JPH0936782A - 連続信号等化回路および等化方法 - Google Patents
連続信号等化回路および等化方法Info
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- JPH0936782A JPH0936782A JP8183963A JP18396396A JPH0936782A JP H0936782 A JPH0936782 A JP H0936782A JP 8183963 A JP8183963 A JP 8183963A JP 18396396 A JP18396396 A JP 18396396A JP H0936782 A JPH0936782 A JP H0936782A
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- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタリング前に、データの量子化が不要
な等化回路(11)と、等化回路(11)においてタッ
プ重みを調節し等化信号を発生する方法を提供する。 【解決手段】 等化回路(11)は、FIRフィルタ
(17)と誤差符号発生回路(18)とに結合された適
応化回路(16)を含む。FIRフィルタ(17)は、
複数の遅延信号の符号を、タップ重み適応化回路(1
6)に供給する。同様に、誤差信号発生回路(18)
は、FIRフィルタ(17)の出力信号の誤差の符号
を、タップ重み適応化回路(16)に供給する。タップ
重み適応化回路(16)は、遅延信号の符号と、誤差信
号の符号とを用いて、タップ重みを発生し、これをFI
Rフィルタ(17)に受け渡すことにより、FIRフィ
ルタ(17)のタップ重みを調節する。
な等化回路(11)と、等化回路(11)においてタッ
プ重みを調節し等化信号を発生する方法を提供する。 【解決手段】 等化回路(11)は、FIRフィルタ
(17)と誤差符号発生回路(18)とに結合された適
応化回路(16)を含む。FIRフィルタ(17)は、
複数の遅延信号の符号を、タップ重み適応化回路(1
6)に供給する。同様に、誤差信号発生回路(18)
は、FIRフィルタ(17)の出力信号の誤差の符号
を、タップ重み適応化回路(16)に供給する。タップ
重み適応化回路(16)は、遅延信号の符号と、誤差信
号の符号とを用いて、タップ重みを発生し、これをFI
Rフィルタ(17)に受け渡すことにより、FIRフィ
ルタ(17)のタップ重みを調節する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にデータ信
号の等化に関し、更に特定すれば、データ信号の適応等
化(adaptive equalization)に関するものである。
号の等化に関し、更に特定すれば、データ信号の適応等
化(adaptive equalization)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データを電子的に送信する際に遭遇する
共通の問題に、背景ノイズ、インパルス・ノイズ、フェ
ード等によってデータが破壊されることがあげられる。
通常、このデータ破壊は統計的な現象であり、元の送信
データに、加算的および/または乗算的変形が生じる原
因となる。したがって、元のデータは、周波数変換、非
線形または高周波歪み、および時間分散(time dispersi
on)のような変化を受けることになる。加えて、帯域が
限定されたチャネル上で高速データ送信を行うと、その
結果、シンボル間干渉(intersymbol interference)と一
般的に呼ばれているある種の歪みが発生する。
共通の問題に、背景ノイズ、インパルス・ノイズ、フェ
ード等によってデータが破壊されることがあげられる。
通常、このデータ破壊は統計的な現象であり、元の送信
データに、加算的および/または乗算的変形が生じる原
因となる。したがって、元のデータは、周波数変換、非
線形または高周波歪み、および時間分散(time dispersi
on)のような変化を受けることになる。加えて、帯域が
限定されたチャネル上で高速データ送信を行うと、その
