JPH0938064A - 磁気共鳴断層撮像装置 - Google Patents

磁気共鳴断層撮像装置

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JPH0938064A
JPH0938064A JP7212819A JP21281995A JPH0938064A JP H0938064 A JPH0938064 A JP H0938064A JP 7212819 A JP7212819 A JP 7212819A JP 21281995 A JP21281995 A JP 21281995A JP H0938064 A JPH0938064 A JP H0938064A
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JP
Japan
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surface coil
type detector
coil type
gantry
detector
Prior art date
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Application number
JP7212819A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mitsumata
広嗣 三俣
Hiroshi Inoue
啓史 井上
Kazunari Tachibana
一成 橘
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面コイル式検出器に必要な作業が、被検体
に不快感を与えずに楽に行える上、ガントリ側への表面
コイル式検出器の置き忘れもないようにする。 【解決手段】 この発明のMRI装置は、移動天板3の
送り込みの際、ベッド4の側面に設けた操作レバー12
により上昇させられた係止部8と突起16が係合したま
ま移動天板3がガントリ側へ進み続け、表面コイル式検
出器5がガントリ側に連れ込まれるとともに、係止フッ
ク7がガントリ内の落ち込み部に入り込み係止部8が突
起16から外れることで、移動天板3から表面コイル式
検出器5が離れる一方、移動天板3の引き出しの際、突
起16が表面コイル式検出器5の前面5aに当接したま
ま後方へ押し続けることで、係止フック7が落ち込み部
から引き出されるとともに表面コイル式検出器5が開口
部内から連れ出される構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、患者(被検体)
より放出される核磁気共鳴信号(以下、適宜「NMR信
号」と言う)を受信して断層撮像を行う磁気共鳴断層撮
像装置(以下、適宜「MRI装置」と言う)に係り、特
に、NMR信号を検出する表面コイル(スパインコイ
ル)式検出器をガントリの開口部内の所定の撮影位置へ
速やかに配置するとともに、ガントリの開口部内から速
やかに取り出す技術に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、静磁場発生用磁石や傾斜
磁場コイルおよびRFコイル(受信コイルを兼ねること
もある)を具備するガントリの開口部内において、被検
体の関心部位(撮影部位)から放出されるNMR信号を
コイル式検出器で受信した後、演算制御部で信号処理等
することにより、被検体における関心部位の断層画像を
得るという構成である。NMR信号を受信するコイル式
検出器は、頭部や膝あるいは脊椎等の関心部位の違いな
どに応じて幾つかタイプの異なるものがあって、そのう
ちの表面コイル式検出器は脊椎などの撮像に用いられ
る。
【0003】特開平6−14902号公報によれば、表
面コイル式検出器を使用する場合、図8に示すように、
ガントリ30の開口部内31の所定の撮影位置に表面コ
イル式検出器32を操作者が手動で設置する。そして、
ベッド33から前方のガントリ30の開口部内31に移
動天板34を送り込み、撮影中は、その上の被検体Mよ
り放出されるNMR信号を移動天板34の下側に置かれ
ている表面コイル式検出器32によって受信することに
なる。撮影が終われば、移動天板34を開口部内31よ
り後方のベッド33の方へ移動させた後、操作者が表面
コイル式検出器32を手動で開口部内31から取り出
す。表面コイル式検出器32を開口部内31に残したま
まだと、他のタイプの検出器〔例えばニー(膝)コイル
式検出器〕が使われた場合、断層画像の画質低下が起こ
る。表面コイル式検出器32が磁場分布を乱して他のタ
イプの検出器によるNMR信号の受信に悪影響を与える
