JPH0940038A - 小物容器 - Google Patents

小物容器

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JPH0940038A
JPH0940038A JP21665095A JP21665095A JPH0940038A JP H0940038 A JPH0940038 A JP H0940038A JP 21665095 A JP21665095 A JP 21665095A JP 21665095 A JP21665095 A JP 21665095A JP H0940038 A JPH0940038 A JP H0940038A
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JP
Japan
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hole
lid
opening
small
box
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JP21665095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagamoto
弘 永本
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KINEI SEIKO KK
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KINEI SEIKO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/04Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills
    • B65D83/0445Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills all the articles being stored in individual compartments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚釣り用の錘やサルカン等の比較的小さな物
品を取り出す場合に、1個又は少数を確実且つ容易に取
り出すことができ、而も、物品を収容する場合は、比較
的多数を一度に効率よく収容させることができる。 【解決手段】 本体10の上蓋部14に平面円形状の箱
状部20を設ける。箱状部20内の60度中心角毎に放
射状隔壁20cを配し、5つの平面略扇形状の区画22
を設ける。隣り合う一対の隔壁20c間の上部は上板部
20dにより塞ぐ。回転閉塞体50の回転軸部54を軸
受部20bに回転自在に内嵌し、全区画22の上方開口
部を閉塞する。回転閉塞体50の円板状部52に、蓋付
孔56と開放孔58を回転軸線を挟んで反対の位置に設
ける。開放孔58及び蓋付孔56は、それぞれ、実質上
隣接区画22にはみ出さない状態で任意の区画22の開
口部に連通させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣り用の錘やサ
ルカン等の比較的小さな物品を複数の区画内に収容し、
必要に応じ取り出すことができる小物容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
魚釣り用の錘やサルカン等の比較的小さな物品を複数の
区画内に収容し、必要に応じ取り出すことができる小物
容器として、実公昭50−10385号公報記載のよう
なものが知られている。この公報に記載されている釣用
小物容器は、円状の容器本体の中心軸から放射状に出る
仕切板によって容器内部を数個の室に分割し、そのうち
の1室は他の等分割された小室の2倍の大きさを有する
大室となし、該大室の上部開口面の半分を小室と同形状
の蓋板で閉塞すると共に、容器本体に嵌合する透明蓋に
前記小室と同形状の窓部を形成し、この蓋を容器本体の
中心軸に軸着して回転自在としたものである。
【0003】透明蓋を回転させて各小室の上部開口面と
透明蓋の窓部を一致させれば、小室内に小物を収容する
ことができ、窓部を蓋板に一致させれば、小室内の小物
が排出されることが防がれる。何れかの小室内の小物を
取り出すには、窓部をその小室の上部開口面に一致さ
せ、窓部が下向きになるように小物容器を傾けて小物を
排出させる。
【0004】この窓部の形状は小室と同形状であるか
ら、小室内に錘等の小物を収容させる場合、窓部を通じ
て比較的多数の小物を一度に収容させることができる
が、小物を取り出そうとした場合にも一気に多数排出さ
れがちになる。1個又は少数のみが必要な場合、多数排
