JPH0936966A - コールバックシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話料金の高い地域から安い地域へ電話する
場合、電話料金の高い地域の特定の電話機もしくは中継
機からかかってくる電話に対してコールバック接続する
ものであり、電話料金の安い地域に設置されるコールバ
ックシステムと、再度コールバックを利用して電話する
場合においても、コールバックの操作や待ち時間を要す
ことなしに再度電話できるコールバックシステムを提供
すること。 【解決手段】 電話料金の安い地域に本発明のコールバ
ックシステムを設置することにより、電話料金の安い地
域への通話において、事前に電話料金の安い地域の電話
にコールバックに必要な設定や、機能をもたせることな
しに容易にコールバックを利用して通話料金を節約する
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は発呼者の呼び出しに
応じて、あらかじめ登録してある電話機へ電話をかけ返
すコールバックシステムにおいて、電話料金の安い地域
に設定されるコールバックシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】コンピューター通信など本人確認やセキ
ュリーティー向上などの観点とともに、地域による電話
料金格差がある場合などでは、電話料金の安い地域から
電話をかけた方が電話料金を節約できることから、電話
料金の高い側から、電話料金の安い側を一旦呼びだした
後、その電話回線を一度切って電話料金の安い側から電
話がかかってくるのを待って電話を受けることが一般的
になされている。しかしながらこの方式では、電話料金
の高い地域側からの電話呼び出しに電話料金の安い地域
の電話がオフフックして回線を接続してしまうと課金が
なされてしまうことから、電話料金の高い地域側からの
電話呼び出しを所定の呼び出し回数で終了させ、これに
対応して電話料金の安い地域から電話料金の高い地域の
特定の電話に電話をかけ返すことが必要である。しか
し、電話料金の安い地域にある特定の電話機に、あらか
じめ上記したようなコールバックの機能をもたせ、さら
に事前に折り返しかける電話機をも登録しておかなけれ
ばならず、電話料金の安い地域のどのような電話機もこ
のコールバックを使用できるというわけにないかなかっ
た。また、コールバックを利用して再度同一地域に電話
しようとした場合においては、電話料金の高い地域の発
呼者は、一度電話回線を切断し、再度コールバックの手
順を繰り返さなくてはならず、繁雑な操作と時間を要す
るなどの問題点があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、電話料金の高い地
域から安い地域へ電話する場合、電話料金の高い地域の
特定の電話機もしくは中継機からかかってくる電話に対
してコールバック接続するものであり、電話料金の安い
地域に設置されるコールバックシステムと、再度コール
バックを利用して電話する場合においても、コールバッ
クの操作や待ち時間を要すことなしに再度電話できるコ
ールバックシステムを提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のコールバックシステムは、少なくとも一つ
の着信専用回線と、また少なくとも二つの発信専用回線
とを有し、さらに前記着信専用回線に発呼者からの呼び
出し信号を検出する着信回路を有し、そして該着信回路
にて発呼者からの呼び出し信号が検出されると、あらか
じめ設定した電話機の電話番号を、これを記憶してある
電話番号メモリ回路より読みだし、ＰＢトーン信号に変
換して一方の発信専用回線より自動発呼した後、前記一
方の発信専用回線と、他方の発信専用回線とを接続する
スピーチネットワーク回路を有することを特徴としてい
る。

【０００５】このようにすることで、電話料金の安い地
域に本発明のコールバックシステムを設置することによ
り、電話料金の安い地域への通話において、事前に電話
料金の安い地域の電話にコールバックに必要な事前の設
定や、機能をもたせることなしに容易にコールバックを
利用して通話料金を節約することが可能となる。

【０００６】本発明のコールバックシステムは、一つの
電話回線と、一つの発信専用回線とを有し、また前記電
話回線に発呼者からの呼び出し信号を検出する着信回路
を有し、さらに該着信回路にて発呼者からの呼び出し信
号が検出されると、呼び出し信号が終了した後に、あら
かじめ設定した電話機の電話番号を、これを記憶してあ
る電話番号メモリ回路より読みだし、ＰＢトーン信号に
変換して前記電話回線より自動発呼した後、前記電話回
線と、発信専用回線とを接続するスピーチネットワーク
回路を有することを特徴としている。

