JPH0945079A - デュアルポートram - Google Patents

デュアルポートram

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JPH0945079A
JPH0945079A JP7188698A JP18869895A JPH0945079A JP H0945079 A JPH0945079 A JP H0945079A JP 7188698 A JP7188698 A JP 7188698A JP 18869895 A JP18869895 A JP 18869895A JP H0945079 A JPH0945079 A JP H0945079A
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JP
Japan
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memory cell
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write
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Withdrawn
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JP7188698A
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Inventor
Nobuaki Niimori
信明 新森
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Miyazaki Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Miyazaki Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/16Multiple access memory array, e.g. addressing one storage element via at least two independent addressing line groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デュアルポートRAMでのアクセスの重なり
を防止して、入出力データの破壊を防止する。 【構成】 デュアルポートRAM10の2つのデータ出
力端子TOL,TORには、ラッチ12,13がそれぞれ設
けられ、メモリセルアレイ部11から読出され出力デー
タはそれらラッチ12,13に格納される。ラッチ1
2,13から両側のMPU(マイクロプロセッサユニッ
ト)20,30にデータが転送される。ラッチ12,1
3にデータを格納する期間は、各制御回路14,15か
らの読出し制御信号RDL ,RDR で設定される。一
方、メモリセルアレイ部11に入力データを書込む期間
は、各制御回路14,15からの書込み制御信号W
L ,WRRで設定される。制御信号RDL ,RDR
制御信号WRL ,WRR とは、読み書きの実力に合わせ
て十分短くなり、アクセスの重なりが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に設け
られ、複数のマイクロプロセッサユニット(以下、MP
Uという)から、非同期にアクセスされるデュアルポー
トRAMに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ処理装置には、複数のMP
Uを備えたものがある。このように、複数のMPUを備
えたデータ処理装置では、MPU間のデータ通信が行わ
れてデータの処理が行われている。データ通信を行う方
法の一つに、複数(主に二つ)のMPUから非同期にア
クセスできるデュアルポートRAMを使用する方法があ
る。デュアルポートRAMは、メモリセルに対する読出
し及び書込みをするためのポートを2つ有している。各
ポートは、両側に配置されたMPUに対してアドレスバ
ス及びデータバス等で接続れている。デュアルポートR
AM内のメモリセルアレイに対して、両側のMPUが、
その二つのポートを介して非同期に(即ち、独立し
て)、アクセスを行なう。デュアルポートRAMのアク
セス時に、二つのアドレスバスを介して、両側のMPU
から同時に同じ番地が指定される場合がある。このとき
に、両ポートが読出しモード動作で使用される場合は問
題ないが、一方が書込みモードで動作し、他方が読出し
モードで動作している場合、一方が書込みモードで動作
しているために、他方で読出しているデータが途中から
変化することがある。また、両方のポートで同時に書込
みモード動作をし、互いに逆のデータを同じメモリセル
に書き込むと、該メモリセルに書込まれるデータが不定
となるという問題が発生する。
【0003】それらの問題を解決するために、従来のデ
ータ処理装置では、二つのMPUから各アドレスバスを
介して与えられるアドレスが一致した場合に、両ポート
の動作モードを調整する構成にしている。このようなデ
ータ処理装置には、デュアルポートRAMの両ポートに
与えられるアドレスの監視を行い、アドレスが一致した
ときに、両ポートの動作モードを調整する信号を発生す
るアドレス一致調整回路と、その両ポートに対してチッ
プセレクト信号をそれぞれ与えるゲート回路等が、設け
