JPH0947401A - 電気掃除機用吸込口体 - Google Patents

電気掃除機用吸込口体

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JPH0947401A
JPH0947401A JP20222195A JP20222195A JPH0947401A JP H0947401 A JPH0947401 A JP H0947401A JP 20222195 A JP20222195 A JP 20222195A JP 20222195 A JP20222195 A JP 20222195A JP H0947401 A JPH0947401 A JP H0947401A
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JP
Japan
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suction
suction port
wheel
port body
center
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Pending
Application number
JP20222195A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
Shuhei Omoto
周平 大本
Takeyuki Ichino
雄之 市野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH0947401A publication Critical patent/JPH0947401A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】清掃面に吸い付くのを防止できると共に、前方
への移動操作時に前縁部が絨毯等の清掃面にもぐり込む
のを防止できる電気掃除機用吸込口体を提供すること。 【解決手段】吸込溝12a,13a及び14dが吸込口
本体6の前後に間隔をおいてそれぞれ設けられ、各吸込
溝12a,13aと14dとの略中央を回転接続パイプ
7に連通させる連通路23,33が吸込口本体6の前部
及び後部の左右方向中央にそれぞれ設けられていると共
に、両吸込溝12a,13aと吸込溝14d間及び吸込
口本体6の左右方向の中央に位置させたセンター車輪3
5が吸込口本体6の下面から僅かに突出した状態で吸込
口本体6に装着され、吸込口本体6の前縁部と後縁部と
の少なくとも一方に一方の吸込溝12a,13a又は1
4dを挟むように前輪38又は後輪41を設けた電気掃
除機用吸込口体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、掃除機本体に接続さ
れた集塵ホースの延長管の先端部に接続して塵埃の吸込
に使用する電気掃除機用吸込口体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気掃除機用吸込口体として
は、例えば特開平4−354916号に開示されたよう
なものがある。この吸込口体では、吸込口本体を方形枠
状の下部本体ケースとこの下部本体ケースの上方をカバ
ーする上部本体ケースとから構成して、下方に開放する
吸込溝を下部本体ケースと上部本体ケースとに跨って形
成すると共に、左右に延びる2つの回転清掃体を吸込溝
の下部の吸込口内に隣接して並設し、下部本体ケースの
後部と上部本体ケースとの後部との間にモータを保持さ
せて、このモータに2つの回転清掃体を互いに反対方向
に回転するよう連動させている。
【0003】尚、吸込口本体の左右方向中央には接続管
に設けられた連通管が前後方向に上下回動可能に装着さ
れていて、この連通管を介して吸込溝の左右方向中央上
部と接続管が連通している。
【0004】この吸込口体では、モータで2つの回転清
掃体を互いに逆方向に回転させて、塵埃を効率良く掻き
揚げるようにしている。
【0005】一方、掃除機本体の電動ファンを作動させ
ることにより、集塵室,集塵ホース,延長管,接続管及
び連通管等を介して電動ファンによる吸気負圧を吸込口
体の吸込溝に作用させると、2つの回転清掃体で掻きあ
げられた塵埃がエアと共に下部の吸込口から吸込溝内に
吸い込まれる。そして、この吸込溝内に吸い込まれたエ
ア及び塵埃が吸気負圧により連通管,接続管,延長管及
び集塵ホース等を介して掃除機本体の集塵室内に吸い込
まれて、このエア中の塵埃が集塵室の集塵袋等に捕集さ
れることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気掃
