JPH09500138A - タキソール誘導体 - Google Patents

タキソール誘導体

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JPH09500138A
JPH09500138A JP7504746A JP50474694A JPH09500138A JP H09500138 A JPH09500138 A JP H09500138A JP 7504746 A JP7504746 A JP 7504746A JP 50474694 A JP50474694 A JP 50474694A JP H09500138 A JPH09500138 A JP H09500138A
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JP7504746A
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クライン,ラリー・エル
マーリング,クラレンス・ジエイ
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アボツト・ラボラトリーズ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D305/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D305/14Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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Abstract

(57)【要約】 次式を有する化合物とそのプロドラッグとであって、 前式中で、−OR1が、タキソールのC−13側鎖を含み、Zが、−CHO、−CH2OH、−CH2OR′、−CH2NR′R″、−CH=NR′、−CH=NOR′、−CH=NNR′R″、−CH(OH)SO3Na、−CH2OPO3 =、−CH2OSO3 =、−CN、次式(a)のラジカルから成るグループから選択され、 前式(a)中で、XとYとが、互いに独立して、−O−、−S−、−N(R′)−から選択される化合物と、本発明の化合物を調製するための方法と、腫瘍の阻害のために本発明の化合物を使用する方法と、本発明の化合物を含む調剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 タキソール誘導体 発明の背景 本発明は、植物から得られる化学療法剤化合物に係わる。更に特に、本発明は 、環縮小タキサン(taxane)化合物に向けられ、特に、Taxus canad ensis から単離した天年産化合物に関連した転位生成物と、こうした生成物 から調製する新規の類似体とに係わる。 テルペンのタキサン族の一員であるタキソール(taxol)は、広範囲に亙る様 々な癌に対する化学療法剤として重要である。タキソールは、進行した乳癌と卵 巣癌とに対して有効であることが臨床検査において実証されており、予備的調査 では幾種かの他の腫瘍に対する有望な活性を示している。タキソールの調査と開 発と臨床試験とに関する現在の状況の概括は、Borman,Chemical & Engineering News(September 2,1991 ),11−18に示されており、また、タキソール分野における合成研究の概説 は、Pharm.Ther.52:1(1991)においてD.G.I.Kin gstonによって示されている。 次の構造式を有するタキソールは、 主として上記Taxus属の高木及び低木の木皮と(より少量ではあるが)葉と からの抽出によって得られるので、現時点では供給が限られている。タキソール の主要な供給源であるパシフィックイチイ(Pacific yew)Taxu brevifoliaは、成長の遅い常緑樹であり、地理的分布が限られて おり、ますます希少になっている。更に、上記木皮に400ppm未満しか含ま れないタキソールの単離は、面倒で、収量が低く、高コストのプロセスである。 生態学的理由と商業的理由から、イチイの長期的採取と大規模採取は共に許容可 能な選択肢とは考えられない。従って、臨床使用と臨床検査とのためにタキソー ルの供給を増大することが緊急に必要とされている。 他のTaxus種の針状葉がタキソール及びその前駆物質の切り換え可能な供 給源として探し求められているが、一方、組織培養又は細胞培養でタキソールを 生産しようと試みてきた研究者もいる。この化合物とその関連の類似体の完全な 化学合成が試みられてきたが、未だに成功していない。バッカチンIII(ba ccatin III)とセファロマンニンのような天然産タキソール前駆物質 をタキソールそのもの又はその類似体に化学的に変換することが報告されている 。しかし、有効である可能性があるタキサンとその関連の化合物を生成するため の更に別の経路が求められている。 天然産タキソールよりも高い水溶性を有するタキソールのプロドラッグ又は誘 導体も、同様に求められてきた。優れた薬理学的特性を有する可能性がある環縮 小化合物を合成する能力が、化学者と薬学者とに大きな利点をもたらすことだろ う。従って、本発明の目的は、こうした化合物と、こうした化合物を調製するた めの手段とを提供することである。発明の要約 本発明の一様態では、次の構造式(I)を有する、(13−アセチル−9−ジ ヒドロバッカチンIIIの転位の結果として 得られる)環縮小化合物又はそのプロドラッグが開示される。 前式(I)で、「Ph」がフェニルラジカルを表し、「Ac」がアセチルラジ カルを表し、Zが、−CHO、−CH2OH、−CH2OR′、−CH2NR′R ″、−CH=NR′、−CH=NOR′、−CH=NNR′R″、−CH(OH )SO3Na、−CH2OPO3−、−CH2OSO3−、−CN、及び次式のラジ カルから選択され、 前式中で、XとYとが、互いに独立して、−O−、−S−、 −N(R′)−から選択され、R′とR″は、上記ラジカル中に存在する場合、 互いに独立して、水素、アルキル、アルカノイル、アミノアルカノイルから選択 される。 より一般的な本発明の別の様態では、次の構造式(II)を有するタキサン類 似体とそのプロドラッグとが開示される。 前式(II)では、Zが上記の通りであり、R1が、水素、アルカノイル、及び 次式のラジカルから選択され、 前式中でR8が、水素、アルキル、フェニル、置換フェニル、 アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、フェノキシ、又は、置換フ ェノキシであり、R9が、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシア ルキル、アミノアルキル、フェニル、置換フェニル、α−ナフチル、β−ナフチ ル、又は、ヘテロアリールであり、R10が、水素、アルカノイル、置換アルカノ イル、又は、アミノアルカノイルである。 前式(II)中のR2、R3、R5は、互いに独立して、水素、アルキル、アル カノイル、アミノアルカノイルから選択される。 前式(II)中のR4は、水素、アルキル、アルカノイル、アミノアルカノイ ル、又は、フェニルカルボニル(−C(O)−フェニル)である。 上記化合物が、癌と白血病の治療に関して有効であるか、又は、癌と白血病の 治療に使用するためのタキソール誘導体の調製に有用であることが期待できる。 更に、8位として示される位置における適切な置換が上記化合物の水溶性の増大 をもたらすことが予想できる。 本発明の更に別の様態では、本発明の化合物と調剤上許容可能な基剤とを含む 腫瘍抑制性調剤組成物と、治療上有効量の本 発明の化合物を哺乳動物に投与することを含む、腫瘍の治療を必要とする哺乳動 物における腫瘍を抑制する方法とが開示される。図面の簡単な説明 本発明を、添付図面を参照して説明する。 図1は、4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ− 8−ホルミル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカ ヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メ タノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト(式中のZ が−CHOである式(I)の化合物)の3次元構造を描いた図である。発明の詳細な説明 本発明は、式(I)の9−ジヒドロ−13−アセチルバッカチンIII環縮小 化合物と、構造式(II)(式中のZ、R1からR10、R′及びR″は上記の通 りである)を有するその誘導体とを含む。本発明の化合物の中には、−OR′が タキソールのC−13側鎖であるか又は次式を有するラジカルである上記化合物 が含まれる。 次に示す定義が上記化合物と本開示内容全体とに適用される。 本明細書では、術語「アルキル」は、1個から6個の炭素原子を含む直鎖又は 枝分れ鎖飽和炭化水素から1個の水素原子を取り除くことによって得られた一価 の基を意味する(非限定的に、メチル、エチル、n−、イソ−プロピル、n−、 sec−、イソ−、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシルを含む)。 本明細書では、術語「アルカノイル」は、カルボニル基を介して結合した上記 定義の通りのアルキル基を意味する(非限定的に、アセチル、プロピオニル、ブ タノイル、イソブタノイルを含む)。 本明細書では、術語「アルコキシ」は、酸素原子を介して結合した上記定義の 通りのアルキル基を意味する(非限定的に、メトキシ、エトキシ、イソ−プロポ キシ、ブトキシ、tert−ブトキシを含む)。 本明細書では、術語「アミノアルカノイル」は、1個から3個のアミノ基で置 換した上記定義の通りのアルカノイル基を意味する(非限定的に、2−アミノプ ロパノイル、4−アミノブタノイル、6−アミノヘキサノイルを含む)。これに 加えて、上記アミノ基は、随意に、天然産アミノ酸のペプチジル残基と、こうし たアミノ酸から得られたジペプチド残基とトリペプチド残基とで置換されてもよ い。 本明細書では、術語「アミノアルキル」は、本明細書の他の箇所で定義される 通りのアミノ又は置換アミノで置換された上記定義の通りのアルキル基を意味す る。 本明細書では、術語「ハロゲン」は、ブロモ(Br)、クロロ(Cl)、フル オロ(F)、ヨード(I)から選択される基を意味する。 本明細書では、術語「ハロアルキル」は、1個から3個のハロゲン原子で置換 された上記定義の通りのアルキル基を意味する(非限定的に、フルオロメチル、 トリフルオロメチル、フルオロエチルを含む)。 本明細書では、術語「ヘテロアリール」又は「ヘテロ環式芳香族」は、N、O 、Sから選択される1個から3個のヘテロ原 子を環内に有する5員及び6員の芳香環を意味し、更に、これらの5員及び6員 のヘテロ環式芳香環のベンゾ縮合類似体も含み、ピリジル、キノリル、イソキノ リル、キナゾリニル、フタラジニル、キノキサリニル、フリル、イミダゾリル、 ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ピロリル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾ リル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジル 、インドリル等を非限定的に含む。 