出されてしまうと再度小室内に収容させなければなら
ず、特に釣りの現場においては、このような再収容作業
は極めて煩雑である。
【0005】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、魚釣り用の錘やサルカン等の比較的小さな物品
を取り出す場合に、1個又は少数を確実且つ容易に取り
出すことができ、而も、物品を収容する場合は、比較的
多数を一度に効率よく収容させることができる小物容器
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の小物容器は、箱状部と、その箱状部の開口部を閉塞
する状態を維持しつつ箱状部に対し回転し得る回転閉塞
部とを備えてなり、回転閉塞部は、比較的小さく開口し
た開放孔と、比較的大きく開口した1又は2以上の蓋付
孔とを有し、箱状部は、周方向に区切られた2以上の区
画と、前記開放孔を塞ぎ得る閉塞部とを有し、開放孔及
び各蓋付孔は、それぞれ、実質上隣接区画にはみ出さな
い状態で任意の区画の開口部に連通させることができる
ものである。
【0007】回転閉塞部が箱状部に対し回転し得るもの
とするのは、例えば、回転閉塞部に一体的に設けた回転
軸を、箱状部に設けた軸受部によって回転自在に支持す
ることにより行うことができる。
【0008】箱状部の区画内に物品を収容させる場合、
回転閉塞部を箱状部に対し必要なだけ回転させて、何れ
かの区画の開口部に蓋付孔を連通させる。蓋付孔の蓋を
開き、蓋付孔の孔を通じて区画内に1個又は2個以上の
物品を収容させる。次いで別の区画内に物品を収容させ
るには、箱状部に対し回転閉塞部を必要な角度回転さ
せ、その別の区画の開口部に蓋付孔を連通させる。2以
上の蓋付孔があって、2以上の区画の開口部のそれぞれ
に各蓋付孔を一度に連通させることができる場合、回転
閉塞部を回転させずにそのまま2以上の各区画内に物品
を収容させることができる。開放孔を所要の区画の開口
部に連通させ、開放孔を通じて区画内に物品を収容させ
ることもできるが、開放孔の開口は蓋付孔の孔に比し小
さいので、蓋付孔の場合に比し物品収容に手間がかかる
こととなり易い。
【0009】収容した物品が各区画から排出されるのを
防ぐためには、蓋付孔の蓋を閉じると共に、回転閉塞部
を箱状部に対し必要なだけ回転させて開放孔を閉塞部に
合わせて開放孔を塞ぐ。
【0010】各区画から、比較的小さな物品を1個ずつ
又は少数ずつ取り出す場合、回転閉塞部を箱状部に対し
必要なだけ回転させて開放孔を所要の区画の開口部に連
通させ、小物容器を、開放孔が下向きになる姿勢にして
開放孔を通じて物品を区画から排出させる。
【0011】各区画から、開放孔から取り出し難いよう
な比較的大きな物品を取り出す場合、又は比較的小さな
物品を比較的多数ずつ取り出す場合、回転閉塞部を箱状
部に対し必要なだけ回転させて蓋付孔を所要の区画の開
口部に連通させると共に蓋を開き、小物容器を、蓋付孔
が下向きになる姿勢にすると共に必要に応じ開放孔を指
などで塞いで、蓋付孔の孔を通じて物品を区画から排出
させる。
【0012】なお、開放孔及び各蓋付孔は、それぞれ、
実質上隣接区画にはみ出さない状態で任意の区画の開口
部に連通させることができるので、物品をある区画に収
容させる際に、過って隣の区画にも同時に物品が入って
しまうことや、物品をある区画から取り出す際に、過っ
て隣の区画内の物品も同時に排出させてしまうことが防
がれる。
【0013】本発明の小物容器における蓋付孔の開口面
積は、例えば開放孔の開口面積の2倍以上とすることが
できる。より好ましくは、3乃至5倍程度である。
【0014】本発明の小物容器においては、上記開放孔
は、回転閉塞部の回転軸線を挟んで蓋付孔の反対の位置
における各区画の径方向外半側に位置することが望まし
い。蓋付孔の反対の位置というのは、回転閉塞部の回転
軸線を中心とする蓋付孔と開放孔の間の角度がほぼ18
0度であることを言う。
【0015】蓋付孔を所要区画の開口部に連通させると
共に蓋を開き、小物容器の姿勢を蓋付孔が下向きになる
ようにして蓋付孔の孔を通じて物品を区画から排出させ
る場合、開放孔が何れかの区画に連通していることがあ
り得る。ところが、開放孔が回転閉塞部の回転軸線を挟
んで蓋付孔の反対の位置における各区画の径方向外半側
に位置する場合、小物容器が前記姿勢をとったとき、開
放孔の位置は、それが連通した区画のうち上半側に位置
することとなる。そのため、開放孔を塞いでいない状態
においても、その区画から開放孔を通じて物品が排出さ
れことが生じにくい。
【0016】また本発明の小物容器においては、開放孔
を閉塞部が塞いだ状態で回転閉塞部の回転角度の保持が
可能な保持手段を有するものであることが好ましい。
【0017】蓋付孔の蓋を閉じると共に、回転閉塞部の
