JPH0941734A - テント構造 - Google Patents

テント構造

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JPH0941734A
JPH0941734A JP19086595A JP19086595A JPH0941734A JP H0941734 A JPH0941734 A JP H0941734A JP 19086595 A JP19086595 A JP 19086595A JP 19086595 A JP19086595 A JP 19086595A JP H0941734 A JPH0941734 A JP H0941734A
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JP
Japan
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tent
poles
auxiliary
main
pole
Prior art date
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JP19086595A
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English (en)
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Saiken Ra
濟 健 羅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のテント等は、スキン無しでは構造的形
態を維持することが難しいばかりか、外力によって容易
に変形されていた。 【解決手段】 テント主支持ポール1の下部に、トラス
構造を形成するか、一つ以上の主支持ポール1に対し
て、補助支持ポールが交叉されて固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テント構造に係わ
り、特に、テントがトラス構造で支持されるように形成
された、テント構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテントは、その形態がテントスキ
ンの引張力および支持ポールの撓み強度の相互作用によ
って、維持される構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のテント等は、スキン無しでは構造的形態を維持する
ことが難しいばかりか、外力によって容易に変形される
という欠点があった。
【0004】更に、近年に至って、テントは大型化され
ており、それに伴って支持ポールの撓み強度を高めなけ
ればならなかった。全般的に、テントの外力による変形
を防止するとか、テント構造の強度を高める方法として
は、支持ポールの径を大きくするとか、又は、支持ポー
ルの数を増やす方法が主に採用されてきた。
【0005】しかしながら、この方法は、テントの軽量
化趨勢に逆行し、又、素材が高値であるため、製造単価
が増大するとの欠点があった。よって、テントは新たな
構造を指向しなければならないのであった。
【0006】ここに、テントを築造するに際して、テン
トの強度を高めるために、既存の支持ポールを使用した
にも拘らず、スキンの補強無しに、自体構造に対する所
定強度を向上すれば甚だ有利であることを知り得たので
ある。
【0007】本発明は、上記実情に鑑み、スキンの補強
無しにもテント構造の所定強度を向上させた新たなテン
ト構造を提供することを主な目的とする。本発明の他の
目的は、主支持ポール及び補助支持ポールを連結してト
ラス構造にし、その高さにおいても変えることができ、
構造的強度を高めるようにした、新たなテント構造を提
供することにある。
【0008】本発明の又、他の目的は、主支持ポールの
下部に対してトラス構造を適用することによって、テン
ト下部の強度を補強した、新たなテント構造を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るテント構造は、主支持ポールに対して、
一つ以上の補助支持ポールがトラス結合されるように配
置されて、トラス構造を形成したことを特徴としてい
る。
【0010】ここで、主支持ポールに対して、一つ以上
の補助支持ポールを結合することのできる連結具を設け
ると良い。また、上記目的を達成するための本発明に係
るテント構造は、一つ以上の主支持ポールに対して、補
助支持ポールが交叉されて結合され、各主支持ポールと
補助支持ポールが、トラス構造を形成したことを特徴と
している。
【0011】
【作用】上記構成による本発明は、テント下部に対する
強度を補強するために、主支持ポール下部をトラス構造
にし、さらにはトラス構造の高さを変えることを可能に
して、主支持ポールに補助支持ポールを固定するテント
構造である。
【0012】
【実施例】本発明を添付図面に基づいて、詳細に説明す
れば次の通りである。図1を参照すれば、テント10
は、X時型のドーム型テントである。
【0013】主支持ポール1及び2等は、各々頂点Aに
おいて、連結具(図示省略)によって交叉して固定され
る。一方、該テント10は、図面されたところのよう
に、地面より所定の高さhにある地点Bに、以後、詳細
に説明される連結具によって補助支持ポール4及び5等
を有している。
【0014】該補助支持ポール4及び5等は、地点Bを
中心として、B−C−B’と、B−C−B''のトラス構
造を有している。該構造は、主支持ポール1が、軸荷重
のみで支持されているので、構造的曲げ強度が増大され
ている。
【0015】即ち、一直線にされた支持ポールは、その
中心荷重に対して、最大撓み(屈曲)率を有するように
なり、その撓み、即ち、撓み応力δは次の式にて表現さ
れる。
【0016】δ=P・l3 /48EI ここにおいて、E=弾性係数、I=慣性モーメント(m
oment of inertia)、P=中心荷重、
l=支持ポールの長さ 該式によって主支持ポール1の全体の長さlが長くなる
ほど応力δが幾何級数的に大きくなる。これに従って、
テントの高さを高める場合、ボールの太さや強度が大い
に要求されるが仕方がない。
【0017】実例を挙げれば、図1に示されたように、
主支持ポール1の全体の長さが4mであるとして、地点
Bから地点Cと地点Dから地点Eまで、長さが各々1m
である時、主支持ポール1の全体の長さから受ける撓み
応力と、主支持ポール1の地点BからDにおいて受ける
撓み応力は、8:1になる。従って、補助支持ポール
4、5によって、トラス構造に支持される主支持ポール
1は、トラス構造が無い支持ポールより強度が、8倍増
加されることを知り得る。
【0018】このようなトラス構造の補助支持ポール4
及び5等を、主支持1及び2等に、個別的に設置するた
めに、連結具が要求される。図2に示された連結具20
