JPH0946627A - カメラ一体型ビデオテープレコーダ - Google Patents

カメラ一体型ビデオテープレコーダ

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JPH0946627A
JPH0946627A JP7213036A JP21303695A JPH0946627A JP H0946627 A JPH0946627 A JP H0946627A JP 7213036 A JP7213036 A JP 7213036A JP 21303695 A JP21303695 A JP 21303695A JP H0946627 A JPH0946627 A JP H0946627A
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JP
Japan
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recorded
camera
information
magnetic tape
image
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Pending
Application number
JP7213036A
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English (en)
Inventor
Ichiro Aki
一朗 安藝
Masataka Arai
正孝 新井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラ一体型ビデオテープレコーダに関し、後
日、撮影現場の正確な位置情報、正確な時間情報等を確
認できるようにする。 【構成】規定の受信機12により無線受信した撮影環境
の情報DP、又は撮影の条件を磁気テープに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ一体型ビデ
オテープレコーダに関し、無線受信した撮影環境の情
報、又は撮影の条件を磁気テープに記録することによ
り、後日、撮影現場の正確な位置情報、正確な時間情報
等を確認できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、放送局等においては、カメラ一体
型ビデオテープレコーダを携帯して取材現場にて所望の
映像を記録した後、後日、これらの映像を編集して放送
等に使用するようになされている。
【0003】このため図10に示すように、この種のカ
メラ一体型ビデオテープレコーダ1を用いた取材現場に
おいては、撮影開始時、撮影現場、撮影開始時刻等を記
入した紙片2をカメラ一体型ビデオテープレコーダ1に
より撮影した後(図10(A))、続いて本来の被写体
3を撮影する(図10(B))。これにより図11に示
すように、この種の撮影現場においては、各撮影シーン
の冒頭に、撮影現場、撮影開始時刻等を記録するように
なされ、これによりこれら磁気テープに記録された撮影
現場、撮影開始時刻等の撮影環境を表す情報を見出しと
して利用して編集作業を効率良く実行できるようになさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の撮影
環境の情報のうち、撮影現場の位置情報においては、例
えば山中を移動しながら取材を繰り返すような場合、正
確な位置を絶えず確認することが困難になる場合があ
る。従ってこのような場合においては、磁気テープ上に
記録された映像の前後関係と記憶とをたよりに、後日、
地図等を参照して大まかな撮影現場を推定することにな
る。このような取材現場において、各撮影現場の正確な
位置情報を記録することができれば、この種のカメラ一
体型ビデオテープレコーダの使い勝手を一段と向上する
ことができる。
【0005】これに対して例えば撮影現場にて事故の瞬
間を撮影する場合もあり、このような場合には、この事
故の発生した正確な時刻を確認することができれば、こ
の種のカメラ一体型ビデオテープレコーダの使い勝手を
さらに一段と向上することができる。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、撮影現場の正確な位置情報、正確な時間情報等を後
日確認することができるカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダを提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所望の被写体を撮像して、撮像結
果を磁気テープに記録するカメラ一体型ビデオテープレ
コーダに適用する。このカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダにおいて、無線受信器により撮影環境の情報を受信
し、該受信した撮影環境の情報を先の磁気テープに記録
する。
【0008】また所望の被写体を撮像して、撮像結果を
磁気テープに記録するカメラ一体型ビデオテープレコー
