JPH0940563A - 褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物 - Google Patents
褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物Info
- Publication number
- JPH0940563A JPH0940563A JP21139395A JP21139395A JPH0940563A JP H0940563 A JPH0940563 A JP H0940563A JP 21139395 A JP21139395 A JP 21139395A JP 21139395 A JP21139395 A JP 21139395A JP H0940563 A JPH0940563 A JP H0940563A
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- JP
- Japan
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- composition
- water
- glycerin
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- skin ulcer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】伸展性に優れ、異物感もなく使用感に優れた褥
瘡・皮膚潰瘍治療剤を提供すること。 【解決手段】製剤組成物全体に対する割合が、非還元糖
55〜89W/W%、ポビドンヨード0.7〜7W/W
%、水5〜17W/W%、可溶化剤0.2〜4W/W
%、多糖類から選ばれる保形剤0.1〜4W/W%、グ
リセリン5〜25W/W%及びその他添加剤0〜18W
/W%からなる褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物。
瘡・皮膚潰瘍治療剤を提供すること。 【解決手段】製剤組成物全体に対する割合が、非還元糖
55〜89W/W%、ポビドンヨード0.7〜7W/W
%、水5〜17W/W%、可溶化剤0.2〜4W/W
%、多糖類から選ばれる保形剤0.1〜4W/W%、グ
リセリン5〜25W/W%及びその他添加剤0〜18W
/W%からなる褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は褥瘡及び皮膚潰瘍な
どの治療に使用される伸展性に優れた外用医薬製剤に関
する。詳しくは白糖、ポビドンヨードを有効成分として
含有する褥瘡・皮膚潰瘍治療剤に関する。
どの治療に使用される伸展性に優れた外用医薬製剤に関
する。詳しくは白糖、ポビドンヨードを有効成分として
含有する褥瘡・皮膚潰瘍治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、糖類は静菌作用及び肉芽増殖
作用を有すことより創傷治療に用いることが、またポビ
ドンヨードは殺菌剤として知られている。また、イソジ
ンゲル(明治製菓株式会社製)などのポビドンヨード薬
剤にグラニュー糖を混合して種々の損傷皮膚に塗布した
ところ、優れた皮膚修復効果が得られたことが報告され
ている〔病院薬学、第10巻315−322(198
4)〕。また、糖50〜90重量%、ポピドンヨード
0.5〜10重量%、水1〜20重量%及び製剤のpH
を3.5〜6に調整する緩衝剤を含有する、更にこれら
に多糖類又はその誘導体から選ばれる保形剤0.1〜5
重量%を含有する損傷皮膚修復用製剤も報告されている
(特公平1−32210)。
作用を有すことより創傷治療に用いることが、またポビ
ドンヨードは殺菌剤として知られている。また、イソジ
ンゲル(明治製菓株式会社製)などのポビドンヨード薬
剤にグラニュー糖を混合して種々の損傷皮膚に塗布した
ところ、優れた皮膚修復効果が得られたことが報告され
ている〔病院薬学、第10巻315−322(198
4)〕。また、糖50〜90重量%、ポピドンヨード
0.5〜10重量%、水1〜20重量%及び製剤のpH
を3.5〜6に調整する緩衝剤を含有する、更にこれら
に多糖類又はその誘導体から選ばれる保形剤0.1〜5
重量%を含有する損傷皮膚修復用製剤も報告されている
(特公平1−32210)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の特許公
