JPH0942777A - 壁掛式器具のケース構造 - Google Patents

壁掛式器具のケース構造

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JPH0942777A
JPH0942777A JP19554995A JP19554995A JPH0942777A JP H0942777 A JPH0942777 A JP H0942777A JP 19554995 A JP19554995 A JP 19554995A JP 19554995 A JP19554995 A JP 19554995A JP H0942777 A JPH0942777 A JP H0942777A
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plate
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Yasushi Komatsu
靖司 小松
Isao Hirozawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背面板15と前面カバー16とから成る壁掛
式器具のケース構造であって、背面板15の側縁に形成
した外曲げフランジ15aに前面カバー16の側板部端
縁に形成した内曲げフランジ16aを前方から接合する
ものにおいて、内曲げフランジ16aの曲げ角度に狂い
があっても背面板15と前面カバー16との間に側方か
ら目視可能な隙間が明かないようにすると共に、背面板
15をカラー鋼板で形成する場合に、外曲げフランジ1
5aの自由端の着色されていない切り口が外観に現われ
ることを防止し、体裁を良好にする。 【解決手段】 外曲げフランジ15aの外縁部分に、該
フランジ15aの自由端を該フランジ15aの前面側に
折返して成るヘミング部15eを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯沸器等の壁掛式
器具のケース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁掛式の湯沸器のケースは、壁側
の被取付部材に固定金具を介して固定される背面板と、
湯沸器の内装部品(熱交換器やバーナ等)を覆う前面カ
バーとで構成されている。かかるケースにおいて、背面
板を皿状にプレス成形して、その側縁に外曲げフランジ
を形成すると共に、前面カバーの側板部の端縁に内曲げ
フランジを形成し、外曲げフランジに内曲げフランジを
前方から接合した状態で背面板に前面カバーを係着する
ものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前面カバーの内曲げフ
ランジは曲げ加工によって形成されており、スプリング
バック等の影響で内曲げフランジの曲げ角度に狂いを生
じ易い。そして、内曲げフランジを背面板の外曲げフラ
ンジに接合したとき、両フランジが面接触せず、内曲げ
フランジの自由端が外曲げフランジの内縁部分に片当り
して、内曲げフランジの基端部が外曲げフランジの外縁
部分から浮き、背面板と前面カバーとの間に側方から目
視可能な隙間が明いて体裁を損うことがある。
【0004】また、従来は、背面板と前面カバーとを共
に鋼板で形成して夫々に塗装を施しているが、前面カバ
ーに塗装を施すことは不可避としても、コストダウンを
図るには、背面板をカラー鋼板で形成して、塗装を省略
することが望まれる。然し、背面板をカラー鋼板で形成
しても、背面板の外曲げフランジの外縁はトリミングに
よる切り口となって地金が露出し、ここで、外曲げフラ
ンジの外縁は前面カバーの内曲げフランジで覆われない
ため、湯沸器を側方から見たときに、外曲げフランジの
外縁の着色されていない切り口が外観に現われて体裁を
損うため、切り口部分の塗装が必要になる。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、前面カバーの
内曲げフランジを背面板の外曲げフランジに隙間を生ず
ることなく接合し得るようにし、且つ、背面板をカラー
鋼板で形成するときの切り口の塗装を不要として、大幅
なコストダウンを図れるようにすることを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課段を解決すべく、
本発明は、背面板と前面カバーとで構成される壁掛式器
具のケースであって、背面板を皿状にプレス成形すると
共に、背面板の側縁に、前面カバーの側板部の端縁に形
成した内曲げフランジを前方から接合する外曲げフラン
ジを形成するものにおいて、外曲げフランジの外縁部分
に、自由端を外曲げフランジの前面側に折返して成るヘ
ミング部を形成することを特徴とする。
【0007】この構成によれば、外曲げフランジの外縁
部分がヘミング部によって前方に盛り上り、内曲げフラ
ンジの基端部がヘミング部の前面に当接する。従って、
内曲げフランジの曲げ角度に狂いを生じても、内曲げフ
ランジの自由端は外曲げフランジの内縁部分に片当りせ
ず、両フランジ間に側方から目視可能な隙間が明くこと
はない。また、外曲げフランジの自由端の切り口は該フ
ランジの内方に折り返されるため、切り口は外観に現わ
れず、背面板をカラー鋼板で形成すれば、一切の塗装が
不要になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、1は壁
掛式湯沸器のケースであり、該ケース1には、ガスバー
ナ2と、該バーナ2を熱源とする熱交換器3とが内装さ
れ、更に、下端の水道管用ジョイント4に接続される水
系バルブユニット5と、下端のガス管用ジョイント6に
接続されるガス系バルブユニット7とが設けられてい
る。
【0009】水系バルブユニット5の下流側には、熱交
換器3を通る熱交水路8とバイパス水路9とが接続され
ており、熱交水路8の下流端とバイパス水路9の下流端
とをケース1の下端中央部に設けたミキシング部10で
合流し、該ミキシング部10に出湯ヘッド11を可撓管
12を介して接続した。
