JPH09500450A - 電気化学的測定のための方法及び装置 - Google Patents

電気化学的測定のための方法及び装置

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JPH09500450A
JPH09500450A JP7516030A JP51603095A JPH09500450A JP H09500450 A JPH09500450 A JP H09500450A JP 7516030 A JP7516030 A JP 7516030A JP 51603095 A JP51603095 A JP 51603095A JP H09500450 A JPH09500450 A JP H09500450A
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バーチ、ブライアン・ジェフリー
モーリス、ニコラス・アンドリュー
ボンナフー、バンサン
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ
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Abstract

(57)【要約】 薄層電気化学的測定装置、好ましくはキャピラリー充填装置における水溶液中の還元糖含量の電気化学的定量の方法であり、この装置の内部表面が溶解性酸化還元媒体で被覆されており、装置内にアルカリ環境を生成する手段を含有する方法である。好ましい方法では、酸化還元媒体は飽和溶液中にフェリシアン化イオンを供するフェリシアン化カリウム及び1乃至3モルの過剰量の水酸化物イオンを供する水酸化リチウムを含有する。又、本発明は参照電極及び作用電極の間に保護電極を有するキャピラリー充填装置をも与える。

Description

【発明の詳細な説明】 電気化学的測定のための方法及び装置発明の分野 本発明は電気化学的測定を行うための方法及び装置に関し、一つの観点におい ては水溶液の還元糖含量、特に、しかし適用を限定するわけではないが、農場サ イレージ酒の還元糖含量の電気化学的測定に関する。発明の背景 サイレージは冬の試料供給のためにその栄養分含量を維持するために可能な限 り特別な状況下において取り扱われ貯蔵されなければならないことがよく知られ ている。貯蔵の間、多くの化学的変化が起こるため、例えばサイレージを使用す る用意ができる時を決定するのを容易にするために、いくつかのサイレージの栄 養要素を知ることは重要である。最も重要な要素の一つは還元糖含量である。一 般に、人や動物が消費する食物及び飲物の製造及び他の生物的溶液において還元 糖含量が容易に評価可能であることが重要であるという多くの例が存在する。 サイレージサンプルを圧搾して得られた酒の、遊離砂糖含量を含めた様々な栄 養要素を決定することが可能な分析システムがすでに知られている。しかし、こ のシステムは比較的高価で複雑であり、湿式化学(wet chemistry)に依存する 。このようなシステムは英国特許GB2202637Aに開示されている。 バイオセンサーの分野では、欧州特許EP0170375Aによりキャピラリ ー充填装置(CFD)が知られている。通常の形では、これは毛管作用により液 体が引き込まれるのに十分細い隙間により分離された二つの板を含む。板の内部 表面は印刷電極を備え、例えば、スクリーン印刷によって配置された試薬層、も 又備え得る。この試薬層は特定のテストを実施するときに引き込まれる溶液によ って選択される。欧州特許0255291Aには検出される特定の糖のために特 異的な酸化酵素、例えば、液体中、例えば、血液サンプル中のブドウ糖の濃度を 測定するためにグルコース酸化酵素を含有するCFDが開示されている。そのた め、この装置は特定の糖に特異的であるため、一度にある一つの特定の糖のみを 試験し得る。 糖の還元性(例えば、フェリシアン化イオンのフェロシアン化イオンへの還元 を含む)を利用することにより溶液の糖濃度を測定することも又知られている。 そして、得られたフェロシアン化イオンは、例えば分光光度的方法、又は可能な 電気化学的方法により検出されるが、分光光度的方法が一般に好まれている(例 えば、フェロシアン化イオン系を使用したときは、溶液の黄色の減少を測定する ことによる)。従来、これはアルカリ性のpH、例えばpH9〜12において、 触媒(例えばNi2+,Co2+)の存在下で温溶液において行われる。このような 技術は通常、使用者に結果をもたらすのにおよそ30分かかる。 糖の還元性を利用した糖の定量的測定は酸性のpHにおいても又行われている 。しかし、この場合、検出される生成物は、糖の加水分解という異なる経路によ り生成される。還元糖の総量の測定は生成した還元形反応化合物の濃度(例えば 、フェロシアン化イオンの濃度)を通常は分光光度法、又は場合により電位差法 により測定することにより行われる。 従来の分光光度技術を使用した溶液の還元糖含量の測定は施設及び訓練された 実験室員を必要としてきた。又、溶液の総糖含量の測定に従来使用された方法及 び技術は、しばしば、時間がかかり労力を要した。 