JPH0747334A - 住所認識装置および住所読取区分機 - Google Patents

住所認識装置および住所読取区分機

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JPH0747334A
JPH0747334A JP5195915A JP19591593A JPH0747334A JP H0747334 A JPH0747334 A JP H0747334A JP 5195915 A JP5195915 A JP 5195915A JP 19591593 A JP19591593 A JP 19591593A JP H0747334 A JPH0747334 A JP H0747334A
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JP
Japan
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street name
reading
name
horizontal
Prior art date
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JP5195915A
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English (en)
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Kazuhiro Hasegawa
和宏 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、住所認識用のテーブルのデータ量
を少なくすることができ、管理の簡略化が図れ、しかも
住所認識に要する時間を短縮することができる。 【構成】この発明は、文字情報を検出して住所を認識す
るものにおいて、住所を構成する文字列を文字認識部43
で認識し、この認識した文字列から縦方向の通り名、横
方向の通り名、方向の単語を単語認識部44で認識し、縦
方向の通り名に対する縦方向通り名IDと横方向の通り
名に対する横方向通り名IDとに変換し、それらの通り
名IDに対応して通り名マトリクス48a 、48b から対応
する方向テーブル48c のインデックスを求め、この得ら
れたインデックスに対応する方向テーブル48c の内容を
上記単語認識部44により認識された方向でサーチし、一
致する方向に対応して記憶されている区分指定データを
住所認識結果として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送される郵便物か
らその上に記載されている住所を認識する住所認識装置
と、この住所認識装置により認識された住所を用いて区
分を行う住所読取区分機に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便区分業務を大別すると、取集めた郵
便物を相手先の郵便局に送るための区分作業である差立
区分業務と、到着した郵便物を配達するための区分業務
である配達区分業務がある。
【0003】従来、差立区分業務については、郵便番号
自動読取区分機により大幅に自動化が図られてきたが、
配達区分業務については自動化が遅れていた。ところが
近年、郵便番号自動読取区分機の機能に加え、郵便物に
記載された町名、丁目、街区符号の漢字などの住所つま
り一般郵便物の町名を直接OCRで読取ることによっ
て、郵便物を配達区レベルまでの区分を自動化(配達区
分業務の自動化)するものが開発されている。
【0004】日本の住所は、普通、図10に示す様に階
層的であり、コンピュータで管理する場合でも、同図に
示す様な構造にし、階層的な構造を実現して管理してい
る。この場合、図11のデータを参照して、例えば「東
京都港区赤坂」の丁目の範囲は、インデックスの0→1
0→20→30の順で検索を行い、その結果1〜9丁目
ということがわかる。また「赤坂」から直接インデック
ス30を参照して1〜9丁目とすることもできる。
【0005】しかし、京都市の一部では住所を表わすの
に、図12に示す様に2つの通り名の交差点と、その位
置の方向で、表わされる。したがって、これを従来の階
層的に考えると、図13の様になり、コンピュータで階
層的な構造を実現しようとすると、図14の様になる。
図13、図14からわかるように京都市の一部の住所を
階層的に管理しようとすると、複雑になりデータ量も多
くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、たとえば京都市の一部の住所を階層的に管理し
ようとした際に、住所認識用のテーブルのデータ量が多
くなり、管理も複雑になるという欠点を除去するもの
で、住所認識用のテーブルのデータ量を少なくすること
ができ、管理の簡略化が図れ、しかも住所認識に要する
時間を短縮することができる住所認識装置および住所読