【0010】ケース1は、上下1対の固定金具13,1
4を介して壁側の被取付部材に固定される背面板15
と、湯沸器を前面から側面に亘って覆う前面カバー16
とで構成されている。尚、固定金具13,14は背面板
15にビス13a,14a止めされている。
【0011】背面板15は、カラー鋼板を図3及び図4
に示す如く皿状にプレス成形して成るもので、背面板1
5の左右の側縁に外方に屈曲する外曲げフランジ15a
を形成すると共に、各外曲げフランジ15aに、前方に
のびる上下3段の爪片15b,15c,15dを曲成し
た。尚、上段の爪片15bは斜め上向きになっている。
【0012】前面カバー16の左右各側の側板部の端縁
には、図5に示す如く、内方に屈曲する内曲げフランジ
16aが曲成されており、該フランジ16aに上下3段
のスリット(図示せず)を形成し、前面カバー16を後
傾姿勢にした状態で上段のスリットに上段の爪片15b
を係合し、次に、爪片15bを支点にして前面カバー1
6を鉛直姿勢に傾動させて、中段と下段の各スリットに
中段と下段の各爪片15c,15dを係合させることに
より、前面カバー16を上下左右に位置決めして背面板
15に係着し得るようにした。この係着状態において、
内曲げフランジ16aは背面板15の左右各側の外曲げ
フランジ15aに前方から接合する。尚、前面カバー1
6は板金製で塗装が施されている。
【0013】背面板15の各外曲げフランジ15aの外
縁部分には、自由端を外曲げフランジ15aの前面側に
折返して成るヘミング部15eが形成されている。その
ため、前面カバー16の内曲げフランジ16aはその基
端部において外曲げフランジ15aのヘミング部15e
に当接する。従って、内曲げフランジ16aの曲げ角度
にスプリングバック等による狂いを生じても、内曲げフ
ランジ16aの自由端が外曲げフランジ15aの内縁部
分に片当りして、内曲げフランジ16aの基端部が外曲
げフランジ15aの外縁部分から浮くようなことはな
く、背面板15と前面カバー16との間に側方から目視
可能な隙間が明くことはない。
【0014】また、外曲げフランジ15aの自由端の切
り口15eは該フランジ15aの内方に折返されるため
外観に現われることはなく、背面板15を上記の如くカ
ラー鋼板で形成すれば、一切の塗装が不要になる。
【0015】尚、背面板15を皿状にプレス成形する
際、背面板15の素材となるブランクの周縁部分に比較
的幅広の押え代を確保しておく必要があり、従来は、プ
レス成形後に押え代の余剰部分をトリミングし、切残さ
れた押え代の部分で外曲げフランジを形成している。一
方、本実施形態によれば、押え代の余剰部分をヘミング
加工の折曲げ代として有効利用でき、ヘミング部15e
を形成しても材料費が高くなることはない。
【0016】また、本実施形態では、背面板15の上下
両縁にも外曲げフランジ15fを形成し、該フランジ1
5fの外縁部分に上記と同様のヘミング部15gを形成
しているが、これは組立段階において背面板15の上下
両縁の切り口により作業者が指先に傷を負うことを防止
するためであり、必要不可欠ではない。
【0017】以上、壁掛式湯沸器のケースに本発明を適
用した実施形態について説明したが、湯沸器以外の他の
壁掛式器具にも同様に本発明を適用できる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、背面板と前面カバーとの間に側方から目視可
能な隙間が明くことがなく、体裁が良好になり、更に、
背面板の外曲げフランジの自由端の切り口が外観に現わ
れず、背面板をカラー鋼板で形成した場合、一切の塗装
が不要となり、大幅なコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るケースを具備する湯沸器の前面
カバーを取外した状態の正面図
【図2】 図1の右側面図
【図3】 図1の湯沸器の背面板の正面図
【図4】 図3の左側面図
【図5】 図3のV-V線拡大截断面図
【符号の説明】
15 背面板 15a 外曲げフラ
ンジ 15e ヘミング部 16 前面カバ
ー 16a 内曲げフランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面板と前面カバーとで構成される壁掛
    式器具のケースであって、背面板を皿状にプレス成形す
    ると共に、背面板の側縁に、前面カバーの側板部の端縁
    に形成した内曲げフランジを前方から接合する外曲げフ
    ランジを形成するものにおいて、外曲げフランジの外縁
    部分に、自由端を外曲げフランジの前面側に折返して成
    るヘミング部を形成することを特徴とする壁掛式器具の
    ケース構造。
  2. 【請求項2】 背面板をカラー鋼板で形成することを特
    徴とする請求項1に記載の壁掛式器具のケース構造。
JP7195549A 1995-07-31 1995-07-31 壁掛式器具のケース構造 Expired - Lifetime JP3008160B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472350B1 (ko) * 2001-09-27 2005-03-08 린나이코리아 주식회사 열교환기용 부기체 및 그 제조방법
JP2015141991A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 三菱電機株式会社 パッキン取付機構
JP2018185090A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 株式会社パロマ 給湯器及び給湯器の取付方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015141991A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 三菱電機株式会社 パッキン取付機構
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