JPH0949564A - 自動変速機の故障診断装置 - Google Patents

自動変速機の故障診断装置

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JPH0949564A
JPH0949564A JP7200721A JP20072195A JPH0949564A JP H0949564 A JPH0949564 A JP H0949564A JP 7200721 A JP7200721 A JP 7200721A JP 20072195 A JP20072195 A JP 20072195A JP H0949564 A JPH0949564 A JP H0949564A
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JP
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oil temperature
automatic transmission
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determination
oil
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JP7200721A
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Inventor
Masanobu Seki
雅信 関
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速機の故障を正確に診断する。 【解決手段】 油圧により摩擦係合の締結と解除を制御
する自動変速機2の故障診断装置に、自動変速機油の温
度を検出する油温検出手段4と、車両が油温上昇の原因
となる走行状態か否かを判定する走行状態判定手段10
aと、油温検出手段4による検出油温と走行状態判定手
段10aによる判定結果とに基づいて油温上昇に対する
影響度合いを演算する影響度合い演算手段10bと、油
温検出手段4により検出された油温と影響度合い演算手
段10bにより演算された影響度合いとに基づいて自動
変速機2の異常を判定する異常判定手段10c,10d
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機の故障診
断を行なう装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】自動変速機の滑りの発生や
変速機冷却系の不具合発生を検知するために、変速機の
オイルパン内に油温検出用センサーを設置し、検出温度
が所定値を越えたら上記の不具合が発生していると判断
する、自動変速機の故障診断方法が考えられる。ところ
が、変速機の油温は、上述した不具合以外にも、高負荷
走行や渋滞路走行などの特殊な走行条件下でも上昇する
ため、変速機の油温のみに基づいて故障診断を行なうと
正確な診断結果が得られないという問題がある。
【0003】本発明の目的は、自動変速機の故障を正確
に診断する故障診断装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、油圧により摩擦係合の締結と解
除を制御する自動変速機の故障診断装置に適用される。
そして、自動変速機油の温度を検出する油温検出手段
と、車両が油温上昇の原因となる走行状態か否かを判定
する走行状態判定手段と、前記油温検出手段による検出
油温と前記走行状態判定手段による判定結果とに基づい
て油温上昇に対する影響度合いを演算する影響度合い演
算手段と、前記油温検出手段により検出された油温と前
記影響度合い演算手段により演算された影響度合いとに
基づいて自動変速機の異常を判定する異常判定手段とを
備える。請求項1の自動変速機の故障診断装置では、自
動変速機油の温度と車両が油温上昇の原因となる走行状
態か否かの判定結果とに基づいて油温上昇に対する影響
度合いを演算し、自動変速機油の温度と油温上昇に対す
る影響度合いとに基づいて自動変速機の異常を判定す
る。請求項2の自動変速機の故障診断装置は、前記走行
状態判定手段によって、車両の高負荷走行状態および渋
滞路走行状態を油温上昇の原因となる走行状態であると
判定するようにしたものである。請求項2の自動変速機