結果、シンボル間干渉(intersymbol interference)と一
般的に呼ばれているある種の歪みが発生する。
【0003】シンボル間干渉を低減する1つの技法に、
等化器を用いてデータを等化し、予測されるチャネル振
幅範囲の平均および遅延特性を補償するというものがあ
る。データを等化する技法は、Paik et al.に発行さ
れ、General Instrument Corporationに譲渡された、"M
ETHOD AND APPARATUS FOR UPDATING COEFFICIENTS IN A
COMPLEX ADAPTIVE EQUALIZER"と題する米国特許第5,24
3,624号において論じられている。この内容は、本発明
でも使用可能である。Paik et al.が注記しているよう
に、従来技術の適応性等化器は、最少二乗(LMS)アルゴ
リズムに対して収束時間が比較的長いという欠点があ
る。従来技術の等化器の他の制約は、それらがデジタル
回路で実施されているので、例えば有限インパルス応答
(FIR)フィルタによって処理される前に、データを等化
しなければならないことである。
等化器を用いてデータを等化し、予測されるチャネル振
幅範囲の平均および遅延特性を補償するというものがあ
る。データを等化する技法は、Paik et al.に発行さ
れ、General Instrument Corporationに譲渡された、"M
ETHOD AND APPARATUS FOR UPDATING COEFFICIENTS IN A
COMPLEX ADAPTIVE EQUALIZER"と題する米国特許第5,24
3,624号において論じられている。この内容は、本発明
でも使用可能である。Paik et al.が注記しているよう
に、従来技術の適応性等化器は、最少二乗(LMS)アルゴ
リズムに対して収束時間が比較的長いという欠点があ
る。従来技術の等化器の他の制約は、それらがデジタル
回路で実施されているので、例えば有限インパルス応答
(FIR)フィルタによって処理される前に、データを等化
しなければならないことである。
【0004】更に、等化回路をクロック復元の用途に用
いるのは困難である。何故なら、従来技術のFIRフィ
ルタはクロック復元経路の一部を形成しているからであ
る。したがって、従来技術のFIRフィルタによって引
き起こされる信号遅延は、等化された信号出力に現れる
タイミング情報の正確な復元を妨害することになる。
いるのは困難である。何故なら、従来技術のFIRフィ
ルタはクロック復元経路の一部を形成しているからであ
る。したがって、従来技術のFIRフィルタによって引
き起こされる信号遅延は、等化された信号出力に現れる
タイミング情報の正確な復元を妨害することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、データを
フィルタリングする前に、データを量子化する必要のな
い等化回路、およびデータを等化する方法を有すること
ができれば、有利であろう。
フィルタリングする前に、データを量子化する必要のな
い等化回路、およびデータを等化する方法を有すること
ができれば、有利であろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】概して言えば、本発明
は、等化回路と、連続時間信号を等化するための方法と
を提供するものである。等化回路は連続時間データ信号
を受信するように結合されており、重み発生回路に結合
された有限インパルス応答(FIR)フィルタを含む。重み
発生回路は、誤差信号の符号を発生する回路と、1組(s
et)の誤差信号の符号と1組の遅延データ信号の符号と
を用いて重み付け出力信号を発生する回路とを含む。重
み付け出力信号は、FIRフィルタに、そのタップ重み
としてフィードバックされ、FIRフィルタの連続時間
出力信号を調節する。FIRフィルタの連続時間出力信
号の調節は繰り返しプロセスであり、所定時間の間、ま
たは出力信号の平均二乗誤差が最少値に達するまで続け
られることは理解すべきである。
は、等化回路と、連続時間信号を等化するための方法と
を提供するものである。等化回路は連続時間データ信号