取区分機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の住所認識装置
は、文字情報を検出して住所を認識するものにおいて、
住所を構成する文字列を読取る読取手段、この読取手段
により読取った文字列から縦方向の通り名、横方向の通
り名、方向の単語を認識する単語認識手段、縦方向の通
り名に対する縦方向通り名IDと横方向の通り名に対す
る横方向通り名IDとが記憶される第1の記憶手段、上
記単語認識手段により認識された縦方向の通り名と横方
向の通り名に対して上記第1の記憶手段から縦方向通り
名IDと横方向通り名IDとを読出す第1の読出手段、
上記縦方向通りと横方向の通りとの交差点からの種々の
方向が記憶されている第2の記憶手段、縦方向通り名I
Dと横方向通り名IDとに対応する上記第2の記憶手段
のインデックスを記憶している第3の記憶手段、上記第
1の読出手段からの縦方向通り名IDと横方向通り名I
Dとに対応して、上記第2の記憶手段からインデックス
を読出す第2の読出手段、およびこの第2の読出手段に
より読出したインデックスに対応する上記第3の記憶手
段から上記単語認識手段により認識された方向と一致す
る方向と、上記単語認識手段により認識された縦方向の
通り名、横方向の通り名とを住所として認識する住所認
識手段から構成されている。
【0008】この発明の住所読取区分機は、搬送される
郵便物からその上に記載されている住所を読取り、この
読取った住所を用いて区分を行うものにおいて、住所を
構成する縦方向の通り名と横方向の通り名と方向とを読
取る読取手段、この読取手段により読取った縦方向の通
り名に対する縦方向通り名IDと横方向の通り名に対す
る横方向通り名IDを出力する出力手段、上記縦方向通
りと横方向の通りとの交差点からの方向に対する区分先
データが記憶されている方向テーブル、縦方向通り名I
Dと横方向通り名IDとに対応する上記方向テーブルの
インデックスを記憶しているインデックステーブル、上
記出力手段からの縦方向通り名IDと横方向通り名ID
とに対応して、上記インデックステーブルからインデッ
クスを読出し、この読出したインデックスに対応する上
記方向テーブルの上記識別手段により識別した方向に対
応する区分先データを読出す読出手段、およびこの読出
手段により読出された区分先データに応じて区分を行う
区分手段から構成されている。
【0009】
【作用】この発明は、上記のような構成において、文字
情報を検出して住所を認識するものにおいて、住所を構
成する文字列を読取手段で読取り、この読取った文字列
から縦方向の通り名、横方向の通り名、方向の単語を単
語認識手段で認識し、縦方向の通り名に対する縦方向通
り名IDと横方向の通り名に対する横方向通り名IDと
が第1の記憶手段で記憶され、上記単語認識手段により
認識された縦方向の通り名と横方向の通り名に対して上
記第1の記憶手段から縦方向通り名IDと横方向通り名
IDとを第1の読出手段で読出し、上記縦方向通りと横
方向の通りとの交差点からの種々の方向が第2の記憶手
段で記憶され、縦方向通り名IDと横方向通り名IDと
に対応する上記第2の記憶手段のインデックスを第3の
記憶手段で記憶し、上記第1の読出手段からの縦方向通
り名IDと横方向通り名IDとに対応して、上記第2の
記憶手段からインデックスを読出し、この読出したイン
デックスに対応する上記第3の記憶手段から上記単語認
識手段により認識された方向と一致する方向と、上記単
語認識手段により認識された縦方向の通り名、横方向の
通り名とを住所として認識するようにしたものである。
【0010】この発明は、上記のような構成において、
搬送される郵便物からその上に記載されている住所を読
取り、この読取った住所を用いて区分を行うものにおい
て、住所を構成する縦方向の通り名と横方向の通り名と
方向とを読取り、この読取った縦方向の通り名に対する
縦方向通り名IDと横方向の通り名に対する横方向通り
名IDを出力手段で出力し、上記縦方向通りと横方向の
通りとの交差点からの方向に対する区分先データが方向
テーブルで記憶され、縦方向通り名IDと横方向通り名
IDとに対応する上記方向テーブルのインデックスをイ
ンデックステーブルで記憶し、上記出力手段からの縦方
向通り名IDと横方向通り名IDとに対応して、上記イ
ンデックステーブルからインデックスを読出し、この読
出したインデックスに対応する上記方向テーブルの上記
識別手段により識別した方向に対応する区分先データを
読出し、この読出された区分先データに応じて区分を行
うようにしたものである。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2はこの発明の住所認識装置を有す
る住所読取区分機としての郵便物自動区分機を示し、次
のような構成となっている。すなわち、供給部1には一
括かつ立位状態で葉書、封書などの郵便物P…がセット
される。この供給部1の郵便物P…は、取出部2により
最前端の郵便物Pから順次1枚づつ取出し搬送され取込
搬送路3の途中に配置された読取部4によって郵便物P
に付与された郵便番号、住所情報(宛名情報)が読取ら