本明細書では、術語「N保護されている(N−protected)」と「N 保護する(N−protecting)」は、合成過程中の不要な反応からアミ ノ基又はアミノ酸もしくはペプチドのN末端を保護するための基、又は、上記化 合物に対するエキソペプチダーゼの作用を防止するための基、又は、上記化合物 の水溶性を増大させるための基を使用することを意味し、スルホニルの使用、ア シル(例えば、アセチル、ピバロイル、ベンゾイル)の使用、アルコキシカルボ ニル(例えば、tert−ブチルオキシカルボニル(BOC)、ベンジルオキシカル ボニル(Cbz))の使用、L−アミノアシル残基又はD−アミノアシル残基( これら自体がN保護されていても良い)の使用を含む。他の事例に関しては、本 明細書に引例として組み入れら れているThe Peptides,E.Gross and J.Meien hofer,Vol.3,Academic Press(1981)を参照さ れたい。 本明細書では、術語「プロドラッグ(prodrug)」は、生体中で迅速に (例えば血液中での加水分解によって)変換されて式(I)又は(II)の親化 合物を与える化合物を意味する。T.HiguchiとV.Stellaは、本 明細書に引例として組み入れられている“Prodrugs asNovel Delivery Systems”,A.C.S.Symposium Se ries,Vol.14,American Chemical Societ y(1975)においてプロドラッグの概念について徹底的な討議を行っている 。カルボキシル基を含む化合物のためのプロドラッグとして使用可能なエステル の例に関しては、本明細書に引例として組み入れている“Bioreversi ble Carriers in Drug Design:Theory a nd Application”,E.B.Roche編,Pergamon Press(1987)の14ページから21ページを参照することができる。 本明細書では、術語「プロドラッグエステル基」は、生理学的条件下で加水分 解される幾つかのエステル形成基のいずれかを意味する。プロドラッグエステル 基の例は、ピバロイルオキシメチル、アセトキシメチル、フタリジル、インダニ ル、メトキシメチル、及び、その他の当業で公知の基である。 本明細書では、術語「保護基」は、当業で公知の術語であり、合成中における 不要な反応と分解を防止する、化学的変換を受ける化合物の官能基上の置換基を 意味する。例えば、本明細書に引例として組み入れているT.H.Greene ,“Protective Groups in Organic Synth esis”,John Wiley &Sons(1981)を参照されたい。 本明細書では、術語「置換アルカノイル」は、ヒドロキシル、スルフヒドリル 、アルコキシル、カルボキシル、ハロゲンから互いに独立して選択された1個か ら3個の基で置換された上記定義の通りのアルカノイル基を意味する。 本明細書では、術語「置換アルコキシ」は、ヒドロキシル、スルフヒドリル、 アルコキシル、チオアルコキシル、カルボキシル、アミノ、ハロゲンから互いに 独立して選択された1個か ら3個の基で置換された上記定義の通りのアルコキシ基を意味する。 本明細書では、術語「置換アミノ」は、1個又は2個のアルキル基で置換され たアミノ基を意味し、t−ブチルアミノ、ベンジルアミノ、N,N−ジメチルア ミノとを非限定的に含む。 本明細書では、術語「置換ヘテロアリール」は、ヒドロキシ、ハロ、アルキル イミノ(=NR99、式中R99はアルキル基である)、アミノ、アルキルアミノ、 ジアルキルアミノ、アルコキシ、ポリアルコキシ、ハロアルキル、シクロアルキ ル、アリール、アリールアルキル、−COOH、−SO3H、低級アルキルから 互いに独立して選択される1個又は2個の置換基によって置換されたヘテロアリ ール基を意味する。更に、窒素含有ヘテロ環を上記の通りにN保護することが可 能である。 本明細書では、術語「置換フェニル」は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル 、アルコキシ、ベンジルオキシ、チオアルコキシ、ヒドロキシ、アルカノイル、 カルボキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−OSO3 Hから互いに独立して選択される1個から3個の置換基で置換されたフェニル基 を意味する。 本明細書では、術語「置換フェノキシ」は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキ ル、アルコキシ、ベンジルオキシ、チオアルコキシ、ヒドロキシ、アルカノイル 、カルボキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、−OSO3 Hから互いに独立して選択される1個から3個の置換基で置換されたフェノキ シ基を意味する。 本明細書では、術語「チオアルコキシ」は、酸素原子を硫黄原子で置き換えた 上記定義の通りのアルコキシ基を意味する。 本発明の範囲内に含まれる化合物は、次のものを含む。 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホル ミル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ− 1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−2 0H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −8−ヒドロキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メ タノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −8−メトキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −8−エトキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2− ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメ チルアミノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ− 20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエ チルアミノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルアミノ−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−エチルアミノ−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17− テトラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2 ,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,1 0−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シア ノ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1 −ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイル オキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ− 20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−8−メチルスル ファート、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−8−メチルホスファート、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1 ,3−ジオキソラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,1 3,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメ チル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b] オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(テ トラヒドローオキサゾール−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメ チル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b] オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1 ,3−ジチオラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13 ,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチ ル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オ キセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1 ,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14− ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−2 0H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −8−ヒドロキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メ タノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ− 1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14 −ウンデカヒドロ−8−メトキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル −1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキ セト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −8−エトキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1.2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2−ベンゾイ ルオキシ−1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10, 13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメチルアミ ノメチル−1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10, 13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエチルアミ ノメチル−1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10, 