回転により開放孔を閉塞部に合わせて開放孔を塞いだ場
合、その状態で回転閉塞部の回転角度の保持されるの
で、回転閉塞部が不用意に回転して開放孔が何れかの区
画の開口部に連通することが防止される。
【0018】また本発明の小物容器においては、開放孔
および/または蓋付孔が各区画に連通した状態で回転閉
塞部の回転角度の保持が可能な保持手段を有するもので
あることが好ましい。
【0019】このような構成の開放孔および/または蓋
付孔を各区画に連通させて物品を取り出す場合に、その
連通状態が維持される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0021】図1乃至図9は、本発明の実施の形態の一
例としての魚釣り用の小物容器に関するものである。
【0022】この小物容器は、本体10と回転閉塞体5
0からなる。
【0023】本体10は、ポリプロピレン等の合成樹脂
により一体成形されてなり、箱形状のケース部12と、
略箱形状の上蓋部14とが、ヒンジ部16において連結
されることにより、例えば図7に示すように、ケース部
12に対し上蓋部14を開閉可能なように構成されてい
る。本体10の平面形状は、ほぼ長方形の一辺を半円状
部に形成されたものとなっている。上蓋部14を閉じた
状態においては、上蓋部14におけるヒンジ部16と逆
側の位置に設けられた舌片14aの嵌合孔に、ケース部
12の対応位置に設けられた嵌合突部12aが、舌片1
4aの弾性により弾性的に嵌合してその閉蓋状態が維持
される。その嵌合を解除すれば、上蓋部14を開くこと
ができる。このケース部12と上蓋部14により形成さ
れる内部空間18には、例えば釣り糸や仕掛け等を始め
とする比較的大きな物品を収容することができる。
【0024】本体10の上蓋部14における半円状部の
内側に平面形状が円形状の箱状部20が設けられてい
る。箱状部20は、円形外周壁部20aと、円形外周壁
部20aに囲まれた部分の中央部に設けられた円筒状の
軸受部20bと、軸受部20bと円形外周壁部20aに
わたり60度中心角毎に放射状に設けられた6枚の隔壁
20cと、図1における右側の2枚の隔壁20cと軸受
部20bと円形外周壁部20aにより囲まれた部分のう
ち隔壁20cの上端よりやや下方位置を閉塞する上板部
20d(閉塞部の一例)と、軸受部20bと円形外周壁
部20aの間の下端部のうち上板部20dの下方を除く
部分を閉塞する底板部20eからなる。このような構成
により、箱状部20は、隔壁20cにより60度中心角
毎に周方向に区切られた5つの平面略扇形状の区画22
を備える。この各区画22は、軸受部20bと円形外周
壁部20aと隔壁20cと底板部20eにより囲まれて
おり、上方に開口している。勿論この隔壁は、(360
/n)度[nは3以上の整数]中心角毎に設けることが
できる。
【0025】回転閉塞体50は、円板状部52と、その
円板状部52の中央部に下向きに突設された回転軸部5
4からなる。
【0026】回転軸部54の下部は2つ割り状に形成さ
れ、下端部は、軸受部20bに内嵌された場合の抜け止
め用の膨出部54aに形成されている。
【0027】円板状部52は、蓋付孔56と、回転軸線
を挟んで蓋付孔56の反対の位置(両者間の中心角は1
80度)に設けられた開放孔58を有する。
【0028】蓋付孔56の孔56aは、かなめ部を欠い
た扇形状をなす。孔56aの外周部は区画22の外周部
のやや内側に位置し、区画22の外周部の3分の2程度
の長さである。孔56aの径方向長さは、区画22の径
方向長さの3分の2程度である。従って蓋付孔56は、
隣接区画22にはみ出さない状態で任意の区画22の開
口部に連通させることができる。円板状部52の上面に
おける孔56aの周囲は、囲繞壁56bにより囲まれて
いる。ヒンジ部16を介して円板状部52に連結された
蓋体56cは、囲繞壁56bを覆蓋し得る凹部56dを
有する。蓋体56cは、囲繞壁56bの外側に設けられ
た突部56b1に、蓋体56cの凹部の内側に設けられ
た突部56c1が係合することにより、閉蓋状態が維持
され、その係合を解除することにより、開蓋することが
できる。
【0029】開放孔58の外端部は、区画22の外周部
のやや内側に位置し、径方向長さは区画22の径方向長
さの3分の1程度、周方向長さは区画22の周方向長さ
の2分の1程度である。従って開放孔58は、各区画2
2の径方向外半側に位置し、その開口面積は、蓋付孔5
6の開口面積の約3分の1である。また、開放孔58
は、隣接区画22にはみ出さない状態で任意の区画22
の開口部に連通させることができる。円板状部52の上
面には、開放孔58の外周側に沿って、円弧状壁部60
が設けられている。物品を排出させる場合の排出方向を
安定化させるためである。
【0030】回転閉塞体50は、その回転軸部54が軸
