JPH0948524A - デパレタイザー - Google Patents
デパレタイザーInfo
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- JPH0948524A JPH0948524A JP20251695A JP20251695A JPH0948524A JP H0948524 A JPH0948524 A JP H0948524A JP 20251695 A JP20251695 A JP 20251695A JP 20251695 A JP20251695 A JP 20251695A JP H0948524 A JPH0948524 A JP H0948524A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- conveyor
- containers
- sorting
- ascending
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- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 複数段に積み重ねられて搬送されるコンテナ
を単体コンテナ毎に順次繰出させる。 【解決手段】 コンテナaを複数段に積み重ねた状態で
移送するコンベア5の途中に、所定小ストロークS1,
略単一のコンテナ高さ分の大ストロークS2,これらを
組合せたストロークのいずれかを選択して昇降させる昇
降受け枠32と、小ストロークS1上昇状態のコンテナ
9のうち最下段のコンテナを除く上位のコンテナaを上
昇姿勢に保持し、解除する保持体33とを設け、制御部
38は、昇降受け枠32によってコンベア5面から持ち
上げ保持した後積み重ねコンテナ群の最下段コンテナの
みをコンベア5面に戻し、残るコンテナ群を昇降受け枠
32の上昇によって直接受け保持体33をコンテナ群の
うち最下段コンテナを除く他のコンテナ群に順次保持替
えし、最下段コンテナのみを順次コンベア5面に戻す。
を単体コンテナ毎に順次繰出させる。 【解決手段】 コンテナaを複数段に積み重ねた状態で
移送するコンベア5の途中に、所定小ストロークS1,
略単一のコンテナ高さ分の大ストロークS2,これらを
組合せたストロークのいずれかを選択して昇降させる昇
降受け枠32と、小ストロークS1上昇状態のコンテナ
9のうち最下段のコンテナを除く上位のコンテナaを上
昇姿勢に保持し、解除する保持体33とを設け、制御部
38は、昇降受け枠32によってコンベア5面から持ち
上げ保持した後積み重ねコンテナ群の最下段コンテナの
みをコンベア5面に戻し、残るコンテナ群を昇降受け枠
32の上昇によって直接受け保持体33をコンテナ群の
うち最下段コンテナを除く他のコンテナ群に順次保持替
えし、最下段コンテナのみを順次コンベア5面に戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は選果施設等に設けるデ
パレタイザーに関する。
パレタイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】選果施設には、収穫農家でコンテナ詰め
された被選別果実が持ちこまれ、選果施設の選別部に供
給されることとなるが、一般には荷受け部から選別部に
向けて搬送する荷受けコンベア面には、搬送効率を高く
するため複数段のコンテナを積み重ね状態で載せて搬送
させる場合がある。このため、オートダンパーで自動排
出させる以前で積み重ね状から単一整列状態に所謂デパ
レタイズしなければならない。従来はこのデパレタイズ
処理を人手に頼っていた。
された被選別果実が持ちこまれ、選果施設の選別部に供
給されることとなるが、一般には荷受け部から選別部に
向けて搬送する荷受けコンベア面には、搬送効率を高く
するため複数段のコンテナを積み重ね状態で載せて搬送
させる場合がある。このため、オートダンパーで自動排
出させる以前で積み重ね状から単一整列状態に所謂デパ
レタイズしなければならない。従来はこのデパレタイズ
処理を人手に頼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術では、
処理能力に限界があり、人手によるから運転コストも高
いものであった。本発明はこれらの欠点を解消しようと
する。
処理能力に限界があり、人手によるから運転コストも高
いものであった。本発明はこれらの欠点を解消しようと
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】このためこの発明は、果
