JPH0937221A - 映像処理装置 - Google Patents

映像処理装置

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Publication number
JPH0937221A
JPH0937221A JP7178851A JP17885195A JPH0937221A JP H0937221 A JPH0937221 A JP H0937221A JP 7178851 A JP7178851 A JP 7178851A JP 17885195 A JP17885195 A JP 17885195A JP H0937221 A JPH0937221 A JP H0937221A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
microcomputer
address
transfer
signal processing
Prior art date
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Application number
JP7178851A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Yamada
邦彦 山田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンからインタフェースを介して映像信
号処理部にデータを転送する場合の通信エラーをなく
す。 【解決手段】 マイコン6からのデータはレジスタ52
1〜524に保持され、アドレスはレジスタ511〜5
14に保持される。転送命令があると、クロック発生器
55が動作され、そのクロックにより水平帰線期間に上
記データがスイッチ56を介して信号処理部4内の指定
された上記アドレスと対応するレジスタ411〜414
に転送される。垂直帰線期間にはスイッチ56が切換え
られ、転送命令があると、マイコン6からのデータは直
接信号処理部4に転送される。このとき、カウンタ5
4、検出器57により既に1個のデータがレジスタに保
持されていた場合は、垂直帰線期間に入った直後に転送
命令があってもクロックは発生せず、転送は禁止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号をデジタル
演算処理するビデオカメラ等で用いられる映像処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号をデジタル演算処理する従来の
ビデオカメラにおいて、論理演算部(以下、マイコンと
称す)と信号処理部との間のデータ通信をインタフェー
ス部を介して行う場合について図3〜図7を用いて説明
する。図3はビデオカメラの構成を示すブロック図、図
4、図5はマイコンとインタフェース間の通信の状態を
示すタイミング図、図6、図7はインタフェース部から
信号処理部へデータ書き込みする場合のタイミング図で
ある。
【0003】図3において、1はレンズ、2は撮像素
子、3は撮像素子2よりの映像信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器、4はA/D変換されたデジタル信
号をデジタル信号処理する信号処理部、5は信号処理部
4の内部のデータレジスタを読み出す、あるいは書き込
むインタフェース部、6はインタフェース部5が読み出
したデータを受けとる、あるいはインタフェース部5に
書き込みデータを送るマイコン、7はデジタル信号処理
された映像信号をアナログ信号に変換するD/A変換器
である。
【0004】信号処理部4において、411〜41nは
マイコン6からのデータを書き込む書き込みレジスタ、
421〜42nは信号処理部4の内部の各データを収納
し、マイコン6に送り出す読みだレジスタ、43は各読
み出しレジスタ421〜42nにデータが収納されたか
否かの状態を各レジスタ毎にホールドするステータスレ
ジスタ、44は各読み出しレジスタ421〜42nのロ
ード信号から割り込み信号IRQを得るOR回路、45
はデータセレクタ、46は所定のタイミングで読み出し
レジスタ421〜42nにロード信号を発生するタイミ
ング発生器である。
【0005】インタフェース5において、511〜51
4はアドレス記憶用制御レジスタ、521〜524はデ
ータ記憶用制御レジスタ、53はアドレス記憶制御レジ
スタ514の出力によりデータを転送すべき書き込みレ
ジスタのアドレス設定を行い、そのレジスタに対して転
送用のクロックを送るデコーダ、54はアドレス記憶用
制御レジスタ511〜514とデータ記憶用制御レジス
タ521〜524に記憶されているワード数をカウント
するカウンタ、55はマイコン6及び各レジスタに対し
てデータ転送用のシリアルクロックを発生するクロック
発生器、56は切換えスイッチである。
【0006】次に動作について説明する。レンズ1によ
り投影された被写体像は撮像素子2により電気信号に変
換され、A/D変換器3でデジタル信号に変換されて信
号処理部4へ出力される。信号処理部4では入力された
