JPH0948547A - 紙幣の加圧装置 - Google Patents

紙幣の加圧装置

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JPH0948547A
JPH0948547A JP20330095A JP20330095A JPH0948547A JP H0948547 A JPH0948547 A JP H0948547A JP 20330095 A JP20330095 A JP 20330095A JP 20330095 A JP20330095 A JP 20330095A JP H0948547 A JPH0948547 A JP H0948547A
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JP
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note
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JP20330095A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazunari Kawashima
一成 川嶋
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙幣の詰まりをなくして使い勝手をよくする。 【解決手段】紙幣Bの角折部B1の有無の検出や、角折
部B1のある紙幣Bの除去の作業を不要にし、展開機構
30により紙幣Bの角折部B1を展開して、紙幣Bの詰
まりをなくして使い勝手をよくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣にアイロンな
どで圧延して紙幣のしわを取るようにした紙幣の加圧装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣の加圧装置としては、例え
ば、特公昭52−21917号公報に開示されたものが
ある。すなわち、加熱ドラムの周りに搬送ベルトが接し
ており、加熱ドラムのドラム面に循環ベルトが巻き付け
られ、加熱ドラムと循環ベルトとが一体的に駆動可能に
なっており、ロ−ラとベルトコンベアとにより、紙幣が
加熱ドラムと循環ベルトとの間の隙間に送り込まれ、紙
幣がその隙間を通ることで、紙幣のしわが延ばされるよ
うにしたものである。
【0003】また、加熱ドラムと循環ベルトとの間の隙
間に紙幣がジャムして詰まると、紙幣が加熱ドラムの熱
によって焦げるおそれがあり、詰まった紙幣を即座に取
り出す必要がある。紙幣詰まりの原因としては、紙幣の
角部がめくれたり、折れ曲がったりして角折部ができ、
そのような紙幣が、加熱ドラムと循環ベルトとの間の隙
間に送られ、その角折部が引っかかることによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の紙幣の加圧装置では、紙幣が詰まるとその都
紙幣を除去する必要があり、使い勝手がよくなく、ま
た、紙幣の角折部の有無を検出し、角折部のある紙幣を
除去してから収納スタッカに積み上げるようにすると、
その検出、除去する作業がわずらわしく、さらに、角折
部のある紙幣が詰まらないで、加熱ドラムと循環ベルト
との間の隙間を通過することによって、却って角折部に
強い折目をつけてしまうという問題点があった。本発明
は、このような従来の問題点に着目してなされたもの
で、紙幣の角折部の有無の検出や、角折部のある紙幣の
除去の作業を不要にし、展開機構により紙幣の角折部を
展開して、紙幣の詰まりをなくして使い勝手をよくした
紙幣の加圧装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載する
発明に存する。 1 紙幣(B)をアイロンなどで圧延して紙幣(B)の
しわを取るようにした紙幣の加圧装置において、紙幣
(B)を圧延する位置に送る紙幣(B)の搬送路(2
0)の途中に設けられ、紙幣(B)の角部がめくれたり
折れたりした角折部(B1)を展開して平らな状態に復
元するための展開機構(30)を備え、該展開機構(3