告公報に記載された製剤(例えはユーパスタ(興和株式
会社製))は、日常の治療に使用する際、ガーセ等への
伸展性が悪く、また、それを塗布された患者にとっては
接触患部に異物感を覚えるのが現状である。従って、治
療の現場においては、より容易にガーゼ等に伸展し、患
者の患部に異物感のない使い易い製剤が望まれている。
告公報に記載された製剤(例えはユーパスタ(興和株式
会社製))は、日常の治療に使用する際、ガーセ等への
伸展性が悪く、また、それを塗布された患者にとっては
接触患部に異物感を覚えるのが現状である。従って、治
療の現場においては、より容易にガーゼ等に伸展し、患
者の患部に異物感のない使い易い製剤が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、ポビドンヨード、非還元糖、水、可溶化剤、保形
剤、グリセリン等を一定の割合で配合した製剤が、特に
グリセリンを高濃度に含むことにより伸展性に優れ、患
者の患部に異物感がなく、使用感に優れた褥瘡・皮膚潰
瘍治療製剤であることを見い出した。
果、ポビドンヨード、非還元糖、水、可溶化剤、保形
剤、グリセリン等を一定の割合で配合した製剤が、特に
グリセリンを高濃度に含むことにより伸展性に優れ、患
者の患部に異物感がなく、使用感に優れた褥瘡・皮膚潰
瘍治療製剤であることを見い出した。
【0005】すなわち、本発明は製剤組成物全体に対し
て、組成物全体に対する割合が、非還元糖55〜89W
/W%,ポビドンヨード0.7〜7W/W%、水5〜1
7W/W%、可溶化剤0.2〜4W/W%、多糖類から
選ばれる保形剤の0.1〜4W/W%、グリセリン5〜
25W/W%及びその他添加剤0〜18W/W%からな
る褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物に関する。
て、組成物全体に対する割合が、非還元糖55〜89W
/W%,ポビドンヨード0.7〜7W/W%、水5〜1
7W/W%、可溶化剤0.2〜4W/W%、多糖類から
選ばれる保形剤の0.1〜4W/W%、グリセリン5〜
25W/W%及びその他添加剤0〜18W/W%からな
る褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において非還元糖とは、白
糖、精製白糖、シュクロース、グルコース、デキストロ
ース等の糖類を示すが、その中で日本薬局方記載の白
糖、精製白糖が好ましく、更には精製白糖が特に好まし
い。非還元糖の製剤組成物全体への配合割合は約55〜
約89W/W%、好ましくは約60〜約78重量%程度
である。本発明におけるポビドンヨードとは日本薬局方
外医薬品成分規格に記載されたものであり、ポビドンヨ
ードの製剤組成物全体に対する割合は約0.7〜約7W
/W%、好ましくは約2〜約5W/W%程度である。
糖、精製白糖、シュクロース、グルコース、デキストロ
ース等の糖類を示すが、その中で日本薬局方記載の白
糖、精製白糖が好ましく、更には精製白糖が特に好まし
い。非還元糖の製剤組成物全体への配合割合は約55〜
約89W/W%、好ましくは約60〜約78重量%程度
である。本発明におけるポビドンヨードとは日本薬局方
外医薬品成分規格に記載されたものであり、ポビドンヨ
ードの製剤組成物全体に対する割合は約0.7〜約7W
/W%、好ましくは約2〜約5W/W%程度である。
【0007】本発明で使用する水は一般に製剤に使用す
る精製水でよいが、更に糖類及びポビドンヨードの安定
の為にpH3.5〜6程度の緩衝液を用いてもよい。緩
衝液としては0.05〜0.5M程度の乳酸緩衝液、ク
エン酸緩衝液、リン酸緩衝液等が挙げられる。これら水
として使用する割合は製剤組成物全体に対し約5〜約1
7W/W%、好ましくは約7〜約15W/W%程度であ
る。
る精製水でよいが、更に糖類及びポビドンヨードの安定
の為にpH3.5〜6程度の緩衝液を用いてもよい。緩
衝液としては0.05〜0.5M程度の乳酸緩衝液、ク
エン酸緩衝液、リン酸緩衝液等が挙げられる。これら水
として使用する割合は製剤組成物全体に対し約5〜約1
7W/W%、好ましくは約7〜約15W/W%程度であ
る。
【0008】本発明で可溶化剤とはポビドンヨードの可
溶化剤でありヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨ
ウ化アルカリ金属が挙げられる。ポビドンヨードと可溶
化剤の割合比はポビドンヨード1重量部に対し0.1〜
0.5重量部程度が好ましい。製剤組成物全体に対する
