JPH0944045A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH0944045A
JPH0944045A JP19327595A JP19327595A JPH0944045A JP H0944045 A JPH0944045 A JP H0944045A JP 19327595 A JP19327595 A JP 19327595A JP 19327595 A JP19327595 A JP 19327595A JP H0944045 A JPH0944045 A JP H0944045A
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Hiroki Morishita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、容易、かつ正確にブレード圧
の調整を行う。 【解決手段】 クリーニング装置19のハウジング25
に感光体ドラム15を一体的に納めるように複写機10
を構成した。ハウジング25は、感光体ドラムを保持す
る側板26,27と、これらを連結するステー28及び
下部固定板29とで構成し、ステー28に取付板33を
介してクリーニングブレード32を取付けた。また、ス
テー28の両端面の長孔28aに側板26,27の突起
35を挿入させた状態でステー28を側板26,27間
に配し、側板26,27に形成された一対の長孔36を
介してステー28の両端面に固定ビス37を締め付け
た。また、側板26,27のリブ38とステー28との
間に圧縮コイルバネ39を配し、リブ38に形成された
貫通孔38aを介してリブ38の外側から調整ビス40
を挿通してステー28に螺着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置のクリーニング装置において、特に、
感光体表面の残留トナーをブレードを用いて除去するブ
レードクリーニング方式のクリーニング装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、間接静電方式の複写機やプリ
ンタ等においては、ポリウレタンゴム等から形成される
弾性ブレードを感光体表面に圧接させ、これにより転写
工程で転写しきれずに感光体表面に残っているトナーを
掻き落す、いわゆるブレードクリーニングの技術が知ら
れている。
【0003】ブレードクリーニングでは、感光体に対す
るブレードの圧接力(以下、ブレード圧という)を適切
に、かつ感光体の長手方向で均一にすることがクリーニ
ング性能を高める上で重要であり、一般には、軸支した
取付板にブレードを取付けて錘の力で取付板を揺動させ
てブレードを感光体表面に押当てる等、比較的複雑な構
造を採用してブレード圧を確保するようにしていた。
【0004】ところが、最近では、このような複雑な機
構によらずブレードを感光体に対して固定的に設ける構
造が主流となっており、このような構造を採用すること
によって複写機の小型化や低コスト化を達成することが
行われている。すなわち、この種の複写機では、感光体
とブレードを同一のハウジングに一体に取付けることに
よりブレード圧を一定に保ち得るようにしてあり、こう
することでブレード圧設定のための複雑な機構を省略し
得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、感光体に対
してブレードを固定的に設ける構造は、小サイズ型(例
えば、A4サイズ以下)の複写機には有効であるが、大
サイズ(例えば、A3サイズ以上)を対象とする複写機
への適用は以下の理由により困難であった。
【0006】すなわち、小サイズ型の複写機では、感光
体、ブレード等の各構成部品が比較的小さく、またハウ
ジングの一体成形等も可能であるために部品精度が高
い。そのため、組立誤差等が無視できる程度に小さく、
ブレードを固定的に取付けてもブレード圧に影響を及ぼ
すことが殆どなかった。しかし、大サイズ型の複写機で
は、各構成部品が大きくなるために部品精度を充分に確
保することが技術的にもコスト的にも難しく、また剛性
を確保するために部品を分割構造とする必要が生じる等
し、そのため、組立誤差がブレード圧の設定において無
視できない程度に大きくなり、単に小サイズ型の複写機
と同様の構造を採用するだけでは、ブレード圧を適切に
設定することが難しかった。
【0007】従って、上述の構造を大サイズ型の複写機
に適用しようとするとブレードの取付け位置を調整して
ブレード圧を適切に設定する必要が生じるが、装置の小
型化や低コスト化を目的とする上述の構造では、ブレー