れる。上記読取部4は郵便物P上の郵便番号、住所情報
を光電変換する光電変換部4a、この光電変換部4aの
出力に応じて文字パタ―ンの認識を行うことにより郵便
番号、住所情報を判別する宛名読取装置を有する判別部
4bとからなる周知のものである。
【0012】つぎに、読取部4を通過した郵便物Pは搬
送路3を介して区分部11に搬送されるようになってい
る。この区分部11は、図示しないゲ―ト機構部によっ
て鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路5a、〜5g
に上記郵便番号、住所情報の読取結果等に基づいて選択
的に振分けられるようになっている。
【0013】上記区分搬送路5a、〜5fの下方にはそ
の下面側に沿ってそれぞれ複数のポケット(集積箱)6
…が複数段(A段、〜G段)に配設されており、区分搬
送路5a、〜5gに送り込まれた郵便物Pは上記読取部
4の読取結果に基づいて所定のポケット6内に区分集積
されるようになっている。
【0014】なお、上記搬送路3、5a、…上には、そ
の搬送路上の郵便物Pの搬送を検知する搬送検知器群
(図示しない)が設けられている。上記郵便物Pの表面
には住所情報等が記載されている。上記住所情報は、そ
れぞれ複数行の文字情報によって構成されている。この
ような郵便物Pにおいて、住所情報Aとして読取るべき
「都道府県名」、「区、市名」、「町名」、「番地」な
どの宛名(住所)が記載されている。
【0015】また、上記供給部1の上部には操作パネル
としてのオペレ―タパネル7が設けられている。図3は
電気回路を示すものである。すなわち、制御部31はメ
モリ32に記憶されている区分指定テ―ブルを用いて、
上記判別部4bから供給される郵便番号、住所情報に対
応する区分指定デ―タを読出し、この読出した区分指定
デ―タ(ポケット6、…のアドレス)に対応するポケッ
ト6、…に上記郵便物Pを搬送せしめるものである。た
とえば、搬送路3の途中の搬送検知器(図示しない)か
らの搬送検知信号に応じて区分ゲ―ト制御信号を出力す
ることにより、ドライバ33を用いて区分ゲ―ト9、…
を制御せしめるようになっている。上記メモリ32に
は、区分指定テ―ブルとして各郵便番号、各住所情報に
対応するポケット6、…のアドレス(区分指定デ―タ)
が記憶されている。
【0016】さらに、上記制御部31はドライバ35に
より上記搬送路3等の搬送機構部36を駆動することに
より、搬送系全体の制御を行うようになっている。次
に、読取部4の光電変換部4aと判別部4bについて、
図1を用いて説明する。
【0017】すなわち、光電変換部4aは、郵便物P上
を光学的に走査して光電変換することによりパタ―ン信
号を得るものであり、たとえば郵便物P上に光を照射す
る光源、およびその反射光を受けて電気信号に変換する
自己走査形のCCDイメ―ジセンサ等によって構成され
る。
【0018】上記光電変換部4aの出力は判別部4bに
供給されるようになっている。この判別部4bは、住所
領域検出部42と文字認識部43に供給されるようにな
っている。この住所領域検出部42は、上記郵便物Pに
記載されている各情報のなかから、領域の形、位置等
で、住所情報が記載されている領域を検出する周知のも
のである。
【0019】上記住所領域検出部42の判断結果、たと
えばその判断した領域の座標値が文字認識部43内の選
択回路51に出力されるようになっている。また、上記
光電変換部4aの出力は文字認識部43内の2値化回路
50に出力されるようになっている。
【0020】上記文字認識部43は、上記光電変換部4
aからの読取信号を2値化する2値化回路20、上記住
所領域検出部42から供給される座標情報に対応する上
記2値化回路20からの2値化信号を選択的に出力する
選択回路51、この選択回路51から供給される住所領
域(郵便番号領域)に対応する住所情報(郵便番号)の
文字を1文字ずつ検出切出しする、つまり住所(郵便番
号)に対応する文字情報を検出切出しする文字検出切出
回路52、この文字検出切出回路52から供給されるつ
まり検出切出された文字情報を正規化し、サンプリング
する正規化回路53、および正規化回路53から供給さ
れる文字情報を、たとえば辞書55内の各文字に対する
基準パタ―ンとのマッチング法などによって文字を認識
する認識回路54によって構成されている。
【0021】上記文字認識部43つまり認識回路54の
出力は単語認識部44に供給される。上記単語認識部4
4は、上記文字認識部43から供給される認識文字に対
して単語辞書45から読出される単語により縦方向(南
北方向)の通り名や横方向(東西方向)の通り名や方向
(下る、上る、東入る、西入る、角)を表す単語を認識
し、縦方向と横方向のそれぞれの通り名に対応する南北
方向通り名ID、東西方向通り名IDと方向とを出力す
るものである(図4、図5参照)。
【0022】上記単語認識部44からの出力は住所認識
部48に供給される。この住所認識部48は、上記単語
認識部44から供給される南北方向通り名ID、東西方