可溶化剤の割合は、約0.2〜約4W/W%、好ましく
は約0.4〜約2W/W%程度である。
溶化剤でありヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨ
ウ化アルカリ金属が挙げられる。ポビドンヨードと可溶
化剤の割合比はポビドンヨード1重量部に対し0.1〜
0.5重量部程度が好ましい。製剤組成物全体に対する
可溶化剤の割合は、約0.2〜約4W/W%、好ましく
は約0.4〜約2W/W%程度である。
【0009】また、本発明で多糖類から選ばれる保形剤
とは例えば、プルラン、デキストリン、アラビアゴム等
を示し、本願ではプルランが好ましい。保形剤の製剤組
成物への割合は約0.1〜約4W/W%程度、好ましく
は約0.2〜約3W/W%程度を配合するのが好まし
い。
とは例えば、プルラン、デキストリン、アラビアゴム等
を示し、本願ではプルランが好ましい。保形剤の製剤組
成物への割合は約0.1〜約4W/W%程度、好ましく
は約0.2〜約3W/W%程度を配合するのが好まし
い。
【0010】更に、本発明でグリセリンとしては日本薬
局方記載のグリセリン、濃グリセリン等が挙げられ、グ
リセリンの製剤組成物全体への割合は約5〜約25W/
W%、好ましくは約7〜約20W/W%程度を配合する
のが望ましい。本発明組成物では、グリセリンを高濃度
に含むことにより製剤の展延性が著しく改善する役割を
果たす。単に水を増量しても展延性、使用し易さは増す
が、褥瘡の患者は水を患部に含むため、治療の際に製剤
組成物への水分吸収が悪くなり、水を大量に含む製剤は
治療効果上マイナスとなる。
局方記載のグリセリン、濃グリセリン等が挙げられ、グ
リセリンの製剤組成物全体への割合は約5〜約25W/
W%、好ましくは約7〜約20W/W%程度を配合する
のが望ましい。本発明組成物では、グリセリンを高濃度
に含むことにより製剤の展延性が著しく改善する役割を
果たす。単に水を増量しても展延性、使用し易さは増す
が、褥瘡の患者は水を患部に含むため、治療の際に製剤
組成物への水分吸収が悪くなり、水を大量に含む製剤は
治療効果上マイナスとなる。
【0011】更に、本発明では以上の必須成分のほか
に、その他添加剤として通常使用されている賦形剤を添
加することができる。具体的には例えば、ポリエチレン
グリコール400、1500、4000、6000等の
ポリエチレングリコール及びプロピレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等のグリコール類、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレングリコール等が挙げられる。本願において
は、好ましくはポリエチレングリコール、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレングリコールが特に好まし
い。これら、その他添加剤は適宜1種以上を選択し混合
して用いても良い。その他添加剤の製剤組成物全体に対
する割合は無添加でも良く0〜約18W/W%程度、好
ましくは約5.4〜15W/W%添加することが好まし
い。
に、その他添加剤として通常使用されている賦形剤を添
加することができる。具体的には例えば、ポリエチレン
グリコール400、1500、4000、6000等の
ポリエチレングリコール及びプロピレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等のグリコール類、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレングリコール等が挙げられる。本願において
は、好ましくはポリエチレングリコール、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレングリコールが特に好まし
い。これら、その他添加剤は適宜1種以上を選択し混合
して用いても良い。その他添加剤の製剤組成物全体に対
する割合は無添加でも良く0〜約18W/W%程度、好
ましくは約5.4〜15W/W%添加することが好まし
い。
【0012】本発明の褥瘡・皮膚潰瘍治療剤全体に対す
る各成分の好適な割合を下記に示す。W/W%を単に%
と略す。 非還元糖;約55%以上、好ましくは約60%以上で上
限が約89%好ましくは約78% ポビドンヨード;約0.7%以上、好ましくは約2%以
上で上限が約7%好ましくは約6% 水 ;約5%以上、好ましくは約7%以上で上限が
