JPH0943688A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH0943688A
JPH0943688A JP7193683A JP19368395A JPH0943688A JP H0943688 A JPH0943688 A JP H0943688A JP 7193683 A JP7193683 A JP 7193683A JP 19368395 A JP19368395 A JP 19368395A JP H0943688 A JPH0943688 A JP H0943688A
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JP
Japan
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light emission
mode
photographing
value
circuit
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JP7193683A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sato
洋一 佐藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラット発光では、主被写体までの距離が遠
い場合等に露出アンダーになるおそれがある。 【解決手段】 カメラの撮影モードの設定を行うモード
設定手段110と、フラット発光が可能なストロボ手段
18とを有してなるカメラシステムにおいて、モード設
定手段により所定の撮影モードが設定されたときは、フ
ラット発光による撮影を禁止するストロボ制御手段10
0,200を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボを使用し
た状態で自動的に適正露光が得られるように、ストロボ
の発光量の調節を行うカメラシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記のようなカメラシステムは従来種々
提案されており、このようなカメラシステムにおいて
は、露光時にフィルム面に到達する光のフィルム面反射
光を測定することにより適正発光量を得るいわゆるTT
L調光が一般的に用いられている。
【0003】また、このようなカメラシステムには、初
心者でも容易に撮影できるように自動で露出制御を行う
モードや、一定の撮影条件を撮影者の意思によって設定
できるモード等、種々の撮影モードの設定が行えるよう
になっているものが多い。
【0004】さらに、フォーカルプレーンシャッタが用
いられる一眼レフカメラ等においては、シャッタ先幕が
走行してからシャッタ後幕が走行するまでの間にストロ
ボ発光の発光強度をほぼ一定に(フラットに)制御する
フラット発光モードが選択できるようになっていること
が多い。なお、このフラット発光と、発光強度にピーク
を設ける閃光発光との相違を図6に示す。閃光発光を用
いると、シャッタが全開になる秒時でしかストロボ撮影
を行うことができなかったが、フラット発光を用いるこ
とにより、スリット露光を行う高速秒時でもストロボ撮
影が可能となった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように、フラット発光では閃光発光に対して発光時
間が長くなるので、閃光発光に対してガイドナンバーが
小さくなる。このため、主被写体までの距離が遠い場合
や、絞りを大きくして撮影する場合は、閃光発光に比べ
て露出アンダーになるおそれがある。
【0006】なお、撮影者がガイドナンバーの意味を理
解している場合には露出アンダーの発生を予測すること
も可能であるが、自動露出モードにより撮影を行うこと
が多い初心者等の場合は、ガイドナンバーの意味を理解
していることは少なく、上記のような予測は困難であ
る。このため、フラット発光による撮影後にカメラに備
わった警告表示を確認して閃光発光による撮り直しをし
たり、警告表示を確認しないまま写真の現像後にはじめ
て露出アンダーに気付いたりすることになりかねない。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、初心者等
が使用する撮影モードにおいて撮影の失敗を防止し、使
い勝手の良いカメラシステムを提供することである。
【0008】また、本発明の第2の目的は、上記撮影モ
ードにおいて、露出オーバーをも防止できるカメラシス
テムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明は、カメラの撮影モードの設定を
行うモード設定手段と、フラット発光が可能なストロボ
手段とを有してなるカメラシステムにおいて、モード設
定手段により所定の撮影モードが設定されたときは、フ
ラット発光による撮影を禁止するストロボ制御手段を設
けている。すなわち、初心者等が使用することの多い撮
影モードが設定されたときには、ストロボのフラット発
光が選択されていたとしてもフラット発光を禁止して、
主被写体までの距離が遠い場合や絞りを大きくして撮影
する場合に露出アンダーの撮影が行われるのを防止す
る。なお、フラット発光を禁止した場合に、自動的に閃
光発光を許容するようにして、いちいちストロボのモー