公知の他の糖測定技術にはパルス電流検出があり、例えば、“Triple-Pulse A mperometric detection of Carbohydrates after Chromatographic separation ”,Hughes and Johnson,Analytica Chimica Acta,149(1983),1-10に記載され ているような技術である。この技術はサンプル中の糖を直接、作用電極で酸化す ることを含有する。この技術は一般的に単糖(クロマトグラフィーのカラムから サンプルを溶出した時に分析される例のような)の検出に最も適しており、比較 的少量(ナノモルオーダー)の糖にのみ適している。又、この技術は試験装置に いくつかの異なる電位の適用を必要とし、そのためこの方法がいくつかの異なる 段階を用いて実行されることを要するという短所も持つ。この方法は又、分析実 験室において実行するのにのみ適しており、高価な装置と熟練したオペレーター の使用を必要とする。 サイレージ酒の試験だけではなく、食品及び飲物製品に関する様々な水溶液の 試験において、溶液中の特定の一つの糖の存在に依存せず、さらにとりわけ溶液 の総還元糖の測定を行う目的で、水溶液の糖含量を現場で測定する簡単な方法及 び装置を供することは非常に有利である。発明の要約 本発明は一つの面において、水溶液中の還元糖含量の測定方法を供し、アルカ リ環境下において、溶解性酸化還元媒体の存在の下、試験溶液の薄い層を形成し 、酸化還元媒体の還元生成物の量を電気化学的に測定することを含む。 酸化還元媒体は特定の糖に特異的ではなく、本発明の装置で生じる反応は非酵 素的であることを注目すべきである。しかし、酸化還元剤の存在下では、アルカ リ環境は糖の加水分解を避けるために必要である。これは、例えば媒体における 溶解性アルカリ生成物質(例えば、溶解性水酸化物)を含有させることにより達 成され得る。又、アルカリ環境を国際公開WO94/15207に開示された技 術によってもその場で発生させ得る。 本方法はCFDのような薄層電気化学的測定装置において簡便に実施される。 その装置の内面は少なくとも一つの溶解性酸化還元媒体の被覆を含有し、これは アルカリ金属の水酸化物のような溶解性アルカリ生成物質を含む。 薄層電気化学的測定装置による測定は電位差的又は電量的に実行され得、どち らの測定技術も本発明の実施に使用され得る。これらの技術は両方とも電気化学 的バイオセンサーの分野においてはよく知られており、今この点の詳細を記述す ることはしない。電位差測定技術は参照電極に関する作用電極の電位の変化を測 定するのに対し、電量分析技術は作用電極で受容する電荷又は電流を測定する。 どちらの測定技術を使用しても、測定の正確さは作用電極に対するイオンの拡 散により悪影響を受けることがわかっている。測定の正確さは作用電極に近接し た溶液の体積中に生成したイオンの計数に依存する。効果を得るためには、還元 されたイオンが作用電極において再び酸化され、放出された電子の総量が所望の 測定値となる。問題の体積の外部から還元されたイオンがその体積中に拡散し、 測定に組み込まれた場合、その測定は誤った値を与える。 従って、本発明の他の面においては、作用電極及び参照電極を内部溶液受容表 面にもつ電気化学的測定装置を供し、この装置においては、作用電極と同じ電位 に実質上維持された保護電極が、作用電極と参照電極の間に設けられる。 使用の際、保護電極は測定を行う作用電極に近接した溶液体積への還元された イオンの拡散を防ぐように作用する。そのため、本発明の第一の面に関し、酸化 還元媒体の酸化還元対の還元されたイオンが作用電極に移動する傾向にある場合 、これらのイオンは保護電極に到達した時に酸化され、保護電極は作用電極とは 異なる回路に接続され、そのためイオンが測定された電圧及び電流へ間違って加 算されるのを防いでいる。しかし、本発明の第二の面における保護電極は、本発 明の第一の面による方法においてとりわけ便利であるが、その方法に限定して用 いられるものでなく、他の方法及び応用に使用される薄層電気化学的測定に適用 し得る。 本発明の第一の面は、特に、例えば、薄層電気化学的センサーを使用した、サ イレージ酒のような水溶液中の還元糖含量の測定に関する。好ましい薄層電気化 学的センサーはキャピラリー充填装置(CFD)である。 CFDは、例えばセラミクス、ガラス又はプラスチック材料の2枚の板からな り、小さい隙間が開けられている。一枚の板の内部表面には参照電極が置かれ、 そこから離れた板の表面に作用電極がある。作用電極は比較的高い電位を保って いる。他方の板の内部表面には溶液サンプル中の試験される物質に適した試薬層 をスクリーン印刷され得る。電極上に例えば炭素のような接点パッドが設けられ 、これによって、装置を使用しているときに、電気的測定回路に接続したプロー ブが、参照電極を考慮した作用電極における電圧又は電流を検出する測定を可能 にする。このような型のCFDは例えば欧州特許EP170375Aに開示され ているように当業者に知られており、様々な目的、例えば、pH値の測定、血液 及び血漿サンプル中のグルコース含量の測定、乳酸の測定及びリン酸又は硝酸の 測定に使用されている。血液サンプル中のグルコース含量の測定において、測定 の基礎になる化学作用は、グルコースと大過剰に存在するフェリシアン化物との 反応であり、グルコースオキシダーゼにより触媒される。