13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルアミノ−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −7,14,14,17−テトラメチル−8−エチルアミノ−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ −20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,1 0−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シアノ−1, 12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウ ンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8, 10,13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチル−1 ,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト −8−メチルスルファート、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,12−ジヒド ロキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−8−メチルホスファート、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジ オキソラン−2−イル)−1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6, 7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメ チル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b] オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(テトラヒド ロ−オキサゾール−2−イル)−1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5 ,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テ トラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ [1,2−b]オキセト、 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジ チオラン−2−イル)−1,12−ジヒドロキシ−1,2,3,4,5,6,7 ,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−7,14,14,17−テトラメチ ル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オ キセト、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメチル−7 ,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[ 2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−メトキシメチル−7, 14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ [2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−エトキシメチル−7, 14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2 ,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメチルアミノメチル−1,2, 3,4,5,6,7,8, 10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17− テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1, 2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエチルアミノメチル−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメチル−8−メチルアミノメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ [2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5 ,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14 ,14,17−テトラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ−20H− シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2 ,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,10−メタノ−20H−シクロ ノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12− イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シアノ−1,2,3,4,5,6 ,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,1 4,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベ ンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジオキソラン−2−イ ル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ− 1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−2 0H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステ ル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(テトラヒドロ−オキサゾール− 2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒ ドロ−1 −ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル 、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジチオラン−2−イル )−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1 −ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル 、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1 ,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒド ロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シ クロノナ3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2− ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメチル−7,14,14 17− テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1, 2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−メ トキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル 、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−エトキ シメチル−7,14,14,7−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シ クロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2−ベンゾイ ルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエ ステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメチルアミ ノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエ ステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエチルアミ ノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10− メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12− イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,1 4,14,17−テトラメチル−8−メチルアミノメチル−1,10−メタノ− 20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエス テル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,1 4,14,17−テトラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ−20H −シクロノナ[23,ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10, 13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラ メチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3 ]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,1 4,14,17−テトラメチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエ ステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シアノ−1, 2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロ キシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シク ロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシ ベンゼンプロパン酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ− 8−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8, 