JPH0947682A - 廃棄物破砕処理設備における防爆装置 - Google Patents

廃棄物破砕処理設備における防爆装置

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JPH0947682A
JPH0947682A JP19959595A JP19959595A JPH0947682A JP H0947682 A JPH0947682 A JP H0947682A JP 19959595 A JP19959595 A JP 19959595A JP 19959595 A JP19959595 A JP 19959595A JP H0947682 A JPH0947682 A JP H0947682A
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博昭 河端
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 破砕機内への外気流入を抑制し、かつ、爆発
の原因となる破砕時の火花、粉塵並びに静電気の発生を
積極的に防ぐことによって、安全性の高い破砕桟を提供
する。 【解決手段】 不活性ガスと界面活性剤溶液とを含む不
活性発泡原剤を供給する発泡原剤供給手段7と、破砕刃
6の近傍に発泡原剤供給手段7に接続して設けられ、不
活性発泡原剤を噴射して破砕刃6の周囲に不活性ガス発
泡層15を生じさせる破砕部噴射手段8とにより構成さ
れる。また、破砕刃6に対し上手側の入口付近及び下手
側の出口付近に不活性発泡原剤を噴射することにより不
活性ガス発泡層15をそれぞれ生じさせる入口部噴射手
段9A,B及び出口部噴射手段10が設けられる。ま
た、不活性発泡層15の生成状態を光センサ11によっ
て検知し、所定の層厚み、領域が常時維持されるように
噴射手段の噴射量を制御をする噴射量制御手段12が付
設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物を移送中に
回転式破砕機等の破砕刃によって破砕するようにした廃
棄物破砕処理設備において、破砕処理部での爆発現象を
未然に防止するための防爆装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の防爆装置を備える廃棄物破砕処
理設備に関する典型的な先行技術が特公平 2− 33421号
公報(第1従来例)及び実開昭63−152645号公報(第2
従来例)に挙げられるように公知である。第1従来例
は、防爆形回転破砕機に関するものであって、破砕装置
内へ蒸気を送り込み、その際、蒸気送給量を制御して機
内温度を管理することにより水蒸気濃度を一定値以上に
保たせて、酸素濃度を爆発限界以下とし、爆発を未然に
防止しようとするところに特徴がある。
【0003】一方、第2従来例もまた蒸気吹込式防爆シ
ステムを備えた破砕機であって、被破砕物を送り込む入
口付近及び被破砕物を排出させる出口付近に高温乾燥空
気を吹き込む装置を設けて、装置内の温度低下を防ぎ、
かつ、蒸気の吹込量を減少できるとともに監視カメラの
視界が確保できて、破砕機の運転が順調に行えるように
したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような両従来例に
おいて、先ず第1従来例では、破砕機内は粉塵、臭気の
拡散を防止するため、送風機によって負圧に保たせるの
が一般的であり、負圧にすることによって外気が流入す
るのをどうしても抑えられなくて、その結果、酸素濃度
を爆発限界以下に保持することが頗る困難であり、実用
機においてもかなりの爆発例が認められる。また、第2
従来例では、蒸気量の低減策、監視の確保等運転面での
改善効果は見られるものの、酸素濃度を爆発限界以下に
保たせるという基本的な機能に関しての改善の実は挙が
らなく、従って、第1従来例と実質的に差がなくて、や
はり爆発現象発生の危険性は依然として残っているのが