の故障診断装置では、車両の高負荷走行状態および渋滞
路走行状態を油温上昇の原因となる走行状態であると判
定する。請求項3の自動変速機の故障診断装置は、前記
影響度合い演算手段によって、前記油温検出手段により
第1温度以上の油温が検出された回数と、前記走行状態
判定手段により高負荷走行状態と判定された回数と、前
記走行状態判定手段により渋滞路走行状態と判定された
回数とに基づいて油温上昇に対する影響度合いを演算す
るようにしたものである。請求項3の自動変速機の故障
診断装置では、第1温度以上の油温が検出された回数
と、高負荷走行状態と判定された回数と、渋滞路走行状
態と判定された回数とに基づいて油温上昇に対する影響
度合いを演算する。請求項4の自動変速機の故障診断装
置は、前記異常判定手段によって、前記影響度合い演算
手段により演算された影響度合いが0であるにも拘わら
ず前記油温検出手段により第2温度以上の油温が検出さ
れたら自動変速機に異常があると判定するようにしたも
のである。請求項4の自動変速機の故障診断装置では、
油温上昇に対する影響度合いが0であるにも拘わらず第
2温度以上の油温が検出されたら自動変速機に異常があ
ると判定する。請求項5の自動変速機の故障診断装置
は、前記異常判定手段によって、前記油温検出手段によ
り第3温度以上の油温が検出された時に、前記影響度合
い演算手段により演算された影響度合いに基づいて自動
変速機が異常か否かを判定する油温の判定基準値を設定
し、前記油温検出手段により検出された油温が前記判定
基準値を超えたら自動変速機に異常があると判定するよ
うにしたものである。請求項5の自動変速機の故障診断
装置では、第3温度以上の油温が検出された時に油温上
昇に対する影響度合いに基づいて自動変速機が異常か否
かを判定する油温の判定基準値を設定し、油温が前記判
定基準値を超えたら自動変速機に異常があると判定す
る。請求項6の自動変速機の故障診断装置は、自動変速
機の変速段数と入出力軸回転数とに基づいて滑りを検出
する滑り検出手段と、前記異常判定手段により異常判定
がなされた時に前記滑り検出手段により所定量以上の滑
りが検出された場合は、自動変速機の異常が自動変速機
の滑りに起因すると判定する異常原因判定手段とを備え
たものである。請求項6の自動変速機の故障診断装置で
は、自動変速機の変速段数と入出力軸回転数とに基づい
て滑りを検出し、自動変速機の異常判定がなされた時に
所定量以上の滑りが検出された場合は、自動変速機の異
常が自動変速機の滑りに起因すると判定する。請求項7
自動変速機の故障診断装置は、前記自動変速機油を冷却
するための変速機油冷却装置を備え、前記異常原因判定
手段によって、前記異常判定手段により異常判定がなさ
れた時に前記滑り検出手段により前記所定量以上の滑り
が検出されなかった場合は、自動変速機の異常が変速機
油冷却装置の故障に起因すると判定するようにしたもの
である。請求項7の自動変速機の故障診断装置では、自
動変速機の異常判定がなされた時に前記所定量以上の滑
りが検出されなかった場合は、自動変速機の異常が変速
機油冷却装置の故障に起因すると判定する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。1は車両のエンジン、2は自動変速機
であり、エンジン1の動力はトルクコンバーター3を介
して自動変速機2へ伝達される。なおこの実施形態で
は、クラッチやバンドブレーキなどの摩擦係合要素に選
択的に油圧を作用させて歯車機構の組合せを変える自動
変速機を例に上げて説明する。また、この自動変速機2
は変速機油の冷却装置を備えている。油温センサー4は
自動変速機2のオイルパン内に設置され、変速機油の温
度を検出する。エンジン負荷センサー5は、エンジン1
の不図示の吸気管内に設けられたスロットルバルブの開
度、または吸入空気圧によりエンジン1の負荷状態を検
出する。また、インヒビタスイッチ6は自動変速機2の
走行レンジを検出する。車速センサー7は自動変速機2
の出力軸回転数を検出する。なお、この車速センサー7
により検出された回転数に所定の変換係数を乗じて車速
が求められる。さらに、タービン回転センサー8は自動
変速機2の入力軸回転数を検出し、エンジン回転センサ
ー9はエンジン1の回転数を検出する。
【0006】診断装置10はマイクロコンピューターと
その周辺部品から構成され、ソフトウエア形態による油