実等を収容したコンテナa,a…を複数段に積み重ねた
状態で移送するコンベア5の途中に、コンベア5面のコ
ンテナa,a…を所定小ストロークS1,略単一のコン
テナ高さ分に見合う大ストロークS2,又はこれらを組
合せたストロークのいずれかを選択して昇降させる昇降
受け枠32と、上記小ストローク上昇状態のコンテナの
うち最下段のコンテナを除く上位のコンテナaを当該上
昇姿勢に保持し又は解除する保持体33とを設けると共
に、上記昇降受け枠32によってコンベア5面から所定
に持ち上げ保持した後積み重ねコンテナ群の最下段コン
テナのみをコンベア5面に戻し、残るコンテナ群を昇降
受け枠32の上昇によって直接受け保持体33を当該コ
ンテナ群のうち最下段コンテナを除く他のコンテナ群に
順次保持替えし、最下段コンテナのみを順次コンベア5
面に戻す制御部38を設けてなるデパレタイザーの構成
とする。
実等を収容したコンテナa,a…を複数段に積み重ねた
状態で移送するコンベア5の途中に、コンベア5面のコ
ンテナa,a…を所定小ストロークS1,略単一のコン
テナ高さ分に見合う大ストロークS2,又はこれらを組
合せたストロークのいずれかを選択して昇降させる昇降
受け枠32と、上記小ストローク上昇状態のコンテナの
うち最下段のコンテナを除く上位のコンテナaを当該上
昇姿勢に保持し又は解除する保持体33とを設けると共
に、上記昇降受け枠32によってコンベア5面から所定
に持ち上げ保持した後積み重ねコンテナ群の最下段コン
テナのみをコンベア5面に戻し、残るコンテナ群を昇降
受け枠32の上昇によって直接受け保持体33を当該コ
ンテナ群のうち最下段コンテナを除く他のコンテナ群に
順次保持替えし、最下段コンテナのみを順次コンベア5
面に戻す制御部38を設けてなるデパレタイザーの構成
とする。
【0005】
【発明の作用効果】積み重ねられたコンテナa,a…群
は昇降受け枠32によって全体的にコンベア5面から離
され、最下段を除くコンテナ群は保持され当該最下段コ
ンテナは昇降受け枠32の降下によってコンベア5面に
戻される。又保持体33の係合によるコンテナ群を持ち
替えする如くコンテナ群のうちの最下段コンテナを残し
て他を保持しつつ当該最下段コンテナのみが上記と同様
にコンベア5面に戻されることとなる。
は昇降受け枠32によって全体的にコンベア5面から離
され、最下段を除くコンテナ群は保持され当該最下段コ
ンテナは昇降受け枠32の降下によってコンベア5面に
戻される。又保持体33の係合によるコンテナ群を持ち
替えする如くコンテナ群のうちの最下段コンテナを残し
て他を保持しつつ当該最下段コンテナのみが上記と同様
にコンベア5面に戻されることとなる。
【0006】このように、昇降受け枠32の昇降動作及
び保持枠33の係合解除との組み合わせによって最下段
コンテナのみを順次他と切離し、効率良く繰り出される
ものである。
び保持枠33の係合解除との組み合わせによって最下段
コンテナのみを順次他と切離し、効率良く繰り出される
ものである。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図は、例えばトマトの選果施設を示す。荷受け場1
には荷受けしたコンテナa,a…を3〜5段に積み重ね
て待機させる待機用ベルトコンベア2,2…、及びこれ
らのいずれかからの供給を受けてブラッシング洗浄機3
入口側のオートダンパー4に至るローラコンベア5等を
有する。
る。図は、例えばトマトの選果施設を示す。荷受け場1
には荷受けしたコンテナa,a…を3〜5段に積み重ね
て待機させる待機用ベルトコンベア2,2…、及びこれ
らのいずれかからの供給を受けてブラッシング洗浄機3
入口側のオートダンパー4に至るローラコンベア5等を
有する。
【0008】上記ブラッシング洗浄機3は、上下に設け
るブラシ6,7間を被洗浄果実を通過させることによっ
て表面に付着する塵埃,薬剤を除去できる構成である。
ブラシ6につき、上下前後に配設した4個のスプロケッ
ト8〜11間に張設されるチェン12に大小2種のブラ
シ6a,6bを交互に設けて、駆動スプロケット8の駆
動に伴い自・公転する構成である。なお、自転構成につ
いては、例えば図示省略された各支持軸端のピニオンと
機枠固定のラックとの係合による。上の大径のブラシ7
は固定の位置で自由回転できる構成である。供給される
被洗浄果実は自公転するブラシ6a,6b上を転動しな
がら移行し、当該ブラシ6a,6bとの接触乃至上面の
ブラシ7との接触により表面の薬剤や塵埃が除去され
る。この際被洗浄果実のなかには水滴の付着したものが
あり、ブラシ6a,6bに付着してブラッシング処理に
よっては却って表面を汚損する場合がある。このため、