除機において吸引力を最大にした場合には、通常、吸込
口体が吸引力により清掃面に吸い付いて、特に絨毯等の
清掃面では吸込口体を移動操作するのが容易ではない。
即ち、絨毯等の清掃面を清掃する場合おいて、吸込口体
を前方に移動させようとすると、吸込口体の前縁部側が
清掃面にもぐり込んで、吸込口体の前方への移動操作が
容易ではない。
【0007】そこで、この発明の目的は、清掃面に吸い
付くのを防止できると共に、前方への移動操作時に前縁
部が絨毯等の清掃面にもぐり込むのを防止できる電気掃
除機用吸込口体を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、左右に延び且つ下方に開放する
吸込溝が前記吸込口本体に設けられ、前記吸込溝に沿っ
て延び且つ駆動源により回転駆動される回転清掃体が前
記吸込溝に配設され、集塵ホースに接続させる回転接続
パイプが前記吸込口本体に前後回動可能に保持されてい
ると共に前記吸込溝に連通させられた電気掃除機用吸込
口体において、前記吸込溝が前記吸込口本体の前後に間
隔をおいてそれぞれ設けられ、前記各吸込溝の略中央を
前記回転接続パイプに連通させる連通路が前記吸込口本
体の前部及び後部の左右方向中央にそれぞれ設けられて
いると共に、前記両吸込溝間及び前記吸込口本体の左右
方向の中央に位置させたセンター車輪が前記吸込口本体
の下面から僅かに突出した状態で前記吸込口本体に装着
され、前記吸込口本体の前縁部と後縁部との少なくとも
一方に前記一方の吸込溝を挟むように縁部車輪を設けた
電気掃除機用吸込口体としたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、前記縁部車輪は少なく
とも前記後縁部に設けた後車輪であって、前記センター
車輪及び後車輪は掃除面に当接させられていると共に、
前記回転接続パイプの前記吸込口本体への支持部は前記
吸込口本体の前後方向中央よりも後方で且つ前記センタ
ー車輪よりも後方に配置されていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、前記縁部車輪は前記後
車輪と前記前縁部に装着され且つ僅かな間隙をおいて掃
除面から離反させられた前輪であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を基に説明する。
【0012】図9において、1は電気掃除機の掃除機本
体、2は一端部が掃除機本体1の接続孔1aに着脱可能
に装着された集塵ホース、2aは集塵ホース2の他端部
に設けられた握り部、3,4は集塵ホースの他端部に直
列に接続された延長管、5は延長管4の先端部に装着さ
れた吸込口体である。
【0013】掃除機本体1には、集塵室(図示せず)が
設けられていると共に、集塵室に吸引負圧(吸気負圧)
を作用させる電動ファン(図示せず)が内蔵されてい
る。そして、集塵ホース2の一端は集塵室に連通させら
れている。
【0014】吸込口体5は、吸込口本体6と、この吸込
口本体6に装着された回転接続パイプ(回転管)7を有
する。この吸込口本体6は図1,図2に示した様に基本
的には下ケース8と上ケース9から構成されていて、下
ケース8の上部は上ケース9で覆われている。しかも、
この両ケース8,9間は、このケース8,9間に保持さ
れたシール兼用のバンパーラバーBRで覆われていると
共に、シールされている。
【0015】この下ケース8は、前側壁10a,後側壁
10b,左側壁10c,右側壁10dからなる方形枠状
の環状側壁10と、この環状側壁10の側壁10a〜1
0d間に一体に形成された補強壁11を有する。
【0016】この補強壁11は、図4に示した様に前部
側に左右に間隔をおいて設けられ且つ前側壁10aに一
体に形成された吸込室形成壁部としての吸込溝形成壁部
12,13と、後部側に設けられ且つ後側壁10bと一
体に形成された吸込室形成壁部としての吸込溝形成壁部
14と、吸込溝形成壁部12,14を連設しているモー
タ取付壁部15と、この吸込溝形成壁部13,14を連
設している基板取付壁部16と、取付壁部15,16を
連設している中央壁部17を有する。この中央壁17は
吸込口本体6の左右方向の略中央に位置している。ま
た、吸込溝形成壁部12,13間には図1(a),図7の
如く前部連通口18が形成されている。尚、この補強壁
11は、環状側壁10とは別体に形成して、この環状側
壁10に溶着又は接着、或はビスで固定するようにして
もよい。
【0017】そして、吸込口本体6内には前部連通口1
8に対応して下ケース8と上ケースとに跨る連通室18
