JPH0944908A - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク装置

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JPH0944908A
JPH0944908A JP7197336A JP19733695A JPH0944908A JP H0944908 A JPH0944908 A JP H0944908A JP 7197336 A JP7197336 A JP 7197336A JP 19733695 A JP19733695 A JP 19733695A JP H0944908 A JPH0944908 A JP H0944908A
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JP
Japan
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disc
area
signal
optical disk
reproducing
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Application number
JP7197336A
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English (en)
Inventor
Mamoru Shoji
衛 東海林
Takashi Ishida
隆 石田
Yuji Kumon
裕二 久門
Yoshito Aoki
芳人 青木
Hironori Deguchi
博紀 出口
Shunji Ohara
俊次 大原
Yoshiyuki Miyahashi
佳之 宮端
Shinichi Konishi
信一 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクを正規の向きとは逆向きに装着し
た際に、誤装着を認識する。 【構成】 ポリカーボネート等の基板2、5にそれぞれ
反射層3、4を蒸着し、接着層を介して反射層3、4が
対向するように貼り合わせ、円環状の透明な領域が欠け
ているラベル6を基板5に貼り付けた光ディスクを正規
の向きとは逆の向きに装着した際に、再生のための光ビ
ームが反射層4に到達し、反射信号を再生することによ
り、正規の向きとは逆向きに装着したことを認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に記録再生を行
う光ディスク装置および光ディスクに関するものであ
り、このうち特に光ディスクを正規の向きとは逆向きに
装着した際に誤装着を認識できる光ディスクの構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは持ち運び可能な大容
量可換媒体として、さらには製造コストが安価であるこ
とから特定の情報を短期間に多くのユーザに届ける配布
メディアとして注目されるようになり、盛んに開発が行
われている。一方でディスクの種類も今後ますます多岐
に渡ることが予想され、片面再生ディスク、両面再生デ
ィスク、片面2層再生ディスク等の様々なディスクを1
つの装置で再生することが望まれている。
【0003】このような状況において片面のみから再生
するディスクを正規の向きとは逆向きに装着した場合、
従来の光ディスク装置では例えば再生のためのレーザ光
の光ビームがラベルに当たって散乱し、反射信号が存在
しないことをもって、ディスクが正規の向きとは逆の向
きに装着されていると判断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら反射信号
の有無による従来の判断方法は、他の原因で動作しない
場合との差別化が明確ではなく、必ずしも誤装着の認識
において確実性があるとはいえなかった。
【0005】さらにユーザにとっては、両面から再生す
るディスクでは誤って再生したい面とは逆の向きに装着
した場合でも何らかの再生情報が得られて誤装着を認識
できるので、片面のみから再生するディスクにおいて
も、誤装着であることを確実に知る手段があれば、直ち
に誤装着であることが分かって時間の短縮になるととも
に、他の理由で再生できない場合との差別化が可能とな
る。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、光ディスクを正
規の向きとは逆向きに装着したときに、誤装着であるこ
とを確実に認識する光ディスク装置および光ディスクを
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ディスクは、反射膜が蒸着されたスパイラ
ルもしくは同心円状に形成された凹凸部を有し、光ビー
ムを前記凹凸部に照射した際の反射率の変化を利用して
情報信号を再生する光ディスクにおいて、再生面の反対
の面側に、前記再生面の反対の面側から光ビームを照射
した際に前記反射膜まで光が到達するような円環状の透
明な領域と、前記情報信号の内容を示すラベルもしくは
ピットアート領域を有し、前記円環状の透明な領域を前
記再生面に投影した領域には信号が記録されている。
【0008】また本発明の光ディスクは、円環状の透明
な領域を再生面に投影した領域には、再生面の反対側の
面であるという情報が記録されている。
【0009】さらに本発明の光ディスクは、再生面の反
対側の面であるという情報は、再生面の反対側の面から
再生できる構成になっている。
【0010】また本発明の光ディスクは、円環状の透明
な領域に文字および/または図形が記録されている。
【0011】また本発明の光ディスクは、反射膜が蒸着
されたスパイラルもしくは同心円状に形成された凹凸部
を有し、光ビームを前記凹凸部に照射した際の反射率の
変化を利用して情報信号を再生する光ディスクにおい
て、前記光ディスクの再生面の反対側の面にも反射膜を
有し、そこに再生面の反対側の面であるという情報が記
録されている。
【0012】また本発明の光ディスク装置は、反射膜が
蒸着されたスパイラルもしくは同心円状に形成された凹
凸部を有し、光ビームを前記凹凸部に照射した際の反射
率の変化を利用して情報信号を再生する光ディスクの再
生面の信号を、再生面とは反対の面側から読みとって、
反対面であることを識別する。
【0013】さらに本発明の光ディスクは、反射膜の蒸
着されたスパイラルもしくは同心円状に形成された凹凸
部を有し、光ビームを前記凹凸部に照射した際の反射率
の変化を利用して情報信号を再生する光ディスクにおい
て、再生面のセンターホール径と再生面の反対側の面の
センターホール径が異なる。
【0014】
【作用】本発明の光ディスクの上記した構成により、光
ディスクが正規の向きとは逆の向きに装着された際に、
半導体レーザから出力された光ビームが円環状の透明な
領域を通って反射膜まで到達し、反射膜上のスパイラ
ル、もしくは同心円状に形成された凹凸部の信号を再生
することによって光ディスクが正規の向きとは逆向きに
装着されていることを認識する。
【0015】また本発明の光ディスクの上記した構成に
より、光ディスクが正規の向きとは逆向きに装着された
際に、半導体レーザから出力された光ビームが円環状の
透明な領域を通って反射膜まで到達するとともに、一部
が前記透明な領域に記録された文字および/または図形
部分で遮断されることによって生じる再生波形の変化を
検出することによって光ディスクが正規の向きとは逆向
きに装着されていることを認識する。
【0016】また本発明の光ディスクの上記した構成に
より、光ディスクが正規の向きとは逆の向きに装着され
た際に、半導体レーザから出力された光ビームが、再生
面の反対側の面に存在する反射膜上のスパイラル、もし
くは同心円状に形成された凹凸部の信号を再生すること
によって光ディスクが正規の向きとは逆向きに装着され
ていることを認識する。
【0017】また本発明の光ディスクの上記した構成に
より、光ディスクを装着する際に、センターホール径の
違いを読み取ることによって光ディスクが正規の向きと
は逆向きに装着されていることを認識する。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例における光ディスクなら
びに光ディスク装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0019】図1に本発明の第1の実施例における光デ
ィスクの断面図を示す。図1において、1は光ディスク
を装着する際のセンターホール、2および5はポリカー
ボネート等のディスク基板、3および4はAl、Au等
の反射層、6は光ディスクに記録された情報信号の内容
等を示すラベル、7はラベルが円環状に欠けている透明
領域である。
【0020】また、8、9、10、11はディスクのボ
リューム構造を示しており、8は検索等でのオーバーヘ
ッドに対するマージンのためのリードイン領域、9はデ
ータに関する種々の情報を記録してある管理領域、10
はデータ領域、11は検索等でのオーバーヘッドに対す
るマージンのためのリードアウト領域である。
【0021】また12は透明領域7を再生面に投影した
領域であり、透明領域7とボリューム構造の位置関係を
明確にするために記してあり、本実施例では透明領域7
を再生面に投影した領域はリードイン領域8の一部もし
くは全部に対応する。
【0022】図1の光ディスクは、記録情報となるスパ
イラルもしくは同心円状に形成された凹凸部を有したほ
ぼ同じ厚さの透明な2枚のインジェクションされた基板
2、4に反射層3、4を蒸着し、蒸着面が対向するよう
に紫外線硬化樹脂等の接着層を介して貼り合わせて作成
する。なお、作成過程を分かりやすくするために図1で
は、反射層3と反射層4の間の接着層を省略してある。
【0023】なお、ラベル6を基板5に貼り付けている
ことから情報信号を再生するためのレーザ光は基板2の
側から照射するが、ここで反射層3を半透明膜にして、
反射層3から反射して戻ってくる光量と、反射層3を透
過して反射層4で反射し、再び反射層3を透過して戻っ
てくる光量がほぼ等しくなるように反射層3の透過率等
を調整することにより、再生パワーを変更することな
く、フォーカス位置を変えるでけで2層の情報信号を再
生することができる。
【0024】図2に本実施例における光ディスク装置の
ブロック図を示す。図2において21は図1の光ディス
ク、22はモータ、23は光学ヘッド、24は再生回
路、25はPLL回路、27はサーボ回路、29はプリ
アンプ、210はディスク向き認識回路、212は復調
・ECC回路である。
【0025】ディスクが正規の向きに装着されると、光
学ヘッド23はサーボ回路27によりディスク最内周に
移動し、リードイン領域8を再生する。光学ヘッド23
のレーザダイオードから出射した光ビームは例えば反射
層3で反射され、反射光に応じてフォトダイオードから
PIN電流28が出力される。PIN電流28はプリア
ンプ29でI/V変換、増幅等の処理を経て、出力信号
214がサーボ回路27に入力され、フォーカスサー
ボ、トラッキングサーボがかけられる。
【0026】プリアンプ29の出力信号214は一方で
再生回路24に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイ
ン・コントロール)、波形干渉を取り除く波形等化、2
値化、パルス信号に変換する整形等を経て、PLL回路
25に入力され、同期のとられた再生データ信号26が
出力される。
【0027】再生データ信号26は復調・ECC回路2
12に入力され、誤り訂正のなされた復調データ213
が出力される。
【0028】再生データ信号26は一方でディスク向き
認識回路210に入力されるが正規の向きに装着されて
いるときにはディスク向き認識信号211は出力され
ず、引き続き光学ヘッド23は管理領域9を再生し、デ
ィスクを制御するための、データに関する種々の情報を
読み込んだ後に、データ領域10の所望のトラックを再
生して、情報信号を得る。
【0029】次にディスクが正規の向きとは逆向きに装
着された場合について以下に説明する。
【0030】ディスクが正規の向きとは逆向きに装着さ
れると、光学ヘッド23はリードイン領域8を再生する
ためにサーボ回路27によりディスク最内周に移動す
る。しかしながら最内周では例えばラベルが貼り付けて
ある等の理由により反射光が戻ってこない場合があり、
このような場合にはサーボ回路27により光学ヘッド2
3を外周側に少しづつ移動させる。
【0031】光学ヘッド23が透明領域7とほぼ等しい
径まで移動すると、光学ヘッド23のレーザダイオード
から出射した光ビームは透明領域7を通ってディスク内
に進入し、反射層4で反射され、再び透明領域7を通っ
て戻ってきた反射光に応じてフォトダイオードからPI
N電流28が出力される。PIN電流28はプリアンプ
29でI/V変換、増幅等の処理を経て、サーボ回路2
7に入力され、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ
がかけられる。
【0032】プリアンプ29の出力信号は一方で再生回
路24に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイン・コ
ントロール)、波形干渉を取り除くための波形等化、2
値化、パルス信号に変換するための整形等を経て、PL
L回路25に入力され、同期のとられた再生データ信号
26が出力され、ディスク向き認識回路210に入力さ
れる。
【0033】ディスク向き認識回路210のブロック図
を図3に示す。図3において31はシンクパターン検出
手段、32はゲート、33はレジスタ、34はディスク
向き認識手段である。
【0034】ここで光ディスク21のリードイン領域8
には、逆側から再生したときに図4に示す信号が得られ
るように数10から数100トラックに渡って連続して
信号が記録されている。なお、本実施例において2つの
反射層3、4におけるリードイン領域の内容は同じであ
る。
【0035】図4においてSY、SYRは10ビットの
シンクパターンである。なおSYRはSYにおいて1、
0を反転したパターンであり、例えばSYが10000
00001であればSYRは0111111110とな
る。
【0036】また、DATAは記録データであり、P
0、P1、P2は4ビットの特殊パターンである。特殊
パターンについてもシンクパターンSYと同様に、P0
R、P1R、P2Rが存在し、例えばP0が1001で
あればP0Rは0110となる。ここで反転パターンは
データをNRZI記録することにより、例えばDATA
の最終ビットが0で終わればSYは1から始まり、DA
TAの最終ビットが1で終わればSYは0から始まるた
めに出現する。
【0037】図3において、シンクパターン検出手段3
1がシンクパターンSYもしくはSYRを検出すると、
ゲート32に信号35が入力されてゲートがオープン
し、シンクパターンに続く4ビット分がレジスタ33に
取り込まれる。ここでシンクパターンにおける0または
1の連続する数(本実施例では8個)は、シンクパター
ン以外のいかなるパターンもしくはデータ中にも存在し
ないとする。
【0038】レジスタ33に取り込まれたビットパター
ンはディスク向き認識手段34に入力されるが、このと
き正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されている
ならば、ディスク向き認識手段34に入力されるビット
パターンは特殊パターンであり、更にP0(P0R)、
P1(P1R)、P2(P2R)、P0(P0R)、P
1(P1R)・・・の順番になるので最大5つの特殊パ
ターンを取り込むとどこかに必ずP0(P0R)、P1
(P1R)、P2(P2R)の連続するパターンが現
れ、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識し、ディスク向き認識信号211が出力さ
れる。なお、ディスク向き認識手段34において特殊パ
ターンは既知である。
【0039】ディスク向き認識信号211が出力され
て、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識すると、例えば再生動作を中止してディス
クをイジェクトする。
【0040】なお、本実施例のシンクパターンSYまた
はSYRは10ビット中に8ビットの0または1の連続
するパターンであるので、どちらの面側から再生しても
検出が可能であるが、正規の向きにディスクが装着され
ているときは特殊パターンが検出できないので、前記し
たようにディスク向き認識信号211が出力されない。
【0041】以上の様に、再生面とは逆の面にラベルの
欠けた透明領域を設けることにより、透明領域を通して
再生面の反対側の面から再生面の信号を読むことが可能
となり、正規の向きとは逆の向きにディスクを装着した
際に誤装着を確実に認識することができる。
【0042】また本実施例のように透明領域を内側に設
けることにより、外側に設けた場合に比べて面ぶれ等の
影響が少なくなり安定して誤装着を識別できる。
【0043】なお、本実施例では透明領域7を再生面に
投影した領域12はリードイン領域8の一部または全部
に対応しているが、内側で信号が記録されているところ
であれば管理領域9もしくはその他の領域に対応してい
ても良い。
【0044】なお、本実施例では透明領域7は1本の円
環状になっているが、透明領域を通して再生面とは逆の
面から再生面の信号を再生するためであるならば、2本
以上の円環状の領域を設けても良く、また円環状でなく
ても良い。
【0045】なお、本実施例ではラベル6は透明領域7
の領域だけラベルが存在しないとしているが、透明領域
を有する一枚のラベルであっても良い。
【0046】なお、本実施例では基板2と基板5の厚み
をほぼ同じとしているが、基板5側から透明領域7を通
して反射層4を再生する際に、フォーカスサーボ、トラ
ッキングサーボがかかり、PLLで再生信号の同期がと
れるのであれば基板2と基板5の厚さが異なっていても
良い。
【0047】なお、本実施例ではシンクパターン検出手
段31がシンクパターンSYもしくはSYRを検出する
と、ゲート32に信号35が入力されてゲートがオープ
ンし、シンクパターンに続く4ビット分がレジスタ33
に取り込まれ、レジスタ33に取り込まれたデータはデ
ィスク向き認識手段34に入力され、ディスク向き認識
手段34が、正規の再生面から再生した信号と、正規の
面とは逆の面から再生した信号が、回転方向の違いによ
り再生する信号の順番が逆転することを利用して誤装着
であるかどうかを判断しているが、ある特定の同じ領域
を正規の面側から再生した信号と、逆の面側から再生し
た信号が異なり、一方もしくは両方の信号が既知である
ことを利用するものであれば、光ディスク装置がディス
ク向き認識回路210とは異なる認識手段を有していて
も良い。
【0048】なお本実施例では2枚の基板を貼り合わせ
る方法で作成した2層光ディスクについて述べたが、再
生面とは逆の面にラベルの欠けた透明領域を有する2層
ディスクであれば異なる方法で作成した2層ディスクで
あっても良い。
【0049】なお本実施例では再生面とは逆の面にラベ
ルの欠けた透明領域を有する2層ディスクについて述べ
たが、再生面とは逆の面にラベルの欠けた透明領域を有
する図9のような単層ディスクであっても良い。
【0050】ここで図9は単層ディスクの断面図であ
り、図9において、91は光ディスクを装着する際のセ
ンターホール、92および95はポリカーボネート等の
ディスク基板、93はAl、Au等の反射層、96は光
ディスクに記録された情報信号の内容等を示すラベル、
97はラベルが円環状に欠けている透明領域である。
【0051】また、98、99、910、911はディ
スクのボリューム構造を示しており、98は検索等での
オーバーヘッドに対するマージンのためのリードイン領
域、99はデータに関する種々の情報を記録してある管
理領域、910はデータ領域、911は検索等でのオー
バーヘッドに対するマージンのためのリードアウト領域
である。
【0052】また912は透明領域97を再生面に投影
した領域であり、透明領域97とボリューム構造の位置
関係を明確にするために記してあり、透明領域97を再
生面に投影した領域はリードイン領域98の一部もしく
は全部に対応する。
【0053】図9の光ディスクは、記録情報となるスパ
イラルもしくは同心円状に形成された凹凸部を有したイ
ンジェクションされた基板92に反射層93を蒸着し、
基板95を接着層を介して貼り合わせて作成する。な
お、作成過程を分かりやすくするために図9では、反射
層93と基板95の間の接着層を省略してある。
【0054】以下本発明の第2の実施例における光ディ
スクならびに光ディスク装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0055】図5に本発明の第2の実施例における光デ
ィスクの断面図を示す。図5において、51は光ディス
クを装着する際のセンターホール、52および55はポ
リカーボネート等のディスク基板、53および54はA
l、Au等の反射層、56は光ディスクに記録された情
報信号の内容等を示すラベル、57はラベルが円環状に
欠けている透明領域であり、透明領域の一部に光を遮断
するバーコードが印刷されている。
【0056】また、58、59、510、511はディ
スクのボリューム構造を示しており、58は検索等での
オーバーヘッドに対するマージンのためのリードイン領
域、59はデータに関する種々の情報を記録してある管
理領域、510はデータ領域、511は検索等でのオー
バーヘッドに対するマージンのためのリードアウト領域
である。また512は透明領域57を再生面に投影した
領域であり、透明領域57とボリューム構造の位置関係
を明確にするために記してあり、本実施例では透明領域
57を再生面に投影した領域はリードイン領域58の一
部もしくは全部に対応する。
【0057】図5の光ディスクは、記録情報となるスパ
イラルもしくは同心円状に形成された凹凸部を有したほ
ぼ同じ厚さの2枚のインジェクションされた基板52、
55に反射層53、54を蒸着し、蒸着面が対向するよ
うに紫外線硬化樹脂等の接着層を介して貼り合わせて作
成する。なお、作成過程を分かりやすくするために図5
では、反射層53と反射層54の間の接着層を省略して
ある。
【0058】なおラベル56を基板55に貼り付けてい
ることから情報信号を再生するためのレーザ光は基板5
2の側から照射するが、ここで反射層53を半透明膜に
して、反射層53から反射して戻ってくる光量と、反射
層53を透過して反射層54で反射し、再び反射層53
を透過して戻ってくる光量がほぼ等しくなるように反射
層53の透過率等を調整することによって、再生パワー
を変更することなく、フォーカス位置を変えるでけで2
層の情報信号を再生することができる。
【0059】図6に本実施例における光ディスク装置の
ブロック図を示す。図6において61は図5の光ディス
ク、62はモータ、63は光学ヘッド、64は再生回
路、65はPLL回路、67はサーボ回路、69はプリ
アンプ、610はパターン認識回路、612は復調・E
CC回路である。
【0060】ディスクが正規の向きに装着されると、光
学ヘッド63はサーボ回路67によりディスク最内周に
移動し、リードイン領域58を再生する。光学ヘッド6
3のレーザダイオードから出射した光ビームは例えば反
射層53で反射され、反射光に応じてフォトダイオード
からPIN電流68が出力される。PIN電流68はプ
リアンプ69でI/V変換、増幅等の処理を経て、出力
信号614がサーボ回路67に入力され、フォーカスサ
ーボ、トラッキングサーボがかけられる。
【0061】プリアンプ69の出力信号614は一方で
再生回路64に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイ
ン・コントロール)、波形干渉を取り除く波形等化、2
値化、パルス信号に変換する整形等を経て、PLL回路
65に入力され、同期のとられた再生データ信号66が
出力される。再生データ信号66は復調・ECC回路6
12に入力され、誤り訂正のなされた復調データ613
が出力される。
【0062】プリアンプ69の出力信号614は一方で
パターン認識回路610に入力される。パターン認識手
段610のブロック図を図7に示す。図7において71
は直流信号を交流信号に変換するコンデンサ、72は比
較器、73はパターン認識手段である。
【0063】以下で図8を用いてパターン認識回路61
0を説明する。今プリアンプ69の出力信号614の1
回転の時間に相当する信号を81とすると、信号81は
コンデンサ71、比較器72を経て信号81のピーク部
分を2値化した信号82が出力される。2値化信号82
はパターン認識手段73に入力され、1回転中の2値化
信号82の立ち下がり回数をカウントする。
【0064】ここで正規の向きに光ディスク51が装着
されている場合には、カウント数は0になるので、これ
により正規の向きにディスクが装着されていることを認
識する。
【0065】正規の向きにディスクが装着されているこ
とを認識すると、引き続き光学ヘッド63は管理領域5
9を再生し、ディスクを制御するための、データに関す
る種々の情報を読み込んだ後に、データ領域510の所
望のトラックを再生して、情報信号を得る。
【0066】次にディスクが正規の向きとは逆向きに装
着された場合について以下で説明する。
【0067】ディスクが正規の向きとは逆向きに装着さ
れると、光学ヘッド63はリードイン領域58を再生す
るためにサーボ回路67によりディスク最内周に移動す
る。しかしながら最内周では例えばラベルが貼り付けて
ある等の理由により反射光が戻ってこない場合があり、
このような場合にはサーボ回路67により光学ヘッド6
3を外周側に少しづつ移動させる。
【0068】光学ヘッド63が透明領域57とほぼ等し
い径まで移動すると、光学ヘッド63のレーザダイオー
ドから出射した光ビームは透明領域57を通ってディス
ク内に進入し、反射層54で反射され、再び透明領域5
7を通って戻ってきた反射光に応じてフォトダイオード
からPIN電流68が出力される。PIN電流68はプ
リアンプ69でI/V変換、増幅等の処理を経て、サー
ボ回路67に入力され、フォーカスサーボ、トラッキン
グサーボがかけられる。
【0069】プリアンプ69の出力信号614は一方で
パターン認識回路610に入力される。ここで図5にお
ける透明領域57には光を遮断するバーコードが印刷さ
れており、プリアンプ69の出力信号614の1回転の
時間に相当する信号として83のような信号が得られて
いるとする。ここでバーコードが印刷されている部分の
通過時間はフォーカスサーボ、トラッキングサーボに影
響を与えない程度の時間であり、隣合うバーコードの出
現する時間間隔も同様にサーボに影響を与えない程度の
時間間隔であるとする。
【0070】83に示すようにプリアンプ69の出力信
号614は透明領域77に印刷された2本のバーコード
により、1回転に2箇所信号が欠落した領域を有する。
信号83はコンデンサ71、比較器72を経て信号83
のピーク部分を2値化した信号84が出力される。
【0071】2値化信号84はパターン認識手段73に
入力され、1回転中の2値化信号84の立ち下がり回数
をカウントし、本実施例では2つの立ち下がりがカウン
トされる。ここで光ディスク51を正規の向きに装着し
たときのカウント数0と異なることにより、正規の向き
と逆の向きにディスクが装着されていることを認識し、
ディスク向き認識信号611が出力される。
【0072】ディスク向き認識信号611が出力され
て、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識すると、例えば再生動作を中止してディス
クをイジェクトする。
【0073】以上の様に、再生面とは逆の面にラベルの
欠けた透明領域を設け、透明領域にバーコード等の光を
遮断する印刷部分を設け、さらに印刷部分の光学ヘッド
63の通過時間、および隣合う印刷部分の出現時間間隔
を共にサーボに影響を与えない程度にすることにより、
正規の向きと逆向きにディスクを装着した際に、再生信
号のエンベロープを検出することにより、誤装着を認識
することができる。
【0074】また本実施例によれば透明領域を再生面に
投影した領域512には任意の信号が記録してあって良
いので、透明領域57の位置精度を実施例1と比較して
緩やかにすることができる。
【0075】なお、本実施例では透明領域57にバーコ
ードを印刷しているが、印刷部分の光学ヘッド63の通
過時間、および隣合う印刷部分の出現時間間隔がともに
サーボに影響を与えない程度であれば、バーコード以外
の文字および/または図形であっても良い。
【0076】なお、本実施例では透明領域57にバーコ
ードを印刷して再生信号のエンベロープを一部欠落させ
ているが、本実施例のように再生信号のエンベロープに
大きな変化を与えるものであれば特に印刷である必要は
なく例えば凹凸部を設けることによりエンベロープを一
部欠落させる構成であっても良く、さらに印刷部や凹凸
部は透明領域57から透明領域57を反射層54に投影
した領域におけるいかなる部分にあっても良い。
【0077】なお、本実施例では2値化信号84の立ち
下がり回数をカウントし、光ディスク51を正規の向き
とは逆向きに装着したときに2個の立ち下がりをカウン
トするが、前述のようにサーボに影響を与えない範囲に
おいて1回転中のカウント数、あるいは透明領域中の文
字および/または図形の個数はいくつでも良い。
【0078】なお、本実施例では2値化信号84の立ち
下がり回数をカウントし、光ディスク51を正規の向き
に装着したときには1つの立ち下がりもカウントしない
ことで正規の向きであると認識するが、正規の向きと逆
向きに装着した場合とのカウント数の差別化ができるの
であれば3個以下のように特定の数を設定しても良い。
【0079】特定の数を設定することにより、傷やノイ
ズによる誤ったカウントに対するマージンが大きくなり
より正規の向きの場合の認識が正確になる。
【0080】また本実施例のように透明領域を内側に設
けることにより、外側に設けた場合に比べて面ぶれ等の
影響が少なくなり安定して誤装着を識別できる。
【0081】なお、本実施例では透明領域57を再生面
に投影した領域512はリードイン領域58の一部また
は全部に対応しているが、ディスク内側であれば本領域
が管理領域59もしくはその他の領域に対応していても
良い。
【0082】なお、本実施例では透明領域57は1本の
円環状になっているが、透明領域を通して再生面とは逆
の面から反射層54にフォーカスサーボ、トラッキング
サーボをかけるためであれば、2本以上の円環状の領域
を設けても良く、また円環状でなくても良い。
【0083】なお、本実施例ではラベル56は透明領域
57の領域だけラベルが存在しないとしているが、透明
な領域を有する一枚のラベルであっても良い。
【0084】なお、本実施例では基板52と基板55の
厚みをほぼ同じとしているが、基板55側から透明領域
57を通して反射層54を再生する際に、フォーカスサ
ーボ、トラッキングサーボがかかるのであれば基板52
と基板55の厚さが異なっていても良い。
【0085】なお本実施例では2枚の基板を貼り合わせ
る方法で作成した2層光ディスクについて述べたが、再
生面とは逆の面にラベルの欠けた透明領域を有する2層
ディスクであれば異なる方法で作成した2層ディスクで
あっても良い。
【0086】なお本実施例では再生面とは逆の面にラベ
ルの欠けた透明領域を有する2層ディスクについて述べ
たが、再生面とは逆の面にラベルの欠けた透明領域を有
する図10のような単層ディスクであっても良い。
【0087】ここで図10は単層ディスクの断面図であ
り、図10において、101は光ディスクを装着する際
のセンターホール、102および105はポリカーボネ
ート等のディスク基板、103はAl、Au等の反射
層、106は光ディスクに記録された情報信号の内容等
を示すラベル、107はラベルが円環状に欠けている透
明領域である。
【0088】また、108、109、1010、101
1はディスクのボリューム構造を示しており、108は
検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのためのリ
ードイン領域、109はデータに関する種々の情報を記
録してある管理領域、1010はデータ領域、1011
は検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのための
リードアウト領域である。
【0089】また1012は透明領域107を再生面に
投影した領域であり、透明領域107とボリューム構造
の位置関係を明確にするために記してあり、透明領域1
07を再生面に投影した領域はリードイン領域108の
一部もしくは全部に対応する。
【0090】図10の光ディスクは、記録情報となるス
パイラルもしくは同心円状に形成された凹凸部を有した
インジェクションされた基板102に反射層103を蒸
着し、基板105を接着層を介して貼り合わせて作成す
る。なお、作成過程を分かりやすくするために図10で
は、反射層103と基板105の間の接着層を省略して
ある。
【0091】以下本発明の第3の実施例における光ディ
スクならびに光ディスク装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0092】図11に本発明の第3の実施例における光
ディスクの断面図を示す。図11において、111は光
ディスクを装着する際のセンターホール、112および
115はポリカーボネート等のディスク基板、113お
よび114はAl、Au等の反射層であり、反射層11
4は基板115の側から見たときに、光ディスクに記録
された情報信号の内容等を通常の情報信号とは異なる形
態の凹凸部の反射を利用して文字や図形が見えるように
したいわゆるピットアート116になっている。また1
17はピットアート116すなわち反射層114が円環
状に欠けている透明領域である。
【0093】また、118、119、1110、111
1はディスクのボリューム構造を示しており、118は
検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのためのリ
ードイン領域、119はデータに関する種々の情報を記
録してある管理領域、1110はデータ領域、1111
は検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのための
リードアウト領域である。また、1112は透明領域1
17を再生面に投影した領域であり、透明領域117と
ボリューム構造の位置関係を明確にするために記してあ
り、本実施例では透明領域117を再生面に投影した領
域はリードイン領域118の一部もしくは全部に対応す
る。
【0094】図11の光ディスクは、ほぼ同じ厚さの記
録情報となるスパイラルもしくは同心円状に形成された
凹凸部を有したインジェクション基板112と、ランダ
ムな凹凸部を有したインジェクション基板115に反射
層113、114を蒸着し、蒸着面が対向するように紫
外線硬化樹脂等の接着層を介して貼り合わせて作成す
る。ここで基板115に反射層を蒸着する際に透明領域
117の部分はマスクされている。また、作成過程を分
かりやすくするために図11では、反射層113と反射
層114の間の接着層を省略してある。
【0095】図2に本実施例における光ディスク装置の
ブロック図を示す。図2において21は図11の光ディ
スク、22はモータ、23は光学ヘッド、24は再生回
路、25はPLL回路、27はサーボ回路、29はプリ
アンプ、210はディスク向き認識回路、212は復調
・ECC回路である。
【0096】ディスクが正規の向きに装着されると、光
学ヘッド23はサーボ回路27によりディスク最内周に
移動し、リードイン領域118を再生する。光学ヘッド
23のレーザダイオードから出射した光ビームは反射層
113で反射され、反射光に応じてフォトダイオードか
らPIN電流28が出力される。PIN電流28はプリ
アンプ29でI/V変換、増幅等の処理を経て、出力信
号214がサーボ回路27に入力され、フォーカスサー
ボ、トラッキングサーボがかけられる。
【0097】プリアンプ29の出力信号214は一方で
再生回路24に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイ
ン・コントロール)、波形干渉を取り除く波形等化、2
値化、パルス信号に変換する整形等を経て、PLL回路
25に入力され、同期のとられた再生データ信号26が
出力される。
【0098】再生データ信号26は復調・ECC回路2
12に入力され、誤り訂正のなされた復調データ213
が出力される。
【0099】再生データ信号26は一方でディスク向き
認識回路210に入力されるが正規の向きに装着されて
いるときにはディスク向き認識信号211は出力され
ず、引き続き光学ヘッド23は管理領域119を再生
し、ディスクを制御するための、データに関する種々の
情報を読み込んだ後に、データ領域1110の所望のト
ラックを再生して、情報信号を得る。
【0100】次にディスクが正規の向きとは逆向きに装
着された場合について以下に説明する。
【0101】ディスクが正規の向きとは逆向きに装着さ
れると、光学ヘッド23はリードイン領域118を再生
するためにサーボ回路27によりディスク最内周に移動
する。しかしながら最内周では例えばピットアートが存
在する等の理由により反射光が戻ってこない場合があ
り、このような場合にはサーボ回路27により光学ヘッ
ド23を外周側に少しづつ移動させる。
【0102】光学ヘッド23が透明領域117とほぼ等
しい径まで移動すると、光学ヘッド23のレーザダイオ
ードから出射した光ビームは透明領域117を通ってデ
ィスク内に進入し、反射層113で反射され、再び透明
領域117を通って戻ってきた反射光に応じてフォトダ
イオードからPIN電流28が出力される。PIN電流
28はプリアンプ29でI/V変換、増幅等の処理を経
て、サーボ回路27に入力され、フォーカスサーボ、ト
ラッキングサーボがかけられる。
【0103】プリアンプ29の出力信号は一方で再生回
路24に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイン・コ
ントロール)、波形干渉を取り除くための波形等化、2
値化、パルス信号に変換するための整形等を経て、PL
L回路25に入力され、同期のとられた再生データ信号
26が出力され、ディスク向き認識回路210に入力さ
れる。
【0104】ディスク向き認識回路210のブロック図
を図3に示す。図3において31はシンクパターン検出
手段、32はゲート、33はレジスタ、34はディスク
向き認識手段である。
【0105】ここで光ディスク21のリードイン領域1
18には、逆側から再生したときに図4に示す信号が得
られるように数10から数100トラックに渡って連続
して信号が記録されている。
【0106】図4においてSY、SYRは10ビットの
シンクパターンである。なおSYRはSYにおいて1、
0を反転したパターンであり、例えばSYが10000
00001であればSYRは0111111110とな
る。
【0107】また、DATAは記録データであり、P
0、P1、P2は4ビットの特殊パターンである。特殊
パターンについてもシンクパターンSYと同様に、P0
R、P1R、P2Rが存在し、例えばP0が1001で
あればP0Rは0110となる。ここで反転パターンは
データをNRZI記録することにより、例えばDATA
の最終ビットが0で終わればSYは1から始まり、DA
TAの最終ビットが1で終わればSYは0から始まるた
めに出現する。
【0108】図3において、シンクパターン検出手段3
1がシンクパターンSYもしくはSYRを検出すると、
ゲート32に信号35が入力されてゲートがオープン
し、シンクパターンに続く4ビット分がレジスタ33に
取り込まれる。ここでシンクパターンにおける0または
1の連続する数(本実施例では8個)は、シンクパター
ン以外のいかなるパターンもしくはデータ中にも存在し
ないとする。
【0109】レジスタ33に取り込まれたビットパター
ンはディスク向き認識手段34に入力されるが、このと
き正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されている
ならば、ディスク向き認識手段34に入力されるビット
パターンは特殊パターンであり、更にP0(P0R)、
P1(P1R)、P2(P2R)、P0(P0R)、P
1(P1R)・・・の順番になるので最大5つの特殊パ
ターンを取り込むとどこかに必ずP0(P0R)、P1
(P1R)、P2(P2R)の連続するパターンが現
れ、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識し、ディスク向き認識信号211が出力さ
れる。なお、ディスク向き認識手段34において特殊パ
ターンは既知である。
【0110】ディスク向き認識信号211が出力され
て、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識すると、例えば再生動作を中止してディス
クをイジェクトする。
【0111】なお、本実施例のシンクパターンSYまた
はSYRは10ビット中に8ビットの0または1の連続
するパターンであるので、どちらの面側から再生しても
検出が可能であるが、正規の向きにディスクが装着され
ているときは特殊パターンが検出できないので、前記し
たようにディスク向き認識信号211が出力されない。
【0112】以上の様に、再生面とは逆の面にピットア
ートの欠けた透明領域を設けることにより、透明領域を
通して再生面とは逆の面から再生面の信号を読むことが
可能となり、正規の向きとは逆の向きにディスクを装着
した際に誤装着を確実に認識することができる。
【0113】また本実施例のようにピットアートの欠け
た透明領域を設けることにより、ラベルの欠けた透明領
域を設けた場合と比較して以下に述べるような効果があ
る。
【0114】図15は再生面が1個である単層ディスク
においてピットアートの欠けた透明領域を有するディス
クとラベルの欠けた透明領域を有するディスクを比較す
るための図であり、図15(a)はラベルを有するディ
スクの断面図の一部、図15(b)はピットアートを有
するディスクの断面図の一部である。
【0115】図15において、151は再生面を有する
基板、152はラベル158を有するディスクにおける
貼り合わせ基板、1512はピットアート159を有す
るディスクにおける貼り合わせ基板、153は基板15
1に蒸着する反射層、154は2枚の基板を貼り合わせ
る際の接着層、1510は反射層153において、貼り
合わせ側から透明領域を通過して再生するための信号を
記録してある認識信号領域1510である。
【0116】また、光ビーム155と光ビーム156は
認識信号領域1510を貼り合わせ側から再生する際の
光ビームの限界位置を示してあり、光ビームが光ビーム
155と光ビーム156の間にあれば認識信号領域15
10を再生することができる。
【0117】図15より、基板152と基板1512の
厚さが同程度、もしくは基板152の方が基板1512
よりも厚ければ、光ビームの出射角1511の影響を受
けて図15(b)のピットアート159を有するディス
クの方が図15(a)のラベルを有するディスクよりも
透明領域幅を小さくすることができ、それだけディスク
の様々な情報を記した面(ここではピットアート15
9)を増やすことができる。
【0118】さらに出射角1511は光学ヘッドの半導
体レーザの波長や対物レンズのNAによって変化するの
で、図15(a)のラベルを有するディスクでは再生互
換を行うタイプの異なる光ディスク装置の光学ヘッドに
おけるこれらの変化分を見越して透明領域幅を設計する
必要があるが、図15(b)のピットアートを有するデ
ィスクではピットアート159と反射層153が近接し
ているので前記変化分が小さいので設計が簡単である。
【0119】また図15(a)のラベルを有するディス
クでは、ラベル158を貼り付ける際にも精度が要求さ
れる、もしくは貼り付け誤差を見越して透明領域幅を設
計する必要があるが、図15(b)のピットアートを有
するディスクでは、原理的にはピットアートの作成方法
は再生面の作成方法と同じなので精度良く、簡単に作成
することができる。
【0120】また本実施例のように透明領域を内側に設
けることにより、外側に設けた場合に比べて面ぶれ等の
影響が少なくなり安定して誤装着を識別できる。
【0121】なお、本実施例では透明領域117を再生
面に投影した領域1112はリードイン領域118の一
部または全部に対応しているが、内側で信号が記録され
ているところであれば管理領域119もしくはその他の
領域に対応していても良い。
【0122】なお、本実施例では透明領域117は1本
の円環状になっているが、透明領域を通して再生面とは
逆の面から再生面の信号を再生するためであるならば、
2本以上の円環状の領域を設けても良く、また円環状で
なくても良い。
【0123】なお、本実施例では基板112と基板11
5の厚みをほぼ同じとしているが、基板115側から透
明領域117を通して反射層113を再生する際に、フ
ォーカスサーボ、トラッキングサーボがかかり、PLL
で再生信号の同期がとれるのであれば基板112と基板
115の厚さが異なっていても良い。
【0124】なお、本実施例ではシンクパターン検出手
段31がシンクパターンSYもしくはSYRを検出する
と、ゲート32に信号35が入力されてゲートがオープ
ンし、シンクパターンに続く4ビット分がレジスタ33
に取り込まれ、レジスタ33に取り込まれたデータはデ
ィスク向き認識手段34に入力され、ディスク向き認識
手段34が、正規の再生面から再生した信号と、正規の
面とは逆の面から再生した信号が、回転方向の違いによ
り再生する信号の順番が逆転することを利用して誤装着
であるかどうかを判断しているが、ある特定の同じ領域
を正規の面側から再生した信号と、逆の面側から再生し
た信号が異なり、一方もしくは両方の信号が既知である
ことを利用するものであれば、光ディスク装置がディス
ク向き認識回路210とは異なる認識手段を有していて
も良い。
【0125】なお本実施例では2枚の基板を貼り合わせ
る方法で作成した光ディスクについて述べたが、再生面
とは逆の面にピットアートの欠けた透明領域を有する光
ディスクであれば異なる方法で作成した光ディスクであ
っても良い。
【0126】以下本発明の第4の実施例における光ディ
スクならびに光ディスク装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0127】図12に本発明の第4の実施例における光
ディスクの断面図を示す。図12において、121は光
ディスクを装着する際のセンターホール、122および
125はポリカーボネート等のディスク基板、123お
よび124はAl、Au等の反射層であり、反射層12
4は基板125の側から見たときに、光ディスクに記録
された情報信号の内容等を凹凸部の反射を利用して文字
や図形が見えるようにしたいわゆるピットアート126
になっている。また127はピットアート126が円環
状に欠けている透明領域であり、透明領域の一部に光を
遮断するバーコードが印刷されている。
【0128】また、128、129、1210、121
1はディスクのボリューム構造を示しており、128は
検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのためのリ
ードイン領域、129はデータに関する種々の情報を記
録してある管理領域、1210はデータ領域、1211
は検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのための
リードアウト領域である。また1212は透明領域12
7を再生面に投影した領域であり、透明領域127とボ
リューム構造の位置関係を明確にするために記してあ
り、本実施例では透明領域127を再生面に投影した領
域はリードイン領域128の一部もしくは全部に対応す
る。
【0129】図12の光ディスクは、ほぼ同じ厚さの記
録情報となるスパイラルもしくは同心円状に形成された
凹凸部を有したインジェクション基板122と、ランダ
ムな凹凸部を有したインジェクション基板125に反射
層123、124を蒸着し、蒸着面が対向するように紫
外線硬化樹脂等の接着層を介して貼り合わせて作成す
る。ここで基板125に反射層を蒸着する際に透明領域
127の部分はマスクされている。また作成過程を分か
りやすくするために図12では、反射層123と反射層
124の間の接着層を省略してある。
【0130】図6に本実施例における光ディスク装置の
ブロック図を示す。図6において61は図12の光ディ
スク、62はモータ、63は光学ヘッド、64は再生回
路、65はPLL回路、67はサーボ回路、69はプリ
アンプ、610はパターン認識回路、612は復調・E
CC回路である。
【0131】ディスクが正規の向きに装着されると、光
学ヘッド63はサーボ回路67によりディスク最内周に
移動し、リードイン領域128を再生する。光学ヘッド
63のレーザダイオードから出射した光ビームは反射層
123で反射され、反射光に応じてフォトダイオードか
らPIN電流68が出力される。PIN電流68はプリ
アンプ69でI/V変換、増幅等の処理を経て、出力信
号614がサーボ回路67に入力され、フォーカスサー
ボ、トラッキングサーボがかけられる。
【0132】プリアンプ69の出力信号614は一方で
再生回路64に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイ
ン・コントロール)、波形干渉を取り除く波形等化、2
値化、パルス信号に変換する整形等を経て、PLL回路
65に入力され、同期のとられた再生データ信号66が
出力される。再生データ信号66は復調・ECC回路6
12に入力され、誤り訂正のなされた復調データ613
が出力される。
【0133】プリアンプ69の出力信号614は一方で
パターン認識回路610に入力される。パターン認識回
路610のブロック図を図7に示す。図7において71
は直流信号を交流信号に変換するコンデンサ、72は比
較器、73はパターン認識手段である。
【0134】以下で図8を用いてパターン認識回路61
0を説明する。今プリアンプ69の出力信号614の1
回転の時間に相当する信号を81とすると、信号81は
コンデンサ71、比較器72を経て信号81のピーク部
分を2値化した信号82が出力される。2値化信号82
はパターン認識手段73に入力され、1回転中の2値化
信号82の立ち下がり回数をカウントする。
【0135】ここで正規の向きに光ディスク51が装着
されている場合には、カウント数は0になるので、これ
により正規の向きにディスクが装着されていることを認
識する。
【0136】正規の向きにディスクが装着されているこ
とを認識すると、引き続き光学ヘッド63は管理領域1
29を再生し、ディスクを制御するための、データに関
する種々の情報を読み込んだ後に、データ領域1210
の所望のトラックを再生して、情報信号を得る。
【0137】次にディスクが正規の向きとは逆向きに装
着された場合について以下で説明する。
【0138】ディスクが正規の向きとは逆向きに装着さ
れると、光学ヘッド63はリードイン領域128を再生
するためにサーボ回路67によりディスク最内周に移動
する。しかしながら最内周では例えばラベルが貼り付け
てある等の理由により反射光が戻ってこない場合があ
り、このような場合にはサーボ回路67により光学ヘッ
ド63を外周側に少しづつ移動させる。
【0139】光学ヘッド63が透明領域127とほぼ等
しい径まで移動すると、光学ヘッド63のレーザダイオ
ードから出射した光ビームは透明領域127を通ってデ
ィスク内に進入し、反射層123で反射され、再び透明
領域127を通って戻ってきた反射光に応じてフォトダ
イオードからPIN電流68が出力される。PIN電流
68はプリアンプ69でI/V変換、増幅等の処理を経
て、サーボ回路67に入力され、フォーカスサーボ、ト
ラッキングサーボがかけられる。
【0140】プリアンプ69の出力信号614は一方で
パターン認識回路610に入力される。ここで図12に
おける透明領域127には光を遮断するバーコードが印
刷されており、プリアンプ69の出力信号614の1回
転の時間に相当する信号として83のような信号が得ら
れているとする。ここでバーコードが印刷されている部
分の通過時間はフォーカスサーボ、トラッキングサーボ
に影響を与えない程度の時間であり、隣合うバーコード
の出現する時間間隔も同様にサーボに影響を与えない程
度の時間間隔であるとする。
【0141】83に示すようにプリアンプ69の出力信
号614は透明領域127に印刷された2本のバーコー
ドにより、1回転に2箇所信号が欠落した領域を有す
る。信号83はコンデンサ71、比較器72を経て信号
83のピーク部分を2値化した信号84が出力される。
【0142】2値化信号84はパターン認識手段73に
入力され、1回転中の2値化信号84の立ち下がり回数
をカウントし、本実施例では2つの立ち下がりがカウン
トされる。ここで光ディスク61を正規の向きに装着し
たときのカウント数0と異なることにより、正規の向き
と逆の向きにディスクが装着されていることを認識し、
ディスク向き認識信号611が出力される。
【0143】以上の様に、再生面とは逆の面にピットア
ートの欠けた透明領域を設け、透明領域にバーコード等
の光を遮断する印刷部分を設け、さらに印刷部分の光学
ヘッド63の通過時間、および隣合う印刷部分の出現時
間間隔を共にサーボに影響を与えない程度にすることに
より、正規の向きと逆向きにディスクを装着した際に、
再生信号のエンベロープを検出することにより、誤装着
を認識することができる。
【0144】また本実施例のピットアートの欠けた透明
領域の作成方法は原理的に再生面の作成方法と同じなの
で、第2に実施例のラベルを貼り付ける場合と較べて精
度良く、簡単に作成することができる。
【0145】さらに、透明領域におけるバーコード等の
光を遮断する印刷部分がディスク内部にあることで剥が
れないという効果がある。
【0146】また本実施例によれば透明領域を再生面に
投影した領域1212には任意の信号が記録してあって
良いので、透明領域127の位置精度を実施例3と比較
して緩やかにすることができる。
【0147】なお、本実施例では透明領域127にバー
コードを印刷しているが、印刷部分の光学ヘッド63の
通過時間、および隣合う印刷部分の出現時間間隔がとも
にサーボに影響を与えない程度であれば、バーコード以
外の文字および/または図形であっても良い。
【0148】なお、本実施例では透明領域127にバー
コードを印刷して再生信号のエンベロープを一部欠落さ
せているが、本実施例のように再生信号のエンベロープ
に大きな変化を与えるものであれば特に印刷である必要
はなく例えば凹凸部や蒸着部を設けることによりエンベ
ロープを一部欠落させる構成であっても良く、さらに印
刷部や蒸着部や凹凸部は透明領域127を基板125に
垂直に投影した領域におけるいかなる部分にあっても良
い。
【0149】なお、本実施例では2値化信号83の立ち
下がり回数をカウントし、光ディスク51を正規の向き
とは逆向きに装着したときに2個の立ち下がりをカウン
トするが、前述のようにサーボに影響を与えない範囲に
おいて1回転中のカウント数、あるいは透明領域中の文
字および/または図形の個数はいくつでも良い。
【0150】なお、本実施例では2値化信号83の立ち
下がり回数をカウントし、光ディスク51を正規の向き
に装着したときには1つの立ち下がりもカウントしない
ことで正規の向きであると認識するが、正規の向きと逆
向きに装着した場合とのカウント数の差別化ができるの
であれば3個以下のように特定の数を設定しても良い。
【0151】特定の数を設定することにより、傷やノイ
ズによる誤ったカウントに対するマージンが大きくなり
より正規の向きの場合の認識が正確になる。
【0152】また本実施例のように透明領域を内側に設
けることにより、外側に設けた場合に比べて面ぶれ等の
影響が少なくなり安定して誤装着を識別できる。
【0153】なお、本実施例では透明領域127を再生
面に投影した領域1212はリードイン領域128の一
部または全部に対応しているが、ディスク内側であれば
本領域が管理領域129もしくはその他の領域に対応し
ていても良い。
【0154】なお、本実施例では透明領域127は1本
の円環状になっているが、透明領域を通して再生面とは
逆の面から反射層123にフォーカスサーボ、トラッキ
ングサーボをかけるためであれば、2本以上の円環状の
領域を設けても良く、また円環状でなくても良い。
【0155】なお、本実施例では基板122と基板12
5の厚みをほぼ同じとしているが、基板125側から透
明領域127を通して反射層123を再生する際に、フ
ォーカスサーボ、トラッキングサーボがかかるのであれ
ば基板122と基板125の厚さが異なっていても良
い。
【0156】なお本実施例では2枚の基板を貼り合わせ
る方法で作成した光ディスクについて述べたが、再生面
とは逆の面にピットアートの欠けた透明領域を有する光
ディスクであれば異なる方法で作成した光ディスクであ
っても良い。
【0157】以下本発明の第5の実施例における光ディ
スクならびに光ディスク装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0158】図16に本発明の第5の実施例における光
ディスクの断面図を示す。図16において、161は光
ディスクを装着する際のセンターホール、162および
165はポリカーボネート等のディスク基板、163お
よび164はAl、Au等の反射層であり、反射層16
4は基板165の側から見たときに、光ディスクに記録
された情報信号の内容等を凹凸部の反射を利用して文字
や図形が見えるようにしたいわゆるピットアート166
になっている。また167はスパイラルもしくは同心円
状に信号が記録されている領域であり、その部分にはピ
ットアートは存在しない。
【0159】また、168、169、1610、161
1はディスクのボリューム構造を示しており、168は
検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのためのリ
ードイン領域、169はデータに関する種々の情報を記
録してある管理領域、1610はデータ領域、1611
は検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのための
リードアウト領域である。また、1612は信号記録領
域167を再生面に投影した領域であり、信号記録領域
167とボリューム構造の位置関係を明確にするために
記してあり、本実施例では信号記録領域167を再生面
に投影した領域はリードイン領域168の一部もしくは
全部に対応する。
【0160】図16の光ディスクは、ほぼ同じ厚さの記
録情報となるスパイラルもしくは同心円状に形成された
凹凸部を有したインジェクション基板162と、一部信
号領域であるスパイラルもしくは同心円状に形成された
凹凸部を含むランダムな凹凸部を有したインジェクショ
ン基板165に反射層163、164を蒸着し、蒸着面
が対向するように紫外線硬化樹脂等の接着層を介して貼
り合わせて作成する。また、作成過程を分かりやすくす
るために図16では、反射層163と反射層164の間
の接着層を省略してある。
【0161】図2に本実施例における光ディスク装置の
ブロック図を示す。図2において21は図16の光ディ
スク、22はモータ、23は光学ヘッド、24は再生回
路、25はPLL回路、27はサーボ回路、29はプリ
アンプ、210はディスク向き認識回路、212は復調
・ECC回路である。
【0162】ディスクが正規の向きに装着されると、光
学ヘッド23はサーボ回路27によりディスク最内周に
移動し、リードイン領域168を再生する。光学ヘッド
23のレーザダイオードから出射した光ビームは反射層
163で反射され、反射光に応じてフォトダイオードか
らPIN電流28が出力される。PIN電流28はプリ
アンプ29でI/V変換、増幅等の処理を経て、出力信
号214がサーボ回路27に入力され、フォーカスサー
ボ、トラッキングサーボがかけられる。
【0163】プリアンプ29の出力信号214は一方で
再生回路24に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイ
ン・コントロール)、波形干渉を取り除く波形等化、2
値化、パルス信号に変換する整形等を経て、PLL回路
25に入力され、同期のとられた再生データ信号26が
出力される。
【0164】再生データ信号26は復調・ECC回路2
12に入力され、誤り訂正のなされた復調データ213
が出力される。
【0165】再生データ信号26は一方でディスク向き
認識回路210に入力されるが正規の向きに装着されて
いるときにはディスク向き認識信号211は出力され
ず、引き続き光学ヘッド23は管理領域169を再生
し、ディスクを制御するための、データに関する種々の
情報を読み込んだ後に、データ領域1610の所望のト
ラックを再生して、情報信号を得る。
【0166】次にディスクが正規の向きとは逆向きに装
着された場合について以下に説明する。
【0167】ディスクが正規の向きとは逆向きに装着さ
れると、光学ヘッド23はリードイン領域168を再生
するためにサーボ回路27によりディスク最内周に移動
する。しかしながら最内周では例えばピットアートが存
在する等の理由により反射光が戻ってこない場合があ
り、このような場合にはサーボ回路27により光学ヘッ
ド23を外周側に少しづつ移動させる。
【0168】光学ヘッド23が信号記録領域領域167
とほぼ等しい径まで移動すると、光学ヘッド23のレー
ザダイオードから出射した光ビームは反射層163で反
射され、反射光に応じてフォトダイオードからPIN電
流28が出力される。PIN電流28はプリアンプ29
でI/V変換、増幅等の処理を経て、サーボ回路27に
入力され、フォーカスサーボ、トラッキングサーボがか
けられる。
【0169】プリアンプ29の出力信号は一方で再生回
路24に入力され、増幅、AGC(オート・ゲイン・コ
ントロール)、波形干渉を取り除くための波形等化、2
値化、パルス信号に変換するための整形等を経て、PL
L回路25に入力され、同期のとられた再生データ信号
26が出力され、ディスク向き認識回路210に入力さ
れる。
【0170】ディスク向き認識回路210のブロック図
を図3に示す。図3において31はシンクパターン検出
手段、32はゲート、33はレジスタ、34はディスク
向き認識手段である。
【0171】ここで信号記録領域167には、逆側から
再生したときに図4に示す信号が得られるように数10
から数100トラックに渡って連続して信号が記録され
ている。なお本実施例では信号記録領域167を再生面
に投影した領域1612にも同様の信号が記録されてい
るとする。
【0172】図4においてSY、SYRは10ビットの
シンクパターンである。なおSYRはSYにおいて1、
0を反転したパターンであり、例えばSYが10000
00001であればSYRは0111111110とな
る。
【0173】また、DATAは記録データであり、P
0、P1、P2は4ビットの特殊パターンである。特殊
パターンについてもシンクパターンSYと同様に、P0
R、P1R、P2Rが存在し、例えばP0が1001で
あればP0Rは0110となる。ここで反転パターンは
データをNRZI記録することにより、例えばDATA
の最終ビットが0で終わればSYは1から始まり、DA
TAの最終ビットが1で終わればSYは0から始まるた
めに出現する。
【0174】図3において、シンクパターン検出手段3
1がシンクパターンSYもしくはSYRを検出すると、
ゲート32に信号35が入力されてゲートがオープン
し、シンクパターンに続く4ビット分がレジスタ33に
取り込まれる。ここでシンクパターンにおける0または
1の連続する数(本実施例では8個)は、シンクパター
ン以外のいかなるパターンもしくはデータ中にも存在し
ないとする。
【0175】レジスタ33に取り込まれたビットパター
ンはディスク向き認識手段34に入力されるが、このと
き正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されている
ならば、ディスク向き認識手段34に入力されるビット
パターンは特殊パターンであり、更にP0(P0R)、
P1(P1R)、P2(P2R)、P0(P0R)、P
1(P1R)・・・の順番になるので最大5つの特殊パ
ターンを取り込むとどこかに必ずP0(P0R)、P1
(P1R)、P2(P2R)の連続するパターンが現
れ、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識し、ディスク向き認識信号211が出力さ
れる。なお、ディスク向き認識手段34において特殊パ
ターンは既知である。
【0176】ディスク向き認識信号211が出力され
て、正規の向きとは逆の向きにディスクが装着されてい
ることを認識すると、例えば再生動作を中止してディス
クをイジェクトする。
【0177】なお、本実施例のシンクパターンSYまた
はSYRは10ビット中に8ビットの0または1の連続
するパターンであるので、どちらの面側から再生しても
検出が可能であるが、正規の向きにディスクが装着され
ているときは特殊パターンが検出できないので、前記し
たようにディスク向き認識信号211が出力されない。
【0178】なお、本実施例では信号記録領域167を
再生面に投影した領域1612に信号記録領域167と
同様の信号が記録されているが、正規の向きとは逆向き
に装着した際の誤装着が認識できるのであれば、領域1
612に同様の信号が記録されていなくても良い。
【0179】以上の様に、再生面の反対側の面のピット
アートの領域に信号の記録された領域を設けることによ
り、再生面とは逆の面から信号を読むことが可能とな
り、正規の向きとは逆の向きにディスクを装着した際に
誤装着を確実に認識することができる。
【0180】また本実施例のように信号記録領域167
を内側に設けることにより、外側に設けた場合に比べて
面ぶれ等の影響が少なくなり安定して誤装着を識別でき
る。
【0181】なお、本実施例では信号の記録されている
領域167は1本の円環状になっているが、2本以上の
円環状の領域を設けても良い。
【0182】なお、本実施例では基板112と基板11
5の厚みをほぼ同じとしているが、両者の厚さが異なっ
ていても良い。
【0183】なお、本実施例ではシンクパターン検出手
段31がシンクパターンSYもしくはSYRを検出する
と、ゲート32に信号35が入力されてゲートがオープ
ンし、シンクパターンに続く4ビット分がレジスタ33
に取り込まれ、レジスタ33に取り込まれたデータはデ
ィスク向き認識手段34に入力され、ディスク向き認識
手段34が、正規の再生面から再生した信号と、正規の
面とは逆の面から再生した信号が、回転方向の違いによ
り再生する信号の順番が逆転することを利用して誤装着
であるかどうかを判断しているが、ある特定の同じ領域
を正規の面側から再生した信号と、逆の面側から再生し
た信号が異なり、一方もしくは両方の信号が既知である
ことを利用するものであれば、光ディスク装置がディス
ク向き認識回路210とは異なる認識手段を有していて
も良い。
【0184】なお本実施例では2枚の基板を貼り合わせ
る方法で作成した光ディスクについて述べたが、再生面
とは逆の面に一部が信号領域であるピットアートを有す
る光ディスクであれば異なる方法で作成した光ディスク
であっても良い。
【0185】以下本発明の第6の実施例における光ディ
スクならびに光ディスク装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0186】図13に本発明の第6の実施例における光
ディスクの断面図を示す。図13において、131、1
312は光ディスクを装着する際のセンターホールであ
り、センターホール131の方がセンターホール131
2よりも径が大きい。また132および135はポリカ
ーボネート等のディスク基板、133および134はA
l、Au等の反射層、136は光ディスクに記録された
情報信号の内容等を示すラベルである。
【0187】また、138、139、1310、131
1はディスクのボリューム構造を示しており、138は
検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのためのリ
ードイン領域、139はデータに関する種々の情報を記
録してある管理領域、1310はデータ領域、1311
は検索等でのオーバーヘッドに対するマージンのための
リードアウト領域である。
【0188】図13の光ディスクは、記録情報となるス
パイラルもしくは同心円状に形成された凹凸部を有した
ほぼ同じ厚さの透明な2枚のインジェクションされた基
板132、134に反射層133、134を蒸着し、蒸
着面が対向するように紫外線硬化樹脂等の接着層を介し
て貼り合わせて作成する。なお、作成過程を分かりやす
くするために図13では、反射層133と反射層134
の間の接着層を省略してある。
【0189】なお、ラベル136を基板135に貼り付
けていることから情報信号を再生するためのレーザ光は
基板132の側から照射するが、ここで反射層133を
半透明膜にして、反射層133から反射して戻ってくる
光量と、反射層133を透過して反射層134で反射
し、再び反射層133を透過して戻ってくる光量がほぼ
等しくなるように反射層133の透過率等を調整するこ
とにより、再生パワーを変更することなく、フォーカス
位置を変えるでけで2層の情報信号を再生することがで
きる。
【0190】図14に光ディスクの装着部の説明図を示
す。図14において141はディスク押さえ、142は
ターンテーブル、143はばね、144はディスクをセ
ンターホールの中央で装着するための芯出し用コーン、
145は回転モータ、146は正規の向きとは逆の向き
にディスクを装着したことを認識する検出器である。
【0191】図14(a)はディスクを正規の向きに装
着した場合である。ディスクは芯出しコーン144に乗
っており、本ディスクを固定するためにはディスク押さ
え141により押さえ幅148だけディスクを下方に移
動させなければならない。
【0192】同様に図14(b)はディスクを正規の向
きとは逆の向きに装着した場合である。ディスクは芯出
しコーン144に乗っており、本ディスクを固定するた
めにはディスク押さえ141により押さえ幅149だけ
ディスクを下方に移動させなければならない。
【0193】ここで押さえ幅148と押さえ幅149の
差は、基板135のセンターホール1312と基板13
2のセンターホール131の径の大きさが異なっている
ために生じており、本実施例のように再生面である基板
132のセンターホール径の方を大きくすることによ
り、押さえ幅149の方が押さえ幅148よりも大きく
なる。
【0194】このとき光ディスクを固定するためにディ
スク押さえ141が下方へ移動すると軸1410に対し
て反対側の147が上方に移動するので、例えばディス
ク押さえ141の先端部147が検出器146に触れる
と信号が出力されるようにすれば、光ディスクを正規の
向きに装着した場合と、正規の向きとは逆の向きに装着
した場合の上方への移動量の違いから、正規の向きとは
逆の向きに装着した場合のみディスク押さえの先端部1
47と検出器146が接触するように検出器146の位
置を設定することで、光ディスクが正規の向きとは逆向
きに装着されていることを認識できる。
【0195】以上のように本実施例の光ディスクを用い
ることにより、光ディスクを正規の向きとは逆向きに装
着した際に、再生動作に入る前に直ちに誤装着であるこ
とを確実に認識することができる。
【0196】なお、本実施例の光ディスクは再生側の基
板のセンターホール径の方が貼り合わせ側の基板のセン
ターホール径より大きいが、逆に貼り合わせ側の基板の
センターホール径の方が大きくても良い。
【0197】なお本実施例では2枚の基板を貼り合わせ
る方法で作成した2層光ディスクについて述べたが、再
生側のセンターホールと再生面とは逆側のセンターホー
ルの径の大きさが異なるならば、別の方法で作成した2
層ディスクであっても良い。
【0198】なお、本実施例の光ディスクは記録情報と
なるスパイラルもしくは同心円状に形成された凹凸部を
有した2枚の基板を、フォーカス位置を変えるだけで同
方向から2つの層を再生することができる2層ディスク
であるが、再生側のセンターホールと貼り合わせ側のセ
ンターホールの径の大きさの異なる、再生面が1つしか
ない単層ディスクとしても良い。
【0199】
【発明の効果】以上の様に本発明の光ディスクが再生面
とは逆の面側に円環状の透明な領域を有することによ
り、光ディスクを正規の向きとは逆向きに装着した際
に、半導体レーザから出力された光ビームが円環状の透
明な領域を通って反射膜まで到達し、反射膜上の凹凸部
の信号を再生することによって光ディスクが正規の向き
とは逆向きに装着されていることを認識できる。
【0200】また、本発明の光ディスクが透明領域にバ
ーコード等の光を遮断する印刷部分を有することによ
り、光ディスクを正規の向きとは逆向きに装着した際
に、再生信号のエンベロープを検出することによって光
ディスクが正規の向きとは逆向きに装着されていること
を認識できる。
【0201】また本発明の光ディスクが再生面の反対側
の面にも反射膜を有することにより、光ディスクを正規
の向きとは逆の向きに装着した際に、半導体レーザから
出力された光ビームが、再生面の反対側の反射膜上のス
パイラル、もしくは同心円状に形成された凹凸部の信号
を再生することによって光ディスクが正規の向きとは逆
向きに装着されていることを認識できる。
【0202】さらに本発明の光ディスクの再生面のセン
ターホール径と再生面の反対側の面のセンターホール径
の大きさが異なることにより、光ディスクを装置に装着
する際に、センターホール径の違いを読み取ることによ
って光ディスクが正規の向きとは逆向きに装着されてい
ることを認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスクの断
面図
【図2】同実施例における光ディスク装置のブロック図
【図3】同実施例におけるディスク向き認識回路のブロ
ック図
【図4】同実施例における光ディスクのセクター構造を
示す図
【図5】本発明の第2の実施例における光ディスクの断
面図
【図6】同実施例における光ディスク装置のブロック図
【図7】同実施例におけるパターン認識回路のブロック
【図8】同実施例における再生信号の説明のための図
【図9】本発明の第1の実施例における光ディスクの断
面図
【図10】本発明の第2の実施例における光ディスクの
断面図
【図11】本発明の第3の実施例における光ディスクの
断面図
【図12】本発明の第4の実施例における光ディスクの
断面図
【図13】本発明の第6の実施例における光ディスクの
断面図
【図14】同実施例におけるディスク装着部のブロック
【図15】本発明の第3の実施例における光ディスクの
効果の説明図
【図16】本発明の第5の実施例における光ディスクの
断面図
【符号の説明】
1 センターホール 2 基板 3 反射層 4 反射層 5 基板 6 ラベル 7 透明領域 8 リードイン領域 9 管理領域 10 データ領域 11 リードアウト領域 21 光ディスク 210 ディスク向き認識回路 31 シンクパターン検出手段 34 ディスク向き認識手段 116 ピットアート 141 ディスク押さえ 142 ターンテーブル 144 芯出し用コーン 146 検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 芳人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 出口 博紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大原 俊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮端 佳之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小西 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射膜が蒸着されたスパイラルもしくは同
    心円状に形成された凹凸部を有し、光ビームを前記凹凸
    部に照射した際の反射率の変化を利用して情報信号を再
    生する光ディスクにおいて、情報信号を有する再生面の
    反対の面側に、前記再生面の反対の面側から光ビームを
    照射した際に前記反射膜まで光が到達するような円環状
    の透明な領域と、前記情報信号の内容を示す領域を有
    し、前記円環状の透明な領域を前記再生面に投影した領
    域には信号が記録されていることを特徴とする光ディス
    ク。
  2. 【請求項2】円環状の透明な領域を再生面に投影した領
    域には、再生面の反対側の面であるという情報が記録さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】再生面の反対側の面であるという情報は、
    再生面の反対側の面からのみ再生できる構成になってい
    ることを特徴とする請求項2記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】円環状の透明な領域がディスクの内側にあ
    ることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】円環状の透明な領域に文字および/または
    図形が記録されていることを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク。
  6. 【請求項6】反射膜が蒸着されたスパイラルもしくは同
    心円状に形成された凹凸部を有し、光ビームを前記凹凸
    部に照射した際の反射率の変化を利用して情報信号を再
    生する光ディスクにおいて、前記光ディスクの情報信号
    を有する再生面の反対側の面にも反射膜を有し、そこに
    再生面の反対側の面であるという情報のみが記録されて
    いることを特徴とする光ディスク。
  7. 【請求項7】再生面の反対側の面であるという情報が記
    録されている領域がディスクの内側にあることを特徴と
    する請求項6記載の光ディスク。
  8. 【請求項8】反射膜の蒸着されたスパイラルもしくは同
    心円状に形成された凹凸部を有し、光ビームを前記凹凸
    部に照射した際の反射率の変化を利用して情報信号を再
    生する光ディスクにおいて、情報信号を有する再生面の
    センターホール径と再生面の反対側の面のセンターホー
    ル径が異なることを特徴とする光ディスク。
  9. 【請求項9】反射膜が蒸着されたスパイラルもしくは同
    心円状に形成された凹凸部を有し、光ビームを前記凹凸
    部に照射した際の反射率の変化を利用して情報信号を再
    生する光ディスクの再生面の信号を、再生面とは反対の
    面側から読みとって、反対面であることを識別する光デ
    ィスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276700A (ja) * 2008-05-17 2009-11-26 Nikon Corp 光学素子及びその製造方法、ニッポウディスク、コンフォーカル光学系、並びに3次元測定装置

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JP2009276700A (ja) * 2008-05-17 2009-11-26 Nikon Corp 光学素子及びその製造方法、ニッポウディスク、コンフォーカル光学系、並びに3次元測定装置

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