ブラシ6a,6bの果実洗浄経路圏外に温風吹き出し口
13,13を設け、図外温風機に接続構成し、温風を吹
き出しながらブラシ6a,6bに付着した水分を除去で
きる構成としている。果実の水滴を直接除去することに
よっては果実の品質を損なうこととなるが、上記のよう
にブラシ6a,6bを乾燥するからこのような欠点がな
く水滴除去がはかれる。13’は分離された塵埃等を収
集するホッパ、13”は浮遊する塵埃類を捕捉排出する
エアダクトである。
るブラシ6,7間を被洗浄果実を通過させることによっ
て表面に付着する塵埃,薬剤を除去できる構成である。
ブラシ6につき、上下前後に配設した4個のスプロケッ
ト8〜11間に張設されるチェン12に大小2種のブラ
シ6a,6bを交互に設けて、駆動スプロケット8の駆
動に伴い自・公転する構成である。なお、自転構成につ
いては、例えば図示省略された各支持軸端のピニオンと
機枠固定のラックとの係合による。上の大径のブラシ7
は固定の位置で自由回転できる構成である。供給される
被洗浄果実は自公転するブラシ6a,6b上を転動しな
がら移行し、当該ブラシ6a,6bとの接触乃至上面の
ブラシ7との接触により表面の薬剤や塵埃が除去され
る。この際被洗浄果実のなかには水滴の付着したものが
あり、ブラシ6a,6bに付着してブラッシング処理に
よっては却って表面を汚損する場合がある。このため、
ブラシ6a,6bの果実洗浄経路圏外に温風吹き出し口
13,13を設け、図外温風機に接続構成し、温風を吹
き出しながらブラシ6a,6bに付着した水分を除去で
きる構成としている。果実の水滴を直接除去することに
よっては果実の品質を損なうこととなるが、上記のよう
にブラシ6a,6bを乾燥するからこのような欠点がな
く水滴除去がはかれる。13’は分離された塵埃等を収
集するホッパ、13”は浮遊する塵埃類を捕捉排出する
エアダクトである。
【0009】14は上記のブラッシング洗浄処理を受け
た果実を拡散供給する広幅の拡散ローラコンベアで、該
コンベア5の排出部には目視判定による等級選別部15
を接続している。この等級選別部15では目視によって
A〜Dの4等級に仕分けて所定の選別コンベア16〜1
9に移し替えし、及び規格外品を仕分けてコンベア20
に移し替える構成である。即ち4条の選別コンベア16
〜19の始端側の両側に手選別用のランダムコンベア2
0,20を配設し、この両コンベア20,20に分岐供
給される果実を目視しながら所定の選別コンベアに移し
替えるものであるが、例えば等級AとBは選別コンベア
16,19面に、等級CとDは選別コンベア17,18
面に移し替えるようにするものである。
た果実を拡散供給する広幅の拡散ローラコンベアで、該
コンベア5の排出部には目視判定による等級選別部15
を接続している。この等級選別部15では目視によって
A〜Dの4等級に仕分けて所定の選別コンベア16〜1
9に移し替えし、及び規格外品を仕分けてコンベア20
に移し替える構成である。即ち4条の選別コンベア16
〜19の始端側の両側に手選別用のランダムコンベア2
0,20を配設し、この両コンベア20,20に分岐供
給される果実を目視しながら所定の選別コンベアに移し
替えるものであるが、例えば等級AとBは選別コンベア
16,19面に、等級CとDは選別コンベア17,18
面に移し替えるようにするものである。
【0010】選別コンベア16〜19はいずれも横転可
能なカップ21を所定間隔に配設してなり、途中の階級
選別部22では各条毎にロードセル形態の重量計を備
え、選別果実を個別に計量して選別制御部23にその計
量結果を出力する構成である。当該制御部23ではあら
かじめ設定した重量階級のいずれに属するかを判定し
て、2L,L,M,S等の仕分け信号を出力する。
能なカップ21を所定間隔に配設してなり、途中の階級
選別部22では各条毎にロードセル形態の重量計を備
え、選別果実を個別に計量して選別制御部23にその計
量結果を出力する構成である。当該制御部23ではあら
かじめ設定した重量階級のいずれに属するかを判定し
て、2L,L,M,S等の仕分け信号を出力する。
【0011】選別コンベア16〜19の階級選別部22
以降は仕分け排出部24に構成される。仕分け排出部2
4の前半部では4条のうち外側2条を用いて等級A,B
を所定重量階級毎に仕分け排出し、後半部では内側2条
にて等級C,Dを所定階級毎に仕分けるものである。仕
分け排出部24の各排出部には、上記仕分け信号を受け
て、カップを横転させるべく搬送レールを降下させるソ
レノイドを配設し、当該仕分け信号の出力時間中該当の
ソレノイドを励磁するものである。なお、仕分け信号の
