JPH0936809A - 光空間通信装置 - Google Patents

光空間通信装置

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JPH0936809A
JPH0936809A JP7208445A JP20844595A JPH0936809A JP H0936809 A JPH0936809 A JP H0936809A JP 7208445 A JP7208445 A JP 7208445A JP 20844595 A JP20844595 A JP 20844595A JP H0936809 A JPH0936809 A JP H0936809A
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JP
Japan
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signal
modulator
demodulator
transmitter
receiver
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JP7208445A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sakanaka
徹雄 坂中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変復調器からの送受信機の遠隔制御を可能に
し、汎用のケーブルを使用して配線や設置を簡便に行う
ことができる。 【構成】 ビームスプリッタ36で分岐された一部の受
信光はレンズ37を通って4分割光センサ38に集光さ
れ、4個の各光電素子からの出力により入射光に対する
光学系のなす角度即ち送信光ビームの送出方向と受信光
ビームの到来方向を表す信号がCPU59に入力され
る。CPU59はこの角度差に基づいて角度を補正する
ためにドライバ33に駆動信号を送り、ドライバ33に
駆動されて可動ミラー32は4分割センサ38の中央に
光スポットが至るように角度が補正される。ここで、送
信光学系、受信光学系、方向制御光学系の光軸が十分な
精度で一致していれば、振動や外力で装置本体の方向が
変動しても自動追尾が行われるので、送信ビームが正確
に相手側装置の方向に送出し、受信ビームが光検出器4
5に正確に入射するように遠隔操作を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自由空間中に光信
号を伝搬させることにより離れた地点間で通信を行う光
空間通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光空間通信装置は光信号を光ビームの形
にして自由空間中を伝搬させて、数10m〜数kmの離
れた地点間で通信を行うものである。
【0003】図9は第1の従来例の光空間通信装置の構
成図を示し、2つの光空間通信装置が所定距離を隔てて
配置されており、自装置の送信機1と相手側装置の受信
機2とが光軸を一致させるようにして対向されている。
送信機1には、電気信号を光信号に変換する半導体レー
ザーや発光ダイオード等の発光源3が設けられ、発光源
3の前方には光信号を光ビームにして出射する光学系4
が配置されている。また、送信機1の上部には相手側装
置を観察するための視準用の望遠鏡5が取り付けられて
おり、発光源3には入力端子6から入力される情報信号
を通信に適した形態に変調する変調器7の出力が接続さ
れている。
【0004】受信機2には、光信号を電気信号に変換す
るアバランシェフォトダイオードやピンフォトダイオー
ド等の光検出器8が設けられており、光検出器8の前方
には入射する光信号を光検出器8上に集光する光学系9
が設けられている。また、受信機2の上部にも視準用の
望遠鏡10が取り付けられており、光検出器8の出力は
電気信号を元の情報信号に復調する復調器11に接続さ
れ、この情報信号は出力端子12から出力されるように
なっている。
【0005】送信機1から出射される光ビームはほぼ平
行光となり、その拡がり角は通常非常に狭いので、出射
方向を相手側の受信機2へ正確に合わせる必要がある。
また、受信機2も通常では受信可能な指向角が極めて狭
いので、入射方向を送信機1に正確に合わせる必要があ
る。従って、先ず視準用の望遠鏡5、10により相手側
装置を観察しながら、角度調節機構を操作して方向調節
を行う。
【0006】入力端子6から送信する情報信号が入力さ
れて、変調器7で通信に適する形態に変調され、この電
気信号は送信機1において発光源3に入力されて光信号
に変換され、光学系4から光ビームの形で出射される。
受信機2の光学系9に入射した光ビームは、光検出器8
に集光されて電気信号に変換され、復調器11において
元の情報信号に復調されて出力端子12から出力され
る。
【0007】図10は第2の従来例の光空間通信装置の
構成図を示し、送信機1と受信機2が一体化されて送受
信機13が形成され、2台の同様の送受信機13が対向
して配置されている。送受信機13において、送受信光
を送受信する光学系14の背後には、送信光と受信光を
分離する光分割部材15が配置され、光分割部材15の
透過方向と反射方向にはそれぞれ発光源16と光検出器