ダに適用して、先の被写体を撮像する撮影の条件を磁気
テープに記録する。
【0009】これらの手段により、無線受信器により撮
影環境の情報を受信し、該受信した撮影環境の情報を先
の磁気テープに記録すれば、例えば位置情報の無線受信
機、時間情報の無線受信器等より得られる精度の高い位
置情報、時間情報を記録することができる。
【0010】また被写体を撮像する撮影の条件を磁気テ
ープに記録して、ホワイトバランスの設定温度、絞り、
レンズの倍率等を記録に残し、必要に応じて撮影の条件
を再現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0012】(1)第1の実施の形態 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラ一体型
ビデオテープレコーダを示し、撮影現場に携帯して所望
の被写体を撮像できるように形成され、このときケーブ
ルを介して接続されたGPS(Global Positioning Sys
tem )受信機12により取材現場の位置を確認すること
ができるようになされている。
【0013】すなわち図1に示すように、このカメラ一
体型ビデオテープレコーダ10において、カメラ部13
は、レンズを介して得られる入射光LをCCD固体撮像
素子で受光し、その受光結果を処理することによりビデ
オ信号SVを生成して出力する。VTR部14は、加算
回路15を介してこのビデオ信号SVを受け、このビデ
オ信号SVを磁気テープに記録する。ビューファインダ
16は、このビデオ信号SVを表示する。
【0014】システム制御回路17は、このカメラ一体
型ビデオテープレコーダ10全体の動作を制御するマイ
クロコンピユータで形成され、操作子の操作等に応動し
て規定の制御コマンドをカメラ部13、VTR部14に
出力することにより、これらカメラ部13、VTR部1
4の動作を制御する。またシステム制御回路17は、G
PS受信機(GPS)12より取材現場の緯度、経度で
なる位置情報DPを受け、図3に示すようにこの緯度、
経度を表示してなるビデオ信号SV1を生成する。
【0015】さらにシステム制御回路17は、この取材
現場の位置情報を表示する操作子18が操作されると、
このビデオ信号SV1を加算回路15に出力し、これに
よりビデオ信号SVに加算する。これによりシステム制
御回路17は、ビューファインダ16を介してこの緯
度、経度の位置情報を被写体の映像に重ねて表示し、例
えば山中を移動して取材するような場合でも、正確な取
材現場の位置を簡易かつ確実に確認できるようになされ
ている。
【0016】さらにシステム制御回路17は、取材現場
の位置情報を表示する操作子18が操作された状態で、
録画開始の操作子19が押圧操作されると、カメラ部1
3からのビデオ信号SVの出力を一時停止した状態で、
VTR部14の動作を立ち上げ、これによりこの位置情
報を表示してなるビデオ信号SV1を2〜3秒間磁気テ
ープに記録する。
【0017】続いてシステム制御回路17は、このビデ
オ信号SV1の出力を停止制御すると共に、カメラ部1
3からのビデオ信号SVの出力を開始し、これによりこ
の位置情報に続いて被写体の映像を記録する。これによ
りカメラ一体型ビデオテープレコーダ10では、図4に
示すように、撮影箇所の位置情報を各撮影シーンの先頭
にビデオ信号の形式で記録するようになされている。従
ってこのようにして記録した磁気テープを編集する場合
等にあっては、各シーンの先頭に記録されたこの位置情
報を見出しとして使用して正確な撮影箇所を簡易かつ確
実に確認することができ、その分編集作業の効率を向上
することができる。
【0018】以上の構成において、取材現場の位置情報
を表示する操作子18が何ら操作されない状態で、録画
開始の操作子19が押圧操作されると、カメラ部13か
らのビデオ信号SVがVTR部14により磁気テープに
記録され、これにより通常のカメラ一体型ビデオテープ
レコーダと同様に被写体の映像を磁気テープに記録する
ことができる。
【0019】これに対して取材現場の位置情報を表示す
る操作子18が操作されると、GPS受信機12より得
られる緯度、経度の位置情報DPを表示してなるビデオ
信号SV1が、加算回路15において被写体のビデオ信
号SVと加算され、これによりビューファインダ16を
介してこの緯度、経度の位置情報DPが被写体の映像に
重なって表示され、例えば山中を移動して取材するよう
な場合でも、正確な取材現場の位置を簡易かつ確実に確
認することができる。
【0020】さらにこの状態で録画開始の操作子19が
押圧操作されると、始めに緯度、経度の位置情報DPを
表示してなるビデオ信号SV1がVTR部14により磁
気テープに記録された後、続いてカメラ部13より出力
される被写体の映像が記録され、これにより各撮影シー
ンの先頭に撮影箇所の位置情報を見出しとして記録する
ことができ、後日編集処理する際に、使い勝手を向上す
ることができる。
【0021】以上の構成によれば、GPS受信機により
得られる取材現場の位置情報を各撮影シーンの先頭に映
像信号の形式で記録することにより、山中等を取材する