0)は、搬入される紙幣(B)の幅方向の中心側に閉じ
ていて、前記紙幣(B)の前縁端の前側の角折部(B
1)を通過可能にする閉じ姿勢と、紙幣(B)の前縁端
が通過した状態で停止している際に、紙幣(B)の紙面
に沿って開いて前記前側の角折部(B1)に係止して、
前記前側の角折部(B1)を展開するようにし、かつ、
前記紙幣(B)の後縁端が搬入された際に、前記後側の
角折部(B1)に係止して、該後側の角折部(B1)を
展開するようにした開き姿勢とに揺動する一対のレバー
部材(32,33)を有していることを特徴とする紙幣
の加圧装置。
【0006】2 紙幣(B)をアイロンなどで圧延して
紙幣(B)のしわを取るようにした紙幣の加圧装置にお
いて、紙幣(B)を圧延する位置へ送る紙幣(B)の搬
送路(20)と、該紙幣(B)の搬送路(20)の途中
に設けられ、紙幣(B)の角部がめくれたり折れたりし
た角折部(B1)を展開して平らな状態に復元するため
の展開機構(30)とを備え、紙幣(B)の搬送状態を
検出する紙幣センサ(40)を有し、前記展開機構(3
0)は、搬入される紙幣(B)の幅方向の中心側に閉じ
た閉じ姿勢と、紙幣(B)の側縁側に開いた開き姿勢と
に揺動する一対のレバー部材(32,33)と、紙幣
(B)が前記展開機構(30)に搬入される前に前記一
対のレバー部材(32,33)を前記閉じ姿勢にして前
記紙幣(B)の前縁端の前側の角折部(B1)を通過可
能に、前記紙幣センサ(40)が紙幣(B)の前縁端の
通過を検出すると、前記一対のレバー部材(32,3
3)を前記開き姿勢にして、その前縁端が通過した状態
で停止している紙面の紙面に沿って開いて前記前側の角
折部(B1)に係止して、前記前側の角折部(B1)を
展開可能にするアクチュエータ(38)とを有している
ことを特徴とする紙幣の加圧装置。
【0007】3 前記一対のレバー部材(32,33)
は、各レバー部材(32,33)が、紙幣(B)の表面
および裏面にそれぞれ沿って開いて前記角折部(B1)
に係止して、紙幣(B)の表面側または裏面側にできた
角折部(B1)をそれぞれ展開可能に配していることを
特徴とする1または2項記載の紙幣の加圧装置。
【0008】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。紙幣(B)が、圧延する位置に向かう
搬送路(20)を通り、その途中に設けられた展開機構
(30)にさしかかると、このとき、一対のレバー部材
(32,33)は、閉じ姿勢にあって、それにより、紙
幣(B)の前縁端の前側の角折部(B1)が通過する。
紙幣(B)が通過した状態で停止すると、一対のレバー
部材(32,33)が開き姿勢に揺動して、紙幣(B)
の紙面に沿って開いて前側の角折部(B1)に係止し
て、前側の角折部(B1)を展開するようになる。
【0009】次に、紙幣(B)が搬送され、その後縁端
が搬入されてきたときに、一対のレバー部材(32,3
3)が後側の角折部(B1)に係止して、後側の角折部
(B1)を展開するようになる。それにより、紙幣
(B)の角折部(B1)が展開され、圧延する位置に向
かう搬送路(20)の途中で、紙幣(B)が引っかかっ
て詰まることがなく、例えば、アイロンがけ等により、
そのしわが延ばされ、角折部(B1)であった部位も展
開された平らな状態になって延ばされる。
【0010】請求項2記載の紙幣の加圧装置では、紙幣
(B)が展開機構(30)に搬入される前に、アクチュ
エータ(38)が一対のレバー部材(32,33)を閉
じ姿勢にする。それにより、紙幣(B)の前縁端の前側
の角折部(B1)が通過可能になる。紙幣センサ(4
0)が紙幣(B)の前縁端の通過を検出すると、アクチ
ュエータ(38)が一対のレバー部材(32,33)を
開き姿勢にする。それにより、その前縁端が通過した状
態で停止している紙面の紙面に沿って一対のレバー部材
(32,33)が開いて、前側の角折部(B1)に係止
して、前側の角折部(B1)を展開可能にする。さらに
紙幣(B)が搬送され、その後縁端が搬入されてきたと
きに、一対のレバー部材(32,33)が後側の角折部
(B1)に係止して、後側の角折部(B1)を展開可能