デジタル信号を信号処理する過程において必要なデータ
をマイコン6からインタフェース部5を介して受けと
る。また、マイコン6では上記データを算出するために
必要なデータをインタフェース部5を介して信号処理部
4から受けとる。
【0007】図4はマイコン6とインタフェース部5と
の間のシリアル通信のタイミングを表わす図である。こ
の間の通信は図3のCLKに示すクロックライン、DW
に示す書き込みデータライン、DRに示す読み出しデー
タライン、更にMODEに示すデータ読み出し・データ
書き込み・アドレス指定の各モードを選択するラインに
よって行われる。まず、図4(A)に示すように、マイ
コン6からインタフェース部5にMODEラインを通し
てアドレス指定のモード情報が伝わると、インタフェー
ス部5ではマイコン6にCLKラインを通してクロック
信号を送る。マイコン6ではこのクロックに同期してD
Wラインを通してアドレス信号ADRを送る。
【0008】インタフェース部5でこのアドレス信号A
DRを受けとり、インタフェース部5の内部のアドレス
レジスタにアドレスを設定する。次に例えばマイコン6
からMODEラインを通してデータ書き込みモードの情
報が伝わると、図4(B)に示すように、インタフェー
ス部5では同様にマイコン6にCLKラインを通してク
ロック信号を送る。マイコン6ではこのクロックに同期
してDWラインを通して書き込みデータ信号を送り、イ
ンタフェース部5でこの書き込みデータを受けとる。
【0009】インタフェース部5では上記の過程でマイ
コン6から取り込んだ書き込みデータDa0〜Da7とその
書き込み先のアドレスAa0〜Aa7を図5に示すタイミン
グで、図3に示すデータ記憶用制御レジスタ521及び
アドレス記憶用制御レジスタ511へ一時的に転送して
記憶させておく。この状態で更にマイコン6からデータ
書き込み命令(転送命令)があると、このデータDb0
b7及びアドレスAb0〜Ab7を同様に各制御レジスタ5
21、511に転送し、同時にいままで制御レジスタ5
21・511に記憶されていたデータDa0〜Da7及びア
ドレスAa0〜A a7は次の制御レジスタ522・512に
それぞれシフトして転送される。これらのデータ転送は
図3に示すADR CLK・DATA CLKのクロッ
クにより図5に示すタイミングで行われる。
【0010】以上の過程で、マイコン6から送られる書
き込みデータ及び転送先のアドレスは映像信号の有効映
像期間においては、上記制御レジスタ521〜524・
511〜514に記憶させておくだけで、目的とする信
号処理部4へのデータ転送は行わない。インタフェース
部5においてHBLK入力から映像信号の水平帰線期間
の情報を得たとき、アドレス記憶用制御レジスタ511
〜514のアドレス情報に基づき転送先のアドレスを定
め、これに対してのみクロックラインWCLK1〜nを
通して転送用のクロック信号を送る。このクロック信号
に同期させてデータ記憶用制御レジスタ521〜524
のデータを、スイッチ56、WRラインを通して転送先
の書き込みレジスタ411〜41nに転送する。
【0011】これらの過程を図6を用いて詳しく説明す
る。図3に示すデコーダ53は上記の過程において、図
6のアドレス設定に示すタイミングで制御レジスタ51
4のパラレル出力よりアドレス情報を取り込み、アドレ
ス設定を行う。更にデコーダ53はこの設定されたアド
レスの書き込みレジスタ411〜41nに対してのみ、
クロックラインWC1.K1〜nのうちどれかを選択し
て通信のためのクロックを図6のWCLK1〜nに示す
タイミングで発生する。同時に制御レジスタ521〜5
24に対して図3のDATA CLKに示すタイミング
でクロックを送り、制御レジスタ524はこのクロック
に同期して図6に示すシリアル出力を出力する。このク
ロック及びデータ出力によりこのデータDa0〜Da7及び
b0〜D b7はそれぞれのアドレスであるAa0〜Aa7、A
b0〜Ab7の書き込みレジスタに取り込まれる。
【0012】尚、垂直帰線期間以外はスイッチ56は制
御レジスタ524の出力側に切換えられている。また、
有効映像期間内にマイコン6から送られたデータ及びア
ドレスはそれぞれ2ワードずつなので水平帰線期間開始
時は図3に示す制御レジスタ511〜514、521〜
524のうち制御レジスタ511・512、521・5
22にそれぞれアドレス及びデータが記憶されていて、
残りの制御レジスタ513・514、523・524は
空の状態になっている。従って、図6に示すデータ転送
のタイミングで最初の2ワード分の転送タイミングで
は、データ・アドレスとも‘0’が出力されている。
【0013】また、従来例では各制御レジスタはデータ
記憶用、アドレス記憶用ともにそれぞれ4ワード分ずつ
備えているが、有効映像期間においてマイコン6が5つ
以上のデータ書き込み命令をインタフェース部5へ与え
た場合は、カウンタ54が有効映像期間内のマイコン6
から制御レジスタ間の転送回数をADR CLK信号で
数えていて、このカウント数が4以上になると図3に示
すクロック発生器55に禁止命令を与える。クロック発
生器5はこの禁止命令により、マイコン6が書き込み命
