル70、および接合ツール72を含む複数の便宜ツール
がある。
【0030】同時開始ツール66を使用すると、後述す
るようにして選択した部品を正確に同時に開始させるこ
とができる。同様に、同時終了ツール68を使用する
と、部品を正確に同時に終了させることができる。同時
発生ツール70によって、部品を正確に同時に開始さ
せ、終了させることができ、接合ツール72によって1
つの部品を他の部品の終了時にただちに開始させること
ができる。これらのツールの使用法については、以下で
詳述する。ツールバー64の下には、部品スタータ74
と事象スタータ76がある。スクロール矢印78および
80をそれぞれクリックすることによって、適切な任意
の部品と適切な任意の事象を選択するためのドロップ・
ダウン・ボックスが表示される。
【0031】部品スタータおよび事象スタータ74およ
び76の下に、ズーマ82とタイムライン84がある。
ズーマ82によってタイムライン84上の各目盛り間隔
の時間値を設定することができる。スライダ86を移動
させることによって、目盛り間隔設定値を選択すること
ができる。図2に示すように、この目盛り間隔設定値は
0.5秒である。したがって、タイムライン84の各目
盛り間隔は0.5秒を表す。
【0032】ズーマ82のすぐ下には、開発者が使用す
るための複数の調整可能なドラッグ・アンド・ドロップ
・ツールがある。再生スペーサ88によって、開発者は
時間ベースの媒体部品(すなわち処理)を再生する時間
の長さを示すことができる。隠蔽スペーサ90を使用し
て、普通なら表示されることになる部品を隠す。移動ス
ペーサ92は、再生または表示を続けながらオブジェク
トを経路に従って移動させる。速度スペーサ96は、ス
ペーサの時間の長さの間、媒体が再生される速度を変更
する。
【0033】ズーマ82の下には時間事象指定機能もあ
る。時間事象指定機能98は、以下で詳述するように、
特定の時点で発生させる事象を指定する。定期的時間事
象指定機能94は、特定の時点とその後間隔を置いて発
生させる事象を指定する。
【0034】ブルペン100は、前もって選択されてい
る場面上の部品の準備場所として使用される。シーケン
ス・エディタ画面60に示すように、ブルペン100に
は場面1の部品が格納されている。
【0035】タイムライン84の下には、複数の表示可
能チャネル102、104、106、108、および1
10がある。各表示可能チャネル102〜110には、
サムネイル領域112、114、116、118、およ
び120が対応している。サムネイル領域は、シーケン
ス・エディタによって同期化する部品を配置するために
使用される。表示可能チャネルは、該当するサムネイル
領域内の部品が表示または再生される期間を指定するた
めに使用される。
【0036】上記のように、残りの図3ないし図17を
使用して、アプリケーション開発者が作成するマルチメ
ディア・アプリケーションの現実の例について説明す
る。この例は、押しボタンを押してアニメーション(自
動車部品のサブコンポーネントを互いに接続する様子を
示すアニメーション)を再生するものである。アニメー
ションの進行中、1つの音声(組立工程がどのように行
われるかという口頭説明と音楽)も再生される。このア
ニメーションと音声の終了と同時に、ビデオ(全体像を
示すためと研修生の背景知識を完全にするための完成部
品の360度の外観)が再生される。ビデオの後半は、
前半の2倍の速度で再生される。それとは独立して、押
しボタンを押した後10秒後にイメージが現れ、そのま
ま表示され続けて20秒間画面を横切って移動した後、
消える(歓迎メッセージ)。ビデオの開始後まもなく、
表示画面上に終了ボタンが表示される(研修生が不要と
みなした場合にビデオを終了させることができるように
する)。
【0037】図3を参照すると、開発者はズーマ82を
2秒間の間隔を設定している。したがって、タイムライ
ン84上の各目盛りマークは2秒を示し、それより大き
な各目盛りマーク120は10秒を、最も大きな各目盛
りマーク122は20秒を示すことになる。また開発者
は、ブルペン100からアニメーション部品124をド
ラッグし、サムネイル領域112にドロップしている。
アニメーション部品124をサムネイル領域112に入
れると、表示可能チャネル102(図2参照)が表示ブ
ロック103に変更され、アニメーション部品124を
タイムライン84の全長にわたって表示することができ
ることが示される。
【0038】図4を参照すると、再生アイコン130と
再生領域131が示すように、再生ツール88が表示ブ
ロック103にドラッグされ、ドロップされている。サ
イズ・ハンドル132をドラッグしてタイムライン84
上の100秒の目盛りマーク134の下に揃えることに
よって、アニメーション再生機能が押しボタンをクリッ
