JPH0938117A - 歯科往診車および患者搬送装置 - Google Patents

歯科往診車および患者搬送装置

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JPH0938117A
JPH0938117A JP7192137A JP19213795A JPH0938117A JP H0938117 A JPH0938117 A JP H0938117A JP 7192137 A JP7192137 A JP 7192137A JP 19213795 A JP19213795 A JP 19213795A JP H0938117 A JPH0938117 A JP H0938117A
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JP
Japan
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dental
treatment
treating
room
patient
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Application number
JP7192137A
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English (en)
Inventor
Tsuguo Arima
嗣雄 有馬
Kimiyuki Shirakawa
公之 白川
Masamori Nakajima
優盛 中島
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J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
J Morita Manufaturing Corp
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小型な自動車でも実現可能であって、
狭い室内においても治療の作業性が良好な歯科往診車お
よび患者搬送装置を提供する。 【構成】 歯科往診車1は、運転室2と、運転室2の後
部に設置された治療室3とを有する。治療室3の床面中
央かつ後部扉7寄りには、患者を乗載するための診療台
101が位置決めされる。診療台101の左方には医者
用の治療ユニット10が配置され、診療台101の右方
には助手用の治療ユニット12が配置されている。治療
ユニット10、12には、ハンドピース、シリンジなど
のインスツルメントや歯科材料など歯科治療に必要な各
種治療器具が乗載されている。治療ユニット10、12
は、治療室3の左右の壁8に固定されたレール11、1
3によって支持され、略水平方向に移動自在に取付けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、市中を巡回移動した
り、僻地診療あるいは寝たきりのお年寄りのための歯科
治療を行う歯科往診車およびこれに好適に使用される患
者搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】患者が歯科治療を希望する場合、通常、
患者自らが歯科医院に出向いて、歯科医が建物内に設置
された治療器具・装置を使用して治療を行っている。し
かし、老人や身体障害者、自宅療養者又は僻地などの患
者は移動が困難であるため、歯科医が切削器具、吸引
器、X線診断装置、器具、歯科材料などを持参して患者
の所に出向いて治療を行うことになる。しかし、こうし
た出張治療では大型装置を使用した治療方法は採用でき
ず、しかも移動に時間がかかり、治療できる患者数は限
られてくる。
【0003】そこで、歯科治療に必要な装置を自動車に
搭載する歯科往診車が提案されている。
【0004】特公平3−21184号、特公平3−21
185号の各公報には、歯科治療ユニット、治療用キャ
ビネット、技工用キャビネット、コンプレッサ、レント
ゲン(エックス線装置)、冷暖エアコン、給水・排水タ
ンク、パワーゲート、発電機、換気扇などを装備した移
動歯科治療車が開示されている。
【0005】また実公平2−33777号公報には、2
つ折りに折り畳み可能なキャスタ付きの担架兼用歯科用
治療台が開示されている。
【0006】さらに特公平5−54744号、特公平5
−56102号の各公報には、台板に大車輪と自在キャ
スタを取付けた可搬式治療台が開示されている。、
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歯科医
院に設置されている装置をそのまま自動車に搭載しよう
