JPH0938585A - 宛名認識装置および宛名認識方法 - Google Patents
宛名認識装置および宛名認識方法Info
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- JPH0938585A JPH0938585A JP7193266A JP19326695A JPH0938585A JP H0938585 A JPH0938585 A JP H0938585A JP 7193266 A JP7193266 A JP 7193266A JP 19326695 A JP19326695 A JP 19326695A JP H0938585 A JPH0938585 A JP H0938585A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】辞書容量の縮小を図り、認識処理時間を短縮す
る。 【解決手段】宛名認識装置において、光電変換部20、
宛名領域検出部21、行検出部22とを用いて出力され
る宛名領域の行から文字検出部23で宛名の各文字を検
出して切り出して文字認識部24で文字を認識し、宛名
認識部26で町名を認識し、街区文字検出部28と街区
文字認識部29とで町名の後ろの丁目、番地を認識し、
住所編集部40で住所情報を出力するが、アパート名、
あるいはマンション名が記載されている場合、宛名認識
部26で「アパート」、「マンション」等のキーワード
の認識を行い、街区文字検出部28と街区文字認識部2
9とで認識されたアパート、マンション等のキーワード
の後ろに記載された文字としての棟番号、部屋番号を認
識して住所編集部40で住所情報を出力する。
る。 【解決手段】宛名認識装置において、光電変換部20、
宛名領域検出部21、行検出部22とを用いて出力され
る宛名領域の行から文字検出部23で宛名の各文字を検
出して切り出して文字認識部24で文字を認識し、宛名
認識部26で町名を認識し、街区文字検出部28と街区
文字認識部29とで町名の後ろの丁目、番地を認識し、
住所編集部40で住所情報を出力するが、アパート名、
あるいはマンション名が記載されている場合、宛名認識
部26で「アパート」、「マンション」等のキーワード
の認識を行い、街区文字検出部28と街区文字認識部2
9とで認識されたアパート、マンション等のキーワード
の後ろに記載された文字としての棟番号、部屋番号を認
識して住所編集部40で住所情報を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送される郵便
物からその上に記載されている郵便番号、住所等の宛名
を認識し、この認識した宛名を用いて区分を行う宛名自
動認識区分機に用いられる宛名認識装置および宛名認識
方法に関する。
物からその上に記載されている郵便番号、住所等の宛名
を認識し、この認識した宛名を用いて区分を行う宛名自
動認識区分機に用いられる宛名認識装置および宛名認識
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便区分業務を大別すると、取集めた郵
便物を相手先の郵便局に送るための区分作業である差立
区分業務と、到着した郵便物を配達するための区分業務
である配達区分業務とがある。
便物を相手先の郵便局に送るための区分作業である差立
区分業務と、到着した郵便物を配達するための区分業務
である配達区分業務とがある。
【0003】従来、差立区分業務については、郵便番号
自動認識区分機により大幅に自動化が図られてきたが、
配達区分業務については自動化が遅れていた。ところが
近年、郵便番号自動認識区分機の機能に加え、郵便物に
記載された、都道府県名、町名、丁目、街区符号の漢字
などの宛名つまり住所を直接OCRで読取って認識する
ことによって、郵便物を配達区レベルまでの区分を自動
化(配達区分業務の自動化)する郵便物の宛名自動認識
区分機が開発されている。
自動認識区分機により大幅に自動化が図られてきたが、
配達区分業務については自動化が遅れていた。ところが
近年、郵便番号自動認識区分機の機能に加え、郵便物に
記載された、都道府県名、町名、丁目、街区符号の漢字
などの宛名つまり住所を直接OCRで読取って認識する
ことによって、郵便物を配達区レベルまでの区分を自動
化(配達区分業務の自動化)する郵便物の宛名自動認識
区分機が開発されている。
【0004】図6は、郵便物上の宛名の記載例である。
従来の宛名自動認識区分機における宛名認識装置では、
このような宛名の記載からアパートやマンション等の棟
番号や、部屋番号を認識する場合、まず、図6の(a)
では「柳町アパート」、図6の(b)では「さいわいマ
ンション」といったアパート名やマンション名を認識
し、その後ろを棟番号や部屋番号として認識を行ってい
た。
従来の宛名自動認識区分機における宛名認識装置では、
このような宛名の記載からアパートやマンション等の棟
番号や、部屋番号を認識する場合、まず、図6の(a)
では「柳町アパート」、図6の(b)では「さいわいマ
ンション」といったアパート名やマンション名を認識
し、その後ろを棟番号や部屋番号として認識を行ってい
た。
【0005】宛名認識装置においては、「柳町アパー
ト」や「さいわいマンション」といったアパート名やマ
ンション名等を認識するには、それらを登録した辞書を
準備して認識処理をしている。
ト」や「さいわいマンション」といったアパート名やマ
ンション名等を認識するには、それらを登録した辞書を
準備して認識処理をしている。
【0006】しかしながら、このようなアパート名やマ
ンション名等のうちで、「柳町」や「さいわい」といっ
た部分は、その土地の名前や個人名が使用されることが
多い。従って、全てのアパートやマンションの棟番号や
部屋番号を認識するには、全てのアパート名やマンショ
ン名を辞書に登録しなければならない。全てのアパート
名やマンション名を登録することは、辞書の容量の問題
からも困難であり、例え登録できたとしても認識にも莫
大な時間が必要となり、実用的でない。
ンション名等のうちで、「柳町」や「さいわい」といっ
た部分は、その土地の名前や個人名が使用されることが
多い。従って、全てのアパートやマンションの棟番号や
部屋番号を認識するには、全てのアパート名やマンショ
ン名を辞書に登録しなければならない。全てのアパート
名やマンション名を登録することは、辞書の容量の問題
からも困難であり、例え登録できたとしても認識にも莫
大な時間が必要となり、実用的でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、宛名
認識装置において、アパート名やマンション名等を認識
するには、それらを登録した辞書を準備して認識処理を
しなければならない。また、全てのアパート名やマンシ
ョン名の後ろに記載されている棟番号や部屋番号を認識
するには、全てのアパート名やマンション名を辞書に登
録しなければならず、辞書の容量が増大すると共に、そ