令あるいはアドレス指定の命令をインタフェース部5へ
送っても通信のためのクロックを発生しない。この場
合、マイコン6は次の水平帰線期間において制御レジス
タ511〜514、521〜524のデータ及びアドレ
スが信号処理部4へ転送されるまで待機状態になる。
【0014】以上説明したデータ書き込み動作は、映像
信号の垂直帰線期間以外の期間における動作であるが、
垂直帰線期間においてはVBLK信号によりこれを検知
してスイッチ56を切り換えることにより、デコーダ5
3は直接マイコン6からのシリアル入力を優先してアド
レス設定を行う。図7はこの過程を示すものである。垂
直帰線期間にマイコン6からアドレス指定の命令がMO
DEラインを介してインタフェース部5に送られると、
クロック発生器55で図7のCLKに示すクロック信号
を発生し、マイコン6はこれに同期して図7のAa0〜A
a7に示すアドレス信号をDWラインを介してインタフェ
ース部5へ送る。インタフェース部5の内部のデコーダ
53において図7のデコーダアドレス指定に示すタイミ
ングでアドレス設定を行う。このアドレス値Aa が設定
された後マイコン6がデータ書き込み命令(転送命令)
をインタフェース部5へ送ると、クロック発生器55は
同様にマイコン6にクロック信号を送り、マイコン6か
らはこれに同期して図7のDa0〜Da7に示すデータ信号
をDWラインを介してインタフェース部5側へ送る。
【0015】このとき垂直帰線期間はVBLK信号によ
りスイッチ56はマイコン5からのDWライン側に選択
されていて、このマイコン6からのデータ信号は直接W
Rラインを介して信号処理部4の内部書き込みレジスタ
411〜41nの各シリアル入力へ送られる。デコーダ
53は先に設定されたアドレス値Aa に基づき、このア
ドレスの書き込みレジスタに対してのみクロックライン
CLK1〜nを介して図7のCLK1〜nに示すクロッ
クを信号処理部4へ送る。信号処理部4の内部の選択さ
れた書き込みレジスタは図7の書き込みレジスタ411
〜41nパラレル出力に示すタイミングでデータDa
書き込まれる。
【0016】このあと更に図MODEに示すアドレス指
定でアドレス信号Ab0〜Ab7及びデータ書き込み命令で
データDb0〜Db7が送られてきても、垂直帰線期間内な
らばAb に示すアドレス設定を行い、これに相当する書
き込みレジスタDb に示すデータが書き込まれる。
【0017】マイコン6が信号処理部4の内部の読み出
しレジスタ421〜42nのデータを読み出す動作は、
垂直帰線期間に関係なく次のようにして行われる。信号
処理部4の内部において、読み出しレジスタ421〜4
2nのどれかにタイミング発生器46からロード信号が
送られてきた場合、その読み出しレジスタは所定のデー
タをロードすると共に、そのロード信号はOR回路44
を通してマイコン6の割り込み信号となり、更にその読
み出しレジスタに対応したステータスレジスタ43のビ
ットを立ち上げ、このビットはその読み出しレジスタに
ロードされたデータが読み出されるまでホールドされ
る。
【0018】OR回路44を通ったロード信号はマイコ
ン6に割り込みをかけ、このときマイコン6はどの読み
出しレジスタがロードされたかの情報を得るための通信
を開始する。先ず、ステータスレジスタ43のアドレス
を設定するため、図4(A)に示すタイミングでステー
タスレジスタアドレスをDWラインを通してインタフェ
ース部5へ送る。この後、マイコン6は図4(C)に示
すようにインタフェース部5へMEDEラインを通して
データ読み出しモードの情報を送り、インタフェース部
5ではこのモードの情報を受けとると、先に送られたア
ドレスに基づき、データセレクタ45をステータスレジ
スタ43の出力が得られるように設定する。更ににステ
ータスレジスタ43に対してのみ図3のRCK1〜nの
クロックラインを通してクロックを送る。ステータスレ
ジスタ43はこのクロックに同期してデータをDWライ
ンを通してインタフェース部5へ転送する。インタフェ
ース部5でこのデータを受けとると、図4(C)に示す
タイミングでCLKラインを通してマイコン6にクロッ
ク信号を送り、これと同期してDRラインを通してマイ
コン6においてステータスレジスタ43から得たデータ
を受けとる。
【0019】マイコン6においてステータスレジスタ4
3のデータを受けとると、このデータにより信号処理部
4のどの読み出しレジスタがロードされたかを判別し、
そのレジスタのアドレスを図4(A)に示すタイミング
に従ってインタフェース部5へ送り、インタフェース部
5の内部のアドレスを設定する。この後、マイコン6か
らMODEライン通してインタフェース部5にデータ読
み出しの情報を送り、インタフェース部5では先に設定
されたアドレスに基づきデータセレクタ45を設定し、
そのアドレスに基づいた読み出しレジスタのみにRCL
K1〜nのクロックラインを通してクロック信号を送
る。その読み出しレジスタからはクロックと同期してデ
ータが出力されインタフェース部5へ転送される。イン
タフェース部5では、このデータを図4(C)に示すタ
イミングでCLKラインのクロック信号と同期させてR