10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17− テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1, 2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(テトラヒド ロ−オキサゾール−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13 ,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチ ル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オ キセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジ チオラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ [1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(1−ナフチル)プロパン酸4 ,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキ シメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H− シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(2−ナフチル)プロパン酸4 ,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロ キシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(ピリジル)プロパン酸4,9 −ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6, 7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシ メチル− 7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ [2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(チエニル)プロパン酸4,9 −ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6, 7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシ メチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シ クロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(フリル)プロパン酸4,9− ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7 ,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメ チル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シク ロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシーγ−(オキサゾリル)プロパン酸4 ,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾ イルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒ ドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメチル−7,14,14,17−テトラ メチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b ]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(イミダゾリル)プロパン酸4 ,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロ キシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(ピラジニル)プロパン酸4, 9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6 ,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキ シメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H= シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシ−γ−(ピリダジニル)プロパン酸4 ,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロ キシメチル−7,14,4,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H− シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 及び、これらの各々のプロドラッグ。 上記の本発明の化合物の中で好ましいものは、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホル ミル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ− 1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−2 0H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1 ,2,3,4,5,6,7,8,10, 3,14−ウンデカヒドロ−1−ヒド ロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 及び、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14, 14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3] ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル である。 これらの中で、特に好ましい、本発明の最適な実施形態と考えられる化合物は 、β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1 ,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒド ロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シ クロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステルである 。 本発明の調剤組成物は、調剤上許容可能な基剤と組み合わせ て1つ以上の上記化合物を含む。術語「調剤上許容可能な」は、確実な根拠のあ る医学的判断の範囲内で、不適切な毒性、刺激作用、アレルギー反応等なしに、 人間の組織とその他の哺乳動物の組織とに接触させて使用するのに適しており、 且つ、適切な利益/リスク比(benefit/risk ratio)に見合 っていることを意味する。本明細書では、術語「調剤上許容可能な基剤」は、無 毒で不活性の固体増量剤、半固体増量剤、又は、液体増量剤、希釈剤、カプセル 封入材料、任意のタイプの補助調合物を意味する。調剤上許容可能な基剤として 使用可能な材料の例は、糖(例えば、ラクトース、グルコース、スクロース)、 デンプン(例えば、コーンスターチ、馬鈴薯デンプン)、セルロース及びその誘 導体(例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、酢 酸セルロース)、粉末トラガカント、モルト、ゼラチン、タルク、賦形剤(例え ば、ココアバター、座薬用ワックス)、油(例えば、落花生油、綿実油、紅花油 、胡麻油、オリーブ油、トウモロコシ油、大豆油)、グリコール(例えば、プロ ピレングリコール)、エステル(例えば、オレイン酸エチル、ラウリン酸エチル )、寒天、緩衝剤(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム)、 アルギン酸、パイロージェンを含まない水、等張塩類液、リンガー液、エチルア ルコール、リン酸緩衝液であり、他の無毒の適合性潤滑剤(例えば、ラウリル硫 酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム)、着色剤、解除剤、コーティング剤 、甘味剤、矯臭剤、香料、防腐剤、酸化防止剤も、調合者の判断によって上記調 剤組成物中に含まれることが可能である。本発明の調剤組成物は、人間と他の乳 動物とに対して、経口的経路で、直腸経路で、非経口的経路で、槽内(intraCis ternally)に、膣内に、腹腔内に、局所的に(粉末、軟膏、滴剤によって)、口 腔内に、経口噴霧又は鼻腔噴霧によって投与されることが可能である。 経口投与のための液体調剤形態は、調剤上許容可能な乳剤、マイクロ乳剤(m icroemulsion)、溶液、懸濁液、シロップ、エリキシル剤を含む。 上記活性化合物に加えて、液体調剤形態は、当業で一般に使用する不活性希釈剤 (例えば、水、又は、他の溶媒)、可溶化剤及び乳化剤(例えば、エチルアルコ ール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール 、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ メチルホルムアミド、 油(特に、綿実油、落花生(groundnut)油、胚芽油、トウモロコシ油、オリー ブ油、ヒマシ油、胡麻油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール 、ポリエチレングリコール、ソルビタンの脂肪酸エステル、これらの混合物)を 含む。 不活性希釈剤に加えて、経口組成物は、湿潤剤、乳化剤、懸濁剤、甘味剤、矯 臭剤、香料のような佐剤を含むことも可能である。 注射用調剤、例えば、注射用無菌水性懸濁液又は注射用無菌油状懸濁液を、適 切な分散剤又は潤滑剤と懸濁剤とを使用して従来の技術によって調合することも 可能である。注射用無菌調剤は、例えば1,3−ブタンジオール溶液のような、 非経口的使用が可能な無毒の希釈剤又は溶媒中の、無菌の注射可能な溶液、懸濁 液、乳濁液であることも可能である。使用可能なビヒクルと溶媒の中には、水、 リンガー液、U.S.P.、等張塩化ナトリウム溶液とが含まれる。これに加え て、無菌の不揮発性油を、溶媒又は懸濁媒質として従来から使用されている。こ のためには、合成モノグリセリドと合成ジグリセリドとを含む任意の低刺激性の 不揮発性油を使用することも可能である。これに加えて、オレイン酸のような脂 肪酸を注射液の調製に使用 することも可能である。 例えば、細菌保持(bacterial-retaining)フィルタで濾過することによって 、又は、使用の前に無菌水もしくは他の注射用無菌媒質の中に溶解もしくは分散 させられることが可能な無菌固体組成物の形態に滅菌剤を混和することによって 、注射用調合物の滅菌を行うことが可能である。 