JPH0620440B2 - Mri装置の頭頚部用rfコイル - Google Patents

Mri装置の頭頚部用rfコイル

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JPH0620440B2
JPH0620440B2 JP2023229A JP2322990A JPH0620440B2 JP H0620440 B2 JPH0620440 B2 JP H0620440B2 JP 2023229 A JP2023229 A JP 2023229A JP 2322990 A JP2322990 A JP 2322990A JP H0620440 B2 JPH0620440 B2 JP H0620440B2
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JP
Japan
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head
coil
neck
gantry
rail
Prior art date
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JP2023229A
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JPH03224539A (ja
Inventor
広嗣 三俣
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、MRI装置(核磁気共鳴を利用したイメー
ジング装置)に関し、とくにMRI装置を用いて被検者
の頭部または頚部を検査するための頭頚部用RFコイル
に関する。
【従来の技術】 MRI装置の頭頚部用RFコイルは、従来、ヘッドレス
トとともに一体に形成されていた。すなわち、第7図に
示すように、頭頚部用RFコイル6はヘッドレスト5が
固定された基台7上にスライド自在に保持され、この基
台7自体がベッド天板3上に着脱自在に装着されるよう
になっている。頭頚部用RFコイル6を使用するとき
は、基台7の全体をベッド天板3上に置いて固定し、被
検者の頭部をヘッドレスト5上に乗せ、その後、RFコ
イル6を基台7上でスライドさせて頭部にセットする。
頭部をヘッドレスト5に乗せたり下ろしたりするときに
RFコイル6を遠ざけておくため、RFコイル6が基台
7上でスライドできるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように頭頚部用RFコイルをヘッド
レストと一体に構成するのでは、RFコイルを稼働させ
るだけの大きさの基台が必要となるとともに、ヘッドレ
ストを堅固に固定するため機械的強度も大きくする必要
がある。その結果、重量が非常に重くなってヘッド天板
への着脱が困難となり、また製造コストも大きくなると
いう問題がある。 この発明は、着脱が容易で安価に製造できる、MRI装
置の頭頚部用RFコイルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明のMRI装置の頭頚
部用RFコイルによれば、ベッド天板及び該ベッド天板
移動用レールを有するベッドと、該ベッド天板を内部に
導くためのレールを有するガントリとを備えるMRI装
置において、上記ベッド及びガントリのレールに着脱自
在に乗ってその上を移動する脚部と、該脚部とガントリ
のレールとに設けられた一方向性のストッパ機構とを備
えることが特徴となっている。
【作 用】
ベッド天板には被検者が横たえられ、その状態でベッド
天板がレール上で移動させられることにより、被検者が
ガントリ方向に移動させられる。 ガンドリ内にもレールが設けられており、このレールと
ベッド上のレールとが対応しており、上記のようにベッ
ドのレール上に移動してきたベッド天板はガントリ内の
レールに移ってこの上を移動し、こうしてベッド天板及
びその上の被検者がガントリ内に導入される。 頭頚部用RFコイルは、上記ベッド及びガントリのレー
ルに着脱自在に乗ってその上を移動する脚部を有してい
る。そこで、この脚部をレール上に乗せて移動させれば
ベッド天板上に横たわっている被検者の頭部に頭頚部用
RFコイルをセットすることができる。 このように頭頚部用RFコイルをセットした状態で上記
のようにベッド天板を移動させて被検者をガントリ内に
導入し、検査を行う。 検査終了後、ベッド天板をガントリ内から引き出すが、
このときストッパ機構によって頭頚部用RFコイルがガ
ントリ内にとどめられ、ベッド天板及び被検者のみが引
き出される。 このストッパ機構は一方向性のもので、ガントリから引
き出す方向にはストッパとして機能するが、ガントリ内
に導入する方向にはストッパとして働かず、頭頚部用R
Fコイルがベッド天板とともにガントリ内に進入しくる
ときなんらの障害ともならない。
【実施例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図においてガントリ1には静磁場発生用
マグネットや傾斜磁場発生用コイルなどが納められてい
る。ベッド2の天板3には被検者4が横たえられる。こ
のベッド2にはレール21が設けられており、ベッド天
板3に設けられた車輪31がこのレール21に乗ること
によりベッド天板3がスムーズに移動できるようになっ
ている。ガントリ1内にもレール11が設けられてい
て、ベッド2のレール21とこのレール11とが対応さ
せられており、ベッド2のレール21上を移動したベッ
ド天板3がガントリ1内のレール11に移ってガントリ
1内に導入される。 ベッド天板3にはヘッドレスト5が設けられ、これに被
検者4の頭部が乗せられる。頭頚部用RFコイル6は、
外部からガントリ1内に持ち込まれ、そのレール11に
嵌合される。この頭頚部用RFコイル6は、第2図に示
すようにレール11に嵌合してその上を移動する脚部6