a(前部中央吸込溝)が形成され、吸込溝形成壁部1
2,13内には下方に開放し且つ連通室18aに連通す
る吸込溝12a,13aが吸込室として形成されてい
る。この連通室18aの断面積は左右の吸込溝12a,
13aの断面積よりも大きく形成されている(図8参
照)。この連通室18aは、モータ取付壁部15とは反
対側すなわち基板取付壁部16側がモータ取付壁部15
側よりも長く形成されている。尚、この吸込溝12a,
13a及び連通室18aの下端は塵埃の吸込口となる。
【0018】しかも、吸込溝形成壁部12,13及び吸
込溝形成壁部14の左右の部分14a,14bは図1
(b),(c)の如く上方に半円筒状に膨出し、吸込溝形成壁
部14の中央部14cは図1(a)の如く上方に膨出して
いるが上壁部は偏平に形成されている。この吸込溝形成
壁部14内には左右に延びる吸込溝14dが吸込室とし
て形成されている。この吸込溝14dの下端が塵埃の吸
込口となる。
【0019】また、中央壁部17は、前部に位置して図
1(a)の如く上方に膨出する半円筒状壁部17aと、後
部に位置する平坦部17bを有する。この中央壁部17
と取付壁部15,16の境界には図4のごとく区画壁1
9,20が形成され、区画壁19,20の後部には左右
に間隔をおいて半円状の軸受凹部19a,20aが回転
接続パイプ7の支持部として設けられている。この軸受
凹部19a,20aは半円筒状壁部17aより後方に位
置している。
【0020】この半円筒状壁部17aは、吸込口本体6
の前後方向の略中央より前側に位置させられている。ま
た、軸受凹部19a,20aは上方及び互いに対向する
側に開放している。この半円筒状壁部17aの後方に
は、中央壁部17の平坦部17b及び吸込溝形成壁部1
4の前壁14eに跨り且つ軸受凹部19a,20a間に
位置する後部連通口21が形成されている。
【0021】また、中央壁部17の前部上方は図1
(a),図3,図7の如く区画壁部19,20に両側を係
合させた断面逆U字状の中ケース22で覆われて、この
中央壁部17の前部と中ケース22との間には連通室1
8aに連通する連通路23が形成されている。この中ケ
ース22は、下ケース8と上ケース9との間で挟持固定
されている。
【0022】下ケース8の前部には左右に延び且つ左右
の部分を吸込溝形成壁部12,13に配設された第1の
回転清掃体24が回転自在に保持され、下ケース8の後
部には左右に延び且つ吸込溝形成壁部14内に配設され
た第2の回転清掃体25が回転自在に保持されている。
この回転清掃体24,25は複数の塵埃掻き上げ用のブ
レード24a,25aを有する。尚、吸込溝形成壁部1
2,13及び14は、回転清掃体24,25の外径形状
よりも僅かに大きい形状に形成されている。これによ
り、断面積の小さい吸込溝12a,13aの作用により
吸込口の左右位置の吸込流速を高くできるので、吸込口
の左右の位置と中央位置とで清掃効果が略同じにでき
る。
【0023】また、取付壁部15上には図1(b),図2
(b),図3の如く、駆動源としてのモータ26が配設さ
れ、取付壁部16上には図1(c),図3のごとくモータ
26の駆動制御に用いるプリント基板27が配設されて
いて、このモータ26及びプリント基板27はケース
8,9間に図示しない位置で挟持固定されている。
【0024】ここで、吸込口体5は、モータ26が設け
られている側が反対側よりもモータ26の重量のために
重くなっているので、モータ26側が反対側より強い力
で清掃面に押し付けられている。このため、この吸引負
圧により吸込口体5の左右方向全体に均一な吸付力を作
用させた場合、モータ26側の清掃面への吸付力がプリ
ント基板27側よりも大きくなって好ましくない。従っ
て、吸込口体5の左右の総押付力を等しくするには、プ
リント基板27側の吸込溝13aの清掃面への吸付力を
モータ26がわの清掃面への吸付力よりも大きくすれ
ば、換言すれば吸込溝12aの吸付力を吸込溝13aの
吸付力よりも小さくすれば良いことがわかる。
【0025】このため、上述した様に連通室18aは、
モータ取付壁部15とは反対側すなわち基板取付壁部1
6側がモータ取付壁部15側よりも長く形成することに
よって、モータ26とは反対側すなわちプリント基板2
7側がモータ26よりも長くすることにより、プリント
基板27側の吸込溝13aの清掃面への吸付力をモータ
26がわの清掃面への吸付力よりも大きくして、吸込口
体5の左右の総押付力を等しく設定している。
【0026】即ち、吸込溝12aの清掃面への吸付力を
Q1、吸込溝13aの清掃面への吸付力をQ2、モータ
26側の重量による清掃面への押付力をf1、プリント
基板27側の重量による清掃面への押付力をf2(f1