ドの位置を調整するための複雑な機構を設けることは難
しく、また、単にブレードの取付け位置を長孔により変
更可能とするだけでは、却ってブレード圧の設定作業が
煩雑になったり、あるいは熟練を要することになる等し
望ましくない。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、感光体とブレードを一体にハウジングに取付
けてユニット化した構成において、簡単な構造で、容易
に、かつ正確にブレード圧の調整を行うことができるク
リーニング装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るクリーニ
ング装置は、感光体ドラムと、感光体ドラム上の残留ト
ナーを除去するためのクリーニングブレードとをハウジ
ングに一体に備えてなるユニット部材を装置本体に装着
するように構成された画像形成装置において、上記ハウ
ジング部材は、感光体ドラムを回転自在に保持する一対
の側板と、上記感光体ドラムと略平行に延び、感光体ド
ラムに接離する方向にスライド可能な状態でその両端部
が上記各側板に連結されるステーと、このステーを上記
スライド方向にガイドするガイド部材と、上記側板に対
してステーを感光体ドラムに接近又は離間するいずれか
の方向に付勢する付勢手段と、上記付勢手段の付勢力に
よるステーの移動を規制してステーの移動量を調整する
調整手段とから構成され、上記クリーニングブレードは
上記ハウジングのステーに固定されてなるものである。
【0010】このクリーニング装置によれば、調整手段
の操作による当該操作量に応じて、ステーが付勢手段に
よる付勢力でもって感光体ドラムに接近又は離間するい
ずれかの方向にスライドさせられる。これによりクリー
ニングブレードがステーと一体に移動させられてブレー
ド圧の調整が行われる。そして、ブレード圧設定後は、
付勢手段によりステーが付勢方向に付勢されつつその方
向へのステーの移動が調整手段により規制されることに
より設定されたブレード圧が保持される。
【0011】請求項2に係るクリーニング装置は、請求
項1記載のクリーニング装置において、上記付勢手段が
圧縮コイルバネからなり、この圧縮コイルバネが上記ス
テーとこのステーを挟んで感光体ドラムから離間する位
置において各側板に突設されるリブとの間に配置される
一方、上記調整手段が上記各リブに形成される貫通孔に
上記リブの外側から挿入され、上記圧縮コイルバネを貫
通してステーに形成されたねじ孔に螺着されるビスから
なるものである。
【0012】このクリーニング手段によれば、上記ビス
が正逆回転されることにより、当該ビスの回転量に応じ
て圧縮コイルバネのバネ圧でもってステーがスライドさ
せられてブレード圧の設定が行われる。そして、ブレー
ド圧設定後は、圧縮コイルバネによりステーが感光体ド
ラム側に向かって付勢されつつリブとステーの間隔が上
記ビスにより保持されることにより、ステーと感光体ド
ラムとの位置関係が一定に保持され、これによってブレ
ード圧が一定に保持される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
用いて説明する。
【0014】図1は、本発明が適用される複写機(画像
形成装置)の一例を概略的に示している。この図に示す
ように、複写機10の上部には原稿載置用のコンタクト
ガラス11及び原稿押え12が配置されている。これら
の下方には、露光ランプ13や集光レンズ14等からな
る光学機構Lが配され、この光学機構Lによりコンタク
トガラス11上に載置された原稿の像が像形成部Pに照
射されるようになっている。
【0015】像形成部Pには、上記光学機構Lによる原
稿像の照射により、その表面に静電潜像を形成する感光
体ドラム15と、この感光体ドラム15の周面に沿って
上流側から順に、感光体ドラム15の表面を所定電位に
帯電させる帯電装置16、静電潜像を顕像化するための
現像装置17、感光体ドラム15上の原稿像を転写紙に
転写するとともに、転写後の転写紙を感光体ドラム15
から分離するための転写分離装置18及び感光体ドラム
15上の残留トナーを除去するクリーニング装置19が
配置されている。
【0016】また、用紙搬送機構として、上流側から順
に、給紙装置20、搬送装置21及び定着装置22が配
されており、感光体ドラム15上に形成されたトナー像
は、給紙装置20から給紙される転写紙に転写され、こ
の転写紙が搬送装置21により定着装置22に送られた
後、排紙トレイ23上に排出されるようになっている。
【0017】上述のように構成された複写機10におい
ては、感光体ドラム15を保持するためのハウジングと