を受信するように結合されており、重み発生回路に結合
された有限インパルス応答(FIR)フィルタを含む。重み
発生回路は、誤差信号の符号を発生する回路と、1組(s
et)の誤差信号の符号と1組の遅延データ信号の符号と
を用いて重み付け出力信号を発生する回路とを含む。重
み付け出力信号は、FIRフィルタに、そのタップ重み
としてフィードバックされ、FIRフィルタの連続時間
出力信号を調節する。FIRフィルタの連続時間出力信
号の調節は繰り返しプロセスであり、所定時間の間、ま
たは出力信号の平均二乗誤差が最少値に達するまで続け
られることは理解すべきである。
【0007】より具体的には、連続時間データ信号が受
信され、例えば接地基準信号のような基準信号と比較さ
れ、1組の比較信号が発生される。この1組の比較信号
は、種々の時点における符号(signum)、即ち、符号また
は極性を示す。加えて、連続時間出力信号が発生され、
誤差信号を発生するために用いられる。比較信号の符号
または極性、および誤差信号の符号または極性が判定さ
れ、FIRフィルタのタップ重みを更新するために用い
られる。LMSアルゴリズムの変更したものを用いて、
等化回路のタップ重みを更新することを注記しておく。
当業者にはわかるであろうが、LMSアルゴリズムを用
いて適応型等化器のFIRフィルタ部分のタップ重みを
更新する際、LMSアルゴリズムの各係数は次の式を用
いて更新される。
信され、例えば接地基準信号のような基準信号と比較さ
れ、1組の比較信号が発生される。この1組の比較信号
は、種々の時点における符号(signum)、即ち、符号また
は極性を示す。加えて、連続時間出力信号が発生され、
誤差信号を発生するために用いられる。比較信号の符号
または極性、および誤差信号の符号または極性が判定さ
れ、FIRフィルタのタップ重みを更新するために用い
られる。LMSアルゴリズムの変更したものを用いて、
等化回路のタップ重みを更新することを注記しておく。
当業者にはわかるであろうが、LMSアルゴリズムを用
いて適応型等化器のFIRフィルタ部分のタップ重みを
更新する際、LMSアルゴリズムの各係数は次の式を用
いて更新される。
【0008】
【数1】Ck+1 = Ck + β*ek*xk ここで、Ckは時点k*Tにおけるタップ・ベクトル;ek
は、時点k*Tにおけるフィルタ出力と理想出力との間の
差、即ち、ekは出力誤差;xkは、個々の遅延素子の出力
における、FIR入力信号値を含むベクトル;およびβ
は、収束速度を決定する刻み幅である。
は、時点k*Tにおけるフィルタ出力と理想出力との間の
差、即ち、ekは出力誤差;xkは、個々の遅延素子の出力
における、FIR入力信号値を含むベクトル;およびβ
は、収束速度を決定する刻み幅である。
【0009】しかしながら、本発明では、符号−符号L
MSアルゴリズム(sign-sign LMS algorithm)を用い
て、FIRフィルタのタップ重みを更新する。LMSア
ルゴリズムの係数は、以下の式を用いて更新される。
MSアルゴリズム(sign-sign LMS algorithm)を用い
て、FIRフィルタのタップ重みを更新する。LMSア
ルゴリズムの係数は、以下の式を用いて更新される。
【0010】
【数2】Ck+1 = Ck + β*sgn(ek)*sgn(xk) ここで、sgn(・) は、正または負の引数に対して、それ
ぞれ+1または−1となる符号関数である。
ぞれ+1または−1となる符号関数である。
【0011】LMSおよび符号−符号LMSアルゴリズ
ムについては、Caesar S.H. Wong et al. によって、"I
EEE Journal of Solid-State Circuits," Vol. 30, No.
3,March 1995,において発表された、彼らの"A 50 MHz
Eight-Tap Adaptive Equalizer for Partial-Response
Channels"と題する論文において論じられている。この
内容は、本願でも使用可能である。
ムについては、Caesar S.H. Wong et al. によって、"I
EEE Journal of Solid-State Circuits," Vol. 30, No.