Dラインで送る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、垂直帰線期間に至る直前で、あるデータの書き
込み動作が終了し、垂直帰線期間に至った直後に次のデ
ータの書き込み命令(転送命令)があった場合、後者の
データ書き込み命令によるデータが先に信号処理部へ転
送され、前者のデータ書き込み命令によるデータはその
後に信号処理部へ転送されるといったことが起こり得
る。即ち、後者のデータ書き込み命令は垂直帰線期間に
行われるため直接信号処理部へ転送されるが、前者のデ
ータ書き込み命令は垂直帰線期間外に行われたものであ
るため一時的に制御レジスタに収納され、次に到来する
水平帰線期間を待って信号処理部へ転送されるため、垂
直帰線期間に至ってから最初の水平帰線期間が到来する
までの間に後者のデータ書き込み命令による動作が行わ
れた場合に、上記の信号処理部へ転送される順序が入れ
替わることになる。
【0021】信号処理部の内部書き込みレジスタ郡の中
にはマイコンとの間の1回の通信で転送されるデータの
長さよりも長いバイト長をもつレジスタも存在し得る。
このようなレジスタ、例えば通常のレジスタの2倍の長
さをもつレジスタの場合、1つのアドレスに対して2回
のデータ書き込み命令による通信を行い、シフト動作に
より上位ビット・下位ビットの順でデータが転送され
る。従って、マイコンのデータ書き込み命令もこの順で
データが出力されるが、前述のように信号処理部へ転送
される順序が入れ替ってしまった場合は、実際に書き込
まれるデータも上位ビット・下位ビットが入れ替ったも
のになってしまい、このため通信エラーが生じてしま
う。
【0022】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、垂直帰線期間に入る前後で連続して
データの書き込み命令が行われても転送されるデータの
順序が入れ替わることのない映像処理装置を得ることを
目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明においては、映像
信号を処理する信号処理部と、外部から与えられるデー
タと外部から指定されるアドレスとを保持する保持手段
と、外部から与えられる転送命令に基づいて上記映像信
号の水平帰線期間に上記保持手段に保持されたデータを
上記信号処理部内の上記指定されたアドレスに転送する
第1の転送手段と、上記映像信号の垂直帰線期間に外部
から与えられるデータの転送命令があったとき上記デー
タを直接に上記信号処理部内の指定されたアドレスに転
送する第2の転送手段と、上記保持手段に保持されてい
るデータ数が所定数以上ある状態において上記映像信号
が上記垂直帰線期間に入ってから最初の水平帰線期間に
入るまでの間に上記データの転送命令があったとき上記
第2の転送手段の動作を禁止する禁止手段とを設けてい
る。
【0024】
【作用】本発明によれば、垂直帰線期間以外の期間で
は、データは転送命令に応じて保持手段を介して水平帰
線期間に信号処理部に転送される。垂直帰線期間では、
データは転送命令に応じて直接信号処理部に転送され
る。その場合、保持手段にデータが所定数あってかつ垂
直帰線期間に入ってから1回目の水平帰線期間が到来す
るまでの間に転送命令があった場合は、それらの条件を
禁止手段が検出して、第2の転送手段によるデータの転
送を禁止する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1、図2を用
いて説明する。図1は本発明の実施例による構成を示す
ブロック図、図2は映像信号の垂直帰線期間に入る前後
においてマイコンからのデータ書き込み命令(転送命
令)が連続して行われた場合の各部の通信タイミングを
表わす図である。図1において、57はカウンタ54の
カウント値が1以上か否かを検出してクロック発生器5
5を制御する検出器である。他の部分は図3と同一構成
されているので説明を省略する。
【0026】次に動作について説明する。インタフェー
ス部5に対してマイコン6がMODEラインを介して図
2のVBLKに示す垂直帰線期間に至る直前のタイミン
グでAa0〜Aa7のアドレス設定命令及びDa0〜Da7デー
タ転送命令を行った場合、そのデータ及びアドレスはそ
れぞれ制御レジスタ521・511に一時収納される。
このときカウンタ54のカウント値は図2のCNTに示
すように‘0’から‘1’になる。その後次の水平帰線
期間に至る前に垂直帰線期間に至り、その直後にマイコ
ン6によりDb0〜Db7のデータ書き込み命令が与えられ
ると、検出器57はこれらの条件を判別し、図2のDE
Tに示すようにクロック発生器55に対してクロック停
止信号を発生する。このクロック停止信号が出力されて
いる間はクロック発生器55はマイコン6に対して通信
用クロックを発生せず、インタフェース部4はデータ書
き込み命令の実行を一時待機する。
【0027】この状態で次の水平帰線期間が到来する
と、図2に示すように制御レジスタ521に収納されて
いたデータDa は信号処理部4の内部の所定の書き込み
レジスタ41xへ転送される。書き込みレジスタ41x