>f2)、吸込口体5のモータ26側の清掃面への総押
付力をF1、吸込口体5のプリント基板27側の総押付
力をF2とすると、F1=F2とするために、Q1+f
1=Q2+f2となるように設定する。
【0027】このモータ26の一側部には複数のギヤか
らなる減速装置28が設けられ、この減速装置28には
図2(b)の如く一対の出力軸28a,28bが設けられ
ている。そして、この出力軸28aに設けられたタイミ
ングギヤ(図示せず)と回転清掃体24の一端部近傍の
部分に設けられたタイミングギヤ(図示せず)にはタイ
ミングベルト29が掛け渡され、出力軸28bに設けら
れたタイミングギヤ(図示せず)と回転清掃体25の一
端部近傍の部分に設けられたタイミングギヤ(図示せ
ず)にはタイミングベルト30が掛け渡されている。こ
れにより、回転清掃体24,25は、減速装置28及び
タイミングベルト30等を介してモータ26に連動して
いる。尚、回転清掃体24,25は減速装置28により
互いに逆方向に回転させられるようになっていると共
に、回転清掃体24は前側に転動する方向に回転させら
れるようになっている。
【0028】また、回転接続パイプ7は、図1(a)に示
した様に、ベルクランク状に屈曲する第1接続パイプ3
1と、この第1接続パイプ31の一端部に装着される第
2接続パイプ32から構成されている。そして、第1接
続パイプ32は、他端部が延長管4に嵌合されることに
より、延長管4に着脱自在に装着されている。
【0029】しかも、第2接続パイプ32は、第1接続
パイプ31の一端部の軸線Oと同軸で且つこの軸線Oの
回りに回転自在に装着された筒部32aと、この筒部3
2aに連設された偏平筒部32bと、この偏平筒部32
bに連設された筒状軸部32cを有する。この筒状軸部
32cは、両端が閉成されていると共に、軸線Oと直交
する方向に延び且つ両端部が偏平筒部32bの両側から
突出している。
【0030】この筒状軸部32cは、両端部が軸受凹部
19a,20aに回動自在に係合され、中間部が中ケー
ス22の後部の円弧状押部22aにより上方に抜けるが
防止されている。
【0031】また、この筒状軸部32cには連通路23
に開口する連通口32dが形成されていて、回転接続パ
イプ7内は連通路23及び連通口32dを介して連通室
18aに連通している。尚、連通室18aは、下ケース
8の回転接続パイプ7に対応する部分に両ケース7,8
に跨って形成されている。しかも、中央壁部17の後部
と筒状軸部32cとの間(すなわち、半円筒状壁部17
aの後方)には、後部連通口21と連通口32dを連通
させる連通路33が連通室として形成されている。この
連通路33は、吸込口本体6の左右方向の略中央に位置
して形成されている。
【0032】この半円筒状壁部17aには図1(a),図
5,図7の如く下方に開放する車輪配設溝17c(車輪
配設室)が形成され、この車輪配設溝17c内には左右
に延びる支持軸34及びセンター車輪35が配設されて
いる。この支持軸34の両端部は下ケース8に固定さ
れ、センター車輪35は支持軸34に回転自在に保持さ
れている。このセンター車輪35は、吸込口本体6の左
右方向の中央に位置していて、吸込口本体6の下面から
僅かに突出させられている。
【0033】吸込口本体6の前縁部下面の左右端部には
凹部36,36が形成され、凹部36,36内には左右
に延び且つ両端部が下ケース8に固定された支持軸3
7,37の中間部が配設され、この支持軸37,37に
は凹部36,36に配設した小径の前輪38,38が縁
部車輪として回転自在に保持されている。これにより、
前輪38,38は、回転自在且つ前後に転動自在に吸込
口本体6の前縁部の左右端部に、連通室18aを挟むよ
うに保持されている。しかも、前輪38,38は、通常
は僅かな間隙をおいて掃除面から離反させられている。
【0034】吸込口本体6の後縁部には、回転接続パイ
プ7の左右に位置して凹部39,39が形成され、凹部
39,39内には左右に延び且つ両端部が吸込口本体6
に固定された支持軸40,40の中間部が配設され、支
持軸40,40には凹部39,39に配設した後輪4
1,41が回転自在に保持されている。これにより、後
輪41,41、回転自在且つ前後に転動自在に吸込口本
体6の後縁部に、連通路33(連通室)を挟むように保
持されている。しかも、後輪41,41は、センター車
輪35と略同じくらい吸込口本体6の下面から僅かに突
出させられていて、通常、センター車輪35と共に清掃
面に接し、前輪38,38を清掃面から僅かに離反させ
るようになっている。尚、センター車輪35と後輪41
は直径が略同じに形成されている。しかも、前輪38