クした瞬間から100秒の絶対時間が経過するまで再生
されることがわかる。
【0039】図5を参照すると、ブルペン100から音
声再生機能部品140がドラッグされ、サムネイル領域
114にドロップされている。アニメーション再生機能
124を参照しながら前述したように、音声再生機能1
40をサムネイル領域114にドロップすると、表示可
能ブロック105が表示可能チャネル104(図2)に
入れられる。表示可能ブロック105は、タイムライン
84の全長にわたって延びている。非可視タイム・ベー
ス媒体部品(すなわち音声)の場合、表示可能とはその
部品が再生可能であることを意味する。
【0040】図6を参照すると、再生アイコン142と
再生領域143が示すように、再生ツール88が表示可
能ブロック105にドラッグされ、ドロップされてい
る。1つの音声は有限期間のあいだ再生されるため、音
声再生機能部品140は約30秒間の概算存続期間を有
することがわかる。以下で詳述するように、この例では
音声をアニメーションと終始同時に発生させることを意
図している。本発明はそのような同期化をいくつかの単
純なステップによって可能にする。
【0041】図7を参照すると、ブルペン100からビ
デオ再生機能部品150がドラッグされ、サムネイル領
域116にドロップされている。前と同様に、表示可能
チャネル106(図2)が、タイムライン84全長にわ
たって表示ブロック107を示すように変更されてい
る。再生アイコン152と再生領域153が示すよう
に、再生ツール88が表示ブロック107(図8)にド
ラッグされ、ドロップされている。音声再生機能部品1
40の音声部分の場合のように、ビデオ再生機能部品は
有限の長さを有し、したがって再生領域153として図
示されている指定された時間のあいだ再生される。
【0042】図9を参照すると、開発者はブルペン10
0からイメージ1部品160を選択してサムネイル領域
118にドロップしている。表示可能チャネル108が
タイムライン84全長にわたって表示ブロック109に
変更される。
【0043】上記の現実の例で述べたように、アニメー
ションと音声が同時に開始し、停止した。本発明を使用
することによって、開発者はこれが簡単に行われるよう
にすることができる。図10を参照すると、まずアニメ
ーション再生機能の再生領域131を選択し、次に音声
再生機能の再生領域143を選択し、次に同時発生ツー
ル70を選択することによって、アニメーション再生機
能部品と音声再生機能部品とが同時に開始し、停止す
る。音声の長さは約30秒しかなかったため、音声はア
ニメーションの100秒間の長さに達するまで繰り返し
再生されなければならないのは明らかである。
【0044】同様に、図11を参照すると、アニメーシ
ョンが終了すると直ちにビデオが開始されることになっ
ている。したがって、開発者はまずアニメーション再生
機能再生領域131を選択し、次にビデオ再生機能再生
領域153を選択し、最後に接合ツール72を選択す
る。このようにすることによって、開発者は簡単かつ迅
速に、アニメーションの終結と同時にビデオが開始され
るようにしたことになる。
【0045】前述の同時発生ツールの使用には、本発明
の重要な実施態様が含まれる。これらのツールによっ
て、1)絶対時間、2)相対時間、および3)事象駆動
時間の3つのタイプの時間位置合わせの自動実現が可能
になる。背景知識として、絶対時間(aT)、相対時間
(rT)、および事象駆動時間(eT)について詳述す
ればわかりやすいであろう。絶対時間(aT)とは、固
定した始点を有する時間である。絶対時間は最初はいず
れかの相対時間(rT)またはいずれかの事象駆動時点
(eT)からのオフセットとして指定することができる
が、aTは本明細書ではタイムライン上の目盛りマーク
を基準にして明示的に指定する。特定の時間シーケンス
を仮定すれば、aTは他の部品とは独立して宣言され
る。相対時間(rT)は他の何らかの1つの部品(また
は複数の部品)を基準とした始点(または終点あるいは
その両方)を有する時間である。相対時間(rT)は、
他の何らかのオカレンスの開始または終了を基準として
明示的に指定され、その特定の値は未知であるかまたは
宣言されない。事象駆動時間(eT)は、何らかの事象
のオカレンスによって定義される始点を有し、その事象
は時間と何らかの関係を有していてもいなくてもよい。
事象は押しボタンの選択によるユーザ対話またはエラー
条件の場合がある。無限の数の事象タイプがある。eT
と同期させる部品の指定の後に、その時間が発生する時
点を判断することはできない。その時間はその事象が発
生したときに発生する。本明細書では、「適切な部品動
作を開始する」とは、部品を時間ベースの媒体部品のタ
イプにとって適切な仕方で、たとえば表示または再生さ
