JPH0948514A - ワーク搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行チェーン間の幅調整が容易にできず、ワ
ーク搬送の作業能率を低下させるという問題点があった
し、また、ワーク変更の段取り換えの巾調整によって、
ワーク搬送ラインと搬送装置とがずれるため自動化に問
題を生じていた。 【解決手段】 左右の走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒを搭
載した左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒの操作
手段を、支持体に回転可能に支承されて互いに逆ねじの
左、右ねじ部６Ｌ、６Ｒを形成した前、後側のスクリュ
ーシャフト５Ｍ、５Ｕと、前側のスクリューシャフト５
Ｍの回転を後側のスクリューシャフト５Ｕに伝達する回
転伝達手段と、左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７
Ｒに設けられて前、後側のスクリューシャフト５Ｍ、５
Ｕの左、右ねじ部６Ｌ、６Ｒに螺合された左、右側のナ
ット部材９Ｌ、９Ｒとで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクラッチハ
ブまたはこのクラッチハブの素材のような円盤部の中心
部に軸部を形成したワーク等の搬送に用いられるワーク
搬送装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種のワーク搬送装置として、
左右の可動フレームに走行チェーンを走行可能に装置し
て駆動部で回転走行させ、左右の走行チェーン上に載せ
たワークを搬送するようにしたものがあるが、このワー
ク搬送装置における走行チェーン間の幅調整機構部は、
左右の可動フレームの端部に設けたねじ部材を固定側プ
レートに形成した左右方向に長い調整孔に挿入しねじ部
材にナット部材を螺合した構成であった。

【０００３】そして、走行チェーン間の幅調整は、前記
ナット部材を緩めて手作業で左右の可動フレームを互い
に逆方向に移動して行われていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワーク搬送装置にあっては、走行チェーン間の幅調
整を、前記ナット部材を緩めて手作業で左右の可動フレ
ームを互いに逆方向に移動して行なうものであるため
に、走行チェーン間の幅調整が容易にできず、ワーク搬
送の作業能率を低下させるという問題点があったし、ま
た、ワーク変更の段取り換えの巾調整によって、ワーク
搬送ラインと搬送装置とがずれるため自動化に問題を生
じる。

【０００５】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、搬送体間距
離をワークの大きさに合わせるメカニカル調整が可能に
なり、ワークの搬送作業を能率よく行うことができるば
かりか、自動化に問題のないワーク搬送装置を提供する
ことにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係わるワーク搬送装置は、支持体に左右
方向に移動可能に設けられて搬送体走行部を有する左、
右側の可動フレーム構成体と、前記支持体に設けられて
左、右側の可動フレーム構成体を互いに逆方向に移動操
作する操作手段と、左、右側の可動フレーム構成体の前
記搬送体走行部に搬送方向に走行可能に設けられてワー
クを搬送する左、右側の搬送体と、左、右側の可動フレ
ーム構成体に設けられて左、右側の搬送体を走行駆動す
る左、右側の走行駆動部とを備えたことを特徴とする。

【０００７】そして、前記操作手段を、前記支持体に回
転可能に支承されて互いに逆ねじの左、右ねじ部を形成
した前、後側のスクリューシャフトと、前側のスクリュ
ーシャフトの回転を後側のスクリューシャフトに伝達す
る回転伝達手段と、左、右側の可動フレーム構成体に設
けられて前、後側のスクリューシャフトの左、右ねじ部
に螺合された左、右側のナット部材とで構成することが
好ましい。

【０００８】また、前記搬送体を無端状の走行チェーン
で構成し、前記走行駆動部を、左、右側の可動フレーム
構成体の搬入、搬出側に設けられて前記走行チェーンが
掛けられる搬入、搬出側スプロケットと、搬入、搬出側
スプロケットのいずれか一方を駆動する走行駆動モータ
ーとで構成することが好ましい。

【０００９】かかる構成により、前記操作手段を操作す
ることで左、右側の可動フレーム構成体を互いに逆方向
に移動させて、搬送体間距離をワークの大きさに合わせ
て調整し、左、右側の走行駆動部を駆動させて左、右側
の搬送体を搬送方向に走行させ、搬入側から左、右側の
搬送体上に搬入されたワークを搬送する。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明に係わるワーク搬
送装置の一部省略した平面図、図２は図１のＡ−Ａ線に
沿う断面図、図３はアイドラスプロケット機構部の正面
図、図４はワークの斜視図である。

