JPH09500230A - X線管の耐用年数延長方法及び装置 - Google Patents

X線管の耐用年数延長方法及び装置

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JPH09500230A
JPH09500230A JP7504759A JP50475995A JPH09500230A JP H09500230 A JPH09500230 A JP H09500230A JP 7504759 A JP7504759 A JP 7504759A JP 50475995 A JP50475995 A JP 50475995A JP H09500230 A JPH09500230 A JP H09500230A
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ヘイビフ、デイビッド・ヴィー・ジュニア
パアルタ、エドゥアルド
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ヘイビフ、デイビッド・ヴィー・ジュニア
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    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
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Abstract

(57)【要約】 閉じた循環系(13)を循環し、X線管(14)で発生した熱を除去すると共にアノード系とアース(及び/又はカソード系)との間の電気的絶縁を行う冷媒流体を、予め定めた基準に基づいて定期的に交換することを特徴とするX線管(14)の耐用年数延長方法及び装置。また、流体交換に加えて、他の設定基準に基づいてオンライン蛍光検査も行う。

Description

【発明の詳細な説明】 X線管の耐用年数延長方法及び装置 発明の技術分野 本発明はX線管、特に、X線管の耐用年数の延長化に関するものである。 発明の技術背景 X線管の一種類として、コンピュータ断層撮影機(以下、CTスキャナという 。)に使用される断層撮影用X線管がある。 図1に示すCTスキャナの一例は米国特許第5086449号明細書に記載さ れているものである。このCTスキャナは、静止した患者収容空間10を備え、 ガントリー12はその患者収容空間の回りを回転するように配設されている。X 線管装置14はそれを回転させるべくガントリー12に取り付けられ、X線ポー トを介して患者収容空間を通る放射ビームを発生する。冷媒はガントリー12に 取り付けられた冷却装置17(熱交換機及びポンプを含む)とX線管装置14と の間を循環し、X線管装置14内を流動してX線発生中に生じる熱を除去する。 最後に、円弧又は環状の輻射検出器28が患者収容空間を包囲している。 撮影中、X線管装置14は、一般に平面放射ビームを発生し、人体の回りを回 転させられる。患者の周囲に配設された多数の検出器28は、ビームの強度を検 出し、検出器28が接続されたコンピュータは、その強度検出値に基づいて、人 体のスライス像を作る。次いで、X線管装置14でスライスしながら患者をガン トリー内を長手方向に移動させるため、コンピュータは人体の三次元像を形成す ることができる。 スライスを形成する過程で、多量の熱がX線管から発生することから、X線管 の耐用年数を極端に縮めたくなければ、この熱を除去しなければならない。前記 のように、可能な限り熱を除去するため、流体、一般にはオイルをX線管内及び 外部の冷却装置とを通して循環させることによりX線管を冷却することが知られ ている。この流体は冷却媒体として使用されていることに加えて、アノード系を アース(及び/又はカソード系)から絶縁するために、その誘電特性も利用され ている。 この種の流体を冷却及び電気的絶縁の目的で用いても、X線管は耐用年数が制 限されている。X線管劣化には幾つかの原因があるが、その大部分はX線管の熱 特性に関連するものである。従って、熱の除去はX線管の耐用年数を延長する上 で重要な事である。 第一のX線管劣化のタイプは、アノードの局部的な表面溶融及びピッチングを もたらす単露光中の高すぎるアノード温度に結び付けられる。 第二のX線管劣化のタイプは、アノードを長時間高温に維持することに起因す るものである。