約17%好ましくは約15%
る各成分の好適な割合を下記に示す。W/W%を単に%
と略す。 非還元糖;約55%以上、好ましくは約60%以上で上
限が約89%好ましくは約78% ポビドンヨード;約0.7%以上、好ましくは約2%以
上で上限が約7%好ましくは約6% 水 ;約5%以上、好ましくは約7%以上で上限が
約17%好ましくは約15%
【0013】可溶化剤;約0.2%以上、好ましくは約
0.4%以上で上限が約4%好ましくは約2% 保形剤 ;約0.1%以上、好ましくは約0.2%以上
で上限が4%、好ましくは約3% グリセリン;約5%以上、好ましくは約7%以上で上限
が約25%、好ましくは約20% その他添加剤;無添加でもよいが好ましくは約5.4%
以上上限が約18%好ましくは約15%程度
0.4%以上で上限が約4%好ましくは約2% 保形剤 ;約0.1%以上、好ましくは約0.2%以上
で上限が4%、好ましくは約3% グリセリン;約5%以上、好ましくは約7%以上で上限
が約25%、好ましくは約20% その他添加剤;無添加でもよいが好ましくは約5.4%
以上上限が約18%好ましくは約15%程度
【0014】本発明での好ましい製剤は以下の通りであ
る。製剤組成物全体に対して、精製白糖60〜78W/
W%、ポビドンヨード2〜6W/W%、水7〜15W/
W%、ヨウ化カリウム0.4〜2W/W%、プルラン
0.2〜3W/W%、グリセリン7〜20W/W%及び
その他添加剤としてポリエチレングリコール及びポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレングリコール5.4〜
15W/W%からなる組成物。
る。製剤組成物全体に対して、精製白糖60〜78W/
W%、ポビドンヨード2〜6W/W%、水7〜15W/
W%、ヨウ化カリウム0.4〜2W/W%、プルラン
0.2〜3W/W%、グリセリン7〜20W/W%及び
その他添加剤としてポリエチレングリコール及びポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレングリコール5.4〜
15W/W%からなる組成物。
【0015】本発明での製剤の製造法は特に制限されな
いが、例えば水(緩衝液)にポヒドンヨード及び可溶化
剤を加え溶解し、これに糖を加えて混和し、更にこれに
別途調製した保形剤、グリセリン及びその他添加剤の混
合物を徐々に加えて練合して均一の製剤とする。
いが、例えば水(緩衝液)にポヒドンヨード及び可溶化
剤を加え溶解し、これに糖を加えて混和し、更にこれに
別途調製した保形剤、グリセリン及びその他添加剤の混
合物を徐々に加えて練合して均一の製剤とする。
【0016】
【作用】次に、本発明の褥瘡・皮膚潰瘍治療剤を臨床に
用いた試験例について示す。 試験例 寝たきりの高齢入院患者(女性、85才)の仙骨部にで
きた褥瘡(3cm×4cm)に実施例1の製剤を綿包ガ
ーゼ(10cm×10cm)にヘラを用いて2〜3mm
の厚さに伸ばし、褥瘡面に合わせて接着した。これを1
日毎に30日間繰り返した。
用いた試験例について示す。 試験例 寝たきりの高齢入院患者(女性、85才)の仙骨部にで
きた褥瘡(3cm×4cm)に実施例1の製剤を綿包ガ
ーゼ(10cm×10cm)にヘラを用いて2〜3mm
の厚さに伸ばし、褥瘡面に合わせて接着した。これを1
日毎に30日間繰り返した。
【0017】本発明の実施剤1の製剤は軟かく固まりが
少ないので、製剤をヘラで採取するのだ容易であり、ガ
ーゼへの伸展性も優れており、固まりが少ないので患部
への異物感がなく、日常使用に適したものであった。こ
れら使用感は、従来品例えばユーパスタ(商標;興和
製)は製剤が固くヘラで採取し難い、ガーゼへの伸展性
が悪く、患部への異物感があるのに比較し、本剤は非常
な改善が得られた。また、実施例1の製剤による治療効
果は褥瘡面積の縮小と表皮形成が認められ、本剤の治療
上の有効性が確認された。
少ないので、製剤をヘラで採取するのだ容易であり、ガ
ーゼへの伸展性も優れており、固まりが少ないので患部
への異物感がなく、日常使用に適したものであった。こ
れら使用感は、従来品例えばユーパスタ(商標;興和
製)は製剤が固くヘラで採取し難い、ガーゼへの伸展性
が悪く、患部への異物感があるのに比較し、本剤は非常
な改善が得られた。また、実施例1の製剤による治療効
果は褥瘡面積の縮小と表皮形成が認められ、本剤の治療
上の有効性が確認された。