出力が途絶えるとソレノイドは消磁され搬送レールは復
帰する。
以降は仕分け排出部24に構成される。仕分け排出部2
4の前半部では4条のうち外側2条を用いて等級A,B
を所定重量階級毎に仕分け排出し、後半部では内側2条
にて等級C,Dを所定階級毎に仕分けるものである。仕
分け排出部24の各排出部には、上記仕分け信号を受け
て、カップを横転させるべく搬送レールを降下させるソ
レノイドを配設し、当該仕分け信号の出力時間中該当の
ソレノイドを励磁するものである。なお、仕分け信号の
出力が途絶えるとソレノイドは消磁され搬送レールは復
帰する。
【0012】仕分け排出部24の各排出位置には受けボ
ックス25,25…を設け、その終端側には昇降式詰台
26,26…を配設している。昇降式詰台26の昇降枠
には、上昇位置で、受けボックス25,25…上方に設
ける空箱搬送コンベアからの空箱を載せて選別果実を収
容し、一箱分下降させては同様に空箱を載せ順次果実を
収容することができる構成である。所定段数に積み重ね
られた製品箱は印字後昇降式詰台26から繰り出されて
製品搬送コンベア27に移される。28は空箱供給コン
ベア、29は資材置き台である。
ックス25,25…を設け、その終端側には昇降式詰台
26,26…を配設している。昇降式詰台26の昇降枠
には、上昇位置で、受けボックス25,25…上方に設
ける空箱搬送コンベアからの空箱を載せて選別果実を収
容し、一箱分下降させては同様に空箱を載せ順次果実を
収容することができる構成である。所定段数に積み重ね
られた製品箱は印字後昇降式詰台26から繰り出されて
製品搬送コンベア27に移される。28は空箱供給コン
ベア、29は資材置き台である。
【0013】30は前記ローラコンベア5の途中に配設
するデパレタイザーで、複数に段積みされた被選別果実
収納のコンテナa,a…を段ばらしするものである。左
右の支柱31,31を利用して、昇降受け枠32やコン
テナaを係合保持する保持体33、及びそれらの駆動手
段等からなる。昇降受け枠32は、コンテナaを直接受
ける前後対の受け桟34,34を片持ち状にして支柱3
1からコンベア5側に向けて突出すべく設け、これをレ
ール35、35に沿わせて昇降可能に設ける。36はレ
ールに沿う動きを円滑ならしめる案内ローラである。該
受け枠32はエアシリンダ機構37の伸縮によって昇降
動作しうる構成である。エアシリンダへの空気圧の給排
信号はデパレタイザー制御部38の出力信号によるが、
その昇降ストロークは大小2段階に設定されるもので、
ローラコンベア5のローラ間に退避動する位置からコン
テナaを当該コンテナ5(ローラ)面からやや上昇させ
る小ストロークS1、及び単一のコンテナ高さ分に見合
う大ストロークS2を設定しうる。
するデパレタイザーで、複数に段積みされた被選別果実
収納のコンテナa,a…を段ばらしするものである。左
右の支柱31,31を利用して、昇降受け枠32やコン
テナaを係合保持する保持体33、及びそれらの駆動手
段等からなる。昇降受け枠32は、コンテナaを直接受
ける前後対の受け桟34,34を片持ち状にして支柱3
1からコンベア5側に向けて突出すべく設け、これをレ
ール35、35に沿わせて昇降可能に設ける。36はレ
ールに沿う動きを円滑ならしめる案内ローラである。該
受け枠32はエアシリンダ機構37の伸縮によって昇降
動作しうる構成である。エアシリンダへの空気圧の給排
信号はデパレタイザー制御部38の出力信号によるが、
その昇降ストロークは大小2段階に設定されるもので、
ローラコンベア5のローラ間に退避動する位置からコン
テナaを当該コンテナ5(ローラ)面からやや上昇させ
る小ストロークS1、及び単一のコンテナ高さ分に見合
う大ストロークS2を設定しうる。
【0014】保持体33は左右一対設けられ、夫々支軸
39回りに回動自在とされて小型のエアシリンダ機構4
0,40の短縮側作動によって支軸39回りに内向き回
動し、コンテナaに形成された凹部乃至貫通穴に先端細
径部を挿通させてコンテナaを保持できる構成である。
逆にエアシリンダ機構40,40の伸び出し作動によっ
て保持体33は支軸39回りに外向き回動してコンテナ
からの係合を解除しうる。
39回りに回動自在とされて小型のエアシリンダ機構4
0,40の短縮側作動によって支軸39回りに内向き回
動し、コンテナaに形成された凹部乃至貫通穴に先端細
径部を挿通させてコンテナaを保持できる構成である。
逆にエアシリンダ機構40,40の伸び出し作動によっ
て保持体33は支軸39回りに外向き回動してコンテナ
からの係合を解除しうる。
【0015】41はローラコンベア5のローラを駆動す