ド切換えを行わなくても適正露光が得られるようにする
のが望ましい。
【0010】また、本願第2の発明では、上記所定の撮
影モードにおいて、測光値が所定値以下のときはフラッ
ト発光による撮影を禁止し、測光値が上記所定値を超え
るときはフラット発光による撮影を許容するようにして
いる。すなわち、測光値が低いときはフラット発光によ
る撮影が行われないようにして露出アンダーの失敗撮影
を防止する一方、測光値が高いときにはフラット発光さ
せて露出オーバーを防止する。
【0011】なお、上記第2の発明において、所定値
は、撮影レンズの絞り値とカメラの同調シャッタ速度と
フィルムの感度とに基づいて算出するのが望ましく、い
ずれもAPEX演算値を用いれば簡単に計算することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は本発明を1眼レフレックスカメ
ラに適用して実施したストロボ制御カメラシステムの主
に光学的な構成を説明した横断面図である。
【0013】1はカメラ本体であり、この中に写真撮影
に必要な光学部品、メカ部品、電気回路およびフィルム
などが収納されている。2は主ミラーであり、この主ミ
ラー2は観察状態と撮影状態に応じて撮影光路内に斜設
されたり撮影光路内からは退去されたりする。また、主
ミラー2はハーフミラーとなっており、撮影光路内に斜
設されているときも、後述する焦点検出光学系に被写体
からの光線の約半分を透過させている。
【0014】3は撮影レンズ12〜14の予定結像面に
配置されたピント板であり、4はファインダー光路変更
用のペンタダハプリズムである。また、5はファインダ
ーであり、撮影者はこのファインダー5を通してピント
板3を観察することで、撮影画面を観察することができ
る。6,7はそれぞれ、観察画面内の被写体輝度を測定
するための結像レンズと多分割測光センサであり、結像
レンズ6は、ペンタダハプリズム4内の反射光路を介し
てピント板3と多分割測光センサ7を共役に関係付けて
いる。
【0015】ここで、多分割測光センサ7の機能を詳細
に説明する。図2には、撮影画面上の測光エリアの分割
図を示している。40は撮影画面全体を表している。4
1は多分割測光センサ7の撮影画面上の測光するエリア
分割を表していて、E0,E1,E2,E3,E4,E
5のように撮影画面を6個のエリアに分割している。こ
のように撮影画面と共役に関係付けられた多分割測光セ
ンサ7は、撮影画面を分割してそれぞれの輝度値を測光
し出力することができる。
【0016】図1における8はシャッターである。9は
感光部材であり、銀塩フィルム等より形成されている。
25はサブミラーであり、このサブミラー25は、被写
体からの光線を下方に折り曲げて、焦点検出ユニット2
6の方に導いている。
【0017】焦点検出ユニット26内には、2次結像ミ
ラー27、2次結像レンズ28、焦点検出ラインセンサ
29等が配設されている。2次結像ミラー27および2
次結像レンズ28は、焦点検出光学系を形成しており、
この焦点検出光学系は、撮影光学系の2次結像面を焦点
検出ラインセンサ29上に結んでいる。焦点検出ユニッ
ト26は、後述の電気回路の処理により、既知の位相差
検出法により撮影画面内の被写体の焦点状態を検出して
撮影レンズの焦点調節機構を制御することにより自動焦
点検出装置を実現している。この自動焦点検出装置は、
画面内の所定の3点の焦点状態を検出するものである。
図2にその3点の位置を示している。測距点のP0,P
1,P2がその位置である。
【0018】図1における10は公知のカメラとレンズ
とのインターフェイスとなるマウント接点であり、11
はカメラ本体に据え付けられるレンズ鏡筒である。12
〜14は撮影レンズであり、12は1群レンズであり、
この1群レンズ12は光軸上を左右に可動することで、
撮影画面のピント位置を調整する。13は2群レンズで
あり、この2群レンズ13は、光軸上を左右に可動する
ことで、撮影画面を変倍させ、撮影レンズの焦点距離を
変更させる。14は3群固定レンズである。15は撮影
レンズ絞りである。
【0019】16は1群レンズ駆動モータであり、自動
焦点調節動作に従ってこのモータ16の作動を制御し、
1群レンズ12を左又は右に移動させることにより自動
的にピント位置を調整することができる。17はレンズ
絞り駆動モータであり、このモータ17の作動を制御す
ることにより撮影レンズ絞りを開放にしたり、絞ったり
することができる。
【0020】18は外付けストロボであり、このストロ
ボ18は、カメラ本体1に取り付けられ、カメラからの
信号に従って発光制御を行う。19はキセノン管であ
り、このキセノン管19は、電流エネルギーを発光エネ
ルギーに変換する。20,21はそれぞれ反射板とフレ
ネルであり、これらは発光エネルギーを効率良く被写体
に向けて集光する役目を有する。22はカメラ本体1と
外付けストロボ18とのインターフェースとなる公知の
アクシュー接点である。
【0021】30はグラスファイバーであり、このグラ
スファイバー30はキセノン管19が発光した光をモニ
タ用のセンサ(PD1)31に導いている。センサ(P
D1)31は、ストロボのプリ発光及びメイン発光の光
量を直接測光しているものであり、メイン発光量の制御
のために用いられる。32はキセノン管19が発光した
光をモニタするセンサ(PD2)である。センサ(PD