【００１１】本発明に係わるワーク搬送装置は、前、後
側の支持装置１Ｍ、１Ｕから成る支持体１と、左、右側
の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒと、左、右側の可動フ
レーム構成体７Ｌ、７Ｒを互いに逆方向に移動操作する
操作手段と、左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒ
に搬送方向に走行可能に設けられてワークＷを搬送する
左、右側の搬送体である走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒ
と、左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒに設けら
れて左、右側の走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒを走行駆動
する左、右側の走行駆動部とを備えている。

【００１２】そして、前記支持体１を構成する前、後側
の支持装置１Ｍ、１Ｕは、支持ポスト２とこの支持ポス
ト２に保持された支持プレート３とを有しており、これ
らの支持プレート３の下面部の左右にはブラケット１４
Ｌ、１４Ｒが固着してあり、前、後側の支持装置１Ｍ、
１Ｕのブラケット１４Ｌ間は連結ロッド１５Ｌにより連
結してあり、また、前、後側の支持装置１Ｍ、１Ｕのブ
ラケット１４Ｒ間は連結ロッド１５Ｒにより連結してあ
って、前、後側の支持装置１Ｍ、１Ｕが互いに連結して
ある。

【００１３】また、前、後側の前記支持プレート３の上
面部の左右には軸受装置４Ｌ、４Ｒが固着してあり、前
側の左右の軸受装置４Ｌ、４Ｒは前側のスクリューシャ
フト５Ｍを回転可能に保持しており、後側の左右の軸受
装置４Ｌ、４Ｒは後側のスクリューシャフト５Ｕを回転
可能に保持していて、これらのスクリューシャフト５
Ｍ、５Ｕには、その中央部を境にして左には左ねじ部６
Ｌが、右には左ねじ部６Ｌに対して逆ねじである右ねじ
部６Ｒがそれぞれ形成してある。

【００１４】左側の可動フレーム構成体７Ｌは長尺の下
部フレーム８Ｌを有しており、この下部フレーム８Ｌの
前、後部にはナット部材９Ｌが固着してあり、これらの
ナット部材９Ｌの上部には取付ブラケット部１０Ｌが形
成してある。そして、前後のナット部材９Ｌの取付ブラ
ケット部１０Ｌには前記下部フレーム８Ｌと平行にして
上部フレーム１１Ｌが固着してあり、この上部フレーム
１１Ｌの内面部の上側に左側の搬送体走行部である走行
チェーン用ガイドレール１２Ｌが固着してある。

【００１５】また、右側の可動フレーム構成体７Ｒは長
尺の下部フレーム８Ｒを有しており、この下部フレーム
８Ｒの前、後部にはナット部材９Ｒが固着してあり、こ
れらのナット部材９Ｒの上部には取付ブラケット部１０
Ｒが形成してある。そして、前後のナット部材９Ｒの取
付ブラケット部１０Ｒには前記下部フレーム８Ｒと平行
にして上部フレーム１１Ｒが固着してあり、この上部フ
レーム１１Ｒの内面部の上側に右側の搬送体走行部であ
る走行チェーン用ガイドレール１２Ｒが固着してある。

【００１６】そして、左側の可動フレーム構成体７Ｌ
は、その前、後側のナット部材９Ｌを前、後側のスクリ
ューシャフト５Ｍ、５Ｕの左ねじ部６Ｌに螺合して、こ
れらの前、後側のスクリューシャフト５Ｍ、５Ｕに取り
付けてあり、右側の可動フレーム構成体７Ｒは、その
前、後側のナット部材９Ｒを前、後側のスクリューシャ
フト５Ｍ、５Ｕの右ねじ部６Ｒに螺合して、こられの
前、後側のスクリューシャフト５Ｍ、５Ｕに取り付けて
ある。