反応により生成したフ ェロシアン化物は計数器及び作用電極間の電流を監視することにより測定する。 上記の全ての例において、実施される検出は比較的簡単なサンプルにおける一 種の糖に関するものであり、検出される種に特異的な試薬、通常は酵素を用いる 。 これに対して、本発明はアルカリ環境下において、複数の糖を含有する水溶液 中の総還元糖含量を測定する目的で、酸化還元媒体の形の試薬を使用するもので ある。サイレージ酒を例にすると、通常グルコース及び果糖を主として含有する が、キシロースやアラビノースのような他の糖も又含有し得る。 本発明の酸化還元媒体は多くの基準を満たすことを要するが、これらの最も重 要なのは酵素系における酸化還元媒体の従来の使用から一般的によく知られてい る。CFDの場合、及び本発明の実施のために、酸化還元媒体に必要な条件とし ては、例えば、迅速に溶解すること、分析物と素早く反応すること、及びCFD における実際の使用に適した作用電極と迅速かつ可逆的な電気化学性を持つ酸化 還元対を生成すること等がある。ヘキサンルテニウムのような酸化還元媒体も使 用可能であるが、フェリシアン化イオンはそれ程高価ではなく、血液サンプルを 試験するためのCFDにおいて使用され得ることが実証されている。 本発明の好ましい実施例として、酸化還元試薬はフェリシアン化イオンであり 、好ましくは溶解したときに実質的に飽和溶液(約1モル)を生成する量で存在 し、好ましいアルカリ生成物質は水酸化リチウムであり、1乃至3モル、好まし くは約2.5モルで使用し、水酸化ナトリウムのような他の金属水酸化物も又使 用できる。適当であれば、適したバインダーを酸化還元試薬とアルカリ生成物質 に組み込むこともできる。 ここにおいて、ビーカースケールで、フェリシアン化イオンと水酸化ナトリウ ムを試薬とする酸化還元反応を使用し、水溶液の糖含量を測定することは公知で あることを明らかにしておくべきである。しかし、必要な反応は上昇した温度、 典型的には約80℃で促進される必要があり、その場合でも測定の実施におよそ 30分かかる。分析は生成したフェロシアン化物の量を検出することにより行わ れる。これは、通常、分光光度技術により行われる。 注目すべきことに、本発明において、CFDにおける方法は室温で実施され、 一般的に測定は約1分以内、常に2分未満で完成する。 生じる通常の反応は果糖の触媒的酸化、例えば、フェリシアン化物とともにア ルカリ条件下において行われる。これは次の式で表わされる。 CH2OH−CHOH−(CHOH)2−CO−CH2OH→ CH2OH−CO−(CHOH)2−CO−CH2OH+2H++2電子 生じている機構は十分には分かっていないが、薄層電気化学センサーを使用す る本発明の方法では、必要な反応は室温で迅速に起こるのみでなく、予想以上の 多量の電子を放出する。CFDの制限された空間において、大過剰又は高濃度の フェリシアン化イオン及びアルカリは、薄層サンプルの迅速な運動と共に、生じ る反応を促進する原因となることが明らかである。実験より、高濃度の糖が存在 するとき、従ってまた、比較的低い濃度のフェリシアン化及び水酸化イオンが存 在するとき、反応速度はかなり低下することが明らかにされている。そのため、 この方法は含有糖濃度0乃至25mMの溶液に最も適しているようである。この レベルの濃度はサイレージ酒及び多くの他の生物学的溶液において典型的に見受 けられる。 本発明の方法の付加的なそして予期しなかった利点は、試験サンプル中の還元 糖の濃度に依存して、還元糖の定量的検出のための本電気化学的反応の感度を“ 調整”することが可能であることである。例えば、比較的大量の還元糖が試験サ ンプル中に存在する場合、測定は比較的低いアルカリ生成物質濃度において実行 し得る。サンプル中の還元糖がかなり高い濃度の場合、薄層測定装置に使用する アルカリ生成物質の濃度は1モル未満でも可能である。逆に、サンプル中の還元 糖濃度が比較的低いと考えられる場合、測定は比較的高いアルカリ生成物質濃度 (例えば、4乃至5モル)で実行することが可能であり、そのため、サンプル中 の与えられた還元糖の量に対し、比較的大きい電流を生じる。ここで、比較的大 量の糖の測定において、電気的に測定される値は“目盛り切れ”になることがな い。その代わり、測定はより低いアルカリ生成物質の濃度において実行され得る 。そのため、本発明の利点は従来可能であったよりも広範囲の還元糖濃度を含む サンプルの分析に使用することが可能である点である。 本方法の更なる利点は、既知の方法により試験溶液を処理し、サンプル中の非 還元糖を還元糖に転換すると、水溶液の総糖量を測定するのに使用できることで ある。便利なことに、この転換は前処理として実行し得る。適した前処理は、例 えば、適当な酵素を用いて非還元糖を還元糖に転換することを含み得る。このよ うな技術は当業者には容易に理解され得るであろう。 そのため、サンプル中の還元糖の量は上述のように測定することができる。 装置中の液体サンプルの薄層の厚さは臨界的ではないが、上述の反応はCFD の板の間の空間が1mm未満、好ましくは0.5mm未満、最も好ましくは0. 1乃至0.2mmの範囲であるときに促進されるようである。