JPH0937088A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH0937088A
JPH0937088A JP7184225A JP18422595A JPH0937088A JP H0937088 A JPH0937088 A JP H0937088A JP 7184225 A JP7184225 A JP 7184225A JP 18422595 A JP18422595 A JP 18422595A JP H0937088 A JPH0937088 A JP H0937088A
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Japan
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image
monitor
processing
color
inverse
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JP7184225A
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English (en)
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Nobuo Yamamoto
信夫 山本
Mitsuru Kurita
充 栗田
Yasumichi Suzuki
康道 鈴木
Toshiyuki Kitamura
敏之 北村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/683,704 priority patent/US6198553B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最終画像を忠実に再現するプレビュー画像デ
ータを生成することを目的とする。 【解決手段】 前記入力濃度データに対して前記マスキ
ング処理の逆処理に相当する逆マスキング処理を行う逆
マスキング処理手段と、前記、対数変換処理の逆処理に
相当する逆対数変換処理を行う逆対数変換処理手段と、
前記モニタの色特性に基づく色補正を行うモニタ色補正
手段と、前記モニタの階調特性に基づく色補正を行うモ
ニタガンマ補正手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色処理を行う画像処
理装置及び方法。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカラー複写機の高画質化
や高機能化し、出力画像の色味や編集処理に関してかな
りユーザーの期待に答えられるようになってきた。こう
した状況において、所望の出力画像を得る為に、何度も
紙に画像を出力するかわりにCRT等に画像を表示して
確認するという、いわゆるプレビュー機能を有した複写
機が製品化されはじめている。
【0003】その中には、白黒の液晶ディスプレイを用
いて読み取った原稿イメージを表示、確認する装置もあ
るが、本体がカラー複写機である場合は、やはり、出力
画像の色味確認が出来ないので、表示装置もフルカラー
表示のプレビューシステムであることが望ましい。
【0004】図17はこうしたシステムの一例で、10
1〜109のブロックが、フルカラー複写機を構成し、
110〜111、219がプレビュー用のブロック図で
ある。
【0005】この図において、101は、反射原稿を読
み取るRGB出力のセンサ、102はS/H及びA/D
変換、103はシェーディング補正を行う回路、104
は入力マスキング回路、105はLOG変換回路、10
6はプリンタの特性に色を合わせるマスキング、UC
R、107はトリミング、マスキング、ペイント、変倍
等種々の画像編集を行う回路、108はエッジ強調回
路、109はプリンタ部で、不図示の反射原稿を3〜4
スキャンしてフルカラー画像出力を得るものである。
【0006】次に、110は104の入力マスキング後
の画像信号(RGB)を記憶する為の画像メモリー部、
111は画像メモリー(110)を制御メモリー制御回
路(アドレスカウンタ及び不図示のCPUと画像メモリ
ーとのやりとり)で、219は画像メモリー情報を表示
する為のCRTである。この場合、読み取った画像を単
にフルカラーでCRTに表示するだけで、所望の編集処
理を不図示の操作部から設定してもCRT上には反映さ
れない。そこで、110に記憶されたメモリー情報を任
意に不図示のCPUでアクセス出来る様に構成し、10