るモータ、42,43はローラ搬送面の上下に出退する
ストッパで、このうちストッパ42はエアシリンダ機構
45の伸縮動作によって複数段のコンテナa,a…をデ
パレタイザー30手前で待機させ又はこれを解除する構
成とされ、ストッパ43は同様にエアシリンダ機構46
によって多段乃至単一とされたコンテナをデパレタイザ
ー30圏内に停止させ又は解除しうる構成とされる。
るモータ、42,43はローラ搬送面の上下に出退する
ストッパで、このうちストッパ42はエアシリンダ機構
45の伸縮動作によって複数段のコンテナa,a…をデ
パレタイザー30手前で待機させ又はこれを解除する構
成とされ、ストッパ43は同様にエアシリンダ機構46
によって多段乃至単一とされたコンテナをデパレタイザ
ー30圏内に停止させ又は解除しうる構成とされる。
【0016】44はローラコンベア5上で搬送されるコ
ンテナの左右位置を規制して所定範囲に移動案内するガ
イド体である。上記デパレタイザー制御部38は、エア
シリンダ機構37,40,40,45及び46への作動
空気の供給排出用切替弁(図示せず)を制御して一定の
動作を実行しうるものである。
ンテナの左右位置を規制して所定範囲に移動案内するガ
イド体である。上記デパレタイザー制御部38は、エア
シリンダ機構37,40,40,45及び46への作動
空気の供給排出用切替弁(図示せず)を制御して一定の
動作を実行しうるものである。
【0017】上例の作用について説明する。コンテナa
に収容された被選別トマトは荷受け場1にて待機用ベル
トコンベア2からローラコンベア5に移し替えられる。
ローラコンベア5面に載せられた複数段のコンテナa,
a…群はローラの自転によって順次移送される。ローラ
コンベア5の途中、デパレタイザー30通過によって複
数段のコンテナはばらされて単一段とされる。このデパ
レタイザー30の動作をフローチャートに基づいて説明
する。
に収容された被選別トマトは荷受け場1にて待機用ベル
トコンベア2からローラコンベア5に移し替えられる。
ローラコンベア5面に載せられた複数段のコンテナa,
a…群はローラの自転によって順次移送される。ローラ
コンベア5の途中、デパレタイザー30通過によって複
数段のコンテナはばらされて単一段とされる。このデパ
レタイザー30の動作をフローチャートに基づいて説明
する。
【0018】複数段コンテナa,a…が供給され、デパ
レタイザー30部にコンテナ無しと判定されると、スト
ッパ42は下動し、当該複数段のコンテナa,a…が入
れ替わりにデパレタイザー30部に供給される。ストッ
パ43に接当して停止すると、制御部38から昇降受け
枠32の上昇制御信号が出力される。この上昇信号は小
ストロークS1が出力される。コンテナa,a…は若干
量上昇する。この位置で下から2番目のコンテナaが保
持体33,33によって保持される。この状態で昇降受
け枠32には下降信号が出力される。この場合の出力ス
トロークはS1である。こうして最下段のコンテナが他
のコンテナと切り離されてローラコンベア5面にセット
されることとなる。ストッパ43の解除動作によってコ
ンテナはオートダンパー4に向けて移送されるものであ
る。
レタイザー30部にコンテナ無しと判定されると、スト
ッパ42は下動し、当該複数段のコンテナa,a…が入
れ替わりにデパレタイザー30部に供給される。ストッ
パ43に接当して停止すると、制御部38から昇降受け
枠32の上昇制御信号が出力される。この上昇信号は小
ストロークS1が出力される。コンテナa,a…は若干
量上昇する。この位置で下から2番目のコンテナaが保
持体33,33によって保持される。この状態で昇降受
け枠32には下降信号が出力される。この場合の出力ス
トロークはS1である。こうして最下段のコンテナが他
のコンテナと切り離されてローラコンベア5面にセット
されることとなる。ストッパ43の解除動作によってコ
ンテナはオートダンパー4に向けて移送されるものであ
る。
【0019】残されたコンテナa,a…は次の要領によ
って単一に切り離される。即ち、上記ストッパ43が解
除動作して後所定時間経過すると、最下段排出完了とし
て制御部38に完了信号が入力され、当該信号を受ける
と昇降支持枠32は小ストロークS1に大ストロークS2
に加えたストロークだけ上昇し、残るコンテナを支持し
うる状態にセットされる。次いで、保持体33を解除動
作させ、支持枠32をストロークS2だけ下降させる。
所定量下降すると停止し、再び保持体33をもってコン
テナを係合する。このため最下段を残して下2段以上は
係合保持されることとなる。この状態で昇降支持枠32
を下降(ストロークS1)すると、最下段のコンテナa