2)32の出力により、キセノン管19の発光電流を制
限してストロボをフラット発光させることができる。
【0022】なお、図1では、本発明を実現するために
必要な部材の内、光学メカ部材のみ記しており、その他
に電気回路部材が必要となるが、ここでは省略してあ
る。
【0023】図3に、本実施形態のカメラシステムの電
気回路ブロック図を示しており、この図では、図1に示
した部材には同符号を付している。
【0024】MPU100は、発振器101で作られる
クロックをもとに所要の演算処理動作を行う。
【0025】EEPROM100bは、フィルムカウン
タその他の撮影情報を記憶する。A/D変換器100c
は、焦点検出回路105および測光回路106からのア
ナログ信号をA/D変換する。MPU100は、A/D
変換器100cからのA/D値を信号処理することによ
り各種状態を設定する。
【0026】MPU100には、焦点検出回路105、
測光回路106、シャッター制御回路107、モーター
制御回路108、フィルム走行検知回路109、スイッ
チセンス回路110およびLCD駆動回路111が接続
されている。
【0027】スイッチセンス回路110は、図7に示す
ようなダイアルの設定位置を読みとる回路である。この
ダイアルは撮影モードを設定するためのものであり、こ
のダイヤルを[L]位置に設定すると、電源をOFF状
態とする「ロックモード」が設定され、以下同様に、
[P]位置では、カメラが被写体輝度に応じてシャッタ
ースピードと絞りを決定する「プログラムモード」が、
「Tv」位置では、撮影者が自らシャッター速度を決定
すると被写体輝度に応じてカメラが絞りを設定する「シ
ャッター速度優先AEモード」が、[Av]位置では、
撮影者が自ら絞りを設定するとカメラが被写体輝度に応
じてシャッタースピードを設定する「絞り優先AEモー
ド」が、[M]位置では、撮影者が自らシャッタースピ
ードと絞りを設定する「マニュアルモード」が、「DE
P」位置では、ピントを合わせたい位置を入力して絞り
とシャッタースピードをカメラが自動的に設定する「被
写界深度優先AEモード」がそれぞれ設定される。
【0028】さらに、[CF]位置では、「カスタムフ
ァンクション設定モード」が、[CAL]位置では、
「視線入力キャリブレーションモード」が設定される。
【0029】図7中のイメージセレクトゾーンは、撮影
者が初心者でも簡単に撮影できるように、カメラが露出
制御を行うモードであり、[L]側から「全自動モー
ド」、「ポートレートモード」、「風景モード」、「ク
ローズアップモード」、「スポーツモード」の各モード
が設定でき、それぞれのシーンに適した写真が撮影でき
るようになっている。
【0030】また、MPU100は撮影レンズ内に配置
されたレンズ制御回路112との間でマウント接点10
を介して信号の伝達を行い、外付けストロボ18内に配
置されたストロボ制御回路102との間で、アクシュー
接点22を介して信号の伝達を行う。
【0031】ラインセンサ29は、前述したファインダ
ー上の3つの測距点に対応した3組のラインセンサLi
ne−L、Line−C、Line−Rから構成される
公知のCCDラインセンサである。焦点検出回路105
は、MPU100からの信号に従い、これらラインセン
サ29の蓄積制御と読み出し制御を行って、それぞれの
画素情報をMPU100に出力する。MPU100は、
この画素情報をA/D変換し、周知の位相差検出法によ
る焦点検出を行う。また、MPU100は焦点検出情報
により、レンズ制御回路112と信号のやりとりを行う
ことによりレンズの焦点調節を行う。
【0032】測光回路106は、画面内の各エリアの輝
度信号として、前述したように画面内を6個のエリアに
分割した多分割測光センサ7からの出力をMPU100
に出力する。測光回路106は、被写体に向けてストロ
ボ光をプリ発光していない定常状態とプリ発光している
プリ発光状態との双方の状態で輝度信号を出力する。M
PU100はこの輝度信号をA/D変換し、撮影の露出
の調節のための絞り値の演算とシャッタースピードの演
算および露光時のストロボメイン発光量の演算を行う。
【0033】シャッター制御回路107は、MPU10
0からの信号に従って、シャッター先幕(MG−1)、
シャッター後幕(MG−2)を走行させ、露出動作を制
御する。
【0034】モータ制御回路108は、MPU100か
らの信号に従ってモータMを制御することにより、主ミ
ラー2の斜設・退去(アップ・ダウン)、シャッターの
チャージおよびフィルムの給送を行わせる。
【0035】フィルム走行検知回路109は、フィルム
給送時にフィルムが1駒分巻き上げられたか否かを検知
し、MPU100に信号を送る。
【0036】SW1は、不図示のレリーズボタンの第1
ストロークでONし、測光およびAFを開始させる。S
W2は、レリーズボタンの第2ストロークでONし、露
光動作を開始させる。SW1,SW2及びその他不図示
のカメラの操作部材からの信号は、スイッチセンス回路
110が検知し、MPU100に送っている。
【0037】液晶表示回路111は、図2に具体的に示
すファインダー内LCD24と具体的には図示しないモ
ニタ用LCD42の表示をMPU100からの信号に従
って制御している。
【0038】レンズ制御回路112は、レンズマウント
接点10を介してMPU100と通信し、1群レンズ駆
動モータ16及びレンズ絞りモータ17を動作させ、レ
