JPH0941763A - ドアの開閉装置 - Google Patents

ドアの開閉装置

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JPH0941763A
JPH0941763A JP19761695A JP19761695A JPH0941763A JP H0941763 A JPH0941763 A JP H0941763A JP 19761695 A JP19761695 A JP 19761695A JP 19761695 A JP19761695 A JP 19761695A JP H0941763 A JPH0941763 A JP H0941763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
rod
frame
handle lever
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP19761695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Sasada
泰伸 笹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibutani Co Ltd filed Critical Shibutani Co Ltd
Priority to JP19761695A priority Critical patent/JPH0941763A/ja
Publication of JPH0941763A publication Critical patent/JPH0941763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアに取付けられたグレモン錠のハンドルレ
バーによってドアの上下面から出没されるロッドの先端
が天井面や床面に当接する状態で摺動するのを防止する
ことができるドアの開放装置を提供する。 【解決手段】 ドア枠1の出入口を開閉するドア10
に、ハンドルレバー23の操作により上下のロッド2
6、27の先端部をドア10の上下面から出没させるグ
レモン錠20を取付ける。ドア枠1の上枠6および下枠
7にロッド26、27の先端部が挿入されるロッド受け
具50を取付ける。ドア枠1の上枠6に板状のロッドプ
テクタを取付け、そのロッドプロテクタのロッド受け具
50からドア10の開放方向の前側に係合孔を形成す
る。ハンドルレバー23の操作により、ドア10が開放
しつつロッド26、27が外方向に向けて移動した場合
に、そのロッドの先端部を係合孔に係合させてドア10
の開放を阻止し、下部ロッド27の先端が床面に当接す
る状態で摺動するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はドアの開閉装置、
さらに詳しくは、建物の出入口をドアによって開閉する
ドアの開閉状態に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の開口にドア枠を取付け、そのドア
枠の内側の出入口をドアによって開閉するドアの開閉装
置においては、ドアの閉鎖時に気密状態を必要とする場
合、普通、ドアにグレモン錠を取付けるようにしてい
る。
【0003】ここで、グレモン錠は、ハンドルレバーを
有し、そのハンドルレバーの揺動により、上下一対のロ
ッドを軸方向に移動させ、各ロッドの先端部に設けたテ
ーパ部がドア枠の上枠および下枠に取付けたロッド受け
具内のローラと接触するカム作用により、ドアをドア枠
の内周に設けた戸当り枠側に移動させ、その戸当り枠の
表面に設けたシール部材にドアを圧接させるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、グレモン錠
は、ドアが開放状態にある場合、ハンドルレバーは解錠
位置でロックされるようになっているが、ドアが出入口
を閉じる状態ではハンドルレバーのロックが解除される
ようになっているため、例えば、解錠位置にあるハンド
ルレバーが押されつつ施錠位置に向けて揺動された場
合、ドアは開放しつつ上下のロッドが軸方向に移動して
先端部がドアの上下面から突出することになる。
【0005】このとき、下部のロッドの先端は床面に当
接して床面上を摺動すると共に、上部のロッドの先端は
天井面を摺動し、床面や天井面に傷がつき、あるいはロ
ッドが損傷するという問題が発生する。
【0006】この発明の課題は、ドアが出入口を閉じる
状態でグレモン錠のハンドルレバーが開扉方向に押され
つつ施錠位置に向けて揺動された場合でもドアが開放さ