クリーニング装置19のハウジングとが共通化された構
成、換言すれば感光体ドラム15がクリーニング装置1
9のハウジングに一体に組み込まれた構成を有してお
り、具体的には以下のような構成となっている。
【0018】図2及び3に示すように、クリーニング装
置19のハウジング25は、樹脂材料から形成される
前、後側板26,27と、これらの側板26,27間に
介装されるアルミニウム製のステー28と、このステー
28の下方において各側板26,27に亘って固定され
る鋼板等の金属板から形成される下部固定板29とから
構成されている。
【0019】上記各側板26,27の一端側(図3では
右側)には、互いに対向する感光体支持部26a,27
aがそれぞれ形成され、これらの感光体支持部26a,
27aでもって感光体ドラム15の両端軸部を支持する
ことにより、感光体ドラム15を回転自在に保持してい
る。
【0020】また、各側板26,27の他端側には、上
記ステー28が取付けられ、このステー28と下部固定
板29とで、前、後側板26,27間に亘って感光体ド
ラム15に向かって開口する断面略コ字形のトナー回収
用の空間を形成している。この空間内には、感光体ドラ
ム15上の残留トナーを補助的に除去する発砲ウレタン
ゴム等からなるクリーニングローラ30が設けられ、こ
のクリーニングローラ30が上記下部固定板29の両端
部に回転自在に支持されている。
【0021】また、空間の奥側(図3で左側)には、ス
クリューコンベアを構成するスパイラルローラ31が設
けられ、このスパイラルローラ31が前、後側板26,
27に回転自在に支持されている。すなわち、上記クリ
ーニングローラ30、スパイラルローラ31及び感光体
ドラム15は図外の駆動機構に連結されて互いに同期し
て回転駆動させられるようになっており、複写機10の
作動時には後記クリーニングブレード32及び上記クリ
ーニングローラ30によって除去されたトナーをスパイ
ラルローラ31の回転に伴いハウジング前方(図2では
左方)に移動させて前側板26に形成された筒状のトナ
ー導出部26bから図外の回収タンク内に導出するよう
になっている。
【0022】上記ステー28の上方において感光体ドラ
ム15に望む位置には、感光体ドラム15表面の残留ト
ナーを掻き落すための帯状のクリーニングブレード32
が図3に示すように起立状態で配置され、そのエッジ部
分を感光体ドラム15の表面にその軸方向に亘って接触
させている。クリーニングブレード32は、接着剤等に
より取付板33に貼着されており、この取付板33がス
テー28に形成された突起等により位置決めされた状態
でステー28に取付け固定されている。
【0023】一方、上記ステー28と前、後側板26,
27とは、図4に示すように、ステー28の両端面にそ
れぞれ形成された一対の長孔28aに、各側板26,2
7に相対向して突設される突起35を挿入させた状態で
ステー28が側板26,27間に介装され、各側板2
6,27の外側から、それぞれ各側板26,27に形成
された一対の長孔36を介してステー28の両端面に固
定ビス37が締め付けられることにより組立てられてい
る。各長孔28a,36はそれぞれ水平方向に延びる長
孔とされており、従って、上記固定ビス37を緩めるこ
とにより、長孔28a,36の範囲内で、ステー28と
側板26,27との相対的な水平方向のスライドが許容
され、固定ビス37が締め付けられることにより、この
スライドが阻止されるようになっている。つまり、ステ
ー28の長孔28a、側板26,27の突起35、長孔
36及び固定ビス37によってガイド部材が構成されて
いる。
【0024】また、各側板26,27には、感光体支持
部26a,27aと反対側の端部(図3,4では左端
側)に、貫通孔38aを有するリブ38が相対向して突
設されており、このリブ38とステー28との間に圧縮
コイルバネ39が配設されるとともに、リブ38の外側
から貫通孔38aを介して挿入された調整ビス40が圧
縮コイルバネ39内を貫通してステー28に締付けられ
ている。つまり、これらリブ38、貫通孔38a、調整
ビス40及び可動ステー28のねじ孔により調整手段が
構成されている。
【0025】なお、図3,4において、41は分離工程
において感光体ドラム15表面に張付いた転写紙を機械
的に剥離させて搬送装置21に導くための剥離爪であっ
て、図2に示すように、下部固定板29の長手方向複数
箇所に取付けられている。
【0026】以上のように構成されたクリーニング装置
19では、感光体ドラム15に対するクリーニングブレ
ード32の圧接力、つまりブレード圧が適切でない場合
には、各側板26,27に対してステー28を固定して