ンズの焦点調節と絞りを制御している。35,36はそ
れぞれ光検出器とパルス板であり、光検出器35を介し
てレンズ制御回路112がパルス板36のパルス数をカ
ウントすることにより1群レンズの位置情報を得ること
ができ、レンズの焦点調節を行うことができる。また、
1群レンズの位置情報に基づいて、被写体の絶対距離情
報をMPU100に伝達する。
【0039】ストロボ制御回路200は、MPU100
からの信号に従って、被写体に向けてストロボ光を発光
させる回路であり、発光量の制御、フラット発光の発光
強度及び発光時間の制御等を行う。
【0040】201はDC/DCコンバータであり、こ
のコンバータ201は、ストロボ制御回路200の指示
により電池電圧を昇圧し、メインコンデンサC1に約3
00Vを蓄えることができる。
【0041】R1/R2はメインコンデンサC1の電圧
をストロボ制御回路200がモニタするために設けられ
た分圧抵抗である。ストロボ制御回路200は、分圧さ
れた電圧をA/D変換器202によりA/D変換するこ
とにより、コンデンサC1の電圧を間接的にモニタし、
DC/DCコンバータ201を止めて、昇圧をやめさせ
たり、現在の充電電圧をモニタしてMPU100に伝達
したりすることができる。
【0042】203はトリガ回路であり、露光時におい
て、MPU100の指示によりストロボ制御回路200
を介してトリガを出力する。このトリガによりメインコ
ンデンサC1に蓄えられた電荷エネルギがキセノン管1
9において放電され、ストロボ発光が開始される。
【0043】204は発光停止回路である。この発光停
止回路204は、前述のトリガ出力時はONして、キセ
ノン管19の発光を開始させ、コンパレータ205また
はコンパレータ206の出力及びストロボ制御回路20
0からの信号によりOFFして、キセノン管19の発光
を停止させる。
【0044】次に、このストロボの動作を説明しながら
回路を詳しく説明する。
【0045】<フラット発光について>ストロボ制御回
路200は、D/A変換器207に所定の値を設定す
る。このときキセノン管19はまだ光り始めていないの
で、モニタセンサ32(PD2)の光電流は少なく、コ
ンパレータ206の反転入力端子に入力されるモニタ回
路209の出力は低い。よってコンパレータ206から
の発光停止回路204への出力はHIとなる。
【0046】そしてトリガを出力してキセノン管19が
発光を開始すると、すぐに発光強度が上昇し、モニタセ
ンサ32(PD2)の光電流が多くなってモニタ回路2
09の出力が上昇し、コンパレータ206の出力がLO
Wになる。
【0047】コンパレータ206の出力がLOWになる
と、発光停止回路204が働き、キセノン管19の放電
ループが断たれるが、ダイオードD1、コイルL1によ
り環流ループが形成され、発光強度は瞬時に落ちないで
徐々に落ちてくる。
【0048】発光強度が落ちてくると、モニタセンサ3
2(PD2)の光電流は少なくなるので再びコンパレー
タ206の出力はHIに転じ、キセノン管19の放電ル
ープが形成され発光強度が上昇してくる。このように、
コンパレータ206の出力により短い周期で発光強度が
増加減少を繰り返し、結果的にほぼ一定の発光強度で発
光を継続させるフラット発光制御が行われる。
【0049】フラット発光の終了は、ストロボ制御回路
200が直接発光停止回路204に信号が出力されるこ
とにより行われる。
【0050】また、フラット発光の発光強度は、D/A
変換器207に与えられるデジタル値に応じてコンパレ
ータ206の非反転入力端子に入力される電圧を異なら
せることで、モニタセンサ32(PD2)の光電流の動
作ポイントを変化させ、所望の値に制御される。発光時
間についても、所望の時間に制御される。
【0051】<プリ発光と積分について>プリ発光で
は、前述のフラット発光が所定の発光強度で所定時間行
われる。
【0052】このときモニタセンサ31(PD1)はキ
セノン管19の発光測光輝度を測定し、ストロボ制御回
路200は積分回路211に積分開始を指示し、積分回
路211はモニタ回路210からの出力によりプリ発光
の積分を開始する。なお、発光停止回路204には、反
転入力端子に積分回路211の出力が入力されているコ
ンパレータ205の出力が入力されているが、これはス
トロボ制御回路200からの信号により無視されるよう
に設定されていて、前述したフラット発光の制御を阻害
しないようになっている。
【0053】所定時間のプリ発光が終わると、ストロボ
制御回路200は、プリ発光を積分した積分回路211
の出力をA/D変換器202によりA/D変換し、積分
値をデジタル値として読み込む。
【0054】<メイン発光制御について>MPU100
は、前述のプリ発光の積分値、またプリ発光時の多分割
測光センサ7からの被写体反射光輝度値等から、メイン
発光量の適正積分値を求め、ストロボ制御回路200を
介してD/A変換器207にその適正積分値を設定す
る。次にMPU100は、積分回路211を初期状態に
して、トリガー回路203により発光を開始させる。
【0055】モニタセンサ31(PD1)により測光さ
れたキセノン管19の発光輝度は積分回路211によっ
て積分され、積分出力が設定された適正積分値まで到達
すると、コンパレータ205の出力がHIからLOWに
切り替わり、発光停止回路204によって発光のストッ