【0018】次に本発明の実施例を挙げ具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。
実施例1 以下の組成比成分を前記の製剤の製造法に準じて混合
し、更に練合して均一の組成物を調製する。 ポビドンヨード 2.7(重量部) 0.1M乳酸−乳酸ナトリウム(pH5.5) 10.0 ヨウ化カリウム 0.8 精製白糖 64.3 プルラン 0.6 1N−水酸化ナトリウム 1.1 ポリエチレングリコール400 8.2 ポリエチレングリコール6000 1.8 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール 0.9 グリセリン 9.6
し、更に練合して均一の組成物を調製する。 ポビドンヨード 2.7(重量部) 0.1M乳酸−乳酸ナトリウム(pH5.5) 10.0 ヨウ化カリウム 0.8 精製白糖 64.3 プルラン 0.6 1N−水酸化ナトリウム 1.1 ポリエチレングリコール400 8.2 ポリエチレングリコール6000 1.8 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール 0.9 グリセリン 9.6
【0019】
【発明の効果】本発明の褥瘡・皮膚潰瘍治療剤は、伸展
性に優れ患者の患部にも異物感がなく使用感に優れたも
のであることが確認された。
性に優れ患者の患部にも異物感がなく使用感に優れたも
のであることが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/36 A61K 47/36 N
Claims (6)
- 【請求項1】製剤組成物全体に対する割合が、非還元糖
55〜89W/W%、ポビドンヨード0.7〜7W/W
%、水5〜17W/W%、可溶化剤0.2〜4W/W
%、多糖類から選ばれる保形剤0.1〜4W/W%、グ
リセリン5〜25W/W%及びその他添加剤0〜18W
/W%からなる褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物。 - 【請求項2】非還元糖が白糖である請求項1の組成物。
- 【請求項3】可溶化剤がヨウ化カリウムまたはヨウ化ナ
トリウムである請求項1の組成物。 - 【請求項4】多糖類から選ばれる保形剤がプルランであ
る請求項1の組成物。 - 【請求項5】その他添加剤がポリエチレングリコール、
又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコー
ルの1種以上より選択される請求項1の組成物 - 【請求項6】組成物全体に対する割合が白糖60〜78
W/W%、ポビドンヨード2〜6W/W%、水7〜15
W/W%、ヨウ化カリウム0.4〜2W/W%、プルラ
ン0.2〜3W/W%、グリセリン7〜20W/W%及
びその他添加剤として、ポリエチレングリコール及びポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール
5.4〜15W/W%からなる組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21139395A JPH0940563A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21139395A JPH0940563A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0940563A true JPH0940563A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16605231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21139395A Pending JPH0940563A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 褥瘡・皮膚潰瘍治療組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0940563A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-07-28 JP JP21139395A patent/JPH0940563A/ja active Pending
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