せることを意味する。適切な部品動作は、開発者が希望
する任意の動作を含むことができるものと理解された
い。
【0046】rTを本明細書の例に戻すと、同時発生ツ
ールを使用した音声とアニメーションの同期は、アニメ
ーションを基準にした音声の開始rTと終了rTの両方
の指定の実現である。接合ツールを使用したビデオとア
ニメーションの同期は、アニメーションの終了時間を基
準としたビデオの開始rTの指定の実現である。
【0047】aTを本明細書の例に戻すと、タイムライ
ン上の30秒の絶対時間マークでのイメージの消去の同
期は、タイムライン上の絶対時間を基準としたイメージ
消去の開始aTの指定の実現である。この指定は、隠蔽
ブロック開始時間を30秒の目盛りマークに明示的にド
ラッグすることによって実現される。
【0048】eTを本明細書の例に戻すと、時間ベース
の処理のシーケンス全体の開始は、部品スタータ・ドロ
ップ・ダウン・リストおよび事象スタータ・ドロップ・
ダウン・リストによって指定された、押しボタン部品の
クリックされた事象の選択という未知の時間に始まる。
【0049】次に図12を参照すると、さらにイメージ
1部品160を同期させる必要がある。この例では、イ
メージ1部品160はアニメーションの開始から10秒
後に現れ、画面を横切って移動しながら20秒間表示さ
れた状態を維持してから消える必要がある。したがっ
て、隠蔽アイコン180と隠蔽領域181によって示さ
れているように、開発者は隠蔽スペーサ90をドラッグ
して表示ブロック109にドロップする。便宜上、図の
例は10秒という所定の値の隠蔽領域幅を有する。した
がって、隠蔽アイコン180によって、イメージ1部品
160はアニメーションの開始後必要な10秒間、隠蔽
されることになる。隠蔽アイコン182によって示され
ているように、開発者は次に他の隠蔽スペーサ90をグ
ラブして表示ブロック109上にドロップする。次に、
サイズ・ハンドル184をグラブし、ラップ・コラル1
86までドラッグすることによって、隠蔽領域183が
示すように、イメージ1部品160は20秒間表示され
た後で消え、再表示されないようになる。本発明ではラ
ップ・コラルは無限大とみなすことができる。ラップ・
コラルを使用することによって、開発者は表示ブロック
または再生ブロックの終了時間を「フック」することが
でき、したがってそのブロックを無限大まで継続させる
ことができる。
【0050】さらに、続けて上記の例を使用すると、研
修生に対する歓迎メッセージであるイメージを、表示さ
れている20秒の間左から右に画面を横切って直線に移
動させる必要がある。これを行うために、アイコン21
0と領域211(図14)が示すように、開発者はツー
ルのパレットから移動スペーサ92を選択し、表示可能
ブロック109上にドロップすることになる。この時、
表示可能ブロック109(図12)は、10秒の絶対時
間から30秒の絶対時間までの領域211として示され
ている。当然、このシーケンスはクリックされた事象の
事象時間を基準としている。移動スペーサ領域211の
開始(左縁)を10秒の絶対時間にドラッグする。移動
スペーサ領域211(サイズ・ハンドル)の終了時間
(右縁)を30秒の絶対時間までドラッグする。これで
この移動スペーサ領域211は、その時間の進行中(す
なわちaT10からaT30まで)、このイメージが表
示されるだけでなく、何らかの経路に従って移動するこ
とを示している。アニメーションおよびコンピュータ・
グラフィックスの技術分野の知識を有する者には、この
ような経路を定義する多くの周知の機構がある。たとえ
ばマクロメディア社の「ディレクター」の場合は、その
手引き書の113ページと114ページで、そのツール
のユーザがイメージの移動の経路を指定することができ
る指定技法について説明している。本明細書には移動指
定技法における新規性の請求項はない。その結果とし
て、移動スペーサ・アイコンをイメージの表示可能ブロ
ック上に配置した後はそのアイコンを「ダブル・クリッ
クする」ことによって、ユーザは画面上を横切って移動
するイメージの移動経路を指定することができるものと
みなす。本発明における独自性は、いったん経路を指定
した後は、本発明のシーケンス・エディタが、移動スペ
ーサが占有している時間の長さと画面を横切る移動とを
同期させる使いやすい機構を提供していることである。
【0051】図13を参照すると、指定機能アイコン1
90が示すように、開発者は時間事象指定機能98をビ
デオ再生領域153にドラッグし、ドロップする。次
に、その上に時間事象指定機能アイコン190(任意の
固有事象)を正しく配置することによって、開発者は所
望の時間に別の固有事象をトリガすることができる。次
にこの固有事象は、別のシーケンスを発生させるか、ま
