JPH0941307A - 軌道レールの位置調整装置 - Google Patents
軌道レールの位置調整装置Info
- Publication number
- JPH0941307A JPH0941307A JP19287895A JP19287895A JPH0941307A JP H0941307 A JPH0941307 A JP H0941307A JP 19287895 A JP19287895 A JP 19287895A JP 19287895 A JP19287895 A JP 19287895A JP H0941307 A JPH0941307 A JP H0941307A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track rail
- track
- guide groove
- adjustment
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軌道レールの位置調整を簡単に行う。
【解決手段】 軌道レールRを挾持して該軌道レールR
に着脱自在に組付けた挾持材1を調整基板2上に配置す
る。調整基板2の上面に軌道レールの幅方向に長い案内
溝14を設ける。この案内溝14に、前記挾持材1の軌
道レールRを介する両側に螺合して組付けた縦側調整ボ
ルト11の先端を係合する。また、調整基板2の前記軌
道レールRの長手方向に沿う両端に支持部片13を立設
し、この支持部片13に螺合した横側調整ボルト17の
先端を前記軌道レールRの側面に直接又は間接的に接触
させる。
に着脱自在に組付けた挾持材1を調整基板2上に配置す
る。調整基板2の上面に軌道レールの幅方向に長い案内
溝14を設ける。この案内溝14に、前記挾持材1の軌
道レールRを介する両側に螺合して組付けた縦側調整ボ
ルト11の先端を係合する。また、調整基板2の前記軌
道レールRの長手方向に沿う両端に支持部片13を立設
し、この支持部片13に螺合した横側調整ボルト17の
先端を前記軌道レールRの側面に直接又は間接的に接触
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軌道レールを長手方向
に接続するに際し、その予備作業として行われる軌道レ
ールの位置調整作業に用いる軌道レールの位置調整装置
に関するものである。
に接続するに際し、その予備作業として行われる軌道レ
ールの位置調整作業に用いる軌道レールの位置調整装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】互いに接続する一対の軌道(被接続)レ
ール間に基準器と称される板状片を当て被接続レールの
相対的位置を決めるものであるが、相対的位置を決め
る、すなわち、軌道レールの位置調整するための特別な
装置はなく、作業性を高め、取扱いの簡単な装置が望ま
れている。
ール間に基準器と称される板状片を当て被接続レールの
相対的位置を決めるものであるが、相対的位置を決め
る、すなわち、軌道レールの位置調整するための特別な
装置はなく、作業性を高め、取扱いの簡単な装置が望ま
れている。
【0003】本発明は斯様な期待に沿うべく創案したも
のである。
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】軌道レールを挾持して該
軌道レールに着脱自在に組付けた挾持材を調整基板上に
配し、該調整基板の上面に軌道レールの幅方向に長い案
内溝を設け、該案内溝に前記挾持材の、軌道レールを介
する両側に螺合して組付けた縦側調整ボルトの先端を係
合すると共に、調整基板の前記軌道レールの長手方向に
沿う両端に支持部片を立設し、この支持部片に螺合した
横側調整ボルトの先端を前記軌道レールの側面に直接又
は間接的に接触させた構成とする。
軌道レールに着脱自在に組付けた挾持材を調整基板上に
配し、該調整基板の上面に軌道レールの幅方向に長い案
内溝を設け、該案内溝に前記挾持材の、軌道レールを介
する両側に螺合して組付けた縦側調整ボルトの先端を係
合すると共に、調整基板の前記軌道レールの長手方向に
沿う両端に支持部片を立設し、この支持部片に螺合した
横側調整ボルトの先端を前記軌道レールの側面に直接又
は間接的に接触させた構成とする。
【0005】
【作用】縦側調整ボルトを回動させると、軌道レールを
挾持した挾持材の一側又は両側は縦方向に移動し、ま
た、横側調整ボルトを回動させると、前記挾持材は横方
向に移動する。この結果、挾持材に挾持された軌道レー
ルの横方向ないし縦方向の調整が行われる。
挾持した挾持材の一側又は両側は縦方向に移動し、ま
た、横側調整ボルトを回動させると、前記挾持材は横方
向に移動する。この結果、挾持材に挾持された軌道レー
ルの横方向ないし縦方向の調整が行われる。
【0006】
【実施例】図面は本発明に係る軌道レールの位置調整装
置の一実施例を示し、図1は一部欠截正面図、図2は平
面図、図3は調整基板の平面図、図4は挾持材の平面
図、図5は配置関係を示す平面図である。
置の一実施例を示し、図1は一部欠截正面図、図2は平