薬剤の効果を長続きさせるために、皮下注射又は筋肉内注射からの薬剤の吸収 を遅くさせることが必要とされる場合が多い。これは、低水溶性の結晶質又は非 晶質の材料の懸濁液を使用することによって行うことが可能である。この場合に は、薬剤の吸収速度は、結晶サイズと結晶形態とに依存する溶解速度によって決 まる。或は、非経口的に投与される薬剤形態の吸収の遅延は、その薬剤を油性ビ ヒクル中に溶解又は懸濁させることによって実現される。ポリラクチド−ポリグ リコリドのような生物分解性ポリマー中に薬剤のマイクロカプセル封入マトリッ クスを形成することによって、注射用デポ剤の製剤形態を形成することが可能で ある。薬剤とポリマーとの比率と、使用する個々のポリマーの性質とに応じて、 薬剤放出速度を調節することが可能である。他の生物分解性ポリマーの例は、ポ リ(オルト エステル)とポリ(酸無水物)とを含む。身体組織との適合性があるリポソーム 又はマイクロエマルション中に薬剤を混和することによって、デポ剤の注射用調 合物を調製することも可能である。 直腸投与又は膣投与用の組成物は、外界温度では固体であるが体温では液体で あり、その結果直腸もしくは膣の腔内で溶融し活性化合物を放出する適切な無刺 激性賦形剤又は基剤(例えば、ココアバター、ポリエチレングリコール、座薬ワ ックス)と本発明の化合物を混合することによって調製することが可能な座薬で あることが好ましい。 類似のタイプの固体組成物を、ラクトース(即ち、乳糖)、高分子量ポリエチ レングリコール等のような賦形剤を使用するソフト充填ゼラチンカプセルとハー ド充填ゼラチンカプセルとにおける充填剤として使用することも可能である。 本発明の活性化合物は、上記の1つ以上の賦形剤と共にマイクロカプセルに封 入した形態であることが可能である。錠剤、糖衣錠、カプセル、ピル、顆粒とい った固体調剤形態を、調剤調合分野で公知の、腸溶剤皮、放出調節剤皮及び他の 剤皮の様な、剤皮又はシェル(Shell)を使用して調製することが可能である。 こうした固体調剤形態では、活性化合物を、少なくとも1つの不活性希釈剤(例 えば、スクロース、ラクトース、デンプン)と混合することも可能である。こう した調剤形態は、常法通りに、不活性希釈剤以外の追加の物質、例えば、ステア リン酸マグネシウムや微晶質セルロースのような錠剤化潤滑剤や他の錠剤化補助 剤を含むことも可能である。カプセル、錠剤、ピルの場合には、その調剤形態は 緩衝剤を含むことも可能である。こうした固体調剤形態は、随意に乳白剤を含ん でよく、更には、腸管経路の特定の部分だけで又は主として腸管経路の特定の部 分で(随意に遅延を伴って)活性成分を放出する組成物であってもよい。使用可 能な包埋組成物の例は、ポリマー物質とワックスを含む。 本発明の化合物の局所的投与又は経皮的投与のための調剤形態は、軟膏、ペー スト、クリーム、ローション、ゲル、粉末、溶液、噴霧液、吸入薬、パッチを含 む。本発明の活性成分は、調剤上許容可能な基剤と、必要に応じた任意の防腐剤 又は緩衝剤と共に無菌状態で混合される。点眼薬、耳滴薬、眼用軟膏、眼用粉末 、眼用溶液も、本発明の範囲内に含むことを意図している。 軟膏、ペースト、クリーム、ゲルは、本発明の活性成分に加えて、動物性脂肪 と植物性脂肪、油、ワックス、パラフィン、デンプン、トラガカント、セルロー ス誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、ケイ酸、タル ク、酸化亜鉛、及び、これらの混合物等の賦形剤を含むことも可能である。 粉末と噴霧液は、本発明の化合物に加えて、ラクトース、タルク、ケイ酸、水 酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ポリアミド粉末、又は、これらの物質の 混合物等の賦形剤を含むことが可能である。噴霧液は、更に、クロロフルオロ炭 化水素のような従来通りの噴射剤を含むことも可能である。 経皮パッチは、身体に対する活性化合物の放出調節を可能にするという更に別 の利点を有する。こうした調剤形態を、本発明の化合物を適切な媒質の中に溶解 又は分散させることによって実現することが可能である。皮膚を通過する活性化 合物の流動を増大させるために、吸収促進剤を使用することも可能である。速度 調節膜を備えることによって、又は、活性化合物をポリマーマトリックス中もし くはゲル中に分散させることによって、皮膚を通過する活性化合物の流動の速度 を調節することが 可能である。 本発明の方法は、腫瘍の治療が必要な患者に対して、治療効果を得るのに必要 な期間に亙って「治療有効量」の本発明の化合物を投与することによって、人間 と他の哺乳動物における腫瘍を治療することを含む。術語「治療有効量」は、任 意の医学的治療に使用可能な合理的な利益/リスク率で腫瘍を治療するのに十分 な化合物の量を意味している。しかし、本発明の化合物と組成物の1日当たりの 合計用量は、担当医師によって健全な医学的判断の範囲内で決定されるというこ とを理解されたい。個々の特定の患者に対する個別的な治療上有効な用量のレベ ルは、治療すべき疾病、その疾病の重症度、使用する個々の化合物の活性、使用 する個々の組成物、患者の年齢、体重、全身的健康度、性別、食餌内容、投与時 間、投与経路、使用する特定の化合物の排出速度、治療期間、使用する特定の化 合物と組み合わせて又は同時に使用する薬剤、医療分野で公知の同様のファクタ ーを含む、様々なファクターによって決まるだろう。 単一の用量又は分割した用量で人間又は他の哺乳動物に投与する本発明の化合 物の1日当たりの合計用量は、例えば、体重1kg当たり0.001mgから5 0mgであり、更に一般的 には、体重1kg当たり0.01mgから25mgであることが可能である。単 一投与用の組成物は、上記の1日当たりの用量の化合物を含んでもよいし、上記 の1日当たりの用量の約数の量の化合物を含んでもよい。一般的に、本発明によ る治療投薬方法(treatment regimen)は、1日当たり約10 mgから約1000mgの本発明の化合物を複数の調剤に含有させて、又は、同 じ量の本発明の化合物を1ケの調剤に含有させて、治療を要する患者に投与する ことから成る。 本発明のプロセスは、9−ジヒドロタキソール又は適切な9−ジヒドロタキソ ール誘導体(例えば、9−ジヒドロ−13−アセチルバッカチンIII(1)) のB環の環縮小によって得られる式(I)の化合物から、上記式(II)の化合 物を調製することを含む。本明細書に引例として組み入れられている1992年 7月16日付で出願された米国特許出願出願番号07,914,720に開示さ れているプロセスによって、本発明の化合物Iを、カナダイチイ(Canadi an yew)Taxus canadensisの押しつぶした針状葉と小枝 からアルコール抽出によって得ることが可能である。その後で、アセトンとメタ ノールとヘキサンとヘプタンと水とから成 る溶媒系の間で分配して脂肪と脂質とを除去することから開始し、一般的な分離 手法を使用して、この抽出物を精製する。脱脂した粗抽出物を更に、メタノール と塩化メチレンとクロロホルムと酢酸エチルと水とから成る溶媒系の間で幾つか の段階に分けて分配する。塩化メチレンから成る溶媒系又はクロロホルムと酢酸 エチルとから成る溶媒系の中に溶解可能な上記抽出物のフラクションは、化合物 (I)を含む。 ヘキサンとメタノールと塩化メチレンとクロロホルムとトルエンと水又は適切 な水性緩衝液とから成る溶媒系を使用して遊星コイル向流クロマトグラフィー( planet coilcountercurrent chromatogr aphy)(PCCC)によって、上記フラクションを更に精製することも可能 である。個々のフラクションは、タキソールとセファロマンニンとバッカチンI IIとを含む幾つかのタキサン誘導体を含む。化合物(I)を含むフラクション から溶媒を取り除き、メタノール(又は、エタノール)と水とから再結晶させ、 純粋な化合物を白色の結晶として得る。必要に応じて、タキソール、バッカチン 、及び、他の関連の化合物を、様々なクロマトグラフィーフラクションから単離 することも可能である。 本発明の化合物には不斉中心が存在してもよい。本発明は、様々な立体異性体 とこれらの混合物とを含む。特定の立体化学的構造を有する開始化合物を市販の 製品として入手することも可能であるし、又は、下記で詳細に説明する方法で調 製し、有機化学分野で公知の手法で分割することも可能である。 一般的には、B環の転位(rearrangement)によって化合物(1)から式(I I)の化合物を合成することが可能であり、このB環の転位の結果として環縮小 生成物が生じ、この生成物は、脱保護された後で、適切な側鎖前駆物質(side c hainprecusor)と反応させられる。下記の図式1に示す、Zが−CHOであるこ うしたプロセスの1つでは、1,13−アセチル−9−ジヒドロバッカチンII Iを不活性溶媒中に溶解し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物で処理し、所 望の環縮小化合物(2)を得る。化合物(2)を、試薬(例えば、ブチルリチウ ム、メチルリチウム、トリエチル水素化ホウ素リチウム)で処理して12位のア セチル基を取り除き、化合物(3)を得る。この後で、化合物(3)を、適切な 保護側鎖誘導体(例えば、(2R,3S)−N−ベンゾイル−O−(1−エトキ シエチル)−3−フェニルイソセリン、又は、(3R,4S)−N −ベンゾイル−3−O−(1−エトキシエチル)−4−フェニル−2−アゼチジ ノン))と反応させ、その後で、弱酸で側鎖保護基を取り除き、化合物6a、6 bを得る(式中のRはベンゾイル又は類似の分子部分である)ことが可能である 。或は、環縮小段階を省略し、上記の通りに反応を進行させて13−アセチル基 を取り除き、その結果得られたヒドロキシ基を適切に保護された側鎖と反応させ ることによって、2′−O−(1−エトキシエチル)−9−ジヒドロタキソール (4)を調製する。この後で、化合物(4)を、不活性溶媒中でトリフルオロス ルホン酸無水物と反応させ、環縮小転位化合物6a、6bを得る。 アルデヒド官能基のエラボレーション(elaboration)を図式2に 示す。アルデヒド(6)を、還元条件下で、様々なアミンと反応させ、更に様々 な酸と反応させ、化合物(7)を得ることが可能である。水素化ホウ素ナトリウ ムのような様々な試薬を用いて還元を行うことによって、ヒドロキシメチル化合 物(8)を生成し、この化合物(8)をアルキル化してアルコキシメチル化合物 を得ることが可能である。或は、ホスホリル又はスルフリル試薬と上記アルコー ルを反応させることによって、リン酸エステル又は硫酸エステルであるプロドラ ッグ(10)を得る。この還元生成物のアセチル化の後に、脱保護を行い、化合 物(9)を得る。化合物(6)を脱水条件下で様々なアミン試薬で化合物(6) を処理することによって、イミン誘導体、オキシム誘導体、ヒドラゾン誘導体( 11)を得る。アルデヒド基を単純に酸化することによって、酸(14)が得ら れ、この後で酸(14)をエステル化し、アミド化し、脱水し、対応するニトリ ルを得ることが可能である。例えば化合物(12)の場合には、Wittig/ Reformatsky法でアルデヒドを相同化(homologation) することによって、上記位置に新たな官能性鎖を与える。ジオー ル、ジチオール、アミノアルコールのような試薬を用いた弱酸処理を行い、化合 物(13)のヘテロ環のようなヘテロ環を上記アルデヒドの位置に形成する。 本発明を非限定的に例示するために示す下記の実施例を参照することによって 、上記説明内容が、より適切に理解されるだろう。