たはこの現実の例のように他の何らかの処理に押しボタ
ンを表示させて、それによって希望する場合にビデオを
終了させることができるようにする。
【0052】図17を参照すると、使用されている図1
3の事象指定機能が図示されている。図16を参照しな
がら前述したように、マルチメディア・タイトル300
を作成する。開発者は、固有の任意の事象324によっ
て新しい任意のシーケンス320または新しい任意の部
品322を生成する(すなわち特定の時間に事象指定機
能に遭遇する)ことを希望している。したがって、前述
のようにして事象指定機能によって固有事象の生成が可
能になる。
【0053】上記の例に加えて、ビデオの後半を通常速
度の2倍の速度で再生させたい場合がある。これは、カ
リキュラムに課された時間要件のために必要となること
がある。これを行うために、アイコン220と領域22
2が示すように、開発者はツールのパレットから速度ス
ペーサ96(図15参照)を選択してビデオ再生領域1
53上にドロップする。通常のドラッグ技法とサイズ・
ハンドルを使用して、ビデオ再生領域153の後半を占
めるように領域222を調整する。本発明の一部ではな
いが、開発者は次に、たとえば速度スペーサ・アイコン
220をダブル・クリックすることができ、開発者に必
要な速度を問い合わせるダイアログ・ボックスが表示さ
れるようにすることもできる。これでビデオの後半が新
しい速度で再生されることになる。
【0054】したがって、本発明はマルチメディア・タ
イトル開発者のためにこれまでになかった使い易さを提
供する。開発者には、使い易いビジュアル・インタフェ
ース・タイプのアプリケーションで、同期化されたマル
チメディア・タイトルを作成するのに必要なすべてのツ
ールが与えられる。開発者に高い柔軟性を与えることが
できる絶対時間、相対時間、または事象時間あるいはそ
れらの組合せを使用して、事象と部品を同期させること
ができる。本明細書で教示されているように、シーケン
ス・エディタは、開発者が、従来利用可能であったデー
タ・フローまたはユーザ・インタフェースの視野ではな
く、マルチメディア・タイトルの時間構造の視野からマ
ルチメディア・タイトルを見ることができるようにす
る。
【0055】本発明について本発明の特定の好ましい実
施例に関して説明したが、当業者なら様々な変更および
修正が思いつくであろうし、本発明はそのような変更お
よび修正も特許請求の範囲に入るものとして含むことを
意図している。
【0056】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0057】(1)コンピュータ・システム上で複数の
部品から成るマルチメディア・タイトルを同期させる方
法であって、部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を
基準にして同期させるステップと、部品のうちの少なく
とも1つを相対時間を基準にして同期させるステップ
と、部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準にし
て同期させるステップとを含む方法。 (2)その時間構造によって部品の一覧関係視覚レイア
ウトを可能にするユーザ・インタフェースを提供するス
テップをさらに含む、上記(1)に記載の方法。 (3)部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準に
して同期させるステップが、前記絶対時間の調整のため
の視覚タイムラインを提供するステップをさらに含むこ
とを特徴とする、上記(1)に記載の方法。 (4)前記絶対時間の調整のための視覚タイムラインを
提供する前記ステップが、前記タイムラインに沿った時
間間隔を表す目盛りマークを提供するステップをさらに
含むことを特徴とする、上記(3)に記載の方法。 (5)前記タイムラインに沿って時間間隔を表す目盛り
マークを提供する前記ステップが、前記目盛りマークを
任意選択で調整して前記時間間隔に変化をもたらすステ
ップをさらに含むことを特徴とする、上記(4)に記載
の方法。 (6)部品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準に
して同期させるステップが、部品のうちの少なくとも1
つを部品のうちの他の少なくとも1つに関する指定され
た時間オカレンスを基準として同期させるステップをさ
らに含むことを特徴とする、上記(1)に記載の方法。 (7)部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準に
して同期させるステップが、部品のうちの少なくとも1
つを選択するステップと、調整可能リストから部品のう
ちの前記少なくとも1つにとって適切な事象を選択する