【０００７】本発明のコールバックシステムは、コール
バック接続先の電話機の特定のダイヤル操作により、前
記一方の発信専用回線もしくは電話回線とスピーチネッ
トワーク回路との回線を切らずに、前記コールバックに
使用されない発信専用回線のみを一旦開閉させ、再度電
話番号を入力できる状態にセットし直すことが好まし
い。

【０００８】このようにすることで、再度コールバック
を利用して電話をする際に、繁雑な操作や待ち時間を無
くすことが可能となる。

【０００９】

【実施例】以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。

【００１０】実施例１ まず、図１において１、１’、１”は電話回線であり、
１および１”は発信専用回線、１’は着信専用回線、
２、２’、２”は接続端子、３、３’はダイオードブリ
ッジ回路、４、４’はフックスイッチ、５は着信専用回
線１’に接続され発呼者からの呼び出し信号を検出する
着信回路、６および１０は制御回路１１の指示によりフ
ックスイッチ４および４’の開閉を操作する閉結回路、
７は音声や各種信号の入力や出力端子を切り替えたり連
結させたりするスピーチネットワーク回路であり、８は
コールバックする相手電話機の番号を記憶する電話番号
メモリ回路、９は該電話番号メモリ回路８に記憶されて
いる電話に自動発呼するために、すでに電話番号メモリ
回路８に記憶されている電話番号をＰＢトーン信号に変
換するＰＢトーン信号発生回路である。

【００１１】また、制御回路１１は、これら着信回路
５、閉結回路６および１０、スピーチネットワーク回路
７、電話番号メモリ回路８、ＰＢトーン信号発生回路９
の本発明のコールバックシステムを構成する各回路の動
作制御を行う回路である。尚本実施例においては、電話
番号メモリ回路８に事前にコールバックする先の電話機
の電話番号を登録してあり、コールバックシステムを通
話料金格差の大きなアメリカに設置し、日本との間にお
いて通話を可能としたものである。

【００１２】次に図１、図２および図３を用いて、本実
施例のコールバックシステムの動作について説明する。
ここで図２は日本のコールバック先とアメリカの本装置
の交信動作を説明したものであり、また図３は、本実施
例のコールバックシステムの処理フローを示したもので
ある。

【００１３】まず、日本側の発呼者（図示せず）は電話
回線１’に相当する電話番号をダイヤルする。これによ
って発呼者の電話機からの呼び出し信号が電話回線１’
−接続端子２’−ダイオードブリッジ回路３’を介して
着信回路５により検出される。発呼者はこの呼び出し信
号を所定の回数（本実施例では２回の呼び出し）で中止
する。この理由は、間違い電話と日本からの呼び出しと
を区別するためにも重要な用件である。これによって着
信回路５は呼び出し信号の検出結果を制御回路１１に送
出する。これにより、制御回路１１は閉結回路６を動作
させて、フックスイッチ４を閉結させた後、電話番号メ
モリ回路８より、事前に登録されている日本側のコール
バック先の電話番号をＰＢトーン信号発生回路９に読み
出させ、これをＰＢトーン信号に変換して、これをスピ
ーチネットワーク回路７−フックスイッチ４−ダイオー
ドブリッジ回路３−接続端子２−電話回線１を介して出
力し自動発信の動作を行なう。さらに制御回路１１は閉
結回路１０を動作させてフックスイッチ４’を閉結さ
せ、回線１”を介してアメリカの一般回線と接続させ、
電話番号の入力待機状態にする。すなわち、制御回路１
１は、スピーチネットワーク回路７を介してフックスイ
ッチ４側の配線１２とフックスイッチ４’側の配線１３
とを接続させる。日本側の発呼者は上記本コールバック
システムの回線１より自動発呼された呼び出しにより、
電話機をオフフックするとともに、所望の相手の電話番
号をダイヤル操作することにより、これに伴うＰＢトー
ン信号を電話回線１−接続端子２−ダイオードブリッジ
回路３−フックスイッチ４−配線１２−スピーチネット
ワーク回路７−配線１３−フックスイッチ４’−ダイオ
ードブリッジ回路３”−接続端子２”−電話回線１”を
介し発呼させることになり、任意の電話と接続すること
が可能となる。