17が配置されている。また、送受信機13の上部には
視準用の望遠鏡18が取り付けられており、入力端子1
9からの送信信号を変調する変調器20の出力は発光源
16に接続され、光検出器17の出力は受信信号を復調
する復調器21に接続され、更に出力端子22に接続さ
れている。
【0008】光学系14は図9の送信用の光学系4と受
信用の光学系8とを兼用しており、送信光と受信光は光
学系14の内部の光分割部材15で分岐される。また、
変調器20と復調器21は別の筐体になっているが、こ
れらを変復調器として一体化してもよい。更に、この変
復調器には送信用と受信用の2本の同軸ケーブルが使用
されているが、送信用の信号と受信用の信号を周波数分
割し、1本の同軸ケーブルを使用して変復調器と送受信
機間の信号の伝送を行うようにしてもよい。また、送受
信機13は方向の調節後に振動や風圧、設置場所の傾き
等により角度がずれる可能性があるので、その角度ずれ
を検出して常に光軸が相手側装置の方を向くように補正
する自動追尾機構を有するものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例の光空間通信装置では、変復調器は屋内の制御室
等に配置されるのに対し、送受信機13は見通しの良い
ビルの屋上や塔の上等の主に屋外の高所に設置されるの
で、このような場合には一旦設置された後には送受信機
13を操作することが厄介な場合が多く、送受信機13
を変復調器側から遠隔制御ができるような機能が要求さ
れている。
【0010】しかし、送受信機18を遠隔制御するため
には、信号用のケーブルの外に、変復調器から送受信機
13へ送る操作用の指令信号や、送受信機13から変復
調器への動作状態を示すモニタ信号等の制御信号を伝送
する線路が必要となる。また、そのような操作を行うた
めに、送受信機13には視準望遠鏡18に代るものとし
てファインダ用のテレビカメラを設置する必要があり、
そのカメラの映像を変復調器まで伝送するための線路も
必要となる。更に、送受信機13に電源を供給するため
の電力線も必要となり、このように遠隔制御機能を持た
せるためには、多数のケーブルを送受信機13まで付設
しなければならず、特に送受信機13が屋外の高所にあ
る場合にはその労力は膨大なものとなり、簡便に通信路
を開設することが難しくなるという問題が生ずる。
【0011】これに対して送信用と受信用の主信号を伝
送する同軸ケーブルの他に、ファインダ映像用のケーブ
ル、制御用信号線、電力線等を1本に束ねて複合化した
ケーブルを使用した例も知られているが、このようなケ
ーブルは特別仕様となり、使用される長さも数100m
程度であり、量産が難しいために極めて高価なものとな
り、更にその特殊性から障害が発生したときに他のケー
ブルと代替ができないという問題もある。
【0012】このように、従来の光空間装置は送受信機
13へのケーブルの布設は容易であるが、遠隔制御がで
きないために操作の必要が生じたときには、送受信機1
3の設置場所まで行かなければならないような機種か、
遠隔制御はできるがケーブルの数が多くて設置の労力が
大きくなり、高価で汎用性のない特種なケーブルを使用
しなければならないような機種かの何れかとなる。
【0013】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
変復調器からの送受信機の遠隔制御を可能にし、汎用の
同軸ケーブルを使用して配線や設置を簡便に行うことが
できる光空間通信装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る光空間通信装置は、1個又は複数個の
情報信号を電気信号である主信号に変調する変調器と、
該変調器からの主信号を光信号に変換して光ビームとし
て送信する送信機と、該送信機からの光ビームを受信し
て電気信号である主信号に変換する受信機と、該受信機
からの主信号を1個又は複数個の情報信号に復調する復
調器とから構成し、前記変調器−前記送信機間と前記受
信機−前記復調器間とをそれぞれ各1本の同軸ケーブル
で接続し、前記変調器−前記送信機間又は前記受信機−
前記復調器間の制御信号と、前記送信機又は前記受信機
からのモニタ映像信号との内、少なくとも1個の信号を
前記主信号に多重して前記同軸ケーブルで伝送すること
を特徴とする。
【0015】第2発明に係る光空間通信装置は、1個又
は複数個の情報信号を電気信号である主信号に変調する
変調器と、該変調器からの主信号を光信号に変換して光
ビームとして送信する送信機と、該送信機からの光ビー
ムを受信して電気信号である主信号に変換する受信機
と、該受信機からの主信号を1個又は複数個の情報信号
に復調する復調器とから構成し、前記送信機と前記受信
機の機能を一体化して送受信機を形成し、前記変調器−
前記送受信器間と前記送受信機−前記復調器間とをそれ
ぞれ各1本の同軸ケーブルで接続し、前記変調器−前記
送受信機間又は前記送受信機−前記復調器の制御信号
と、前記送受信機からのモニタ映像信号との内、少なく
とも1個の信号を前記主信号に多重して前記同軸ケーブ
ルで伝送することを特徴とする。
【0016】第3発明に係る光空間通信装置は、1個又
は複数個の情報信号を電気信号である主信号に変調する
変調器と、該変調器からの主信号を光信号に変換して光
ビームとして送信する送信機と、該送信機からの光ビー