7と等価な編集処理をソフトで行って最終画像を得る様
にしている。
【0007】一方、デジタルカラー複写機において高速
化への要求は根強い。これに答えるべく、図3に示す様
に4つの感光体ドラムから構成され、各ドラムにおい
て、Y、M、C、K各1色ずつ現像器が備えられたカラ
ーLBPが提案されている。こうした装置ではドラム間
の空間的なずれを補償する画像メモリーが必須であり、
より高度な画像処理を実現する為には、フルページ画像
メモリーを有することが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
読み取った画像を単にフルカラーでCRTに表示するだ
けであるため、CRT上で予め編集処理結果、とくに、
最終画像の色味を確認することができないという問題点
があった。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置で出力される最終画像の色味を忠
実に再現するプレビュー画像データを生成することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために対数変換処理及びマスキング処理を有する
画像形成装置から該対数変換処理及び該マスキング処理
が施された濃度データを入力し、モニタ上にプレビュー
画像を表示すべくプレビュー画像データを生成する画像
処理装置であって、前記入力濃度データに対して前記マ
スキング処理の逆処理に相当する逆マスキング処理を行
う逆マスキング処理手段と、前記、対数変換処理の逆処
理に相当する逆対数変換処理を行う逆対数変換処理手段
と、前記モニタの色特性に基づく色補正を行うモニタ色
補正手段と、前記モニタの階調特性に基づく色補正を行
うモニタガンマ補正手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施例を具体的に説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明にかかる一実施
例の画像処理装置を構成するディジタル複写機の概観図
で、大きく二つの構成に分けられる。101はリーダ部
で、カラー原稿画像を読取り、さらにディジタル編集処
理などを行う。103はプリンタ部で、異なる像担持体
を備え、リーダ部101から送られてくる各色のディジ
タル画像信号に応じてカラー画像を再現する。なお、リ
ーダ部101にセットされた原稿フィーダ102は、リ
ーダ部101の原稿読取エリアへ自動的に原稿を搬送す
る公知のオプション機器である。
【0013】また、図1には示さないが、所定のインタ
フェイスを介して、CRT、LCDまたはFLCDなど
のプレビュー用のモニタが接続されている。
【0014】〈プリンタ部の構成〉図1において、30
1はポリゴンスキャナで、不図示のレーザ制御部から出
力されたレーザビームを走査して、後述する画像形成部
302〜305の感光ドラムの所定位置を感光させる。
図2に示すように、ポリゴンスキャナ301は、レーザ
制御部によりMCYK独立に駆動されるレーザ素子50
1〜504で発光されたレーザビームを、各色に対応す
る画像形成部の感光ドラム上に走査する。505〜50
8はそれぞれビーム検知センサ(以下「BDセンサ」と
いう)で、走査されたレーザビームを検知して主走査同
期信号を生成するための信号BDを出力する。このよう
に、二枚のポリゴンミラーを同一軸上に配置して、一つ
のモータで回転させる場合、例えば、M、CとY、Kの
レーザビームはその主走査方向が互いに逆になる。その
ため、通常は、一方のM、C画像に対して、他方のY、
K画像の画像データは、主走査方向に対して鏡像になる
ようにする。
【0015】302はM画像形成部、303はC画像形
成部、304はY画像形成部、305はK画像形成部
で、それぞれ対応する色の画像を形成する。画像形成部
302〜305の構成は略同一なので、以下にM画像形
成部302の詳細を説明して、他の画像形成部の説明は
省略する。
【0016】M画像形成部302において、318は感
光ドラムで、ポリゴンスキャナ301からのレーザビー
ムによって、その表面に潜像が形成される。315は一
次帯電器で、感光ドラム318の表面を所定の電位に帯
電させ、潜像形成の準備を施す。313は現像器で感光
ドラム318上の潜像を現像して、トナー画像を形成す
る。なお、現像器313には、現像バイアスを印加して
現像を行うためのスリーブ314が含まれている。31
9は転写帯電器で、停電ベルト306の背面から放電を
行い、感光ドラム318上のトナー画像を、転写ベルト