【００１４】実施例２ 実施例１では着信回線１本と発信専用回線が２本必要な
のに対し、本実施例は着信回線と発信専用回線を１本の
回線とすることにより装置の簡素化を計ったものであ
る。

【００１５】まず、図４において１、１”は電話回線で
あり、１は受発信の可能な回線、１”は発信専用回線、
２、２”は接続端子、３、３”はダイオードブリッジ回
路、４および４’はフックスイッチ、５は呼び出し信号
の検出を行う着信回路、６および１０は前記フックスイ
ッチ４および４’の開閉操作を後述する制御回路１１の
制御に基づいて行う閉結回路、８はコールバックする相
手電話機の番号を記憶する電話番号メモリ回路、９は該
電話番号メモリ回路８に記憶されている電話に自動発呼
するために、すでに電話番号メモリ回路８に記憶されて
いる電話番号をＰＢトーン信号に変換するＰＢトーン信
号発生回路である。また、制御回路１１は、これら着信
回路５、閉結回路６および１０、スピーチネットワーク
回路７、電話番号メモリ回路８、ＰＢトーン信号発生回
路９の本発明のコールバックシステムを構成する各回路
の動作制御を行う回路である。尚本実施例において、電
話番号メモリ回路８に事前にコールバックする先の電話
機の電話番号を登録してあり、実施例１と同様にコール
バックシステムを通話料金格差の大きなアメリカに設置
し、日本との間において通話を可能にしたものである。

【００１６】次に図４を用いて、本実施例のコールバッ
クシステムの動作について説明する。ここで日本のコー
ルバック先とアメリカの本装置の交信動作に関しては実
施例１と同様であり図２により説明され、またコールバ
ックシステムの処理フローは図３と同様である。

【００１７】まず、日本側の発呼者（図示せず）は電話
回線１に相当する電話番号をダイヤルする。これによっ
て発呼者の電話機からの呼び出し信号が電話回線１接続
端子２−ダイオードブリッジ回路３を介して着信回路５
により検出される。発呼者はこの呼び出し信号を所定の
回数（本実施例では２回の呼び出し）で中止する。この
理由は、間違い電話と日本からの呼び出しとを区別する
ためにも重要な用件である。これによって着信回路５は
呼び出し信号の検出結果を制御回路１１に送出する。こ
れにより、制御回路１１は閉結回路６を動作させて、フ
ックスイッチ４を閉結させた後、電話番号メモリ回路８
より、事前に登録されている日本側のコールバック先の
電話番号をＰＢトーン信号発生回路９に読み出させ、こ
れをＰＢトーン信号に変換して、これをスピーチネット
ワーク回路７−フックスイッチ４−ダイオードブリッジ
回路３−接続端子２−電話回線１を介して出力し自動発
信の動作を行なう。さらに制御回路１１は閉結回路１０
を動作させてフックスイッチ４’を閉結させ、回線１”
を介してアメリカの一般回線と接続させ、電話番号の入
力待機状態にする。すなわち制御回路１１はスピーチネ
ットワーク回路７を介してフックスイッチ４側の配線１
２とフックスイッチ４’側の配線１３とを接続させる。
日本側の発呼者は上記本コールバックシステムの回線１
より自動発呼された呼び出しにより、電話機をオフフッ
クするとともに、所望の相手の電話番号をダイヤル操作
することにより、これに伴うＰＢトーン信号を電話回線
１−接続端子２−ダイオードブリッジ回路３−フックス
イッチ４−配線１２−スピーチネットワーク回路７−配
線１３−フックスイッチ４’−ダイオードブリッジ回路
３”−接続端子２”−電話回線１”を介し発呼させるこ
とになり、任意の電話と接続することが可能となる。

【００１８】実施例３ 実施例２では、日本側からの呼び出しが終了して、回線
１が空くまで日本側へのコールバックができず、結果と
して日本側の発呼者の待ち時間が長くなってしまうこと
が考えられる。ここで本実施例では、回線構成を実施例
２のものを用い、上記の点を解決するコールバックシス
テムを示す。