のために認識処理時間が多くなるという問題があった。
そこで、この発明は、辞書容量の縮小を図り、認識処理
時間を短縮することのできる宛名認識装置および宛名認
識方法を提供することを目的とする。
認識装置において、アパート名やマンション名等を認識
するには、それらを登録した辞書を準備して認識処理を
しなければならない。また、全てのアパート名やマンシ
ョン名の後ろに記載されている棟番号や部屋番号を認識
するには、全てのアパート名やマンション名を辞書に登
録しなければならず、辞書の容量が増大すると共に、そ
のために認識処理時間が多くなるという問題があった。
そこで、この発明は、辞書容量の縮小を図り、認識処理
時間を短縮することのできる宛名認識装置および宛名認
識方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の宛名認識装置
は、郵便物からその上に記載されている棟番号、部屋番
号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、この読取手段
で読取られた宛名情報に含まれる棟番号、部屋番号等の
記載位置を特定する特定手段とから構成されている。
は、郵便物からその上に記載されている棟番号、部屋番
号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、この読取手段
で読取られた宛名情報に含まれる棟番号、部屋番号等の
記載位置を特定する特定手段とから構成されている。
【0009】この発明の宛名認識装置は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた宛名
情報に含まれる棟番号、部屋番号等の記載位置を特定す
る特定手段と、この特定手段で記載位置が特定された棟
番号、部屋番号等を含む宛名を認識する認識手段とから
構成されている。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた宛名
情報に含まれる棟番号、部屋番号等の記載位置を特定す
る特定手段と、この特定手段で記載位置が特定された棟
番号、部屋番号等を含む宛名を認識する認識手段とから
構成されている。
【0010】この発明の宛名認識装置は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた宛名
情報から宛名領域を検出する宛名領域検出手段と、この
宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番号、部
屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検出手段
と、この行検出手段で検出された町名の文字列の行によ
り町名を認識する町名認識手段と、この町名認識手段で
認識された町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区
を認識する街区認識手段と、この街区認識手段で認識さ
れた街区、上記町名認識手段で認識された町名とを用い
て住所を編集する第1の住所編集手段と、上記行検出手
段で検出された文字列の行にアパート名またはマンショ
ン名が記載された文字列の行がある場合、アパートまた
はマンション等の固定された検索文字のみを認識する検
索文字認識手段と、この検索文字認識手段で認識された
検索文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等を認識
する番号認識手段と、この番号認識手段で認識された棟
番号、部屋番号等と上記街区認識手段で認識された街
区、上記町名認識手段で認識された町名とを用いて住所
を編集する第2の住所編集手段とから構成されている。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた宛名
情報から宛名領域を検出する宛名領域検出手段と、この
宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番号、部
屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検出手段
と、この行検出手段で検出された町名の文字列の行によ
り町名を認識する町名認識手段と、この町名認識手段で
認識された町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区
を認識する街区認識手段と、この街区認識手段で認識さ
れた街区、上記町名認識手段で認識された町名とを用い
て住所を編集する第1の住所編集手段と、上記行検出手
段で検出された文字列の行にアパート名またはマンショ
ン名が記載された文字列の行がある場合、アパートまた
はマンション等の固定された検索文字のみを認識する検
索文字認識手段と、この検索文字認識手段で認識された
検索文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等を認識
する番号認識手段と、この番号認識手段で認識された棟
番号、部屋番号等と上記街区認識手段で認識された街
区、上記町名認識手段で認識された町名とを用いて住所
を編集する第2の住所編集手段とから構成されている。
【0011】この発明の宛名認識装置は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた宛名
情報から宛名領域を検出する宛名領域検出手段と、この
宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番号、部
屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検出手段
と、この行検出手段で検出された町名の文字列の行によ
り町名を認識する町名認識手段と、この町名認識手段で
認識された町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区
を認識する街区認識手段と、この街区認識手段で認識さ
れた街区、上記町名認識手段で認識された町名とを用い
て住所を編集する第1の住所編集手段と、上記行検出手
段で検出された文字列の行にアパート名またはマンショ
ン名が記載された文字列の行がある場合、アパートまた
はマンションの文字のみを認識する文字認識手段と、こ
の文字認識手段で認識されたアパートまたはマンション
の文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等を認識す
る番号認識手段と、この番号認識手段で認識された棟番
号、部屋番号等と上記街区認識手段で認識された街区、
上記町名認識手段で認識された町名とを用いて住所を編
集する第2の住所編集手段とから構成されている。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた宛名
情報から宛名領域を検出する宛名領域検出手段と、この
宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番号、部
屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検出手段
と、この行検出手段で検出された町名の文字列の行によ
り町名を認識する町名認識手段と、この町名認識手段で
認識された町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区
を認識する街区認識手段と、この街区認識手段で認識さ
れた街区、上記町名認識手段で認識された町名とを用い
て住所を編集する第1の住所編集手段と、上記行検出手
段で検出された文字列の行にアパート名またはマンショ
ン名が記載された文字列の行がある場合、アパートまた
はマンションの文字のみを認識する文字認識手段と、こ
の文字認識手段で認識されたアパートまたはマンション
の文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等を認識す
る番号認識手段と、この番号認識手段で認識された棟番
号、部屋番号等と上記街区認識手段で認識された街区、
上記町名認識手段で認識された町名とを用いて住所を編
集する第2の住所編集手段とから構成されている。
【0012】この発明の宛名認識装置は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った宛名情
報から宛名領域を検出する宛名領域検出手段と、この宛
名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番号、部屋
番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検出手段
と、文字辞書を記憶している第1の記憶手段と、この第
1の記憶手段に記憶されている文字辞書を参照して上記
行検出手段で検出された文字列の行の文字を認識する文
字認識手段と、アパート、マンション等の検索文字を含
んた住所辞書を記憶している第2の記憶手段と、この第
2の記憶手段に記憶されている住所辞書を参照して上記
文字認識手段で文字認識された文字列の行により町名を
認識する町名認識手段と、丁目、番地、棟番号、部屋番
号等の文字辞書を記憶している第3の記憶手段と、この
第3の記憶手段に記憶されている文字辞書を参照して上
記町名認識手段で認識された町名の後ろに記載された丁
目、番地等の街区を認識する街区認識手段と、この街区
認識手段で認識された街区、上記町名認識手段で認識さ
れた町名とを用いて住所を編集する第1の住所編集手段
と、上記文字認識手段で認識された文字列の行にアパー
ト名またはマンション名が記載された文字列の行がある
場合、上記第2の記憶手段に記憶されている住所辞書に
含まれる検索文字でアパートまたはマンション等の検索
文字のみを認識する検索文字認識手段と、この検索文字
認識手段で認識された検索文字の後ろに記載された棟番
号、部屋番号等を上記第3の記憶手段に記憶されている
文字辞書を参照して認識する番号認識手段と、この番号
認識手段で認識された棟番号、部屋番号等と上記街区認
識手段で認識された街区、上記町名認識手段で認識され
た町名とを用いて住所を編集する第2の住所編集手段と
から構成されている。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取る読取手段と、この読取手段で読取った宛名情
報から宛名領域を検出する宛名領域検出手段と、この宛
名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番号、部屋
番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検出手段
と、文字辞書を記憶している第1の記憶手段と、この第
1の記憶手段に記憶されている文字辞書を参照して上記
行検出手段で検出された文字列の行の文字を認識する文
字認識手段と、アパート、マンション等の検索文字を含
んた住所辞書を記憶している第2の記憶手段と、この第
2の記憶手段に記憶されている住所辞書を参照して上記
文字認識手段で文字認識された文字列の行により町名を
認識する町名認識手段と、丁目、番地、棟番号、部屋番
号等の文字辞書を記憶している第3の記憶手段と、この
第3の記憶手段に記憶されている文字辞書を参照して上
記町名認識手段で認識された町名の後ろに記載された丁
目、番地等の街区を認識する街区認識手段と、この街区
認識手段で認識された街区、上記町名認識手段で認識さ
れた町名とを用いて住所を編集する第1の住所編集手段
と、上記文字認識手段で認識された文字列の行にアパー
ト名またはマンション名が記載された文字列の行がある
場合、上記第2の記憶手段に記憶されている住所辞書に
含まれる検索文字でアパートまたはマンション等の検索
文字のみを認識する検索文字認識手段と、この検索文字
認識手段で認識された検索文字の後ろに記載された棟番
号、部屋番号等を上記第3の記憶手段に記憶されている
文字辞書を参照して認識する番号認識手段と、この番号
認識手段で認識された棟番号、部屋番号等と上記街区認
識手段で認識された街区、上記町名認識手段で認識され
た町名とを用いて住所を編集する第2の住所編集手段と
から構成されている。
【0013】この発明の宛名認識方法は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取り、読取った宛名情報に含まれる棟番号、部屋
番号等の記載位置をアパート、マンション等のキーワー
ドを認識することにより特定することを特徴とする。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取り、読取った宛名情報に含まれる棟番号、部屋
番号等の記載位置をアパート、マンション等のキーワー
ドを認識することにより特定することを特徴とする。
【0014】この発明の宛名認識方法は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取り、読取った宛名情報に含まれる棟番号、部屋
番号等の記載位置をアパート、マンション等の検索文字
を認識することにより特定し、記載位置が特定された棟
番号、部屋番号等を含む宛名を認識することを特徴とす
る。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取り、読取った宛名情報に含まれる棟番号、部屋
番号等の記載位置をアパート、マンション等の検索文字
を認識することにより特定し、記載位置が特定された棟
番号、部屋番号等を含む宛名を認識することを特徴とす
る。
【0015】この発明の宛名認識方法は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取って宛名領域を検出し、検出された宛名領域か
ら棟番号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出