面図、図3は調整基板の平面図、図4は挾持材の平面
図、図5は配置関係を示す平面図である。
【0007】本発明は、挾持材1と調整基板2を互いに
組付けて実施するものであって、挾持材1はほぼ同形な
一対の挾持片3,3を互いに組付けて構成する。
組付けて実施するものであって、挾持材1はほぼ同形な
一対の挾持片3,3を互いに組付けて構成する。
【0008】挾持材1を構成する挾持片3は軌道レール
Rの長手方向に沿う一側の輪郭形と一致する嵌合面(殊
に、実施例のようにレール頭部の輪郭形と一致するよう
にするとレールの捻れ防止を機能させることができる)
4を片面に備えた主体部片5の上端に緊締部片6を突設
し、該緊締部片6に締付け螺子7の螺子孔8又は通し孔
9を設け、主体部片5の下端両側に分岐部片10,10
を突設し、該分岐部片10に縦側調整ボルト11を螺合
して構成したものである。
Rの長手方向に沿う一側の輪郭形と一致する嵌合面(殊
に、実施例のようにレール頭部の輪郭形と一致するよう
にするとレールの捻れ防止を機能させることができる)
4を片面に備えた主体部片5の上端に緊締部片6を突設
し、該緊締部片6に締付け螺子7の螺子孔8又は通し孔
9を設け、主体部片5の下端両側に分岐部片10,10
を突設し、該分岐部片10に縦側調整ボルト11を螺合
して構成したものである。
【0009】調整基板2は、主体板12と該主体板12
の軌道レールRの長手方向に沿う両端に立設した支持部
片13,13とで構成し、主体板12の上面には、軌道
レールRの幅方向に長い案内溝14を設け、該案内溝1
4を前記縦側調整ボルト11に対応させて設け、隣接す
る案内溝14,14間には前記分岐部片10,10間に
位置するようにして固定杆15貫通用の透孔16を設
け、また、支持部片13には前記分岐部片10に対応す
る位置にして横側調整ボルト17を螺合組付けてある。
の軌道レールRの長手方向に沿う両端に立設した支持部
片13,13とで構成し、主体板12の上面には、軌道
レールRの幅方向に長い案内溝14を設け、該案内溝1
4を前記縦側調整ボルト11に対応させて設け、隣接す
る案内溝14,14間には前記分岐部片10,10間に
位置するようにして固定杆15貫通用の透孔16を設
け、また、支持部片13には前記分岐部片10に対応す
る位置にして横側調整ボルト17を螺合組付けてある。
【0010】しかして、図5で示すように、互いに接続
する一対の軌道レールRの端部側に一対一組として本発
明に係る装置を用いるのであって、枕木18と軌道レー
ルRとの間に調整基板2を介在するようにして配し、調
整基板2の主体板12を、透孔16を利用して固定杆1
5によって枕木18に固定する一方、挾持片3,3を軌
道レールRにその嵌合面4,4において嵌合し、締付け
螺子7を一方の挾持片3の通し孔9を通じて他の一方の
挾持片3の螺子孔8に螺合締付けて挾持材1を軌道レー
ルRに組付け、縦側調整ボルト11を対応する案内溝1
4に係合し、横側調整ボルト17を対応する分岐部片1
0の側面との接触位置に配することによって実施例装置
を得られる。
する一対の軌道レールRの端部側に一対一組として本発
明に係る装置を用いるのであって、枕木18と軌道レー
ルRとの間に調整基板2を介在するようにして配し、調
整基板2の主体板12を、透孔16を利用して固定杆1
5によって枕木18に固定する一方、挾持片3,3を軌
道レールRにその嵌合面4,4において嵌合し、締付け
螺子7を一方の挾持片3の通し孔9を通じて他の一方の
挾持片3の螺子孔8に螺合締付けて挾持材1を軌道レー
ルRに組付け、縦側調整ボルト11を対応する案内溝1
4に係合し、横側調整ボルト17を対応する分岐部片1
0の側面との接触位置に配することによって実施例装置
を得られる。
【0011】そして、この状態において、4個所に配さ
れた縦側調整ボルト11,11,11,11を適宜操作
することによって軌道レールRの縦方向の位置調整が行
われ、また、横側調整ボルト17,17,17,17を
適宜操作することによって軌道レールRの横方向の位置
調整が行われる。
れた縦側調整ボルト11,11,11,11を適宜操作
することによって軌道レールRの縦方向の位置調整が行
われ、また、横側調整ボルト17,17,17,17を
適宜操作することによって軌道レールRの横方向の位置
調整が行われる。
【0012】図5で示すように、各軌道レールRごとに
一対の本発明装置Aを配しているが、単一な本発明装置
Aを用いても良い。
一対の本発明装置Aを配しているが、単一な本発明装置
Aを用いても良い。
【0013】横側調整ボルト17は直接に軌道レールR
に接触するようにしても良い。
に接触するようにしても良い。
【0014】緊締部片6,6同士を部分的に接触させる
ようにしてあるのは、締付け螺子7の締付けをより確実
に行なうためである。7aは螺子7に一体に設けた操作
ハンドルである。
ようにしてあるのは、締付け螺子7の締付けをより確実
に行なうためである。7aは螺子7に一体に設けた操作
ハンドルである。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