ような場合でも、撮影環境の情報のうち、正確な取材現
場の位置情報を簡易かつ確実に記録に残すことができ、
これによりこの磁気テープに記録された撮影現場の情報
を有効に利用して編集作業を効率良く実施することがで
きる。
【0022】(2)第2の実施の形態 図5は、第2の実施の形態に係るカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダを示すブロック図である。このカメラ一体
型ビデオテープレコーダ20では、JJY受信機21で
受信した日本標準時間を音声信号により磁気テープに記
録する。
【0023】すなわちカメラ一体型ビデオテープレコー
ダ20において、音声信号処理回路22は、マイク23
を介して得られる音声信号SAを増幅して加算回路24
に出力する。これによりカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ20では、筐体側面に配置したジャックにヘッドセ
ット25を接続して、この音声信号SAをモニタできる
ようになされている。
【0024】VTR部14は、被写体のビデオ信号と共
に、この音声信号SAを磁気テープに記録する。システ
ム制御回路26は、VTR部14、カメラ部(図示せ
ず)に加えて、これら音声処理系の動作を制御し、これ
により被写体の映像を音声信号と共に磁気テープに記録
する。このときシステム制御回路26は、JJY受信機
21より得られる時間情報DTを基準にして音声合成の
手法により現在時刻を表す音声信号SA1を生成する。
【0025】さらにシステム制御回路26は、この現在
時刻を確認する操作子27が操作されると、この音声合
成した音声信号SA1を加算回路24に出力し、これに
より音声信号SAに加算する。これによりシステム制御
回路26は、イヤホン25を介してこの現在時刻をカメ
ラマンに通知する。
【0026】さらにシステム制御回路26は、この状態
で録画開始の操作子19が押圧操作されると、VTR部
14により録画を開始し、このときVTR部14の動作
を制御することにより、音声信号処理回路22より得ら
れる音声信号SAと音声合成した音声信号SA1とを分
離して磁気テープに記録する。これによりカメラ一体型
ビデオテープレコーダ20では、撮影中に事故の瞬間を
撮影したような場合に、磁気テープに別途記録した音声
信号SA1によりこの事故の発生時刻を正確に確認でき
るようになされている。
【0027】以上の構成によれば、JJY受信機21に
よる受信結果に基づいて音声合成により現在時刻を表す
音声信号を合成し、この音声信号を別途磁気テープに記
録することにより、撮影環境の情報のうち、正確な現在
時刻の情報を記録することができ、後日、検討作業等に
この磁気テープに記録した現在時刻を役立てることがで
きる。
【0028】(3)第3の実施の形態 この実施の形態においては、上述の第1の実施の形態に
よる撮影環境の情報に代えて、撮影の条件を磁気テープ
に記録する。すなわち図6に示すように、この実施の形
態においては、ビューファインダを介して光学系等、撮
影の条件を確認できるように形成され、録画開始時、こ
のビューファインダ内の表示画面を磁気テープに記録し
た後、被写体の映像を記録する。
【0029】ここで図6において、表示EXは、レンズ
の倍率を2倍に拡大する倍率アップの操作が実施されて
いることを表し、表示Wから表示Tまでの間の矩形形状
の記号はズームの位置を表し、表示WHITE:560
0Kは、ホワイトバランスの色温度を表す。また表示1
Bは、光学フィルタの種類を表し、記号W:Aは、ホワ
イトバランスメモリがセットされた状態を表す。さらに
表示0dBは色信号のゲインを、表示1/100はシャ
ッター速度を、表示F5.6はレンズの絞りを表す。
【0030】これによりこのカメラ一体型ビデオテープ
レコーダにおいては、この種の撮影の条件を後日確認す
ることができることにより、同一の撮影条件を必要に応
じて再現できるようになされ、またメンテナンス作業に
おいて特定の条件により発生するような機器の不調解析
に役立て得るようになされている。
【0031】以上の構成によれば、撮影条件の情報を各
撮影シーンの先頭に記録することにより、同一の撮影条
件を必要に応じて再現できるようになされ、またメンテ
ナンス作業において特定の条件により発生するような機
器の不調解析に役立て得るようになされ、その分使い勝
手を向上できるようになされている。
【0032】(4)他の実施の形態 なお上述の第1の実施の形態においては、ケーブルによ
りGPS受信機を接続する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば図7に示すように、バッテリ
を介してカメラ一体型ビデオテープレコーダの背面にG
PS受信機を装着する場合、さらには図8に示すように
GPS受信機を内蔵する場合等、種々の接続方法、装着
方法を広く適用することができる。
【0033】さらに上述の第2の実施の形態において
は、JJY受信機の受信結果により現在時刻を音声合成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば図9に示すように、JJY受信機の受信結果により
