JPH0945533A - 巻線チップインダクタ - Google Patents
巻線チップインダクタInfo
- Publication number
- JPH0945533A JPH0945533A JP21530795A JP21530795A JPH0945533A JP H0945533 A JPH0945533 A JP H0945533A JP 21530795 A JP21530795 A JP 21530795A JP 21530795 A JP21530795 A JP 21530795A JP H0945533 A JPH0945533 A JP H0945533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor pattern
- core
- winding
- electrode
- chip inductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻芯部の寸法を変えることなく、巻線の巻回
数ごとのインダクタンス差を少なくした巻線チップイン
ダクタを供すること。 【解決手段】 巻芯部の両端に有する鍔部11,12の
一方に、電極2a,2bと、導体パターン3a,3bを
形成し、巻線4の端部と電極2a,2bとの間に導体パ
ターン3a,3bを接続する。
数ごとのインダクタンス差を少なくした巻線チップイン
ダクタを供すること。 【解決手段】 巻芯部の両端に有する鍔部11,12の
一方に、電極2a,2bと、導体パターン3a,3bを
形成し、巻線4の端部と電極2a,2bとの間に導体パ
ターン3a,3bを接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路に供給さ
れるインダクタンス素子に係り、特に、高周波かつ面実
装に適する巻線チップインダクタに関する。
れるインダクタンス素子に係り、特に、高周波かつ面実
装に適する巻線チップインダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の巻線チップインダクタを
示す。従来の巻線チップインダクタは、インダクタンス
の制御を巻線4の巻回数で行っていた。しか、高周波に
おいては、巻回数だけのインダクタンス制御では、巻回
数ごとのインダクタンス差が大きくなる欠点があった。
そこで、この欠点を除去するために、巻芯部5の断面積
を変えてインダクタンスを制御し、巻回数ごとのインダ
クタンス差を小さくしていた。しかし、この方法では、
インダクタンス差を小さくしようとすればするほど、コ
アのサイズ(巻芯部の断面積)の種類が増えて、コアの
成形にコストが掛かる欠点があった。
示す。従来の巻線チップインダクタは、インダクタンス
の制御を巻線4の巻回数で行っていた。しか、高周波に
おいては、巻回数だけのインダクタンス制御では、巻回
数ごとのインダクタンス差が大きくなる欠点があった。
そこで、この欠点を除去するために、巻芯部5の断面積
を変えてインダクタンスを制御し、巻回数ごとのインダ
クタンス差を小さくしていた。しかし、この方法では、
インダクタンス差を小さくしようとすればするほど、コ
アのサイズ(巻芯部の断面積)の種類が増えて、コアの
成形にコストが掛かる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の欠点
を除去するため、1種類のサイズ(巻芯部)のコアで、
インダクタンス制御において、巻回数ごとのインダクタ
ンス差を小さくすることを目的としている。
を除去するため、1種類のサイズ(巻芯部)のコアで、
インダクタンス制御において、巻回数ごとのインダクタ
ンス差を小さくすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、1種類のサイ
ズ(巻芯部)のコアで巻回数ごとのインダクタンス差を
小さくするために、コアの電極を有する鍔部に、巻線の
端部と電極との間に導体パターンを形成し、巻回数と導
体パターンの長さと形状でインダクタンスを制御できる
ことを特徴とする。
ズ(巻芯部)のコアで巻回数ごとのインダクタンス差を
小さくするために、コアの電極を有する鍔部に、巻線の
端部と電極との間に導体パターンを形成し、巻回数と導
体パターンの長さと形状でインダクタンスを制御できる
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による巻線チップインダク
タの実施例を、以下、図面を参照して詳細に説明する。
タの実施例を、以下、図面を参照して詳細に説明する。
【0006】巻線チップインダクタの実施例として、図
1に示すように、巻芯部の両端に鍔部11,12を有す
るコア1を形成する。コアの材料は、フェライト又はセ
ラミックである。
1に示すように、巻芯部の両端に鍔部11,12を有す
るコア1を形成する。コアの材料は、フェライト又はセ
ラミックである。
【0007】コア1に、一方の鍔部11の両端の下部に
電極2a、及び電極2bを形成する。電極を形成した側
と反対側の鍔部の上部に導体パターン3a、及び導体パ
ターン3bを形成し、導体パターン3aの端部の一方を
電極部2aと、導体パターン3bの端部の一方を電極2
bと電気的に接続する。電極2a、及び電極2bと導体
パターン3a、及び導体パターン3bは、導電性の物質
で形成する。
電極2a、及び電極2bを形成する。電極を形成した側
と反対側の鍔部の上部に導体パターン3a、及び導体パ
ターン3bを形成し、導体パターン3aの端部の一方を