CFDにおいて、 反応系の反応速度は、どのように迅速であっても、液体層の厚さを減少すること によりさらに改良される。 薄層電気化学的装置の電極物質の選択も又ある程度重要である。参照電極に第 一に要求されるのは分析物と可能な限り反応しないことである。本発明において 、参照電極は好ましくは銀/塩化銀である。一方、作用電極は酸化還元対を元に 戻すために分析物に高度に反応する必要がある。本発明において、炭素または金 参照電極の使用が好ましく、最も好ましいのは金である。保護電極が使用される とき、これは作用電極と同じ物質が好ましい。 上記のCFDは多くの還元糖含有水溶液について本発明の方法を実行すること に成功裡に使用された。しかし、異なる型の糖に対する装置の反応は、正確な定 量評価が要求されるとき、ある程度変化を必要とすることが分かっている。モノ −サッカライド及びジ−サッカライドの両方には反応しやすいが、スクロースの ようなある種の糖の反応はグルコース及び果糖のような他の還元糖の反応より定 量的に低い。しかし、この方法は多くの糖含有水溶液、例えば、サイレージ酒( グルコース及び果糖が主要成分である)に正確な結果をもたらし、初めて使い捨 て可能であり、短時間室温で総還元糖含量を測定することがもたされ、また、こ れは現場、例えば、農場の現場における使用に適しているCFDを与える。さら に、センサー活性を促進させる方法が一層発展することにより、多くの他の分野 で生じる水溶液の総還元糖含量の測定に十分可能な方法及び装置となるであろう ことが信じられている。 例えば、更に考えられる応用は、野菜及び果物の成熟の測定への応用である。 これは果物又は野菜サンプルから搾り出した汁の還元糖含量の測定を含有するで あろう。実施態様の説明 本発明の更なる特徴を実際の方法及び装置を与えることにより、実施例によっ てのみ、以下の記述により明らかにする。付随の図について次に説明する。 図1は、電量分析測定用に設計されたキャピラリー充填装置(CFD)の説明 図である。 図2は、電量分析CFDの測定回路である。 図3は、電位差測定用に設計されたCFDの説明図である。 図4は、電位差CFDの測定回路である。 図5は、CFDにおける保護電極の使用時又は不使用時の電荷対時間を説明す るグラフである。 図6は、電圧走査試験CFDにおける果糖の電流対電位の電解電量応答曲線で ある。 図7は、試験CFD(酸化還元対を用いない)における果糖濃度対総電荷曲線 である。 図8は、酸化還元媒体を使用した試験CFDにおける果糖濃度を変化させたと きの総電荷対時間のグラフである。 図9乃至11は異なる糖、すなわち、果糖(図9)、グルコース(図10)及 びガラクトース(図11)の実際のCFDで得られた測定結果に認められた電荷 対濃度のグラフである。 図12は電荷対糖濃度のグラフであり、サイレージ酒について実際のCFDで 得られた結果を示している。 図13は強制対流槽(forced convection cell)の概略図である。 図14乃至16は強制対流槽を使用して得られた種々な試験の結果を示す曲線 である。発明の詳細な説明 キャピラリー充填装置(CFD)は小さい隙間、例えば約0.2mmの間隙で 離された2枚の板よりなり、毛管作用により板の間の空間に液体サンプルが引き 込まれる。図1に示したように、セラミック物質よりなる10mm×20mmの 板10は、測定、ここでは電量分析の方法に適合した電極の配列をその上に設け ている。第1の電極である外部電極12は銀/塩化銀の参照電極であり、第二の 電極である内部電極14は金(代わりに炭素も使用し得る)の作用電極であり、 第三の電極である中間の電極16は作用電極と同じ物質であることが好ましい保 護電極である。電極は全て8μmの厚さで従来のスクリーン印刷技術を使用して コーティングした。電極14及び16は約150μmの隙間で離されている。誘 電層20を通して延長している導線18は電極を各々接点又はターミナルパッド 22に接続している。そのため、図2に示した電気測定回路の部分を形成するプ ローブは作用電極14を通過する電荷又は電流を検出することができる。 図2に示した電量分析測定回路は自明と考えられるので、詳細については記載 しない。簡単に述べると、電量分析測定回路は参照電極において安定な参照電位 を与え、維持し、作用電極を通じ流れる電流を集め、それをアナログ測定信号に 変換し、保護電極から測定信号への電流の漏れを防ぎ、作用電極と同じ電位に保 護電極を維持する。最終的な測定信号はA/D変換器に受信され、A/D変換器 はデジタル情報をソフトウエアにより制御されている処理装置に送り、決められ た期間作用電極に流れた総電流を計算する。結果はLCDに表示することが可能 である。 図3は簡便な電位差測定用に設計されたCFDを示す。塩化銀参照電極は24 に示されており、炭素又は金の酸化還元作用電極は26である。誘電層20は電 極上に設けられる。保護電極は示していない。しかし、本発明の実施には保護電 極は好ましく、図1に示したものと同様な電極をセラミック板に備えることがで きる。図4に電位差測定回路を示す。これは所定時間、作用電極で生じた総電位 変化を測定する電位フォロアー(follower)として作用する。 