になる。それにより、同じく、紙幣(B)の角折部(B
1)が展開され、圧延する位置に向かう搬送路(20)
の途中で、紙幣(B)が引っかかって詰まることがな
く、例えば、アイロンがけ等により、そのしわが延ばさ
れ、角折部(B1)であった部位も展開された平らな状
態になって延ばされる。
【0011】請求項3記載の紙幣の加圧装置では、一対
のレバー部材(32,33)は、各レバー部材(32,
33)が、紙幣(B)の表面および裏面にそれぞれ沿っ
て開いて前記角折部(B1)に係止して、紙幣(B)の
表面側または裏面側にできた角折部(B1)をそれぞれ
展開するようにしたので、角折部(B1)が紙幣(B)
の表面側あるいは裏面側にどちらにできているかにかか
わらず、角折部(B1)を一度で展開することができ、
展開作業の効率をよくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の一形態を説明する。各図は本発明の実施の一形態を示
している。本紙幣の加圧装置10は、加圧前の紙幣Bを
収納するスタッカ12と、紙幣Bを圧延する位置に回転
可能に配された加熱ドラム14と、紙幣Bをスタッカ1
2から加熱ドラム14側に送るための紙幣Bの搬送路2
0とを備えている。加熱ドラム14から搬出路25が延
設され、搬出路25の終端部には、加圧後の紙幣Bを回
収するための回収スタッカ18が設けられている。
【0013】スタッカ12は下方へ向かって開口が開設
されていて、該開口には下方から駆動ローラ13が臨ん
でおり、紙幣Bを搬送路20側に搬出可能になってい
る。搬送路20は、上下一対の搬送ローラ21と、加熱
ドラム14のドラム面の略4半分円周に巻き付けられる
搬送用の無端ベルト22と、無端ベルト22を加熱ドラ
ム14のドラム面に巻き付いた状態に案内する案内プー
リ23と、案内プーリ23を回転可能に支持する図示省
略したベース部材とから成る。搬出路25は、同じく上
下一対の搬出ローラ26と、加熱ドラム14のドラム面
の略4半分円周に巻き付けられる搬出用の無端ベルト2
7と、無端ベルト27を14のドラム面に巻き付けた状
態に案内する案内プーリ28と、案内プーリ28を回転
可能に支持する図示省略したベース部材とから成る。搬
出ローラ26と無端ベルト27の終端部との間の隙間に
は、紙幣Bの加圧終了を検出するための紙幣センサ29
が配設されている。紙幣センサ29が無端ベルト27側
からの紙幣Bの搬出を検出すると、駆動ローラ13の駆
動回路に始動命令信号が出力され、スタッカ12内の最
下端にある加圧すべき新たな紙幣Bがスタッカ12から
搬送路20側に搬出される。
【0014】無端ベルト22と無端ベルト27とが、加
熱ドラム14のドラム面の略半円周に連続して巻き付く
ように配されている。両方のベース部材は、上下方向に
閉じて無端ベルト22が加熱ドラム14のドラム面に近
接した図1に示す加圧可能位置と、上下方向に開いて無
端ベルト27が加熱ドラム14のドラム面から離間した
図5に示す加圧不能位置とに揺動可能に支持されてい
る。図1、図3および図4に示すように、紙幣Bの搬送
路20の途中、すなわち、搬送ローラ21と無端ベルト
22の始端部との間の隙間には、紙幣Bの角部がめくれ
たり折れたりした角折部B1を展開して平らな状態に復
元するための展開機構30が配設されている。
【0015】展開機構30の本体には、紙幣Bを送り方
向に案内するためのガイド溝が形成され、ガイド溝の終
端部には、その終端部に紙幣Bの前端縁が搬入されたこ
とを検出するための紙幣センサ40が配設されている。
展開機構30は、搬入される紙幣Bの幅方向の中心側に
閉じた閉じ姿勢と、紙幣Bの側縁側に開いた開き姿勢と
に揺動する一対のレバー部材32,33を有している。
一対のレバー部材32,33の各基端部は、機構本体に
枢着され、一対のレバー部材32,33の各先端部と基
端部との中間部には、一対のリンク部材34,35の各
先端部がそれぞれ連結され、一対のリンク部材34,3
5の各基端部は相互に回動可能に連結され、レバー部材
32〜リンク部材35により、伸展した状態では一対の
レバー部材32,33を開き姿勢にし、折畳んだ状態で
は一対のレバー部材32,33を閉じ姿勢にするパンタ