【００１９】即ち、本実施例では、着信回線として使用
された電話回線１を、次にアメリカ側の発信回線として
再使用し、さらに実施例２でアメリカの公衆回線に接続
するために利用された発信回線１”を日本側への発信回
線として使用することにより、２本の電話回線を効率的
に利用することにより、日本側の発呼者の待ち時間を短
くするシステムを示している。

【００２０】まず、日本側の発呼者（図示せず）は電話
回線１に相当する電話番号をダイヤルする。これによっ
て発呼者の電話機からの呼び出し信号が電話回線１−接
続端子２−ダイオードブリッジ回路３を介して着信回路
５により検出される。発呼者はこの呼び出し信号を所定
の回数（本実施例では２回の呼び出し）で中止する。こ
の理由は、間違い電話と日本からの呼び出しとを区別す
るためにも重要な用件である。これによって着信回路５
は呼び出し信号の検出結果を制御回路１１に送出する。
これにより、制御回路１１は閉結回路１０を動作させ
て、フックスイッチ４’を閉結させた後、電話番号メモ
リ回路８より、事前に登録されている日本側のコールバ
ック先の電話番号をＰＢトーン信号発生回路９に読み出
させ、これをＰＢトーン信号に変換して、スピーチネッ
トワーク回路７−フックスイッチ４’−ダイオードブリ
ッジ回路３”−接続端子２”−電話回線１”を介して出
力し日本側へ自動発信の動作を行なう。また、制御回路
１１は閉結回路６を動作させてフックスイッチ４を閉結
させ、回線１を介してアメリカの一般回線と接続させ、
電話番号の入力待機状態にする。すなわち制御回路１１
は、スピーチネットワーク回路７を介してフックスイッ
チ４側の配線１２とフックスイッチ４’側の配線１３と
を接続させる。日本側の発呼者は上記本コールバックシ
ステムの回線１”より自動発呼された呼び出しにより、
電話機をオフフックするとともに、所望の相手の電話番
号をダイヤル操作することにより、これに伴うＰＢトー
ン信号を電話回線１”−接続端子２”−ダイオードブリ
ッジ回路３”−フックスイッチ４’−配線１３−スピー
チネットワーク回路７−配線１２−フックスイッチ４−
ダイオードブリッジ回路３−接続端子２−電話回線１を
介し発呼させることになり、任意の電話と接続すること
が可能となる。

【００２１】本実施例において、日本側のシステムが呼
び出し回線とコールバックの着信回線を別途に有するも
のである場合においては、上記日本側からの呼び出しに
応じ、呼び出しがあると同時にコールバックの自動発呼
を行い、呼び出しが所定の回数で終了しなかった場合に
は上記の自動発呼した回線を切断する。すなわち、この
ようなシステムにすることにより、コールバックによる
接続に要する時間を著しく短縮できることになる。

【００２２】実施例４ 図５には、本発明の実施例４が示され、本実施例は実施
例１の構成をベースとし、ＰＢトーン信号を検出するＰ
Ｂトーン信号検出回路１４とＰＢトーン信号識別回路１
５とをスピーチネットワーク回路７に接続したものであ
り、日本側の発呼者から送られてくるＰＢトーン信号を
検出し、このＰＢトーン信号がどのコマンドに相当する
かをＰＢトーン信号識別回路１５で判断し、その識別結
果を制御回路１１へ送出するように設計されている。

【００２３】この基本的なコールバックの動作は実施例
１と同様であり、各種の条件も同一である。但し、ＰＢ
トーン検出回路１４にて検出されたＰＢトーン信号が”
＃”であるとＰＢトーン識別回路１５が認識した場合に
は、制御回路１１は閉結回路１０を操作して一度フック
スイッチを解放しオンフックの状態とした後、再度閉結
回路１０を操作してフックスイッチを閉結させて電話番
号入力状態にできるようになっている。実施例１による
と、日本側の発呼者が一度コールバックによる通話を行
い、通話が完了しても続いて他の電話にこのコールバッ
クシステムを利用して電話をしたい場合においては、一
度電話を切って、再度実施例１のコールバックの手順を
やり直すのでは非常に繁雑となる。

【００２４】しかし本実施例においては、発呼者は通話
が完了した段階にてダイヤル操作により”＃”を入力す
ることにより、この入力された”＃”を、ＰＢトーン検
出回路１４が検出して、ＰＢトーン識別回路１５が確認
することにより、制御回路１１が上記したフックスイッ
チの開閉を操作し、再度電話番号入力状態となる。その
ため、発呼者は続いて電話をかけたい相手の電話番号を
入力することにより、引き続き繁雑なコールバックの操
作を繰り返すことなしに通話をすることが可能になる。
また本実施例は一例であり、この手法を実施例２および
３に用いれば、同様の効果が得られることは言うまでも
なく、また本実施例においては”＃”の入力を用いた
が、本発明はこれに限定されるものではない。

【００２５】

【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。

【００２６】（ａ）請求項１、２に記載のコールバック
システムによれば、電話料金の安い地域に本発明のコー
ルバックシステムを設置することにより、電話料金の安
い地域への通話において、事前に電話料金の安い地域の
電話にコールバックに必要な事前の設定や、機能をもた
せることなしに容易にコールバックを利用して通話料金
を節約することが可能となる。

【００２７】（ｂ）請求項３に記載のコールバックシス
テムによれば、再度コールバックを利用して電話をする
際に、繁雑な操作や待ち時間を無くすことが可能とな
る。

【００２８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明における実施例１の回路構成を示したも
のでる。

【図２】実施例１、２、３におけるコールバックシステ
ム全体における交信動作を示したものである。

【図３】実施例１、２、３における処理フローを示した
ものである。

【図４】本発明における実施例２および３の回路構成を
示したものである。

【図５】本発明における実施例４の回路構成を示したも
のである。

【図６】実施例４における処理フローを示したものであ
る。

【符号の説明】

１、１’、１” 電話回線 ２、２’、２” 接続端子 ３、３’、３” ダイオードブリッジ回路 ４、４’ フックスイッチ ５ 着信回路 ６、１０ 閉結回路（A、B） ７ スピーチネットワーク回路 ８ 電話番号メモリー回路 ９ ＰＢトーン信号発生回路 １１ 制御回路 １２、１３ 配線 １４ ＰＢトーン信号検出回路 １５ ＰＢトーン信号識別回路 １６ 日本側の発呼者の電話機 １７ 本発明のコールバックシステム １８ 被呼者側の電話機

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも一つの着信専用回線と、また
   少なくとも二つの発信専用回線とを有し、さらに前記着
   信専用回線に発呼者からの呼び出し信号を検出する着信
   回路を有し、そして該着信回路にて発呼者からの呼び出
   し信号が検出されると、あらかじめ設定した電話機の電
   話番号を、これを記憶してある電話番号メモリ回路より
   読みだし、ＰＢトーン信号に変換して一方の発信専用回
   線より自動発呼した後、前記一方の発信専用回線と、他
   方の発信専用回線とを接続するスピーチネットワーク回
   路を有することを特徴とするコールバックシステム。
2. 【請求項２】 一つの電話回線と、一つの発信専用回線
   とを有し、また前記電話回線に発呼者からの呼び出し信
   号を検出する着信回路を有し、さらに該着信回路にて発
   呼者からの呼び出し信号が検出されると、呼び出し信号
   が終了した後に、あらかじめ設定した電話機の電話番号
   を、これを記憶してある電話番号メモリ回路より読みだ
   し、ＰＢトーン信号に変換して前記電話回線より自動発
   呼した後、前記電話回線と、発信専用回線とを接続する
   スピーチネットワーク回路を有することを特徴とするコ
   ールバックシステム。
3. 【請求項３】 コールバック接続先の電話機の特定のダ
   イヤル操作により、前記一方の発信専用回線もしくは電
   話回線とスピーチネットワーク回路との回線を切らず
   に、前記コールバックに使用されない発信専用回線のみ
   を一旦開閉させ、再度電話番号を入力できる状態にセッ
   トし直すことを特徴とする請求項１または２に記載のコ
   ールバックシステム。