JPH0937220A - 画像・音声多重化装置 - Google Patents

画像・音声多重化装置

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JPH0937220A
JPH0937220A JP17993695A JP17993695A JPH0937220A JP H0937220 A JPH0937220 A JP H0937220A JP 17993695 A JP17993695 A JP 17993695A JP 17993695 A JP17993695 A JP 17993695A JP H0937220 A JPH0937220 A JP H0937220A
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JP
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audio
multiplexing
audio data
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JP17993695A
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Inventor
Masahiro Kondo
正宏 近藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データと音声データの符号化処理速度の
違いを吸収するための音声データ遅延処理を内部で行う
ことが可能な画像・音声多重装置を提供する。 【構成】 符号化された音声データは、音声インタフェ
ース回路11の音声バッファ111に保持される。音声
バッファ111に保持された音声データは、プロセッサ
152により読み出され、メモリ151に書き込まれ
る。メモリ151に書き込まれた音声データは、所定時
間経過後に、プロセッサ152により読み出され、遅延
音声バッファ12に保持される。遅延音声バッファ12
に保持された音声データは、第1多重回路13と、第2
の多重回路14(1),14(2)と、プロセッサ回路
15により、画像データと、ユーザデータと、制御信号
と多重され、伝送路に送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ITU−T
H.221に準拠して、画像データと、音声データと、
ユーザデータと、制御信号とを多重する画像・音声多重
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル通信網の発展に伴い、
画像と音声を含む通信サービスの提供が行われている。
【0003】この通信サービスを提供するためには、画
像データと音声データを符号化した後、多重して伝送す
る必要がある。
【0004】画像データと音声データを多重化して伝送
する際のフレーム構成は、ITU−TH.221に規定
されている。
【0005】この勧告H.221に準拠した従来の画像
・音声多重化装置は、制御信号を発生する中央処理装置
(以下、「プロセッサ」という。)と、送信クロックに
同期して、画像データと、音声データと、ユーザデータ
を多重する第1の多重回路と、送信クロックに同期し
て、第1の多重回路の多重出力とプロセッサから出力さ
れる制御信号を多重する第2の多重回路により、画像デ
ータと、音声データと、ユーザデータと、制御信号を多
重するようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、プロセッサは制御信号以外のデータを処
理することができない。このため、従来の画像・音声多
重化装置においては、プロセッサを有するにもかかわら
ず、画像データと音声データの符号化処理速度の違いを
吸収するための音声データ遅延機能を画像・音声多重化
装置に設けることができないという問題あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、音声データの記憶に使用される音声デ
ータ記憶手段と、音声データを受けると、この音声デー
タを保持する第1の音声データ保持手段と、この手段に
保持されている音声データを音声データ記憶手段に書き
込む音声データ書込み手段と、この手段により音声デー
タ記憶手段に書き込まれた音声データを所定時間経過後
に読み出す音声データ読出し手段と、この手段により読
み出された音声データを保持する第2の音声データ保持
手段と、画像データと、第2の音声データ保持手段に保
持されている音声データと、制御信号とを多重する多重
手段とを設けるようにしたものである。
【0008】
【作用】上記構成においては、音声データは、第1の音
声データ保持手段に保持された後、音声データ書込み手
段により音声データ記憶手段に書き込まれる。音声デー