ステップと、前記事象のオカレンス時に部品のうちの前
記少なくとも1つの部品の適切な時間ベースの処理動作
の開始を指定するステップとをさらに含むことを特徴と
する、上記(1)に記載の方法。 (8)部品のうちの前記少なくとも1つをブルペン内に
準備するステップをさらに含む、上記(7)に記載の方
法。 (9)部品のうちの前記少なくとも1つをサムネイル領
域上にドロップするステップをさらに含む、上記(7)
に記載の方法。 (10)コンピュータ上で複数の部品から成るマルチメ
ディア・タイトルを同期させるシステムであって、部品
のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準にして同期さ
せる手段と、部品のうちの少なくとも1つを相対時間を
基準にして同期させる手段と、部品のうちの少なくとも
1つを事象時間を基準にして同期させる手段とを含むシ
ステム。 (11)その時間構造によって部品の一覧関係視覚レイ
アウトを可能にするユーザ・インタフェースを提供する
手段をさらに含む、上記(10)に記載のシステム。 (12)部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準
にして同期させる前記手段が、前記絶対時間の調整のた
めの視覚タイムラインを提供する手段をさらに含むこと
を特徴とする、上記(10)に記載のシステム。 (13)前記絶対時間の調整のための視覚タイムライン
を提供する前記手段が、前記タイムラインに沿った時間
間隔を表す目盛りマークを提供する手段をさらに含むこ
とを特徴とする、上記(12)に記載のシステム。 (14)前記タイムラインに沿って時間間隔を表す目盛
りマークを提供する前記手段が、前記目盛りマークを任
意選択で調整して前記時間間隔に変化をもたらす手段を
さらに含むことを特徴とする、上記(13)に記載のシ
ステム。 (15)部品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準
にして同期させる前記手段が、部品のうちの少なくとも
1つを部品のうちの他の少なくとも1つに関する指定さ
れた時間オカレンスを基準として同期させる手段をさら
に含むことを特徴とする、上記(10)に記載のシステ
ム。 (16)部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準
にして同期させる前記手段が、部品のうちの少なくとも
1つを選択する手段と、調整可能リストから部品のうち
の前記少なくとも1つにとって適切な事象を選択する手
段と、前記事象のオカレンス時に部品のうちの前記少な
くとも1つの部品の適切な時間ベースの処理動作の開始
を指定する手段とをさらに含むことを特徴とする、上記
(10)に記載のシステム。 (17)部品のうちの前記少なくとも1つをブルペン内
に準備する手段をさらに含む、上記(16)に記載のシ
ステム。 (18)部品のうちの前記少なくとも1つをサムネイル
領域上にドロップする手段をさらに含む、上記(16)
に記載のシステム。 (19)複数の部品を含むマルチメディア・タイトルを
同期させるコンピュータ可読媒体上に記録されたコンピ
ュータ・プログラム製品であって、部品のうちの少なく
とも1つを絶対時間を基準にして同期させる手段と、部
品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準にして同期
させる手段と、部品のうちの少なくとも1つを事象時間
を基準にして同期させる手段とを含む製品。 (20)その時間構造によって部品の一覧関係視覚レイ
アウトを可能にするユーザ・インタフェースを提供する
手段をさらに含む、上記(19)に記載のコンピュータ
・プログラム製品。 (21)部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準
にして同期させる前記手段が、前記絶対時間の調整のた
めの視覚タイムラインを提供する手段をさらに含むこと
を特徴とする、上記(19)に記載のコンピュータ・プ
ログラム製品。 (22)前記絶対時間の調整のための視覚タイムライン
を提供する前記手段が、前記タイムラインに沿った時間
間隔を表す目盛りマークを提供する手段をさらに含むこ
とを特徴とする、上記(21)に記載のコンピュータ・
プログラム製品。 (23)前記タイムラインに沿って時間間隔を表す目盛
りマークを提供する前記手段が、前記目盛りマークを任
意選択で調整して前記時間間隔に変化をもたらす手段を
さらに含むことを特徴とする、上記(22)に記載のコ
ンピュータ・プログラム製品。 (24)部品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準
にして同期させる前記手段が、部品のうちの少なくとも