れないようにしたドアの開閉装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、ドア枠の出入口を開閉する
ドアの戸先側に、ハンドルレバーを有し、そのハンドル
レバーの揺動により、上部および下部のロッドの先端部
をドアの上面および下面から出没させるグレモン錠を取
付け、ドア枠の上枠および下枠に上下のロッドの各先端
部が挿入可能なロッド受け具を取付け、そのロッド受け
具に対する各ロッドの先端部の挿入によってドアをドア
枠の内周に設けた戸当り枠の表面のシール部材に密着さ
せるようにしたドアの開閉装置において、前記上枠と下
枠の少なくとも一方に、前記ロッド受け具の位置からド
アの開放方向前側に前記ロッドの先端部が挿入可能な係
合孔を設けた構成を採用したのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0009】図1に示すように、ドアの開閉装置は、建
物の開口部に取付けられたドア枠1と、そのドア枠1の
内側の出入口2を開閉するドア10とから成り、ドア1
0はヒンジ11によって一側が支持され、そのヒンジ1
1を中心として開閉し得るようになっている。
【0010】図3に示すように、ドア枠1の内周には戸
当り枠3が設けられ、その戸当り枠3の表面に弾性体か
ら成るシール部材4が取付けられている。
【0011】図2に示すように、ドア10の戸先側には
グレモン錠20が取付けられている。図6に示すよう
に、グレモン錠20はドア10の内部に埋込まれたケー
ス21を有し、そのケース21の両側板を貫通してドア
10の両面から外方に臨むレバー軸22の両端部にハン
ドルレバー23が取付けられ、そのハンドルレバー23
の揺動により、レバー軸22に取付けたT字形アーム2
4を介してデッドボルト25の先端部をドア10の側面
から出没させると共に、上部ロッド26および下部ロッ
ド27を軸方向に移動させて各ロッド26、27の先端
部をドア10の上下面より出没させるようにしている。
【0012】また、ケース21の取付板28をスライド
自在に貫通するトリガー29にスプリング30の弾力を
付与して外方向への突出性を付与し、そのトリガー29
に係合片31を取付け、一方、上部ロッド26とT字形
アーム24とを連結する連結板32に切欠部33を設
け、その切欠部33と上記係合片31の係合によってド
ア10の開放状態でハンドルレバー23を図6の鎖線イ
で示す解錠位置にロックし、上記トリガー29の押し込
みにより、切欠部33から係合片31を離脱させてハン
ドルレバー23のロックを解除させるようにしている。
【0013】図2および図3に示すように、ドア枠1の
戸先側たて枠5にはトリガー29を押し込み状態に保持
する板状のストライカ40が取付けられている。ストラ
イカ40には、グレモン錠20のデッドボルト25が係
合可能な係合孔41が設けられている。
【0014】また、ドア枠1の上枠6および下枠7に
は、上部ロッド26および下部ロッド27と対向する位
置にロッド受け具50が取付けられている。
【0015】図4に示すように、ロッド受け具50はケ
ース51を有し、そのケース51の開口部を覆う取付板
52にロッド挿入孔53が設けられ、また、ケース51
の内部にローラ54が回転自在に取付けられている。
【0016】ロッド受け具50は、ロッド26、27の
先端部がロッド挿入孔53から内部に侵入した際、ロッ
ド26、27の先端部に設けたテーパ面26a、27a
とローラ54との接触によりドア10を戸当り枠3側に
変位させ、ドア10をシール部材4に圧接させる役目を
果たす。
【0017】上記の構成において、グレモン錠20のハ
ンドルレバー23が図2に示すように、施錠位置にある
場合、デッドボルト25は係合孔41に係合し、上部ロ
ッド26および下部ロッド27の先端部はロッド受け具
50のローラ54と係合し、ドア10はシール部材4に
圧接して気密状態に保持されている。
【0018】また、トリガー29はストライカ40によ
り押し込められた状態にあり、係合片31が連結板32
の切欠部33から離脱している。
【0019】図2に示す状態からハンドルレバー23を
同図の鎖線イで示す解錠位置に揺動させると、デッドボ
ルト25は後退動して係合孔41から外れ、また、上部
ロッド26および下部ロッド27のそれぞれがドア10
の内方に向けて移動して先端部がロッド受け具50から
抜け出し、ドア10のロックが解除される。
【0020】このため、ハンドルレバー23を引き、あ
るいは押すことによってドア10を開放させることがで
きる。このドア10の開放によって、トリガー29はス
トライカ40から外れるため、トリガー29がスプリン
グ30の弾力により外方に移動し、係合片31が連絡板
32の切欠部33に係合することになり、係合片31と
切欠部33の係合によって、ハンドルレバー23は解錠