いる固定ビス37を緩めた後、調整ビス40を回転操作
することによりブレード圧の修正を行うことができる。
【0027】具体的には、固定ビス37を緩めた状態
で、調整ビス40を緩める方向に回転させると、圧縮コ
イルバネ39の付勢力によりステー28、取付板33及
びクリーニングブレード32が一体に感光体ドラム15
側に移動させられ(図4の一点鎖線に示す)、これによ
りブレード圧が高められる。逆に、調整ビス40を締め
込む方向に回転させると、圧縮コイルバネ39の付勢力
に反してリブ38とステー28との間隔が縮小されつつ
ステー28等が一体に感光体ドラム15から離間する方
向に移動させられ、これによりブレード圧が低減され
る。
【0028】とりわけ、ブレード圧が感光体ドラム15
の軸方向(ドラム軸方向という)に異なるような場合に
は、ステー28の感光体ドラム15に対する移動量をド
ラム軸方向に異ならせるように各調整ビス40を回転さ
せることにより、ブレード圧をドラム軸方向に均一に設
定することができる。
【0029】そして、ブレード圧の設定が終わった後
は、固定ビス37を締込むことにより側板26,27に
対するステー28の相対移動を阻止し、これにより感光
体ドラム15に対してクリーニングブレード32を固定
する。これによりブレード圧が一定に保持される。
【0030】なお、特に説明していないが、上述のよう
なブレード圧設定作業は、クリーニングブレード32の
圧接力を測定することができるブレード圧設定治具を上
記感光体ドラム15の代わりにハウジング25に装着す
ることにより行われる。
【0031】以上説明したように上記クリーニング装置
19によれば、感光体ドラム15をクリーニング装置1
9に一体的に組込み、クリーニングブレード32を取付
板33を介してステー28に固定的に取付けることによ
り像形成部Pをコンパクトな構成としながら、ステー2
8と各側板26,27とを相対動可能に連結し、調整ビ
ス40の回転操作によりクリーニングブレード32と感
光体ドラム15との位置関係を調整してブレード圧の調
整を行い得るようにしたので、簡単な構造でブレード圧
の調整を行うことができる。
【0032】特に、この構造では、上述のように圧縮コ
イルバネ39によりステー28を感光体ドラム15側に
付勢しながら、この付勢力によるステー28の移動量を
調整ビス40によって調整するように構成されているの
で、ブレード圧の調整を容易に、しかも正確に行うこと
ができるという利点がある。
【0033】つまり、上述のようにステーを感光体ドラ
ムに対して移動させてブレード圧を設定する構造とし
て、例えば、単に、側板に対してステーをスライド可能
としつつ固定ビスにより固定する構造が考えられるが、
これらの構造では、ドラム軸方向のブレード圧のバラン
スを図りながら少しずつブレードの位置を移動させてブ
レード圧の設定を行い、設定後は、ステーを手で押えて
ブレード圧を保持しながら固定する必要があり、例え
ば、ステーの一方側端部を固定した後、他方側端部を固
定しようとすると、ブレード圧がドラム軸方向に変化
し、そのため一方側端部の固定を再度解除して調整をや
り直す必要が生じたりする。従って、調整作業が煩雑と
なったり、ブレード圧の設定作業に熟練が要求される等
して正確なブレード圧の設定が難しくなる。また、ステ
ーを側板に対して固定的に設け、クリーニングブレード
を取付けた取付板を、長孔を介してビスによりステーに
取付ける構造も考えられるが、この構造においても上述
と同様の不都合が生じる。
【0034】しかし、上記実施形態のクリーニング装置
19の構造によれば、調整ビス40を回転させれば圧縮
コイルバネ39の付勢力でもってステー28が移動する
ので、ブレード圧の調整が容易であり、また、ブレード
圧設定後は、圧縮コイルバネ39によりステー28が付
勢されつつその移動が調整ビス40により規制されてい
るので、特に手で押える等しなくてもブレード位置が不
意に変化してブレード圧が変動するといった不都合がな
く、従って、ブレード圧設定作業を簡単、かつ正確に行
うことができ、熟練が要求されるようなこともない。
【0035】なお、上記実施形態は、本発明に係るクリ
ーニング装置の一実施形態であり、その具体的な構造
は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。例えば、上記実施形態では、圧縮コイルバネ39に
よりステー28を感光体ドラム15に向かって付勢する
ようにしているが、板ばね、あるいはゴム等の弾性を利
用して付勢するように構成してもよい。また、圧縮コイ
ルバネ38に代えて引張りコイルバネを適用し、ステー