は、センター車輪35及び後輪41より小径に形成され
ていると共に、下端がセンター車輪35と後輪41下端
よりも上方に位置させられている。
【0035】従って、吸込口本体6のセンター車輪35
と前輪38は吸込溝12a,13aを挟む位置に設けら
れ、センター車輪35と後輪41,41は吸込溝14d
を挟む位置に設けられている。
【0036】また、回転接続パイプ7の吸込口本体6へ
の支持部は、吸込口本体6の前後方向中央よりも後方で
且つセンター車輪35よりも後方に配置されている。
【0037】次に、この様な構成の吸込口体5の作用を
他の設定条件と共に説明する。
【0038】図9の電気掃除機の掃除機本体1に設けた
電動ファン(図示せず)を作動させると、電動ファンの
吸気負圧が集塵室,集塵ホース2,延長管3,4を介し
て吸込口体5の回転接続パイプ7に作用する。
【0039】この回転接続パイプ7に作用する吸気負圧
は、連通口32d,連通路23及び連通室18aを介し
て吸込溝12a,13aに作用すると共に、連通口32
d及び連通路33を介して吸込溝14dに作用する。
【0040】この状態で、モータ26を作動させると、
モータ26の回転が減速装置28,タイミングベルト2
9,30等を介して回転清掃体24,25に伝達され、
回転清掃体24,25が清掃面の塵埃を掻きあげること
になる。
【0041】そして、回転清掃体24で掻きあげられた
塵埃は吸込溝12a,13a、連通室18a,連通路2
3を介して回転接続パイプ7内に吸入され、回転清掃体
25で掻きあげられた塵埃は吸込溝14d、連通路33
を介して回転接続パイプ7内に吸入され、この回転接続
パイプ7内に吸入された塵埃は延長管4,3及び集塵ホ
ース2を介して掃除機本体1内の集塵室(図示せず)に
設けられる紙パックフィルター等の集塵袋に捕集される
ことになる。
【0042】この状態で集塵ホース2の握り部2aを掴
んで吸込口体5を前側に移動操作すると、この移動操作
力は延長管3,4及び回転接続パイプ7を介して吸込口
本体6に伝達される。この際、回転接続パイプ7からの
操作力は、センター車輪35の上部側の大半を収納して
いる半円筒状壁部17aより後方で、即ち半円筒状壁部
17aと吸込溝14dとの間の軸受凹部19a,20a
で受けることになる。この結果、吸込口体5はセンター
車輪35と後輪41,41の3点で僅かに清掃面から浮
いた状態で前方に移動操作されることになり、吸込口体
5の前縁部が清掃面にのめり込むように押し付けられる
ことはない。また、仮に、吸込口体5が前のめりするよ
うな姿勢になったとしても、前輪38,38が清掃面に
当接してするので、前方への移動操作が阻害されること
はない。
【0043】しかも、吸込口体5の後方移動時も吸込口
体5はセンター車輪35と後輪41,41の3点で僅か
に清掃面から浮いた状態で支持されることになる。尚、
吸込溝12a,13aにおける吸付力は連通室18aか
ら離れるに従って小さくなり、吸込溝15dにおける吸
付力は連通路33から離れるに従って小さくなる。
【0044】また、吸込口体5の左右の清掃面への総押
付力は、吸込口体5の左右の重量を考慮して吸込口体5
の左右の清掃面への吸引負圧による吸付力を調節するこ
とで、等しくなるようにしている。
【0045】これらの結果、吸込口体5の前後移動操作
を滑らかに行うことができる。
【0046】
【発明の効果】
【0047】
【課題を解決するための手段】こ以上説明したように、
請求項1の発明は、左右に延び且つ下方に開放する吸込
溝が前記吸込口本体に設けられ、前記吸込溝に沿って延
び且つ駆動源により回転駆動される回転清掃体が前記吸
込溝に配設され、集塵ホースに接続させる回転接続パイ
プが前記吸込口本体に前後回動可能に保持されていると
共に前記吸込溝に連通させられた電気掃除機用吸込口体
において、前記吸込溝が前記吸込口本体の前後に間隔を
おいてそれぞれ設けられ、前記各吸込溝の略中央を前記
回転接続パイプに連通させる連通路が前記吸込口本体の
前部及び後部の左右方向中央にそれぞれ設けられている
と共に、前記両吸込溝間及び前記吸込口本体の左右方向
の中央に位置させたセンター車輪が前記吸込口本体の下
面から僅かに突出した状態で前記吸込口本体に装着さ
れ、前記吸込口本体の前縁部と後縁部との少なくとも一
方に前記一方の吸込溝を挟むように縁部車輪を設けた構
成としたので、センター車輪と後輪との作用により、吸
込口体が吸引負圧により清掃面に吸い付くのを防止でき
る。
【0048】しかも、この構成により、前方への移動操
作時に前縁部が絨毯等の清掃面にもぐり込むのを防止で
きると共に、このセンター車輪と前輪又は後輪との作用