は、主支持ポール1の所定位置に挿入される支持具21
と、該支持具21に固定され補助支持ポール4及び5等
を各々端部固定するカム部26及び27で構成された固
定具22とから構成されている。
【0019】支持具21は、胴体が円筒形に形成され、
主支持ポール1内に挿入された時、位置固定される位置
固定具23を設けるが、該位置固定具23は、支持具2
1の胴体内部に挿入され、主支持ポール1に接触させる
とか、所定孔内において支持されるバーとなることもあ
る。
【0020】更に、支持具21は、位置固定具23と反
対方向に突起24が一体に固定される。よって、補助支
持ポール4及び5等の端部が固定される位置固定具22
を支持具21に取り付けるには、結合させるための孔を
形成した支持板25内に、支持具21の突起24を挿入
すれば良い。これにより、主支持ポール1にトラフ構造
が形成される。
【0021】図3には、連結具の、又、他の実施例が例
示されており、該連結具30は、円形の板体にて構成さ
れ、ほぼ円錐形状に形成されている。連結具30は主支
持ポール1が挿入される円板の一側に、偏心した主孔3
1が形成されている。
【0022】更に、該主孔31と略三角形を成して補助
支持ポール4及び5を嵌めることができる、補助孔32
及び33等が形成されている。ここで、主孔31は、主
支持ポール1が20〜40°傾いて設置されるべく、垂
直から10°程度傾斜されて穿設され、補助孔32及び
33等も垂直からほぼ30°程度傾斜されて穿設されて
いる。
【0023】図4には、連結具の又、他の実施例が図示
されている。連結具40は、所定の長さのチューブ式バ
ー形状に形成されている。該連結具40は、その中心に
主支持ポール1が挿入される主孔41と、該主孔41の
左右側に延長して、補助支持ポール4及び5等が挿入さ
れる挿入孔を有する、延長部42、45が下向きに屈曲
形成されている。
【0024】従って、連結具40は、孔41に主支持ポ
ール1が挿入された状態において、延長部42、45等
内に補助支持ポール4及び5等を挿入することにより、
簡単にトラス構造を形成することができる。
【0025】一方、本発明の原理に従えば、トラス構造
は補助支持ポール等を支持ポール下部の軸方向の荷重を
補強するのみならず、胴体を支持するテント構造を形成
することができる。
【0026】図5に示したように、テント50は、一つ
以上の主支持ポール51及び52等と、一つ以上の補助
支持ポール53、54等にて構成される。即ち、テント
50は、トラス構造を有すべく、主支持ポール51,5
2等に、補助支持ポール53,54等が交叉するように
支持される構造となっている。
【0027】即ち、主支持ポール51,52等は、テン
トの高さを決定する長さにて、両端部がテント内部に所
定の角度傾斜されて固定される。補助支持ポール53
は、主支持ポール51及び52の一端部を、所定の高さ
にて通過して、各々交叉する地点aにおいて、連結具5
5によって固定されるか、同時にテントスキンに固定さ
れる。
【0028】これによって、主支持ポール51と補助支
持ポール53は、地点aと、主支持ポール51が地面に
接触される地点cと、補助支持ポール53が地面に接触
される地点b等によって、トラス構造a,b,cが構成
される。
【0029】同様に、主支持ポール51及び52と、補
助支持ポール54等で、相互トラス構造で結合される。
【0030】
【発明の効果】従って、テント構造体は、トラス構造に
て築造されるので、地点aにおいて軸荷重を有するよう
になり、支持ポールの中心荷重に伴う撓み応力を少なく
するので、テント構造の強度を顕著に改善している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の原理に従って、一般的なドー
ム形テントに使用される支持ポールの下部に、トラス構
造を採用したテント構造の図面。
【図2】図2は、本発明の原理に従って、支持ポール下
端にトラス構造を形成するのに使用される、第1実施例
の連結具の斜視図。
【図3】図3は本発明の原理に伴う第2実施例の連結具
の斜視図。
【図4】図4は、本発明の原理に伴う第3実施例の連結
具の斜視図。
【図5】図5は本発明の原理に従って、主支持ポールと
補助支持ポールによって、トラス構造を築造する他の実
施例のテント構造を示した図面である。
【符号の説明】
1,2:主支持ポール 4,5:補助支持
ポール 10:テント 20:連結具 21:支持具 22:固定具 23:位置固定具 24:突起 25:支持板 31:主孔 32,33:補助孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テント構造において、 主支持ポールに対して、一つ以上の補助支持ポールがト
    ラス結合されるように配置されて、トラス構造を形成し
    たテント構造。
  2. 【請求項2】 主支持ポールに対して、一つ以上の補助
    支持ポールを結合することのできる連結具を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のテント構造。
  3. 【請求項3】 テント構造において、一つ以上の主支持
    ポールに対して、補助支持ポールが交叉されて結合さ
    れ、各主支持ポールと補助支持ポールが、トラス構造を
    形成したテント構造。
JP19086595A 1995-07-26 1995-07-26 テント構造 Pending JPH0941734A (ja)

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JP19086595A JPH0941734A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 テント構造

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JP19086595A JPH0941734A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 テント構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100378285C (zh) * 2004-11-04 2008-04-02 培珍产业株式会社 用于快速装配的折叠式帐篷的腿支撑件
WO2018225962A1 (ko) * 2017-06-07 2018-12-13 김병우 차단판 지지장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH064279B2 (ja) * 1985-08-20 1994-01-19 旭化成工業株式会社 ち密で高強度のポリアセタ−ル中空体の製造方法

Patent Citations (1)

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