【００１７】また、左側の可動フレーム構成体７Ｌの上
部フレーム１１Ｌの上端面部にはガイド部材１３Ｌが固
着してあり、右側の可動フレーム構成体７Ｒの上部フレ
ーム１１Ｒの上端面部にはガイド部材１３Ｒが固着して
ある。

【００１８】そして、前側のスクリューシャフト５Ｍの
左端部にはプーリ１６が、スクリューシャフト５Ｍの左
端部にはハンドル１７がそれぞれ固着してあり、後側の
スクリューシャフト５Ｕの右端部にはプーリ１８が固着
してある。そして、前記プーリ１６、１８間には無端ベ
ルト１９が掛けてあって、これらで回転伝達手段を構成
している。

【００１９】したがって、ハンドル１７と前側のスクリ
ューシャフト５Ｍとプーリ１６と無端ベルト１９とプー
リ１８と後側のスクリューシャフト５Ｕとナット部材９
Ｌ、９Ｒとで前記操作手段を構成している。

【００２０】左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒ
の上部フレーム１１Ｌ、１１Ｒの先側には支持部材２１
Ｌ、２１Ｒが前後調整可能に固着してあり、これらの支
持部材２１Ｌ、２１Ｒにはスプロケット軸２２Ｌ、２２
Ｒが固着してあり、このスプロケット軸２２Ｌに左側の
搬入側スプロケットである被動側スプロケット２３Ｌ
が、スプロケット軸２２Ｒに右側の搬入側スプロケット
である被動側スプロケット２３Ｒがそれぞれ回転可能に
取り付けてある。

【００２１】左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒ
の上部フレーム１１Ｌ、１１Ｒの後側には支持部材２４
Ｌ、２４Ｒが固着してあり、これらの支持部材２４Ｌ、
２４Ｒにはそれぞれに減速部を有する左右の走行駆動モ
ーター２５Ｌ、２５Ｒが固着してあり、左の走行駆動モ
ーター２５Ｌの減速部の出力軸であるスプロケット軸２
６Ｌには左側の搬出側スプロケットである駆動側スプロ
ケット２７Ｌが取り付けてあって、被動側スプロケット
２３Ｌと共に左側の走行駆動部を構成しており、右の走
行駆動モーター２５Ｒの減速部の出力軸であるスプロケ
ット軸２６Ｒには右側の搬出側スプロケットである駆動
側スプロケット２７Ｒが取り付けてあって、被動側スプ
ロケット２３Ｒと共に右側の走行駆動部を構成してい
る。

【００２２】左、右側の可動フレーム構成体７Ｌ、７Ｒ
の上部フレーム１１Ｌ、１１Ｒの中間部には図３に示す
ように上下方向に調整可能にアイドラスプロケット２８
Ｌ、２８Ｒが回転可能に軸支してある。

【００２３】そして、左側の駆動側スプロケット２７Ｌ
と被動側スプロケット２３Ｌとアイドラスプロケット２
８Ｌとに左側の無端状の走行チェーン２９Ｌが掛けてあ
り、この走行チェーン２９Ｌは前記走行チェーン用ガイ
ドレール１２Ｌ上に摺接している。また、右側の駆動側
スプロケット２７Ｒと被動側スプロケット２３Ｒとアイ
ドラスプロケット２８Ｒとに右側の無端状の走行チェー
ン２９Ｒが掛けてあり、この走行チェーン２９Ｒは前記
走行チェーン用ガイドレール１２Ｒ上に摺接している。

【００２４】図４にワークＷを示す。このワークＷは、
例えばクラッチハブの素材であり、円盤部３０の中心部
に軸部３１を形成したものである。

【００２５】次に上記のように構成されたワーク搬送装
置の動作を説明する。前記ハンドル１７を、例えば正転
方向に回転することにより、前側のスクリューシャフト
５Ｍを回転させ、プーリ１６、無端ベルト１９、プーリ
１８を介して後側のスクリューシャフト５Ｕを回転させ
ることにより、前、後側のスクリューシャフト５Ｍ、５
Ｕとナット部材９Ｌの送りにより左側の可動フレーム構
成体７Ｌを内方に移動させ、また、前、後側のスクリュ
ーシャフト５Ｍ、５Ｕとナット部材９Ｒの送りにより右
側の可動フレーム構成体７Ｒを内方に移動させて、左右
の走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒ間距離Ｘを狭くして幅調
整を行う。