図1乃至4の配列は保護電極を供した以外は従来のものであり、保護電極は本 発明の第2の重要な面を構成し、後に再び説明する。とりわけ、図1に示した型 の電極配列の場合、円形同心電極を方形の物のかわりに使用できる。 試薬層28は、図1及び図3の両方の配列の場合、CFDの他方の板30(ガ ラス又はポリカーボネート)にスクリーン印刷されている。本発明において、試 薬層はアルカリ生成物質を組み込んだ酸化還元媒体であり、例えば、アルカリ金 属の水酸化物、とりわけ水酸化リチウムであり、他のアルカリ金属水酸化物又は 他の一般的な金属水酸化物も代わりに使用され得る。実際の目的では、スクリー ン印刷インクを構成するために、酸化還元媒体はPVC、アセテート又はセルロ ースのようなポリマー溶液により担持される。これは図示のように反対側の板 に設ける代わりに、電極板に備え付けることができるし、両方の板の部分に設け ることもできる。 酸化還元媒体はCFDに感知される酸化/還元反応の観点から選択され、作用 電極が金の場合、酸化還元対の可逆性も又考慮する。そのため本発明において、 好ましい酸化還元電極は糖含有水溶液に迅速に溶解し、溶液中の還元糖により容 易に還元されることが可能であり、金電極で容易に可逆反応をする物質である。 そのため、選択された酸化還元媒体はフェリシアン化カリウムの形のフェリシア ン化イオンである。 試薬層は、サンプル溶液が板の間の隙間に毛管作用により引き込まれた時、可 能な限り大量のフェリシアン化及び水酸化物イオンが迅速にその系に取り込まれ るような広さ及び厚みの上に設けられている。過量の水酸化リチウムはフェリシ アン化物の溶解性に有害な作用を及ぼすことがあり、そのため、好ましい試薬層 は2.5M水酸化リチウム及び1Mフェリシアン化カリウムを含有する。水酸化 物イオンの量の実質的減少は系の反応性に不利に作用し、従って、水酸化イオン 及びフェリシアン化イオンの量的なバランスをとることは必要な折衷策である。 CFDの保護電極の重要性について次に説明する。 第一に、作用電量分析CFDにおいて、例えば還元糖含有サンプルについて、 酸化還元媒体としてフェリシアン化イオンを使用したときに、総電流測定は、フ ェロシアン化イオン(糖により還元された)が再酸化されたとき、作用電極にお ける電子の放出の結果生じることを理解すべきである。 測定される総電流は作用電極と同じ広がりのサンプル溶液の量に起因する。C FDのような薄層電気化学的測定装置の性質により、フェリシアン化イオンから フェロシアン化イオンへの還元及び結果として起こるそれらの再酸化は比較的迅 速に起きることが分かり、そのため、比較的短の時間後に電流対時間のプロット は電流のプラトーとなる。しかし、保護電極を使用せずに測定が電量測定技術に より行われた場合、作用電極と同じ広がりの体積へのこの量の外部からの還元さ れたイオンの拡散が生じるので、このプラトーは実現されない。そのため、所望 の測定は事実と異なる可能性がある。 しかし、保護電極を導入した場合、還元されたイオンの外部から前記の体積へ の拡散は作用電極へ到達する前に再酸化され、そのため電流対時間のグラフで予 想された総電流プラトーが実現される。図5には電量測定CFDにおける保護電 極の導入の効果を示し、点線は保護電極非使用時のセンサーの応答を示し、実線 は保護電極使用時のセンサーの応答を示している。曲線はグルコース酸化酵素試 薬、フェリシアン化カリウム、リン酸緩衝液(pH7)とともに、15mMグル コース溶液を使用したときのグルコースセンサーより得られたものである。同様 な効果が電位差CFDにおいても得られる。 十分に調製されたCFDよりも、試薬層のないCFDで繰り返し実験を行う方 がより簡単であり、この方法で多くの実験が行われたが、必要に応じ糖含有サン プルとともにCFDにフェリシアン化イオン及び水酸化物イオンの両方を、ピペ ット又はそのような物で添加した。これらの実験は、異なるフェリシアン化及び 水酸化物イオンの濃度、異なる水素化物源、異なる糖及び異なる糖濃度、作用電 極における異なる作用電位のような、系に関係するパラメータを種々変更したと きの影響を試験した。続いて、調製された実際のCFDが試験され、得られた結 果は空のCFD実験の間、得られた最良の結果と比較された。これらの実験の顕 著な結果を簡単に述べる。 理論的に、酸化還元電位の変化により測定される応答は、ネルンストの式によ り示される。 E=E°+RT/nF ln[Mox]/[Mred] この式において、Eは反応電位、E°は基準電極電位(V)、Rは気体定数8 .13(kJ mol-1-1)、Tはケルヴィン温度(絶対温度)、nは酸化物 1モルあたりに移動したモル数及びFはファラデー定数(−96500Cmol-1 )、又[Mox]及び[Mred]はそれぞれMの酸化体及び還元体の濃度で ある。 結果として、この原理に基づいて作動する装置の応答はいずれも対数である。 例えば、電量検出に基づくセンサーは線形応答で与えられる。 実際に、400mMの果糖及び1Mの水酸化ナトリウムを用い、CFDにおい て循環ボルタメトリーを使用して行われた実験の結果、金作用電極における作用 電圧において、酸化は200乃至300mVの範囲にピークが認められた。実際 、おそらく金電極の結晶配向によるものと思われるが、この範囲に二つのピーク 活性が見られたが、これは顕著ではない。