現在時刻を表示するビデオ信号を画像合成して磁気テー
プに記録してもよい。
【0034】さらに上述の第1の実施の形態において
は、単に位置情報を緯度及び経度により記録する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばこの緯
度及び経度の情報と例えばカーナビゲーションシステム
等に適用される地図情報とにより、地図上で現在位置を
表示するビデオ信号を生成し、このビデオ信号を磁気テ
ープに記録してもよい。
【0035】さらに上述の実施の形態においては、撮影
環境の情報、撮影条件の情報を各撮影シーンの先頭に記
録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
各撮影シーンの記録完了後に記録してもよい。
【0036】さらに上述の第3の実施の形態において
は、撮影条件の情報として主にレンズ系の設定条件を記
録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
この種のカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて
は、交換可能にレンズが保持されていることにより、こ
のレンズのシリアル番号等を記録してもよく、さらには
カメラ一体型ビデオテープレコーダ自体のシリアル番
号、機種名等、撮影機材の情報も撮影条件の情報として
記録してもよい。ちなみにこの種のカメラ一体型ビデオ
テープレコーダにおいて、これらの情報は、内蔵のメモ
リに格納されていることにより、簡易にこの情報を取得
して磁気テープに記録することができる。
【0037】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、無線受信
した撮影環境の情報、又は撮影の条件を磁気テープに記
録することにより、後日、撮影現場の正確な位置情報、
正確な時間情報等を確認することができ、編集処理に、
また改めて撮影する場合等に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカメラ一体型
ビデオテープレコーダを示すブロック図である。
【図2】図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダによ
る撮影の状況を示す略線図である。
【図3】図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダによ
る位置情報の記録の説明に供する略線図である。
【図4】図1のカメラ一体型ビデオテープレコーダによ
る映像の記録の説明に供する略線図である。
【図5】第2の実施の形態によるカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダを示すブロック図である。
【図6】第3の実施の形態による撮影条件の記録の説明
に供する略線図である。
【図7】他の実施の形態に係るGPS受信機を背面に実
装したカメラ一体型ビデオテープレコーダを示す側面図
である。
【図8】他の実施の形態に係るGPS受信機を内蔵した
カメラ一体型ビデオテープレコーダを示す側面図であ
る。
【図9】他の実施の形態に係る時間情報を映像により記
録する場合の説明に供する略線図である。
【図10】従来のカメラ一体型ビデオテープレコーダに
よる撮影の状況を示す略線図である。
【図11】図10のカメラ一体型ビデオテープレコーダ
による映像の記録の説明に供する略線図である。
【符号の説明】 1、10、20 カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ 12 GPS受信機 13 カメラ部 14 VTR部 17、26 システム制御回路 21 JJY受信機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の被写体を撮像して、撮像結果を磁
    気テープに記録するカメラ一体型ビデオテープレコーダ
    において、 無線受信器により撮影環境の情報を受信し、該受信した
    撮影環境の情報を前記磁気テープに記録することを特徴
    とするカメラ一体型ビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 所望の被写体を撮像して、撮像結果を磁
    気テープに記録するカメラ一体型ビデオテープレコーダ
    において、 前記被写体を撮像する撮影の条件を前記磁気テープに記
    録することを特徴とするカメラ一体型ビデオテープレコ
    ーダ。
JP7213036A 1995-07-31 1995-07-31 カメラ一体型ビデオテープレコーダ Pending JPH0946627A (ja)

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Cited By (7)

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