タ記憶手段に書き込まれた音声データは、所定時間経過
後に、音声データ読み出し手段により読み出された後、
第2の音声データ保持手段に保持される。第2の音声デ
ータ保持手段に保持された音声データは、多重手段によ
り、画像データと、制御信号と多重される。これによ
り、音声データは、所定時間遅延された後に、画像デー
タ等と多重されることになる。
【0009】このような構成によれば、音声データの遅
延処理を、メモリに対する音声データの書込み動作とメ
モリからの音声データの読出し動作とにより実現するこ
とができる。これにより、音声データの遅延処理をソフ
トウェアにより実現することが可能なので、画像・音声
多重化装置がプロセッサを有する場合は、このプロセッ
サを使って、音声データを遅延することができる。その
結果、画像・音声多重化装置に音声データの遅延機能を
設けることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。
【0011】[第1の実施例] [構成]図1は、この発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0012】なお、以下の説明では、この発明をITU
−TH.221に準拠した画像・音声多重化装置に適用
する場合を代表として説明する。
【0013】図示の画像・音声符号化装置は、音声イン
タフェース回路11と、遅延音声バッファ12と、第1
の多重回路13と、第2の多重回路14(1)〜14
(N)と、プロセッサ回路15と、バス16を有する。
【0014】なお、第2の多重回路14(1)〜14
(N)は、チャネル数N分設けられるている。図には、
チャネル数Nとして、2を設定する場合を代表として示
す。
【0015】ここで、音声インタフェース回路11は、
図示しない音声符号化装置から出力される符号化された
音声データを保持する機能を有する。この保持は、詳細
は後述するが、音声データをプロセッサ152の書込み
動作に同期させるために行われる。
【0016】遅延音声バッファ12は、詳細は後述する
が、プロセッサ152によりメモリ151から読み出さ
れた音声データを保持する機能を有する。この保持は、
音声データを第1の多重回路13の多重動作に同期させ
るために行われる。
【0017】第1の多重回路13は、図しない画像デー
タ符号化装置により符号化された画像データと、遅延音
声バッファ12に保持されている音声データと、図示し
ないユーザデータ発生装置から出力されるユーザデータ
とをH.221のフレーム構成に準じて多重する機能を
有する。
【0018】なお、ユーザデータとしては、低速度デー
タ(LSD)、高速度データ(HSD)、マルチレイヤ
プロトコル(MLP)、高速度マルチレイヤプロトコル
(H−MLP)等がある。
【0019】第2の多重回路14(n)(n=1,2)
は、プロセッサ回路15により与えられた多重データと
制御信号とをH.221のフレーム構成に準じて多重
し、伝送路に送出する機能を有する。
【0020】なお、制御信号としては、フレーム同期信
号(FAS)と、動作モード指定信号(BAS)と、暗
号化制御信号(ECS)がある。
【0021】プロセッサ回路15は、第1の多重回路1
3と第2の多重回路14(1),14(2)の状態設定
を行う機能と、音声インタフェース回路11に保持され
た音声データを所定時間遅延して遅延音声バッファ12
に転送する機能と、第1の多重回路13により得られた
多重データを第2の多重回路14(1),14(2)に
転送する機能等を有する。
【0022】上記状態設定とは、第1多重回路13と,
第2の多重回路14(1),14(2)に対して、H.
221で規定されるデータ送信フォーマットのうち、予
め定めたフォーマットを設定する機能である。この状態
設定の設定項目としては、伝送路の速度、使用チャネル
数N、画像データ、音声データ、ユーザデータの転送速
度等がある。
【0023】バス16は、プロセッサ回路15と、音声
インタフェース回路11、遅延音声バッファ12、第1
の多重回路13、第2の多重回路14(1),14
(2)とを接続する機能を有する。
【0024】上記音声インタフェース回路11は、音声
バッファ111と、フラグ設定回路112を有する。
【0025】ここで、音声バッファ111は、音声デー
タ符号化装置から出力される音声データを保持する機能
を有する。この保持は、上記のごとく、音声データをプ
ロセッサ152の書込み動作に同期させるために行われ
る。
【0026】フラグ設定回路112は、音声バッファ1
11の状態を示すフラグを設定する機能を有する。音声
バッファ111の状態としては、読出し許可状態と読出
し禁止状態がある。読出し許可状態は、音声バッファ1
11に音声データが保持されている状態をいい、読出し
禁止状態とは、音声バッファ111に音声データが保持