られている。アドレス一致調整回路は、両方から与えら
れるアドレスの一致を検出すると共に、どちらのMPU
から与えられたアドレスが先に確定したかも検出する。
そして、先に確定したアドレスを受けたポート(以下、
先着ポートという)に対して優先権を与え、無条件にア
クセスを受け付けさせる。また、後に確定したアドレス
を受けたポート(以下、後着ポートという)に対してア
ドレスを供給したMPU及びチップセレクト信号を与え
るゲート回路に、優先権を宣言する信号BUSYを与え、後
着ポートにおけるアクセスを制限している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デュアルポートRAMにおいては、次のような課題があ
った。図2は、従来のデュアルポートRAMとその周辺
を示す構成ブロック図である。二つのMPU1,2の間
に、デュアルポートRAM3は配置される。デュアルポ
ートRAM3の一方のポート(L)には、MPU1から
のアドレスバスAB1とデータバスDB1が接続されて
いる。デュアルポートRAM3の他方のポート(R)に
は、MPU2からのアドレスバスAB2とデータバスD
B2が接続されている。そして、デュアルポートRAM
3の周囲には、デュアルポートRAM3の両ポートの動
作モードを調整するために設けられた2つのゲート回路
4,5とアドレス一致調整回路6が設けられている。ア
ドレス一致調整回路6には、アドレスバスAB1とアド
レスバスAB2が接続されている。このアドレス一致調
整回路6は、優先権の発生を知らせる信号BUSYを発生す
るものであり、その信号BUSYは、各ゲート回路4,5及
びMPU1,2に送出される接続となっている。ゲート
回路4は、MPU1から受けたチップセレクト信号CS
1をデュアルポートRAMのポート(L)に供給する接
続であり、信号BUSYが与えられた場合には、信号CS1
の供給を停止する構成となっている。ゲート回路5は、
MPU2から受けたチップセレクト信号CS2をデュア
ルポートRAMのポート(R)に供給するものであり、
信号BUSYが与えられた場合には信号CS2の供給を停止
する構成になっている。
【0005】アドレス一致調整回路6は、二つのMPU
1,2から与えられたアドレスを監視してアドレスの一
致を検出すると共に、この時、どちらのMPUから与え
られたアドレスが先に確定したかも検出する。そして、
アドレス一致調整回路6はアドレスが一致している期
間、後着ポートにアドレスを与えたMPU1またはMP
U2と、その後着ポートにチップセレクト信号を供給し
ているゲート回路4またはゲート回路5とに、有効レベ
ルの信号BUSYを送出する。これによって、先着ポートに
おけるアクセスに対して、優先権が与えられる。信号BU
SYは、MPUの動作を一時的に停止させる機能を有した
各MPU1,2の端子REDYに入力されるのが一般的
であり、信号BUSYが有効レベルとなることで、アドレス
が一致している期間、MPU1またはMPU2の動作が
停止する。即ち、デュアルボートRAM3に対して、後
着ポートを介してアクセスしようとしたMPU1または
MPU2は、一時的に停止となるので、停止したMPU
1またはMPU2において処理すべき、他の信号処理が
遅れることになる。また、デュアルポートRAM3の両
ポート(L),(R)において、同一のアドレスがまっ
たく同時に確定した場合、どちらのMPUに信号BUSYを
送出するか不定となるという問題が発生する。本発明は
前記従来技術が持っていた課題として、両ポート
(L),(R)から同時に同アドレスでアクセスを行っ
た場合に、アクセスしたデータが破壊されることがある
点と、それを解決しようとすると、信号BUSYによってM
PUが一時停止し、処理の遅れが発生するという点と
を、解決したデュアルポートRAMを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、メモリセルアレイと、互いに独立し
て供給される第1及び第2のアドレスをそれぞれ入力す
る第1及び第2のアドレス端子と、互いに独立して供給
される第1及び第2の入力データをそれぞれ入力する第
1及び第2のデータ入力端子と、互いに独立した第1及
び第2の出力データをそれぞれ出力する第1及び第2の
データ出力端子と、第1または第2のアドレスで選択さ
れたメモリセルアレイ中のメモリセルに対して、第1ま
たは第2の入力データをそれぞれ書き込む機構と、第1
または第2のアドレスで選択されたメモリセルから第1
または第2の出力データを読出して、第1または第2の
データ出力端子にそれぞれ与える機構と、互いに独立の
第1及び第2の読出し信号をそれぞれ入力する第1及び
第2のリード端子と、互いに独立の第1及び第2の書込
み信号をそれぞれ入力する第1及び第2のライト端子と
を備え、第1のアドレス端子、第1のデータ入力端子及
び第1のデータ出力端子側からのメモリセルアレイに対
するアクセスと、第2のアドレス端子、第2のデータ入
力端子及び第2のデータ出力端子側からの該メモリセル
アレイに対するアクセスとを、第1及び第2の読出し信
号と第1及び第2の書込み信号に基づいて非同期に行う
デュアルポートRAMにおいて、次のような第1及び第
2のラッチと、第1及び第2の制御回路とを設けてい
る。
【0007】第1及び第2のラッチは、第1及び第2の
データ出力端子にそれぞれ接続され、各選択されたメモ
リセルから読出された第1及び第2の出力データをそれ
ぞれ格納するものである。第1及び第2の制御回路は、
第1及び第2の読出し信号に基づき、メモリセルから読
出された出力データを第1及び第2のラッチに格納する
タイミングとその期間を設定する第1及び第2の読出し
制御信号をそれぞれ生成すると共に、第1及び第2の書
込み信号に基づき、第1及び第2のデータ入力端子から
の入力データをメモリセルに書込むタイミングとその期
間を設定する第1及び第2の書込み制御信号をそれぞれ
生成する機能を有しいている。第2の発明は、第1の発
明における第1の制御回路と第2の制御回路とは、相互
監視を行ない、メモリセルアレイに対する両側からアク
セスを調整する構成にしている。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにデュアルポ
ートRAMを構成したので、デュアルポートRAMは、
第1のアドレス端子、第1のデータ入力端子及び第1の
データ出力端子側からのメモリセルアレイに対するアク
セスと、第2のアドレス端子、第2のデータ入力端子及
び第2のデータ出力端子側からの該メモリセルアレイに
対するアクセスとを、第1及び第2の読出し信号と第1
及び第2の書込み信号に基づいて非同期に行う。ここ
で、第1及び第2のアドレス端子からは、アクセスする
メモリセルに対応する第1及び第2のアドレスが、入力
される。データ読出しをする場合、第1または第2のア
ドレスによって選択されたメモリセルから、読出された
出力データが、第1及び第2のデータ出力端子に接続さ
れた第1または第2のラッチに格納される。このとき
の、格納タイミングとその期間は、第1または第2の読
出し信号に基づいて第1または第2の制御回路で生成さ
れた読出し制御信号で設定される。そして、第1及び第
2のラッチから第1及び第2のデータ出力端子を介し
て、出力データが所望の期間出力される。データの書込
みを行なう場合には、第1または第2のデータ入力端子
からの入力データが、選択されたメモリセルに書込まれ
る。このときの書込みタイミングとその期間は、第1ま
たは第2の書込み信号に基づいて第1または第2の制御
回路で生成された書込み制御信号で設定される。それ
ら、格納の期間と書込み期間は、メモリセルアレイのア
クセススピードの実力に合わせて、十分に短くすること
が可能である。よって、例えば同じアドレスに基づいた
アクセスが発生しても、実質的に、選択されたメモリセ
ルに対する読み書きのタイミングがずれる。第2の発明
によれば、第1の発明における第1及び第2に制御回路
は、相互監視を行う。相互監視の結果で、同時に同一の
メモリセルに対して、両側からの書込みが発生する場合
や、一方が読出し他方が書込みを行なう場合のような、
入力データや出力データの破壊を伴うアクセスが、調整
される。従って、前記課題を解決できるのである。
【0009】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示すデュアルポートR
AMの構成ブロック図である。このデュアルポートRA
M10は二つのMPU20,30の間に設けらて、両方
のMPU20,30から非同期のアクセスを受けるもの
である。MPU20に接続されたアドレスバスAB20
は、デュアルポートRAM10の第1のアドレス端子T
ALに接続され、MPU20に接続されたデータバスDB
20は、第1のデータ入力端子TIL及び第1のデータ出
力端子TOLに接続されている。MPU30に接続された
アドレスバスAB30は、デュアルポートRAM10の
第2のアドレス端子TARに接続され、MPU30に接続
されたデータバスDB30は、第2のデータ入力端子T
IR及び第1のデータ出力端子TORに接続されている。各
アドレスバスAB20,AB30は、デュアルポートR
AM10に対して、互いに独立したアクセス用の第1及
び第2のアドレスa20,a30をそれぞれ供給するも
のであり、各データバスDB20,30は、デュアルポ
ートRAM10に対する第1及び第2の入力データD2
0,D30をそれぞれ供給すると共に、該デュアルポー
トRAM10の第1及び第2の出力データd20,d3
0を、MPU20,30にそれぞれ転送するものであ
る。
【0010】各MPU20,30は、互いに独立の第1
及び第2の読出し信号OE20/,OE30/と、互いに独
立の第1及び第2の書込み信号WE20/,WE30/とを
生成して、デュアルポートRAM10にそれぞれ与える
機能を有している。各読出し信号OE20/,OE30
は、デュアルポートRAM10の第1及び第2のリード
端子Tr2,Tr3にそれぞれ与えられ、各書込み信号WE
20/,WE30/は第1及び第2のライト端子Tw2,Tw3
にそれぞれ与えられる構成である。デュアルポートRA
M10において、アドレス端子TAL,TARはメモリセル
アレイ部11に接続されている。このメモリセルアレイ
部11の他の入力側が、データ入力端子TILとデータ入
力端子TIRになっている。メモリセルアレイ部11の2
つの出力側には、第1及び第2のラッチ12,13が、
それぞれ設けられている。各ラッチ12,13の出力側
が、バスを介してデータ出力端子TOL,TORにそれぞれ
接続されている。リード端子Tr2とライト端子Tw2は、
第1の制御回路14に接続され、リード端子Tr3とライ
ト端子Tw3は、第2の制御回路15に接続されている。
制御回路14は、読出し信号OE20/と書込み信号WE
20/に基づいた各種制御信号を生成する。そして、制御
回路14はメモリセルアレイ部11に対してアクセスの
ための読出し制御信号RDL と書込み制御信号WRL
ラッチ12に対してその書込み制御信号RDL 、ラッチ
12の出力側に対して制御信号DEL を与える機能を有
している。制御回路15は読出し信号OE30/と書込み
信号WE30/に基づいた各種制御信号を生成する。制御
回路15は、メモリセルアレイ部11に対してアクセス
のための読出し制御信号RDR と書込み制御信号W
R 、ラッチ13に対してはその読出し制御信号R
R 、ラッチ13の出力側に対しては制御信号DER
与える機能を有している。
【0011】図3は、図1中のメモリセルアレイ部の構
成例を示すブロック図である。メモリセルアレイ部11
内には、複数のメモリセルMCが配列されたメモリセル
アレイ40が設けられている。各メモリセルMCは、同
様の構成であり、4本のビット線と2本のワード線と間
に同様に接続されている。図3に示されたメモリセルM
Cは、4本のビット線BL1〜BL4と2本のワード線
WL1,WL2に接続されている。メモリセルMCは、
2個のインバータ41,42が襷がけ接続されて構成さ
れたフリップフロップを有している。フリップフロップ
の2個の入出力ノードN1,N2のうち、入出力ノード
N1は、NMOS43を介してビット線BL1に接続さ
れると共に、NMOS44を介してビット線BL3に接
続されている。入出力ノードN2はNMOS45を介し
てビット線BL2に接続されると共に、NMOS46を
介してビット線BL4に接続されている。NMOS43
及びNMOS45のゲートには、デコーダ47からのワ
ード線WL1が共通接続され、NMOS44及びNMO
S46のゲートには、デコーダ48からのワード線WL
2が共通接続されている。なお、各デコーダ47,48
には、アドレス端子TAL,TARを介して与えられたアド
レスa20,a30がそれぞれ供給される構成である。
【0012】データ入力端子TILから入力された入力デ
ータD20は、2個のインバータ50,51を介してビ
ット線BL1に与えられると共に、インバータ52を介
してビット線BL2に与えられる接続となっている。な
お、インバータ51,52のの出力側は、書込み制御信
号WRL によって出力制御され、その書込み制御信号W
L が有効レベルのときのみ、データをビット線BL
1,BL2に与える構成である。データ入力端子TIR
ら入力された入力データD30は、2個のインバータ5
3,54を介してビット線BL3に与えられると共に、
インバータ55を介してビット線BL4に与えられる接
続となっている。なお、インバータ54,55のの出力
側は、書込み制御信号WRR によって出力制御され、そ
の制御信号WRR が有効レベルのときのみ、データをビ
ット線BL3,BL4へ与える構成である。各ビット線
BL1,BL2は、センスアンプ60に接続され、各ビ
ット線BL3,BL4は、センスアンプ61に接続され
ている。各センスアンプ60,61には、読出し制御信
号RDL ,RDR がそれぞれ入力される構成である。読
出し制御信号RDL は、センスアンプ60のアクティブ
信号となり、該読出し制御信号RDL が有効の期間、セ
ンスアンプ60は、ビット線BL1,BL2から与えら
れた出力データを、図1中のラッチ12に与えるように
機能する。読出し制御信号RDR は、センスアンプ61
のアクティブ信号となり、該読出し制御信号RDR が有
効な期間、センスアンプ61は、ビット線BL3,BL
4から与えられた出力データを、ラッチ13に与えるよ
うに機能する。
【0013】図4は、図1中の制御回路14,15を示
す構成ブロック図である。制御回路14は、リード端子
r2に接続されたパルス発生回路14−1と、ライト端
子Tw2に接続されたパルス発生回路14−2を備えてい
る。パルス発生回路14−1は、メモリセルアレイ部1
1中のメモリセルMCからラッチ12に、データを読み
出すタイミングとその期間を設定する読出し制御信号R
L を発生すると共に、ラッチ12の格納しているデー
タをMPU20に転送する期間を設定する制御信号DE
L を発生するものである。パルス発生回路14−2は、
メモリセルMCに対して、MPU20から与えられた入
力データD20を書込むタイミングとその期間を設定す
る書込み制御信号WRL を発生するものである。制御回
路15は、リード端子Tr3に接続されたパルス発生回路
15−1と、ライト端子Tw3に接続されたパルス発生回
路15−2を備えている。パルス発生回路15−1は、
メモリセルアレイ部11中のメモリセルMCからラッチ
13に、データを読み出すタイミングとその期間を設定
する読出し制御信号RDR を発生すると共に、ラッチ1
3の格納しているデータをMPU30に転送する期間を
設定する制御信号DER を発生するものである。パルス
発生回路15−2は、メモリセルMCに対して、MPU
30から与えられた入力データD30を書込むタイミン
グとその期間を設定する書込み制御信号WRR を発生す
るものである。
【0014】図5は図1の読出し動作を示すタイムチャ
ートであり、図6は図1の書込み動作を示すタイムチャ
ートである。これらの図5,6を参照しつつ、図1のデ
ュアルポートRAM10の動作を説明する。このデュア
ルポートRAM10では、アドレス端子TAL、データ出
力端子TOL、データ入力端子TIL、リード端子Tr2、及
びライト端子Tw2側からのアクセスと、アドレス端子T
AR、データ出力端子TOR、データ入力端子TIR、リード
端子Tr3、及びライト端子Tw3側との、両側からのアク
セスが非同期(即ち、独立して)に行なわれる。まず、
アドレス端子TAL、データ出力端子TOL、データ入力端
子TIL、リード端子Tr2、及びライト端子Tw2側から読
出しを行う場合を説明する。MPU20からアドレス端
子TALを介して与えられたアドレスa20に基づき、読
出し対象のメモリセルMCが選択される。即ち、図3中
のデコーダ47が、対象のメモリセルMCの接続された
ワード線WL1のレベルを“H”にする。ワード線WL
1が“H”となってNMOS43,45がオンし、メモ
リセルMCが各ビット線BL1,BL2に接続される。
MPU20が読出し信号OE20/を有効の“L”レベル
にすると、制御回路14中のパルス発生回路14−1
は、読出し制御信号RDL を有効の“H”レベルにす
る。即ち、パルス発生回路14−1は、その信号OE20
/の変化の前縁直後から所定の期間、図5のように
“H”レベルのパルスを送出する。“H”レベルの読出
し制御信号RDL はセンスアンプ60に与えられ、セン
スアンプ60がアクティブになり、2本のビット線BL
1,BL2を介してメモリセルMCのデータが増幅さ
れ、そのデータがラッチ12に与えられる。ラッチ12
にも読出し制御信号RDL が与えられており、読出し制
御信号RDL が“H”の期間に、このラッチ12は、メ
モリセルMCから読出されたデータを出力データd20
として格納する。続いて、パルス発生器14−1は、制
御信号DEL のレベルを有効の“H”レベルにする。こ
の制御信号DEL が有効な期間は、読出し制御信号RD
L の有効な期間が終了してから、読出し信号OE20/の
有効な期間の後端までとする。制御信号DEL が有効な
期間、ラッチ12からデータ出力端子TOL及びデータバ
スDB20を介して、MPU20に出力データd20が
転送される。なお、アドレス端子TAR、データ出力端子
OR、データ入力端子TIR、リード端子Tr3、及びライ
ト端子Tw3側から読出しを行う場合も、同様の動作が行
なわれる。
【0015】次に、アドレス端子TAR、データ出力端子
OR、データ入力端子TIR、リード端子Tr3、及びライ
ト端子Tw3側から書込みを行う動作を説明する。MPU
30からアドレス端子TARを介して与えられたアドレス
a30に基づき、書込み対象のメモリセルMCが選択さ
れる。即ち、デコーダ48が、対象のメモリセルMCの
接続されたワード線WL2のレベルを“H”にする。ワ
ード線WL2が“H”となってNMOS44,46がオ
ンし、メモリセルMCが各ビット線BL3,BL4に接
続される。一方、MPU30が書込み信号WE30/を有
効の“L”レベルにすると、制御回路15中のパルス発
生回路15−2は、書込み制御信号WER を有効の
“H”レベルにする。即ち、パルス発生回路15−2
は、その信号WER の変化の後端の直後から所定の期
間、図6のように“H”レベルのパルスを送出する。
“H”レベルの書込み制御信号WER が、メモリセルア
レイ部11中のインバータ54,54に与えられ、各イ
ンバータ54,55がアクティブになる。このときに
は、MPU30から書込むための入力データD30が、
データバスDB30上に準備されている。よって、入力
データD30が、インバータ53及びインバータ55に
与えられる。インバータ54,55がアクティブになっ
ているので、入力データD30の情報が、各ビット線B
L3,BL4にそれぞれ与えられる。ビット線BL3,
BL4に接続状態となっている対象のメモリセルMCに
は、それらビット線BL3,BL4を介して、データが
書込まれる。なお、アドレス端子TAL、データ出力端子
OL、データ入力端子TIL、リード端子Tr2、及びライ
ト端子Tw2側からの書込みも、同様の動作で行なわれ
る。
【0016】以上のように、この第1の実施例では、メ
モリセルMCから読出したデータをそれぞれ格納するラ
ッチ12,13と、各読出し制御信号RDL ,RDR
び各書込み制御信号WRL ,WRR を生成する各制御回
路14,15を設けている。そして、各制御回路14,
15の生成する読出し制御信号RDL ,RDR の有効な
期間に、ラッチ12,13にそれぞれ出力データ格納
し、それらラッチ12,13から出力データd20,d
30をそれぞれ出力する構成にしている。また、メモリ
セルに対する書込みは、各書込み制御信号WRL ,WR
R が、有効な期間に行う構成にしている。そのため、同
一のメモリセルに対する読出しと書込みが同時に要求さ
れた場合にも、例えば、読出し制御信号RDL と書込み
制御信号WRR の有効な期間が、まったく同時でない限
りは、入出力データの破壊等の問題が発生しない。これ
ら、読出し制御信号RDL ,RDR 及び書込み制御信号
WRL ,WRR を有効にする期間は、メモリセルアレイ
40の読み書きの実力に合わせて短くでき、十分実用に
耐えるデュアルポートRAMとなる。また、MPU20
またはMPU30の動作を停止しないので、それらMP
U20,30における他の処理に影響を与えない。
【0017】第2の実施例 前述の第1の実施例において、同一のメモリセルMCに
対して両側からアクセスするときに、時間的には短い
が、読出し制御信号RDL 及び書込み制御信号WRR
有効の“H”レベルとなっている期間が一致すると、読
出しデータd20が破壊される可能性がある。この第2
の実施例では、読出し制御信号RDL ,RDR 及び書込
み制御信号WRL ,WRR 等を生成する制御回路が、相
互監視を行ない、アクセスの調整を行なう構成にしてい
る。図7は、本発明の第2の実施例を示すデュアルポー
トRAMであり、図1中の要素と共通の要素には、共通
の符号が付されている。このデュアルポートRAMは、
図1に示された第1の実施例のデュアルポートRAM中
の各制御回路14,15を制御回路70,71にそれぞ
れ置き換えたものであり、他の部分、即ちメモリセルア
レイ部11と各ラッチ12,13とは、第1の実施例と
同様の構成になっている。
【0018】制御回路70は、リード端子Tr2に接続さ
れたパルス発生回路70−1と、ライト端子Tw2に接続
されたパルス発生回路70−2を備えている。パルス発
生回路70−1は、第1の実施例におけるパルス発生回
路14−1と同様にメモリセルアレイ部11とラッチ1
2に対する読出し制御信号RDL を発生すると共に、制
御信号DEL を発生するものであり、その読出し制御信
号RDL を出力する端子には、遅延回路70−3が接続
されている。パルス発生回路70−2は、メモリセルM
Cに対して書込み制御信号WRL を発生するものであ
る。制御回路71は、リード端子Tr3に接続されたパル
ス発生回路71−1と、ライト端子Tw3に接続されたパ
ルス発生回路71−2を備えている。パルス発生回路7
1−1は、メモリセルアレイ部11とラッチ13に対す
る読出し制御信号RDR を発生すると共に、制御信号D
R を発生するものであり、その読出し制御信号RDR
を出力する端子には、遅延回路71−3が接続されてい
る。パルス発生回路71−2は、メモリセルMCに対し
て書込み制御信号WRR を発生するものである。遅延回
路70−3には、パルス発生回路71−2から書込み制
御信号WRR が入力される接続となっている。遅延回路
71−3には、パルス発生回路70−2から書込み制御
信号WRL が入力される接続となっている。これらの接
続で、各制御回路70,71が相互監視を行ない、遅延
回路70−3,71−3でアクセス権の調整を行なう構
成となっている。
【0019】次に、図7のデュアルポートRAMの動作
を説明する。メモリセルアレイ部11及び各ラッチ1
2,13において、各アドレスa20,a30と、各読
出し制御信号RDL ,RDR と、各書込み制御信号WR
L ,WRR と、制御信号DEL ,DER とに基づいた、
第1の実施例と同様の動作が行なわれ、メモリセルアレ
イ40に対する両側からのアクセスが、非同期に行なわ
れる。図8は、図7におけるアクセスを示すタイムチャ
ートであり、この図8を参照しつつ、図7のデュアルポ
ートRAMのアクセスを説明する。制御回路71中のパ
ルス発生回路71−2は、ライト端子Tw3から入力され
た書込み信号WE30/に基づき、第1の実施例における
パルス発生回路15−2と同様に書込み制御信号WRR
のレベルを、所定の期間有効の“H”レベルにする。制
御回路70中のパルス発生回路70−1も第1の実施例
のパルス発生回路14−1と同様に、リード端子Tr2
ら入力された読出し信号OE20/に基づき、“H”レベ
ルの読出し制御信号RDL を発生する。ここで、デュア
ルポートRAMでは、制御回路70,71が相互監視を
行っている。即ち、例えば制御回路70は、書込み制御
信号WRR の状態を監視し、書込み制御信号WRR が有
効の“H”レベルのとき、図8のように、遅延回路70
−3が読出し制御信号RDL を遅らせる。読出しを行う
側と書込みを行う側が逆の場合も同様である。そのた
め、書込み制御信号WRR と読出し制御信号RDL が同
時に有効の“H”レベルになったり、書込み制御信号W
L と読出し制御信号RDR が同時に有効の“H”レベ
ルになることはない。
【0020】以上のように、この第2の実施例によれ
ば、制御回路70,71に遅延回路70−3,71−3
をそれぞれ設け、相互監視を行う。そして、相側の制御
回路の発生する書込み制御信号WRL ,WRR の発生状
況に応じて、自制御回路からの読出し制御RDL ,RD
R を遅延させ、ラッチ12,13にデータを格納するタ
イミングを調整する。即ち、制御回路70,71によっ
て、メモリセルMCに対する両側からのアクセスが調整
される。そのため、例えば、同一のメモリセルMCに書
込みと読出しを行う場合にも、メモリセルMCに入力デ
ータD20,D30を書込みむタイミングと、メモリセ
ルMCからデータをラッチ12,13へ読出すタイミン
グと期間が一致しない。従って、書込みが確定したデー
タが読出されるので、破壊された不定なデータが、出力
データd20,d30として出力されることがない。
【0021】第3の実施例 図9は、本発明の第3の実施例を示すデュアルポートR
AMの構成ブロック図であり、図1及び図7中の要素と
共通の要素には、共通の符号が付されている。このデュ
アルポートRAMは、第2の実施例の図7と同様のメモ
リセルアレイ部11と、そのメモリセルアレイ部11の
両側に接続されたラッチ12,13と、2つの制御回路
70,71とを備え、さらに、書込み禁止回路80と、
アドレス一致検出回路90を設けている。書込み禁止回
路80は、制御回路71中のパルス発生回路71−2の
出力端子が一方の入力端子に接続された2入力NAND
ゲート81と、NANDゲート81の出力端子が一方の
入力端子に接続された2入力ANDゲート82を備えて
いる。制御回路71中のパルス発生回路71−2の出力
端子は、メモリセルアレイ部11に接続されると共に、
NANDゲート81の一方の入力端子に接続されてい