電極部2aと、導体パターン3bの端部の一方を電極2
bと電気的に接続する。電極2a、及び電極2bと導体
パターン3a、及び導体パターン3bは、導電性の物質
で形成する。
【0008】電極2a,2b、及び導体パターン3a,
3bを形成したコアに、巻線4を巻芯部5に巻回する。
巻線の端部を導体パターン3a、及び導体パターン3b
の端部の一方に電気的に接続する。以上の工程で巻線チ
ップインダクタが完成する。
3bを形成したコアに、巻線4を巻芯部5に巻回する。
巻線の端部を導体パターン3a、及び導体パターン3b
の端部の一方に電気的に接続する。以上の工程で巻線チ
ップインダクタが完成する。
【0009】上述の構成で、従来においては、巻回数の
みではインダクタンスの巻数ごとの差が大きいが、導体
パターン3a,3bの形状と長さでインダクタンスを制
御して、巻数によるインダクタンス差を小さくできる。
なお、巻回数のインダクタンスは、導体パターンのイン
ダクタンスよりも大きくしている。
みではインダクタンスの巻数ごとの差が大きいが、導体
パターン3a,3bの形状と長さでインダクタンスを制
御して、巻数によるインダクタンス差を小さくできる。
なお、巻回数のインダクタンスは、導体パターンのイン
ダクタンスよりも大きくしている。
【0010】上述の構成において、導体パターン3a、
及び導体パターン3bは、電極2a、及び電極2bを形
成した鍔部の反対側の上部に限定されるものではなく、
前記鍔部の下部にあってもよい。又、導体パターンは、
図1のような形状に限るものではない。
及び導体パターン3bは、電極2a、及び電極2bを形
成した鍔部の反対側の上部に限定されるものではなく、
前記鍔部の下部にあってもよい。又、導体パターンは、
図1のような形状に限るものではない。
【0011】又、コアの形状も、図1のような形状に限
るものではない。
るものではない。
【0012】
【発明の効果】以上、述べたごとく、本発明によれば、
鍔部に導体パターンを形成することにより、高周波にお
ける多様なインダクタンスの設定が可能となり、ユーザ
ーの要求するインダクタンスを満足する巻線チップイン
ダクタを容易に提供できる。
鍔部に導体パターンを形成することにより、高周波にお
ける多様なインダクタンスの設定が可能となり、ユーザ
ーの要求するインダクタンスを満足する巻線チップイン
ダクタを容易に提供できる。
【図1】本発明の巻線チップインダクタの実施例を示す
図。図1(a)は正面図、図1(b)は上面図、図1
(c)は底面図、図1(d)は横面図、図1(e)は背
面図。
図。図1(a)は正面図、図1(b)は上面図、図1
(c)は底面図、図1(d)は横面図、図1(e)は背
面図。
【図2】本発明の巻線チップインダクタの実施例の斜視
図。
図。
【図3】従来の巻線チップインダクタを示す図。図3
(a)は正面図、図3(b)は上面図、図3(c)は底
面図、図3(d)は横面図。
(a)は正面図、図3(b)は上面図、図3(c)は底
面図、図3(d)は横面図。
1 コア本体 2a,2b 鍔部 3a,3b 電極部 4 巻線 5 巻芯部
Claims (1)
- 【請求項1】 巻芯部の両端に鍔部を有するコアの一方
の鍔部の両端に電極を形成し、前記巻芯部に巻線を巻回
してなる巻線チップインダクタにおいて、前記電極を有
する鍔部に導体パターンを形成し、電極部と巻線の端部
との間に、前記導体パターンを接続したことを特徴とす
る巻線チップインダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21530795A JPH0945533A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 巻線チップインダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21530795A JPH0945533A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 巻線チップインダクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0945533A true JPH0945533A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16670160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21530795A Pending JPH0945533A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 巻線チップインダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0945533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019192791A (ja) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21530795A patent/JPH0945533A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019192791A (ja) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
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