されていない状態をいう。
【0027】上記第1の多重回路13は、多重回路13
1と、多重バッファ132と、フラグ設定回路133を
有する。
【0028】多重回路131は、読出し信号に従って、
外部装置(画像データ符号化装置やユーザデータ発生装
置)から画像データとユーザデータを読み出すととも
に、遅延音声バッファ12から音声データを読み出し、
これらをH.221のフレーム構成に準じて多重する機
能を有する。
【0029】多重バッファ132は、多重回路131か
ら出力される多重データを保持する機能を有する。この
保持は、詳細は後述するが、多重データをプロセッサ1
52の書込み動作に同期させるために行われる。
【0030】フラグ設定回路133は、多重バッファ1
32の状態を示すフラグを設定する機能を有する。多重
バッファ132の状態しても、上述した読出し許可状態
と読出し禁止状態がある。
【0031】上記第2の多重回路14(n)は、送信バ
ッファ141(n)と、制御信号バッファ142(n)
と、多重回路143(n)と、フラグ設定回路144
(n)を有する。
【0032】ここで、送信バッファ141(n)は、プ
ロセッサ152から供給される多重データを保持する機
能を有する。この保持は、詳細は後述するが、多重デー
タを多重回路143(n)の多重動作に同期させるため
に行われる。
【0033】制御信号バッファ142(n)は、プロセ
ッサ152から供給される制御信号を保持する機能を有
する。この保持は、詳細は後述するが、制御信号を多重
回路143(n)の多重動作に同期させるために行われ
る。
【0034】多重回路143(n)は、伝送路から与え
られる送信クロックに同期して、バッファ141
(n),142(n)の保持データを多重して、伝送路
に送出する機能を有する。
【0035】フラグ設定回路144(n)は、バッファ
141(n),142(n)の状態を示すフラグを設定
する機能を有する。バッファ141(n),142
(n)の状態としては、データ有り状態とデータ無し状
態がある。ここで、データ有り状態とは、バッファ14
1(n),142(n)にデータが保持されている状態
をいい、データ無し状態とは、データが保持されていな
い状態をいう。
【0036】上記プロセッサ回路15は、メモリ151
とプロセッサ152を有する。
【0037】ここで、メモリ151は、音声バッファ1
11に保持されている音声データと、第1の多重回路1
3で生成された多重データの記憶に使用される。
【0038】プロセッサ151は、次のような機能を有
する。
【0039】第1多重回路13と,第2の多重回路1
4(1),14(2)の状態設定を行う機能 音声バッファ111に保持されている音声データをメ
モリ151に書き込む機能 メモリ151に書き込んだ音声データを所定時間経過
後に読み出して、遅延音声バッファ12に書き込む機能 多重バッファ132に保持されている多重データをメ
モリ151に書き込む機能 メモリ151に書き込んだ多重データを読み出して、
送信バッファ141(1),141(2)に書き込む機
能。
【0040】[動作]上記構成において、動作を説明す
る。
【0041】まず、プロセッサ152は、第1の多重回
路13と、第2の多重回路14(1),14(2)に対
して、H.221で規定されるデータ送信フォーマット
のうち、予め定めたデータ送信フォーマットを設定す
る。
【0042】次に、プロセッサ152は、音声インタフ
ェース回路11と第1の多重回路13に対して、動作開
始設定を行う。これにより、音声インタフェース回路1
1と第1の多重回路13が動作状態に設定される。
【0043】音声インタフェース回路11が動作状態に
設定されると、図示しない音声データ符号化装置から出
力される音声データが音声バッファ111に保持され
る。これにより、フラグ設定回路112は、音声バッフ
ァ111が読出し許可状態になったことを示すフラグを
設定する。
【0044】プロセッサ152は、音声インタフェース
回路11を動作状態に設定すると、音声バッファ111
が読出し許可状態になったか否かを監視する。この監視
は、フラグ設定回路112により設定されたフラグに基
づいて行われる。
【0045】音声バッファ111が読出し許可状態にな
ると、プロセッサ152は、この音声バッファ111に
保持されている音声データを読み出し、メモリ151に
書き込む。
【0046】音声バッファ111から音声データが読み
出されると、フラグ設定回路112は、音声バッファ1
11が読出し禁止状態にあることを示すフラグを設定す
る。
【0047】プロセッサ152は、メモリ151に音声
データを書き込むと、これを所定時間経過後に読み出
し、遅延音声バッファ12に書き込む。これにより、音
声バッファ111に保持された音声データは、所定時間
遅延された後、音声遅延バッファ12に転送されること