向通り名IDと方向とから住所に対する区分指定デ―タ
つまり後段の区分部11におけるポケット6、…を示す
デ―タを出力するものである。
【0023】住所認識部48は、通り名の交差点で表さ
れる住所を管理するデータ構造で住所を認識するもので
あり、通り名マトリクス48a、48bと方向テーブル
48cとを有している。通り名マトリクス48aは、図
6に示すように、南北通り名+東西通り名の時に参照す
るマトリクスである。通り名マトリクス48bは、図7
に示すように、東西通り名+南北通り名の時に参照する
マトリクスである。この時、京都市の住所を表わすため
の重要な要素である方向はマトリクスで表現できない
(通り名の組み合わせによって、有効な方向が異なる)
ため、マトリクスに格納する値は、方向テーブル48c
のインデックスとする。
【0024】方向テーブル48cには、図8に示すよう
に、通り名の組み合わせに対応した有効な方向が記憶さ
れているとともに、それらの方向ごとに区分指定データ
としてのポケット番号が記憶されている。
【0025】たとえば、「A通りC通り」の場合、南北
通り名IDが「1」、東西通り名IDが「1」により、
南北通り名+東西通り名の通り名マトリックス48aを
参照することにより、インデックス10が得られ、この
インデックス10に対応する方向テーブル48cにより
「角」「上る」「下る」が有効な方向ということがわか
る。それらの各方向としての「角」「上る」「下る」の
それぞれに対して区分指定データ(ポケット番号)が読
み出せるようになっている。
【0026】上記通り名IDとして1桁あるいは2桁の
場合について説明したが、3桁以上の複数桁のうちの下
位の1桁あるいは2桁を用いるようにしても良い(桁数
合わせの演算)。
【0027】次に、上記のような構成において、住所認
識部48の処理動作を図9に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。すなわち、住所認識部48は、それら
の南北方向通り名IDと東西方向通り名IDを用いて通
り名マトリクス48a、48bを参照し、方向テーブル
48cのインデックスを求める。南北方向通り名ID、
東西方向通り名IDの順にデータが供給された場合、通
り名マトリクス48aを参照し、東西方向通り名ID、
南北方向通り名IDの順にデータが供給された場合、通
り名マトリクス48bを参照する。
【0028】住所認識部48は、方向テーブル48cの
上記インデックスから方向単語をサーチし、一致する方
向単語に対応して記憶されている区分指定データ(ポケ
ット番号)を住所認識結果として出力する。
【0029】たとえば、単語認識部44で「B通り」
「D通り」「角」(図12のcの地点)という単語を認
識した場合、南北方向通り名ID「2」、東西方向通り
名ID「2」と「角」が、住所認識部48に供給され
る。住所認識部48は、南北方向通り名ID「2」と東
西方向通り名ID「2」に対応して、通り名マトリクス
48aからインデックス「50」が求められる。つい
で、住所認識部48は方向テーブル48cの上記インデ
ックス「50」から方向単語(角)をサーチし、角に対
応する区分指定データ(ポケット番号)を住所認識結果
として出力する。
【0030】また、住所認識部48は、単語認識部44
から対応する通り名IDが供給されなかった場合、イン
デックスがなかった場合、あるいは方向単語がサーチで
きなかった場合、入力された住所が正しくないと判定
し、エラーを出力する。
【0031】上記したように、文字情報を検出して住所
を認識するものにおいて、住所を構成する文字列を文字
認識部で認識し、この認識した文字列から縦方向の通り
名、横方向の通り名、方向の単語を単語認識部で認識
し、縦方向の通り名に対する縦方向通り名IDと横方向
の通り名に対する横方向通り名IDとに変換し、それら
の通り名IDに対応して通り名マトリクスから対応する
方向テーブルのインデックスを求め、この得られたイン
デックスに対応する方向テーブルの内容を上記単語認識
部により認識された方向でサーチし、一致する方向に対
応して記憶されている区分指定データを住所認識結果と
して出力するようにしたものである。
【0032】これにより、住所認識用のテーブルのデー
タ量を少なくすることができ、管理の簡略化が図れ、し
かも住所認識に要する時間を短縮することができる。し
たがって、従来、通り名のデータ数が(南北通り名の
数)×(東西通り名の数)×2必要だったのに対し、こ
の発明では(南北通り名の数)+(東西通り名の数)と
なり、データ量が、非常に少なくなり、管理も簡単にな
る。
【0033】また、従来では、一方の通り名を検索し、
更にもう一方の検索を行わなければ、求める住所が得ら
れなかったのに対し、この発明では2つのIDが求めた
時点で、マトリックスを参照することにより、瞬時に検
索でき、検索に要する時間を短縮することができる。
【0034】すなわち、京都市の住所が、通り名の交差
点を基本として考えられている点に着目し、これをマト
リックスで表現することにより、管理を簡単にすること