のである。そのため、表面コイル式検出器32を必ず開
口部内31から取り出すようにするのである。
【0004】しかしながら、MRI装置のガントリ30
はかなりの長さがあるため、表面コイル式検出器32を
出し入れする作業は相当に大変である。実開平6−80
404号公報では、表面コイル式検出器32の出し入れ
作業を少しでも軽減するために、下記の提案がなされて
いる。図9(a)に示すように、表面コイル式検出器3
2の前面32aに設けられた突起35を移動天板34の
前面34aの裏側に設けられた係止部36に係合させて
おいて、移動天板34の送り込みの際に表面コイル式検
出器32が移動天板34によりガントリの開口部内31
に連れ込まれた後、図9(b)に示すように、ストッパ
ー37に当たって所定の撮影位置で止められる一方、移
動天板34の方はさらに進むために、表面コイル式検出
器32は離されて撮影位置へ置かれることになる。ま
た、移動天板34の引き出しの際は、後退する移動天板
34の係止部36は表面コイル式検出器32の突起35
と係合しながら表面コイル式検出器32を後方へ押し戻
して開口部内31から連れ出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
6−80404号公報に提案されているMRI装置の場
合、装置の操作者にとっても、被検体である患者にとっ
ても、改善が望まれる点がある。つまり、操作者にとっ
ては、表面コイル式検出器32の突起35と移動天板3
4の係止部36の係合とその解除の作業が楽ではないこ
とである。突起35と係止部36との係合および解除の
作業は、移動天板34の側方に立った操作者が、図9
(a)に示すように、表面コイル式検出器32の前に取
り付けられている把手35bを横方向へ引いたり(係合
時)、横方向へ押したり(解除時)しなければならず、
操作者には力を入れ難い無理な姿勢の作業となることか
ら楽ではなく、改善が望まれるのである。一方、患者に
とっては、突起35と係止部36との係合および解除の
作業の際、操作者がどうしても患者に覆いかぶさるかた
ちになり、患者が不快感を催すことである。何らかの病
を得ている患者へ不快感を与えることは医療現場として
は何とか避けたいものであり、改善が望まれるのであ
る。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑み、表面コイ
ル式検出器の出し入れに必要な作業が楽に行える上、被
検体に不快感を与えることもなく、しかも、ガントリの
開口部内への表面コイル式検出器の置き忘れが起こらな
いMRI装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するため、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、ベッドから前方のガントリの開口部内
に送り込まれた移動天板の上の被検体より放出される核
磁気共鳴信号を前記開口部内の所定の撮影位置に置かれ
ている表面コイル式検出器が受信するように構成された
磁気共鳴断層撮像において、前記表面コイル式検出器に
は係止部材が上下に移動可能に取り付けられており、前
記ベッドには前記表面コイル式検出器が待機位置にある
ときに前記係止部材が入り込む落ち込み部が設けられて
いるとともに、前記落ち込み部に入り込んだ係止部材を
押し上げる押し上げ駆動手段が設けられており、かつ、
前記移動天板の裏面には、押し上げ駆動手段により押し
上げられた前記係止部材と係合するとともに、表面コイ
ル式検出器の前面との当接も別途可能な突起が設けられ
ており、さらにガントリの開口部内には表面コイル式検
出器が前記撮影位置にあるときに前記係止部材が入り込
む落ち込み部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。表面コイ
ル式検出器がベット上の待機位置にあるとき、表面コイ
ル式検出器に設けられた係止部材のベッドの落ち込み部
に入り込んでいる。この表面コイル式検出器をガントリ
の開口部内の所定の撮影位置へ置く場合は、移動天板を
支えるベッドに設けられている押し上げ駆動手段の操作
により係止部材を押し上げ係止部を上昇させておいて、
後は従来と同様、被検体を載せた移動天板を前方のガン
トリの開口部内へ送り込むだけである。移動天板に設け
られた突起と押し上げられた係止部材の係止部が係合し
たまま移動天板が前方へ進み続けることにより、表面コ
イル式検出器がガントリの開口部内に連れ込まれる。表
面コイル式検出器がガントリ内の所定の撮影位置にまで
進むと、係止部材がガントリ内の落ち込み部に入り込み