になる。ここで、遅延時間は、画像データと、音声デー
タの符号化処理速度の差に基づいて定められる。
【0048】第1の多重回路13が動作状態に設定され
ると、その多重回路131が、所定のクロックに従っ
て、読出し信号を発生し、図示しない外部装置(画像符
号化装置やユーザデータ発生装置)から画像データとユ
ーザデータを読み出すとともに、遅延音声バッファ12
から音声データを読み出す。ここで、所定のクロックと
は、プロセッサ152の動作を規定するクロックや伝送
路から与えられる送信クロックとは独立のクロックであ
る。
【0049】次に、多重回路131は、読み出した画像
データと、音声データと、ユーザデータをH.221の
フレーム構成に準じて多重し、この多重データを多重バ
ッファ132に書き込む。
【0050】多重バッファ132に1オクテッド分の多
重データが書き込まれると、フラグ設定回路133は、
読出し許可状態を示すフラグを設定する。このフラグが
設定されると、多重回路131は、多重動作とバッファ
書込み動作を停止する。この停止は、多重バッファ13
2に格納されている多重データがプロセッサ152によ
り読み出されるまで続けられる。
【0051】プロセッサ151は、第1の多重回路13
を動作状態に設定すると、多重バッファ132が読出し
許可状態になったか否かを監視する。この監視は、フラ
グ設定回路133により設定されるフラグに基づいて行
われる。
【0052】多重バッファ132が読出し許可状態に設
定されると、プロセッサ152は、この多重バッファ1
32から多重データを読み出し、メモリ151に書き込
む。
【0053】フラグ設定回路133は、多重バッファ1
32から多重データが読み出されると、多重バッファ1
32が読出し禁止状態になったことを示すフラグを設定
する。多重回路131は、多重バッファ132が読出し
禁止状態になると、次の読出しに備えて、多重動作とバ
ッファ書込み動作を再開する。
【0054】プロセッサ152は、メモリ151に多重
データを書き込むと、所定のタイミングでこれを読み出
し、第2の多重回路14(1),14(2)の送信バッ
ファ141(1),141(2)に書き込む。次に、プ
ロセッサ152は、制御信号を制御信号バッファ142
(1),142(2)に書き込む。
【0055】この処理が終了すると、プロセッサ152
は、第2の多重回路14(1),14(2)に対して、
動作開始設定を行う。これにより、第2の多重回路14
(1),14(2)が動作状態となる。
【0056】第2の多重回路14(1),14(2)が
動作状態になると、その多重回路143(1),143
(2)は、多重データと制御信号をH.221のフレー
ム構成に準じて多重し、この多重データを伝送路に送出
する。この多重は、伝送路から与えられる送信クロック
に従って行われる。
【0057】以後、多重回路143(1),143
(2)は、送信クロックに従って送信動作を続ける。し
たがって、プロセッサ152は、第2の多重回路14
(1),14(2)を動作状態に設定した後、フラグ設
定回路144(1),144(2)により設定されたフ
ラグに基づいて、バッファ141(1),141
(2),142(1),142(2)の状態を監視し、
この監視結果に基づいて、データ転送を実行する。
【0058】すなわち、プロセッサ152は、バッファ
141(1),141(2),142(1),142
(2)にデータが無くならないように、音声バッファ1
11から遅延音声バッファ12への音声データの転送
と、多重バッファ132から送信バッファ141
(1),141(2)への多重データの転送と、制御信
号バッファ142(1),142(2)への制御信号の
転送とを行う。これにより、伝送路へ送出される多重デ
ータは、欠落のない連続するH221フレーム構成の多
重データとされる。
【0059】なお、音声バッファ111から遅延音声バ
ッファ12への音声データの転送は、多重回路13が多
重動作とバッファ書込み動作を停止するたびに行われ
る。
【0060】[効果]以上詳述したこの実施例によれ
ば、次のような効果がある。
【0061】(1)まず、この実施例によれば、音声デ
ータの記憶に使用される手段(メモリ151)と、音声
データを保持する手段(音声バッファ111)と、この
手段に保持された音声データを上記音声データ記憶手段
(メモリ151)に書き込む手段(フラグ設定部11
2、プロセッサ152)と、この音声データ記憶手段
(メモリ151)に書き込まれた音声データを所定時間
経過後に読み出す手段(プロセッサ152)と、読み出
された音声データを保持する手段(遅延音声バッファ1
2)により、音声データの遅延を実現するようにしたの
で、音声データの遅延処理をメモリに対する音声データ
の書込み動作とメモリからの音声データの読出し動作に
よって行うことができる。
【0062】これにより、音声データの遅延処理をソフ