し、検出された町名の文字列の行により町名を認識した
後、町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区を認識
し、上記検出された文字列の行にアパート名またはマン
ション名が記載された文字列の行がある場合、アパート
またはマンション等の固定された検索文字のみを認識し
た後、検索文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等
を認識し、上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番
号等を用いて住所を編集することを特徴とする。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取って宛名領域を検出し、検出された宛名領域か
ら棟番号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出
し、検出された町名の文字列の行により町名を認識した
後、町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区を認識
し、上記検出された文字列の行にアパート名またはマン
ション名が記載された文字列の行がある場合、アパート
またはマンション等の固定された検索文字のみを認識し
た後、検索文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等
を認識し、上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番
号等を用いて住所を編集することを特徴とする。
【0016】この発明の宛名認識方法は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取って宛名領域を検出し、検出された宛名領域か
ら棟番号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出
し、検出された町名の文字列の行により町名を認識した
後、町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区を認識
し、上記検出された文字列の行にアパート名またはマン
ション名が記載された文字列の行がある場合、アパート
またはマンションの文字のみを認識した後、アパートま
たはマンションの文字の後ろに記載された棟番号、部屋
番号等を認識し、上記認識された町名、街区、棟番号、
部屋番号等を用いて住所を編集することを特徴とする。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取って宛名領域を検出し、検出された宛名領域か
ら棟番号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出
し、検出された町名の文字列の行により町名を認識した
後、町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区を認識
し、上記検出された文字列の行にアパート名またはマン
ション名が記載された文字列の行がある場合、アパート
またはマンションの文字のみを認識した後、アパートま
たはマンションの文字の後ろに記載された棟番号、部屋
番号等を認識し、上記認識された町名、街区、棟番号、
部屋番号等を用いて住所を編集することを特徴とする。
【0017】この発明の宛名認識方法は、郵便物からそ
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取って宛名領域を検出して文字列の行を検出し、
この文字列の行から予め記憶されている文字辞書を参照
して文字を認識し、予め記憶されているアパート、マン
ション等の検索文字を含んた住所辞書を参照して上記文
字が認識された文字列の行により町名を認識し、予め記
憶されている丁目、番地、棟番号、部屋番号等の文字辞
書を参照して上記認識された町名の後ろに記載された丁
目、番地等の街区を認識し、上記文字が認識された文字
列の行にアパート名またはマンション名が記載された文
字列の行がある場合、上記住所辞書に含まれる検索文字
でアパートまたはマンション等の検索文字のみを認識
し、この認識された検索文字の後ろに記載された棟番
号、部屋番号等を、上記予め記憶されている丁目、番
地、棟番号、部屋番号等の文字辞書を参照して認識し、
上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番号等を用い
て住所を編集することを特徴とする。
の上に記載されている棟番号、部屋番号等を含む宛名情
報を読取って宛名領域を検出して文字列の行を検出し、
この文字列の行から予め記憶されている文字辞書を参照
して文字を認識し、予め記憶されているアパート、マン
ション等の検索文字を含んた住所辞書を参照して上記文
字が認識された文字列の行により町名を認識し、予め記
憶されている丁目、番地、棟番号、部屋番号等の文字辞
書を参照して上記認識された町名の後ろに記載された丁
目、番地等の街区を認識し、上記文字が認識された文字
列の行にアパート名またはマンション名が記載された文
字列の行がある場合、上記住所辞書に含まれる検索文字
でアパートまたはマンション等の検索文字のみを認識
し、この認識された検索文字の後ろに記載された棟番
号、部屋番号等を、上記予め記憶されている丁目、番
地、棟番号、部屋番号等の文字辞書を参照して認識し、
上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番号等を用い
て住所を編集することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図2は、この発明の宛
名認識装置が用いられた宛名自動認識区分機としての郵
便物自動区分機を示し、次のような構成となっている。
すなわち、供給部1には一括かつ立位状態で葉書、封書
などの郵便物P…がセットされる。この供給部1の郵便
物P…は、取出部2により最前端の郵便物Pから順次1
枚づつ取出し搬送され取込搬送路3の途中に配置された
宛名認識装置4によって郵便物Pに付与された郵便番
号、住所情報(宛名情報)が認識される。
ついて図面を参照して説明する。図2は、この発明の宛
名認識装置が用いられた宛名自動認識区分機としての郵
便物自動区分機を示し、次のような構成となっている。
すなわち、供給部1には一括かつ立位状態で葉書、封書
などの郵便物P…がセットされる。この供給部1の郵便
物P…は、取出部2により最前端の郵便物Pから順次1
枚づつ取出し搬送され取込搬送路3の途中に配置された
宛名認識装置4によって郵便物Pに付与された郵便番
号、住所情報(宛名情報)が認識される。
【0019】つぎに、宛名認識装置4を通過した郵便物
Pは搬送路3を介して区分部11に搬送されるようにな