受部20bに回転自在に内嵌され、回転軸部54の膨出
部54aが軸受部20bの下側において拡開することに
より、回転軸部54が軸受部20bに保持されている。
これによって回転閉塞体50は、箱状部20の開口部、
すなわち全区画22の上方開口部を閉塞する状態を維持
しつつ、箱状部20に対し自在に回転し得る。なお、底
板部20eを設けず、図1における右側の2枚の隔壁2
0cと軸受部20bと円形外周壁部20aにより囲まれ
た部分のうち上板部20dの下方の隔壁20cの下端よ
りやや上方位置を塞いで、回転閉塞体を箱状部20の下
側にも設けることができる。この場合、各区画22を上
下に区切ることも可能である。
【0031】回転閉塞体50の円板状部52の下側にお
ける開放孔58の周方向両側に、それぞれ僅かな高さの
径方向突条62が設けられている。両径方向突条62
は、各区画22における両隔壁20cの内側又は上板部
20dの両側の隔壁20cの内側にほぼ接する間隔で設
けられて保持手段を構成している。回転閉塞体50の回
転角度を、両径方向突条62が上板部20dの両側の隔
壁20cの内側にほぼ接する角度とすると、上板部20
dが開放孔58を塞ぐと共に、蓋付孔56が左側の区画
22に連通した状態となり、而も、両径方向突条62に
よりこの回転角度が保持される。回転閉塞体50の回転
角度を、両径方向突条62が何れかの区画22における
両隔壁20cの内側にほぼ接する角度とすると、開放孔
58がその区画22に連通した状態となると共に、蓋付
孔56は、別の区画22に連通するか又は上板部20d
により閉塞された状態となり、而も、両径方向突条62
によりこの回転角度が保持される。
【0032】何れかの区画22内に物品Aを収容させる
場合、回転閉塞体50を本体10に対し必要なだけ回転
させて、何れかの区画22の開口部にのみ蓋付孔56を
連通させる。回転閉塞体50の回転角度を、両径方向突
条62がその区画22における両隔壁20cの内側にほ
ぼ接する角度とすれば、その回転角度が保持される。蓋
付孔56の蓋体56cを開き、蓋付孔56の孔56aを
通じて区画22内に1個又は2個以上の錘等の物品Aを
収容させる。次いで別の区画22内に物品Aを収容させ
るには、本体10に対し回転閉塞体50を必要な角度回
転させ、その別の区画22の開口部に蓋付孔56を連通
させる。
【0033】収容した物品Aが各区画22から排出され
るのを防ぐためには、蓋付孔56の蓋体56cを閉じる
と共に、回転閉塞体50を本体10に対し必要なだけ回
転させて開放孔58を上板部20dに合わせて開放孔5
8を塞ぐ。回転閉塞体50の回転角度を、両径方向突条
62が上板部20dの両側の隔壁20cの内側にほぼ接
する角度とすれば、その回転角度が保持される。
【0034】各区画22から、比較的小さな物品を1個
ずつ又は少数ずつ取り出す場合、回転閉塞体50を本体
10に対し必要なだけ回転させて開放孔58を所要の区
画22の開口部に連通させ、小物容器を、開放孔58が
下向きになる姿勢にして開放孔58を通じて物品を区画
22から排出させる。
【0035】目的の物品を円滑に取り出すことができる
ようにするには、例えば回転閉塞体50を透明性のある
材料により形成することにより、外部から区画22の内
部が見えるよう構成することが望ましい。
【0036】各区画22から、開放孔58から取り出し
難いような比較的大きな物品を取り出す場合、又は比較
的小さな物品を比較的多数ずつ取り出す場合、回転閉塞
体50を本体10に対し必要なだけ回転させて蓋付孔5
6を所要の区画22の開口部に連通させると共に蓋体5
6cを開き、小物容器を、蓋付孔56が下向きになる姿
勢にすると共に必要に応じ開放孔58を指などで塞い
で、蓋付孔56の孔56aを通じて物品を区画22から
排出させる。開放孔58は回転閉塞体50の回転軸線を
挟んで蓋付孔56の反対の位置における区画22の径方
向外半側に位置するので、開放孔58を塞ぐのを怠って
も、その区画22から開放孔58を通じて物品が排出さ
れことが生じにくい。
【0037】なお、以上の実施の形態についての記述に
おいて、上下位置関係は、単に図に基づいた説明の便宜
のためのものであって、実際の使用状態等を限定するも
のではなく、構成部品の寸法、個数、材質、形状、その
相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載がな
い限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5の小物容器は、箱
状部の区画に収容された魚釣り用の錘やサルカン等の比
較的小さな物品を取り出す場合に、回転閉塞部の回転に
より所要の区画の開口部に連通させた比較的小さい開口
の開放孔を通じて排出させることにより、一気に多数排
出されることが防がれ、1個又は少数の物品のみの取り