306上の記録紙などへ転写する。転写後の感光ドラム
318は、クリーナ317でその表面を清掃され、補助
帯電器316で除電され、さらに、前露光ランプ330
で残留電荷が消去されることにより、再び、一次帯電器
315によって良好な帯電が得られるようになる。
【0017】次に、記録紙などへの上へ画像を形成する
手順を説明する。308は、給紙部で、カセット30
9、310に格納された記録紙などを、転写ベルト30
6へ供給する。給紙部308から供給された記録紙は、
吸着帯電器311によって帯電させられる。312は転
写ベルトローラで、転写ベルト306を駆動し、かつ、
吸着帯電器311と対になって記録紙などを帯電させ、
転写ベルト306に記録紙などを吸着させる。329は
紙先端センサで、転写ベルト306上の記録紙などの先
端を検知する。なお、紙先端センサ329の検出信号
は、プリンタ部103からリーダ部101へ送られて、
リーダ部101からプリンタ部103にビデオ信号を送
る際の副走査同期信号として用いられる。
【0018】この後、記録紙などは、転写ベルト306
によって搬送され、画像形成部302〜305において
MCYKの順にその表面にトナー画像が形成される。K
画像形成部305を通過した記録紙などは、転写ベルト
306からの分離を容易にするため、除電帯電器324
で除電された後、転写ベルト306から分離される。3
25は剥離帯電器で、記録紙などが転写ベルト306か
ら分離する際の剥離放電による画像乱れを防止するもの
である。分離された記録紙などは、トナーの吸着力を補
って画像乱れを防止するために、定着前帯電器326、
327で帯電された後、定着器307でトナー画像が熱
定着された後、排出される。340は排紙センサで、記
録紙などが排出されたことを検知するものである。
【0019】〈構成〉図3は、画像処理装置の構成例を
示すブロック図である。
【0020】該画像処理装置は大別するとスキャナ部1
00。画像処理部200、画像形成部に相当するカラー
LBP216及びプレビュー処理部400で構成され
る。
【0021】410は制御部で、CPU、プログラムR
OM、ワークRAM、などで構成され、プログラムRO
Mに格納されたプログラムに従って、以下の各構成を制
御し、複写動作やプレビュー動作を実行する。413は
操作部で、制御部251により装置の動作状態や動作条
件が表示されるLCDなどの表示部と、オペレータの指
示を入力するためのキーボードやタッチパネルなどから
構成される。
【0022】(i)スキャナ部 原稿台ガラス上のカラー原稿はハロゲンランプからの光
を反射し、その反射光は3ラインセンサ100に導かれ
て電気信号に変換する。そして、3ラインセンサ100
に導かれて電気信号に変換される。そして3ラインセン
サ100を構成するCCD201から出力された電気信
号(アナログ画像信号)は、A/D変換器およびサンプ
ルホールド(A/D&S/H)部202でサンプルホー
ルドされA/D変換されて、例えばRGB8ビットのデ
ィジタル信号に変換される。そして、RGB信号は、シ
ェーディング補正部203でシェーディング補正および
黒補正が施された後、入力マスキング部204でNTS
C信号に変換される。
【0023】(ii)画像処理部 スキャナ部100から出力されたNTSC形式のRGB
各色8bitの画像データに対して、操作部413で設
定された色変換を色変換205で行う。
【0024】LOG変換部207は、RGB輝度画像デ
ータをCMY濃度画像データに変換する。
【0025】画像メモリー部208は、CMY濃度デー
タをL*** データに変換し、ベクトル量子化し、
圧縮した状態で記憶する。
【0026】カラーLBP216における記録材CMY
K各色に対応した画像形成部の画像形成に同期して、上
記CMYK各色に対応した4チャンネル独立に画像デー
タを読み出す。
【0027】即ち、画像形成部で生じるレジずれを補償
すべく読み出しを4チャンネル備え、各チャンネルごと
に圧縮データを復号化し、CMYデータ(24bit)
に変換する機能を備えている。
【0028】以後のマスキング・UCR212、編集回
路、γ補正及びエッジ強調215は、全て、各チャンネ
ルごとに独立に処理する。
【0029】マスキング・UCR212は、各チャンネ
ルごとに入力されるCMYデータからKデータを生成
し、UCR処理をする。そして、CMYKデータから記
録材の不要吸収分に基づく補正であるマスキング処理を
行い、各チャンネルに対応する記録材のデータ(8bi
t)を生成する。