X線管のアノードに作用する熱応力を、例えば、蛍光透視法のよ うに長時間維持させた場合、全アノード系及びX線管ハウジングの熱容量に動作 上の限界がある。 蛍光透視中、ターゲットからの熱損失速度は熱入力速度と平衡に達する。この 速度はターゲットに表面欠陥を生じさせる原因には殆どならないが、冷媒流体、 ローター機構及び/又はX線管ハウジングに放出される連続的な熱のためX線管 が劣化する。 冷媒流体は、連続的な熱及びアークの反復により結局は分解してしまう。オイ ルが分解すると、その誘電特性並びに熱を運び去る能力(例えば、粘度)が逆に 影響を受ける。この結果、アノード系とアース関係(及び/又はカソード系)と の間の絶縁が劣化し、よりアークを発生させ、結局はX線管の劣化をもたらす。 従って、X線管の耐用年数を長くするためには、適当な電気絶縁(即ち、冷媒流 体の適当な誘電特性を維持すること)も重要な事である。 第三の劣化のタイプは、フィラメントに絡むものである。フィラメントが高温 であるため、通常の使用下でも、タングステン原子が徐々に蒸発してガラス管の 内面に付着する。このタングステンは、アノードから蒸発したものと共に、X線 管の電気的平衡を乱してX線管電流に急激で間欠的な変化をもたらし、しばしば アークを発生させたりX線管の劣化を生じさせる。 現在のX線管設計上の前記潜在的な問題により、CT用X線管(通常価格は約 25−40,000ドル)の製造業者は、通常、40,000スライス分について 保証している。なお、1スライスは、CTスキャナで撮る画像1枚である。 一般的な放射線センターでは、全就業時間稼動するCTスキャナ一台につき、 どこでも年間1〜4個のX線管を使用し、従って、多大な出費となる。X線管の 耐用年数を延長することができれば、時間と金銭の観点から放射線センター等に とって非常に有利であることは明らかである。 発明の要約 本発明はX線管の耐用年数を延長する方法及び装置を含むものである。冷却装 置に接続されたX線管を有する放射線写真装置において、冷却装置は、熱を除去 すると共に電気的絶縁を行うため、内在する流体をX線管を含む閉じた冷却系内 で循環させ、予め設定された基準に基づいて、内在する流体を交換すべきか否か を決定することを特徴とする。 図面の簡単な説明 本発明を最もよく理解できるように、添付の図面を参照して以下に詳細に説明 する。 図1はX線管装置及び冷却装置を含む従来のCT装置を示す図、 図2a、2b、2cは、本発明に係る、冷却系流体交換のためのX線管装置及び 冷却装置構造を示す図、 図3は、図1のX線管装置及び冷却装置の細部を示す図、 図4は、図2bの発明に使用するのに適したエアートラップを示す図、 図5は、図1、2a、2b、2c及び図3のX線管装置の細部を示す図、 図6は、ガス質状態を検出する日々の測定結果のチャートを示す図である。 発明の説明 A.概要 図1に関して背景技術の項に記載したように、閉じた循環系を循環する冷却流 体は少なくとも二つの役割、即ち、(1)アノード系とアース(及び・又はカソ ード系)との間を電気的絶縁を行うこと、及び(2)X線管装置で発生した熱を 除去することに寄与するものである。必然的に、オイルは分解する、換言すれば 、その誘電特性並びに熱を運び去る能力(即ち、粘度)が劣化する。従って、本 発明は、X線管の劣化を低減若しくは遅延させ、もってX線管の耐用年数を長く するため、定期的な冷媒流体交換を採用するようにしたものである。 予め定めた基準に基づく流体交換は、古いオイルを新しいものと交換すること によって冷却装置を回復させ、熱をより良く運び去るだけでなく、アノード系と アース(及び・又はカソード系)との間の本来の絶縁(即ち、誘電体障壁)を行 わせる。新たな誘電特性を持つ新しい流体の供給により、古いオイルを系内に維 持し続けた場合に起こり、ひいてはX線管の劣化をもたらすアーク発生の増加を 少なくとも一時的に抑制する。 X線管は、典型的に、製造業者の保証する約40,000スライス(1スライ スは、コンピュータ断層撮影法(CT)スキャナで撮る画像1枚である。)を含 む。X線管は75,000スライス程度まで持つことが知られているが、本発明 を用いた実施例では、定期的な流体交換を行うことによってX線管の耐用年数を 実質的に延長することができる。一例を挙げると、耐用年数が略300,000 スライスにまで伸び、他の例では125,000スライスまで伸びた。 