実状である。
【0005】本発明は、このような問題点の解消を図る
ために成されたものであり、本発明の目的は、破砕機内
への外気流入を抑制し、かつ、爆発の原因となる破砕時
の火花、粉塵並びに静電気の発生を積極的に防ぐことに
よって、爆発事故に対する防護を万全ならしめ、もって
安全性の高揚並びに破砕処理効率の向上を図り得る廃棄
物破砕処理設備における防爆装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、廃棄物を移送中に破砕刃によって破砕す
るようにした廃棄物破砕処理設備において、不活性ガス
と発泡を促進する界面活性剤溶液とを含む不活性発泡原
剤を供給する発泡原剤供給手段と、前記破砕刃の近傍に
設けられ、かつ、発泡原剤供給手段に接続されて、不活
性発泡原剤を噴射することにより破砕刃の周囲に不活性
ガス発泡層を生じさせる破砕部噴射手段とを備えること
を特徴とする廃棄物破砕処理設備における防爆装置であ
る。
【0007】本発明はまた、廃棄物を移送中に破砕刃に
よって破砕するようにした廃棄物破砕処理設備におい
て、不活性ガスと発泡を促進する界面活性剤溶液とを含
む不活性発泡原剤を供給する発泡原剤供給手段と、前記
破砕刃の近傍に設けられ、かつ、発泡原剤供給手段に接
続されて、不活性発泡原剤を噴射することにより破砕刃
の周囲に不活性ガス発泡層を生じさせる破砕部噴射手段
と、廃棄物の移送方向を基準として破砕刃に対し上手側
の入口付近及び下手側の出口付近にそれぞれ設けられ、
かつ、発泡原剤供給手段に接続されて、不活性発泡原剤
を噴射することにより入口付近及び出口付近に不活性ガ
ス発泡層をそれぞれ生じさせる入口部噴射手段及び出口
部噴射手段とを備えることを特徴とする廃棄物破砕処理
設備における防爆装置である。
【0008】本発明はまた、前項又は前々項に記載の防
爆装置において、不活性発泡層の生成状態を光センサに
よって検知し、所定の層厚み、領域が常時維持されるよ
うに噴射手段の噴射量を制御をする噴射量制御手段が前
記噴射手段に付設されることを特徴とするものであり、
また、発泡原剤供給手段が、不活性ガスの代替に蒸気を
利用してなり、または前記廃棄物の燃焼処理過程におい
て得られる燃焼排ガスを利用してなることを特徴とする
ものである。
【0009】
【実施の形態】上述の解決手段を備えてなる本発明に関
して、その一実施例が示される図1を参照しながらその
具体的形態を以下に説明するが、本発明に係る廃棄物破
砕処理設備は、供給用搬送コンベア1と回転式破砕機2
と振動コンベア3と排出用搬送コンベア4とを含んで構
成され、それらの機器が、廃棄物の移送方向を基準とし
て前記の記載順序で上手側から直列関係に並んで設けら
れるとともに、供給用搬送コンベア1のケーシング1
A、回転式破砕機2のケーシング2A、振動コンベア3
のケーシング3A及び排出用搬送コンベア4のケーシン
グ4Aもそれぞれ直列関係に接続されることによって、
一体化された構造になるケーシング内に前記各機器が収
納されている防爆形の廃棄物破砕処理設備(破砕処理機
と略称する)が形成される。
【0010】このような構造を有する破砕処理機は以下
に述べるようにして廃棄物の破砕処理が行われる。即
ち、供給用搬送コンベア1に搭載された廃棄物が、該コ
ンベア1により回転式破砕機2の上部入口部分まで搬送
された後、回転式破砕機2内に投入され、機内の回転破
砕機構5に送り込まれる。この回転破砕機構5では、複
数個、例えば4個の破砕刃6が横軸周りに回転可能に設
けられていて、送り込まれた廃棄物は破砕刃6に衝突し
て衝撃剪断両作用によって細かく破砕される。この破砕
された廃棄物は、直下方に落下して振動コンベア3上に
載せられ、比重の差で振るい分けされた後、排出用搬送
コンベア4に移し替えられて、該コンベア4によって破
砕処理機外に排出され、このようにして廃棄物を連続的
に搬送並びに破砕処理することができる。
【0011】しかして本発明は、上記破砕処理機におい