プがかかる。なお、このときはコンパレータ206の出
力はストロボ制御回路200からの信号により無視され
るように設定してある。このようにして、メイン発光の
発光量を演算で求めた適正な発光量に制御することがで
きる。
【0056】次に、図4を用いてMPU100の動作フ
ローを説明する。まず、図4においてカメラの動作が開
始すると、ステップ1(#01)では、SW1がONで
あるか否かを判別し、OFFを判別するとこの動作を繰
り返し、ONを判別するとステップ2(#02)に進
む。
【0057】ステップ2(#02)では、スイッチセン
ス回路110を介してSW1,SW2以外の不図示のカ
メラの各操作スイッチの状態を読み込み、シャッタース
ピードの決め方や絞りの決め方等様々な撮影モードの設
定を行う。
【0058】ステップ3(#03)では、焦点検出動作
を行う。これは前述したように焦点検出回路105によ
る周知の位相差検出法によるものである。さらに、この
ステップ3では、焦点検出動作によって検出された焦点
状態により、レンズ制御回路112を制御し、レンズの
焦点調節を行う。
【0059】焦点検出するポイントは、図2で説明した
ように画面上に3ポイントあるが、そのうちのどのポイ
ントの被写体にピントを合わせるかは、撮影者が任意に
設定できる方式でも良いし、近点優先を基本の考え方と
した周知の自動選択アルゴリズム方式でも良い。
【0060】ステップ4(#04)では、画面上の6つ
のエリアの被写体輝度値を測光回路106より得る。
【0061】ステップ5(#05)では、上記6つのエ
リアの被写体輝度値より、周知のアルゴリズムにより露
出量を決定し、設定された撮影モードに従ってシャッタ
ースピードの値と絞りの値とを決定する。ストロボ使用
時のプログラムモードの時は、図8に示すプログラム線
図に基づいて、被写体輝度に応じたシャッタースピード
と絞りとが設定される。このプログラム線図は、レンズ
が50mmで、開放Fナンバーが1.8の場合のもので
あり、イメージセレクト(IS)の全自動モードの場合
における高輝度時には、図中に点線で示すようにシャッ
ター速度は高速側が1/125秒で規制される。
【0062】ステップ6(#06)では、イメージセレ
クトモードになっているか否かを判別する。イメージセ
レクトモードとは、図7中に示されるように測光モード
でモードダイアルの絵で表される部分であり、初心者で
もこのモードに設定することにより簡便で比較的美しい
写真が撮影できるようにカメラがプログラム線図を設定
できるモードである。イメージセレクトモードであると
きはステップ7(#07)に進み、イメージセレクトモ
ードであるときはステップ8(#08)に進む。
【0063】ステップ7(#07)では、イメージセレ
クトモードの時はMPU100内のFP発光許可フラグ
EP ONを“0”としてFP発光禁止とする。図9が
FP発光許可フラグの内容を示す図である。FP発光許
可フラグは常時“1”が立っており、フラグが“0”に
なっても撮影が終了すると“1”が立つようになってい
る。
【0064】つぎに、ステップ8(#08)では、SW
2がONであるか否かを判別する。OFFであれば、ス
テップ1(#01)にもどり、ステップ1〜ステップ8
までの動作を繰り返す。SW2がONであればステップ
9(#09)に進む。
【0065】ステップ9(#09)では、ストロボ制御
回路200からの情報伝達により現在のストロボのメイ
ンコンデンサC1の充電電圧情報を得るととともに、制
御回路112からの情報伝達により被写体のカメラから
の絶対距離情報を得る。また、測光回路106からの被
写体輝度情報を得る。
【0066】ステップ10(#10)では、得られた充
電電圧情報、絶対距離情報、および被写体輝度情報に基
づいてプリ発光の発光量を決定する。
【0067】ステップ11(#11)では、決定された
プリ発光量になるように、ストロボ制御回路200に指
令を出して、フラット発光によるプリ発光を制御する。
【0068】ステップ12(#12)では、プリ発光と
同時に、被写体の反射光を多分割測光センサ7によって
測光する。このときの動作をさらに詳しく説明すると、
プリ発光の発光する直前にも多分割測光センサ7によっ
て被写体の輝度を測光し、プリ発光時の測光値とプリ発
光直前の測光値との差を計算することによって、プリ発
光の発光分のみの被写体からの反射光を得る。
【0069】なお、プリ発光を行っているとき、ストロ
ボ制御回路200は、キセノン管19の直接光をモニタ
センサ31(PD1)で測光し、積分回路211で積分
して、プリ発光終了時に積分値をA/D変換して読み込
む。
【0070】ステップ13(#13)では、プリ発光の
積分値、プリ発光の被写体反射光測光値、および露出値
等からメイン発光の適正積分値を演算する。
【0071】ステップ14(#14)では、露光動作に
先立って主ミラー2をアップさせ、サブミラー25と共
に撮影光路より退去させる。
【0072】ステップ15(#15)では、決められた
露光量に基づく絞り値になるようにレンズ制御回路11
2に指令を出し、決められたシャッタースピード値にな
るようにシャッター制御回路107を駆動する。
【0073】ステップ16(#16)では、シャッター
の駆動に合わせて、露光中にストロボのメイン発光をス
トロボ制御回路200を介して制御する。このメイン発
光は、ステップ13(#13)の演算によって求められ