図2aはX線管装置14及び冷却装置17を含む閉じた循環系13を示す。 図2bでは、人(例えば、技術者若しくは専門家)が、閉じた循環系13を開 いて、その中を循環する流体に接近できるようにしてある。この接近は速動式継 手30を用いて行っても良く、これはシールを破る必要がある場合もある。新し いオイルの供給源34に接続されたポンプ32は接近点の一端に連結され、その 他方の接近点は古オイル受用容器36に古いオイルを供給するようにしてある。 ポンプ32を始動させると、矢印31で示すように、新オイルを循環系に注入し 、それによって旧オイルを矢印33で示すように押し出し、旧オイル容器36に 排出させる。実質的に新しいオイルが旧オイル容器36に流入するのが検出され ると、ポンプ32が停止させられ、接近点が閉じられて図2aの閉じた循環系1 3が再構成される。 B.発明の詳細な説明 1.流体交換 図3は従来のX線管装置14及び冷却装置17の細部を示し、ポンプ35は矢 印で示すようにライン34から熱い流体を受け、その熱流体を熱交換器18に送 り、冷却された流体はライン40を経てX線管に戻される。一般的には、流体は オイルである。本発明の試験例では、使用したオイルは軽変圧器油で、最初は澄 んだ色であったが、連続使用後はくすんだ色(例えば、暗褐色)になった。これ はX線管冷却装置に使用するのに適当な他の流体でも当てはまることは当業者に とっては言うまでもない。 オイルの色は、観察可能であれば、オイル交換が必要であるかを決定する一つ の方法である。オイルが分解して汚れると、オイルの色は暗色になる。オイルの 色を観察できれば、定期的な目視により何時オイル交換が必要であるかを決定す ることができる。 オイルの色を、例えば、透明なエアートラップなどの配管中の窓を介して観察 できない場合には、オイルを何時交換するかを決定する他の手段を採用すること ができる。その代りの技術には、(1)オイルの熱特性及び/又は誘電特性のオ ン・ラインテストを行う監視装置の取付け、(2)オイルが予め定めた色に達し たとき信号を出力する光学センサーの循環路への取付け、及び/又は(3)オイ ルをたとえ精度が良くなくても、アーク数、撮影枚数、日数、患者数等など他の 予め定めた基準に基づいてオイル交換をすることなどが含まれる。 オイルを交換することが必要であると決定されるとすぐに、オイルへの接近手 段を得ることが必要である。オイルへの接近の容易さは個々の装置に依存するが 、本発明の実施例では、迅速で便利なオイルへの接近手段を提供する瞬間連結器 30を装置に用いた。この瞬間連結器30は、連結器の連結を解かれると、両端 が自動的に閉じ、オイルが装置から少しもこぼれ落ちることがないように動作す る。 しかしながら、X線管装置と冷却装置が単一ユニットととして一体化されたカ ルフォルニア州オンタリオのエルドコ社製CT−MAX管などの他の装置ではオ イルへの接近はより困難である。このような装置では、通常、オイルに近づくた めにはシールを破らなければならないが、オイルを交換すれば直にシールを修復 する必要がある。そこで、後のオイル交換を容易、かつ、簡便にするため、配管 を延長して瞬間連結器を常設しておくことが推奨される。本発明は、X線管装 置及び冷却装置の双方をガンティに取り付けたCTスキャナー(例えば、米国特 許第5086449号及び第4115697号、それらの記載を参考例としてこ こに導入する。)、あるいはX線管装置をガンティに取り付け、冷却装置を静止 位置に取り付けたCTスキャナー(例えば、米国特許第5012505号、その 記載を参考例としてここに導入する。)に採用することができる。 オイルへの接近手段が得られれば直にオイルを交換する必要がある。図2a、 2bに戻り、まず、瞬間連結器30をはずされる。 次に、古いオイルが新しいオイルと交換される。新オイル供給源34に接続さ れたポンプ32がアクセスポイントの一端に連結され、その他端は古いオイルを 収容する容器36に注入する位置に配置される。ポンプ32を始動させると、新 しいオイルが装置に注入され、それにより古いオイルが旧オイル容器36に押し 出される。 X線管が放射し、必然的に熱を発生している場合、装置の温度及び圧力が共に 増大することに注意しなければならない。従って、大部分のX線管装置は閉じた 循環系内の圧力変化を調整する手段を備えている。