【0030】編集回路213は、後述するフリーカラー
処理やペイント処理等各種編集処理を行う。
【0031】γ補正214ではカラーLBP216の出
力特性に応じたγ補正を行い、エッジ強調215では、
エッジ強調処理を行う。
【0032】以上の様に画像処理部200で処理された
YMCKデータは、画像形成時は、カラーLBP216
に出力され、プレビュー表示時は、プレビュー処理部4
00に出力される。
【0033】また、220は領域生成部で、カラーLB
P216内部で生成される信号BD、DTOP、ITO
Pに基づいて、主走査同期信号HSNCをはじめ、次の
各信号を生成する。信号221は画像メモリ208を制
御する信号で、書込イネーブル信号2ビット(主走査と
副走査各1ビット)と、読出イネーブル信号5ビット
(主走査1ビット、副走査4ビット)の計7ビットから
なる。信号222は色変換部205のイネーブル信号
(エリア信号)、信号223は合成部206のイネーブ
ル信号、信号224は編集回路213のイネーブル信号
(4ビット)、信号225は画像メモリ部217のイネ
ーブル信号(主走査と副走査各1ビット)である。ま
た、信号226はマスキング・UCR部212の切換信
号で、正規のマスキング・UCR処理を実行させるか、
ND信号を出力させるかを選択するための信号であり、
制御部251は、編集処理でフリーカラーが指定された
領域において、信号226を切換え、ND信号が出力さ
れるようにする。
【0034】上記読出イネーブル信号における副走査4
ビットの各々を各色ドラムに同期させることによりカラ
ーLBP216で画像形成を行うことができる。
【0035】一方、プレビュー表示する場合は、副走査
4ビットを同じに立ち上げ、同じに立ち下げることによ
り、プレビュー処理部400でプレビュー画像データを
生成するための処理を行うことができる。
【0036】なお、図には示さないが、本実施例は、所
定のインタフェイスを介して色変換部205または画像
メモリ部208へ、外部のコンピュータなどから画像デ
ータを入力することもでき、原稿を読取って得た画像デ
ータと同様に扱うことができる。
【0037】まず、編集回路213で行われる編集処理
について説明する。全体の流れを図4に示す。
【0038】操作部413で編集処理が選択された時
(S402)、色変換処理(S406)、ペイント処理
(S407)、フリーカラー処理(S408)、の少な
くとも一つが選択され、更にプレビュー機能等で最終パ
ラメータがそれぞれ決定される。そのパラメータはS4
03で設定され、最終出力がプリントアウトされる(S
404及びS405)。
【0039】次にそれぞれの画像処理の手順について説
明する。
【0040】1.色変換処理 図5のフローチャートを用いて説明する。色変換では、
まず、全面色変換かエリア色変換かのいずれかが選択さ
れる(S501)エリア色変換の時は続いてエリアが例
えば不図示のデジタイザーを用いて設定される(S50
7)。次に変換前の色指定(S502)及び、変換後の
色指定(S503)がなされ、この時点で色変換するの
に必要なデータが取りあえず、決められる。S504で
プレビューが選択(例えば、不図示のプレビューボタン
を押す)されると、不図示の原稿台上に置かれた反射原
稿が、読み取られ、上記RGB系編集処理のCRT表示
の項で示された順で処理が実行され、S505でCRT
に表示される。結果がOKの場合は他の編集処理の設定
もしくはプリントアウトがなされ、NGの場合はOKま
で再設定がなされる。
【0041】2.ペイント処理 図6のフローチャートを用いて説明する。ペイントで
は、まず、エリアが例えば不図示のデジタイザを用いて
設定される(S601)。続いて、ペイントの色指定が
S602でなされる。次にS603でプレビューが選択
されると不図示の原稿台上に置かれた反射原稿が、読み
取られ、上記CMY系編集処理のCRT表示の項で示さ
れた順で処理が実行され、S604でCRTに表示され
る。結果がOKの場合は他の編集処理の設定もしくは最
終パラメータの設定もしくはプリントアウトがなされ、
NGの場合はOKまで再設定がなされる。
【0042】3.フリーカラー処理 図7のフローチャートを用いて説明する。フリーカラー
では、まず、全面モードかエリアモードかが指定される
(S701)。エリアモードの場合、続いてエリアが例
えば不図示のデジタイザを用いて設定される(S70
6)。S702ではフリーカラーの色指定がなされる。
次にS704でプレビューが選択されると不図示の原稿
台上に置かれた反射原稿が、読み取られ、上記CMY系