【００２６】また、前記ハンドル１７を逆転方向に回転
することにより、前側のスクリューシャフト５Ｍを回転
させ、プーリ１６、無端ベルト１９、プーリ１８を介し
て後側のスクリューシャフト５Ｕを逆回転させることに
より、前、後側のスクリューシャフト５Ｍ、５Ｕとナッ
ト部材９Ｌの送りにより左側の可動フレーム構成体７Ｌ
を外方に移動させ、また、前、後側のスクリューシャフ
ト５Ｍ、５Ｕとナット部材９Ｒの送りにより右側の可動
フレーム構成体７Ｒを外方に移動させて、左右の走行チ
ェーン２９Ｌ、２９Ｒ間距離Ｘを広くして幅調整を行
う。

【００２７】また、左右の走行駆動モーター２５Ｌ、２
５Ｒを回転駆動することにより左右の走行チェーン２９
Ｌ、２９Ｒを図１に矢印で示す方向に走行させる。

【００２８】そして、前記ワークＷの大きさに合わせ
て、走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒ間距離Ｘを変えて幅調
整を行い、搬入側Ｙから前記ワークＷを搬入する。この
場合、前記ワークＷは軸部３１が下に向くようにして搬
入されて円盤部３０が前記走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒ
上に載せられる。そして、左右の走行チェーン２９Ｌ、
２９Ｒの走行により前記ワークＷは搬出側Ｚに搬送され
る。この場合、前記ワークＷの円盤部３０が前記ガイド
部材１３Ｌ、１３Ｒに規制されて左右の片寄りが防止さ
れる。

【００２９】上記の実施の形態によれば、前記ハンドル
１７の回転操作により、前側のスクリューシャフト５Ｍ
を回転させ、プーリ１６、無端ベルト１９、プーリ１８
を介して後側のスクリューシャフト５Ｕを回転させ、
前、後側のスクリューシャフト５Ｍ、５Ｕとナット部材
９Ｌの送りにより左側の可動フレーム構成体７Ｌを内方
に移動させ、また、前、後側のスクリューシャフト５
Ｍ、５Ｕとナット部材９Ｒの送りにより右側の可動フレ
ーム構成体７Ｒを内方に移動させて、左右の走行チェー
ン２９Ｌ、２９Ｒ間距離Ｘを狭くして幅調整を行い、ま
た、前記ハンドル１７を逆方向に回転操作することによ
り、左右の走行チェーン２９Ｌ、２９Ｒ間距離Ｘを広く
して幅調整を行うことができるように、左、右の走行チ
ェーン２９Ｌ、２９Ｒ間距離ＸをワークＷの大きさに合
わせるメカニカル調整が可能になり、ワークＷの搬送作
業を能率よく行うことができる。

【００３０】また、ワークＷは、上記した円盤部３０の
中心部に軸部３１を形成したクラッチハブの素材に限ら
ず、クラッチハブそのものまたは円盤体状のギヤの素材
等でもよい。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるワ
ーク搬送装置は、支持体に左右方向に移動可能に設けら
れて搬送体走行部を有する左、右側の可動フレーム構成
体と、前記支持体に設けられて左、右側の可動フレーム
構成体を互いに逆方向に移動操作する操作手段と、左、
右側の可動フレーム構成体の前記搬送体走行部に搬送方
向に走行可能に設けられてワークを搬送する左、右側の
搬送体と、左、右側の可動フレーム構成体に設けられて
左、右側の搬送体を走行駆動する左、右側の走行駆動部
とを備えたことにより、前記操作手段を操作することで
左、右側の可動フレーム構成体を互いに逆方向に移動さ
せて、搬送体間距離をワークの大きさに合わせて調整
し、左、右側の走行駆動部を駆動させて左、右側の搬送
体を搬送方向に走行させ、搬入側から左、右側の搬送体
上に搬入したワークを搬送することができる。

【００３２】このように、搬送体間距離をワークの大き
さに合わせるメカニカル調整が可能になり、ワークの搬
送作業を能率よく行うことができるばかりか、自動化に
は問題のないものとなる。