がローラコンベア5面にセットされることとなる。後は
先のコンテナaと同じくオートダンパー4に向けて移送
される。
って単一に切り離される。即ち、上記ストッパ43が解
除動作して後所定時間経過すると、最下段排出完了とし
て制御部38に完了信号が入力され、当該信号を受ける
と昇降支持枠32は小ストロークS1に大ストロークS2
に加えたストロークだけ上昇し、残るコンテナを支持し
うる状態にセットされる。次いで、保持体33を解除動
作させ、支持枠32をストロークS2だけ下降させる。
所定量下降すると停止し、再び保持体33をもってコン
テナを係合する。このため最下段を残して下2段以上は
係合保持されることとなる。この状態で昇降支持枠32
を下降(ストロークS1)すると、最下段のコンテナa
がローラコンベア5面にセットされることとなる。後は
先のコンテナaと同じくオートダンパー4に向けて移送
される。
【0020】このような動作を繰り返すと複数段に積ま
れたコンテナは単一段になって順次オートダンパー4側
に移送される。オートダンパー4に達したコンテナaは
コンテナ毎反転され、ブラッシング洗浄機3の入口側に
供給される。該洗浄機3内ではトマトは上下に配設する
ブラシ6,7間で表面を洗浄される。
れたコンテナは単一段になって順次オートダンパー4側
に移送される。オートダンパー4に達したコンテナaは
コンテナ毎反転され、ブラッシング洗浄機3の入口側に
供給される。該洗浄機3内ではトマトは上下に配設する
ブラシ6,7間で表面を洗浄される。
【0021】拡散ローラコンベア14に達するとトマト
は左右側に拡散されながら、次行程の等級選別部15の
両側に分岐したランダムコンベア20,20に供給され
る。ここでは複数の等級評価員が待機してコンベア2
0,20面のトマトを取上げて外観を目視評価しAから
Dの等級に仕分けるとともに所定の選別コンベア16〜
19のカップ面に移される。
は左右側に拡散されながら、次行程の等級選別部15の
両側に分岐したランダムコンベア20,20に供給され
る。ここでは複数の等級評価員が待機してコンベア2
0,20面のトマトを取上げて外観を目視評価しAから
Dの等級に仕分けるとともに所定の選別コンベア16〜
19のカップ面に移される。
【0022】選別コンベア16〜19のカップに載せら
れたトマトは途中の階級選別部22にて重量選別され
る。選別制御部23にその重量信号が入力されるといず
れの階級に属するかを判定され、選別コンベア16,1
7,18又は19との組み合わせによって個々に等・階
級が判定され記憶されることとなる。トマトを載せたカ
ップが所定の等・階級位置に達すると制御部23から仕
分け排出信号が出力され、カップ案内レールの降下によ
ってカップが横転し、トマトは受けボックス25に排出
される。その後作業員によって昇降詰め台26に空箱供
給コンベア28から移された空箱bに所定数の選別果実
類を収容させるものである。昇降詰め台26の果実収容
箱は作業員のスイッチ操作によって降下し、製品搬送コ
ンベア27に繰り出され所定搬出位置に搬送されるもの
である。
れたトマトは途中の階級選別部22にて重量選別され
る。選別制御部23にその重量信号が入力されるといず
れの階級に属するかを判定され、選別コンベア16,1
7,18又は19との組み合わせによって個々に等・階
級が判定され記憶されることとなる。トマトを載せたカ
ップが所定の等・階級位置に達すると制御部23から仕
分け排出信号が出力され、カップ案内レールの降下によ
ってカップが横転し、トマトは受けボックス25に排出
される。その後作業員によって昇降詰め台26に空箱供
給コンベア28から移された空箱bに所定数の選別果実
類を収容させるものである。昇降詰め台26の果実収容
箱は作業員のスイッチ操作によって降下し、製品搬送コ
ンベア27に繰り出され所定搬出位置に搬送されるもの
である。
【図1】正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】一部の平面図である。
【図4】装置全体平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】フローチャートである。
【図7】洗浄機の断面図である。
1…荷受け場、2…待機用ベルトコンベア、3…ブラッ
シング洗浄機、4…オートダンパー、5…ローラコンベ
ア、6,7…ブラシ、8〜11…スプロケット、13…
温風吹き出し口、13’…ホッパ、13”…エアダク
ト、14…拡散ローラコンベア、15…等級選別部、1
6〜19…選別コンベア、20,20…ランダムコンベ
ア、21…カップ、22…階級選別部、23…選別制御