ムを受信して電気信号である主信号に変換する受信機
と、該受信機からの主信号を1個又は複数個の情報信号
に復調する復調器とから構成し、前記送信機と前記受信
機の機能を一体化して送受信機を形成すると共に前記変
調器と前記復調器の機能を一体化して変復調器を形成
し、前記変復調器−前記送受信機間を送信主信号を伝送
する1本の同軸ケーブルと受信主信号を伝送する1本の
同軸ケーブルにより接続し、前記変復調器−前記送受信
機間の制御信号と、前記送受信機からのモニタ映像信号
との内、少なくとも1個の信号を前記送信用主信号又は
受信用信号に多重して前記同軸ケーブルで伝送すること
を特徴とする。
【0017】第4発明に係る光空間通信装置は、1個又
は複数個の情報信号を電気信号である主信号に変調する
変調器と、該変調器からの主信号を光信号に変換して光
ビームとして送信する送信機と、該送信機からの光ビー
ムを受信して電気信号である主信号に変換する受信機
と、該受信機からの主信号を1個又は複数個の情報信号
に復調する復調器とから構成し、前記送信機と前記受信
機の機能を一体化して送受信機を形成し前記変調器と前
記復調器の機能を一体化して変復調器を形成し、前記変
復調器と前記送受信機を1本の同軸ケーブルで接続し、
前記制御信号と前記モニタ映像信号との内、少なくとも
1個の信号を前記送信用主信号又は前記受信用主信号と
に多重して前記同軸ケーブルにより伝送することを特徴
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図8に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の送
受信機の構成図を示し、相手側装置と対向する正面位置
に、受信光を集光するレンズ30と受信光をほぼ平行の
細径の光束とするレンズ31が配列され、その背後には
可動ミラー32が配置されており、可動ミラー32には
可動ミラー32を回動するドライバ33が連結されてい
る。可動ミラー32の反射方向には、送信光と受信光を
分離する偏光ビームスプリッタ34、可視光と近赤外光
を分離するダイクロイックミラー35、部分反射ミラー
であるビームスプリッタ36、レンズ37、光電素子を
4個に分割した4分割センサ38が順次に配列されてい
る。
【0019】偏光ビームスプリッタ34の入射方向に
は、モータ39により駆動するレンズ40、波長800
nmの近赤外レーザー光を発する発光素子から成る半導
体レーザー光源41が配列されており、ダイクロイック
ミラー35の反射方向には、CCD撮像素子42を有す
るファインダ用のテレビカメラ43が配置され、ビーム
スプリッタ36の反射方向には、レンズ44、アバラン
シェフォトダイオード等の受光素子を有する光検出器4
5が配列されている。
【0020】4分割センサ38の出力はそのパイロット
信号を増幅処理する信号処理回路46に接続され、光検
出器45の出力は自動ゲイン調整を行う増幅器47を介
してアップコンバータ48に接続されている。また、テ
レビカメラ43のCCD撮像素子42の出力はテレビカ
メラ43のフォーカス、アイリス、ズーム等を制御して
モニタ用映像信号を出力するテレビカメラ制御回路4
9、文字や図形等の合成回路50、映像信号の変調器5
1、合波器52に順次に接続されている。
【0021】図の点線で囲まれた入出力部のローカル発
振器53の出力は、アップコンバータ48、合波器52
を介してダイプレクサ54に接続され、ダイプレクサ5
4は合波・分波器55、電源分離回路56を経て入出力
端子57に接続されている。そして、合波・分波器55
の入出力はモデム58を介してCPU59に接続されて
いる。
【0022】また、ダイプレクサ54の出力は増幅器6
0、合波器61を介して半導体レーザー光源41に接続
されており、自動追尾時の角度検出用のパイロット信号
を発する発振器62の出力が合波器61に接続され、半
導体レーザー光源41には半導体レーザー光源用制御回
路63が接続されている。信号処理回路46、増幅器4
7、60、制御回路63の出力はCPU59に接続さ
れ、CPU59の出力はドライバ33、モータ39、制
御回路49、合成回路50、制御回路63に接続されて
いる。
【0023】図2は変復調器の構成図を示し、映像、音
声、データ等の通信情報信号を入力する複数の入力端子
64の出力は、それぞれ各チャンネルのFM、AM、P
SK等の変調を行う変調回路65を介して合波器66に
接続され、合波器66の出力は、ローパスフィルタとハ
イパスフィルタを組み合わせたダイプレクサ67、合波
・分波器68、電源重畳回路69、入出力端子70に順
次に接続されている。
【0024】そして、電源重畳回路69には電源71の
出力が接続され、分波・合波器68はモデム72を介し
てCPU73に接続され、CPU73の入出力ポートは
操作パネル74のスイッチ類や表示器に接続されてい
る。CPU73は操作パネル74により送受信機の操作
や設定、送受信機での主信号レベルや送受信強度等のレ
ベル表示、動作状態のモニタ表示等を行うようになって
おり、モデム72はCPU73からの制御用データを変
調して送受信機へ送り、送受信機からの制御信号を復調
してCPU73へ制御用データを渡すようになってい
る。
【0025】ダイプレクサ67の出力は分波器77に接
続され、分波器75の一方の出力はダウンコンバータ7