編集処理のCRT表示の項で示された順で処理が実行さ
れ、S705でCRTに表示される。結果がOKの場合
は他の編集処理の設定もしくはプリントアウトがなさ
れ、NGの場合はOKまで再設定がなされる。
【0043】(色変換の説明)図11は色変換回路を説
明する図である。色変換処理は検出部と変換部に分かれ
る。
【0044】検出部は3つのウィンドウコンパレータ
(1110、1111、1112)、2つのANDゲー
ト(1113、1115)及び前述のコンパレータとゲ
ートを制御するレジスタ(1104〜1109)より構
成される。動作としては ・reg1≦入力ビデオR(1101)≦reg2 ・reg3≦入力ビデオG(1102)≦reg4 ・reg5≦入力ビデオB(1103)≦reg6 の時それぞれのウィンドウコンパレータ及び2つのAN
Dゲートの出力が“1”になり、ある特性色のみが検出
される(ただしエリア信号212は“1”)。一方、変
換部は3つのセレクタ(1119、1120、112
1)及びレジスタ(1116〜1118)より構成さ
れ、ANDゲート(1115)の出力が“1”の時、C
PUによってセットされるレジスタ(1116〜111
8)すなわち変換色が出力(1122〜1124)さ
れ、“0”の時には入力ビデオ(1101〜1103)
が出力される。
【0045】(ペイント、フリーカラーの説明)図12
はフリーカラーペイント処理のブロック図である。
【0046】フリーカラーペイント回路は1色のビデオ
に対して、乗算器(1205)と2つのセレクタ(12
08、1209)、不図示のCPUによってセットされ
るレジスタ(1206、1207、1209)より構成
される。
【0047】動作としては、フリーカラ処理時は、マス
キング、UCR回路で生成されたND信号(M/3+C
/3+Y/3)とレジスタ3(1206、ユーザーによ
って設定された色によって決まる)が乗算器1205で
乗算され、更にその出力が2つのセレクタで選択され、
出力(1212)される。尚、原稿の一部にのみフリー
カラー処理を行いたい時には処理したい所のみエリア信
号(224−1)を“1”にすれば良い。この時、この
エリア信号の所のみND信号が出力される様にマスキン
グUCR回路は制御される。
【0048】ペイント処理時は、セレクタ1208で不
図示のCPUでセットされるレジスタ1(1207)が
選択されるようにレジスタ2(1209)を選択
(“1”をセット)し、更にセレクタ1210ではエリ
ア信号224が“1”の所のみペイント処理の出力が選
択される様に制御される。
【0049】又、1213はC(シアン)のフリーカラ
ーペイント回路、1216はY(イエロー)のフリーカ
ラーペイント回路、1219はK(ブラック)のフリー
カラーペイント回路で、それぞれ入力はCin(120
2)、Yin(1203)、Kin(1204)、出力
はCout(1215)、Yout(1218)、Ko
ut(1221)、更にエリア信号2(224−2)、
エリア信号3(224−3)、エリア信号4(224−
4)で制御される。
【0050】尚、CRTに表示される時は224−1〜
4が同時イネーブルになる様、制御される。
【0051】(画像メモリ部の構成)図13は画像メモ
リ部208の構成例を示すブロック図で、それぞれ制御
部を含む同一構成のM用メモリ部1305、C用メモリ
部1306、Y用メモリ部1307、K用メモリ部13
08から構成される。
【0052】各メモリ部には共通の画像データが入力さ
れる。
【0053】また、各メモリ部には、主走査同期信号H
SNCと画像クロックVCKが入力されるとともに、共
通の制御信号として主走査書込イネーブル信号WLE、
主走査読出イネーブル信号RLE、副走査書込イネーブ
ル信号WPEが入力される。さらに、M用メモリ部13
05にはマゼンタ副走査読出イネーブル信号MPEが、
C用メモリ部1306にはシアン副走査読出イネーブル
信号CPEが、Y用メモリ部1307にはイエロー副走
査読出イネーブル信号YPEが、K用メモリ部1308
にはブラック副走査読出イネーブル信号KPEが、それ
ぞれ入力される。
【0054】図14は各色成分用のメモリ部1305〜
1308の内部構成例を示すブロック図で、二つのメモ
リ1311と1312を含み、詳しくは後述するが、読
出し書込みとも一画素ずつトグル動作するように制御さ
れている。
【0055】一方、制御部は以下のブロックから構成さ
れる。なお、各分周器は画像クロックVCKを二分周す
るものである。
【0056】・分周器1313、インバータ1314、
ANDゲート1315、1316、ORゲート131