た発光量に抑制されることとなる。
【0074】ここで、ステップ7においてメインフラッ
ト発光が規制され、メイン閃光発光が許容されることに
より、主被写体までの距離が遠い場合や絞りが大きい場
合でも露出アンダーとなることが防止でき、イメージセ
レクトモードを選択した初心者等でも、失敗なく撮影す
ることができる。
【0075】こうして露光動作が終わると、ステップ1
7(#17)では、撮影光路より退去していた主ミラー
2等をダウンして再び撮影光路へ斜設し、モータ制御回
路108とフィルム走行検知回路109によりフィルム
を1駒巻上げて本カメラシステムの動作を終了する。
【0076】(第2実施形態)図5を用いて本発明の第
2の実施形態であるストロボ制御カメラシステムのMP
U100の動作フローを説明する。第1実施形態ではイ
メージセレクトモード設定時にメインフラット発光を禁
止するようにしたが、本実施形態ではイメージセレクト
モード設定時においても所定の条件を満たせばメインフ
ラット発光を許可することが特徴である。カメラシステ
ムの構成は第1実施形態と同一であるので説明を省略す
る。
【0077】図5においてカメラの動作が開始すると、
ステップ101(#101)では、SW1がONか否か
を判別し、OFFを判別したときはこの動作を繰り返
し、ONを判別したときはステップ102(#102)
に進む。
【0078】ステップ102(#102)では、スイッ
チセンス回路110を介してSW1,SW2以外の不図
示のカメラの各操作スイッチの状態を読み込み、シャッ
タースピードの決め方や、絞りの決め方等様々な撮影モ
ードの設定を行う。
【0079】ステップ103(#103)では、焦点検
出動作を行う。これは前述したように焦点検出回路10
5による周知の位相差検出法によるものである。さらに
このステップ103では、焦点検出動作によって検出さ
れた焦点状態により、レンズ制御回路112を制御し、
レンズの焦点調節を行う。
【0080】焦点検出するポイントは、図2で説明した
ように画面上に3ポイントあるが、そのうちどのポイン
トの被写体にピントを合わせるかは、撮影者が任意に設
定できる方式でも良いし、近点優先を基本の考え方とし
た周知の自動選択アルゴリズム方式でも良い。
【0081】ステップ104(#104)では、画面上
の6つのエリアの被写体輝度値を測光回路106より得
る。
【0082】ステップ(#05)では、上記6つのエリ
アの被写体輝度値より、周知のアルゴリズムより露出量
を決定し、設定された撮影モードに従ってシャッタース
ピードの値と絞りの値とを決定する。ストロボ使用時の
プログラムモードの時は、図8に示すプログラム線図に
基づいて被写体輝度に応じたシャッタースピードと絞り
とが設定される。このプログラム線図は、レンズ50m
mで、開放Fナンバーが1.8の場合のものであり、イ
メージセレクトの全自動モードにおける高輝度時には、
図中に点線で示すようにシャッター速度は高速側が1/
125秒で規制される。
【0083】ステップ106(#106)では、イメー
ジセレクトモードになっているか否かを判別する。イメ
ージセレクトモードであるときはステップ107(#1
07)に進み、イメージセレクトモードでないときはス
テップ110(#110)へ進む。
【0084】ステップ107(#107)では、イメー
ジセレクトモードのうちポートレートモードたはクロー
ズアップモードになっているか否かを判別する。ポート
レートモードおよびクローズアップモードのいずれでも
ないときはFP発光を禁止するためステップ109(#
109)へ進み、ポートレートモードまたはクローズア
ップモードのいずれかであるときはステップ108(#
108)へ進む。
【0085】ステップ108(#108)では、測光値
が所定値Eviより明るいか否かを判別する。このEv
iは、 Evi=(レンズの最小絞り)+(カメラの同調シャッ
タースピード)−(フィルム感度) で表される。なお、各値は公知のAPEX演算値であ
る。
【0086】例えば、撮影レンズの最小絞りがf22、
カメラの同調シャッタースピードが1/125秒、フィ
ルム感度がISO100のとき、Eviは、Evi=9
+7−5=11となる。測光値(ここではBv値であ
る)がこの値よりも大きければFP発光が可能とみなし
てステップ110(#110)に進み、小さい時はステ
ップ109(#109)に進む。
【0087】ステップ109(#109)では、イメー
ジセレクトモードの時はMPU100内のFP発光許可
フラグFP ONを“0”をとしてFP発光禁止とす
る。図9がFP発光許可フラグの内容を示す図である。
【0088】ステップ110(#110)では、FP発
光を許可するFP発光許可フラグを“1”にしてステッ
プ111(#111)へ進む。
【0089】ステップ111(#111)では、SW2
がONであるか否かを判別する。OFFであればステッ
プ101(#101)に戻り、ステップ101〜ステッ
プ110までの動作を繰り返す。SW2がONであれ
ば、ステップ112(#112)に進む。
【0090】ステップ112(#112)では、ストロ
ボ制御回路20からの情報伝達により現在のストロボの
メインコンデンサC1の充電電圧情報を得るとともに、
レンズ制御回路112からの情報伝達により被写体のカ
メラからの絶対距離情報を得る。また、測光回路106
からの被写体輝度情報を得る。