6、分波器75を経て、複数の復調器78を介してそれ
ぞれの出力端子79に接続されており、ダウンコンバー
タ76にはローカル発振器80の出力が接続されてい
る。また、分波器75の他の出力は復調器81を経てモ
ニタ出力端子82を介してテレビモニタ83に接続され
ている。
【0026】最初に、変復調器の操作パネル74を操作
して送受信機と変復調器の設置時の方向調節を行う。先
ず、テレビモニタ83の映像画面を見ながら、必要に応
じてテレビカメラ43のズーム、フォーカス、アイリス
等を操作して見易い画面とし、また使用距離を設定して
距離に応じた適当なビーム拡がり角にする。
【0027】次に、可動ミラー32の上下方向、左右方
向の角度を手動で操作して、図3に示すように、相手側
装置の位置がテレビモニタ83の映像上の十字線Mの中
心付近に至るように画面を動かす。送受信機のビームの
出射方向が相手側装置の方向に近付いて、相手側装置か
らの受信光が4分割センサ38に入射するようになる
と、自動追尾が作動して正確な位置に自動的に引込む。
【0028】この自動追尾は4分割センサ38に受信光
が入射して初めて行われるが、装置設置時の最初の方向
調節の段階では、手動操作により可動ミラー32を動か
し、受信光が4分割センサ38に入射するまでの大まか
な方向調節を行い、その後は操作パネル74にあるレベ
ル表示器で受信信号レベル等を必要に応じてモニタする
程度の作業でよい。また、これらの手動操作による方向
調節や自動/手動の切換等の操作は、変復調器からの制
御信号をモデム58を介してCPU59に与えることに
よって遠隔で行うことができる。
【0029】図2において、各入力端子64から入力さ
れた情報信号は各チャンネルの変調回路65で変調され
た後に、合波器66で合波されてダイプレクサ67に入
力する。ダイプレクサ67は、変復調器から送受信機に
送る低周波域の送信信号と、送受信機からきた高周波域
の受信信号とを周波数で分離し、その結果、合波器66
からの送信信号は合波・分波器68に出力され、合波・
分波器68からの受信信号は分波器75に出力される。
ダイプレクサ67を出た送信主信号は更に合波・分波器
68でモデム72からの制御信号と合波され、電源重畳
回路69において、電源71からの送受信機への供給電
力が重畳されて、主信号用の入出力端子70から送受信
機に出力される。
【0030】変復調器からの送信信号は図1に示す入出
力端子57に入力され、電源分離回路56を通って信号
成分だけが合波・分波器55に入る。そして、合波・分
波器55で主信号と制御信号が分離されて主信号はダイ
プレクサ54に入り、電源分離回路56で信号と分離さ
れた電源71からの信号は、送受信機を駆動するための
電力となる。そして、合波・分波器55からの制御信号
はモデム58でデータ信号に復調されてCPU59に入
力され、CPU59からのデータ信号もモデム58で変
調されて合波・分波器55に入力する。
【0031】ダイプレクサ54では低周波域の送信主信
号は増幅器60に出力され、増幅器60で適当なレベル
に増幅された後に、合波器61で発振器62からのパイ
ロット信号と合波され、この信号により半導体レーザー
光源41が駆動されて電気信号が光信号に変換される。
なお、半導体レーザー光源41の出力パワーの安定化等
の制御はCPU59の指令により制御回路63により行
う。
【0032】半導体レーザー光源41からの光信号を含
む出力光はレンズ40でほぼ平行光となり、更にこの光
束は紙面に垂直な方向に偏光しているので、偏光ビーム
スプリッタ34の接合面で反射され、光ビームの送信方
向を可変するための可動ミラー32により方向が偏向さ
れ、レンズ31、30によりビーム径が拡大されて相手
側装置の方向に光ビームとして出射される。
【0033】出射光ビームの拡がり角は受信強度を安定
させるために、通信距離が大きいときは狭く、通信距離
が小さいときは広くなるように調節する。そして、その
調節はCPU59の指令によりモータ39がレンズ40
を動かして行い、このCPU59からの指令はモデム5
8を介して変復調器からの遠隔操作用の制御信号に従っ
て出力される。また、増幅器60からの送信主信号のレ
ベルがCPU59に入力され、更に制御回路63からの
送信光パワーが電圧又は電流信号としてCPU59に入
力され、CPU59はそれらをデータ信号に変換してモ
ニタ用の制御信号としてモデム58を通じて変復調器へ
送る。
【0034】相手側装置からの信号はレンズ30に入射
し、レンズ31でほぼ平行の細径の光束となり、ミラー
32で方向を偏向されて偏光ビームスプリッタ34に入
射する。この受信光は送信光とは直角の方向に偏光して
いるので、偏光ビームスプリッタ34の接合面では反射
されず、そのまま透過して送信光と分離される。偏光ビ
ームスプリッタ34を透過した受信光は、ダイクロイッ
クミラー35で可視光と近赤外光が分離され、更にビー
ムスプリッタ36で大部分はレンズ44を通って光検出
器45に集光され、一部はレンズ37を通って4分割セ
ンサ38に集光される。
【0035】ビームスプリッタ36で反射され、レンズ
44を介して光検出器45に入射し電気信号に変換され
た受信主信号は、増幅器47で適当なレベルに増幅され
てアップコンバータ48に入る。受信信号の周波数帯域
は相手側装置から低周波域のまま送信され、アップコン
バータ48でローカル発振器53の周波数分だけ高周波