7、1318で構成され、イネーブル信号OEの制御を
行うブロック ・分周器1319、インバータ1320、ORゲート1
321、1322で構成され、書込イネーブルWEおよ
び二つのメモリ1311、1312の入力ドライバ13
23と1325の制御を行うブロック ・主走査同期信号HSNCと分周器1327の出力をカ
ウントし、信号WPEとWLEをNANDするゲート1
328の出力により出力がイネーブルされるライトアド
レスカウンタ1329 ・主走査同期信号HSNCと分周器1327の出力をカ
ウントし、信号MPE(またはCPE、YPE、KP
E)とRLEをNANDするゲート1330の出力によ
り出力がイネーブルされるリードアドレスカウンタ13
31 ・カウンタ1329と1331のどちらかをメモリ13
11、1312のアドレスとして選択するセレクタ13
32、1333と、その選択を制御するための分周器1
334、インバータ1335、ANDゲート1336、
1337、ORゲート1338、1339とから構成さ
れるブロック ・分周器1340、インバータ1341、ANDゲート
1342、1343、ORゲート1344、1345で
構成され、二つのメモリ1311、1312の出力ドラ
イバ1324、1326の制御を行うブロック 以下、第一の画像メモリ書き込み時、第一の画像メモリ
読み出し時の2つに分けて説明を加える。
【0057】(第一の画像メモリ書き込み時)リーダー
から第一のカラー原稿を読み取り、メモリに書き込みを
行う。この時、I/Oポート1403b〜1403g
は、1403b=“L”、1403c=“L”、140
3d=“L”、1403e=“L”、1403f=X、
1403g“H”と設定され、その結果、図15に示す
如くメモリのアドレスとしてはライトアドレスカウンタ
1414の出力がセレクトされ、更に、メモリ1−1、
1431、メモリ1−2、1432への書き込みは1画
素ずつトグルで行われる。
【0058】(第一の画像メモリ読み出し時)最終合成
結果を出力する。この時I/Oポート1403b〜14
03gは、1403b=“L”、1403c=“H”、
1403d=X、1403e=“H”、1403f=
“L”、1403g=“L”と設定され、その結果、図
17に示す如くメモリのアドレスとしてはリードアドレ
スカウンタ1416の出力がセレクトされる。更に2つ
のメモリのアドレスとしてはリードアドレスカウンタ1
416の出力がセレクトされる。更に2つのメモリのO
Eを制御することにより、メモリから1画素ずつトグル
に読み出しを行っている。
【0059】ここで、プリンタに出力する時は各色のリ
ードイネーブルはドラム同期でイネーブルになるが、プ
レビューモード時はCMYKのリードイネーブルが同時
にイネーブルになる。
【0060】(iii)画像形成部 上述した図1に示される電子写真方式のプリンタ部10
3を用いて画像形成を行う。
【0061】(iv)プレビュー処理部 図8は画像処理部200から出力される最終Y111
1濃度データに基づきプレビュー画像をCRT219
に表示する為のプレビュー処理部400のブロック図で
ある。そして、図9は各回路の構成を示す図である。
【0062】前述した画像データY1、M1、C1、K
1の1001−1〜4(YMCKデータ各8ビット)
は、まず217−1の3×4逆マスキングの補正回路に
それぞれ入力され、次式の演算が行なわれる。これは、
図3のマスキングUCR226の逆演算を行う。
【0063】Y2=a11* Y1+a12* M1+a1
* C1+a14* K1 M2=a21* Y1+a22* M1+a23* C1+a
24* K1 C2=a31* Y1+a32* M1+a33* C1+a
34* K1 前記a11〜a34の係数はCPU240からCPUバ
ス243を経由してそれぞれ任意の係数を設定すること
が可能である。ここで4色の情報から3色の情報Y2、
M2、C2に変換され、次に217−2の逆対数変換の
補正回路に入力される。ここでは、図3のLOG207
の逆演算を行うためにLUTで構成されており、前述同
様CPUにより任意の補正データが設定できる。
【0064】ここで、逆マスキング回路217−1は、
内容的には3行4列のマトリックス演算であり、その行
列の値は以下のようにして求められる。まず、マスキン
グUCR226が
【0065】
【外1】 で表される4行4列のマトリックス演算である場合は、
この行列の逆行列を
【0066】
【外2】 と表すとして、逆マスキング回路のマトリックス演算は
【0067】
【外3】 で与えられる。