て発泡原剤供給手段7と破砕部噴射手段8とから成る防
爆装置が備えられる。発泡原剤供給手段7は、例えば、
不活性ガスボンベ17と、界面活性剤溶液ボンベ18
と、水溶液ボンベ19と、それら各ボンベ17〜19に
接続された配管20とによって形成され、不活性ガス、
発泡を促進する界面活性剤溶液、水溶液を適当比で混合
することによって生成される不活性発泡原剤が、前記配
管20を経て供給されるようになっている。一方、破砕
部噴射手段8は、前記破砕刃6の近傍のケーシング2A
に取付けて配設された噴射用ノズルにより構成されて、
該ノズルを発泡原剤供給手段7の前記配管20の端部に
接続させており、供給された不活性発泡原剤をノズル先
端から噴射することによって、回転する破砕刃6に対し
てその周りの雰囲気中に不活性ガス発泡層15を生じさ
せるようになっている。
【0012】本発明に係る上記防爆装置の作用について
述べると、廃棄物のうちの破砕を要する被破砕物には、
普通、プロパンボンベ等の可燃性被破砕物が混入してい
ることが多くて、そのために破砕処理機では、残留ガス
と破砕時の衝撃で発生する火花等で爆発が生じ易くて今
までに多くの爆発例がある。そこで破砕処理機内を、入
口側の供給用搬送コンベア1の中間部並びに出口側の振
動コンベア3の排出側端部(排出用搬送コンベア4の供
給側端部)にそれぞれ前後に設けられた一対のゴム製鰭
材などから構成される可動仕切り16によって、周囲の
外気と遮断させるようにした後、発泡原剤供給手段7及
び破砕部噴射手段8を作動させて、破砕刃6の近傍から
不活性ガスにより発泡させた泡を噴射し、被破砕物と破
砕刃6が接触して火花が発生し易い個所である回転破砕
機構5の周囲を不活性発泡層15で覆わせる。このよう
にすることによって、発生火花を爆発性ガスと隔離する
ことが可能となり引火及び発火を未然に防止することが
できる。
【0013】このようにして一旦生じた不活性発泡層1
5が消失するとき、この周囲は濃い不活性ガス雰囲気で
あって、火花発生個所の付近がこの不活性ガスに覆われ
ることから、消火剤の消火作用と同様に引火及び爆発を
防止できる。即ち、火花発生個所の付近が爆発限界に達
するのを防ぐことができる。さらに、発生する泡の作用
で、粉塵の浮遊を抑制でき、粉塵爆発の防止も図れる。
また、泡による導電作用によって、静電気を接地により
逃がして帯電を防止し、静電気による火花発生も抑える
ことが可能である。
【0014】
【実施例】本発明の他の実施例について図2を参照して
以下に説明する。この図2に示される他実施例は図1図
示実施例に類似し、対応する各部材には同一の参照符号
を付している。この他実施例において注目される点は、
破砕部噴射手段8に加えて入口部噴射手段9A,9B及
び出口部噴射手段10が設けられること、また、各噴射
手段8,9A,9B,10に対応させて噴射量制御手段
12が付設されることの2点である。
【0015】入口部噴射手段9A,9B及び出口部噴射
手段10は、破砕部噴射手段8と同じ構造であって、発
泡原剤供給手段7の配管20に接続して、破砕部噴射手
段8に対して並列関係に設けられる。入口部噴射手段9
Aは、例えば供給用搬送コンベア1の排出側端部の上方
に配設され、入口部噴射手段9Bは、例えば供給用搬送
コンベア1の中間部に前後に設けられる一対の前記可動
仕切り16の間に配設される。一方、出口部噴射手段1
0は、例えば振動コンベア3の排出側端部(排出用搬送
コンベア4の供給側端部)に前後に設けられる一対の前
記可動仕切り16の間に配設される。なお、入口側の可
動仕切り16に対して上流側のケーシング1A内空間を
吸引によって排気させる排気ファン13が設けられ、ま
た、出口側の可動仕切り16に対して下流側のケーシン
グ4A内空間を吸引によって排気させる排気ファン14
が設けられる。
【0016】このように設けられる入口部噴射手段9
A,9B及び出口部噴射手段10は、破砕処理機の入口
側及び出口側におけるケーシング内の空間に、不活性ガ