っている。この区分部11は、図示しないゲ―ト機構部
によって鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路5a、
〜5gに上記郵便番号、住所情報の認識結果等に基づい
て選択的に振分けられるようになっている。
Pは搬送路3を介して区分部11に搬送されるようにな
っている。この区分部11は、図示しないゲ―ト機構部
によって鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路5a、
〜5gに上記郵便番号、住所情報の認識結果等に基づい
て選択的に振分けられるようになっている。
【0020】上記区分搬送路5a、〜5fの下方にはそ
の下面側に沿ってそれぞれ複数のポケット(集積箱)6
…が複数段(A段、〜G段)に配設されており、区分搬
送路5a、〜5gに送り込まれた郵便物Pは宛名認識装
置4の認識結果に基づいて所定のポケット6内に区分集
積されるようになっている。
の下面側に沿ってそれぞれ複数のポケット(集積箱)6
…が複数段(A段、〜G段)に配設されており、区分搬
送路5a、〜5gに送り込まれた郵便物Pは宛名認識装
置4の認識結果に基づいて所定のポケット6内に区分集
積されるようになっている。
【0021】なお、上記搬送路3、5a、…上には、そ
の搬送路上の郵便物Pの搬送を検知する搬送検知器群
(図示しない)が設けられている。また、供給部1の上
部には操作パネルとしてのオペレータパネル7が設けら
れている。
の搬送路上の郵便物Pの搬送を検知する搬送検知器群
(図示しない)が設けられている。また、供給部1の上
部には操作パネルとしてのオペレータパネル7が設けら
れている。
【0022】図3は電気回路を示すもので、制御部31
はメモリ32に記憶されている区分指定テ―ブルを用い
て、宛名認識装置4から供給される住所情報に対応する
区分指定デ―タを読出し、この読出した区分指定デ―タ
(ポケット6、…のアドレス)に対応するポケット6、
…に上記郵便物Pを搬送せしめるものである。たとえ
ば、搬送路3の途中の搬送検知器(図示しない)からの
搬送検知信号に応じて区分ゲ―ト制御信号を出力するこ
とにより、ドライバ33を用いて区分ゲ―ト9、…を制
御せしめるようになっている。上記メモリ32には、区
分指定テ―ブルとして各郵便番号、各住所情報に対応す
るポケット6、…のアドレス(区分指定デ―タ)が記憶
されている。
はメモリ32に記憶されている区分指定テ―ブルを用い
て、宛名認識装置4から供給される住所情報に対応する
区分指定デ―タを読出し、この読出した区分指定デ―タ
(ポケット6、…のアドレス)に対応するポケット6、
…に上記郵便物Pを搬送せしめるものである。たとえ
ば、搬送路3の途中の搬送検知器(図示しない)からの
搬送検知信号に応じて区分ゲ―ト制御信号を出力するこ
とにより、ドライバ33を用いて区分ゲ―ト9、…を制
御せしめるようになっている。上記メモリ32には、区
分指定テ―ブルとして各郵便番号、各住所情報に対応す
るポケット6、…のアドレス(区分指定デ―タ)が記憶
されている。
【0023】さらに、上記制御部31はドライバ35に
より上記搬送路3等の搬送機構部36を駆動することに
より、搬送系全体の制御を行うようになっている。図1
は、宛名認識装置4の概略構成を示すものである。
より上記搬送路3等の搬送機構部36を駆動することに
より、搬送系全体の制御を行うようになっている。図1
は、宛名認識装置4の概略構成を示すものである。
【0024】すなわち、宛名認識装置4は、光電変換部
(スキャナ)20、宛名領域検出部21、行検出部2
2、文字検出部23、文字認識部24、文字辞書25、
宛名認識部26、住所辞書27、街区文字検出部28、
街区文字認識部29、文字辞書30、及び住所編集部4
0とから構成されている。
(スキャナ)20、宛名領域検出部21、行検出部2
2、文字検出部23、文字認識部24、文字辞書25、
宛名認識部26、住所辞書27、街区文字検出部28、
街区文字認識部29、文字辞書30、及び住所編集部4
0とから構成されている。
【0025】光電変換部20は、読取手段として郵便物
の表面に光を当てて、反射して得られた情報を画像デー
タに変換する。この光電変換部20で変換された画像デ
ータは宛名領域検出部21に供給される。
の表面に光を当てて、反射して得られた情報を画像デー
タに変換する。この光電変換部20で変換された画像デ
ータは宛名領域検出部21に供給される。
【0026】宛名領域検出部21は、郵便物全体の画像
から、宛名領域の画像データを切り出して行検出部22
へ供給する。行検出部22は、宛名領域画像を行情報に
切分けて文字検出部23に供給する。
から、宛名領域の画像データを切り出して行検出部22
へ供給する。行検出部22は、宛名領域画像を行情報に
切分けて文字検出部23に供給する。
【0027】文字検出部23は、行情報を文字情報に切
分けて文字認識部24に供給する。文字認識部24は、
文字情報を文字辞書25を参照して文字認識して宛名認
識部26に供給する。
分けて文字認識部24に供給する。文字認識部24は、
文字情報を文字辞書25を参照して文字認識して宛名認
識部26に供給する。
【0028】宛名認識部26は、文字認識された文字を
組み合わせて、町名や企業名、アパート名やマンション
名を住所辞書を参照して認識して街区文字検出部28に
供給する。
組み合わせて、町名や企業名、アパート名やマンション
名を住所辞書を参照して認識して街区文字検出部28に
供給する。
【0029】街区文字検出部28は、認識された町名や
企業名、アパート名やマンション名の後ろに記載された
文字を街区文字として文字情報に切分けて街区文字認識
部29に供給する。
企業名、アパート名やマンション名の後ろに記載された
文字を街区文字として文字情報に切分けて街区文字認識
部29に供給する。
【0030】街区文字認識部29は、切り出された街区
文字を文字辞書30を参照して文字として認識して住所
編集部40に供給する。住所編集部40は、住所編集手
段として認識された町名や企業名、アパート名やマンシ
ョン名と、街区数字を組み合わせて住所情報を制御部3
1に供給する。
文字を文字辞書30を参照して文字として認識して住所
編集部40に供給する。住所編集部40は、住所編集手
段として認識された町名や企業名、アパート名やマンシ
ョン名と、街区数字を組み合わせて住所情報を制御部3
1に供給する。
【0031】図4は、図6で示した宛名記載例の別の記
載例である。図6の(a)と図4の(a)、図6の
(b)と図4の(b)は、それぞれ同じ宛名を表わす宛
名の記載として、ごく一般的に使用されている。
載例である。図6の(a)と図4の(a)、図6の
(b)と図4の(b)は、それぞれ同じ宛名を表わす宛
名の記載として、ごく一般的に使用されている。
【0032】図6の(a)ではアパート名等が記載され
ているが、図4の(a)では記載されていない。また、