出しを、確実性高く且つ容易に行うことができる。
【0039】また比較的多数の物品を一度に区画から取
り出す場合、回転閉塞部の回転により所要の区画の開口
部に連通させて蓋を開いた比較的大きい開口の蓋付孔を
通じて排出させることにより、効率よく容易に取り出す
ことができる。比較的大きな物品も、蓋付孔を通じて排
出させることにより、容易に取り出すことができる。
【0040】一方、区画内に物品を収容する場合は、回
転閉塞部の回転により所要の区画の開口部に連通させて
蓋を開いた比較的大きい開口の蓋付孔を通じて、比較的
多数の物品を一度に効率よく収容させることができる。
また比較的大きな物品も、容易に収容させることができ
る。蓋付孔の蓋を閉じ、回転閉塞部の回転により開放孔
を閉塞部に合わせておけば、区画内に収容された物品が
不用意に排出されることが防がれる。
【0041】上記効果に加えて、請求項2の小物容器に
よれば、蓋付孔を所要区画の開口部に連通させると共に
蓋を開いて物品を区画から排出させる場合に、開放孔を
指などにより塞いでいない状態でも、開放孔が連通して
いる区画から不用意に物品が排出されてしまうおそれが
小さい。
【0042】上記効果に加えて、請求項3の小物容器に
よれば、蓋付孔の蓋を閉じると共に、回転閉塞部の回転
により開放孔を閉塞部に合わせて開放孔を塞いだ場合、
その状態で回転閉塞部の回転角度の保持されるので、回
転閉塞部が不用意に回転して開放孔が何れかの区画の開
口部に連通し、その区画から物品が排出されてしまうこ
とが防止される。
【0043】また、上記効果に加えて、請求項4の小物
容器によれば、開放孔および/または蓋付孔を各区画に
連通させて物品を取り出す場合に、その連通状態が維持
されるので、物品を各区画から排出させて取り出す作業
を滞りなく容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小物容器の平面図である。
【図2】小物容器の正面縦断面図である。
【図3】小物容器の平面図である。
【図4】小物容器の平面図である。
【図5】小物容器の平面図である。
【図6】本体の平面図である。
【図7】開蓋状態の本体の平面図である。
【図8】回転閉塞体の正面図である。
【図9】回転閉塞体の平面図である。
【符合の説明】
10 本体 14 上蓋部 20 箱状部 20b 軸受部 20c 隔壁 20d 上板部 22 区画 50 回転閉塞体 52 円板状部 54 回転軸部 56 蓋付孔 58 開放孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状部と、その箱状部の開口部を閉塞する
    状態を維持しつつ箱状部に対し回転し得る回転閉塞部と
    を備えてなり、回転閉塞部は、比較的小さく開口した開
    放孔と、比較的大きく開口した1又は2以上の蓋付孔と
    を有し、箱状部は、周方向に区切られた2以上の区画
    と、前記開放孔を塞ぎ得る閉塞部とを有し、開放孔及び
    各蓋付孔は、それぞれ、実質上隣接区画にはみ出さない
    状態で任意の区画の開口部に連通させることができるこ
    とを特徴とする小物容器。
  2. 【請求項2】上記開放孔が、回転閉塞部の回転軸線を挟
    んで蓋付孔の反対の位置における各区画の径方向外半側
    に位置する請求項1記載の小物容器。
  3. 【請求項3】開放孔を閉塞部が塞いだ状態で回転閉塞部
    の回転角度の保持が可能な保持手段を有する請求項1又
    は2記載の小物容器。
  4. 【請求項4】開放孔及び蓋付孔がそれぞれ区画に連通す
    る状態で回転閉塞部の回転角度の保持が可能な保持手段
    を有する請求項1、2又は3記載の小物容器。
  5. 【請求項5】蓋付孔の開口面積が開放孔の開口面積の2
    倍以上である請求項1、2、3又は4記載の小物容器。
JP21665095A 1995-08-01 1995-08-01 小物容器 Pending JPH0940038A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH698367B1 (de) * 2005-03-07 2009-07-31 Gertrud Baumann Werder Tablettendose mit integriertem Tablettenspalter
CN104526303A (zh) * 2014-12-25 2015-04-22 东莞理工学院 一种旋转式滚珠丝杠螺纹副装配台
WO2022102844A1 (ko) * 2020-11-16 2022-05-19 장아람 반려동물용 공 자동 공급기

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