JPH094011A - 便器洗浄水用タンク - Google Patents

便器洗浄水用タンク

Info

Publication number
JPH094011A
JPH094011A JP19235695A JP19235695A JPH094011A JP H094011 A JPH094011 A JP H094011A JP 19235695 A JP19235695 A JP 19235695A JP 19235695 A JP19235695 A JP 19235695A JP H094011 A JPH094011 A JP H094011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank body
flush water
tank
valve seat
float valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19235695A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ogawa
真一 小川
Keisuke Hiraide
啓介 平出
Nobunori Doi
延宣 土井
Junji Yoshida
純治 吉田
Mikiya Asai
幹也 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP19235695A priority Critical patent/JPH094011A/ja
Publication of JPH094011A publication Critical patent/JPH094011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】タンク本体にパツキングを介してフロート弁を
取着する必要がない便器洗浄水用タンク 【構成】タンク本体12の底部に、洗浄水流出口13と
洗浄水流出口13に通じるフロート弁用弁座15と備え
た便器洗浄水用タンク11において、これらタンク本体
12と洗浄水流出口13とフロート弁用弁座15とを一
体成形したこと。タンク本体12と洗浄水流出口13と
フロート弁用弁座15と併せてオーバーフロー管16も
一体成形したこと。タンク本体12の内面12jにオー
バーフロー管16の背面側を接近させて接合したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大便器に供給する洗浄
水を蓄えるための便器洗浄水用タンクに関するものであ
つて、洗浄水の供給を制御するフロート弁を内蔵する型
式の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】フロート弁内蔵型の便器洗浄水用タンク
1には、図4に示す如く、合成樹脂素材で成形したタン
ク本体2の底部に、タンク本体2と別体に形成したフロ
ート弁3を取着したものがある。フロート弁3は、弁体
4と、弁体4が着座する弁座5と、弁座5に接合したオ
ーバーフロー管6とを備え、弁座5の下方に形成した洗
浄水流出口5aにオーバーフロー管6が通じるように構
成されている。タンク本体2に対するフロート弁3の取
着は、タンク内部からタンク本体2の底部の貫通孔2a
に洗浄水流出口5aを挿通し、タンク外部に突出した洗
浄水流出口5aにナツト7を緊締してある。タンク本体
2と弁座5との間には、漏水防止用のパツキング8を配
置してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、便器洗浄水
用タンク1は、タンク本体2にパツキング8を介してフ
ロート弁3を取着するため、部品点数が多くなると共に
多くの取着工数を必要とする問題がある。更に、便器洗
浄水用タンク1は、ナツト7を所定トルクで緊締してパ
ツキング8からの漏水を防止しているが、永年の使用に
伴うパツキング8の劣化により緊締力が低下して漏水さ
せる問題がある。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、タ
ンク本体にパツキングを介してフロート弁を取着する必
要がない便器洗浄水用タンクの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、タンク本体の底部に、洗浄水流出口と該洗浄水
流出口に通じるフロート弁用弁座と備えた便器洗浄水用
タンクにおいて、これらタンク本体と洗浄水流出口とフ
ロート弁用弁座とを一体成形したことを特徴とする便器
洗浄水用タンクである。請求項2記載の本発明の要旨
は、前記タンク本体と洗浄水流出口とフロート弁用弁座
と併せてオーバーフロー管も一体成形した請求項1記載
の便器洗浄水用タンクである。請求項3記載の本発明の
要旨は、前記タンク本体の内面に前記オーバーフロー管
の背面側を接近させて接合した請求項2記載の便器洗浄
水用タンクである。
【0006】
【作用】請求項1記載の本発明にあつては、タンク本体
とフロート弁用弁座とが一体成形されているため、タン
ク本体に弁座を取着する手間が不要となると共に、タン
ク本体と弁座との間で漏水することもない。請求項2記
載の本発明にあつては、弁座とオーバーフロー管とが一
体成形されているため、弁座にオーバーフロー管を取着
する手間が不要となる。請求項3記載の本発明にあつて
は、タンク本体とオーバーフロー管とを接近して接合し
てあるため、タンク本体の剛性が増大すると共にタンク
本体の内部空間の有効利用が図れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る便器洗浄水用タンクを図
面に示す実施例に基づいて説明する。
【0008】(第1実施例)図1は、本発明に係る便器
洗浄水用タンクを示す断面した正面図である。本実施例
の便器洗浄水用タンク11は、合成樹脂素材を用いて射
出成形装置等で、タンク本体12と洗浄水流出口13と
フロート弁用弁座15とオーバーフロー管16とを一体
成形してある。
【0009】上記タンク本体12は、底壁12aと、底
壁12aの底面から突設した複数の脚部12b,12b
と、底壁12aの周縁から立設した貯水部周壁12c
と、貯水部周壁12cから傾斜段部12dを介して延設
した延長部周壁12eとを備え、延長部周壁12eの上
端を開口してある。タンク本体12は、傾斜段部12d
の下端12d−1が満水時の貯水面位置となるようにし
てあり、貯水部周壁12c及び傾斜段部12dの外側に
断熱用空間12gを形成すると共に、貯水部周壁12c
及び傾斜段部12dの外側面の適所に複数の補強用縦リ
ブ12f,12f…を一体に突設してある。タンク本体
12は、延長部周壁12eに、ボールタツプ17が挿通
する挿通孔12hと、操作ハンドル18が挿通する挿通
孔12iとを延長部周壁12eの上端から切り込み形成
してある。
【0010】前記洗浄水流出口13は、筒状部13aの