域に周波数変換される。高周波域に変換された受信信号
は合波器52でモニタ用映像信号と合波され、次にダイ
プレクサ54で送信信号と多重され、更に合波・分波器
55でモデム58からの制御信号と合波され、電源分離
回路56を経て入出力端子57から変復調器に送られ、
この受信信号は変復調器の入出力端子70から入力し、
ダウンコンバータ76で元の低周波域に変換されて復調
される。また、増幅器47からは受信信号のレベルを示
す電圧信号がCPU59に入力され、これもデータ信号
に変換されてモデム58を介して変復調器に送られる。
【0036】図2に示すように、送受信機から来た受信
主信号は入出力端子70に入力された後に、電源重畳回
路69を通り、合波・分波器68でモデム72に入力す
る制御信号を分波してダイプレクサ67に入力する。ダ
イプレクサ67において、受信信号は送信信号と分離さ
れ分波器75へ出力され、分波器75において受信信号
は通信情報を含む主信号と、送受信機のファインダ用テ
レビカメラ43からのモニタ映像信号に分波される。
【0037】主信号はダウンコンバータ76においてロ
ーカル発振器80の周波数だけ低域の周波数に変換さ
れ、その結果、送信主信号と同じ周波数状態となった受
信主信号は分波器77で各チャンネルに分波され、各復
調器78で情報信号に復調されてそれぞれの出力端子7
9から出力される。また、分波器75で分波されたモニ
タ映像信号は、復調器81で復調されてモニタ映像出力
端子82から出力される。図4はこれら各信号の周波数
の関係を示している。
【0038】ビームスプリッタ36で分岐された一部の
受信光は、レンズ37を通って4分割光センサ38に集
光される。集光されたスポットは4分割センサ38上の
入射位置によって、4個の光電素子の出力がそれぞれ異
なることにより、入射光の方向つまり相手側装置の方向
を知ることができる。4個の各光電素子からの出力は信
号処理回路46で増幅処理されて、入射光に対する光学
系のなす角度つまり送信光ビームの送出方向と受信光ビ
ームの到来方向を表す信号としてCPU59に入力され
る。
【0039】信号処理回路46はパイロット信号の周波
数だけを抽出して増幅処理するようになっているので、
周辺からの外乱光に影響されることはない。CPU59
はこの角度差の信号に基づいて可動ミラー32の角度を
補正するために、ドライバ33に駆動信号を送る。可動
ミラー32はドライバ33により紙面に平行な軸と垂直
な軸の2軸を中心にして回動され、4分割センサ38の
中央に光スポットが至るように角度補正が行われる。こ
のとき、送信光学系、受信光学系、方向制御光学系の光
軸が十分な精度で一致していれば、振動や外力で装置本
体の方向が変動しても所謂自動追尾が行われ、送信ビー
ムは正確に相手側装置の方向に送出でき、また受信ビー
ムは光検出器45に正確に入射するようにできる。
【0040】また、4分割センサ38の各光電素子に入
射する光強度の合計は、レンズ30に入射した光強度に
比例するので、4分割センサ38の入射光強度を表す電
圧信号をCPU59に送り、更にモデム58を介して変
復調器で受信光強度をモニタすることができる。
【0041】レンズ30からの入射光の内、可視光成分
はダイクロイックミラー35で信号光と分離され、テレ
ビカメラ43のCCD撮像素子42に入射する。また、
制御回路49はモニタ用映像信号も出力し、制御回路4
9に対する指令信号はCPU59が出力しモデム58を
介して変復調器から遠隔操作が可能である。
【0042】モニタ用映像信号は合成回路50を通り、
図3に示すようにテレビモニタ83の画面上に文字メッ
セージや、位置合わせ用十字線M、スケール等を表示す
るための信号が挿入される。更に、モニタ用映像信号は
変調回路51で変調されて、合波器52で主信号と合波
され、変復調器において復調されて遠隔操作時のモニタ
映像として使用される。
【0043】このように、変復調器からの遠隔の操作と
モニタリングを行うことによって、極めて簡単に調節作
業ができ、更に変復調器と送受信機の間の接続は市販の
標準的な1本の同軸ケーブルで行うことができるので、
経済的でありかつ設置作業も短時間で容易に行うことが
できる。
【0044】図5は第2の実施例の送受信機の入出力部
のブロック回路構成図を示し、第1の実施例では変復調
器と送受信機は1本の同軸ケーブルで接続したが、本実
施例では送信信号用のケーブルと受信信号用のケーブル
の2本の同軸ケーブルに分けて接続している。この方式
では、ケーブルを2本布設しなければならないが、受信
信号と送信信号を別の周波数に振り分ける必要がないの
で、主信号の周波数帯域が倍になって通信容量を2倍に
することができる。
【0045】図1の点線内の入出力部が図5に示す入出
力部となり、その他は図1と同様で同じ符号は同じ部材
を表している。図1の入出力端子57の代りに、送信信
号の入力端子84aと受信信号の入力端子84bが設け
られている。送信信号だけを接続する場合と、出力信号
だけを接続する場合と、更に両方接続する場合の3通り
の接続が考えられるので、電源分離回路56a、56b
と制御信号の合波・分波器55a、55bはそれぞれ2
個ずつ設けられ、リレー85により3種の接続に切換え
るようになっている。図5では、入力端子84a、84
bが両方接続されている場合は入力端子84a側が有効