トウェアにより実現することが可能なので、画像・音声
多重化装置がプロセッサを有する場合は、このプロセッ
サを使って、音声データを遅延することができる。その
結果、画像・音声多重化装置がプロセッサを有する場合
は、画像・音声多重化装置内で音声データを遅延するこ
とができる。
【0063】(2)また、この実施例によれば、画像デ
ータと、音声データと、ユーザデータとの多重データの
記憶に使用される手段(メモリ151)と、多重回路1
31から出力される多重データを保持する手段(多重バ
ッファ132)と、この手段に保持されている多重デー
タを多重データ記憶手段(メモリ151)に書き込む手
段(フラグ設定回路133、プロセッサ152)と、多
重データ記憶手段(メモリ151)に書き込まれた多重
データを読み出す手段(プロセッサ152)と、読み出
された多重データを保持する手段(バッファ141
(1),141(2),142(1),142(2))
とにより、多重回路131から出力される多重データを
多重回路143(1),143(2)に転送するように
したので、この転送処理を非同期通信方式により行うこ
とができる。
【0064】これにより、次のような効果を得ることが
できる。
【0065】まず、このような構成によれば、多重回
路131から出力される多重データに対して、プロセッ
サ152が暗号化等の処理を施すことができる。
【0066】すなわち、H.221においては、暗号化
等の処理を施す場合は、これを制御信号を多重する前に
施すことが規定されている。したがって、この実施例の
ように、多重回路131から多重回路143(1),1
41(2)へのデータ転送をプロセッサ152で行うよ
うな構成によれば、H.221に準拠して暗号化等の処
理を行うことができる。
【0067】また、このような構成によれば、多重回
路131と多重回路143(1),143(2)の動作
を同期させる必要がないので、これらの設計が容易にな
る。 [そのほかの実施例]以上、この発明の一実施例を詳細
に説明したが、この発明は、上述したような実施例に限
定されるものではない。
【0068】(1)例えば、先の実施例では、この発明
をITU−TH.221に準拠した画像・音声多重化装
置に適用する場合を説明した。しかし、この発明は、少
なくとも、画像データと、音声データと、制御信号を多
重する画像・音声多重化装置一般に適用することができ
る。
【0069】(2)また、先の実施例では、音声データ
の遅延処理をソフトウェアにより実行する場合を説明し
た。しかし、この発明は、この遅延処理をハードウェア
により実行するようにしてもよい。すなわち、この発明
は、プロセッサを有しない画像・音声多重化装置にも適
用することができる。
【0070】(3)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で、種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
音声データの記憶に使用される手段と、音声データを保
持する手段と、この手段に保持された音声データを上記
音声データ記憶手段に書き込む手段と、この音声データ
記憶手段に書き込まれた音声データを所定時間経過後に
読み出す手段と、この手段により読み出された音声デー
タを保持する手段とにより、音声データの遅延を実現す
るようにしたので、音声データの遅延処理をメモリに対
する音声データの書込み動作とメモリからの音声データ
の読出し動作によって行うことができる。
【0072】これにより、音声データの遅延処理をソフ
トウェアにより実現することが可能なので、画像・音声
多重化装置がプロセッサを有する場合は、このプロセッ
サを使って、音声データを遅延することができる。その
結果、画像・音声多重化装置がプロセッサを有する場合
は、画像・音声多重化装置内に音声データ遅延機能を設
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11…音声インタフェース回路 12…遅延音声バッファ 13…第1の多重回路 14(1),14(2)…第2の多重回路 15…プロセッサ回路 111…音声バッファ 112,133,144(1),144(2)…フラグ
設定回路 131,143(1),143(2)…多重回路 132…多重バッファ 141(1),141(2)…送信バッファ 142(1),142(2)…制御信号バッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、画像データと、音声データ
    と、制御信号を多重する画像・音声多重化装置におい
    て、 前記音声データの記憶に使用される音声データ記憶手段
    と、 前記音声データを受けると、この音声データを保持する
    第1の音声データ保持手段と、 この音声データ保持手段に保持されている音声データを