バッカチンIII構造上の複 数のヒドロキシル基に影響する選択的な保護段階と脱保護段階を、必要に応じて 様々な順序と数の段階の形で行うことが可能であるということと、図式1と図式 2とがこうした様々な変形例の全てを含むことが意図されているということを、 当業者は理解するだろう。更に、上記合成で使用する個々の試薬と条件の幾つか を示すために、次の略語を使用することに留意されたい。 CH2Cl2 : 塩化メチレン、 EtOAc : 酢酸エチル、 LiHMDS : リチウムヘキサメチルジシラジド、 THF : テトラヒドロフラン実施例 実施例1 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオ キシ−8−ホルミル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウ ンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,1 0−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト(図 式1、化合物(2)) 窒素下で0℃においてCH2Cl2(1mL)とピリジン(0.064mL,2 0eq)との中に溶解した13−アセチル−9−ジヒドロバッカチンIII(1 )(25mg)に、オレンジ色が持続するまで、CH2Cl2中のトリフルオロメ タンスルホン酸無水物10%溶液を攪拌しながら滴状に加えた。薄層クロマトグ ラフィーによれば1時間後に反応が完了した。pH7のリン酸緩衝液を加えるこ とによって反応を停止し、有機層を分離させ、脱水し、真空で蒸発させた。1: 1酢酸エチル/ヘキサンを溶離剤として使用したシリカゲルカラムクロマトグラ フィーによって残さを精製し、標題化合物13.6mgを得た。1 H NMR(CDCl3,300MHz)δ 10.24(d,1H,CHO) ,8.18(d,2H,ArH),7.61(t,1H,ArH),7.5(t ,2H,ArH), 6.28(s,1H,H−10),6.07(t,1H,H−13),5.83 (d,1H,H−2),5.21(d,1H,H−20a),4.9(dd,1 H,H−5),4.19(d,1H,H−20b),2.45−2.44(m, 1H,H−7),2.48(d,1H,H−3),2.25(s,3H,OAc ),2.2(s,3H,OAc),2.23−2.1(m,2H,H−6a,H −14a),2.18(s,3H,OAc),2.0(dd,1H,H−14b) ,1.94(d,3H,ビニル−CH3),1.62(ddd,1H,H−6b) ,1.22(d,3H,C7−CH3),1.15(s,3H,CH3),1.1 (s,3H,CH3).MS(DCl/NH3)m/e613(M+H)+,63 0(M+H+NH3+ X線構造分析のために1:1MeOH/水から再結晶。 単結晶X線回折分析:X線源、Cu Kα;対称、単斜晶、単位格子定数、a= 15.935(3)、b=12.749(1)、c=15.902(2)Å、β =97.746(9)°(25の回折計−測定2θ値から得た);非対称単位1 個当たり2個の組成C334011の分子を有する空間群P21と一 意的に一致する系統的吸光と密度要件(systematic extinctions and density c onsiderations); 全反射、5196;直接的方法によって得た溶液、図1に示す構造を有する; 最終モデルにおいて、無水素原子異方性、R因子 R=0.045実施例2 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1, 2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1,12− ジヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト(図式1、化合物(3 )) 窒素下で−78℃において攪拌したTHF(5mL)中に実施例1から得られ た化合物(27mg)を含む溶液に、Super Hydride(LiEt3 BH,THF中に1モル、0.128mL)を滴状に加えた。薄層クロマトグラ フィーによれば10分後に反応が完了した。pH7のリン酸緩衝液とCH2Cl2 とを加えることによって反応を消止させ、有 機層を分離させ、脱水し、真空で蒸発させた。95:5CH2Cl2/MeOHを 溶離剤として使用したシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残さを精製 し、標題化合物18mgを得た。1 H NMR(CDCl3,300MHz)δ 10.28(d,1H,CHO) ,8.18(d,2H,ArH),7.6(t,1H,ArH),7.48(t ,2H,ArH),6.28(s,1H,H−10),5.79(d,1H,H −2),5.21(d,1H,H−20a),4.9(dd,1H,H−5), 4.86(t,1H,H−13),4.18(d,1H,H−20b),2.5 1(d,1H,H−3),2.5−2.4(m,1H,H−7),2.25(s ,3H,OAc),2.19(s,3H,OAc),2.25−2.0(m,3 H,H−6a,H−14a,b),2.09(d,3H,ビニル−CH3),1.6 2(ddd,1H,H−6,),1.23(d,3H,C7−CH3),1.1 (s,3H,CH3),1.0(s,3H,CH3).MS(DCl/NH3)m /e588(M+H+NH3+ 実施例3 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1, 2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロ キシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シク ロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル(図式1 、化合物(6b)) 窒素下で−78℃において攪拌したTHF(2mL)中に実施例2から得られ た化合物(18mg)を含む溶液に、LiHMDS(THF中に1M、0.06 3mL、2eq)を滴状に加え、15分後にTHF中のラクタム5b((3R, 4S)−N−tert−ブチルオキシカルボニル−3−O−(1−エトキシエチル) −4−フェニル−2−アゼチジノン)(1mL、2eq)を加えた。冷却浴を氷 浴に代え、薄層クロマトグラフィー分析によれば15分後に反応が完了した。p H7のリン酸緩衝液とCH2Cl2とを加えることによって反応を消止させ、有機 層を分離させ、脱水し、真空で蒸発させた。残さをエタノール中の1%HCl( 2mL)で処理し、25℃で4時間に亙っ て攪拌し、この時に、薄層クロマトグラフィー分析によって反応の完了を確認し た。pH7のリン酸緩衝液を加えて反応を消止し、真空で濃縮し、その後で水と CH2Cl2との間で分配した。有機層を分離させ、脱水し、真空で蒸発させ、9 5:5CH2Cl2/MeOHを溶離剤として使用したシリカゲルカラムクロマト グラフィーによって残さを精製し、標題化合物13mgを得た。1 H NMR(CDCl3)δ 10.24(d,1H,CHO),8.23(d ,2H,ArH),7.6−7.3(m,14H,ArH,NH),6.3(s ,1H,H−10),6.3(t,1H,H−13),5.9(d,1H,H− 2),5.85(br d,1H,H−3’),5.18(d,1H,H−20a ),4.83(dd,1H,H−5),4.62(br s,1H,H−2’ ),4.15(d,1H,H−20b),3.15(d,1H,C3−OH), 2.55(d,1H,H−3),2. 5−2.5(m,1H,H−7),2. 38(s,3H,OAc),2.2(s,3H,OAc),2.2−2.1(m ,3H,H−6a,H−14a,b),1.91(br s,3H,ビニル−CH3 ),1.65 (ddd,1H,H−6,),1.27(d,3H,C7−CH3),1.2( s,9H,t−Bu),1.16(s,3H,CH3),1.14(s,3H, CH3実施例4 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(アセ チルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1,2,3,4,5,6 ,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,1 4,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベ ンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル(図式1、化合物(6a)) 実施例1で説明した手順で2’−エトキシエチル−9−ジヒドロタキソール( 4)(10mg)を処理(workup)し、対応する転位生成物を得た。実施例1で 説明した処理の後に、粗生成物を25℃で4時間に亙ってEtOH中の1%HC lで処理し、その後、緩衝液とCH2Cl2とで停止させた。組み合わせた有機抽 出物を洗浄し、脱水し、真空中で濃縮し、残さを得、95:5CH2Cl2/Me OHを溶離剤として使用したシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残さ を精製し、標題 化合物1.8mgを得た。1 H NMR(CDCl3,300MHz)δ 10.25(d,1H,CHO) ,8.26(d,2H,ArH),7.7−7.3(m,13H,ArH),6 .99(d,1H,NH),6.3(s,1H,H−10),6.22(t,1 H,H−13),5.92(d,1H,H−2),5.85(br d,1H, H−3′),5.2(d,1H,H−20a),4.83(dd,1H,H−5 ),4.78(br s,1H,H−2′),4.17(d,1H,H−20, ),3.3(d,1H,C3−OH),2.59(d,1H,H−3),2.5 (m,1H,H−7),2.4(s,3H,OAc),2.26(dd,1H, H−14a),2.2(S,3H,OAc),2.25−2.0(m,2H,H −6a,H−14b),1.92(br s,3H,ビニル−CH3),1.62 (ddd,1H,H−6,),1.29(d,3H,C7−CH3),1.8( s,3H,CH3),1.2(s,3H,CH3).実施例5 生体外における腫瘍細胞に対する細胞毒性に関する検定 本発明の化合物を、腫瘍系統A549(ヒト乳癌)、HT−29(ヒト肺癌) 、B16F10(マウス黒色腫)、P−388(マウス白血病)に対する生体外 細胞毒性活性に関して試験した。下記のプロトコールに従って培養細胞に対する 細胞毒性活性に関する比色検定で、50%増殖阻害濃度(IC50)を測定した。 様々な濃度の薬剤に接触(expose)させた培養細胞の増殖阻害を測定するため に、3日間のマイクロタイター(microtiter)検定を使用した。可視 スペクトル中の570nmにおいて吸光する定量可能な着色最終生成物にテトラ ゾリウム染料MTT(3−(4,5−ジメチル−チアゾール−2−イル−2,5 −ジフェニルテトラゾリウムブロミド)を還元する当該細胞の能力に基づいて、 試験化合物に接触した細胞の代謝活性と、従って、その連続生存とを測定した。 試験化合物をジメチルスルホキシド(DMSO)中に溶解し、最初にEarl e’s Balanced Salt Solutionで希釈し、更に培養液 で希釈し、この試験化合物の試験時の最高濃度に比べて2倍の濃度にした。96 ウェルマイクロタイタートレイ(96−well microtiter tray)内で、この濃厚な原液から2倍づつ連続希釈した希釈液を調製した 。各々のウェル(well)内には、所望の最終化合物濃度の2倍の濃度で試験 化合物が含まれていた。各々の濃度を三つ組で試験し、薬剤を含まない3つ組の 対照試料と比較した。 上記化合物を希釈するのに使用したのと同じ媒質中で上記細胞を増殖させ、そ の後で、トリプシン処理を使用して収集した。これは、吸引によって媒質を除去 することと、Earle’s Balanced Salt Solution で細胞単層を2回洗浄することと、トリプシン(0.05%)/EDTA(0. 53mM;25cm2毎、約0.2mL)を加えることと、上記単層を覆うよう に傾注することと、溶液の薄膜だけを残す形でトリプシンを取り除くことと、細 胞単層が分離するまで室温でインキュベートすること(肉眼及び/又は顕微鏡に よる観察によって確認)、トリプシンの作用を停止させ細胞を再懸濁させるため に胎児仔ウシ血清を含む媒質を加えることと、細胞塊の分離を促進するために粉 砕することと、電子式細胞カウンター(electronic cell co unter)(例えば、Coulter Counter)によって、又は、 Trypan Blue(標準塩類液中0.4%)と細胞懸濁液アリコートを混 合し血球計算盤を使用して生存細胞をカウントすることによって、ミリリットル 当たりの細胞数を求めることを含む。 生存細胞の収集と生存細胞数の測定の後に、細胞密度を25,000細胞/m Lに調節した。その後で、ウェル1つ当たり2,500個の細胞の最終濃度を得 るように、上記細胞を含む接種材料(0.1mL)を各々のウェルに加えた。上 記接種材料を加えることによって、試験化合物を所望の最終濃度に希釈した。 その後で、二酸化炭素5%を含む増湿雰囲気中でマイクロタイタートレイを3 6℃で3日間に亙ってインキュベートした。3日後に、リン酸緩衝塩類液中にM TTを5mg/mL含む溶液20マイクロタイターを各ウェルに加えた。2時間 から4時間に亙ってトレイを恒温器に戻し、生存細胞が染料を還元するままにさ せた。媒質と未還元染料を吸引で取り除いた。DMSOを各ウェルに加え、分光 測光法で570nmで測定可能にするために、着色した水溶性の染料還元最終生 成物を溶解した。薬剤で処理していない対照試料の場合の570nmでの吸光度 値の50%に570nmでの吸光度を減少させるために必要とされる試験化合物 の濃度として、IC50を測定した。 下記の表1に示した試験結果は、本発明の化合物の細胞毒性活性を立証してい る。 上記の詳細な説明と添付の実施例は単に本発明の具体例を示すものであり、従 って、本発明の範囲を限定するものと受け取られてはならず、本発明の範囲は、 添付クレームとその同等物とによってのみ定義されるものである。当業者にとっ て明らかであろう上記で開示した具体例に対する様々な変更と変形は、本発明の 思想と範囲から逸脱することなく行われることが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 次式を有する化合物、又はそのプロドラッグとであって、 前式中で、R1が、水素、アルカノイル、次式のラジカルから成るグループから 選択され、 8が、水素、アルキル、フェニル、置換フェニル、アルコキシ、置換アルコ キシ、アミノ、置換アミノ、フェノキシ、置 換フェノキシから成るグループから選択され、R9が、水素、アルキル、ヒドロ キシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、フェニル、置換フェニル から成るグループから選択され、R10が、水素、アルカノイル、置換アルカノイ ル、アミノアルカノイルから成るグループから選択され、 R2、R3、R5が、互いに独立して、水素、アルキル、アルカノイル、アミノ アルカノイルから成るグループから選択され、 R4が、水素、アルキル、アルカノイル、アミノアルカノイル、フェニルカル ボニルから成るグループから選択され、 Zが、−CHO、−CH2OH、−CH2OR′、−CH2NR′R″、−CH =NR′、−CH=NOR′、−CH=NNR′R″、−CH(OH)SO3N a、−CH2OPO3 =、−CH2OSO3 =、−CN、次式のラジカルから成るグル ープから選択され、 前式中のXとYとが、互いに独立して、−O−、−S−、 N(R′)−から選択され、R′とR″とが、互いに独立して、それぞれ存在す る時には、水素、低級アルキル、アルカノイル、アミノアルカノイルから成るグ ループから選択される前記化合物、又はそのプロドラッグ。 2. R1が、次式を有するラジカルである請求項1に記載の化合物。 3. R1、R2、R3がアセチルであり、R5が水素である請求項1に記載の化合 物。 4. 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8− ホルミル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイル オキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ −1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメチル−7,14,14,17−テトラメチ ル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オ キセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −8−メトキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −8−エトキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2− ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメ チルアミノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエ チルアミノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウン デカヒドロ−1−ヒドロキシー7,14,14,17−テトラメチル−1,10 −メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルアミノ−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−エチルアミノ−1,10−メタノ −20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,1 0−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シア ノ−1,2,3,4,5,6,7,8,10, 13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラ メチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b ]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−8−メチルスルファート、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−8−メチルホスファート、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1 ,3−ジオキソラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,1 3,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメ チル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b] オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(テ トラヒドロ−オキサゾール−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2 −b]オキセト、 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1 ,3−ジチオラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13 ,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチ ル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オ キセト、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14, 14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2, 3 ]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメチル−7 ,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[ 2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−メトキシメチル−7, 14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2 ,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−エトキシメチル−7, 14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ [2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2−ベンゾイルオキシ−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメチルアミノメチル−1,2, 3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ −7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエチルアミノメチル−1,2, 3,4,5,6,7,8, 10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17− テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1, 2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメチル−8−メチルアミノメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ [2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,1 0,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テ トラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2, 3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸 4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5 ,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14 ,14,17−テトラメチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタノ−20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノα−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(アセ チルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10 ,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テト ラメチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノ ナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シアノ−1,2,3,4,5,6 ,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,1 4,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベ ンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステ ル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジオキソラン−2−イ ル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ− 1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−2 0H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステ ル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(テトラヒドロ−オキサゾール− 2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒ ドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタ ノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イル エステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジチオラン−2−イル )−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1 −ヒドロ キシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シク ロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1 ,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒド ロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シ クロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−ヒ ドロキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−2 0H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステ ル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベ ンゾイルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデ カヒドロ−1−ヒドロキシ−8−メトキシメチル−7,14,14,17−テト ラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2− b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−8−エ トキシメチル−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル 、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−8−アセチルオキシメチル−2−ベンゾイ ルオキシ−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエ ステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジメチルアミ ノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエ ステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ジエチルアミ ノメチル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエ ステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,1 4,14,17−テトラメチル−8−メチルアミノメチル−1, 10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト− 12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,1 4,14,17−テトラメチル−8−メチルイミノ−1,10−メタノ−20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,1 4,14,17−テトラメチル−8−メトキシイミノ−1,10−メタノ−20 H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル 、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−1,2,3,4, 5,6,7,8,10, 13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラ メチル−8−メチルヒドラジノメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ [2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−シアノ−1, 2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロ キシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シク ロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジ オキソラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14 −ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1 ,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト −12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシ ベンゼンプロパン酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ− 8−(テトラヒドローオキサゾール−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7 ,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14, 17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ [1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−(1,3−ジ チオラン−2−イル)−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14− ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1, 10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト− 12−イルエステル、又は、 これらの各々のプロドラッグ から成るグループから選択される請求項1に記載の化合物。 5. 4,9,12−トリス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8− ホルミル−1,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒド ロ−1−ヒドロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ −20H −シクロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト、 β−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン 酸4,9−ビス(アセチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1 ,2,3,4,5,6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒド ロキシ−7,14,14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シ クロノナ[2,3]ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、 β−ベンゾイルアミノ−α−ヒドロキシベンゼンプロパン酸4,9−ビス(ア セチルオキシ)−2−ベンゾイルオキシ−8−ホルミル−1,2,3,4,5, 6,7,8,10,13,14−ウンデカヒドロ−1−ヒドロキシ−7,14, 14,17−テトラメチル−1,10−メタノ−20H−シクロノナ[2,3] ベンズ[1,2−b]オキセト−12−イルエステル、又は、 これらの各々のプロドラッグ から成るグループから選択される請求項4に記載の化合物。 6. 調剤上許容可能な基剤と請求項1に記載の化合物とを含む調剤組成物。 7. 調剤上許容可能な基剤と請求項4に記載の化合物とを含む調剤組成物。 8. 調剤上許容可能な基剤と請求項5に記載の化合物とを含む調剤組成物。 9. 腫瘍の治療を必要とする哺乳動物に対して治療有効量の請求項1に記載の 化合物を投与することを含む、腫瘍の治療を必要とする哺乳動物の腫瘍を阻害す るための方法。 10. 腫瘍の治療を必要とする哺乳動物に対して治療有効量の請求項4に記載 の化合物を投与することを含む、腫瘍の治療を必要とする哺乳動物の腫瘍を阻害 するための方法。 11. 腫瘍の治療を必要とする哺乳動物に対して治療有効量の請求項5に記載 の化合物を投与することを含む、腫瘍の治療を必要とする哺乳動物の腫瘍を阻害 するための方法。 12. 9−ジヒドロタキソール又は9−ジヒドロタキソール誘導体を転位する ことにより環縮小化合物を得ることを含む請求項1に記載の化合物の製造方法。 13. 前記9−ジヒドロタキソール誘導体が9−ジヒドロ−13−アセチルバ ッカチンIIIである請求項12に記載の方法。
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