係止部材の係止部と突起の係合が外れることにより、表
面コイル式検出器が移動天板から離れて撮影位置に置か
れることになる。
【0009】表面コイル式検出器をガントリの開口部内
の所定位置から取り出す場合は、従来と同様、移動天板
を後方に引き戻すだけである。移動天板の突起が表面コ
イル式検出器の前面に当接したまま後方へ押し続けるこ
とにより、前記係止部材が落ち込み部から引き出される
とともに表面コイル式検出器が開口部内から連れ出され
ることになる。つまり、移動天板の引き出しに伴って表
面コイル式検出器が自動的に取り出されるのである。
【0010】必要な作業は、係止部材を押し上げるため
に行う押し上げ駆動手段の操作だけである。この押し上
げ駆動手段は、操作者にとって都合のよいベッドの適宜
の箇所に設けられるので、ベッドの側面に立った操作者
は、被検体に覆いかぶさったり、力が入れ難い無理な姿
勢をとることなく、表面コイル式検出器のセッティング
を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら、この発明の
一実施例を説明する。図1は、実施例にかかるMRI装
置の要部の詳細構成をあらわす正面図である。図2は、
実施例のMRI装置の大略構成をあらわす正面図であ
る。まず装置の構成を説明する。実施例のMRI装置
は、図2に示すように、静磁場発生用磁石1aや傾斜磁
場コイル(図示省略)やRFコイル等を具備するガント
リ1と、ガントリ1の開口部内2を被検体Mを載置して
出入りする移動天板3、および、この移動天板3を支持
して前記出入りならびに昇降等を行わせるためのベッド
(支持台)4を備える他、開口部内2に置かれて被検体
Mの撮影部位から放出されるNMR信号を受信する表面
コイル式検出器5や、受信したNMR信号を処理し被検
体Mにおける関心部位の断層画像を得る演算制御部(図
示省略)などを備える構成となっている。
【0012】表面コイル式検出器5は、図1(a)に示
すように、内部に表面コイル6が納められているととも
に、図3(a)に示すように、表面コイル式検出器5の
両側面には係止部8を先端に有する係止フック(係止部
材)7がそれぞれ後端側を支点に上下に移動可能に取り
付けられている。なお、係止フック7は表面コイル式検
出器5の片側あるいは中央に一箇所だけ設けてもよい。
係止フック7では先端が上方に折り曲げ加工(あるいは
削り出し加工)されることにより係止部8となっている
のである。一方、表面コイル式検出器5の前側の幅狭部
分には支軸棒9が幅方向へ貫通して揺動自在に取り付け
られていて、この支軸棒9の両端に係止フック7の後端
がそれぞれ固定されており、支軸棒9の回転により両係
止フック7が常に上または下に一体的に移動できるよう
になっている。また、係止フック7は、横並びに取り付
けられたねじりバネ10により、下に移動する向きに若
干付勢されていて、他の力が作用しない状態では係止フ
ックの自重とねじりバネ10の付勢力とにより、係止フ
ック7は速やかに下に移動できるようにもなっている。
【0013】移動天板3の下のベッド4の表面の前端両
側部にはそれぞれ段部(落ち込み部)11が設けられて
おり、表面コイル式検出器5が図1に示した待機位置に
あるとき、係止フック7は下に移動して段部11に入り
込んでいる。一方、ベッド4の側面には、係止フック7
を押し上げるための操作レバー(押し上げ駆動手段)1
2が支軸13を支点として揺動可能に設けられている。
図1(b)に示すように、操作レバー12を時計方向に
動かせば、操作レバー12の上端面が係止フック7の下
端面に当たって係止フック7を押し上げ係止部8を上昇
させる。
【0014】操作レバー12は、図4(a)に示すよう
に、上端がベッド4の側面に固定され下端が操作レバー
12の下端付近に固定された引っ張りバネ14により付
勢されている。図4(a)では引っ張りバネ14を便宜
上、線で示してあるが、実際の引っ張りバネ14は、図
4(b)に示す外観のものである。操作レバー12が点
線で示す通常の待機位置にあるときは、引っ張りバネ1
4により支軸13を支点として反時計方向に回る方向に
付勢され続けるけれども、実際にはストッパー15に当
たって待機位置に留まる状態となる。操作レバー12が
時計方向に動かされて一点鎖線で示す動作位置に移動し
たときは、引っ張りバネ14により支軸13を支点とし
て時計方向に回る向きに付勢されているため、係止フッ
ク7を押し上げながら動作位置に留まる状態となる。な
お、操作レバー12が一点鎖線で示す動作位置から実線
で示す位置まで戻ると、引っ張りバネ14による付勢力
が操作レバー12を時計方向から反時計方向へと方向転
換するため、操作レバー12は自然と待機位置まで移動