部、24…仕分け排出部、25…受けボックス、26,
26…昇降式詰台、27…製品搬送コンベア、28…空
箱供給コンベア、29…資材置き台、30…デパレタイ
ザー、31,31…支柱、32…昇降受け枠、33…保
持体、34…受け桟、35…レール、36…案内ロー
ラ、37…エアシリンダ機構、38…デパレタイザー制
御部、39…支軸、40…エアシリンダ機構、41…モ
ータ、42,43…ストッパ、44…ガイド体、45,
47…エアシリンダ機構
シング洗浄機、4…オートダンパー、5…ローラコンベ
ア、6,7…ブラシ、8〜11…スプロケット、13…
温風吹き出し口、13’…ホッパ、13”…エアダク
ト、14…拡散ローラコンベア、15…等級選別部、1
6〜19…選別コンベア、20,20…ランダムコンベ
ア、21…カップ、22…階級選別部、23…選別制御
部、24…仕分け排出部、25…受けボックス、26,
26…昇降式詰台、27…製品搬送コンベア、28…空
箱供給コンベア、29…資材置き台、30…デパレタイ
ザー、31,31…支柱、32…昇降受け枠、33…保
持体、34…受け桟、35…レール、36…案内ロー
ラ、37…エアシリンダ機構、38…デパレタイザー制
御部、39…支軸、40…エアシリンダ機構、41…モ
ータ、42,43…ストッパ、44…ガイド体、45,
47…エアシリンダ機構
Claims (1)
- 【請求項1】 果実等を収容したコンテナa,a…を複
数段に積み重ねた状態で移送するコンベア5の途中に、
コンベア5面のコンテナa,a…を所定小ストロークS
1,略単一のコンテナ高さ分に見合う大ストロークS2,
又はこれらを組合せたストロークのいずれかを選択して
昇降させる昇降受け枠32と、上記小ストローク上昇状
態のコンテナのうち最下段のコンテナを除く上位のコン
テナaを当該上昇姿勢に保持し又は解除する保持体33
とを設けると共に、上記昇降受け枠32によってコンベ
ア5面から所定に持ち上げ保持した後積み重ねコンテナ
群の最下段コンテナのみをコンベア5面に戻し、残るコ
ンテナ群を昇降受け枠32の上昇によって直接受け保持
体33を当該コンテナ群のうち最下段コンテナを除く他
のコンテナ群に順次保持替えし、最下段コンテナのみを
順次コンベア5面に戻す制御部38を設けてなるデパレ
タイザー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20251695A JPH0948524A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | デパレタイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20251695A JPH0948524A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | デパレタイザー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948524A true JPH0948524A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16458792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20251695A Pending JPH0948524A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | デパレタイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0948524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111498410A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-08-07 | 北京京东乾石科技有限公司 | 货物分拣装置 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20251695A patent/JPH0948524A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111498410A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-08-07 | 北京京东乾石科技有限公司 | 货物分拣装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |