JPH0944958A - ディスクカートリッジ誤挿入防止機構 - Google Patents

ディスクカートリッジ誤挿入防止機構

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JPH0944958A
JPH0944958A JP7187551A JP18755195A JPH0944958A JP H0944958 A JPH0944958 A JP H0944958A JP 7187551 A JP7187551 A JP 7187551A JP 18755195 A JP18755195 A JP 18755195A JP H0944958 A JPH0944958 A JP H0944958A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明のディスクカートリッジ誤挿入防止機
構は、部品点数の削減及びディスクカートリッジの誤挿
入を確実に防止することが難しいといった課題を解決す
るものである。 【解決手段】 誤挿入防止機構32は、ホルダ2の天板
2aの切り起こし33に取り付けられたトーションバネ
よりなる誤挿入防止部材34と、ホルダ2の天板2aに
形成されたストッパ溝35とよりなる。誤挿入防止部材
34は一端34aが、ホルダ2の天板2aに設けられた
掛止部36に掛止され、他端(支持部)34bが左方向
に延在し、且つ他端34bからA,B方向に曲げられて
延在する腕部34cを有する形状となっている。誤挿入
防止部材34の他端34bは、ディスクカートリッジが
誤った向きでホルダ2に挿入された場合に腕部34cが
ディスクカートリッジの挿入方向(B方向)に変位する
ように支持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクカートリッ
ジ誤挿入防止機構に係り、特にディスクカートリッジが
誤った向きでホルダに挿入された場合にディスクカート
リッジの挿入を阻止するディスクカートリッジ誤挿入防
止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば内部に磁気ディスクが収納された
ディスクカートリッジが挿入されるホルダを有する磁気
ディスク装置においては、ディスクカートリッジがホル
ダ内に挿入されるとともにディスクカートリッジのシャ
ッタを開方向に変位させて磁気ディスクに対向する開口
を開くようになっている。そして、ディスクカートリッ
ジがホルダとともに装着位置に装着されると、磁気ヘッ
ドがカートリッジの開口に進入して磁気ディスクに当接
して磁気記録・再生が可能となる。ところが、ディスク
カートリッジが異なる向きでホルダ内に挿入されてしま
うと、シャッタが開かないばかりか磁気ヘッドがディス
クカートリッジに衝突して損傷してしまう。
【0003】そのため、ディスクカートリッジの挿入方
向は一定の向きで挿入するように決められており、ホル
ダにはディスクカートリッジが所定の向きで挿入された
ときのみディスクカートリッジの挿入を許容するディス
クカートリッジ誤挿入防止機構が設けられている。
【0004】そこで、図14に、従来のディスクカート
リッジ誤挿入防止機構の構成図を示す。図14(A)は
斜視図、図14(B)はホルダ部分の正面図である。図
14(A),(B)において、磁気ディスク装置51は
3.5インチ用の装置であり、アルミダイキャスト製の
フレーム52上にスライダ53と、スライダ53の内側
に設けられたホルダ54と、ラッチレバー55とよりな
るディスクカートリッジ装着機構56を設けてなる。ま
た、フレーム52上には図示しないヘッドキャリッジが
設けられ、フレーム52の下面にはディスク駆動モータ
が配置される。
【0005】ホルダ54は板金をプレス等により折曲加
工して図14(B)に示す形状に形成される。即ち、ホ
ルダ54は天板54a,両側面54b,54c,下面5
4d,54eよりなり、内部にディスクカートリッジ5
7(図14(B)中1点鎖線で示す)が挿入されるカー
トリッジ挿入部58を有する。両側面54b,54cに
はプレス(バーリング加工)により中空状の突出部59
a〜59dが突出形成され、スライダ53の両側面53
a,53bに設けられた傾斜溝64に嵌合する。
【0006】尚、ディスクカートリッジ57は先端側の
右側コーナー部にのみ挿入方向に対して傾斜する斜辺を
有し、他のコーナー部はすべて直角な角部となってい
る。また、ホルダ54の天板54aにはカートリッジ誤
挿入防止機構65が設けられている。このカートリッジ
誤挿入防止機構65はカートリッジ挿入時にはディスク
カートリッジ57が誤った向きで挿入されることを防止
し、イジェクト操作時にはディスクカートリッジ57の
イジェクト動作を抑制するように構成され、ディスクカ
ートリッジ57の上面を押圧する押圧パッド66と、こ
の押圧パッド66を下方に押圧するトーションバネ67
とより構成される。
【0007】押圧パッド66はベース66aの下面にホ
ルダ54内に突出する当接部66bを有し、挿入される
ディスクカートリッジ67の先端側の右側コーナー部に
設けられた斜辺(図14(A)では隠れて見えない)に
当接する。また、トーションバネ67は、バネ係止部6
9に一端67aが掛止され、他端67bが押圧パッド6
6を下方に押圧すると共に、A方向に付勢している。
【0008】このような、カートリッジ誤挿入防止機構
65は、ディスクカートリッジ57が正しい向きでホル
ダ4のカートリッジ挿入部58内に挿入されると、ディ
スクカートリッジ57の斜辺が押圧パッド66の当接部
66bと当接して押圧パッド66を押し上げ、所定の位
置に装着される。
【0009】一方、ディスクカートリッジ57が誤った
方向で挿入されると、該ディスクカートリッジ57の斜
辺以外のコーナー部と押圧パッド66の当接部66bと
が当接しても押圧パッド66を押し上げることができな
い。そのため、カートリッジ誤挿入防止機構65では、
当接部66bとの当接位置より間違った向きで挿入され
たディスクカートリッジ57の誤挿入を防止することが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなカートリッジ誤挿入防止機構65では、少くとも
当接部66bが形成された押圧パッド66とトーション
バネ67とを必要とし、これに応じてホルダ54の天板
54aの切り起し等を成形させる必要がある。そのた
め、従来の構成では、部品点数が多く、且つ加工のため
の工程数が多いので、製造コストが高価になるといった
問題がある。
【0011】一方、このような磁気ディスク装置51に
おいては、低コスト化が要求されており、低コスト化の
ために部品点数の削減が必要であり、カートリッジ誤挿
入防止機構65においても部品点数の削減が要望されて
いた。そこで、本発明は上記問題を解決したディスクカ
ートリッジ誤挿入防止機構を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、以下のような特徴を有する。上記請求項1の
発明は、ディスクカートリッジの挿入方向に延在する腕
部を有し、該ディスクカートリッジの斜辺に当接した場
合のみ該腕部が回動して前記ディスクカートリッジのホ
ルダへの挿入を許容し、前記ディスクカートリッジが他
の向きで挿入された場合前記腕部の端部が回動せず前記
ディスクカートリッジの挿入を防止する誤挿入防止部材
と、前記ホルダに設けられ、前記腕部の先端が回動可能
に挿入されるストッパ溝と、からなり、前記誤挿入防止
部材に、前記ディスクカートリッジが誤った向きでホル
ダに挿入された場合に前記腕部がディスクカートリッジ
の挿入方向に変位するように支持する支持部を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0013】従って、請求項1によれば、部品点数の削
減を図ると共に、ディスクカートリッジの誤挿入を確実
に防止することができる。また、請求項2の発明は、デ
ィスクカートリッジの挿入方向に延在する腕部を有し、
該ディスクカートリッジの斜辺に当接した場合のみ該腕
部が回動して前記ディスクカートリッジのホルダへの挿
入を許容し、前記ディスクカートリッジが他の向きで挿
入された場合前記腕部の端部が回動せず前記ディスクカ
ートリッジの挿入を防止する誤挿入防止部材と、前記ホ
ルダに設けられ、前記腕部の先端が回動可能に挿入され
るストッパ溝と、からなり、前記ストッパ溝に、前記デ
ィスクカートリッジが誤った向きでホルダに挿入された
場合に前記腕部の先端を掛止する掛止部を設けたことを
特徴とするものである。
【0014】従って、請求項2によれば、部品点数の削
減を図ると共に、ディスクカートリッジの誤挿入を確実
に防止することができる。また、請求項3の発明は、デ
ィスクカートリッジの挿入方向に延在する腕部を有し、
該ディスクカートリッジの斜辺に当接した場合のみ該腕
部が回動して前記ディスクカートリッジのホルダへの挿
入を許容し、前記ディスクカートリッジが他の向きで挿
入された場合前記腕部の端部が回動せず前記ディスクカ
ートリッジの挿入を防止する誤挿入防止部材と、前記ホ
ルダに設けられ、前記腕部の先端が回動可能に挿入され
るストッパ溝と、からなり、前記誤挿入防止部材に、前
記ディスクカートリッジが誤った向きでホルダに挿入さ
れた場合に前記腕部がディスクカートリッジの挿入方向
に変位するように支持する支持部を設け、前記ストッパ
溝に、前記ディスクカートリッジが誤った向きでホルダ
に挿入された場合に前記腕部の先端を掛止する掛止部を
設けたことを特徴とするものである。
【0015】従って、請求項3によれば、部品点数の削
減を図ると共に、ディスクカートリッジの誤挿入を確実
に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明になるディ
スクカートリッジ誤挿入防止機構の第1実施例を説明す
る。尚、図1は本発明のディスクカートリッジ誤挿入防
止機構が適用されたディスク装置1の平面図、図2はデ
ィスク装置1の概略構成を示す分解斜視図である。
【0017】ディスク装置1は、ディスクカートリッジ
(図示せず)が挿入されるホルダ2と、前後方向に摺動
してホルダ2を昇降させるスライダ3とがフレーム4上
に取り付けられている。スライダ3はフレーム4上を
A,B方向に摺動自在に設けられ、ディスクカートリッ
ジの挿入操作によりA方向に摺動してホルダ2をカート
リッジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装着位置
へ降下させる。
【0018】また、フレーム4の平面4a上には、ディ
スク回転用のモータに駆動されるターンテーブル5と、
磁気ヘッド6,7を支持するヘッドキャリッジ8とが設
けられている。ヘッドキャリッジ8は、先端上面に下側
磁気ヘッド6を支持するキャリッジ本体9と、先端下面
に上側磁気ヘッド7を支持しキャリッジ本体9に対し回
動可能に取り付けられたヘッドアーム10とを有する。
このヘッドキャリッジ8は、左右方向に延在する向きで
前後方向(A,B方向)に摺動できるように取り付けら
れている。
【0019】また、ヘッドキャリッジ8は、前後方向に
延在するリードスクリュウ11に係合するように設けら
れている。リードスクリュウ11の一端はフレーム4上
の軸受により軸支され、リードスクリュウ11の他端は
フレーム4の背面側に取り付けられたステッピングモー
タ13のロータに結合されている。
【0020】14はヘッドキャリッジ8の移動方向をガ
イドするガイドシャフトで、リードスクリュウ11と平
行にA,B方向に延在するように設けられ、フレーム4
の平面4a上にネジ止めされた板バネ15に押圧されて
平面4a上に保持されている。
【0021】上記ステッピングモータ13によりリード
スクリュウ11が所定角度回動されると、ヘッドキャリ
ッジ8はリードスクリュウ11及びガイドシャフト14
にガイドされてリードスクリュウ11の回動角に応じた
距離だけA,B方向に移動する。そして、ヘッドキャリ
ッジ8は、磁気ヘッド6,7をディスクカートリッジ内
に収納された磁気ディスク(図示せず)の所望とするト
ラックに摺接させて磁気記録・再生を行うことができ
る。
【0022】また、フレーム4の下面には、制御回路を
有する基板(図示せず)が取り付けられている。さら
に、フレーム4の前側端部には、ディスク挿入口16を
有する前面ベゼル17が取り付けられている。尚、前面
ベゼル17の裏側には、ディスク挿入口16を内側から
閉塞するフラップ18が開閉方向に回動可能に設けられ
ている。
【0023】そして、ホルダ2の上面には、スライダ3
を付勢するダンパ機構21が配設されている。このダン
パ機構21は、ホルダ2の天板2a上面に回動自在に設
けられたダンパプレート22と、このダンパプレート2
2を付勢するトーションバネ23とよりなる。また、ダ
ンパ機構21は、後述するようにホルダ2がカートリッ
ジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装着位置への
移動初期にはスライダ3を移動方向と逆方向(B方向)
に付勢し、スライダ3が摺動する過程でダンパプレート
22が所定以上回動したときスライダ3を移動方向(A
方向)に付勢するように構成されている。
【0024】さらに、上記ダンパ機構21は、ホルダ2
の天板2a上面の空きスペースに設けられており、ホル
ダ2とユニット化して組み立てることができる。すなわ
ち、ホルダ2をフレーム4に組み込む前に予めホルダ2
の天板2a上面にダンパプレート22及びトーションバ
ネ23を取り付けることができる。
【0025】そのため、組み立て工程の作業効率がより
高められている。また、ダンパ機構21がダンパプレー
ト22とトーションバネ23から構成されているため、
従来のようにオイルダンパを用いた構成のものよりも製
造コストを安価に抑えることができる。
【0026】尚、スライダ3がホルダ2の下方で摺動す
るため、ホルダ2の上面に設けられたダンパ機構21
は、スライダ3の摺動動作を邪魔せず、ダンパプレート
22及びトーションバネ23がスライダ3と干渉するこ
ともない。また、従来のようにスライダ3の摺動範囲外
にオイルダンパを設けた構成のものに比してオイルダン
パの設置スペースが不要になる分、ディスク装置1の小
型化が図られている。
【0027】次に、上記のように構成された各主要部の
構成について個別に説明する。図3はホルダ2の平面
図、図4はフレーム4の平面図、図5はフレーム4の側
面図である。ホルダ2は、天板2aと、天板2aの両側
からディスクカートリッジを抱え込むように折曲された
カートリッジガイド部2b,2cとからなる。従って、
天板2aと両側のカートリッジガイド部2b,2cに囲
まれた空間がカートリッジ挿入部となる。
【0028】ホルダ2の天板2aには、ヘッドキャリッ
ジ8が移動するため開口2dが設けられ、開口2dの周
縁部がヘッドアーム10の両側より突出する突出部10
aに当接している。そのため、ホルダ2は昇降動作と共
にヘッドアーム10を回動させるようになっている。
【0029】さらに、ホルダ2の両側には、スライダ3
に係合する係合ピン2eが一対ずつ設けられ、ホルダ2
の両側中央にはフレーム4の側壁4b,4cに設けられ
たガイド溝4d,4eに嵌合してホルダ2の昇降動作を
ガイドするガイド部2f,2gが突出している。また、
ホルダ2の天板2aには、ダンパ機構21のダンパプレ
ート22を回動自在に支承する軸24と、トーションバ
ネ23の一端を掛止する掛止部25とが設けられてい
る。
【0030】スライダ3は、フレーム4の平面4aとホ
ルダ2との間に摺動可能に取り付けられており、U字状
の平板3aと、平板3aの両側より上方に折曲された側
面3b,3cと、側面3b,3cに設けられホルダ2の
係合ピン2fが嵌合する傾斜溝3dと、フレーム4の両
側面に突出する突部4bに係合する係合孔3eとを有す
る。さらに、スライダ3は前部右側に突出する突出片3
gを有し、この突出片3gにはイジェクト釦30が固着
される。また、スライダ3は一対のコイルスプリング3
1によりA方向に付勢されている。
【0031】スライダ3の傾斜溝3dには、ホルダ2の
係合ピン2fが嵌合しているため、スライダ3の摺動動
作により係合ピン2fが傾斜溝3dに沿って駆動され
る、そのため、スライダ3がA方向に摺動すると、ホル
ダ2はカートリッジ挿入・イジェクト位置に上昇し、ス
ライダ3がB方向に摺動すると、ホルダ2はカートリッ
ジ装着位置に下降する。
【0032】また、フレーム4の平面4a上には、ター
ンテーブル取付部4f,ヘッドキャリッジ取付部4g,
ラッチレバー取付部4h等が設けられている。図6はス
ライダ3を掛止するラッチ機構26の平面図である。こ
のラッチ機構26は、フレーム4の平面4a上に形成さ
れたラッチレバー取付部4hに設けられており、フレー
ム4の平面4a上に起立した軸(図示せず)に回動自在
に支承されたラッチレバー28と、ラッチレバー28よ
り起立する軸28dに嵌合しラッチレバー28をC方向
に回動付勢するトーションバネ29とより構成されてい
る。
【0033】ラッチレバー28は、ディスクカートリッ
ジのシャッタ(図示せず)を開閉するためのレバー部2
8aと、スライダ3の被掛止部3hを掛止する円弧状の
掛止部28bとを有する。また、トーションバネ29
は、一端29aがフレーム4の側壁4cに当接し、他端
29bがレバー部28aの側面に係合している。
【0034】ラッチレバー28は、ディスクカートリッ
ジがホルダ2に挿入されると共に、ディスクカートリッ
ジ前端に押圧されてD方向に回動する。そして、円弧状
の掛止部28bがスライダ3の被掛止部3hから離間す
ると、コイルスプリング31により付勢されているスラ
イダ3はA方向に摺動する。
【0035】このようにラッチレバー28が回動するこ
とにより、レバー部28aの先端28cがディスクカー
トリッジのシャッタ(図示せず)を開方向に押圧して磁
気ヘッド6,7が磁気ディスクに摺接できるようにす
る。また、イジェクト釦30がB方向に押圧されてスラ
イダ3が同方向に摺動すると、スライダ3の被掛止部3
hの側面に当接していた掛止部28bの掛止が解除され
るため、ラッチレバー28はトーションバネ29のバネ
力によりC方向に回動する。
【0036】図7はホルダ2に設けられたディスクカー
トリッジの誤挿入防止機構32を示す斜視図である。誤
挿入防止機構32は、ホルダ2の天板2aの切り起こし
33に取り付けられたトーションバネよりなる誤挿入防
止部材34と、ホルダ2の天板2aに形成されたストッ
パ溝35とよりなる。誤挿入防止部材34は一端34a
が、ホルダ2の天板2aに設けられた掛止部36に掛止
され、他端(支持部)34bが左方向に延在し、且つ他
端34bからA,B方向に曲げられて延在する腕部34
cを有する形状となっている。
【0037】誤挿入防止部材34の他端34bは、ディ
スクカートリッジが誤った向きでホルダ2に挿入された
場合に腕部34cがディスクカートリッジの挿入方向
(B方向)に変位するように支持している。図8は誤挿
入防止部材34の先端部34dがストッパ溝35に挿入
された状態を示す側面図である。
【0038】誤挿入防止部材34の腕部34cの先端に
設けられた先端部34dは、コ字状に曲げ加工されてお
り、ストッパ溝35の上下方向への離脱が防止されてい
る。そして、先端部34dは、ホルダ2の上面側から下
面側へ貫通するようにストッパ溝35に挿入されてい
る。そのため、挿入防止部材34は、ホルダ2内にディ
スクカートリッジが挿入された場合には、ディスクカー
トリッジの前端が必ず先端部34dに当接するように形
成されている。
【0039】また、ストッパ溝35はホルダ2の側方に
向かって開口するように形成されているため、ディスク
カートリッジが正しい向きでホルダ2内に挿入された場
合には、ディスクカートリッジの挿入方向に対して傾斜
した斜辺(図示せず)により誤挿入防止部材34の先端
部34dが右側に押圧されて誤挿入防止部材34の腕部
34cが右側(反時計方向)に回動する。従って、ディ
スクカートリッジの挿入動作と共に誤挿入防止部材34
の先端部34dが右側に回避動作してディスクカートリ
ッジの挿入動作が許容される。
【0040】このように、誤挿入防止機構32は、トー
ションバネよりなる誤挿入防止部材34をホルダ2に取
り付けるだけなので、組み立て作業が簡単であり、短時
間で取り付けることができる。また、誤挿入防止機構3
2は、誤挿入防止部材34とストッパ溝35からなる構
成であるので、従来のものよりも部品点数が削減されて
加工工程も容易であり、その分製造コストを安価に抑え
ることができる。
【0041】図9(A)はディスクカートリッジの挿入
前の状態を示す平面図、図9(B)はディスクカートリ
ッジが誤った向きで挿入された誤挿入状態を示す平面
図、図9(C)はディスクカートリッジが正しい向きで
挿入された正常挿入状態を示す平面図である。
【0042】図9(A)に示されるように、ディスクカ
ートリッジの挿入前、誤挿入防止部材34の腕部34c
は、ディスクカートリッジ挿入方向(A,B方向)に対
して角度θだけ傾いて延在するように設けられている。
さらに、誤挿入防止部材34の他端34bは、一端34
aに対してα1 の角度をなすように取り付けられてい
る。そして、誤挿入防止部材34の他端34bは、腕部
34cを時計方向に付勢して先端部34dをストッパ溝
35に押圧している。
【0043】次に上記構成とされた誤挿入防止機構32
の動作について説明する。図9(B)に示されるよう
に、ディスクカートリッジ37が間違った向きでホルダ
2内に挿入された場合には、ディスクカートリッジ37
の右コーナーに設けられた斜辺37aではなく直角に形
成された他のコーナー部分37bが誤挿入防止部材34
の先端部34dに当接するため、先端部34dがB方向
に押圧されることになる。その場合、A,B方向に延在
する誤挿入防止部材34の腕部34cがB方向の力を受
けることになり、ストッパ溝35の溝幅において同方向
に変位すると共に他端34bが時計方向に回動する。
【0044】これにより、誤挿入防止部材34の他端3
4bは、一端34aに対する角度がα2 (>α1 )とな
るように回動するため、腕部34cが反時計方向に回動
することが防止され、先端部34dがストッパ溝35内
に保持される。そのため、ディスクカートリッジ37を
それ以上B方向に押圧してもホルダ2内に挿入すること
ができず、ディスクカートリッジ37が誤った向きで挿
入されることが防止される。
【0045】また、ディスクカートリッジ37が左右方
向に傾いた状態でホルダ2に挿入された場合でも、上記
の如く誤挿入防止部材34の他端34bが反時計方向に
回動することにより、先端部34dが反時計方向に付勢
されてストッパ溝35に押圧されるため、誤挿入防止部
材34の腕部34cが撓むことが防止されて腕部34c
の反時計方向への回動が防止される。従って、ディスク
カートリッジ37がガタツキながらホルダ2に挿入され
ても、誤挿入防止部材34の先端部34dがストッパ溝
35内に保持されており、ディスクカートリッジ37の
誤挿入を確実に防止することができる。
【0046】ところが、図9(C)に示されるように、
ディスクカートリッジ37が正しいた向きでホルダ2内
に挿入された場合には、ディスクカートリッジ37の右
コーナーに設けられた斜辺37aが誤挿入防止部材34
の先端部34dに当接するため、先端部34dが右方向
に押圧されることになる。その場合、誤挿入防止部材3
4の腕部34cが右方向の力を受けて反時計方向へ回動
する。これにより、誤挿入防止部材34の先端部34d
は、ストッパ溝35に沿って反時計方向へ回動すると共
に、他端34bも反時計方向に回動する。
【0047】その結果、誤挿入防止部材34の他端34
bは、一端34aに対する角度がα 3 (<α1 )となる
ように回動するため、先端部34dがストッパ溝35の
右側に移動してディスクカートリッジ37の挿入空間か
ら離脱する。そのため、ディスクカートリッジ37は、
誤挿入防止部材34の先端部34dがストッパ溝35の
開口側へ回避動作することにより、挿入動作を妨げるも
のがなくなり、ホルダ2内にスムーズに挿入することが
できる。
【0048】図10は本発明の第2実施例を示す。尚、
図10はホルダ2に設けられたディスクカートリッジの
誤挿入防止機構38を示す斜視図である。誤挿入防止機
構38は、ホルダ2の天板2aの切り起こし33に取り
付けられたトーションバネよりなる誤挿入防止部材39
と、ホルダ2の天板2aに形成されたストッパ溝40と
よりなる。誤挿入防止部材39は一端39aが、ホルダ
2の天板2aに設けられた掛止部36に掛止され、他端
がA,B方向に延在する腕部39bを有する形状となっ
ている。
【0049】また、誤挿入防止部材39の腕部39bの
先端部39cは、下方に曲げられてストッパ溝40に挿
入されている。さらに、ストッパ溝40の左側端部のB
方向側には、上記誤挿入防止部材39の先端部39cを
掛止するためのくびれ部(掛止部)40aが設けられて
いる。従って、ディスクカートリッジ37が誤った向き
でホルダ2内に挿入された場合には、右側コーナーの斜
辺37aでなく他のコーナー部分37bが先端部39c
に当接するため、先端部39cはくびれ部40aに押圧
されて右方向への変位が規制される。
【0050】その結果、誤挿入防止部材39の腕部39
bは、回動できなくなり、それ以上ディスクカートリッ
ジをホルダ2内に挿入することが不可能となる。このよ
うに、誤挿入防止部材39の先端部39cがストッパ溝
40のくびれ部40aに押圧されることにより、ディス
クカートリッジが間違った向きでホルダ2内に挿入され
ることを確実に防止することができる。
【0051】また、ストッパ溝40はホルダ2の側方に
向かって開口するように形成されているため、ディスク
カートリッジ37が正しい向きでホルダ2内に挿入され
た場合には、ディスクカートリッジ37の挿入方向に対
して右側コーナーの傾斜した斜辺37aが誤挿入防止部
材39の先端部39cに当接する。これにより誤挿入防
止部材39は、先端部39cが右側に押圧されて誤挿入
防止部材39の腕部39bが右側(反時計方向)に回動
する。従って、ディスクカートリッジの挿入動作と共に
誤挿入防止部材39の先端部39cが右側に回避動作し
てディスクカートリッジの挿入動作が許容される。
【0052】図11(A)はディスクカートリッジの挿
入前の状態を示す平面図、図11(B)はディスクカー
トリッジが誤った向きで挿入された誤挿入状態を示す平
面図、図11(C)はディスクカートリッジが正しい向
きで挿入された正常挿入状態を示す平面図である。
【0053】図11(A)に示されるように、ディスク
カートリッジの挿入前、誤挿入防止部材39の腕部39
bは、ディスクカートリッジ挿入方向(A,B方向)に
対して角度θだけ傾いて延在するように設けられてい
る。さらに、誤挿入防止部材34の腕部39bは、一端
39aに対してβ1 の角度をなすように取り付けられて
いる。そして、誤挿入防止部材39の腕部39bは、先
端部39cを時計方向に付勢して先端部39cをストッ
パ溝40に押圧している。
【0054】次に上記構成とされた誤挿入防止機構38
の動作について説明する。図11(B)に示されるよう
に、ディスクカートリッジ37が間違った向きでホルダ
2内に挿入された場合には、ディスクカートリッジ37
の右コーナーに設けられた斜辺37aではなく直角に形
成された他のコーナー部分37bが誤挿入防止部材39
の先端部39cに当接するため、先端部39cがB方向
に押圧されることになる。その結果、誤挿入防止部材3
9の腕部39bがB方向の力を受けることになり、先端
部39cがストッパ溝40の溝幅において同方向に変位
すると共にストッパ溝40のくびれ部40aに押圧され
る。その際、誤挿入防止部材39の腕部39bが弓なり
に反るように撓む。
【0055】これにより、誤挿入防止部材39は腕部3
9bが反時計方向に回動することが防止され、先端部3
9cがストッパ溝40内に保持される。そのため、ディ
スクカートリッジ37をそれ以上B方向に押圧してもホ
ルダ2内に挿入することができず、ディスクカートリッ
ジ37が誤った向きで挿入されることが防止される。
【0056】また、ディスクカートリッジ37が左右方
向に傾いた状態でホルダ2に挿入された場合でも、上記
の如く誤挿入防止部材39の先端部39cがストッパ溝
40のくびれ部40aに掛止されることにより、誤挿入
防止部材39の腕部39bが反時計方向に回動すること
が防止される。従って、ディスクカートリッジ37がガ
タツキながらホルダ2に挿入されても、誤挿入防止部材
39の先端部39cがストッパ溝40内に保持されてお
り、ディスクカートリッジ37の誤挿入を確実に防止す
ることができる。
【0057】ところが、図11(C)に示されるよう
に、ディスクカートリッジ37が正しいた向きでホルダ
2内に挿入された場合には、ディスクカートリッジ37
の右コーナーに設けられた斜辺37aが誤挿入防止部材
39の先端部39cに当接するため、先端部39cが右
方向に押圧されることになる。その場合、誤挿入防止部
材39の腕部39bが右方向の力を受けて反時計方向へ
回動する。これにより、誤挿入防止部材39の先端部3
9cは、ストッパ溝35に沿って反時計方向へ回動す
る。
【0058】その結果、誤挿入防止部材39の腕部39
bは、一端39aに対する角度がβ 2 (>β1 )となる
ように回動するため、先端部39cがストッパ溝40の
右側に移動する。そのため、ディスクカートリッジ37
は、誤挿入防止部材39の先端部39cがストッパ溝4
0の開口側へ回避動作することにより、挿入動作を妨げ
るものがなくなり、ホルダ2内にスムーズに挿入するこ
とができる。
【0059】図12は本発明の第3実施例を示す。尚、
図12はホルダ2に設けられたディスクカートリッジの
誤挿入防止機構41を示す斜視図である。誤挿入防止機
構41は、ホルダ2の天板2aの切り起こし33に取り
付けられたトーションバネよりなる誤挿入防止部材42
と、ホルダ2の天板2aに形成されたストッパ溝43と
よりなる。誤挿入防止部材42は一端42aが、ホルダ
2の天板2aに設けられた掛止部36に掛止され、他端
(支持部)42bが左方向に延在し、且つ他端42bか
らA,B方向に曲げられて延在する腕部42cを有する
形状となっている。
【0060】誤挿入防止部材42の他端42bは、ディ
スクカートリッジ37が誤った向きでホルダ2に挿入さ
れた場合に腕部42cがディスクカートリッジ37の挿
入方向(B方向)に変位するように支持している。ま
た、誤挿入防止部材42の腕部42bの先端部42c
は、下方に曲げられてストッパ溝43に挿入されてい
る。さらに、ストッパ溝43の左側端部のB方向側に
は、上記誤挿入防止部材42の先端部42cを掛止する
ためのくびれ部(掛止部)43aが設けられている。従
って、ディスクカートリッジ37が誤った向きでホルダ
2内に挿入された場合には、右側コーナーの斜辺37a
でなく他のコーナー部分37bが先端部42cに当接す
るため、先端部42cはくびれ部43aに押圧されて右
方向への変位が規制される。
【0061】図13(A)はディスクカートリッジの挿
入前の状態を示す平面図、図13(B)はディスクカー
トリッジが誤った向きで挿入された誤挿入状態を示す平
面図、図13(C)はディスクカートリッジが正しい向
きで挿入された正常挿入状態を示す平面図である。
【0062】図13(A)に示されるように、ディスク
カートリッジの挿入前、誤挿入防止部材42の腕部42
cは、ディスクカートリッジ挿入方向(A,B方向)に
対して角度θだけ傾いて延在するように設けられてい
る。さらに、誤挿入防止部材42の他端42bは、一端
42aに対してα1 の角度をなすように取り付けられて
いる。そして、誤挿入防止部材42の他端42bは、腕
部42cを時計方向に付勢して先端部42dをストッパ
溝43に押圧している。
【0063】次に上記構成とされた誤挿入防止機構41
の動作について説明する。図13(B)に示されるよう
に、ディスクカートリッジ37が間違った向きでホルダ
2内に挿入された場合には、ディスクカートリッジ37
の右コーナーに設けられた斜辺37aではなく直角に形
成された他のコーナー部分37bが誤挿入防止部材42
の先端部42dに当接するため、先端部42dがB方向
に押圧されてストッパ溝43のくびれ部43aに当接す
る。その場合、A,B方向に延在する誤挿入防止部材4
2の腕部42cがB方向の力を受けることになり、スト
ッパ溝43の溝幅において同方向に変位すると共に他端
42bが時計方向に回動する。
【0064】これにより、誤挿入防止部材42の他端4
2bは、一端42aに対する角度がα2 (>α1 )とな
るように回動するため、腕部42cが反時計方向に回動
することが防止され、先端部42dがストッパ溝43の
くびれ部43aに保持される。そのため、ディスクカー
トリッジ37をそれ以上B方向に押圧してもホルダ2内
に挿入することができず、ディスクカートリッジ37が
誤った向きで挿入されることが防止される。
【0065】また、ディスクカートリッジ37が左右方
向に傾いた状態でホルダ2に挿入された場合でも、上記
の如く誤挿入防止部材42の他端42bが反時計方向に
回動することにより、先端部42dが反時計方向に付勢
されてストッパ溝43のくびれ部43aに掛止されるた
め、誤挿入防止部材42の腕部42cが撓むことが防止
されて腕部42cの反時計方向への回動が防止される。
従って、ディスクカートリッジ37がガタツキながらホ
ルダ2に挿入されても、誤挿入防止部材42の先端部4
2dがストッパ溝43のくびれ部43aに保持されてお
り、ディスクカートリッジ37の誤挿入を確実に防止す
ることができる。
【0066】ところが、図11(C)に示されるよう
に、ディスクカートリッジ37が正しい向きでホルダ2
内に挿入された場合には、ディスクカートリッジ37の
右コーナーに設けられた斜辺37aが誤挿入防止部材4
2の先端部42dに当接するため、先端部42dが右方
向に押圧されることになる。その場合、誤挿入防止部材
42の腕部42cが右方向の力を受けて反時計方向へ回
動する。これにより、誤挿入防止部材42の先端部42
dは、ストッパ溝43に沿って反時計方向へ回動すると
共に、他端42bも反時計方向に回動する。
【0067】その結果、誤挿入防止部材42の他端42
bは、一端42aに対する角度がα 3 (<α1 )となる
ように回動するため、先端部42dがストッパ溝43の
右側に移動してディスクカートリッジ37の挿入空間か
ら離脱する。そのため、ディスクカートリッジ37は、
誤挿入防止部材42の先端部42dがストッパ溝43の
開口側へ回避動作することにより、挿入動作を妨げるも
のがなくなり、ホルダ2内にスムーズに挿入することが
できる。
【0068】尚、上記実施例では、磁気ディスク装置を
例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の例え
ば光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置等にも適
用できるのは勿論である。また、上記実施例では、スラ
イダがホルダの下方を摺動する構成を一例として説明し
たが、これに限らず、例えばスライダがホルダの上方を
摺動する構成のものにも本発明を適用することができ
る。
【0069】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、ディスクカートリッジの斜辺に当接した場合のみ腕
部が回動してディスクカートリッジのホルダへの挿入を
許容する誤挿入防止部材に、ディスクカートリッジが誤
った向きでホルダに挿入された場合に腕部がディスクカ
ートリッジの挿入方向に変位するように支持する支持部
を設けることにより、部品点数の削減を図ると共に、デ
ィスクカートリッジの誤挿入を確実に防止することがで
きる。
【0070】また、請求項2の発明によれば、誤挿入防
止部材の腕部の先端が挿入されるストッパ溝に、ディス
クカートリッジが誤った向きでホルダに挿入された場合
に腕部の先端を掛止する掛止部を設けることにより、部
品点数の削減を図ると共に、ディスクカートリッジの誤
挿入を確実に防止することができる。
【0071】また、請求項3の発明によれば、誤挿入防
止部材にディスクカートリッジが誤った向きでホルダに
挿入された場合に腕部がディスクカートリッジの挿入方
向に変位するように支持する支持部を設けると共に、ス
トッパ溝にディスクカートリッジが誤った向きでホルダ
に挿入された場合に腕部の先端を掛止する掛止部を設け
ることにより、部品点数の削減を図ると共に、ディスク
カートリッジの誤挿入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスクカートリッジ誤挿入防止
機構の第1実施例が適用されたディスク装置の平面図で
ある。
【図2】ディスク装置の分解斜視図である。
【図3】ダンパ機構が取り付けられたホルダの平面図で
ある。
【図4】フレーム4の平面図である。
【図5】フレーム4の側面図である。
【図6】スライダを掛止するラッチ機構の平面図であ
る。
【図7】ホルダに設けられたディスクカートリッジの誤
挿入防止機構の第1実施例を示す斜視図である。
【図8】誤挿入防止部材の先端部がホルダのストッパ溝
に嵌合している状態を示す側面図である。
【図9】誤挿入防止機構の動作を説明するための平面図
である。
【図10】ホルダに設けられたディスクカートリッジの
誤挿入防止機構の第2実施例を示す斜視図である。
【図11】第2実施例の誤挿入防止機構の動作を説明す
るための平面図である。
【図12】ホルダに設けられたディスクカートリッジの
誤挿入防止機構の第3実施例を示す斜視図である。
【図13】第3実施例の誤挿入防止機構の動作を説明す
るための平面図である。
【図14】従来の誤挿入防止機構を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ホルダ 3 スライダ 4 フレーム 8 ヘッドキャリッジ 11 リードスクリュウ 13 ステッピングモータ 21 ダンパ機構 22 ダンパプレート 23 トーションバネ 26 ラッチ機構 28 ラッチレバー 32,38,41 誤挿入防止機構 34,39,42 誤挿入防止部材 34a,39a,42a 一端 34b,42b 他端 34c,39b,42c 腕部 34d,39c,42d 先端部 35,40,43 ストッパ溝 35a,43a くびれ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジの挿入方向に延在
    する腕部を有し、該ディスクカートリッジの斜辺に当接
    した場合のみ該腕部が回動して前記ディスクカートリッ
    ジのホルダへの挿入を許容し、前記ディスクカートリッ
    ジが他の向きで挿入された場合前記腕部の端部が回動せ
    ず前記ディスクカートリッジの挿入を防止する誤挿入防
    止部材と、 前記ホルダに設けられ、前記腕部の先端が回動可能に挿
    入されるストッパ溝と、からなり、 前記誤挿入防止部材に、前記ディスクカートリッジが誤
    った向きでホルダに挿入された場合に前記腕部がディス
    クカートリッジの挿入方向に変位するように支持する支
    持部を設けたことを特徴とするディスクカートリッジ誤
    挿入防止機構。
  2. 【請求項2】 ディスクカートリッジの挿入方向に延在
    する腕部を有し、該ディスクカートリッジの斜辺に当接
    した場合のみ該腕部が回動して前記ディスクカートリッ
    ジのホルダへの挿入を許容し、前記ディスクカートリッ
    ジが他の向きで挿入された場合前記腕部の端部が回動せ
    ず前記ディスクカートリッジの挿入を防止する誤挿入防
    止部材と、 前記ホルダに設けられ、前記腕部の先端が回動可能に挿
    入されるストッパ溝と、からなり、 前記ストッパ溝に、前記ディスクカートリッジが誤った
    向きでホルダに挿入された場合に前記腕部の先端を掛止
    する掛止部を設けたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジ誤挿入防止機構。
  3. 【請求項3】 ディスクカートリッジの挿入方向に延在
    する腕部を有し、該ディスクカートリッジの斜辺に当接
    した場合のみ該腕部が回動して前記ディスクカートリッ
    ジのホルダへの挿入を許容し、前記ディスクカートリッ
    ジが他の向きで挿入された場合前記腕部の端部が回動せ
    ず前記ディスクカートリッジの挿入を防止する誤挿入防
    止部材と、 前記ホルダに設けられ、前記腕部の先端が回動可能に挿
    入されるストッパ溝と、からなり、 前記誤挿入防止部材に、前記ディスクカートリッジが誤
    った向きでホルダに挿入された場合に前記腕部がディス
    クカートリッジの挿入方向に変位するように支持する支
    持部を設け、 前記ストッパ溝に、前記ディスクカートリッジが誤った
    向きでホルダに挿入された場合に前記腕部の先端を掛止
    する掛止部を設けたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジ誤挿入防止機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6118619A (en) * 1997-10-31 2000-09-12 Teac Corporation Recording-medium cartridge loading device

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