図6の(b)ではマンション名等が記載されているが、
図4の(b)では記載されていない。つまり、アパート
名やマンション名を読み飛ばすことができれば、その後
ろに記載された棟番号、部屋番号を認識することが可能
となる。棟番号や部屋番号を認識するには、それが記載
されている場所が重要となるからである。
ているが、図4の(a)では記載されていない。また、
図6の(b)ではマンション名等が記載されているが、
図4の(b)では記載されていない。つまり、アパート
名やマンション名を読み飛ばすことができれば、その後
ろに記載された棟番号、部屋番号を認識することが可能
となる。棟番号や部屋番号を認識するには、それが記載
されている場所が重要となるからである。
【0033】本発明では、アパート名やマンション名に
頻繁に使用される「○○アパート」や「△△マンショ
ン」といった部分を読み飛ばし、棟番号や部屋番号の記
載位置の特定を容易にするものである。
頻繁に使用される「○○アパート」や「△△マンショ
ン」といった部分を読み飛ばし、棟番号や部屋番号の記
載位置の特定を容易にするものである。
【0034】すなわち、「○○アパート」や「△△マン
ション」の「○○」あるいは「△△」の部分は、地域や
個人名に依存する割合が高く、非常に多くのバリエーシ
ョンが存在する。それに対して「アパート」や「マンシ
ョン」の部分は、ある程度固定されている。また、文字
の構造が単純であり、認識しやすく、誤認識しにくい。
そこで、本発明においては、「アパート」や「マンシ
ョン」等のキーワード(検索文字)認識に必要な文字辞
書25、住所辞書27を用意し、宛名認識装置4で認識
させることにより、棟番号、部屋番号の記載位置を特定
するようにしたものである(特定手段)。
ション」の「○○」あるいは「△△」の部分は、地域や
個人名に依存する割合が高く、非常に多くのバリエーシ
ョンが存在する。それに対して「アパート」や「マンシ
ョン」の部分は、ある程度固定されている。また、文字
の構造が単純であり、認識しやすく、誤認識しにくい。
そこで、本発明においては、「アパート」や「マンシ
ョン」等のキーワード(検索文字)認識に必要な文字辞
書25、住所辞書27を用意し、宛名認識装置4で認識
させることにより、棟番号、部屋番号の記載位置を特定
するようにしたものである(特定手段)。
【0035】次に、このような構成において宛名認識装
置4による住所情報の認識動作を図5のフローチャート
を参照して説明する。まず、光電変換部20は、搬送さ
れてくる郵便物Pの表面を光学的に走査して光電変換す
ることにより画像データを得、宛名領域検出部21に出
力する。宛名領域検出部21では、上記郵便物Pに記載
されている画像データの中から、領域の形、位置等で宛
名領域を検出し、この検出結果を行検出部22に出力す
る(ST1)。
置4による住所情報の認識動作を図5のフローチャート
を参照して説明する。まず、光電変換部20は、搬送さ
れてくる郵便物Pの表面を光学的に走査して光電変換す
ることにより画像データを得、宛名領域検出部21に出
力する。宛名領域検出部21では、上記郵便物Pに記載
されている画像データの中から、領域の形、位置等で宛
名領域を検出し、この検出結果を行検出部22に出力す
る(ST1)。
【0036】行検出部22は、宛名領域の画像を宛名の
文字列の行情報に検出して切分ける(ST2)。文字検
出部23は、切分けられた行情報を文字情報に検出して
切分ける(ST3)。
文字列の行情報に検出して切分ける(ST2)。文字検
出部23は、切分けられた行情報を文字情報に検出して
切分ける(ST3)。
【0037】文字認識部24は、文字辞書25を参照し
て切分けられた各文字の認識を行う(ST4)。宛名認
識部26は、住所辞書27を参照して認識された各文字
を組み合わせて町名を認識する(ST5)。
て切分けられた各文字の認識を行う(ST4)。宛名認
識部26は、住所辞書27を参照して認識された各文字
を組み合わせて町名を認識する(ST5)。
【0038】街区文字検出部28は、認識された町名の
後ろに記載された文字を街区文字(番地等)として文字
情報に検出して切分ける(ST6)。街区文字認識部2
9は、文字辞書30を参照して切り出された街区文字を
文字として認識する(ST7)。
後ろに記載された文字を街区文字(番地等)として文字
情報に検出して切分ける(ST6)。街区文字認識部2
9は、文字辞書30を参照して切り出された街区文字を
文字として認識する(ST7)。
【0039】ステップST8において、住所編集部40
は、図4で示したように町名の後ろに丁目、番地等が記
載され、そのあとに棟番号、部屋番号等が記載されてい
る場合、認識処理終了として認識された町名、丁目、番
地、棟番号、部屋番号等の情報を組み合わせて住所情報
を制御部31に供給する(ST12)。
は、図4で示したように町名の後ろに丁目、番地等が記
載され、そのあとに棟番号、部屋番号等が記載されてい
る場合、認識処理終了として認識された町名、丁目、番
地、棟番号、部屋番号等の情報を組み合わせて住所情報
を制御部31に供給する(ST12)。
【0040】また、図6で示したように、町名と丁目、
番地のほかにアパート名、あるいはマンション名が記載
されている場合、宛名認識部26はアパート名、マンシ
ョン名の認識を行うが、住所辞書27にはアパート名、
マンション名の文字が登録されておらず、「アパー
ト」、「マンション」等のキーワードの認識を行う(S
T9)。
番地のほかにアパート名、あるいはマンション名が記載
されている場合、宛名認識部26はアパート名、マンシ
ョン名の認識を行うが、住所辞書27にはアパート名、
マンション名の文字が登録されておらず、「アパー
ト」、「マンション」等のキーワードの認識を行う(S
T9)。
【0041】街区文字検出部28は、認識されたアパー
ト、マンション等のキーワードの後ろに記載された文字
としての棟番号、部屋番号を検出して切分ける(ST1
0)。
ト、マンション等のキーワードの後ろに記載された文字
としての棟番号、部屋番号を検出して切分ける(ST1
0)。
【0042】街区文字認識部29は、文字辞書30を参
照して切り出された文字としての棟番号、部屋番号を認
識する(ST11)。住所編集部40は、認識された町
名、丁目、番地、棟番号、部屋番号等の情報を組み合わ
せて住所情報を制御部31に供給する(ST12)。
照して切り出された文字としての棟番号、部屋番号を認
識する(ST11)。住所編集部40は、認識された町
名、丁目、番地、棟番号、部屋番号等の情報を組み合わ
せて住所情報を制御部31に供給する(ST12)。
【0043】以上説明したように上記実施例によれば、
アパート、マンション等の棟番号、部屋番号の記載位置
が容易に特定でき、認識処理を容易に行うことができ
る。また、従来、住所辞書等に登録する必要のあった
「○○アパート」や「△△マンション」等の登録が、
「アパート」や「マンション」といった特定のキーワー
ドのみで済むので、辞書容量の縮小、認識処理時間の短