内側に水路13bを形成してあると共に、水路13bに
オーバーフロー管16を接合してある。洗浄水流出口1
3は、筒状部13aの内側に、フロート弁体14の軸1
4aを案内するための案内部13cを設けてある。前記
フロート弁用弁座15は、洗浄水流出口13の筒状部1
3aの上方に設けられ、フロート弁体14が着座する着
座面15aを形成してある。
【0011】前記洗浄水流出口13とフロート弁用弁座
15とオーバーフロー管16とは、射出成形法において
置き中子を用いることなく成形できるように、洗浄水流
出口13の中心線Aに対してフロート弁用弁座15の中
心線Bを、オーバーフロー管16の設けた側と反対側に
偏心Cさせてある。これにより、射出成形装置(図示は
省略)は、タンク本体12の内面側を形成する金型とタ
ンク本体12の底壁12aの底面側を形成する金型との
間で、タンク本体12の底壁12aと洗浄水流出口13
とフロート弁用弁座15とオーバーフロー管16とを一
体に射出成形できる。
【0012】前記タンク本体12は、上端開口した外ケ
ース19の内部に挿入されて用いられ、外ケース19の
底壁19aに取付けボルト20,20を介し又は介する
ことなく脚部12b,12bを当接する共に、外ケース
19の周壁19bに延長部周壁12eを当接してある。
タンク本体12の洗浄水流出口13の筒状部13aは、
外ケース19の底壁19aの挿通孔19cを貫通して突
出すると共に、挿通孔19cとの間に結露水排出路21
を形成するようにしてある。タンク本体12は、延長部
周壁12eの挿通孔12h,12iに挿通したボールタ
ツプ17及び操作ハンドル18を緊締することにより、
外ケース19に連結される。外ケース19は、陶器,金
属又は合成樹脂で成形される。
【0013】前記タンク本体12は、貯水部周壁12c
と外ケース19との間に断熱用空間12gが形成される
ため、貯水部周壁12cの内側に外気より低温度の水が
貯水しても、外ケース19の周壁19bの外側面に結露
水を発生させることはない。更に、タンク本体12は、
底壁12aと外ケース19の底壁19aとの間にも脚部
12b,12bで断熱用空間12gが形成されるため、
外ケース19の底壁19aの外側面に結露水を発生させ
ることはない。タンク本体12の底壁12a及び貯水部
周壁12cの各外側面に発生した結露水は、外ケース1
9の底壁19aに滴下して、結露水排出路21から大便
器(図示は省略)へ排出される。
【0014】(第2実施例)図2は、本発明に係る便器
洗浄水用タンクの第2実施例を示す断面した正面図であ
り、図3は、図2のイ−イ線で断面した側面図である。
本実施例の便器洗浄水用タンク31は、前記第1実施例
と同様に合成樹脂素材を用いてタンク本体12と洗浄水
流出口13とフロート弁用弁座15とオーバーフロー管
16とを一体成形したものである。本実施例の便器洗浄
水用タンク31が前記第1実施例と大きく相違する所
は、タンク本体12の内面12jにオーバーフロー管1
6の背面側を接近させて接合し、タンク本体12の貯水
部周壁12cとオーバーフロー管16とを一体化した点
である。この相違点以外は、前記第1実施例と実質的に
同一であり、同一符号は同一部材を示す。
【0015】本実施例は、タンク本体12とオーバーフ
ロー管16とが接近して接合しているため、タンク本体
12の剛性が増大すると共に、タンク本体12の内部空
間が広くなり、オーバーフロー管16に邪魔されること
なくボールタツプ17(図1参照)の取付け及び操作ハ
ンドル18(図1参照)の取付けが容易にできる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係る便器洗浄
水用タンクは、次の如き優れた効果を有する。請求項1
記載の本発明は、タンク本体とフロート弁用弁座とが一
体成形されているため、部品点数が少なくなると共にフ
ロート弁の取着工数を飛躍的に低減でき、更にタンク本
体と弁座との間での漏水の心配もなくなる。請求項2記
載の本発明は、弁座とオーバーフロー管とが一体成形さ
れているため、フロート弁の取着工数を飛躍的に低減で
きる。請求項3記載の本発明は、タンク本体の剛性が増
大するため、成形時のタンク本体の変形も少なく、更に
タンク本体の内部空間の有効利用が図れるため、ボール
タツプの取付け作業等が楽にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る便器洗浄水用タンクの第1実施例
を示す断面した正面図である。
【図2】本発明に係る便器洗浄水用タンクの第2実施例
を示す断面した正面図である。
【図3】図2のイ−イ線で断面した側面図である。
【図4】従来の便器洗浄水用タンクを組み込んだ大便器
の要部を断面した正面図である。
【符号の説明】
11…便器洗浄水用タンク 12…タンク本体 12j…内面 13…洗浄水流出口 15…フロート弁用弁座 16…オーバーフロー管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 純治 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 浅井 幹也 愛知県名古屋市瑞穂区井戸田町3−37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の底部に、洗浄水流出口と該
    洗浄水流出口に通じるフロート弁用弁座と備えた便器洗
    浄水用タンクにおいて、これらタンク本体と洗浄水流出
    口とフロート弁用弁座とを一体成形したことを特徴とす
    る便器洗浄水用タンク。
  2. 【請求項2】 前記タンク本体と洗浄水流出口とフロー
    ト弁用弁座と併せてオーバーフロー管も一体成形した請
    求項1記載の便器洗浄水用タンク。
  3. 【請求項3】 前記タンク本体の内面に前記オーバーフ
    ロー管の背面側を接近させて接合した請求項2記載の便
    器洗浄水用タンク。
JP19235695A 1995-06-23 1995-06-23 便器洗浄水用タンク Pending JPH094011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19235695A JPH094011A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 便器洗浄水用タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19235695A JPH094011A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 便器洗浄水用タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH094011A true JPH094011A (ja) 1997-01-07