る。ANDゲート82の他方の入力端子には、制御回路
70中のパルス発生回路70−2の出力端子が接続さ
れ、ANDゲート82の出力端子が、メモリセルアレイ
部11に接続されている。即ち、パルス発生回路70−
2は、書込み禁止回路80を介して、メモリセルアレイ
部11に接続されるようになっている。アドレス一致検
出回路90には、2つのアドレスa20,a30の一致
を検出回路であり、該アドレス一致検出回路90の出力
側が、NANDゲート82の他方の入力端子に接続され
ている。
【0022】図10は、図9のデュアルポートRAMの
アクセスを説明するタイムチャートである。このデュア
ルポートRAMは、メモリセルアレイ部11中の同一の
メモリセルMCに対して、同時に書込みの要求が発生し
た場合に、その書込みの一方を無効にする機能を有して
いる。図10には、同一メモリセルMCに、同時に書込
みの要求が発生した場合の、アクセスを示している。デ
ュアルポートRAMの両側のMPU20,30から、同
一タイミングで書込み用のアドレスa20,a30が、
メモリセルアレイ部11に与えられると、それらのアド
レスa20,a30に対応するメモリセルMCが選択さ
れて、メモリセルMCが図3中のビット線BL1〜BL
4に接続される。一方、アドレス一致回路90は、それ
らのアドレスa20,a30が一致していることを検出
して、“H”レベルの検出信号を、NANDゲート81
に与える。各パルス発生回路70−2,71−2は、書
込み信号WE20/,WE30/に基づき、書込み制御信号
WRL ,WRR を有効の“H”レベルにする。よって、
NANDゲート81の出力は“L”となり、ANDゲー
ト82の出力する信号のレベルは、無効の“L”レベル
となる。書込み禁止回路80により、メモリセルアレイ
部11に供給される書込み制御信号WRL は無効とされ
る。従って、MPU20側からの要求による書込みは、
行なわれない。一方、書込み制御信号WRR は、メモリ
セルアレイ部11にも供給されており、書込み制御信号
WRR が有効の“H”レベルの期間、選択されたメモリ
セルMCに対して、MPU30側から与えられた入力デ
ータD30が書込まれる。
【0023】以上のように、この第3の実施例では、第
2の実施例のデュアルポートRAMに対して、書込み禁
止回路80とアドレス一致検出回路90を設け、制御回
路70,71によるアクセスの調整能力を補強する構成
にしている。そのため、同一メモリセルMCに対して、
同時に書込みの要求が発生しても、MPU20側からの
書込みが無効とされるので、MPU20とMPU30か
らの入力データが逆の場合でも、書込みデータが不定と
はならない。なお、本発明は、上記実施例に限定されず
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (1) 上記各実施例のデュアルポートRAMは、デー
タバスDB20,DB30を介して、各MPU20,3
0に対してパラレルにデータを入出力する構成である
が、シリアルに転送する方式のデュアルポートRAMで
あってもよい。 (2) 第2及び第3の実施例において、制御回路7
0,71が、メモリセルアレイ40に対する両側からア
クセスを調整するが、その調整方法は、第1及び第2の
実施例に限定されるものではない。例えば、第2の実施
例ではアドレスa20,a30にかかわらず、書込み期
間と読出し期間をずらしているが、第3の実施例と同様
に、アドレス一致検出回路90を設けて、アドレスa2
0,a30が一致したときに、書込み期間と読出し期間
をずらすようにしてもよい。 (3) 第3の実施例では、無効にする書込みをMPU
20側からの書込みとしているが、MPU30側からの
書込みを無効にするようにしても、上記実施例と同様の
効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、第1のアドレス端子、第1のデータ入力端子
及び第1のデータ出力端子側からアクセスと、第2のア
ドレス端子、第2のデータ入力端子及び第2のデータ出
力端子側からアクセスとを、非同期に行うデュアルポー
トRAMにおいて、選択されたメモリセルから読出され
た第1及び第2の出力データをそれぞれ格納する第1及
び第2のラッチと、第1及び第2の読出し信号に基づ
き、メモリセルから読出した出力データを第1及び第2
のラッチに格納するタイミングとその期間を設定し、入
力データをメモリセルに書込むタイミングとその期間を
設定する第1及び第2の制御回路とを、設けている。そ
のため、メモリセルにデータ書込む期間と、メモリセル
からデータを読出す期間が短くなり、それらの期間が実
質的にずらされる。よって、同一のメモリセルに対する
両側からアクセスで、データが破壊される危険性が減少
し、データ処理装置の信頼性が高まる。また、デュアル
ポートRAMにアクセスを行なうMPUの動作を停止さ
せないので、データ処理装置の速度を犠牲にすることが
なくなる。第2の発明によれば、第1の発明における第
1及び第2に制御回路が、相互監視を行い、相互監視の
結果で、両側からのアクセスを調整する構成になる。よ
って、同時に同一のメモリセルに対して、両側からの書
込みが発生する場合や、一方が読出し他方が書込みを行
なう場合のような、入力データや出力データの破壊を伴
うアクセスが調整され、第1の発明の効果がさらに確実
なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すデュアルポートR