により吸込口体をスムースに案内できる。
【0049】請求項2の発明は、前記縁部車輪は少なく
とも前記後縁部に設けた後車輪であって、前記センター
車輪及び後車輪は掃除面に当接させられていると共に、
前記回転接続パイプの前記吸込口本体への支持部は前記
吸込口本体の前後方向中央よりも後方で且つ前記センタ
ー車輪よりも後方に配置されている構成としたので、集
塵ホースから回転接続パイプに作用する操作力がセンタ
ー車輪後輪との間で受けることになる。この結果、吸込
口体は僅かに清掃面から浮いた状態で前方に移動操作さ
れることになるので、吸込口体の前方への移動操作時
に、吸込口体の前縁部が清掃面にのめり込むように押し
付けられることはない。
【0050】請求項3の発明は、前記縁部車輪は前記後
車輪と前記前縁部に装着され且つ僅かな間隙をおいて掃
除面から離反させられた前輪としたので、仮に、吸込口
体が前のめりするような姿勢になったとしても、前輪が
清掃面に当接して吸込口体を案内することになり、吸込
口体の前方への移動操作が阻害されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は図9に示したこの発明に係るの吸込口体
のA−A線に沿う断面図、(b)は図9の吸込口体のB−
B線に沿う断面図、(c)は図9の吸込口体のC−C線に
沿う断面図である。
【図2】(a)は図9に示した吸込口体の側面図、(b)は
(a)の一部を破断して示したモータの説明図である。
【図3】図1,図9の吸込口体の上ケースを取り外した
状態で上方から見た概略平面図である。
【図4】図3の回転接続パイプ,モータ,プリント基
板、回転清掃体等を省略した状態で示した下ケースの平
面図である。
【図5】図1に示した吸込口体の底面図である。
【図6】図5に示した回転清掃体を省略して示した吸込
口体の底面図である。
【図7】図1(a)の回転清掃体を省略した状態でD−D
線に沿って断面した説明図である。
【図8】図1(a)の回転清掃体を省略した状態でE−E
線に沿って断面した説明図である。
【図9】図1〜図8に示した構造を備える吸込口体と掃
除機本体の関係を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1…掃除機本体 2…集塵ホース 3,4…延長管 5…吸込口体 7…回転接続パイプ 12,13,14…吸込溝形成壁 12a,13a,14d…吸込溝 18a…連通室 19a,20a…軸受凹部(支持部) 23…連通路 24,25…回転清掃体 26…モータ(駆動源) 33…連通路 35…センター車輪 38…前輪 41…後輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に延び且つ下方に開放する吸込溝が
    前記吸込口本体に設けられ、前記吸込溝に沿って延び且
    つ駆動源により回転駆動される回転清掃体が前記吸込溝
    に配設され、集塵ホースに接続させる回転接続パイプが
    前記吸込口本体に前後回動可能に保持されていると共に
    前記吸込溝に連通させられた電気掃除機用吸込口体にお
    いて、 前記吸込溝が前記吸込口本体の前後に間隔をおいてそれ
    ぞれ設けられ、前記各吸込溝の略中央を前記回転接続パ
    イプに連通させる連通路が前記吸込口本体の前部及び後
    部の左右方向中央にそれぞれ設けられていると共に、前
    記両吸込溝間及び前記吸込口本体の左右方向の中央に位
    置させたセンター車輪が前記吸込口本体の下面から僅か
    に突出した状態で前記吸込口本体に装着され、前記吸込
    口本体の前縁部と後縁部との少なくとも一方に前記一方
    の吸込溝を挟むように縁部車輪を設けたことを特徴とす
    る電気掃除機用吸込口体。
  2. 【請求項2】 前記縁部車輪は少なくとも前記後縁部に
    設けた後車輪であって、前記センター車輪及び後車輪は
    掃除面に当接させられていると共に、前記回転接続パイ
    プの前記吸込口本体への支持部は前記吸込口本体の前後
    方向中央よりも後方で且つ前記センター車輪よりも後方
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電
    気掃除機用吸込口体。
  3. 【請求項3】 前記縁部車輪は前記後車輪と前記前縁部
    に装着され且つ僅かな間隙をおいて掃除面から離反させ
    られた前輪であることを特徴とする請求項2に記載の電
    気掃除機用吸込口体。
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