スで発泡させた発泡剤による不活性発泡層15を充満さ
せてカーテン状の発泡層を層成する。これによって、破
砕処理機内部と破砕処理機外部とを空気遮断させること
になり、爆発雰囲気を包囲する範囲が拡大されることと
前記破砕部噴射手段8の作用と協調し得ることとによっ
て、引火及び発火の防止の効果がより一層発揮される。
さらに、両排気ファン13,14の排気作用が相まって
臭気、粉塵の破砕処理機外への漏出を防ぐことが可能で
ある。
【0017】一方、噴射量制御手段12は、例えば各噴
射手段8,9A,9B,10から噴射される不活性発泡
原剤の量、噴射角度をそれぞれ調節し得るように設けら
れていて、各噴射手段8,9A,9B,10の近傍に設
けられた複数個の光センサ11によって各不活性発泡層
15の生成状態(範囲、層厚み等)を光の減衰程度とし
て光電変換的に計測し、この計測結果に応じて適正な発
泡層生成状態が常に確実に維持できるように各噴射手段
8,9A,9B,10をコントロールするようになって
いる。この場合の光センサ11は、透過型、反射型のい
ずれでも良く、また、アナログ量の検出でもオン−オフ
の検出でも良くて、光電変換的に計測することは、泡に
よる光の散乱が顕著であって感度よく検知できる点から
簡便かつ確実な検出素子として好適なものである。
【0018】以上説明した各実施例の他に、図示しない
が以下に述べるような各種変形も勿論可能である。その
一つは、破砕刃6の近傍から発泡剤溶液を噴射するのみ
でなく、回転破砕機構5の被破砕物噛み込み位置から破
砕終了位置までの拡大された範囲を不活性発泡層で充満
させるように破砕部噴射手段8を構成することである。
このように不活性発泡層をより広域に層成することによ
り、被破砕物そのものを不活性発泡層で包み込み、引
火,発火,帯電を防止し、かつ発塵雰囲気も確実に防止
できる。
【0019】また今一つは、不活性ガスの代替に蒸気又
は、廃棄物の燃焼処理過程において得られる低O2 燃焼
排ガスを利用することである。廃棄物破砕処理設備は一
般に焼却施設に併設される例が多く、ごみ焼却熱による
発生蒸気及び焼却排ガスを不活性ガスの代替に使用する
とコスト低減が可能で好ましいことである。なお、焼却
排ガスはO2 %が低く、蒸気は熱交換によって凝縮する
と水であって酸素濃度低減に有効であって、いずれも引
火、発火の防止に有用な気体であることは言うまでもな
い。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りの構成並びに
作用を有するものであり、発泡原剤供給手段と破砕部噴
射手段とを備えてなることによって、不活性ガスと該ガ
スにより発泡された微細な液体とで、破砕刃と被破砕物
との接触により発生する火花を包み込むことが可能とな
り、可燃性のガスや粉塵への引火を確実に防止する。ま
た、導電性の液体を介して静電気の帯電を防いで爆発の
防止を図ることができる。さらに、発泡した膜層に不活
性ガスが封入されることから、拡散を防いで有効に活用
されるため、消費量の抑制効果が大きい。しかも泡によ
る消火作用によって火災による燃焼からも確実に防護で
きる。
【0021】本発明はさらに、入口付近及び出口付近に
不活性ガス発泡層をそれぞれ生じさせる入口部噴射手段
及び出口部噴射手段を備えてなることによって、破砕機
内を負圧にする必要がなくて、外気流入が抑えられ、従
って不活性ガス雰囲気が安定して保持され、機内での静
電気による爆発を防止する範囲を有効に拡大できる。ま
た本発明は、不活性発泡層の生成状態を光センサによっ
て検知し、所定の層厚み、領域が常時維持されるように
噴射手段の噴射量を制御をする噴射量制御手段を設ける
ことによって、引火及び発火に対する防止効果がより確
実かつ高信頼性の下で格別に奏される。さらに本発明
は、発泡原剤供給手段における不活性ガスの代替に蒸気
または燃焼排ガスを利用することにより、防爆作用を維
持しながら破砕処理コストを下げて運転経済性をより高