縮が可能となる。
アパート、マンション等の棟番号、部屋番号の記載位置
が容易に特定でき、認識処理を容易に行うことができ
る。また、従来、住所辞書等に登録する必要のあった
「○○アパート」や「△△マンション」等の登録が、
「アパート」や「マンション」といった特定のキーワー
ドのみで済むので、辞書容量の縮小、認識処理時間の短
縮が可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
辞書容量の縮小を図り、認識処理時間を短縮することの
できる宛名認識装置および宛名認識方法を提供すること
ができる。
辞書容量の縮小を図り、認識処理時間を短縮することの
できる宛名認識装置および宛名認識方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の宛名認識装置の構成を示すブロック
図。
図。
【図2】この発明に係わる郵便物自動区分機の構成を示
す平面図。
す平面図。
【図3】図2の郵便物自動区分機の電気回路の概略構成
を示す図。
を示す図。
【図4】郵便物上の宛名の記載例を示す図。
【図5】宛名認識装置による住所情報の認識動作を説明
するためのフローチャート。
するためのフローチャート。
【図6】郵便物上の宛名の記載例を示す図。
4…宛名認識装置 20…光電変換部 21…宛名領域検出部 22…行検出部 23…文字検出部 24…文字認識部 25,30…文字辞書 26…宛名認識部 27…住所辞書 28…街区文字検出部 29…街区文字認識部 31…制御部 32…メモリ 40…住所編集部
Claims (10)
- 【請求項1】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた宛名情報に含まれる棟番号、
部屋番号等の記載位置を特定する特定手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。 - 【請求項2】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた宛名情報に含まれる棟番号、
部屋番号等の記載位置を特定する特定手段と、 この特定手段で記載位置が特定された棟番号、部屋番号
等を含む宛名を認識する認識手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。 - 【請求項3】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた宛名情報から宛名領域を検出
する宛名領域検出手段と、 この宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番
号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検
出手段と、 この行検出手段で検出された町名の文字列の行により町
名を認識する町名認識手段と、 この町名認識手段で認識された町名の後ろに記載された
丁目、番地等の街区を認識する街区認識手段と、 この街区認識手段で認識された街区、上記町名認識手段
で認識された町名とを用いて住所を編集する第1の住所
編集手段と、 上記行検出手段で検出された文字列の行にアパート名ま
たはマンション名が記載された文字列の行がある場合、
アパートまたはマンション等の固定された検索文字のみ
を認識する検索文字認識手段と、 この検索文字認識手段で認識された検索文字の後ろに記
載された棟番号、部屋番号等を認識する番号認識手段
と、 この番号認識手段で認識された棟番号、部屋番号等と上
記街区認識手段で認識された街区、上記町名認識手段で
認識された町名とを用いて住所を編集する第2の住所編
集手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。 - 【請求項4】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた宛名情報から宛名領域を検出
する宛名領域検出手段と、 この宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番
号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検
出手段と、 この行検出手段で検出された町名の文字列の行により町
名を認識する町名認識手段と、 この町名認識手段で認識された町名の後ろに記載された
丁目、番地等の街区を認識する街区認識手段と、 この街区認識手段で認識された街区、上記町名認識手段
で認識された町名とを用いて住所を編集する第1の住所
編集手段と、 上記行検出手段で検出された文字列の行にアパート名ま
たはマンション名が記載された文字列の行がある場合、
アパートまたはマンションの文字のみを認識する文字認
識手段と、 この文字認識手段で認識されたアパートまたはマンショ
ンの文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等を認識
する番号認識手段と、 この番号認識手段で認識された棟番号、部屋番号等と上
記街区認識手段で認識された街区、上記町名認識手段で
認識された町名とを用いて住所を編集する第2の住所編
集手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。 - 【請求項5】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った宛名情報から宛名領域を検出す
る宛名領域検出手段と、 この宛名領域検出手段で検出された宛名領域から棟番
号、部屋番号等を含む宛名の文字列の行を検出する行検
出手段と、 文字辞書を記憶している第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている文字辞書を参照し
て上記行検出手段で検出された文字列の行の文字を認識
する文字認識手段と、 アパート、マンション等の検索文字を含んた住所辞書を
記憶している第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶されている住所辞書を参照し
て上記文字認識手段で文字認識された文字列の行により
町名を認識する町名認識手段と、 丁目、番地、棟番号、部屋番号等の文字辞書を記憶して
いる第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段に記憶されている文字辞書を参照し
て上記町名認識手段で認識された町名の後ろに記載され
た丁目、番地等の街区を認識する街区認識手段と、 この街区認識手段で認識された街区、上記町名認識手段
で認識された町名とを用いて住所を編集する第1の住所
編集手段と、 上記文字認識手段で認識された文字列の行にアパート名
またはマンション名が記載された文字列の行がある場
合、上記第2の記憶手段に記憶されている住所辞書に含