となっているが、入力端子84b側が有効となるような
回路にしてもよい。
【0046】図6は変復調器の入出力部の構成図を示
し、図2の点線内の入出力部が図6の入出力部となり、
その他は図2と同様であり、同じ符号は同じ部材を表し
ている。図2の入出力端子70の代りに、送信信号の出
力端子86aと受信信号の入力端子86bが設けられて
いる。送信信号だけを接続する場合と受信信号だけを接
続する場合があるので、モニタ映像信号の分波器75
a、75b、制御信号の合波・分波器68a、68b、
電源重畳回路69a、69bはそれぞれ2個ずつ設けら
れており、接続の状態を自動又は手動で切換えられるよ
うになっている。
【0047】また、変復調器が一体化されておらず、変
調器と復調器が別の筐体になっているという構成もあ
り、この場合は変調器又は復調器それぞれに電源71
a、71b、電源重畳回路69a、69b、操作パネル
74a、74b、CPU73a、73b、モデム72
a、72b、制御信号の合波・分波器68a、68b、
モニタ映像復調器81a、81b、分波器75a、75
bが2個ずつ設けられる。変調器と復調器が送受信機に
同時に接続された場合は、制御信号は変調器だけに接続
されることになるので、送受信機の遠隔制御と遠隔モニ
タは変調器側で行うことになる。
【0048】また、自動追尾のための光束の送出角は可
動ミラー32を使用して変化させているが、例えば図7
で示すような角度を可変する2枚のガラス板90a、9
0bの間に透明の液体91を満たした構造の可変頂角プ
リズムや、図8に示すように角度を可変するステージ9
2の上に光学系93全体を載せて、ステージ92をモー
タ94により傾動するようにしてもよい。なお、図7、
図8においては紙面に平行な1方向だけではなく、それ
と直交する方向にも角度を可変する構造とされている。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る光空
間通信装置は、変調器−送信機間と受信機−復調器間を
それぞれ各1本の同軸ケーブルで接続し、送信信号、受
信信号、各種制御信号、モニタ信号、供給電源等を全て
同軸ケーブル内で多重して伝送することができるので、
ケーブル布設等の設置作業が簡単になり、かつ遠隔から
の制御やモニタからの操作も簡便に行うことができ、ま
た安価な汎用のケーブルを使用できるので、経済性にも
優れたシステムを実現することができる。
【0050】第2発明に係る光空間通信装置は、送信機
と受信機を一体化して送受信機を形成し、変調器−送受
信機間と送受信機−復調器間を、それぞれ各1本の同軸
ケーブルで接続し、送信信号、受信信号、各種制御信
号、モニタ信号、供給電源等を全て同軸ケーブル内で多
重して伝送することができるので、ケーブル布設等の設
置作業が簡単になり、かつ遠隔からの制御やモニタから
の操作も簡便に行うことができ、また安価な汎用のケー
ブルを使用できるので、経済性にも優れたシステムを実
現することができる。
【0051】第3発明に係る光空間通信装置は、変調器
と復調器を一体化して変復調器を形成し、変復調器−送
受信機間を送信用と受信用の2本の同軸ケーブルで接続
し、送信主信号と受信主信号とに他の各種信号を同軸ケ
ーブル内で多重して伝送することにより、2倍の通信容
量の通信を行うことができ、ケーブル布設等の設置作業
が簡単になり、かつ遠隔からの制御やモニタからの操作
も簡便に行うことができ、また安価な汎用のケーブルを
使用できるので、経済性にも優れたシステムを実現する
ことができる。
【0052】第4発明に係る光空間通信装置は、変復調
器−送受信機間を1本の同軸ケーブルで接続し、送信信
号、受信信号、各種制御信号、モニタ信号、供給電源等
を全て同軸ケーブル内で多重して伝送することができる
ので、ケーブル布設等の設置作業が簡単になり、かつ遠
隔からの制御やモニタからの操作も簡便に行うことが可
能となり、また安価な汎用のケーブルを使用できるの
で、経済性にも優れたシステムを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の送受信機の構成図である。
【図2】変復調器のブロック回路構成図である。
【図3】モニタ映像の説明図である。
【図4】多重信号の周波数分布のグラフ図である。
【図5】第2の実施例の送受信機の入出力部のブロック
回路構成図である。
【図6】変復調器の入出力部のブロック回路構成図であ
る。
【図7】可変頂角プリズムの側面図である。
【図8】可動ステージの側面図である。
【図9】第1の従来例の光空間通信装置の構成図であ
る。
【図10】第2の従来例の構成図である。
【符号の説明】
32 可動ミラー 34、36 ビームスプリッタ 38 4分割センサ 41 半導体レーザー光源 43 テレビカメラ 45 光検出器 46 信号処理回路 48、76 コンバータ 49、63 制御回路 50 合成回路 51、65 変調回路 53、62、80 発振器 54、67 ダイプレクサ 55、68 合波・分波器 56 電源分離回路 59、73 CPU 69 電源重畳回路 78、81 復調回路 83 テレビモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/04 10/06 H04Q 9/00 311