例えば、あるX線管装置は系 内の圧力に応じて伸縮するベローズ(図5参照)を閉じた循環系内に含んでいる 。 しかしながら、この圧力変化調整手段には実用上の限界がある。従って、新し いオイルを装置に注入する場合、この圧力感応装置(例えば、ベローズ)、ひい てはX線管装置を損傷しないように多大な注意を払うことが必要である。本発明 の実施例においては、ベローズの動きをX線管装置のハウジングのパネルを外し て監視し、適当な注入圧力を決定し、かつ、維持できるようにベローズを監視す るのに目視観察を使用している。 図2a〜cに戻って、新しいオイルは図2cに示すように冷却系に注入する前に 濾過しても良い。フィルター38は、汚染されたオイルが装置に注入されるのを 予防対策としてポンプ32の前(38b)若しくは後(38a)のいづれにでも配 設することができる。 本発明の実施例では、装置に新しいオイルを注入するのに独立したポンプ32 を使用しているが、同じ機能を行うのに冷却装置の一部であるポンプを使用して も良い。新しいオイルは装置の古いオイルを押し出して旧オイル容器36に流入 させる。 新しいオイルを装置13に注入するのを何時停止させるか決定するため、本実 施例では、オイルを交換する毎に装置13から溢れ出るオイルの目視観察により 行っている。旧オイル容器36に流入するオイルが実質的に透明若しくは新オイ ルの色になった時、注入を停止する。また、これもインライン窓を用いて行うこ とができる。 オイルを何時交換するかを決定するのと同様に、注入を何時停止するかを決定 する他の技術には、(1)オイルの熱特性及び/又は誘電特性のオンラインテス トを行う監視装置の取付け、(2)オイルが予め定めた色に達したとき信号を出 力する光学センサーの排出路への取付け、及び/又は(3)装置に注入される新 しいオイルの予め定めた基準量に基づいて新しいオイルの注入を停止させる技術 などが含まれる。 流れが停止するとすぐに、アクセスポイントが閉じられる、即ち、瞬間連結器 30が再連結され、冷却装置はX線管と共に再び閉じた系となる。 しかしながら、オイル交換の過程で空気及び/又はガスが循環系に入り、特に X線管装置に捕捉されることがある。この空気及びガスは除去しなければならな い。本発明の実施例においては、空気がオイルと共に循環するのでその空気を除 去するため循環系路にエアートラップが設けてある。しかし、このエアートラッ プの存在は常設的なものであっても良く、またオイル交換のためエアートラップ を一時的に取り付けてもよいことは言うまでもない。 図4は本発明に用いるのに適当なエアートラップ40を示す。エアートラップ 40は円形で、従って、ガントリー(図1参照)が回転すると、空気がその頂上 部に溜まる。エアートラップ40は相互に向かい合い、かつ、その略中央に位置 する二つの開口部46、48を有している。これらの開口部に個々のチューブ4 2、44が接続され、空気がチューブ42から44に移動する際、循環オイルが エアートラップ40を通るようにしてある。循環オイルがエアートラップ40内 にあるとき、オイルに含まれる空気がオイル内を通ってエアートラップ40の頂 上部の方へ上昇することから、空気が除去される。このような装置の例としては 、ニュージャージー州アイゼリンのジーメンス社製ガスコレクターがある。気泡 を除去する他の装置としては米国特許第5086449号に記載のものがある。 オイル交換後、エアートラップは、新しいオイルを循環させ、系内の空気及び /ガスを捕捉するため、冷却系ポンプ35を運転することにより利用される。通 常、冷却系ポンプ36は、実質的に全ての空気及び/又はガスが除去されるのを 保証するため約1時間運転される。しかしながら、本発明の実施例では、装置に 捕捉された気泡を遊離若しくは離脱させ、それを循環させて捕捉すべく、X線管 14及び冷却装置17を収容するガントリー12を傾けたり回転させながら、冷 却系ポンプを約15分だけ運転した。ガントリーは、通常、±20−25°傾け ることができ、また、360°回転させることができる。 2.蛍光透視 冷媒流体の劣化に加えて、X線管の他の問題は、ガラス管内でのアノード及び フィラメント(通常、双方ともタングステン製である。)の蒸発である。 図5はX線管の細部を示す。X線管50はガラス容器52に収容されている。 