同様の試験を100mM乃至5Mの水 酸化ナトリウム濃度で、又、水酸化カリウム及び水酸化リチウムについても同様 に濃度を変化させ実行した。これらの実験の結果から、作用電極の好ましい作用 電圧は100mV乃至400mVの範囲、好ましくは約300mVにあると考え られた。保護電極を使用した場合、同様の電圧がこの電極に適しているようであ った。図6は、これらの実験において、果糖により得られた電圧反応曲線を示し ている。条件は、1M硝酸ナトリウム、電圧100mVs-1、硝酸飽和400m M果糖(反応時間30秒)である。電圧は−700mV乃至700mVの範囲で 走査した。計数器の電極は直径1.6mmの金の円盤であり、銀/塩化銀の参照 電極を用いた。示した曲線は1M水酸化リチウム、1M水酸化ナトリウム及び1 M水酸化カリウムのものである。類似した結果が他の糖より得られた。 線形性電圧試験により、作用電極の電圧ピークの位置及び大きさは、おそらく 参照電極での電位への影響から、果糖の異なる濃度によって、若干程度変動し得 ることがわかったが、これらの変動はその後の試験に鑑みて重要でない。 第3に、作用電極における水酸化ナトリウムの存在の下、果糖の直接の酸化を 試みる試験が行われたが、有益な結果は得られなかった。 次に、空のCFDに糖及び水酸化物イオンとともに酸化還元媒体であるフェリ シアン化イオンも又添加し試験を行った。 ここで、理論より予期されたように、果糖濃度に伴う総電荷の線形性応答(電 量CFDにおける)が0乃至50mMの果糖濃度の範囲に得られた。電量応答に 関するグラフを図7に示す。条件は10μlの果糖溶液に40μl(1Mフェリ シアン化カリウム)を加えたもの、2.5M水酸化リチウム、反応時間60秒、 電位300mVであった。 第二の一連の実験を行ったところ、これらの実験は前述の結果、すなわち、作 用電極に好ましい電位範囲が100乃至400mVであることを裏付けた。 次に、第三の一連の実験を行ない、フェリシアン化及び水酸化イオン加えた、 CFDにおける果糖濃度の変化の総測定電荷に対する影響を試験した。図8のグ ラフは空のCFDにおける果糖の電量応答即ち反応時間の効果を示している。条 件は10μl果糖溶液に40μl(2.5M水酸化リチウム/1Mフェリシアン 化カリウム)を加えたものであった。作用電位は300mVであった。理想的に は、曲線は実質的に平坦であるべきであるが、結果では果糖濃度が約50mM以 上において、総測定電荷に影響するいくつもの効果が生じる。100mM以上で は、測定された総電荷の減少が生じ得る。生じる効果の理由を探る必要はないが 、銀参照電極における果糖の吸収及びその結果生じる参照電極での電位のずれが ある程度重要な理由であると信じらる。 さらに重要なことに、図8の曲線はCFDセンサーを使用した本発明の方法の 潜在的な有用性を示している。室温において、2分を越えない非常に短時間に非 常に高く、容易に測定できる、ビーカーでの化学反応の場合よりもかなり大きい 、総電荷レベルが得られる。とりわけ0乃至25mMの範囲、しかも50mMま での範囲の糖レベル、これは、サイレージ酒を含む生物学的溶液に適用された範 囲のものであるが、この範囲において、糖レベルの測定を行うのにこの方法は非 常に実用的である。 さらに、一般に図1に示される実際的なCFDでフェリシアン化及び水酸化イ オンの試薬層を持つものを、一連のキャリブレーションで試験糖溶液サンプルを 用いて電気化学的測定を行うことにより試験した。これについて簡単に述べる。 糖、すなわち、グルコース、果糖及びガラクトースの貯蔵溶液を、9gの糖を 100mlの水に希釈することにより調製した。貯蔵溶液の少量ずつを適当な量 の水で希釈することにより、1.5、3.12、6.25、12.5、25及び 50mmol/lの濃度のキャリブレーション溶液を調製した。 20μlの糖溶液を新しいCFDに挿入した。CFDの内部表面には、33% の水酸化リチウム及び67%のフェリシアン化物をPVC母材に含有する試薬層 が設けられ、これは(適用した水溶液サンプルの希釈の後)フェリシアン化物に 関し飽和(すなわち、約1モルの濃度)し、水酸化リチウムに関しては約3乃至 5モルの溶液を与えた。 溶液をCFDにおいて約1分間平衡状態にさせた。次に、フェリシアン化物の 濃度をM270 EG&Gポテンシオスタットを使用し、制御された電位電量分 析により測定した。その結果を表1に示し、図9乃至11にはそのグラフを示し た。 図9では電荷1.30、濃度+3.83、相関99.8であった。 図10では電荷1.63、濃度+3.13、相関99.9であった。 図11では電荷1.67、濃度+3.07、相関99.9であった。 キャリブレーションの後、既知総還元糖濃度(従来技術により測定)のサイレ ージ酒サンプルの少量ずつを、上記と同様の実験方法により行われたキャリブレ ーション実験に使用したのと同じCFDを用いて分析した。結果は表2に示し、 そのグラフを図12に示した。図12では、電荷1.78、濃度+17.65、 相関95%であった。 とりわけ、表2及び図12の結果より、CFDを用いた本発明の方法は糖の混 合物を含有する水溶液の還元糖含量を可成りの正確さをもって定量的に評価する ことが可能であることが示される。 