軌道レールの位置調整を簡単に行なえ、従来にない斬新
な構造の装置を提供できる。
軌道レールの位置調整を簡単に行なえ、従来にない斬新
な構造の装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部欠截正面図。
【図2】平面図。
【図3】調整基板の平面図。
【図4】挾持材の平面図。
【図5】配置関係を示す平面図。
1 挾持材 2 調整基板 11 縦側調整ボルト 13 支持部片 14 案内溝 17 横側調整ボルト R 軌道レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷津直 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 岩佐一美 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 斎藤英朗 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 箱崎一正 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 奥村良昭 福島県いわき市平下平窪山土内町2−3番 地 (72)発明者 奥村真一 福島県いわき市平下平窪山土内町2−3番 地
Claims (1)
- 【請求項1】 軌道レールを挾持して該軌道レールに着
脱自在に組付けた挾持材を調整基板上に配し、該調整基
板の上面に軌道レールの幅方向に長い案内溝を設け、該
案内溝に前記挾持材の、軌道レールを介する両側に螺合
して組付けた縦側調整ボルトの先端を係合すると共に、
調整基板の前記軌道レールの長手方向に沿う両端に支持
部片を立設し、この支持部片に螺合した横側調整ボルト
の先端を前記軌道レールの側面に直接又は間接的に接触
させた、軌道レールの位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19287895A JPH0941307A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 軌道レールの位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19287895A JPH0941307A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 軌道レールの位置調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0941307A true JPH0941307A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16298486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19287895A Pending JPH0941307A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 軌道レールの位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0941307A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008050790A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | East Japan Railway Co | 軌道用通り整正装置 |
CN102701046A (zh) * | 2012-05-24 | 2012-10-03 | 张家港优尼克五金工具有限公司 | 一种压导板与导轨的安装结构 |
CN105059850A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-11-18 | 东岳机械集团有限公司 | 一种基于蒸压加气混凝土行车轨道可调节固定装置 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19287895A patent/JPH0941307A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008050790A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | East Japan Railway Co | 軌道用通り整正装置 |
CN102701046A (zh) * | 2012-05-24 | 2012-10-03 | 张家港优尼克五金工具有限公司 | 一种压导板与导轨的安装结构 |
CN105059850A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-11-18 | 东岳机械集团有限公司 | 一种基于蒸压加气混凝土行车轨道可调节固定装置 |
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