位置で保持される。
【0021】ところで、ドア10がドア枠1の出入口2
を閉じる状態において、ハンドルレバー23が解錠位置
にある場合、ハンドルレバー23が押されつつ押し下げ
られ、あるいは引き寄せられつつ押し下げられると、ド
ア10の開放と共に上部ロッド26および下部ロッド2
7が外方向に移動し、下部ロッド27の先端が床面に当
接する状態で床面上を移動し、床面を傷付ける問題が発
生する。
【0022】上記の問題点を解決するため、図4に示す
ように、ドア枠1の上枠6下面に板状のロッドプロテク
タ60をねじ等の手段で固定し、そのロッドプロテクタ
60のロッド受け具50と対向する位置にロッド挿入孔
61を形成し、かつロッド挿入孔61からドア開放方向
の前側に係合孔62を設けている。
【0023】上記のように、係合孔62を有するロッド
プロテクタ60を上枠6に取付けると、解錠位置にある
ハンドルレバー23が押されつつ押し下げられてドア1
0が開放し、上部ロッド26および下部ロッド27が外
方向に移動すると、上部ロッド26の先端部は係合孔6
2に係合し、その係合によってドア10は開放されず、
下部ロッド27の先端が床面に当接する状態で床面上を
摺動するのを防止することができ、床面に傷がつくのを
防止することができる。また、上部ロッド26の先端が
天井面に当接する状態で摺動するのが防止される。
【0024】図4に示す実施の形態では、上枠6にロッ
ドプロテクタ60を取付けたが、そのロッドプロテクタ
60を下枠7に取付けてもよく、図3に示すように、上
枠6および下枠7のそれぞれにロッドプロテクタ60を
取付けてもよい。
【0025】なお、上記のロッドプロテクタ60の取付
けに代えて、図5に示すように、上枠6に屋外側に張り
出す張り出し部6aを設け、その張り出し部6aにロッ
ド26、27の先端部が係合可能な係合孔62を設けて
もよく、あるいは、図では省略したが、下枠7に張り出
し部を設けて、その張り出し部に係合孔を設けてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ド
ア枠の上枠と下枠の少なくとも一方に係合孔を設け、ド
アが開放しつつロッドが外方向に移動した場合に、その
ロッドの先端部を上記係合孔に係合させるようにしたの
で、下部ロッドの先端が床面に当接する状態で床面上を
摺動するのを防止することができ、床面に傷がつき、あ
るいはロッドが損傷するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るドアの開閉装置の実施の形態を
示す正面図
【図2】同上のドアの戸先側を示す断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上のロッド受け具を示す断面図
【図5】この発明に係る開閉装置の他の実施の形態を示
す断面図
【図6】同上のグレモン錠を示す断面図
【符号の説明】
1 ドア枠 2 出入口 4 シール部材 5 たて枠 6 上枠 7 下枠 10 ドア 20 グレモン錠 23 ハンドルレバー 26 上部ロッド 27 下部ロッド 40 ストライカ 41 係合孔 50 ロッド受け具 60 ロッドプロテクタ 62 係合孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠の出入口を開閉するドアの戸先側
    に、ハンドルレバーを有し、そのハンドルレバーの揺動
    により、上部および下部のロッドの先端部をドアの上面
    および下面から出没させるグレモン錠を取付け、ドア枠
    の上枠および下枠に上下のロッドの各先端部が挿入可能
    なロッド受け具を取付け、そのロッド受け具に対する各
    ロッドの先端部の挿入によってドアをドア枠の内周に設
    けた戸当り枠の表面のシール部材に密着させるようにし
    たドアの開閉装置において、前記上枠と下枠の少なくと
    も一方に、前記ロッド受け具の位置からドアの開放方向
    前側に前記ロッドの先端部が挿入可能な係合孔を設けた
    ことを特徴とするドアの開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記上枠と下枠の少なくとも一方に板状
    のロッドプロテクタを取付け、そのロッドプロテクタに
    係合孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載のドア
    の開閉装置。
JP19761695A 1995-08-02 1995-08-02 ドアの開閉装置 Pending JPH0941763A (ja)

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