【0091】ステップ113(#113)では、得られ
た充電電圧情報、絶対距離情報および被写体輝度情報に
基づいて、プリ発光の発光量を決定する。
【0092】ステップ114(#114)では、決定さ
れたプリ発光量になるように、ストロボ制御回路200
に指令を出して、プリ発光を制御する。
【0093】ステップ115(#115)では、プリ発
光と同時に、被写体の反射光を多分割測光センサ7によ
って測光する。このときの動作をさらに詳しく説明する
と、プリ発光の発光する直前にも多分割測光センサ7に
よって被写体の輝度を測光し、プリ発光時の測光値とプ
リ発光直前の測光値の差を計算することによってプリ発
光の発光分のみの被写体からの反射光を得る。
【0094】なお、プリ発光行っているとき、ストロボ
制御回路200は、キセノン管19の直接光をモニタセ
ンサ31(PD1)で測光し、積分回路211で積分し
て、プリ発光終了時に積分値をA/D変換して読み込
む。
【0095】ステップ116(#116)では、プリ発
光の積分値、プリ発光の被写体反射光測光値および露出
値等からメイン発光の適正積分値を演算する。
【0096】ステップ117(#117)では、露光動
作に先立って主ミラー2をアップさせ、サブミラー25
と共に撮影光路より退去させる。
【0097】ステップ118(#118)では、決めら
れた露光量に基づく絞り値になるようにレンズ制御回路
112に指令を出し、決められたシャッタースピード値
になるようにシャッター制御回路107を駆動する。
【0098】ステップ119(#119)では、シャッ
ターの駆動に合わせて、露光中にストロボのメイン発光
をストロボ制御回路200を介して制御する。このメイ
ン発光は、ステップ116(#116)の演算によって
求められた発光量に制御されることとなる。
【0099】ここで、ステップ108において測定値が
所定値Evi以下と判別された場合には、メインフラッ
ト発光が禁止され(ステップ119)、メイン閃光発光
が行われるので、露出アンダーになるのが防止される一
方、測定値が所定値Eviを超えていると判別された場
合には、メインフラット発光が許容されるので、閃光発
光による撮影を行って露出オーバーになるのを防止する
ことができる。
【0100】こうして露光動作が終わると、ステップ1
20(#120)では、撮影光路より退去された主ミラ
ー2等をダウンし、再び撮影光路へ斜設させ、モータ制
御回路108とフィルム走行検知回路109によりフィ
ルムを1駒巻上げて本カメラシステムの動作を終了す
る。
【0101】なお、本発明は、フィルム以外の画像記録
媒体を用いるカメラシステムにも適用でき、磁気以外の
方法で撮影情報が書き込める画像記録媒体を用いるカメ
ラシステムにも適用できる。
【0102】また、本発明は、以上の実施形態および変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
て用いてもよい。
【0103】しかも、本発明は、一眼レフカメラ、レン
ズシャッタカメラ、ビデオカメラ等、種々の形態のカメ
ラ、さらにはカメラ以外の光学機器やその他の装置、さ
らにはそれらカメラや光学機器やその他の装置に適用さ
れる装置またはこれらを構成する要素に対しても適用で
きる。
【0104】(実施形態と請求項の関係)上記実施形態
におけるMPU100およびストロボ制御回路200
は、請求の範囲にいうストロボ制御手段に相当する。
【0105】また、上記実施形態におけるモードダイヤ
ル、スイッチセンス回路110およびMPU100は、
請求の範囲にいうモード設定手段に相当する。
【0106】なお、以上が本発明の各構成と実施形態の
各構成の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の
構成に限られるものではなく、請求項に示した機構また
は実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば
どのようなものであってもよい。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明で
は、所定の撮影モード(主に初心者が使用する撮影モー
ド)が設定されたときは、フラット発光による撮影を禁
止するようにしている。このため、本発明を用いれば、
初心者等が自動的に適正撮影が行えると信じて設定した
所定撮影モードにおいては、ストロボのフラット発光が
選択されていたとしてもフラット発光撮影を禁止するこ
とができ、主被写体までの距離が遠い場合や絞りを大き
くして撮影する場合でも露出アンダーにならないように
して撮影の失敗を防止することができる。なお、フラッ
ト発光を禁止した場合に自動的に閃光発光を行わせるよ
うにすれば、いちいちストロボのモード切換えを行わな
くても適正露光が得られる。
【0108】また、本願第2の発明では、上記所定の撮
影モードにおいて、測光値が所定値以下のときにフラッ
ト発光撮影を禁止し、測光値が所定値を超えるときには
フラット発光撮影を許容するようにしている。このた
め、本発明を用いれば、測光値が低いときはフラット発
光撮影を行わせないようにして露出アンダーの失敗撮影
を防止することができる一方、測光値が高いときにはフ
ラット発光撮影を行わせて露出オーバーの失敗撮影を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のカメラシステムの構造