まれる検索文字でアパートまたはマンション等の検索文
字のみを認識する検索文字認識手段と、 この検索文字認識手段で認識された検索文字の後ろに記
載された棟番号、部屋番号等を上記第3の記憶手段に記
憶されている文字辞書を参照して認識する番号認識手段
と、 この番号認識手段で認識された棟番号、部屋番号等と上
記街区認識手段で認識された街区、上記町名認識手段で
認識された町名とを用いて住所を編集する第2の住所編
集手段と、 を具備したことを特徴とする宛名読取装置。 - 【請求項6】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取り、 読取った宛名情報に含まれる棟番号、部屋番号等の記載
位置をアパート、マンション等のキーワードを認識する
ことにより特定する、 ことを特徴とする宛名認識方法。 - 【請求項7】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取り、 読取った宛名情報に含まれる棟番号、部屋番号等の記載
位置をアパート、マンション等の検索文字を認識するこ
とにより特定し、 記載位置が特定された棟番号、部屋番号等を含む宛名を
認識する、 ことを特徴とする宛名認識方法。 - 【請求項8】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取って宛名領域を検
出し、 検出された宛名領域から棟番号、部屋番号等を含む宛名
の文字列の行を検出し、 検出された町名の文字列の行により町名を認識した後、
町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区を認識し、 上記検出された文字列の行にアパート名またはマンショ
ン名が記載された文字列の行がある場合、アパートまた
はマンション等の固定された検索文字のみを認識した
後、検索文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号等を
認識し、 上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番号等を用い
て住所を編集する、 ことを特徴とする宛名認識方法。 - 【請求項9】 郵便物からその上に記載されている棟番
号、部屋番号等を含む宛名情報を読取って宛名領域を検
出し、 検出された宛名領域から棟番号、部屋番号等を含む宛名
の文字列の行を検出し、 検出された町名の文字列の行により町名を認識した後、
町名の後ろに記載された丁目、番地等の街区を認識し、 上記検出された文字列の行にアパート名またはマンショ
ン名が記載された文字列の行がある場合、アパートまた
はマンションの文字のみを認識した後、アパートまたは
マンションの文字の後ろに記載された棟番号、部屋番号
等を認識し、 上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番号等を用い
て住所を編集する、 ことを特徴とする宛名認識方法。 - 【請求項10】 郵便物からその上に記載されている棟
番号、部屋番号等を含む宛名情報を読取って宛名領域を
検出して文字列の行を検出し、 この文字列の行から予め記憶されている文字辞書を参照
して文字を認識し、 予め記憶されているアパート、マンション等の検索文字
を含んた住所辞書を参照して上記文字が認識された文字
列の行により町名を認識し、 予め記憶されている丁目、番地、棟番号、部屋番号等の
文字辞書を参照して上記認識された町名の後ろに記載さ
れた丁目、番地等の街区を認識し、 上記文字が認識された文字列の行にアパート名またはマ
ンション名が記載された文字列の行がある場合、上記住
所辞書に含まれる検索文字でアパートまたはマンション
等の検索文字のみを認識し、 この認識された検索文字の後ろに記載された棟番号、部
屋番号等を、上記予め記憶されている丁目、番地、棟番
号、部屋番号等の文字辞書を参照して認識し、 上記認識された町名、街区、棟番号、部屋番号等を用い
て住所を編集する、 ことを特徴とする宛名認識方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7193266A JPH0938585A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 宛名認識装置および宛名認識方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7193266A JPH0938585A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 宛名認識装置および宛名認識方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0938585A true JPH0938585A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16305090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7193266A Pending JPH0938585A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 宛名認識装置および宛名認識方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0938585A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1145308A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Omron Corp | ナンバープレート認識方法およびナンバープレート認識装置 |
JP2002157553A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-05-31 | Fujitsu Ltd | 住所認識装置、記録媒体及びプログラム |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP7193266A patent/JPH0938585A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1145308A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Omron Corp | ナンバープレート認識方法およびナンバープレート認識装置 |
JP2002157553A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-05-31 | Fujitsu Ltd | 住所認識装置、記録媒体及びプログラム |
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