    前記音声データ記憶手段に書き込む音声データ書込み手
    段と、 この音声データ書込み手段により前記音声データ記憶手
    段に書き込まれた音声データを所定時間経過後に読み出
    す音声データ読出し手段と、 この音声データ読出し手段により読み出された音声デー
    タを保持する第2の音声データ保持手段と、 画像データと、前記第2の音声データ保持手段に保持さ
    れている音声データと、前記制御信号とを多重する多重
    手段とを備えたことを特徴とする画像・音声多重化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記多重手段は、 前記画像データと前記音声データとの多重データの記憶
    に使用される多重データ記憶手段と、 前記画像データと、前記第2の音声データ保持手段に保
    持されている音声データとを多重する第1の多重手段
    と、 この第1の多重手段から出力される多重データを保持す
    る第1の多重データ保持手段と、 この第1の多重データ保持手段に保持されている多重デ
    ータを前記多重データ記憶手段に書き込む多重データ書
    込み手段と、 前記多重データ記憶手段に書き込まれた多重データを読
    み出す多重データ読出し手段と、 この多重データ読出し手段により読み出された多重デー
    タを保持する第2の多重データ保持手段と、 この第2の多重データ保持手段により保持されている多
    重データと制御信号とをデータ送信タイミングに同期し
    て多重する第2の多重手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の画像・音声多重化装置。
  3. 【請求項3】 ITU−TH.221に準拠して、画像
    データと、音声データと、ユーザデータと、制御信号と
    を多重する画像・音声多重化装置において、 前記音声データの記憶に使用される音声データ記憶手段
    と、 音声データを受けると、この音声データを保持する第1
    の音声データ保持手段と、 この音声データ保持手段に保持されている音声データを
    前記音声データ記憶手段に書き込む音声データ書込み手
    段と、 前記音声データ記憶手段に書き込まれた音声データを所
    定時間経過後に読み出す音声データ読出し手段と、 この音声データ読出し手段により読み出された音声デー
    タを保持する第2の音声データ保持手段と、 画像データと、前記第2の音声データ保持手段に保持さ
    れている音声データと、前記ユーザデータと、前記制御
    信号とを多重する多重手段とを備えたことを特徴とする
    画像・音声多重化装置。
  4. 【請求項4】 前記多重手段は、 前記画像データと、前記音声データと、前記ユーザデー
    タとの多重データの記憶に使用される多重データ記憶手
    段と、 前記画像データと、前記第2の音声データ保持手段に保
    持されている音声データと、前記ユーザデータとを多重
    する第1の多重手段と、 この第1の多重手段から出力される多重データを保持す
    る第1の多重データ保持手段と、 この第1の多重データ保持手段に保持されている多重デ
    ータを前記多重データ記憶手段に書き込む多重データ書
    込み手段と、 前記多重データ記憶手段に書き込まれた多重データを読
    み出す多重データ読出し手段と、 この多重データ読出し手段により読み出された多重デー
    タを保持する第2の多重データ保持手段と、 この第2の多重データ保持手段により保持されている多
    重データと制御信号とをデータ送信タイミングに同期し
    て多重する第2の多重手段とを備えたことを特徴とする
    請求項3記載の画像・音声多重化装置。
JP17993695A 1995-07-17 1995-07-17 画像・音声多重化装置 Pending JPH0937220A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831675B2 (en) * 2001-12-31 2004-12-14 V Con Telecommunications Ltd. System and method for videoconference initiation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6831675B2 (en) * 2001-12-31 2004-12-14 V Con Telecommunications Ltd. System and method for videoconference initiation

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