め得る効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る廃棄物破砕処理設備の
概要示構造図である。
【図2】本発明の他実施例に係る廃棄物破砕処理設備の
概要示構造図である。
【符号の説明】
1…供給用搬送コンベア、 1A…同コンベア1
のケーシング、2…回転式破砕機、 2A
…同コンベア2のケーシング、3…振動コンベア、
3A…同コンベア3のケーシング、4…排出
用搬送コンベア、 4A…同コンベア4のケーシ
ング、5…回転破砕機構、 6…破砕
刃、7…発泡原剤供給手段、 8…破砕部噴
射手段、9A…入口部噴射手段、 9B…入
口部噴射手段、10…出口部噴射手段、 1
1…光センサ、12…噴射量制御手段、 1
3…排気ファン、14…排気ファン、
15…不活性発泡層、16…可動仕切り、
17…不活性ガスボンベ、18…界面活性剤溶液ボ
ンベ、 19…水溶液ボンベ、20…配管、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を移送中に破砕刃によって破砕す
    るようにした廃棄物破砕処理設備において、不活性ガス
    と発泡を促進する界面活性剤溶液とを含む不活性発泡原
    剤を供給する発泡原剤供給手段と、前記破砕刃の近傍に
    設けられ、かつ、発泡原剤供給手段に接続されて、不活
    性発泡原剤を噴射することにより破砕刃の周囲に不活性
    ガス発泡層を生じさせる破砕部噴射手段とを備えること
    を特徴とする廃棄物破砕処理設備における防爆装置。
  2. 【請求項2】 廃棄物を移送中に破砕刃によって破砕す
    るようにした廃棄物破砕処理設備において、不活性ガス
    と発泡を促進する界面活性剤溶液とを含む不活性発泡原
    剤を供給する発泡原剤供給手段と、前記破砕刃の近傍に
    設けられ、かつ、発泡原剤供給手段に接続されて、不活
    性発泡原剤を噴射することにより破砕刃の周囲に不活性
    ガス発泡層を生じさせる破砕部噴射手段と、廃棄物の移
    送方向を基準として破砕刃に対し上手側の入口付近及び
    下手側の出口付近にそれぞれ設けられ、かつ、発泡原剤
    供給手段に接続されて、不活性発泡原剤を噴射すること
    により入口付近及び出口付近に不活性ガス発泡層をそれ
    ぞれ生じさせる入口部噴射手段及び出口部噴射手段とを
    備えることを特徴とする廃棄物破砕処理設備における防
    爆装置。
  3. 【請求項3】 不活性発泡層の生成状態を光センサによ
    って検知し、所定の層厚み、領域が常時維持されるよう
    に噴射手段の噴射量を制御をする噴射量制御手段が前記
    噴射手段に付設される請求項1または2に記載の廃棄物
    破砕処理設備における防爆装置。
  4. 【請求項4】 発泡原剤供給手段が、不活性ガスの代替
    に蒸気を利用してなる請求項1、2または3に記載の廃
    棄物破砕処理設備における防爆装置。
  5. 【請求項5】 発泡原剤供給手段が、不活性ガスの代替
    に前記廃棄物の燃焼処理過程において得られる燃焼排ガ
    スを利用してなる請求項1、2または3に記載の廃棄物
    破砕処理設備における防爆装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105478217A (zh) * 2016-01-06 2016-04-13 广东金方圆安全技术检测有限公司 粮食、饲料及颗粒粉料粉碎设备粉尘防爆保护系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105478217A (zh) * 2016-01-06 2016-04-13 广东金方圆安全技术检测有限公司 粮食、饲料及颗粒粉料粉碎设备粉尘防爆保护系统

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