して点線で示す状態へ戻る。
【0015】他方、図1(a)に示すように、移動天板
3の裏面には突起16が設けられている。突起16は幅
方向(紙面に垂直な方向)へ延びていて、操作レバー1
2により押し上げられて上昇した一対の係止部8と係合
するようになっている。また、突起16は表面コイル式
検出器5の前面5aに当接するだけの高さを有してお
り、表面コイル式検出器5をガントリ1の開口部2から
取り出す際には、突起16と表面コイル式検出器5の前
面5aとが当接するようになっている。
【0016】さらに、図2に示すように、ガントリ1の
開口部2内の中心(撮影位置)に表面コイル式検出器5
が位置するときに、係止フック7を没入させるための凹
部(落ち込み部)17が開口部2の底面に設けられてい
る。
【0017】また、表面コイル式検出器5とデータ収集
部18の間はケーブル19で接続されており、表面コイ
ル式検出器5で受信されたNMR信号がケーブル19を
介してデータ収集部18へ送られる。表面コイル式検出
器5の背面には長いダクト20が接続されている一方、
図3(b)に示すように、ベッド4の表面には溝21が
長手方向に沿って設けられていて、ダクト20の端部2
0aが溝21の内に常に嵌まり込んでいる。
【0018】そして、ケーブル19は、ダクト20を通
ったあと端部20aから溝21の内に入り、データ収集
部18まで配線されている。移動天板3の出入りの際、
ダクト20の後端20aが溝21に常に嵌まり込んだ状
態で進退する。こうすると、ベッド4の昇降動作がケー
ブル19に妨げられずに自由に行える。
【0019】なお、ガントリ1の開口部内2の磁場を乱
さないように、係止フック7、支軸棒9、ねじりバネ1
0や突起16などの材料には、プラスチックスなどの非
磁性体材料が使われる。
【0020】続いて、実施例のMRI装置の動作を説明
する。 被検体である患者を移動天板3の上に載せる。
【0021】 図1(a)に示すように、操作レバー
12を時計方向に動かして係止フック7を押し上げ係止
部8を上昇させて、係止部8を突起16の前に位置させ
る。
【0022】 続いて、被検体Mを乗せた移動天板3
を前方のガントリ1の開口部内2へ向けて送り出す。そ
うすると、図5(a)に示すように、係止部8と突起1
6が係合したまま前方へ進み続けて表面コイル式検出器
5が移動天板3と共にガントリ1側へ送り出される。な
お、操作レバー12は、送り出される表面コイル式検出
器5によって押し下げられて、図4(a)に実線で示す
位置まで押し戻される結果、引っ張りバネ14の作用で
引き続き点線で示す待機位置まで自動的に戻ってゆくこ
とになる。
【0023】 表面コイル式検出器5の検出中心がガ
ントリ1の開口部内2の磁場中心(撮影位置)Cのとこ
ろまで連れ込まれると、図5(b)に示すように、係止
フック7が自重とねじりバネ10の作用で自然に下に移
動して凹部17に入り込むことにより、表面コイル式検
出器5が移動天板3から離れて止まり、表面コイル式検
出器5が撮影位置に置かれることになる。
【0024】 表面コイル式検出器5が離れたあと、
図5(c)に示すように、移動天板3はさらに関心部位
である例えば脊椎部分が撮影位置Cのところに位置する
ようになるまで前進する。表面コイル式検出器5と被検
体Mの送り込み完了後、続いて撮影が行われる。
【0025】 撮影が終了したら、被検体Mの載った
移動天板3を後方に引き戻す。移動天板3は後方に戻る
途中、図6(a)に示すように、移動天板3の裏面の突
起16が表面コイル式検出器5の前面5aに当接したま
ま後方へ押し続けることにより、係止フック7が凹部1
7から引き出されるとともに、図6(b)に示すよう
に、表面コイル式検出器5が移動天板3と共に開口部内
2より連れ出されることになる。
【0026】 移動天板3がベッド4の上の所定位置
まで戻ると、係止フック7が自重とねじりバネ10の働
きにより自然に下に移動して段差11に入り込み、表面
コイル式検出器5の取り出し完了となる。表面コイル式
検出器5は移動天板3の引き出しに伴って自動的に取り
出されることとなる。操作レバー12を操作して係止フ
ック7を押し上げないかぎり、移動天板3が再度ガント
リ1側へ送り込まれても、突起16が係止部8に当接し
ないため、表面コイル式検出器5がガンリト1の開口部
内2に不用意に連れ込まれる心配はない。
【0027】この発明は、上記実施例に限られるもので
はなく、例えば、以下のように変形実施することが可能
である。 (1) 実施例の装置では、操作レバーを手動で動かす
構成であったが、電動で動かす構成のものが他の実施例
として挙げられる。例えば、図7(a),(b)に示す