グラフ機構が形成されている。一対のリンク部材34,
35の各基端部には、出力アーム36の先端部が連結さ
れ、出力アーム36の基端部は、機構本体に揺動可能に
枢着され、出力アーム36の先端部と基端部との間の中
間部には、アクチュエータであるソレノイド38によっ
て押し引きされる出力部材39が連結されている。
【0016】図3に示すように、一対のレバー部材3
2,33は、各レバー部材32,33が、紙幣Bの表面
および裏面にそれぞれ沿って開いて角折部B1に係止し
て、紙幣Bの表面側または裏面側にできた角折部B1を
それぞれ展開可能なように、表側と裏側とにより一つの
組を成している。例えば、一組のレバー部材32の各先
端部の間には1枚の紙幣Bが通過可能で、かつ、角折部
B1が通過不能な程度の隙間が形成されている。
【0017】次に作用を説明する。紙幣Bが展開機構3
0のガイド溝に搬入される前においては、ソレノイド3
8によって、出力部材39が押し出され、パンタグラフ
機構は折り畳まれていて、一対のレバー部材32,33
は閉じ姿勢になっている。
【0018】図4(a)に示すように、一対のレバー部
材32,33が閉じ姿勢になっているとき、紙幣Bの前
縁端の前側の角折部B1は、一対のレバー部材32,3
3の先端部に引っ掛からないで通過する。さらに、紙幣
Bが搬入され、紙幣センサ40が紙幣Bの前縁端の通過
を検出すると、搬送ローラ21が駆動停止し、紙幣Bの
角折部B1が通過した状態で停止する。
【0019】また、ソレノイド38の駆動回路に駆動信
号が出力され、ソレノイド38が作動して、出力部材3
9が引き込まれ、パンタグラフ機構が伸展して、一対の
レバー部材32,33が、閉じ姿勢から開き姿勢に揺動
する。図4(b)に示すように、一対のレバー部材3
2,33が、閉じ姿勢から開き姿勢に揺動すると、紙幣
Bの紙面に沿って一対のレバー部材32,33が開い
て、前側の角折部B1に係止して、前側の角折部B1を
展開し、平らな状態に戻す。
【0020】このとき、一対のレバー部材32,33
は、各レバー部材32,33が、紙幣Bの表面および裏
面にそれぞれ沿って開いて角折部B1に係止して、紙幣
Bの表面側または裏面側にできた角折部B1をそれぞれ
展開するようにしたので、角折部B1が紙幣Bの表面側
あるいは裏面側にどちらにできているかにかかわらず、
レバー部材32,33の揺動動作によって角折部B1を
展開することができる。また、一対のレバー部材32,
33が、閉じ姿勢から開き姿勢に揺動すると、搬送ロー
ラ21および加熱ドラム14が駆動して、図4(c)に
示すように、紙幣がガイド溝に沿って送られ、やがて、
図4(d)に示すように、紙幣Bの後端縁が一対のレバ
ー部材32,33を通過するようになる。このとき、紙
幣Bの後端角部に後側の角折部B1ができていた場合
に、後側の角折部B1が一対のレバー部材32,33に
係止して、展開し、同じく元の平らな状態に戻るように
なる。
【0021】それにより、紙幣Bの角折部B1がすべて
展開され、加熱ドラム14と無端ベルト22との間の隙
間に、引っかかって詰まることがなく、送られる。加熱
ドラム14と無端ベルト22との間の隙間に、紙幣Bが
送られ、さらに、加熱ドラム14と無端ベルト27との
間の隙間に送られると、無端ベルト22および無端ベル
ト27によって紙幣Bが加熱ドラム14のドラム面に押
し付けられ、かつ、ドラム面が加熱されているので、紙
幣Bのしわが延ばされ、角折部B1であった部位も展開
された平らな状態になって延ばされるようになる。
【0022】加圧後の紙幣Bは、搬出ローラ26の終端
部から送り出され、さらに、案内プーリ28によって、
回収スタッカ18に回収される。紙幣センサ29が紙幣
Bの搬出回収を検出すると、再び、駆動ローラ13が駆
動して、新たに加圧すべき紙幣Bが展開機構30に搬出
される。仮に、加熱ドラム14と無端ベルト22との間
の隙間や、加熱ドラム14と無端ベルト27との間の隙
間に、紙幣Bが詰まったときには、図5に示すように、
無端ベルト22,27を加熱ドラム14のドラム面から
離間して、詰まった紙幣Bを取り出せばよい。前記実施
の形態においては、展開機構30の駆動機構をパンタグ
ラフ機構を用いたものを示したが、これに限らず、一対