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個又は複数個の情報信号を電気信号で
    ある主信号に変調する変調器と、該変調器からの主信号
    を光信号に変換して光ビームとして送信する送信機と、
    該送信機からの光ビームを受信して電気信号である主信
    号に変換する受信機と、該受信機からの主信号を1個又
    は複数個の情報信号に復調する復調器とから構成し、前
    記変調器−前記送信機間と前記受信機−前記復調器間と
    をそれぞれ各1本の同軸ケーブルで接続し、前記変調器
    −前記送信機間又は前記受信機−前記復調器間の制御信
    号と、前記送信機又は前記受信機からのモニタ映像信号
    との内、少なくとも1個の信号を前記主信号に多重して
    前記同軸ケーブルで伝送することを特徴とする光空間通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記同軸ケーブルに信号と電源を重畳
    し、前記変調器−前記送信機間又は前記復調器−前記受
    信機間に前記同軸ケーブルにより電力を供給する請求項
    1に記載の光空間通信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信機又は前記受信機は、テレビカ
    メラと、該テレビカメラの制御手段と、該テレビカメラ
    からのモニタ映像信号の変調手段とを有し、前記変調器
    又は前記復調器は、変調された前記モニタ映像信号の復
    調手段と、前記テレビカメラの操作手段とを有する請求
    項1に記載の光空間通信装置。
  4. 【請求項4】 前記モニタ映像信号を画像化するテレビ
    画面上に文字又は図形を表示するための信号発生手段
    と、該信号を前記テレビカメラのモニタ映像信号へ挿入
    する挿入手段とを有する請求項3に記載の光空間通信装
  5. 【請求項5】 前記送信機は送信光ビームの送出方向を
    可変する送出方向可変手段を有し、前記受信機は受信光
    ビームの光信号検出器への入射方向を可変する入射方向
    可変手段を有し、前記変調器又は前記復調器は前記送出
    方向又は前記入射方向への操作手段を有すること請求項
    1に記載の光空間通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送信光ビームの送出方向可変手段又
    は前記光信号検出器への入射方向可変手段は、ほぼ直交
    する2方向に回転可能な1枚のミラー又は1方向に回転
    可能なミラー2枚から成る請求項5に記載の光空間通信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記送信光ビームの送出方向可変手段又
    は前記光信号検出器への入射方向可変手段は、ほぼ直交
    する2方向に対して頂角を可変する可変頂角プリズムと
    した請求項5に記載の光空間通信装置。
  8. 【請求項8】 前記送信光ビームの送出方向可変手段又
    は前記光信号検出器への入射方向可変手段は、モータで
    駆動される直交する2方向に回転軸を有する可動ステー
    ジとした請求項5に記載の光空間通信装置。
  9. 【請求項9】 前記送受信機は送信光ビームのビーム拡
    がり角可変手段を有し、前記変調器は前記ビーム拡がり
    角可変手段の操作手段を有する請求項1に記載の光空間
    通信装置。
  10. 【請求項10】 前記送信機又は前記受信機は前記変調
    器から入力された送信用主信号の強度、送信光の平均強
    度、受信光の平均強度、光信号から電気信号に変換され
    た受信用主信号の強度の内、少なくとも1個を検出して
    電圧又は電流のモニタ信号に変換する変換手段を有し、
    前記変調器又は前記復調器は前記モニタ信号に基づいて
    その強度を表示する表示手段を有する請求項1に記載の
    光空間通信装置。
  11. 【請求項11】 前記送信機又は前記受信機と前記変調
    器又は前記復調器とは、それぞれ少なくとも1個のCP
    Uを有し、それぞれのCPUは操作用信号とモニタ用信
    号を含む制御用信号をデジタル信号に変換し、それぞれ
    のCPU間において前記同軸ケーブルを通じてデジタル
    信号の交信を行うようにした請求項1に記載の光空間通
    信装置。
  12. 【請求項12】 前記送信機又は前記受信機と前記変調
    器又は前記復調器とは、それぞれ前記デジタル信号の変
    調手段と復調手段とを有し、それぞれのCPU間で1本
    の同軸ケーブルを通じて変調したデジタル信号の交信を
    行うようにした請求項11に記載の光空間通信装置。
  13. 【請求項13】 1個又は複数個の情報信号を電気信号
    である主信号に変調する変調器と、該変調器からの主信
    号を光信号に変換して光ビームとして送信する送信機
    と、該送信機からの光ビームを受信して電気信号である
    主信号に変換する受信機と、該受信機からの主信号を1
    個又は複数個の情報信号に復調する復調器とから構成
    し、前記送信機と前記受信機の機能を一体化して送受信
    機を形成し、前記変調器−前記送受信器間と前記送受信