28を感光体ドラム15から離間する方向にに付勢する
ようにしても構わない。
【0036】さらに、上記実施形態では、アナログ式の
複写機に本願発明に係るクリーニング装置を適用するよ
うにしているが、勿論これ以外にデジタル式の複写機、
あるいはプリンタ装置等にも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クリー
ニングブレードを取付けたステーを感光体ドラムに対し
て接離可能とし、調整手段の操作に応じてステーを付勢
手段の付勢力でもって感光体ドラムに接近又は離間させ
てブレード圧の調整を行い、調整後は、付勢手段による
付勢方向にステーを付勢しつつその方向へのステーの移
動を調整手段により規制することによりステーと感光体
ドラムとの位置関係を保持してブレード圧を一定に保持
するようにしたので、簡単な構造で、容易、かつ正確に
ブレード圧の調整を行うことができる。
【0038】特に、この構成において付勢手段を圧縮コ
イルバネとし、この圧縮コイルバネをステーと各側板に
突設されるリブとの間に配置する一方、リブに形成され
た貫通孔にリブの外側から挿入され、圧縮コイルバネを
貫通してステーに螺着されるビスにより調整手段を構成
するようにすれば、極簡単な機構でもってブレード圧調
整時の作業性及びその精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーニング装置が適用される複
写機の構成を示す概略図である。
【図2】本発明に係るクリーニング装置の構成を示す分
解斜視図である。
【図3】本発明に係るクリーニング装置を示す断面図で
ある。
【図4】クリーニング装置におけるステーの調整機構を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 複写機 15 感光体ドラム 19 クリーニング装置 25 ハウジング 26 前側板 27 後側板 28 ステー 28a 長孔 29 下部固定板 30 クリーニングローラ 31 スパイラルローラ 35 突起 36 長孔 37 固定ビス 38 リブ 39 圧縮コイルバネ 40 調整ビス 32 クリーニングブレード 33 取付板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムと、感光体ドラム上の残留
    トナーを除去するためのクリーニングブレードとをハウ
    ジングに一体に備えてなるユニット部材を装置本体に装
    着するように構成された画像形成装置において、上記ハ
    ウジング部材は、感光体ドラムを回転自在に保持する一
    対の側板と、上記感光体ドラムと略平行に延び、感光体
    ドラムに接離する方向にスライド可能な状態でその両端
    部が上記各側板に連結されるステーと、このステーを上
    記スライド方向にガイドするガイド部材と、上記側板に
    対してステーを感光体ドラムに接近又は離間するいずれ
    かの方向に付勢する付勢手段と、上記付勢手段の付勢力
    によるステーの移動を規制してステーの移動量を調整す
    る調整手段とから構成され、上記クリーニングブレード
    は上記ハウジングのステーに固定されてなることを特徴
    とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記付勢手段が圧縮コイルバネからな
    り、この圧縮コイルバネが上記ステーとこのステーを挟
    んで感光体ドラムから離間する位置において各側板に突
    設されるリブとの間に配置される一方、上記調整手段が
    上記各リブに形成される貫通孔に上記リブの外側から挿
    入され、上記圧縮コイルバネを貫通してステーに形成さ
    れたねじ孔に螺着されるビスからなることを特徴とする
    請求項1記載のクリーニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012093682A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 清掃器、像保持体ユニットおよび画像形成装置
US8811853B2 (en) 2010-12-15 2014-08-19 Kyocera Document Solutions Inc. Cleaning device for an image forming apparatus including sealing member and separation claw

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