さらに、実験を図13に示したような強制対流槽(FCC)を使用して行った が、これは実験室で用い得るCFDに対応する装置である。 槽は試験溶液52を入れるための容器50を含み、その中に銀/塩化銀二重連 結参照電極54及び印刷された金電極58を持つ板56を浸している。溶液を強 制的に混合し、電極間のΔEを測定した。 この更なる作業は電量測定電流の代わりに電位差測定電流を使用して行われた 。実際には、データはGPIBカードを経てロータスメジャー(lotus measure )に連結されたKeithleyエレクトロメーターにより得られた。 図14、15及び16は、図13のFCCを使用しフェリシアン化物及び水酸 化リチウム(作用量それぞれ0.25M及び2M)を含有する混合物に果糖を含 有させた溶液を添加したときの電位差応答を示したものである。図14及び図1 5の曲線は以下に示す異なる糖濃度により与えられる。 □ 0.016M + 0.031M ◇ 0.062M △ 0.125M x 0.25M ▽ 0.5M 図15は図14の目盛りを拡大した曲線の一部を示している。フェリシアン化 物を水酸化リチウム含有溶液に添加することにより系の電気的分極は迅速に反対 になり、図14においてはマイナス値として示されている。これらの図に示した ように、果糖含有溶液の添加は電位の反転(より陽性になる)を起こす。果糖濃 度が0.125Mよりも大きいとき、初めの電気分極が達成される。電位が陽性 になるのは果糖濃度が0.125Mより大きい全ての濃度においてである。陰性 と陽性の間での転換において、溶液の色は黄色から透明に変わるが、黄色はフェ リシアン化物含有溶液(酸化型)の色であり、透明はフェロシアン化物含有溶液 (還元型)の色である。この挙動はフェリシアン化物による果糖の実質的な化学 量論的酸化の証明である。フェリシアン化物の還元を記載した式はよく知られて おり、以下のとおりである。 2FeIII(CN)6(ox)+frured→2FeII(CN)6(red)+fru(ox) 2モルのフェリシアン化物が1モルの果糖の酸化に要求されるということは、 フェリシアン化物による他の六単糖の糖であるグルコースの酸化において、同一 の化学量論的な関係が存在する事実により支持される。 最大濃度0.5Mで存在する果糖を完全に酸化するためにはフェリシアン化物 は1Mの濃度で使用されるべきである。これはフェリシアン化物の溶解性の限界 である。試験において1Mのフェリシアン化物を使用することが実際的ではなか ったが、溶液成分を別にしておくことが要求されるため、CFDにおいて1Mの フェリシアン化物を使用することの意味がある。 フェリシアン化物を含有する塩を印刷した乾燥した層を使用することにより、 1Mのフェリシアン化物の濃度は、初めはインシュリン依存的糖尿病患者による 血中グルコース濃度モニタリングへの使用のために開発されたグルコースCFD により機械的操作により達成された。 前述の制限にもかかわらず、ネルンストの式に従った電位応答と果糖濃度の関 係を示すことは可能である。図16は図14及び図15に示した各試験の電位応 答対果糖濃度(対数表示)を示したものである。電位は果糖添加後50秒の各サ ンプルにおける電極の分極の反転前のものを測定した。図16の傾きは約0.0 67E/log.Mであった。 水酸化カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸化リチウム、特に最後の二つを使 用した試験から明らかにされた最後の点は、水酸化リチウムは水酸化ナトリウム よりも活性が低いにもかかわらず、吸湿性が低く、例えばサイレージの糖含量を その場で測定するといった、総糖センサーの実際の使用において、水酸化リチウ ムの貯蔵に際しては、乾燥剤と共に密閉した条件下で貯蔵することは恐らく必須 であろうが、他に比較して貯蔵の問題が少ないであろう。装置内でその場でアル カリ環境を生成すること、例えば、国際公開WO94/15207に開示された 技術を使用することは、アルカリ塩の不安定性による貯蔵の問題を克服するのに 有利である。
【手続補正書】 【提出日】1996年6月4日 【補正内容】 請求の範囲を次のように訂正する。 「請求の範囲 1.水溶液中の還元糖含量を測定する非酵素的方法であり、アルカリ環境にお いて溶解性酸化還元媒体の存在の下、かつ還元糖の反応を触媒する酸素の不存在 下、試験される溶液の薄層を形成し、酸'化還元媒体の還元生成物の量を電気化 学的に測定し、還元生成物の量から水溶液中の還元糖の含量を測定することを含 む方法。 2.酸化還元媒体にフェリシアン化物を含む、請求項1の方法。 3.媒体が飽和溶液を形成する量で存在する、請求項1乃至請求項2の方法。 4.薄層の厚さが約1mm未満である、請求項1、請求項2又は請求項3の方 法。 5.薄層の厚さが約0.5mm未満である、請求項4の方法。 6.薄層の厚さが約0.2mm未満である、請求項5の方法。 7.アルカリ環境が溶解性アルカリ生成物質より形成される、請求項1乃至請 求項6のいずれか1請求項の方法。 8.溶解性アルカリ生成物質が、アルカリ金属の水酸化物、好ましくは水酸化 ナトリウム又は水酸化リチウムを含む、請求項7の方法。 9.