のレバー部材32,33に各基端部に固定されたセクタ
ギアと、それに噛合して、駆動モータで回転するピニオ
ンとにより構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明にかかる紙幣の加圧装置によれ
ば、紙幣の角折部の有無の検出や、角折部のある紙幣の
除去の作業を不要にし、展開機構により紙幣の角折部を
展開して、紙幣の詰まりをなくして使い勝手をよくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す紙幣の加圧装置の
要部斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す紙幣の加圧装置の
正面図である。
【図3】図4(b)のIII-III 線断面図である。
【図4】本発明の実施の一形態を示す紙幣の加圧装置の
作用説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態を示す紙幣の加圧装置の
部分正面図である。
【符号の説明】
10…加圧装置 12…スタッカ 13…駆動ローラ 14…加熱ドラム 18…回収スタッカ 20…搬送路 21…搬送ローラ 22,27…無端ベルト 23…案内プーリ 25…搬出路 26…搬出ローラ 28…案内プーリ 29…紙幣センサ 30…展開機構 32,33…レバー部材 34,35…リンク部材 36…出力アーム 38…ソレノイド(アクチュエータ) 39…出力部材 40…紙幣センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣をアイロンなどで圧延して紙幣のしわ
    を取るようにした紙幣の加圧装置において、 紙幣を圧延する位置に送る紙幣の搬送路の途中に設けら
    れ、紙幣の角部がめくれたり折れたりした角折部を展開
    して平らな状態に復元するための展開機構を備え、 該展開機構は、搬入される紙幣の幅方向の中心側に閉じ
    ていて、前記紙幣の前縁端の前側の角折部を通過可能に
    する閉じ姿勢と、紙幣の前縁端が通過した状態で停止し
    ている際に、紙幣の紙面に沿って開いて前記前側の角折
    部に係止して、前記前側の角折部を展開するようにし、
    かつ、前記紙幣の後縁端が搬入された際に、前記後側の
    角折部に係止して、該後側の角折部を展開するようにし
    た開き姿勢とに揺動する一対のレバー部材を有している
    ことを特徴とする紙幣の加圧装置。
  2. 【請求項2】紙幣をアイロンなどで圧延して紙幣のしわ
    を取るようにした紙幣の加圧装置において、 紙幣を圧延する位置へ送る紙幣の搬送路と、該紙幣の搬
    送路の途中に設けられ、紙幣の角部がめくれたり折れた
    りした角折部を展開して平らな状態に復元するための展
    開機構とを備え、 紙幣の搬送状態を検出する紙幣センサを有し、 前記展開機構は、搬入される紙幣の幅方向の中心側に閉
    じた閉じ姿勢と、紙幣の側縁側に開いた開き姿勢とに揺
    動する一対のレバー部材と、紙幣が前記展開機構に搬入
    される前に前記一対のレバー部材を前記閉じ姿勢にして
    前記紙幣の前縁端の前側の角折部を通過可能に、前記紙
    幣センサが紙幣の前縁端の通過を検出すると、前記一対
    のレバー部材を前記開き姿勢にして、その前縁端が通過
    した状態で停止している紙面の紙面に沿って開いて前記
    前側の角折部に係止して、前記前側の角折部を展開可能
    にするアクチュエータとを有していることを特徴とする
    紙幣の加圧装置。
  3. 【請求項3】前記一対のレバー部材は、各レバー部材
    が、紙幣の表面および裏面にそれぞれ沿って開いて前記
    角折部に係止して、紙幣の表面側または裏面側にできた
    角折部をそれぞれ展開可能に配していることを特徴とす
    る請求項1または2記載の紙幣の加圧装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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