とすると、10tトラック程度の大型車が必要になる。
大きな通りに面した場所で他の交通を妨害しなければ問
題ないが、大型車で狭い住宅地や山間部を極め細かく巡
回することは不可能であり、長時間の駐車も難しくな
る。
【0008】本発明の目的は、比較的小型な自動車でも
実現可能であって、狭い室内においても治療の作業性が
良好な歯科往診車およびこれに用いられる患者搬送装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転室および
治療室を有する歯科往診車において、治療器具を備える
治療ユニットと、該治療ユニットを該治療室の壁面に対
して略水平方向に移動自在に支持し、かつ所望位置に固
定可能なユニット支持手段とを備えることを特徴とする
歯科往診車である。また本発明は、患者を載せるための
診療台を治療室床面から所望の診療位置まで上下方向に
昇降するための昇降手段を備えることを特徴とする。ま
た本発明は、患者を載せるための診療台と、該診療台を
支持し、かつ上下方向の昇降機能を有する支持手段と、
該支持手段を走行させるための走行手段と、前記診療台
を前記支持手段に対して分離または固定するための係止
手段とを備えることを特徴とする患者搬送装置である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、該治療ユニットを該治療室の
壁面に対して略水平方向に移動自在に支持し、かつ所望
位置に固定可能なユニット支持手段とを備えることによ
って、狭い室内であっても術者の作業空間を充分確保す
ることができる。また、患者の搬入・搬出の際にも治療
ユニットを即座に退避させることができ、治療室空間の
有効利用を図ることができる。
【0011】また、患者を載せるための診療台を治療室
床面から所望の診療位置まで上下方向に昇降するための
昇降手段を備えることによって、患者や術者の体格、症
例に応じて患者の位置を調整できるため、能率的な治療
行為が可能になる。また、診療台の下部に昇降手段を設
置すれば省スペースとなり、従来のように後部扉にパワ
ーリフトを設置する必要がなく、車全体の小形化が可能
になる。
【0012】また本発明に従えば、診療台と支持手段と
が分離可能であるため、患者を車内に搬入する際には診
療台だけを搬入すれば足りることになる。したがって、
搬送すべき重量が小さくなって搬入・搬出作業の簡便化
が図られる。しかも、路上走行中に付着した塵埃が治療
室内に持ち込まれることが少なくなり、衛生面の改善が
図られる。また、診療台の昇降によって高さ調整が可能
になるため、搬入・搬出作業が容易になるとともに、診
療車の床面高さが車種ごとに変動しても難なく対応でき
る。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である歯科往診車
を後方から見た構成図である。図2は、歯科往診車を上
方から見た間取図である。歯科往診車1は、運転室2
と、運転室2の後部に設置された治療室3とを有する。
治療室3は天井4、壁8、床9で囲まれており、運転室
2との間はドア5および左右の収納庫6で仕切られてお
り、最後部には左右1対の後部扉7が設置され、これら
の部材によって直方体状の室内空間が形成される。
【0014】治療室3の床面中央かつ後部扉7寄りに
は、患者を乗載するための診療台101が位置決めされ
る。後方から見て診療台101の左方には医者用の治療
ユニット10が配置され、診療台101の右方には助手
用の治療ユニット12が配置されている。治療ユニット
10、12には、ハンドピース、シリンジなどのインス
ツルメントや歯科材料など歯科治療に必要な各種治療器
具が備えられている。
【0015】治療ユニット10、12は、治療室3の左
右の壁8に固定されたレール11、13によって支持さ
れ、略水平方向に移動自在に取付けられる。
【0016】図2において、治療ユニット12の上方の
天井4には、自在アーム15、17を支持するための天
板4aが取付けられ、自在アーム15の先端にはデンタ
ルX線装置14が、自在アーム17の先端には照明ライ
ト16がそれぞれ取付けられている。
【0017】図3(a)は治療ユニット10、図3
(b)は治療ユニット12の各支持構造を示し、図3
(c)は直線移動機構を示す図である。まず図3(a)
において、トレイ21にはハンドピース20などの各種
治療器具が操作性良く並べられており、トレイ21と結
合した水平アーム22が下部から延出している。水平ア
ーム22は、一定以上の力を印加すると任意の角度に角
変位できる回転軸受23の可動部に取付けられる。回転
軸受23の固定部は、レール11に対して滑らかに摺動