温上昇走行判定部10a、油温上昇走行影響度算出部1
0b、異常判定油温設定部10c、異常判定部10d、
車両走行状態記憶部10e、異常原因判定部10fおよ
び異常内容記憶部10gを備えている。油温上昇走行判
定部10aには、エンジン負荷センサー5からエンジン
1の負荷情報と、インヒビタスイッチ6から自動変速機
2の走行レンジ情報と、車速センサー7から車速とが入
力され、それらの情報に基づいて高負荷走行や渋滞路走
行などの変速機油の温度を上昇させる油温上昇走行であ
るか否かを判定する。詳細を後述するが、この実施形態
ではエンジン負荷センサー5により検出されたエンジン
1の負荷状態に基づいて高負荷走行か否かを判定し、エ
ンジン負荷センサー5によるエンジン負荷状態と、イン
ヒビタスイッチ6による変速機走行レンジと、車速セン
サー7による車速とに基づいて渋滞路走行か否かを判定
する。油温上昇走行判定部10aは油温上昇走行の判定
を設定時間ごとに行ない、判定結果を油温上昇走行影響
度算出部10bへ出力する。
【0007】油温上昇走行影響度算出部10bは、上述
した油温上昇走行判定部10aと同じ設定時間間隔で油
温センサー4により検出された変速機油温を温度T1お
よびT1よりも低い温度T2と比較し、変速機油温が温
度T1以上であれば油温上昇走行判定部10aによる判
定結果の入力を開始し、変速機油温が温度T2未満であ
れば油温上昇走行判定部10aによる判定結果の入力を
中止する。さらに、油温上昇走行影響度算出部10b
は、油温上昇走行判定部10aによる判定結果に基づい
て変速機油温が上昇する原因となる走行による影響を表
わす油温上昇走行影響指数を、例えば次式により上記設
定時間ごとに算出する。
【数1】(油温上昇走行影響指数)=(α・ta+β・
tb)γ/T ここで、taは油温上昇走行判定部10aから高負荷走
行の判定結果が出力された回数、tbは油温上昇走行判
定部10aから渋滞路走行の判定結果が出力された回
数、Tは油温センサー4により検出された油温がT1以
上と判定された回数、α,β,γは定数である。なお、
ta,tb,Tにはそれぞれ、油温上昇走行による影響
の飽和を想定した最大値が設定されており、最大値に達
した場合はその値を保持する。一方、油温上昇走行判定
部10aから高負荷走行と渋滞路走行の判定結果が出力
されなかった場合には、油温上昇走行による影響の減少
を表わすために、次式により油温上昇影響指数の減算を
設定時間ごとに行なう。
【数2】(油温上昇走行影響指数)={(Ta−A)+
(Tb−B)}γ/T ここで、Taは油温上昇走行判定部10aから高負荷走
行の判定結果が出力された回数の最新の値、Tbは油温
上昇走行判定部10aから渋滞路走行の判定結果が出力
された回数の最新の値、Tは油温センサー4により検出
された油温がT1以上と判定された回数の最新の値、
A,Bは定数である。また、項(Ta−A)および(T
b−B)はそれらの値が負になった時点で減算を終了
し、それ以後は負になった項の値を0にする。
【0008】油温がT1以上の場合には、油温上昇走行
判定部10aの判定結果が油温上昇走行状態からそれ以
外の走行状態へ変化した時とその逆の変化をした時に
は、走行状態変化前の影響が持続する時間を予測し、油
温上昇走行影響持続時間としてその時間だけ油温上昇走
行影響指数の値を保持する。油温上昇走行影響持続時間
は次式により算出する。
【数3】(油温上昇走行影響持続時間)=(最新の油温
上昇走行影響指数)・C ここで、Cは定数である。
【0009】油温上昇走行影響度算出部10bで算出さ
れる油温上昇走行影響指数は、逐次異常判定油温設定部
10cおよび異常判定部10dへ出力する。異常判定油
温設定部10cは、変速機の油温が所定温度T3以上の
場合に、油温上昇走行影響度算出部10bにより算出さ
れた油温上昇走行影響指数に基づいて、自動変速機2が
異常か否かを判定する油温の判定基準値T4を設定し、
異常判定部10dへ出力する。異常判定部10dは、変
速機の油温が判定基準値T4以上となった場合、あるい
は、油温上昇走行影響指数が0以下になって油温上昇走
行による影響が解消したはずであるのに油温がT2以上
の場合は、自動変速機2に異常があると判定する。車両
走行状態記憶部10eには、エンジン負荷センサー5、
車速センサー7、タービン回転センサー8およびエンジ