水酸化物が少なくとも約1モルの濃度で存在する、請求項8の方法。 10.水酸化物が約5モル以下の濃度で存在する、請求項9の方法。 11.水溶液がサイレージ酒のサンプルを含む、請求項1乃至請求項10のいず れか1請求項の方法。 12.溶液中の還元糖濃度が約50mM以下であり、好ましくは0乃至25mM の範囲である、請求項1乃至請求項11のいずれか1請求項の方法。 13.内部表面が少なくとも一つの溶解性酸化還元媒体により被覆されている薄 層電気化学測定装置であり、アルカリ環境を生成する手段を含有する装置により 行われる、請求項1乃至請求項12のいずれか1請求項の方法。 14.溶解性酸化還元媒体が溶解性アルカリ生成物質を含有する、請求項13の 方法。 15.溶解性アルカリ生成物質がアルカリ金属の水酸化物、好ましくは水酸化ナ トリウム又は水酸化リチウムを含有する、請求項14の方法。 16.薄層電気化学測定装置が少なくとも一つの作用電極及び一つの参照電極を 有し、使用時に水溶液サンプルの薄層が電極をまたぐように設けられた、請求項 13乃至請求項15のいずれか1請求項の方法。 17.内部液体受容表面に作用電極及び参照電極を有し、作用電極と参照電極と の間に保護電極を有し、保護電極は実質的に作用電極と同じ電位を維持している 、請求項16の方法。 18.3つの電極が同心円上に配置されている、請求項17の方法。 19.電気化学的測定装置が一対の実質的に平行な板を有する、請求項13乃至 請求項18のいずれか1請求項の方法。 20.実質的に平行な板が約1mm以下の距離により隔てられている、請求項1 9の方法。 21.実質的に平行な板が約0.2mm以下の距離により隔てられている、請求 項20の方法。 22.薄層電気化学的測定装置がキャピラリー充填装置を含有する、請求項13 乃至請求項21のいずれか1請求項の方法。」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ボンナフー、バンサン フランス国、13590 メイルーユ、シュマ ン・デ・リール(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水溶液中の還元糖の含量を測定する方法であり、アルカリ環境において溶解 性酸化還元媒体の存在の下、試験される溶液の薄層を形成し、酸化還元媒体の還 元生成物の量を電気化学的に測定することを含む方法。 2.酸化還元媒体にフェリシアン化物を含む、請求項1の方法。 3.媒体が飽和溶液を形成する量で存在する、請求項1乃至請求項2の方法。 4.薄層の厚さが約1mm未満である、請求項1乃至請求項3のいずれか1請求 項の方法。 5.薄層の厚さが約0.5mm未満である、請求項4の方法。 6.薄層の厚さが約0.2mm未満である、請求項5の方法。 7.アルカリ環境が溶解性アルカリ生成物質より形成される、請求項1乃至請求 項6のいずれか1請求項の方法。 8.溶解性アルカリ生成物質が、アルカリ金属の水酸化物、好ましくは水酸化ナ トリウム又は水酸化リチウムを含む、請求項7の方法。 9.水酸化物が少なくとも約1モルの濃度で存在する、請求項8の方法。 10.水酸化物が約5モル以下の濃度で存在する、請求項9の方法。 11.水溶液がサイレージ酒のサンプルを含む、請求項1乃至請求項10のいずれ か1請求項の方法。 12.溶液中の還元糖濃度が約50mM以下であり、好ましくは0乃至25mMの 範囲である、請求項1乃至請求項11のいずれか1請求項の方法。 13.内部表面が少なくとも一つの溶解性酸化還元媒体により被覆されている薄層 電気化学測定装置であり、アルカリ環境を生成する手段を含有する装置により行 われる、請求項1乃至請求項12のいずれか1請求項の方法。 14.溶解性酸化還元媒体が溶解性アルカリ生成物質を含有する、請求項13の方 法。 15.溶解性アルカリ生成物質がアルカリ金属の水酸化物、好ましくは水酸化ナト リウム又は水酸化リチウムを含有する、請求項14の方法。 16.薄層電気化学測定装置が少なくとも一つの作用電極及び一つの参照電極を有 し、使用時に水溶液サンプルの薄層が電極をまたぐように設けられた、請求項 13乃至請求項15のいずれか1請求項の方法。 17.薄層電気化学測定装置がキャピラリー充填装置を含有する、請求項13乃至 請求項16のいずれか1請求項の方法。 18.内部液体受容表面に作用電極及び参照電極を有し、作用電極と参照電極との 間に保護電極を有し、保護電極は実質的に作用電極と同じ電位を維持している電 気化学的測定装置。 19.一組の実質的に平行な板を有する液体受容手段を含有する請求項18の電気 化学的測定装置。 20.実質的に平行な板が約1mm以下の距離により隔てられている、請求項19 の電気化学的測定装置。 21.実質的に平行な板が約0.2mm以下の距離により隔てられている、請求項 20の電気化学的測定装置。 22.3つの電極が同心円上に配置されている、請求項18乃至請求項21のいず れか1請求項の電気化学的測定装置。 23.請求項18乃至請求項22のいずれか1請求項の電気化学的測定装置により 行われる請求項1乃至請求項17のいずれか1請求項の方法。
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