するスライドユニット24に取付けられる。レール11
は取付部材26によって壁8に固定されている。スライ
ドユニット24には、電磁ロックなどのロック機構25
が設けられ、使用者の操作によって所望位置でのロック
および解除が可能になる。
【0018】図3(b)に示す治療ユニット12も上述
と同様な構造を有し、トレイ21の下部から延出した水
平アーム22が回転軸受23の可動部に取付けられ、回
転軸受23の固定部はレール13に対して滑らかに摺動
するスライドユニット24に取付けられる。レール13
は取付部材26によって反対側の壁8に固定されてい
る。スライドユニット24にはロック機構25が設けら
れ、所望の位置決めを可能にしている。
【0019】図3(c)は、レール11、13およびス
ライドユニット24の垂直断面を示す。レール11、1
3の上面および下面に長手方向に平行な溝28が形成さ
れている。スライドユニット24には、これらの溝28
と対向する位置に多数のボール27が収納され、リニア
ボールベアリング構造を形成している。
【0020】こうして治療ユニット10、12は、レー
ル11、13およびスライドユニット24によって略水
平方向に移動自在に支持され、しかもロック機構25に
よって所望位置の固定が可能になるため、使用者の操作
や移動に伴って自由に治療ユニット10、12を移動で
き、室内空間の有効利用が図られる。
【0021】図4(a)は、歯科往診車1の具体例を示
す内部平面図、図4(b)は前方から見た正面図、図4
(c)は後方から見た背面図である。図5は、歯科往診
車1の具体例の側面図である。運転室2には、運転席3
2と、助手席49、50とが設けられ、助手席49の前
方に無線通信装置48が配置される。運転室2の床下に
は、浅井戸から揚水する給水ポンプ31、清水タンク3
3、発電機用バッテリ44、自動車走行用バッテリ4
5、コンプレッサモータ46、自動電圧調整器47、充
電器69などが設置される。
【0022】治療室3の天井には、採光窓35、換気扇
53、冷房装置61などが設置される。また運転席32
側の収納庫6には、治療室3の室内側に開閉するシンク
34が設けられる。治療室3の室内には、キャスタ付回
転椅子36、救急用品収納庫40、救急用酸素ボンベ4
1、X線防護含鉛カーテン58、配電盤60などが設置
される。
【0023】治療室3の床下には、リフタ用油圧ユニッ
ト42、バキュームモータ43、発動発電機52、発動
発電用燃料タンク55、市中電源導入用ケーブルドラム
56、車体安定ジャッキの油圧ユニット57および6
6、車体安定ジャッキ65、汚水タンク67、診療台1
01を昇降させるリフタ68などが設置される。なお、
リフタ68には診療台101を支持するレール121a
が取付けられている。
【0024】歯科往診車1の天井外面の後部には、巻取
式の天幕63、後退用テレビカメラ64が設置される。
なお、治療室3を囲む部材は、鉛などのX線防護材料を
含んでいて、X線撮影の際に術者は運転室2に退避して
操作する。
【0025】診療台101は、リフタ68の操作によっ
て治療室3の床面から所望の診療位置まで上下方向に任
意に昇降させることができる。
【0026】このように水、電気の自給が可能で、一般
の歯科医院と同程度の歯科治療を行うことができ、しか
も2トントラック程度の大きさで済むため、小型で多機
能の歯科往診車を実現できる。
【0027】図6(a)は本発明に係る患者搬送装置1
00の側面図、図6(b)はその正面図である。患者搬
送装置100は、患者を載せるための診療台101と走
行可能な搬送台120とが相互に分離可能に組み合わさ
って構成される。診療台101において、フレーム10
4に患者を載せるベッド102が取付けられ、さらに左
右に横開き可能なアームレスト103が取付けられる。
ベッド102の頭部側には、背板108およびヘッドレ
スト107が可倒式に設けられ、傾斜角度は位置決め部
材109によって調整する。これによって患者を寝かし
た姿勢や上体だけを起こした姿勢に保持できる。
【0028】フレーム104の下方には4本の脚105
が形成され、それぞれ車輪106が軸支されている。車
輪106は搬送台120に形成されたレール12に沿っ
て走行する。レール121の右端部には台形状の輪止め
131が設置され、車輪106の移動範囲を制限してい
る。さらに、右方の脚105には、係止装置111が設
置される。係止装置111は、輪止め131に係止する
係止部材113を備え、係止部材113は、ばね部材
(不図示)等によって下方に付勢されている。図6
(a)では、輪止め131の傾斜面(左方)と車輪10
6とが接触し、輪止め131の垂直面(右方)と係止部