【００３３】そして、前記操作手段を、前記支持体に回
転可能に支承されて互いに逆ねじの左、右ねじ部を形成
した前、後側のスクリューシャフトと、前側のスクリュ
ーシャフトの回転を後側のスクリューシャフトに伝達す
る回転伝達手段と、左、右側の可動フレーム構成体に設
けられて前、後側のスクリューシャフトの左右の逆ねじ
部に螺合された左、右側のナット部材とで構成したこと
により、前側のスクリューシャフトを回転操作すること
により、回転伝達手段を介して後側のスクリューシャフ
トを回転し、前、後側のスクリューシャフトの左、右ね
じ部に螺合された左、右側のナット部材の送りにより、
左、右側の可動フレーム構成体を互いに逆方向に移動さ
せて、搬送体間距離をワークの大きさに合わせて調整
し、左、右側の走行駆動部を駆動させて左、右側の搬送
体を搬送方向に走行させ、搬入側から左、右側の搬送体
上に搬入したワークを搬送することができる。

【００３４】このように、搬送体間距離をワークの大き
さに合わせるメカニカル調整が可能になり、ワークの搬
送作業を能率よく行うことができるばかりか、自動化に
は問題のないものとなる。

【００３５】また、前記搬送体を無端状の走行チェーン
で構成し、前記走行駆動部を、左、右側の可動フレーム
構成体の搬入、搬出側に設けられて前記走行チェーンが
掛けられる搬入、搬出側スプロケットと、搬入、搬出側
スプロケットのいずれか一方を駆動する走行駆動モータ
ーとで構成したことにより、左、右側の走行駆動モータ
ーの駆動により搬入、搬出側スプロケットを介して左、
右側の走行チェーンを搬送方向に走行させて搬入された
ワークを載せてワークを搬送することができ、左、右側
の走行チェーン間には障害物がないために、円盤部の中
心に軸部を有するワークの搬送に適したものになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係わるワーク搬送装置の一部省略した
平面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。

【図３】アイドラスプロケット機構部の正面図である。

【図４】ワークの斜視図である。

【符号の説明】

５Ｍ 前側のスクリューシャフト ５Ｕ 後側のスクリューシャフト ６Ｌ 左ねじ部 ６Ｒ 右ねじ部 ７Ｌ 左側の可動フレーム構成体 ７Ｒ 右側の可動フレーム構成体 ９Ｌ 左側のナット部材 ９Ｒ 右側のナット部材 ２９Ｌ 左の走行チェーン ２９Ｒ 右の走行チェーン

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 支持体に左右方向に移動可能に設けられ
   て搬送体走行部を有する左、右側の可動フレーム構成体
   と、 前記支持体に設けられて左、右側の可動フレーム構成体
   を互いに逆方向に移動操作する操作手段と、 左、右側の可動フレーム構成体の前記搬送体走行部に搬
   送方向に走行可能に設けられてワークを搬送する左、右
   側の搬送体と、 左、右側の可動フレーム構成体に設けられて左、右側の
   搬送体を走行駆動する左、右側の走行駆動部とを備えた
   ことを特徴とするワーク搬送装置。
2. 【請求項２】 前記操作手段を、前記支持体に回転可能
   に支承されて互いに逆ねじの左、右ねじ部を形成した
   前、後側のスクリューシャフトと、前側のスクリューシ
   ャフトの回転を後側のスクリューシャフトに伝達する回
   転伝達手段と、左、右側の可動フレーム構成体に設けら
   れて前、後側のスクリューシャフトの左、右ねじ部に螺
   合された左、右側のナット部材とで構成した請求項１記
   載のワーク搬送装置。
3. 【請求項３】 前記搬送体を無端状の走行チェーンで構
   成し、前記走行駆動部を、左、右側の可動フレーム構成
   体の搬入、搬出側に設けられて前記走行チェーンが掛け
   られる搬入、搬出側スプロケットと、搬入、搬出側スプ
   ロケットのいずれか一方を駆動する走行駆動モーターと
   で構成した請求項１又は請求項２記載のワーク搬送装
   置。