ン回転センサー9からの信号が入力され、自動変速機2
の滑りに関する情報が記憶されている。異常判定部10
dによって異常と判定された場合、車両走行状態記憶部
10eに記憶されている記憶内容が異常原因判定部10
fへ出力される。異常原因判定部10fは、車両走行状
態記憶部10eから自動変速機2の滑りに関する情報が
所定量以上入力された場合は、油温上昇の原因が自動変
速機2の滑りによるものであると判定し、それ以外の場
合は、自動変速機2の冷却装置の不具合によるものであ
ると判定する。この判定結果は異常内容記憶部10gに
記憶され、警告装置11により警告が行われる。診断情
報出力装置12は、必要に応じて診断装置10の車両走
行状態記憶部10eと異常内容記憶部10gから記憶内
容を読み出し、自動変速機2の故障診断に活用する。
【0010】図2は、診断装置10の異常判定メインプ
ログラムを示すフローチャートである。自動変速機2の
異常判定処理は、エンジン1が回転中であることを条件
に行なう。ステップ10において、エンジン回転センサ
ー9によりエンジン1が回転中であるか否かを判断し、
回転中であればステップ20以降の異常判定処理を行な
い、回転中でなければ処理を終了する。ステップ20
で、図3〜図5に示すプログラムを実行して走行状態の
判定を行なう。図3は、車両が油温上昇に影響を与える
走行状態であるか否かを判定するプログラムであり、油
温上昇走行判定部10aで実行され、判定結果は油温上
昇走行影響度算出部10bへ出力される。図3のステッ
プ2010において、エンジン負荷センサー5により検
出されたエンジン負荷が所定値以上か否かを判定する。
エンジン負荷が所定値以上の時はステップ2040へ進
み、高負荷判定フラグをセットする。続くステップ20
60で、エンジン1が停止されたら処理を終了し、エン
ジン1が回転中であればステップ2010へ戻って上記
処理を繰り返す。一方、エンジン負荷が所定値未満の時
は、ステップ2041で高負荷判定フラグをリセット
し、続くステップ2020で車速センサー7により検出
された車速が所定値以下か否かを判定する。車速が所定
値よりも高い時はステップ2060へ進み、エンジン1
が停止されたら処理を終了し、エンジン1が回転中であ
ればステップ2010へ戻って上記処理を繰り返す。ま
た、車速が所定値以下の時はステップ2030へ進み、
インヒビタスイッチ6により検出された走行レンジがニ
ュートラル以外の走行レンジにあるか否かを判定する。
ニュートラル以外の走行レンジにある時は、ステップ2
050で渋滞路を走行中であると判断して渋滞路判定フ
ラグをセットする。走行レンジがニュートラルにある時
は、ステップ2051で渋滞路走行フラグをリセットす
る。
【0011】図4は自動変速機2の変速定常状態におけ
る滑りを判定するプログラムであり、図5は変速過渡状
態における滑りを判定するプログラムである。ともに、
車両走行状態記憶部10eで実行される。なお、図中の
Nは現在の変速段、Nnは変速する変速段を表わす。図
4のステップ2070において、インヒビタスイッチ6
などの情報により現在の変速段(第N速)を判定する。
続くステップ2080で、タービン回転センサー8によ
り検出された自動変速機2の入力軸回転数と、車速セン
サー7により検出された自動変速機2の出力軸回転数と
に基づいて、現在の変速段(第N速)におけるギア比が
正常か否かを判定する。ギア比が正常な範囲内にあれば
ステップ2091へ進み、第N速滑りフラグをリセット
し、ギア比が正常な範囲を越えていればステップ209
0へ進み、第N速滑りフラグをセットする。次にステッ
プ2100で、エンジン1が停止されたか否かを判定
し、エンジン1が停止されたら処理を終了し、そうでな
ければステップ2070へ戻って上記処理を繰り返す。
図6(a)に示すように、第1速から第N速までの変速
定常状態における滑り発生カウンタC1〜CNが設けら
れており、各変速段ごとに滑りフラグがセットされた回
数、すなわち変速定常時に滑りが発生した回数をカウン
トする。
【0012】図5のステップ2110において、インヒ
ビタスイッチ6などの情報により第N速から第Nn速へ
の変速中か否かを判定し、変速中であればステップ21
20へ進み、変速時間を計測する。ステップ2130
で、変速時間が正常な範囲内にあるか否かを判定し、正
常な範囲内にあればステップ2141へ進み、第N速か
ら第Nn速への変速における滑りフラグをリセットし、
変速時間が正常な範囲を越えていればステップ2140
へ進み、第N速から第Nn速への変速における滑りフラ
グをセットする。次にステップ2150で、エンジン1
が停止されたか否かを判定し、エンジン1が停止された
ら処理を終了し、そうでなければステップ2110へ戻
って上記処理を繰り返す。図6(b)に示すように、第
1速→第2速から第N速→第Nn速までの変速過渡状態
における滑り発生カウンタC12〜CNNnが設けられ
ており、各変速段ごとに滑りフラグがセットされた回
数、すなわち変速過渡時に滑りが発生した回数をカウン
トする。
【0013】図3〜図5のプログラムによる走行状態の
判定が終了したら図2のステップ30へ進み、油温セン
サー4により検出された油温が上述した温度T1以上か
否かを判定する。油温がT1以上の時は、ステップ40
へ進んで油温フラグをセットし、油温がT1未満の時
は、ステップ41へ進んで油温フラグをリセットする。
次に、ステップ50において図7、図8に示すプログラ
ムを実行して油温上昇走行影響指数と油温上昇走行影響
持続時間を算出する。図7のステップ5010で、T1
以上の油温が検出された回数をカウントする油温カウン
タをカウントアップし、続くステップ5020で、油温
カウンタのカウント値が予め設定した最大値以上になっ
たか否かを判定する。油温カウンタのカウント値が最大
値以上になったらステップ5030へ進み、油温カウン
タのカウント値に最大値を設定してリミットする。ステ
ップ5040で、走行状態を判定し、高負荷フラグがセ
ットされている時はステップ5050へ進み、渋滞路走
行フラグがセットされている時はステップ5080へ進
み、それ以外の時は図8のステップ5120へ進む。
【0014】高負荷走行フラグがセットされている時
は、ステップ5050で高負荷走行状態が検出された回
数をカウントする高負荷カウンタをカウントアップし、
続くステップ5060で高負荷カウンタが予め設定され
た最大値以上か否かを判定する。高負荷カウンタが最大
値以上の時はステップ5070へ進み、高負荷カウンタ
に最大値を設定してリミットする。次にステップ511
0で、数式1により油温上昇走行影響指数を計算する。
一方、渋滞路走行フラグがセットされている時は、ステ
ップ5080で渋滞路走行状態が検出された回数をカウ
ントする渋滞路カウンタをカウントアップし、続くステ
ップ5090で渋滞路カウンタが予め設定された最大値
以上か否かを判定する。渋滞路カウンタが最大値以上の
時はステップ5100へ進み、渋滞路カウンタに最大値
を設定してリミットする。次にステップ5110で、数
式1により油温上昇走行影響指数の増加計算を行なう。
【0015】高負荷走行状態でも渋滞路走行状態でもな
い時は、図8のステップ5120で数式3により油温上
昇走行影響持続時間を計算し、油温上昇影響持続時間タ
イマに設定する。ステップ5130で油温上昇影響持続
時間タイマをスタートさせ、続くステップ5140でタ
イマーがタイムアップしたか否かを確認する。油温上昇
走行影響持続時間が経過した時はステップ5160へ進
み、そうでなければステップ5150へ進む。油温上昇
走行影響持続時間が経過していない時はステップ515
0へ進み、油温上昇走行状態の判定結果が入力されてい
るかどうかを確認し、油温上昇走行状態であればステッ
プ5140へ進み、そうでなければステップ5120へ
戻る。一方、油温上昇走行影響持続時間が経過した時
は、ステップ5160で走行状態を判断する。走行状態
が油温上昇走行状態であれば図7のステップ5010へ
進み、油温上昇走行状態以外であればステップ5170
へ進む。ステップ5170では、数式2により油温上昇
走行影響指数の減少計算を行なう。続くステップ518
0で、油温上昇走行影響指数が0か否かを調べ、0であ
れば処理を終了し、0でなければステップ5190へ進
む。ステップ5190では、油温上昇走行状態の判定結
果が入力されているかどうかを確認し、油温上昇走行状
態であればステップ5120へ戻り、そうでなければス
テップ5170へ進む。
【0016】図2のステップ60において、図9、図1
0に示すプログラムを実行して異常判定を行なう。図9
に示す異常判定処理では、変速機の油温が温度T3以上
の場合に、油温上昇走行影響指数に基づいて自動変速機
2が異常か否かを判定する油温の判定基準値T4を設定
し、油温が判定基準値T4以上となった場合は自動変速
機2に異常があると判定する。ステップ6010におい
て、油温がT3以上か否かを判断し、油温がT3未満の
時はステップ6020へ進み、油温がT2未満かどうか
を判断する。油温がT2未満の時は処理を終了し、油温
がT2以上の時はステップ6030へ進む。ステップ6
030では、エンジン1が停止したか否かを判断し、停
止したら処理を終了し、回転中であればステップ601
0へ戻る。一方、油温がT3以上の時はステップ604
0へ進み、油温上昇走行影響指数に基づいて判定基準値
T4を設定する。続くステップ6050で、油温が判定
基準値T4以上か否かを判定し、T4以上の時はステッ
プ6080へ進み、自動変速機2に異常があると判断し
て異常判定フラグをセットする。油温が判定基準値T4
未満の時はステップ6060へ進み、エンジン1が停止
したか否かを判断する。エンジン1が停止したら処理を
終了し、停止していなければステップ6070へ進み、
油温がT3未満か否かを判断する。油温がT3未満であ
ればステップ6010へ進み、油温がT3以上であれば
ステップ6050へ進む。
【0017】図10に示す異常判定処理では、油温上昇
走行影響指数が0以下になって油温上昇走行による影響
が解消したはずであるのに油温がT2以上の場合は、自
動変速機2に異常があると判定する。ステップ6090
において、油温上昇走行影響指数が0であるかどうかを
判断し、0の時はステップ6110へ進み、油温がT2
未満かどうかを調べる。油温上昇走行影響指数が0であ
るにも拘らず油温がT2以上の時は、自動変速機2に異
常があると判断し、ステップ6120で異常判定フラグ
をセットする。一方、油温上昇走行影響指数が0でない
時は、ステップ6100でエンジン1が停止したか否か
を判断し、エンジン1が停止したら処理を終了し、そう
でなければステップステップ6090へ戻って上記処理
を繰り返す。
【0018】図2のステップ70で、油温フラグがセッ
トされているか否かを判断し、油温フラグがセットされ
ている時はステップ80へ進み、そうでなければステッ
プ処理を終了する。ステップ80において、図11に示
すプログラムを実行して異常原因の判定を行なう。ステ
ップ7010において、図6に示す車両走行状態記憶部
10eに記憶された自動変速機2の滑りに関する情報が
所定量以上ある場合は、ステップ7020で自動変速機
2で滑りが発生しており、油温の上昇は滑りが原因であ
ると判断する。一方、滑りの関する情報が所定量未満の
時は、ステップ7030で、自動変速機2の冷却系に不
具合が発生し、油温の上昇は冷却系の不具合が原因であ
ると判断する。ここで、自動変速機2の滑りに関する情
報が所定量以上か否かの判定は、すべてのカウンタのカ
ウント値の和を算出し、所定量と比較して判定する方法
や、それぞれの状態におけるカウント値を所定量と比較
して判定する方法が考えられる。図2のステップ90
で、異常内容を異常内容記憶部10gに記憶してすべて
の処理を終了する。
【0019】図12は、変速機油温度、油温判定カウン
タ、高負荷判定フラグ、高負荷走行カウンタ、油温上昇
走行影響持続時間タイマーの動作を示すタイムチャート
である。変速機油温度は温度センサー4により検出され
る温度である。T1は、上述したように、油温上昇走行
影響度算出部10bが油温上昇走行判定部10aによる
判定結果の入力を開始する温度である。またT2は、油
温上昇走行影響度算出部10bが油温上昇走行判定部1
0aによる判定結果の入力を中止する温度である。さら
にT3は、異常判定油温設定部10cが異常判定基準値
T4を設定する温度である。油温判定カウンタは、変速
機油温がT1以上の時にカウントアップし、最大値Cm
axでカウントアップを停止する。高負荷判定フラグ
は、エンジン負荷センサー5により検出されるエンジン
負荷が所定値以上の時にセット(H)され、所定値未満
の時にリセット(L)する。高負荷走行カウンタは、高
負荷判定フラグがセットされている時にカウントアップ
し、最大値Clmaxでカウントアップを停止する。た
だし、油温上昇走行影響持続時間中はカウント値を保持
する。油温上昇走行影響持続時間タイマーは、油温上昇
走行影響度算出部10bで算出される油温上昇走行影響
持続時間が経過したか否かを判定するために用いられ