【0068】また、マスキングUCR226が正方行列
以外のマトリックス演算で表される場合は、これを正方
行列に近似した後、同様の手法で逆マスキング回路21
7−1のマトリックス演算を求めることができる。
【0069】この演算によりY1111の濃度データ
からR111の輝度データに変換されモニタに表示可
能な状態になる。
【0070】しかし、表示装置で画像表示する場合は、
画像処理部200から出力されるCMYK画像信号を、
RGB信号に逆変換し、プレビュー画像を表示装置に表
示するが、このとき、ハードコピー画像とプレビュー画
像の色が一致するように逆変換後のRGB信号をさらに
補正する必要がある。なぜならば、一般に、スキャナー
で取り込んだRGB信号をそのまま表示装置に表示して
も、表示装置の発色特性や非直線性のために元画像を正
しく再現することができないからである。そのために、
CMYK画像信号は、逆マスキング回路217−1およ
び逆対数変換回路217−2によってRGB信号に逆変
換された後、モニタ219の色再現範囲等に基づく色再
現性を改善する3×3モニタ色補正回路217−3、表
示装置の非直線性を補正するモニタガンマ補正回路21
7−4を経て、モニタ219(CRTモニター、液晶デ
ィスプレイ、プラズマディスプレイ、LEDディスプレ
イ等)に出力する。
【0071】次に、217−5の表示編集回路は、モニ
タに表示する際にいろいろな編集を行ったり、モニタを
制御する為の回路である。図10は表示編集回路の詳細
な説明図で、大きく分けて読みとられた画像を処理する
部分と、その画像に枠とか文字といった付加情報を発生
させる部分とからなっている。
【0072】217−4のモニタガンマ補正後のR3、
G3、B3データは、それぞれ217−11、217−
12、217−13のメモリに接続され、217−10
のディスプレーコントローラ内の217−17書込アド
レス制御回路の217−21のアドレスにより、メモリ
の任意の位置から書込が行えるように、CPUバス24
3からX及びY方向のスタートアドレスとエンドアドレ
スを設定することができる。本実施例では、メモリのサ
イズは640×480×9×(8bit)の3色分で構
成されている。
【0073】又、書き込む際に、もとの画像サイズに応
じて縮小して書き込むことが可能でその倍率をCPUよ
り設定できる構成となっている。又、更に、表示する画
像サイズが縦長なのか横長なのかに応じて、任意に回転
することができる様に書込アドレス制御部によって制御
される。この時、スタート/エンドアドレス以外つまり
画像が書き込まれない領域に関しては、まえの画像が残
っていたり或いは、表示色が固定となるため、この書込
領域以外の部分を任意の色で表示できる様に表示色をC
PUより設定が行える様になっている。
【0074】次に、メモリに書き込まれた後、モニタに
表示するためメモリのどの部分から読み出すかを指定す
るために、217−18の読み出しアドレス制御部にC
PUより任意の座標指定を行うことが可能である。これ
は、後述する操作部のタッチパネルキーによりリアルタ
イムに表示が行える。又、本実施例のモニタの画像サイ
ズは640×480ドットなので、メモリ全体を表示す
るためには画像を間引いて表示する必要があり、これも
CPUより間引き率を設定することが可能になってい
る。本実施例では後述するように、メモリ全体を表示す
る1倍モード、メモリの4/9を表示する2倍モードと
メモリの1/9を表示する3倍モードの選択がおこなえ
る。
【0075】次に、217−20のメモリは画像情報と
は別に画像情報にいろいろな図形や文字を付加するため
のメモリで、サイズは640×480×9×(4bi
t)の構成となっている。つまり、4面分の異なる図形
や文字をそれぞれ独立に展開することができる。
【0076】本実施例ではこれらの情報は240のCP
Uより直接メモリ上に展開していたが、これらの情報を
高速に展開できる例えば、AGDCのような専用コント
ローラを介してもよい。217−19の読みだしアドレ
ス制御は、前述した217−18の読みだしアドレス制
御と同様に読みだしの開始位置を設定したり、間引き率
を設定することができる。
【0077】次に、これらそれぞれのメモリから読み出
されたデータは217−14のセレクタに入力される。
このセレクタでは、217−20のメモリから読み出さ
れた信号に応じて、217−24の信号が“L”の時は
画像データ217−25〜27がそのまま出力され、
“H”の時は、それぞれ4面分に応じたR、G、B(8
bit)のデータが出力される。これらRGBのデータ