このガラス容器52内には電子流を発生するフィラメント54があり、その電子 流は、角度を持たせた回転アノード56に衝突する。その衝突により平面放射線 ビームが作られ、このビームはガラス容器52の窓部58を通して偏向させられ 患者に向けられる。X線管装置14には、回転アノードを止めるブレーキ機構6 0及び閉じた循環系内の圧力変化を吸収するベローズ62が含まれる。矢印64 はX線管装置14を通るオイルの流動方向を示す。 動作中のフィラメント54の高温のため、通常の使用下でもタングステン原子 が徐々に蒸発し、ガラス容器52の内壁に付着する。このタングステンは、アノ ード56から蒸発したタングステンと共に、X線管の電気的平衡を乱し、管電流 に急激な間欠的変化をもたらし、しばしばアーク発生及び管の劣化をまねく。 この問題が起こる可能性を排除できなくとも、これを減少させてX線管の耐用 年数を更に長くするため、定期的なオンライン蛍光透視を行う。オンライン蛍光 透視は、蒸発したタングステンにより引き起こされる状態(ガス状態としても知 られている。)を実質的に減少させる。 蛍光透視が必要な時を決定するため、技術者若しくは他の同等の熟練を有する 人が毎日のCTスキャナー校正の結果を定期的に分析しなければならない。校正 (即ち、ファントム試験)中の放射線の強度は、その期間にわたって減少し続け るので、スレショルド値をオンライン蛍光透視の必要性を示すのに設定できる。 図6は、CTスキャナーの日々の試験結果を記録したチャートの一例をを示す。 図6において、Y軸はビームの強さを示す平均値、X軸は暦上の日の進行を示す 。新しいX線管では通常その値は7で、約11〜14の範囲はガス状態を示す。 オンライン蛍光透視はCTスキャナーの発生機を125kv、3‐5mA(一般的 なビーム発生では125kv、400mAで数秒間)加えるようにセットする必要 がある。この設定は約1/2時間維持され、その時にオンライン蛍光透視により 得られる改善度を測るためCTスキャナーは再校正される。 マイクロマチック発生機を備えたジーメンス製CTなど幾つかの装置では、オ ンライン蛍光透視では蛍光透視の作業者が約1/2時間完全に装置制御を行うこ とが必要であるが、パンドラス発生機を備えたジーメンス製CTなど他の装置で は、作業者は発生機をセットし約1/2時間内に元に戻すだけで良い。 3.制動機構 放射線発生が熱源であることに加えて、回転アノード56を静止させるのに使 用される制動機構60によっても熱が発生する。結局、ベアリング(図示せず) が無いのと同様に制動機構も不快音の発生源である。 実験では回転アノード56の制動は特に回転アノード56の軸受けに悪影響を 及ぼすことが解った。 そこで、本発明の実施例では、X線管の耐用年数を延長する前記技術に加えて 回転アノード用の制動機構にしばしば使用不能にして(即ち、配線を外して)行 った。これは、放射線を発生させた後、制動装置60の働きを受けることなく、 回転アノードがそれ自体で静止するまで回転しつづけることを意味するものであ る。 以上、本発明をCTスキャナーの定期的な流体交換方法及び装置として説明し たが、本発明は前記実施例のみに限定されるものではなく、本発明の思想からの 逸脱することなく、請求項と均等の範囲において種々の変形を為しうることは言 うまでもない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月18日 【補正内容】 請求の範囲 1.(補正後) 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置がX線管 を含む閉じた循環系を介して既存流体を循環させて熱を除去すると共に電気的絶 縁を行う放射線写真装置において、 (a)予め設定された基準に基づいて既存流体を交換することを決定する工程 、 (b)既存流体への接近を図るため、X線管を取り外すことなく、閉じた循環 系を開く工程、 (c)前記(b)の工程の開口を介して実質的に全ての既存流体を新しい流体 と交換する工程、 (d)循環系を閉じる工程、及び (e)既存流体の交換中若しくは交換後X線管の動作前にX線管を損傷から保 護し、これによりX線管を損傷若しくはそれの取り外しをすることなく、閉じた 循環系内の既存流体を交換する工程からなることを特徴とする放射線写真装置の X線管の耐用年数延長方法。 2. 