る。時刻t1,t5では、変速機油温がT1以上になっ
たので、油温上昇走行影響度算出部10bが油温上昇走
行判定部10aによる判定結果の入力を開始する。時刻
t2,t3,t6では、変速機油温がT3以上になった
ので、異常判定油温基準値T4を設定する。時刻t4で
は、変速機油温がT2未満となったので、油温上昇走行
影響度算出部10bが油温上昇走行判定部10aによる
判定結果の入力を中止する。時刻t7では、変速機油温
がT4以上となったので、異常判定部10dが自動変速
機2に異常があると判定し、異常原因判定部10fによ
って異常原因の判定が行なわれる。時刻t8,t10,
t12,t13では、高負荷走行判定フラグがリセット
された(H→L)ので、油温上昇走行影響指数に基づい
て油温上昇走行影響持続時間を算出し、その時間中は各
カウンタのカウント値を保持する。時刻t9,t11で
は、高負荷走行判定フラグがセットされた(L→H)の
で、油温上昇走行影響指数に基づいて油温上昇走行影響
持続時間を算出し、その時間中は各カウンタのカウント
値を保持する。時刻t14,t17,t18では、設定
した油温上昇走行影響持続時間に達したので、高負荷走
行カウンタの減算を開始する。時刻t15,t16で
は、設定した油温上昇走行影響持続時間に達したので、
高負荷走行カウンタの積算を開始する。
【0020】以上の実施形態の構成において、油温セン
サー4が油温検出手段を、油温上昇走行判定部10aが
走行状態判定手段を、油温上昇走行影響度算出部10b
が影響度合い演算手段を、異常判定油温設定部10dと
異常判定部10dが異常判定手段を、車両走行状態記憶
部10eが滑り検出手段を、異常原因判定部10fが異
常原因判定手段をそれぞれ構成する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動変速機油の温度と車両が油温上昇の原因となる走行状
態か否かの判定結果とに基づいて油温上昇に対する影響
度合いを演算し、自動変速機油の温度と油温上昇に対す
る影響度合いとに基づいて自動変速機の異常を判定する
ようにしたので、自動変速機の的確な故障診断が行なえ
る。なお、油温上昇の原因となる走行状態は、例えば車
両の高負荷走行状態および渋滞路走行状態である。ま
た、油温上昇に対する影響度合いは、例えば第1温度以
上の油温が検出された回数と、高負荷走行状態と判定さ
れた回数と、渋滞路走行状態と判定された回数とに基づ
いて演算する。さらに、自動変速機の異常は、例えば油
温上昇に対する影響度合いが0であるにも拘わらず第2
温度以上の油温が検出されたら異常があると判定しても
よいし、第3温度以上の油温が検出された時に油温上昇
に対する影響度合いに基づいて自動変速機が異常か否か
を判定する油温の判定基準値を設定し、油温が前記判定
基準値を超えたら自動変速機に異常があると判定しても
よい。自動変速機の変速段数と入出力軸回転数とに基づ
いて滑りを検出し、自動変速機の異常判定がなされた時
に所定量以上の滑りが検出された場合は、自動変速機の
異常が自動変速機の滑りに起因すると判定し、自動変速
機の異常判定がなされた時に所定量以上の滑りが検出さ
れなかった場合は、自動変速機の異常が変速機油冷却装
置の故障に起因すると判定するようにしたので、自動変
速機の的確な故障原因を把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】診断装置の異常判定メインプログラムを示すフ
ローチャート。
【図3】油温上昇走行判定プログラムを示すフローチャ
ート。
【図4】変速定常状態における自動変速機の滑り判定プ
ログラムを示すフローチャート。
【図5】変速過渡状態における滑り判定プログラムを示
すフローチャート。
【図6】変速定常状態の滑り発生カウンタと変速過渡状
態の滑り発生カウンタを示す図。
【図7】油温上昇走行影響指数と油温上昇走行影響持続
時間の算出プログラムを示すフローチャート。
【図8】図7に続く、油温上昇走行影響指数と油温上昇
影響持続時間の算出プログラムを示すフローチャート。
【図9】異常判定プログラムを示すフローチャート。
【図10】異常判定プログラムを示すフローチャート。
【図11】異常原因判定プログラムを示すフローチャー
ト。
【図12】変速機油温度、油温判定カウンタ、高負荷判
定フラグ、高負荷走行カウンタ、油温上昇走行影響持続