    機−前記復調器間とをそれぞれ各1本の同軸ケーブルで
    接続し、前記変調器−前記送受信機間又は前記送受信機
    −前記復調器の制御信号と、前記送受信機からのモニタ
    映像信号との内、少なくとも1個の信号を前記主信号に
    多重して前記同軸ケーブルで伝送することを特徴とする
    光空間通信装置。
  14. 【請求項14】 前記同軸ケーブルに信号と電源を重畳
    し、前記変調器−前記送受信機間又は前記送受信機−前
    記復調器間に前記同軸ケーブルにより電力を供給する請
    求項13に記載の光空間通信装置。
  15. 【請求項15】 前記送受信機は、送信光ビームの送出
    方向可変手段と、送信光ビームの送出方向及び受信光ビ
    ームの到来方向間角度差検出手段と、検出された角度差
    に基づいて前記送出方向の可変手段を駆動して前記角度
    差が零となるように送信ビームの送出方向を可変する自
    動追尾制御手段とを有し、前記変調器又は前記復調器
    は、前記送信光ビームの送出方向の操作手段と、前記自
    動追尾制御手段の操作手段とを有する請求項13に記載
    の光空間通信装置。
  16. 【請求項16】 1個又は複数個の情報信号を電気信号
    である主信号に変調する変調器と、該変調器からの主信
    号を光信号に変換して光ビームとして送信する送信機
    と、該送信機からの光ビームを受信して電気信号である
    主信号に変換する受信機と、該受信機からの主信号を1
    個又は複数個の情報信号に復調する復調器とから構成
    し、前記送信機と前記受信機の機能を一体化して送受信
    機を形成すると共に前記変調器と前記復調器の機能を一
    体化して変復調器を形成し、前記変復調器−前記送受信
    機間を送信主信号を伝送する1本の同軸ケーブルと受信
    主信号を伝送する1本の同軸ケーブルにより接続し、前
    記変復調器−前記送受信機間の制御信号と、前記送受信
    機からのモニタ映像信号との内、少なくとも1個の信号
    を前記送信用主信号又は受信用信号に多重して前記同軸
    ケーブルで伝送することを特徴とする光空間通信装置。
  17. 【請求項17】 前記同軸ケーブルの内少なくとも1本
    の同軸ケーブルに信号と電源を重畳し、前記変復調器−
    前記送受信機間に前記同軸ケーブルにより電力を供給す
    る請求項16に記載の光空間通信装置。
  18. 【請求項18】 1個又は複数個の情報信号を電気信号
    である主信号に変調する変調器と、該変調器からの主信
    号を光信号に変換して光ビームとして送信する送信機
    と、該送信機からの光ビームを受信して電気信号である
    主信号に変換する受信機と、該受信機からの主信号を1
    個又は複数個の情報信号に復調する復調器とから構成
    し、前記送信機と前記受信機の機能を一体化して送受信
    機を形成し前記変調器と前記復調器の機能を一体化して
    変復調器を形成し、前記変復調器と前記送受信機を1本
    の同軸ケーブルで接続し、前記制御信号と前記モニタ映
    像信号との内、少なくとも1個の信号を前記送信用主信
    号又は前記受信用主信号とに多重して前記同軸ケーブル
    により伝送することを特徴とする光空間通信装置。
  19. 【請求項19】 前記同軸ケーブルに信号と電源を重畳
    し、前記変復調器−前記送信機間に前記同軸ケーブルに
    より電力を供給する請求項18に記載の光空間通信装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001127682A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Mitsubishi Electric Corp 通信装置
WO2003092192A1 (fr) * 2002-04-26 2003-11-06 Allied Telesis K.K. Dispositif de communication sans fil optique et procede de reglage de la position du dispositif de communication sans fil optique
JP2007005927A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 National Institute Of Information & Communication Technology 音声情報提供システムおよび音声情報提供方法

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WO2003092192A1 (fr) * 2002-04-26 2003-11-06 Allied Telesis K.K. Dispositif de communication sans fil optique et procede de reglage de la position du dispositif de communication sans fil optique
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