削除 3. (e)予め定めた他の基準に基づいてオンライン蛍光透視を行うことを 決定する工程、及び (f)該オンライン蛍光透視を行う工程を含む請求項1に記載の方法。 4. 前記X線管が回転アノードを停止させる制動機構を含み、かつ、該制動 機構を無効にする工程を含む請求項1に記載の方法。 5.(補正後) 前記X線管が前記閉じた循環系内の圧力変化を調整するため の感圧手段を含み、既存流体の交換中、X線管を保護する請求項1に記載の方法 において、 (e)前記(c)工程での新しい流体の流れを、前記X線管が損傷しないよう に決定、維持するため前記感圧手段を監視する工程を含む方法。 6.(補正後) 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置がX線管 を含む閉じた循環系を介して既存流体を循環させて熱を除去すると共に電気的絶 縁を行う放射線写真装置において、 (a)予め定めた第一の設定基準に基づいて既存流体を交換することを決定す る工程、 (b)前記X線管を取り外すことなく、前記閉じた循環系を開いて第一及び第 二開口部を形成する工程、 (c)前記第一及び第二開口部の一方を加圧下の新しい流体源に接続し、新し い流体を流入させて前記開いた循環系から既存流体を排出する工程、 (d)前記第一及び第二開口部の他方から流出する既存流体を収容する工程、 (e)第二の設定基準に基づいて新しい流体が循環系に十分に満たされたこと を決定する工程、及び (f)前記閉じた循環系の第一及び第二開口部を閉じる工程からなることを特 徴とするX線管の耐用年数延長方法。 7.削除 8.(g)予め定めた第三の設定基準に基づいてオンライン蛍光透視を行うこ とを決定する工程、及び (h)前記オンライン蛍光透視を行う工程を含む請求項6に記載の方法。 9. 前記X線管が回転アノードを停止させる制動機構を含み、 (g)該制動機構を無効にする工程を含む請求項6に記載の方法。 10.(補正後) 前記X線管が前記閉じた循環系内の圧力変化を調整する感 圧手段を含み、既存流体の交換中、前記X線管を保護する請求項6に記載の方法 において (g)前記X線管が破損しないように前記(c)工程での新しい流体の流れを 決定、維持するため前記感圧手段を監視する工程を含む方法。 11.(補正後) 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置が第一 ポンプ手段とX線管とを含む閉じた循環系を介して既存流体を循環させて熱を除 去すると共に電気的絶縁を行う放射線写真装置において、 (a)新しいオイルの供給源と、 (b)前記新しいオイルの供給源と前記閉じた循環系との間に連結され、前記 新しいオイルを前記閉じた循環系に注入して既存オイルを排出させる第一ポンプ 手段と異なる第二ポンプ手段と、 (c)前記閉じた循環系に接続され、前記新しいオイルにより前記閉じた循環 系から押し出された既存流体を収容する容器手段とからなることを特徴とするX 線管の耐用年数延長用既存流体交換装置。 12. 前記ポンプ手段と前記閉じた循環系との間に連結され、前記新しいオ イルが前記閉じた循環系に入る前に新しいオイルを濾過する濾過手段を含む請求 項11に記載の装置。 13. 前記閉じた循環系内に配設され、該閉じた循環系内の空気及び/又は ガスを捕捉するエアートラップ手段を含む請求項11に記載の装置。 14.(追加) 前記予め定めた基準が既存流体の色の目視観察を含む請求項 1に記載の方法。 15.(追加) ガスが透明なエアートラップを用いて除去され、前記予め定 めた基準が該透明なエアートラップによる既存流体の色の目視観察を含む請求項 6に記載の方法。 16.(追加) 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置が熱を除 去すると共に電気的絶縁を行うため、第一ポンプ手段とX線管とを含む閉じた循 環系を介して既存流体を循環させ、前記冷却装置がガントリーに収容された放射 線写真装置において、 (a)予め定めた基準に基づいて既存流体を交換することを決定する工程、 (b)前記既存流体に接近できるようにするため、前記X線管を取り外すこと なく、前記閉じた循環系を開く工程、 (c)前記(b)の工程の開口を介しての実質的に既存流体全部を新しい流体 と交換する工程、 (d)前記循環系を閉じる工程、及び (e)X線管を再び操作する前に、前記(b)工程から(d)工程までの間に 