1を有しており、レール11上を右方向に移動すること
によってベッド2のレール21に移りヘッドレスト5上
の頭部位置にセットされる。また、第2図及び第3図に
示すようにその底面にスライドシュー62を有してベッ
ド天板3に対する滑りをよくしている。これにより、第
2図及び第3図に示すように頭頚部用RFコイル6がヘ
ッドレスト5上の被検者4の頭部に被るようにセットさ
れることになる。 このように頭頚部用RFコイル6がセットされた状態
で、ベッド天板3が左側に移動させられ、被検者4の頭
部が頭頚部用RFコイル6とともにガントリ1内に挿入
され、検査が行われる。 検査が終了した後、ベッド天板3が右側に移動させられ
てガントリ1から引き出される。このとき頭頚部用RF
コイル6も引き出されようとするが、つぎに述べるスト
ッパ機構によりガントリ1の端部に自動的にとどめられ
る。 すなわち、この実施例では、頭頚部用RFコイル6の脚
部61に軸63が設けられていて、この軸63にレバー
64が回転自在に取り付えられている。このレバー64
が置かれる空間はカバー65で覆われる。他方、このレ
バー64の先端が嵌合する溝12がレール11に設けら
れている。そのため、頭頚部用RFコイル6がガントリ
1内に送り込まれるとき(左側に移動するとき)、この
レバー64は溝12に一旦は入り込むがそれを乗り越え
るので、頭頚部用RFコイル6はなんらの障害なくガン
トリ1内に導入される。これに対してベッド天板3を引
き出すとき(頭頚部用RFコイル6が右側に移動すると
き)は、レバー64の先端が溝12内に入り、その先端
が溝12の右端に係合するため、頭頚部用RFコイル6
はそれ以上右側に移動できず、その位置でとどまること
になる。 最初に、頭頚部用RFコイル6をガントリ1のレール1
1上に置くときは、レバー64が溝12より右側となる
位置に置き、これらが係合しないようにして右方向への
移動ができるようにする。そして、頭頚部用RFコイル
6がガントリ1のレール11からベッド2のレール21
へ移ることができるように、レバー64の先端底面の平
坦部の長さLを、レール11とレール21との間の隙間
の距離Dよりも大きくしておく。これにより、レバー6
4の先端はレール11、21間の隙間に引っかかること
を防止できる。 なお、この一方向性のストッパ機構は上に述べたものに
限定されず、種々考えられる。たとえば第6図に示すよ
うに一方向に傾斜した先端面を持つピン66をバネ67
で付勢し、溝12と係合させるような構成も考えられ
る。
【発明の効果】
この発明によるMRI装置の頭頚部用RFコイルは、ベ
ッド天板の移動用のレールに着脱自在に乗って移動する
脚部を有しているためヘッドレストとは別個に頭頚部用
RFコイル単体で構成することができ、全体の重量を軽
くできて着脱が容易になる。また、検査終了後ベッド天
板をガントリ内から引き出したときに、ストッパ機構に
よって頭頚部用RFコイルのみがガントリ内に自動的に
とどまるようになっているため、ベッド天板を引き出す
だけでRFコイルを被検者頭部から取り外すことがで
き、操作が非常に簡単である。さらにこのようなストッ
パ機構は簡単な機構で実現できるため、製造コストも安
くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の正面からみた断面図、第
2図は第1図の頭頚部用RFコイル及びヘッドレスト近
辺のみを拡大して示す正面図、第3図は第1図のA−A
線断面図、第4図はストッパ機構付近を拡大して示すB
−B線断面図、第5図は第4図のC−C線断面図、第6
図は変形例の断面図、第7図は従来例の正面図である。 1……ガントリ、11……ガントリ内レール、12……
溝、2……ベッド、21……ベッドのレール、3……ベ
ッド天板、31……車輪、4……被検者、5……ヘッド
レスト、6……頭頚部用RFコイル、61……脚部、6
2……スライドシュー、63……軸、64……レバー、
65……カバー、66……ピン、67……バネ、7……
基台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9118−2J G01N 24/04 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド天板及び該ベッド天板移動用レール
    を有するベッドと、該ベッド天板を内部に導くためのレ
    ールを有するガントリとを備えるMRI装置において、
    上記ベッド及びガントリのレールに着脱自在に乗ってそ
    の上を移動する脚部と、該脚部とガントリのレールとに
    設けられた一方向性のストッパ機構とを備えるMRI装
    置の頭頚部用RFコイル。
JP2023229A 1990-01-31 1990-01-31 Mri装置の頭頚部用rfコイル Expired - Lifetime JPH0620440B2 (ja)

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JPH03224539A JPH03224539A (ja) 1991-10-03
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US9494664B2 (en) * 2012-05-21 2016-11-15 General Electric Company Neck coil arrangements for magnetic resonance imaging
JP6956819B2 (ja) * 2015-10-30 2021-11-02 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像診断装置及び医用画像診断システム

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