1つを部品のうちの他の少なくとも1つに関する指定さ
れた時間オカレンスを基準として同期させる手段をさら
に含むことを特徴とする、上記(19)に記載のコンピ
ュータ・プログラム製品。 (25)部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準
にして同期させる前記手段が、部品のうちの少なくとも
1つを選択する手段と、調整可能リストから部品のうち
の前記少なくとも1つにとって適切な事象を選択する手
段と、前記事象のオカレンス時に部品のうちの前記少な
くとも1つの部品の適切な時間ベースの処理動作の開始
を指定する手段とをさらに含むことを特徴とする、上記
(19)に記載のコンピュータ・プログラム製品。 (26)部品のうちの前記少なくとも1つをブルペン内
に準備する手段をさらに含む、上記(25)に記載のコ
ンピュータ・プログラム製品。 (27)部品のうちの前記少なくとも1つをサムネイル
領域上にドロップする手段をさらに含む、上記(25)
に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【図面の簡単な説明】
【図1】その中で本発明が動作することができるコンピ
ュータ・システムの一般的コンピュータ・アーキテクチ
ャを示す図である。
【図2】本発明によるシーケンス・エディタを示す図で
ある。
【図3】チャネル内に部品を配置した様子を示す図であ
る。
【図4】再生ツールを示す図である。
【図5】音声再生機能部品を配置した様子を示す図であ
る。
【図6】音声再生機能部品と共に再生ツールを示す図で
ある。
【図7】ビデオ再生機能部品を配置した様子を示す図で
ある。
【図8】ビデオ再生機能部品と共に再生ツールを配置し
た様子を示す図である。
【図9】イメージ部品を配置した様子を示す図である。
【図10】同時発生ツールの使用を示す図である。
【図11】接合ツールの使用を示す図である。
【図12】隠蔽スペーサを示す図である。
【図13】時間事象指定機能を配置した様子を示す図で
ある。
【図14】移動スペーサの使用を示す図である。
【図15】レート・スペーサの使用を示す図である。
【図16】マルチメディア・タイトルを示す略図であ
る。
【図17】マルチメディア・タイトルと事象指定機能の
使用とを示す略図である。
【符号の説明】
60 シーケンス・エディタ画面 62 タイトル・バー 64 ツールバー 66 同時開始ツール 68 同時終了ツール 70 同時発生ツール 72 接合ツール 74 部品スタータ 76 事象スタータ 82 ズーマ 84 タイムライン 88 再生スペーサ 90 隠蔽スペーサ 92 移動スペーサ 96 速度スペーサ 98 時間事象指定機能 100 ブルペン 102 表示可能チャネル 103 表示ブロック 112 サムネイル領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット・エム・コンソラッティ アメリカ合衆国27603 ノースカロライナ 州ローリー ポールズ・ペニー・レーン 2205 (72)発明者 ランディ・ピー・エックホフ アメリカ合衆国27502 ノースカロライナ 州エイペクス アビー・ノル・ドライブ 2012 (72)発明者 ブラッドリー・エス・ハンクス アメリカ合衆国27513 ノースカロライナ 州ケアリー ハンツムーア・レーン 105 (72)発明者 キャロル・エイ・ジョーンズ アメリカ合衆国27608 ノースカロライナ 州ローリー メドウェイ・ドライブ 2442 (72)発明者 デニス・ディー・キング アメリカ合衆国27511 ノースカロライナ 州ケアリー セント・レンビル・ドライブ 105 (72)発明者 クリストファー・ジェイ・ポール アメリカ合衆国27707 ノースカロライナ 州ダラムジェイ・ホープ・バレー・ロード 4659

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ・システム上で複数の部品か
    ら成るマルチメディア・タイトルを同期させる方法であ
    って、 部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準にして同
    期させるステップと、 部品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準にして同
    期させるステップと、 部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準にして同
    期させるステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】その時間構造によって部品の一覧関係視覚
    レイアウトを可能にするユーザ・インタフェースを提供
    するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を
    基準にして同期させるステップが、 前記絶対時間の調整のための視覚タイムラインを提供す
    るステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】前記絶対時間の調整のための視覚タイムラ
    インを提供する前記ステップが、 前記タイムラインに沿った時間間隔を表す目盛りマーク
    を提供するステップをさらに含むことを特徴とする、請
    求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記タイムラインに沿って時間間隔を表す
    目盛りマークを提供する前記ステップが、 前記目盛りマークを任意選択で調整して前記時間間隔に
    変化をもたらすステップをさらに含むことを特徴とす
    る、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】部品のうちの少なくとも1つを相対時間を
    基準にして同期させるステップが、 部品のうちの少なくとも1つを部品のうちの他の少なく
    とも1つに関する指定された時間オカレンスを基準とし
    て同期させるステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】部品のうちの少なくとも1つを事象時間を
    基準にして同期させるステップが、 部品のうちの少なくとも1つを選択するステップと、 調整可能リストから部品のうちの前記少なくとも1つに
    とって適切な事象を選択するステップと、 前記事象のオカレンス時に部品のうちの前記少なくとも
    1つの部品の適切な時間ベースの処理動作の開始を指定
    するステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  8. 【請求項8】部品のうちの前記少なくとも1つをブルペ
    ン内に準備するステップをさらに含む、請求項7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】部品のうちの前記少なくとも1つをサムネ
    イル領域上にドロップするステップをさらに含む、請求
    項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】コンピュータ上で複数の部品から成るマ
    ルチメディア・タイトルを同期させるシステムであっ
    て、 部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準にして同
    期させる手段と、 部品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準にして同
    期させる手段と、 部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準にして同
    期させる手段とを含むシステム。
  11. 【請求項11】その時間構造によって部品の一覧関係視
    覚レイアウトを可能にするユーザ・インタフェースを提
    供する手段をさらに含む、請求項10に記載のシステ
    ム。
  12. 【請求項12】部品のうちの少なくとも1つを絶対時間
    を基準にして同期させる前記手段が、 前記絶対時間の調整のための視覚タイムラインを提供す
    る手段をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記
    載のシステム。
  13. 【請求項13】前記絶対時間の調整のための視覚タイム
    ラインを提供する前記手段が、 前記タイムラインに沿った時間間隔を表す目盛りマーク
    を提供する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項
    12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】前記タイムラインに沿って時間間隔を表
    す目盛りマークを提供する前記手段が、 前記目盛りマークを任意選択で調整して前記時間間隔に
    変化をもたらす手段をさらに含むことを特徴とする、請
    求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】部品のうちの少なくとも1つを相対時間
    を基準にして同期させる前記手段が、 部品のうちの少なくとも1つを部品のうちの他の少なく
    とも1つに関する指定された時間オカレンスを基準とし
    て同期させる手段をさらに含むことを特徴とする、請求