時間タイマーの動作を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバーター 4 油温センサー 5 エンジン負荷センサー 6 インヒビタスイッチ 7 車速センサー 8 タービン回転センサー 9 エンジン回転センサー 10 診断装置 11 警告装置 12 診断情報出力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧により摩擦係合の締結と解除を制御
    する自動変速機の故障診断装置において、 自動変速機油の温度を検出する油温検出手段と、 車両が油温上昇の原因となる走行状態か否かを判定する
    走行状態判定手段と、 前記油温検出手段による検出油温と前記走行状態判定手
    段による判定結果とに基づいて油温上昇に対する影響度
    合いを演算する影響度合い演算手段と、 前記油温検出手段により検出された油温と前記影響度合
    い演算手段により演算された影響度合いとに基づいて自
    動変速機の異常を判定する異常判定手段とを備えること
    を特徴とする自動変速機の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動変速機の故障診断
    装置において、 前記走行状態判定手段は、車両の高負荷走行状態および
    渋滞路走行状態を油温上昇の原因となる走行状態である
    と判定することを特徴とする自動変速機の故障診断装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動変速機の故障診断
    装置において、 前記影響度合い演算手段は、前記油温検出手段により第
    1温度以上の油温が検出された回数と、前記走行状態判
    定手段により高負荷走行状態と判定された回数と、前記
    走行状態判定手段により渋滞路走行状態と判定された回
    数とに基づいて油温上昇に対する影響度合いを演算する
    ことを特徴とする自動変速機の故障診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の自
    動変速機の故障診断装置において、 前記異常判定手段は、前記影響度合い演算手段により演
    算された影響度合いが0であるにも拘わらず前記油温検
    出手段により第2温度以上の油温が検出されたら自動変
    速機に異常があると判定することを特徴とする自動変速
    機の故障診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の自
    動変速機の故障診断装置において、 前記異常判定手段は、前記油温検出手段により第3温度
    以上の油温が検出された時に、前記影響度合い演算手段
    により演算された影響度合いに基づいて自動変速機が異
    常か否かを判定する油温の判定基準値を設定し、前記油
    温検出手段により検出された油温が前記判定基準値を超
    えたら自動変速機に異常があると判定することを特徴と
    する自動変速機の故障診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項に記載の自
    動変速機の故障診断装置において、 自動変速機の変速段数と入出力軸回転数とに基づいて滑
    りを検出する滑り検出手段と、 前記異常判定手段により異常判定がなされた時に前記滑
    り検出手段により所定量以上の滑りが検出された場合
    は、自動変速機の異常が自動変速機の滑りに起因すると
    判定する異常原因判定手段とを備えることを特徴とする
    自動変速機の故障診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の自動変速機の故障診断
    装置において、 前記自動変速機油を冷却するための変速機油冷却装置を
    備え、 前記異常原因判定手段は、前記異常判定手段により異常
    判定がなされた時に前記滑り検出手段により前記所定量
    以上の滑りが検出されなかった場合は、自動変速機の異
    常が変速機油冷却装置の故障に起因すると判定すること
    を特徴とする自動変速機の故障診断装置。
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