は240のCPUより設定が可能で、各4面分に描かれ
た図形や文字に任意の色を付けることが可能になってい
る。
【0078】このセレクタによって処理された信号は、
217−16のD/Aコンバータでモニタ用のアナログ
信号に変換されモニタ219に最終画像が表示される。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成装置で出力される最終画像の色味を予め確認する
ためのプレビュー画像データを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の概観の一例を示す図。
【図2】レーザ制御部の一例を示す図。
【図3】画像処理装置の構成の一例を示す図。
【図4】編集処理の全体の流れの一例を示す図。
【図5】色変換処理の流れの一例を示す図。
【図6】ペイント処理の流れの一例を示す図。
【図7】フリーカラー処理の流れの一例を示す図。
【図8】プレビュー処理部の構成の一例を示す図。
【図9】プレビュー処理部の回路構成の一例を示す図。
【図10】表示編集回路の構成の一例を示す図。
【図11】色変換回路の構成の一例を示す図。
【図12】フリーカラーペイント回路の構成の一例を示
す図。
【図13】メモリ部の構成の一例を示す図。
【図14】各色成分のメモリ部の構成の一例を示す図。
【図15】メモリのアドレス制御を示す図。
【図16】メモリ部からの読み出しタイミングを示す
図。
【図17】従来の画像処理装置の構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 106 G06F 15/68 310A 1/60 H04N 1/40 D 1/407 101E (72)発明者 北村 敏之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対数変換処理及びマスキング処理を有す
    る画像形成装置から該対数変換処理及び該マスキング処
    理が施された濃度データを入力し、モニタ上にプレビュ
    ー画像を表示すべくプレビュー画像データを生成する画
    像処理装置であって、 前記入力濃度データに対して前記マスキング処理の逆処
    理に相当する逆マスキング処理を行う逆マスキング処理
    手段と、 前記、対数変換処理の逆処理に相当する逆対数変換処理
    を行う逆対数変換処理手段と、 前記モニタの色特性に基づく色補正を行うモニタ色補正
    手段と、 前記モニタの階調特性に基づく色補正を行うモニタガン
    マ補正手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力濃度データはYMCKの各成分
    で構成され、 前記逆マスキング処理はYMCK成分で構成される前記
    入力濃度データをYMC成分で構成される濃度データに
    変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 対数変換処理及びマスキング処理を有す
    る画像形成装置から該対数変換処理及び該マスキング処
    理が施された濃度データを入力し、モニタ上にプレビュ
    ー画像を表示すべくプレビュー画像データを生成する画
    像処理方法であって、 前記入力濃度データに対して前記マスキング処理の逆処
    理に相当する逆マスキング処理を行い、 前記、対数変換処理の逆処理に相当する逆対数変換処理
    を行い、 前記モニタの色特性に基づく色補正を行い、 前記モニタの階調特性に基づく色補正を行うことを特徴
    とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記入力濃度データはYMCKの各成分
    で構成され、 前記逆マスキング処理はYMCK成分で構成される前記
    入力濃度データをYMC成分で構成される濃度データに
    変換することを特徴とする請求項3記載の画像処理方
    法。
JP7184225A 1995-07-19 1995-07-20 画像処理装置及び方法 Pending JPH0937088A (ja)

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US08/683,704 US6198553B1 (en) 1995-07-19 1996-07-17 Image processing apparatus and method

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