材113とが接触しており、搬送台120に対して診療
台101が動かないように固定されている。
【0029】診療台101を搬送台120の上で左方に
移動させる場合には、ハンドル112を上方へ引き上げ
て係止部材113と輪止め131との係合を解除する。
逆に、分離していた診療台101を搬送台120に固定
する場合は、係止部材113の下端に形成された傾斜面
と輪止め131の傾斜面とが当接して、係止部材113
が上方に変位するため、診療台101を押し込むだけで
固定状態に復帰できる。
【0030】次に搬送台120に関し、診療台101を
支持するレール121がフレーム122に取付けられ、
フレーム122は走行機構を有する昇降装置に搭載され
ている。昇降装置は、2本ずつX字状に交差するように
ピン結合された1対の支持脚123と、支持脚123同
士を連結する連結部材124と、支持脚123を軸支す
る台座125などで構成される。台座125の下面には
4つのキャスタ126が取付けられ、所望方向の走行を
可能にしている。支持脚123の上端は、軸支部材13
4、135とピン結合しており、軸支部材134、13
5はフレーム122に対して水平方向に摺動自在に連結
している。
【0031】フレーム122の下面右方には、回転ハン
ドル127と、回転ハンドル127を軸支する軸支部材
128とが取付けられ、回転ハンドル127を回転させ
ることによって、右ねじ部および左ねじ部が左右に区分
して形成されたねじ部材129が回転する。ねじ部材1
29の右ねじ部は摺動部材132と螺合し、左ねじ部は
摺動部材133と螺合している。さらに、摺動部材13
2は軸支部材134と一体的に結合し、摺動部材133
は軸支部材135と一体的に結合している。
【0032】そのため回転ハンドル127を時計周りに
回転すると、摺動部材132、133同士が互いに近づ
く方向に移動し、両者間の距離が短くなる。すると、軸
支部材134、135間の距離も短くなって、支持脚1
23の交差角度も小さくなりフレーム122が上昇す
る。逆に、回転ハンドル127を反時計周りに回転する
と、摺動部材132、133同士が互いに遠ざかる方向
に移動し、両者間の距離が長くなる。すると、軸支部材
134、135間の距離も長くなって、支持脚123の
交差角度が大きくなりフレーム122が下降する。こう
して搬送台120のレール121の高さを任意に調整す
ることができる。
【0033】フレーム122の下面左方には、車体に対
する固定装置140が形設され、係止部材141と歯科
往診車1のストッパ70とが係合することによって、搬
送台120が車体から外れなくなる。
【0034】図7は、固定装置140の構成を示し、図
7(a)は車体の側方から見た側面図、図7(b)は後
方から見た背面図である。歯科往診車1の床面後部に段
差が形成され、その低い面に断面三角形状のストッパ7
0が設けられる。パイプ状のフレーム122に溶接固定
された固定装置140は、下端部に傾斜面を有する係止
部材141と、係止部材141を下方に付勢するコイル
ばね143と、係止部材141を上下に操作するハンド
ル142などで構成される。ハンドル142の下端部1
45はU字状の二股に分かれ、さらにハンドル142を
傾倒させた場合固定装置140の上面と摺接するように
端面が偏心円弧状に形成されている。下端部145は、
係止部材141から上方に延びる連結部材144を挟む
ように、連結部材144とピン結合されている。
【0035】ハンドル142を垂直に立てると、下端部
145が固定装置140の上面と摺接して、連結部材1
44が上方に持ち上がるため、係止部材141とストッ
パ70とのロックが解除される。ハンドル142を横に
倒すと、コイルばね143によって連結部材144が下
がるため、係止部材141とストッパ70とが係合する
ようになる。
【0036】また、ストッパ70および係止部材141
にはそれぞれ傾斜面が形成されているため、搬送台12
0を車体に固定する際に搬送台120を押し込むだけ
で、ストッパ70および係止部材141の傾斜面同士が
摺接して係止部材141が自動的に変位しロック状態に
なる。ロック状態を解除するには、ハンドル操作が必要
になるため、安全なロック機構が実現する。
【0037】次に、患者を歯科往診車1に搬入する手順
について説明する。たとえば患者が自宅に居る場合に
は、患者搬送装置100を自宅まで運び、作業性を良く
するため搬送台120を低い位置まで下降させて、患者
を診療台101の上に載せる。次に、搬送台120を運
び易い高さに調節した後、患者搬送装置100を歯科往
診車1の後部入口まで走行させる。次に、固定装置14
0とストッパ70の位置を揃えてから、患者搬送装置1