ように、操作レバー12の後側に設置した電磁ソレノイ
ド26の動作片27の先端を操作レバー12の後端に固
定し、操作レバー12を時計方向に回す時は、図7
(a)に示すように、電磁ソレノイド26の動作片27
を進出させるようにする一方、操作レバー12を反時計
方向に回す時は、図7(b)に示すように、電磁ソレノ
イド26の動作片27を後退させる構成とする。こうす
れば、表面コイル式検出器5の出し入れの全自動化によ
り近づくことになる。
【0028】
【効果】以上の説明から明らかなように、この発明のM
RI装置によれば、表面コイル式検出器の出し入れに必
要な作業の際、操作者が無理な姿勢をとらずに済むため
に作業が楽に行える上、操作者が被検体である患者に覆
いかぶさることがないために患者に不快感を与えること
もなく、しかも、移動天板の引き出しに伴って表面コイ
ル式検出器が自動的に取り出されるため、ガントリの開
口部内へ表面コイル式検出器を置き忘れることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のMRI装置の要部の詳細構成をあらわ
す正面図である。
【図2】実施例のMRI装置の大略構成を示す正面図で
ある。
【図3】実施例装置の表面コイル式検出器とベッドをあ
らわす部分斜視図である。
【図4】実施例装置における操作レバーと引っ張りバネ
とを示す正面図である。
【図5】移動天板と表面コイル式検出器の送り込み動作
を順に示す説明図である。
【図6】移動天板と表面コイル式検出器の引き出し動作
を順に示す説明図である。
【図7】この発明のMRI装置の操作レバーまわりの変
形構成例を示す正面図である。
【図8】従来のMRI装置の大略構成を示す正面図であ
る。
【図9】従来の他のMRI装置の要部の構成を示す正面
図である。
【符号の説明】
1…ガントリ部 2…開口部内 3…移動天板 4…ベッド 5…表面コイル式検出器 7…係止部材としての係止フック 12…押し上げ駆動手段としての操作レバー 11…落ち込み部としての段差 16…突起 17…落ち込み部としての凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドから前方のガントリの開口部内に
    送り込まれた移動天板の上の被検体より放出される核磁
    気共鳴信号を前記開口部内の所定の撮影位置に置かれて
    いる表面コイル式検出器が受信するように構成された磁
    気共鳴断層撮像において、前記表面コイル式検出器には
    係止部材が上下に移動可能に取り付けられており、前記
    ベッドには前記表面コイル式検出器が待機位置にあると
    きに前記係止部材が入り込む落ち込み部が設けられてい
    るとともに、前記落ち込み部に入り込んだ係止部材を押
    し上げる押し上げ駆動手段が設けられており、かつ、前
    記移動天板の裏面には、押し上げ駆動手段により押し上
    げられた前記係止部材と係合するとともに、表面コイル
    式検出器の前面との当接も別途可能な突起が設けられて
    おり、さらにガントリの開口部内には表面コイル式検出
    器が前記撮影位置にあるときに前記係止部材が入り込む
    落ち込み部が設けられていることを特徴とする磁気共鳴
    断層撮像装置。
JP7212819A 1995-07-28 1995-07-28 磁気共鳴断層撮像装置 Pending JPH0938064A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112432A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri装置
JP2010540062A (ja) * 2007-09-28 2010-12-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 回転する中間部分を用いることにより慣性前進力を軽減する機械的ピックアップ

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JP2010540062A (ja) * 2007-09-28 2010-12-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 回転する中間部分を用いることにより慣性前進力を軽減する機械的ピックアップ
JP2009112432A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri装置

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