AMの構成ブロック図である。
【図2】従来のデュアルポートRAMとその周辺を示す
構成ブロック図である。
【図3】図1中のメモリセルアレイ部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図1中の制御回路14,15を示す構成ブロッ
ク図である。
【図5】図1の読出し動作を示すタイムチャートであ
る。
【図6】図1の書込み動作を示すタイムチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施例を示すデュアルポートR
AMである。
【図8】図7におけるアクセスを示すタイムチャートで
ある。
【図9】本発明の第3の実施例を示すデュアルレポート
RAMの構成ブロック図である。
【図10】図9のデュアルポートRAMのアクセスを説
明するタイムチャートである。
【符号の説明】
10 デュアルポートRAM 11 メモリセルアレイ部 12,13 ラッチ 14,15,70,71 制御回路 40 メモリセルアレイ 47,48 デコーダ 60,61 センスアンプ 80 書込み禁止回路 90 アドレス一致検出回路 MC メモリセル TAL,TAR アドレス端子 TIL,TIR データ入力端子 TOL,TOR データ出力端子 Tr2,Tr3 リード端子 Tw2,Tw3 ライト端子 a20,a30 アドレス D20,D30 入力データ d20,d30 出力データ WE20/,WE30/ 書込み信号 OE20/,OE30/ 読出し信号 WRL ,WRR 書込み制御信号 RDL ,RDR 読出し制御信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイと、 互いに独立して供給される第1及び第2のアドレスをそ
    れぞれ入力する第1及び第2のアドレス端子と、 互いに独立して供給される第1及び第2の入力データを
    それぞれ入力する第1及び第2のデータ入力端子と、 互いに独立した第1及び第2の出力データをそれぞれ出
    力する第1及び第2のデータ出力端子と、 前記第1及び第2のアドレス端子からの前記第1または
    第2のアドレスで選択された前記メモリセルアレイ中の
    メモリセルに対して、前記第1または第2の入力データ
    をそれぞれ書き込む機構と、 前記第1または第2のアドレスで選択された前記メモリ
    セルから前記第1または第2の出力データを読出して、
    前記第1または第2のデータ出力端子にそれぞれ与える
    機構と、 互いに独立の第1及び第2の読出し信号をそれぞれ入力
    する第1及び第2のリード端子と、 互いに独立の第1及び第2の書込み信号をそれぞれ入力
    する第1及び第2のライト端子とを備え、 前記第1のアドレス端子、前記第1のデータ入力端子及
    び前記第1のデータ出力端子側からの前記メモリセルア
    レイに対するアクセスと、前記第2のアドレス端子、前
    記第2のデータ入力端子及び前記第2のデータ出力端子
    側からの該メモリセルアレイに対するアクセスとを、前
    記第1及び第2の読出し信号と前記第1及び第2の書込
    み信号に基づいて非同期に行うデュアルポートRAMに
    おいて、前記第1及び第2のデータ出力端子にそれぞれ
    接続され、前記各選択されたメモリセルから読出された
    第1及び第2の出力データをそれぞれ格納する第1及び
    第2のラッチと、 前記第1及び第2の読出し信号に基づき、前記メモリセ
    ルから読出した出力データを前記第1及び第2のラッチ
    に格納するタイミングとその期間を設定する第1及び第
    2の読出し制御信号をそれぞれ生成すると共に、前記第
    1及び第2の書込み信号に基づき、前記第1及び第2の
    データ入力端子からの前記入力データを前記メモリセル
    に書込むタイミングとその期間を設定する第1及び第2
    の書込み制御信号をそれぞれ生成する第1及び第2の制
    御回路とを、 設けたことを特徴とするデュアルポートRAM。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御回路と第2の制御回路と
    は、相互監視をおこない、前記メモリセルアレイに対す
    る前記両側からアクセスを調整する構成にしたことを特
    徴とする請求項1記載のデュアルポートRAM。
JP7188698A 1995-07-25 1995-07-25 デュアルポートram Withdrawn JPH0945079A (ja)

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KR1019960029173A KR100327779B1 (ko) 1995-07-25 1996-07-19 듀얼 포트 ram
US08/681,352 US5812486A (en) 1995-07-25 1996-07-23 Dual port ram
TW085108972A TW358908B (en) 1995-07-25 1996-07-23 Data processing device
US09/046,707 US5901104A (en) 1995-07-25 1998-03-24 Data processing device

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