導入されたガスを実質的に除去する工程からなり、該ガスを除去する工程が、X 線管及び系に捕捉された気泡を循環、捕捉及び除去できるように該気泡を取り除 くため、冷却装置を運転しながらガントリーを傾斜及び回転させる工程を含み、 それによりX線管を損傷若しくは取り外しを行うことなく閉じた循環系の既存流 体を交換することを特徴とする放射線写真装置のX線管の耐用年数延長方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置がX線管を含む閉じ た循環系を介して既存流体を循環させて熱を除去すると共に電気的絶縁を行う放 射線写真装置において、 (a)予め設定された基準に基づいて既存流体を交換することを決定する工程 、 (b)既存流体への接近を図るため閉じた循環系を開く工程、 (c)既存流体を前記(b)の工程の開口を介して新しい流体と交換する工程 、及び (d)循環系を閉じる工程からなることを特徴とするX線管の耐用年数延長方 法。 2. (e)前記(b)工程から(d)工程までの間に導入されたガスを前記 閉じた循環系から除去する工程を含む請求項1に記載の方法。 3. (e)予め定めた他の基準に基づいてオンライン蛍光透視を行うことを 決定する工程、及び (f)該オンライン蛍光透視を行う工程を含む請求項1に記載の方法。 4. 前記X線管が回転アノードを停止させる制動機構を含み、かつ、該制動 機構を無効にする工程を含む請求項1に記載の方法。 5. 前記X線管が前記閉じた循環系内の圧力変化を調整するための感圧手段 を含み、(e)前記(c)工程での新しい流体の流れを決定し、それを維持する ため前記感圧手段を監視する工程を含む請求項1に記載の方法。 6. 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置がX線管を含む閉じ た循環系を介して既存流体を循環させて熱を除去すると共に電気的絶縁を行う放 射線写真装置において、 (a)予め定めた第一の設定基準に基づいて既存流体を交換することを決定す る工程、 (b)前記閉じた循環系を開いて第一及び第二開口部を形成する工程、 (c)前記第一及び第二開口部の一方を加圧下の新しい流体源に接続し、新し い流体を流入させて前記開いた循環系から既存流体を排出する工程、 (d)前記第一及び第二開口部の他方から流出する既存流体を収容する工程、 (e)第二の設定基準に基づいて新しい流体が循環系に十分に満たされたこと を決定する工程、及び (f)前記閉じた循環系の第一及び第二開口部を閉じる工程からなることを特 徴とするX線管の耐用年数延長方法。 7. (g)前記閉じた循環系から前記(b)工程から(f)工程までの間に 導入されたガスを除去する工程を含む請求項6に記載の方法。 8. (g)予め定めた第三の設定基準に基づいてオンライン蛍光透視を行う ことを決定する工程、及び (h)前記オンライン蛍光透視を行う工程を含む請求項6に記載の方法。 9. 前記X線管が回転アノードを停止させる制動機構を含み、 (g)該制動機構を無効にする工程を含む請求項6に記載の方法。 10. 前記X線管が前記閉じた循環系内の圧力変化を調整する感圧手段を含 み、 (g)前記(c)工程での新しい流体の流れを決定し、それを維持するため前 記感圧手段を監視する工程を含む請求項6に記載の方法。 11. 冷却装置に接続されたX線管を有し、前記冷却装置がX線管を含む閉 じた循環系を介して既存流体を循環させて熱を除去すると共に電気的絶縁を行う 放射線写真装置において、 (a)新しいオイルの供給源と、 (b)前記新しいオイルの供給源と前記閉じた循環系との間に連結され、前記 新しいオイルを前記閉じた循環系に注入して既存オイルを排出させるポンプ手段 と、 (c)前記閉じた循環系に接続され、前記新しいオイルにより前記閉じた循環 系から押し出された既存流体を収容する容器とからなることを特徴とするX線管 の耐用年数延長化用既存流体交換装置。 12. 前記ポンプ手段と前記閉じた循環系との間に連結され、前記新しいオ イルが前記閉じた循環系に入る前に新しいオイルを濾過する濾過手段を含む請求 項11に記載の装置。 13. 前記閉じた循環系内に配設され、該閉じた循環系内の空気及び/又は ガスを捕捉するエアートラップ手段を含む請求項11に記載の装置。
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