    項10に記載のシステム。
  16. 【請求項16】部品のうちの少なくとも1つを事象時間
    を基準にして同期させる前記手段が、 部品のうちの少なくとも1つを選択する手段と、 調整可能リストから部品のうちの前記少なくとも1つに
    とって適切な事象を選択する手段と、 前記事象のオカレンス時に部品のうちの前記少なくとも
    1つの部品の適切な時間ベースの処理動作の開始を指定
    する手段とをさらに含むことを特徴とする、請求項10
    に記載のシステム。
  17. 【請求項17】部品のうちの前記少なくとも1つをブル
    ペン内に準備する手段をさらに含む、請求項16に記載
    のシステム。
  18. 【請求項18】部品のうちの前記少なくとも1つをサム
    ネイル領域上にドロップする手段をさらに含む、請求項
    16に記載のシステム。
  19. 【請求項19】複数の部品を含むマルチメディア・タイ
    トルを同期させるコンピュータ可読媒体上に記録された
    コンピュータ・プログラム製品であって、 部品のうちの少なくとも1つを絶対時間を基準にして同
    期させる手段と、 部品のうちの少なくとも1つを相対時間を基準にして同
    期させる手段と、 部品のうちの少なくとも1つを事象時間を基準にして同
    期させる手段とを含む製品。
  20. 【請求項20】その時間構造によって部品の一覧関係視
    覚レイアウトを可能にするユーザ・インタフェースを提
    供する手段をさらに含む、請求項19に記載のコンピュ
    ータ・プログラム製品。
  21. 【請求項21】部品のうちの少なくとも1つを絶対時間
    を基準にして同期させる前記手段が、 前記絶対時間の調整のための視覚タイムラインを提供す
    る手段をさらに含むことを特徴とする、請求項19に記
    載のコンピュータ・プログラム製品。
  22. 【請求項22】前記絶対時間の調整のための視覚タイム
    ラインを提供する前記手段が、 前記タイムラインに沿った時間間隔を表す目盛りマーク
    を提供する手段をさらに含むことを特徴とする、請求項
    21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  23. 【請求項23】前記タイムラインに沿って時間間隔を表
    す目盛りマークを提供する前記手段が、 前記目盛りマークを任意選択で調整して前記時間間隔に
    変化をもたらす手段をさらに含むことを特徴とする、請
    求項22に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  24. 【請求項24】部品のうちの少なくとも1つを相対時間
    を基準にして同期させる前記手段が、 部品のうちの少なくとも1つを部品のうちの他の少なく
    とも1つに関する指定された時間オカレンスを基準とし
    て同期させる手段をさらに含むことを特徴とする、請求
    項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  25. 【請求項25】部品のうちの少なくとも1つを事象時間
    を基準にして同期させる前記手段が、 部品のうちの少なくとも1つを選択する手段と、 調整可能リストから部品のうちの前記少なくとも1つに
    とって適切な事象を選択する手段と、 前記事象のオカレンス時に部品のうちの前記少なくとも
    1つの部品の適切な時間ベースの処理動作の開始を指定
    する手段とをさらに含むことを特徴とする、請求項19
    に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 【請求項26】部品のうちの前記少なくとも1つをブル
    ペン内に準備する手段をさらに含む、請求項25に記載
    のコンピュータ・プログラム製品。
  27. 【請求項27】部品のうちの前記少なくとも1つをサム
    ネイル領域上にドロップする手段をさらに含む、請求項
    25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095841A1 (ja) * 2003-04-23 2004-11-04 Sharp Kabushiki Kaisha コンテンツ再生方法

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WO2004095841A1 (ja) * 2003-04-23 2004-11-04 Sharp Kabushiki Kaisha コンテンツ再生方法
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