Family

ID=16289924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19235695A Pending JPH094011A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 便器洗浄水用タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH094011A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194008A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Inax Corp ロータンク設備
JP2006283355A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Inax Corp 洗浄タンク装置
WO2012011925A1 (en) * 2010-07-23 2012-01-26 Water Conservation Professionals Llc Water saver toilet control valve

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194008A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Inax Corp ロータンク設備
JP4517859B2 (ja) * 2005-01-14 2010-08-04 株式会社Inax ロータンク設備
JP2006283355A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Inax Corp 洗浄タンク装置
JP4516634B2 (ja) * 2005-03-31 2010-08-04 株式会社Inax 洗浄タンク装置
WO2012011925A1 (en) * 2010-07-23 2012-01-26 Water Conservation Professionals Llc Water saver toilet control valve

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030140406A1 (en) Western water closet
JPH094011A (ja) 便器洗浄水用タンク
JPH03253628A (ja) 水洗式便器
JPH08177112A (ja) 水洗便器
US6182306B1 (en) Side-mount toilet valve
KR200388701Y1 (ko) 양변기 배수관 체결용 플랜지
JP2001123514A (ja) 水洗便器用の排水装置
JPH036695Y2 (ja)
JP2001234577A (ja) 水洗便器の排水ソケットおよび水洗便器
KR200183979Y1 (ko) 양변기의 급수관 연결구조
JP2777256B2 (ja) 水洗式便器
JPS5812953Y2 (ja) 水洗便器
JP3470239B2 (ja) 洗浄水分配器を備えた便器
CN216475402U (zh) 一体式马桶座
JPH0246539Y2 (ja)
JP2000051134A (ja) 組込み形食器洗浄機
JPH0953264A (ja) 二重構造を有するロータンク
JP3086922B2 (ja) ボールタップ
JPH0813588A (ja) ロータンクの防露壁
JP2725122B2 (ja) 水洗便器
JPH1161952A (ja) ディストリビュータの接続構造
JPH094012A (ja) 便器洗浄タンク装置における補助水管の接続構造
JPH0220281Y2 (ja)
JP2514273Y2 (ja) 脱臭機能付便器のフロ―ト弁構造
KR200262259Y1 (ko) 하수구의 악취방지용 덮개