00を歯科往診車1に向けて押すことによって、係止部
材141とストッパ70とがロックされる。このとき歯
科往診車1に設置されたリフタ68を床面位置まで下降
させ、リフタ68のレール121aとレール搬送台12
0のレール121とが連結するように位置合わせを行
う。次に係止装置111のハンドル112を操作してロ
ック解除すると、診療台101が搬送台120から分離
し、レール121に沿って走行可能になる。
【0038】診療台101はリフタ68のレール121
aの上を走行して、治療室3の室内に入ると、今度は診
療台101をリフタ68に対して係止装置111と同様
な機構で固定し、リフタ68を上昇させて所望の診療位
置に調節する。こうして患者のセットが終了し、歯科治
療を開始することができる。
【0039】次に、患者を歯科往診車1から搬出する手
順について説明する。歯科治療が終了すると、リフタ6
8を床面まで下降させ、レール121aとレール121
とを連結する。次に診療台101をリフタ68から解除
して、搬送台120の方へ走行させ、車輪106が輪止
め128に当接した時点で係止装置111が作動して自
動ロックがかかり、診療台101は搬送台120に固定
される。次に、ハンドル142の操作によって固定装置
140のロックを解除し、搬送台120を運び易い高さ
に調節した後、患者の自宅まで走行させる。
【0040】このように診療台101と搬送台120と
が分離して搬入搬出作業が可能になるため、作業性が向
上するとともに治療室内の衛生面も格段に改善される。
【0041】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、狭
い室内であっても術者の作業空間を充分確保でき、治療
室空間の有効利用を図ることができる。また、患者や術
者の体格、症例に応じて患者との相対位置を調整できる
ため、能率的な治療行為が可能になる。
【0042】また、本発明の患者搬送装置は診療台と支
持手段とが分離可能であるため、搬入搬出作業の簡便化
が図られ、しかも治療室内の衛生面が大幅に改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である歯科往診車1を後方か
ら見た構成図である。
【図2】歯科往診車1を上方から見た間取図である。
【図3】図3(a)は治療ユニット10、図3(b)は
治療ユニット12の各支持構造を示し、図3(c)は直
線移動機構を示す図である。
【図4】図4(a)は歯科往診車1の具体例を示す内部
平面図、図4(b)は前方から見た正面図、図4(c)
は後方から見た背面図である。
【図5】歯科往診車1の具体例の側面図である。
【図6】図6(a)は本発明に係る患者搬送装置100
の側面図、図6(b)はその正面図である。
【図7】固定装置140の構成を示し、図7(a)は車
体の側方から見た側面図、図7(b)は後方から見た背
面図である。
【符号の説明】
1 歯科往診車 2 運転室 3 治療室 5 ドア 7 後部扉 10、12 治療ユニット 11、13 レール 14 デンタルX線装置 16 照明ライト 24 スライドユニット 25 ロック機構 68 リフタ 70 ストッパ 100 患者搬送装置 101 診療台 106 車輪 107 ヘッドレスト 111 係止装置 120 搬送台 121、121a レール 123 支持脚 131 輪止め 140 固定装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室および治療室を有する歯科往診車
    において、 治療器具を備える治療ユニットと、 該治療ユニットを該治療室の壁面に対して略水平方向に
    移動自在に支持し、かつ所望位置に固定可能なユニット
    支持手段とを備えることを特徴とする歯科往診車。
  2. 【請求項2】 患者を載せるための診療台を治療室床面
    から所望の診療位置まで上下方向に昇降するための昇降
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の歯科往診
    車。
  3. 【請求項3】 患者を載せるための診療台と、 該診療台を支持し、かつ上下方向の昇降機能を有する支
    持手段と、 該支持手段を走行させるための走行手段と、 前記診療台を前記支持手段に対して分離または固定する
    ための係止手段とを備えることを特徴とする患者搬送装
    置。
JP7192137A 1995-07-27 1995-07-27 歯科往診車および患者搬送装置 Pending JPH0938117A (ja)

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