ができ、データ量も少なくすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
住所認識用のテーブルのデータ量を少なくすることがで
き、管理の簡略化が図れ、しかも住所認識に要する時間
を短縮することができる住所認識装置および住所読取区
分機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における読取部の構成を示
すブロック図。
【図2】郵便物自動区分機の構成を示す平面図。
【図3】図2の郵便物自動区分機の全体の構成を示すブ
ロック図。
【図4】通り名IDの例を示す図。
【図5】通り名IDの例を示す図。
【図6】通り名マトリクスの例を示す図。
【図7】通り名マトリクスの例を示す図。
【図8】方向テーブルの例を示す図。
【図9】住所認識部の処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図10】日本の住所の階層的な構造の一例を示す図。
【図11】図10に対するデータ構造の例を示す図。
【図12】京都市の一部では住所の表示例を示す図。
【図13】京都市の住所を階層的に表した場合の例を示
す図。
【図14】図13に対するデータ構造の例を示す図。
【符号の説明】
4…読取部 P…郵便物 4a…光電変換部 4b…判別部 42…住所領域検出部 43…文字認識部 44…単語認識部 48…住所認識部 48a…通り名マトリクス 48b…通り名マトリクス 48c…方向テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報を検出して住所を認識する住所
    認識装置において、 住所を構成する文字列を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った文字列から縦方向の通り
    名、横方向の通り名、方向の単語を認識する単語認識手
    段と、 縦方向の通り名に対する縦方向通り名IDと横方向の通
    り名に対する横方向通り名IDとが記憶される第1の記
    憶手段と、 上記単語認識手段により認識された縦方向の通り名と横
    方向の通り名に対して上記第1の記憶手段から縦方向通
    り名IDと横方向通り名IDとを読出す第1の読出手段
    と、 上記縦方向通りと横方向の通りとの交差点からの種々の
    方向が記憶されている第2の記憶手段と、 縦方向通り名IDと横方向通り名IDとに対応する上記
    第2の記憶手段のインデックスを記憶している第3の記
    憶手段と、 上記第1の読出手段からの縦方向通り名IDと横方向通
    り名IDとに対応して、上記第2の記憶手段からインデ
    ックスを読出す第2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出したインデックスに対応
    する上記第3の記憶手段から上記単語認識手段により認
    識された方向と一致する方向と、上記単語認識手段によ
    り認識された縦方向の通り名、横方向の通り名とを住所
    として認識する住所認識手段と、 を具備したことを特徴とする住所認識装置。
  2. 【請求項2】 搬送される郵便物からその上に記載され
    ている住所を読取り、この読取った住所を用いて区分を
    行う住所読取区分機において、 住所を構成する縦方向の通り名と横方向の通り名と方向
    とを読取る読取手段と、 この読取手段により読取った縦方向の通り名に対する縦
    方向通り名IDと横方向の通り名に対する横方向通り名
    IDを出力する出力手段と、 上記縦方向通りと横方向の通りとの交差点からの方向に
    対する区分先データが記憶されている方向テーブルと、 縦方向通り名IDと横方向通り名IDとに対応する上記
    方向テーブルのインデックスを記憶しているインデック
    ステーブルと、 上記出力手段からの縦方向通り名IDと横方向通り名I
    Dとに対応して、上記インデックステーブルからインデ
    ックスを読出し、この読出したインデックスに対応する
    上記方向テーブルの上記識別手段により識別した方向に
    対応する区分先データを読出す読出手段と、 この読出手段により読出された区分先データに応じて区
    分を行う区分手段と、 を具備したことを特徴とする住所読取区分機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100095266A (ko) * 2009-02-20 2010-08-30 팅크웨어(주) 문서 주소 추출 장치 및 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100095266A (ko) * 2009-02-20 2010-08-30 팅크웨어(주) 문서 주소 추출 장치 및 방법

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