は2バイト長のレジスタで、シフト動作により上位ビッ
トにデータDa が書き込まれる。この過程が終了すると
制御レジスタ511〜514、521〜524はそれぞ
れ空になるので、カウンタ54のカウント値は‘0’に
戻り、検出器57はこれを検出してクロック停止信号を
解除する。
【0028】その後、一時待機されていたデータ書き込
み命令が実行され、マイコン6から送られるデータDb0
〜Db7が直接信号処理部4の内部の書き込みレジスタ4
1xへ転送される。このデータをDb とすると、先の転
送で書き込まれたデータDaはシフト動作により下位ビ
ットに移り、上位ビットにDb が書き込まれる。
【0029】尚、各制御レジスタ511〜514、52
1〜524により保持手段が構成され、デコーダ53、
カウンタ54、クロック発生器55及び切換えスイッチ
56により第1の転送手段が構成される。また、クロッ
ク発生器55、切換えスイッチ56により第2の転送手
段が構成され、カウンタ54、検出器57により禁止手
段が構成される。
【0030】本実施例によれば、垂直帰線期間内が到来
しても制御レジスタ521〜524にデータが1ワード
以上収納されている場合は、制御レジスタの収納データ
数をカウントするカウンタ54の値を検出することによ
りこれを判断し、次のデータ書き込み命令(転送命令)
がマイコン6より与えられても、クロック発生器55に
作用してクロックの発生を停止させて一時的にこのデー
タ書き込み命令の実行を待機させ、次の水平帰線期間に
おいて制御レジスタのデータが信号処理部4へ転送され
終わった後、データ書き込み命令を実行させることによ
り、垂直帰線期間に入る前後でデータ書き込み命令が連
続して行われても、通信の順序が入れ替ることなく信号
処理部4へ転送することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
垂直帰線期間に入る前後でデータ書き込み命令が連続し
て行われても通信の順序が入れ替ることなく信号処理部
へ転送して、通信エラーをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】従来の映像信号処理装置を用いたビデオカメラ
を示すブロック図である。
【図4】マイコンとインタフェース部間の通信動作を示
すタイミングチャートである。
【図5】マイコンとインタフェース部間の通信動作を示
すタイミングチャートである。
【図6】インタフェース部から信号処理部へデータ書き
込みを行う動作を示すタイミングチャートである。
【図7】インタフェース部から信号処理部へデータ書き
込みを行う動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
4 信号処理部 5 インタフェース部 6 マイコン 511〜514 アドレス記憶用制御レジスタ 521〜524 データ記憶用制御レジスタ 53 デコーダ 54 カウンタ 55 クロック発生器 56 切換えスイッチ 57 検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を処理する信号処理部と、 外部から与えられるデータと外部から指定されるアドレ
    スとを保持する保持手段と、 外部から与えられる転送命令に基づいて上記保持手段に
    保持されたデータを上記映像信号の水平帰線期間に上記
    信号処理部内の上記指定されたアドレスに転送する第1
    の転送手段と、 上記映像信号の垂直帰線期間に外部から与えられるデー
    タの転送命令があったとき上記データを直接に上記信号
    処理部内の指定されたアドレスに転送する第2の転送手
    段と、 上記保持手段に保持されているデータ数が所定数以上あ
    る状態において上記映像信号が上記垂直帰線期間に入っ
    てから最初の水平帰線期間に入るまでの間に上記データ
    の転送命令があったとき上記第2の転送手段の動作を禁
    止する禁止手段とを備えた映像処理装置。
JP7178851A 1995-07-14 1995-07-14 映像処理装置 Pending JPH0937221A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7178851A JPH0937221A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 映像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468669B1 (ko) * 1997-06-24 2005-04-06 삼성전자주식회사 비디오 신호 처리를 위한 명령어 처리장치 및 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468669B1 (ko) * 1997-06-24 2005-04-06 삼성전자주식회사 비디오 신호 처리를 위한 명령어 처리장치 및 방법

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