図である。
【図2】上記カメラシステムのファインダー図である。
【図3】上記カメラシステムの電気回路ブロック図であ
る。
【図4】上記カメラシステムの制御フローである。
【図5】本発明の第2実施形態のカメラシステムの制御
フローである。
【図6】上記第2実施形態のカメラシステムの閃光発光
とフラット発光の説明図である。
【図7】上記第2実施形態のカメラシステムのカメラの
モード設定手段の説明図である。
【図8】上記第2実施形態のカメラシステムのカメラの
プログラム線図である。
【図9】上記第2実施形態のカメラシステムのカメラの
内部のMPU内のFP発光許可フラグの内容の説明図で
ある。
【符号の説明】
7 多分割測光センサ 19 キセノン管 31 モニタセンサ(PD1) C1 メインコンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの撮影モードの設定を行うモード
    設定手段と、フラット発光が可能なストロボ手段とを有
    してなるカメラシステムにおいて、 前記モード設定手段により所定の撮影モードが設定され
    たときは、前記フラット発光による撮影を禁止するスト
    ロボ制御手段を有することを特徴とするカメラシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ストロボ制御手段は、前記所定の撮
    影モードにおいて測光値が所定値以下のときは前記フラ
    ット発光による撮影を禁止し、測光値が前記所定値を超
    えるときは前記フラット発光による撮影を許容すること
    を特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】 前記所定値は、撮影レンズの絞り値とカ
    メラの同調シャッタ速度とフィルムの感度とに基づいて
    算出されることを特徴とする請求項2に記載のカメラシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記ストロボ制御手段は、前記フラット
    発光による撮影を禁止したときは、閃光発光による撮影
    を許容することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載のカメラシステム。
JP7193683A 1995-07-28 1995-07-28 カメラシステム Pending JPH0943688A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7193683A JPH0943688A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 カメラシステム
US08/685,411 US6067422A (en) 1995-07-28 1996-07-24 Flash photography system
DE69636299T DE69636299T2 (de) 1995-07-28 1996-07-26 System für Blitzfotografie
EP96112170A EP0756195B1 (en) 1995-07-28 1996-07-26 Flash photography system
US09/525,841 US6363221B1 (en) 1995-07-28 2000-03-15 Flash photography system with preliminary and main emission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7193683A JPH0943688A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 カメラシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0943688A true JPH0943688A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16312057

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JP7193683A Pending JPH0943688A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 カメラシステム

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JP (1) JPH0943688A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096879A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Canon Inc 撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007096879A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Canon Inc 撮像装置

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