3,March 1995,において発表された、彼らの"A 50 MHz
Eight-Tap Adaptive Equalizer for Partial-Response
Channels"と題する論文において論じられている。この
内容は、本願でも使用可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、適応等化非コヒーレント
検出回路(adaptively equalized non-coherent detecti
on circuit)(10)のブロック図を示す。検出回路1
0は、サンプル/ホールド回路13を介して出力ノード
12に結合されたアナログ等化回路11を有する。検出
回路10は、サンプル/ホールド回路13をイネーブル
するためのサンプリング・クロックを供給するタイミン
グ復元回路14を含む。加えて、タイミング復元回路1
4は、等化回路11にタイミング整合信号(timing alig
nment signal)を供給する。本発明によれば、等化回路
11は入力端子30を有し、FIRフィルタ17および
誤差信号発生回路18に結合されたタップ重み適応化回
路(tap weight adaptation circuit)を備えている。F
IRフィルタ17は、複数の遅延信号の符号即ち符号
を、タップ重み適応化回路16に供給する。同様に、誤
差信号発生回路18は、FIRフィルタ17の出力信号
の誤差の符号即ち符号を、タップ重み適応化回路16に
供給するので、誤差符号発生回路とも呼ぶことにする。
次に、タップ重み適応化回路16は、遅延信号の符号と
誤差信号の符号とを用いて、タップの重み即ち適応化係
数を発生し、これをFIRフィルタ17に受け渡す。等
化回路11およびその動作について、図2を参照して更
に詳しく論じる。サンプリングは、FIRフィルタ17
の内部または入力ではなく、出力において行われ、こう
することによって、FIRフィルタ17に起因するあら
ゆる遅延がタイミングの復元に妨害を加えるのを防止す
ることを注記しておく。
検出回路(adaptively equalized non-coherent detecti
on circuit)(10)のブロック図を示す。検出回路1
0は、サンプル/ホールド回路13を介して出力ノード
12に結合されたアナログ等化回路11を有する。検出
回路10は、サンプル/ホールド回路13をイネーブル
するためのサンプリング・クロックを供給するタイミン
グ復元回路14を含む。加えて、タイミング復元回路1
4は、等化回路11にタイミング整合信号(timing alig
nment signal)を供給する。本発明によれば、等化回路
11は入力端子30を有し、FIRフィルタ17および
誤差信号発生回路18に結合されたタップ重み適応化回
路(tap weight adaptation circuit)を備えている。F
IRフィルタ17は、複数の遅延信号の符号即ち符号
を、タップ重み適応化回路16に供給する。同様に、誤
差信号発生回路18は、FIRフィルタ17の出力信号
の誤差の符号即ち符号を、タップ重み適応化回路16に
供給するので、誤差符号発生回路とも呼ぶことにする。
次に、タップ重み適応化回路16は、遅延信号の符号と
誤差信号の符号とを用いて、タップの重み即ち適応化係
数を発生し、これをFIRフィルタ17に受け渡す。等
化回路11およびその動作について、図2を参照して更
に詳しく論じる。サンプリングは、FIRフィルタ17
の内部または入力ではなく、出力において行われ、こう
することによって、FIRフィルタ17に起因するあら
ゆる遅延がタイミングの復元に妨害を加えるのを防止す
ることを注記しておく。
【0013】次に図2を参照すると、重み発生回路19
に結合されたFIRフィルタ17から成るアナログ適応
等化回路11の構成図が示されている。重み発生回路1
9は、図1で示した適応化回路16および誤差符号発生
回路18を含み、タップ重み発生回路とも呼ぶことにす
る。FIRフィルタ17、誤差符号発生回路18、およ
び重み発生回路19は、各々図2では破線で囲まれてい
る。また、図面では、同一参照番号が同一素子を示すた
めに用いられていることは理解されよう。一例として、
FIRフィルタ17は、6つのフィルタ素子23〜2
8、7つの比較器33〜39、7つの乗算器43〜4
9、および1つの加算回路50を有する、7タップ・フ
ィルタである。フィルタ素子23〜28をフィルタ回路
または遅延素子とも呼び、比較器33〜39を符号発生
回路、符号発生器、または符号指示回路とも呼び、乗算
器43〜49を乗算回路またはタップ重み乗算回路とも
呼ぶことを注記しておく。回路11の各比較器および乗
算器は、2つの入力端子と1つの出力端子とを有する
が、比較器および乗算器の入力および出力端子数は、本
発明の限定ではないことは理解されよう。更に、FIR
フィルタ17は、一例として7タップ・フィルタとして
示されているが、これはタップ数に対する限定として意
図していないことも理解されよう。フィルタ素子23〜
28は直列に結合され、フィルタ素子23の出力端子が
フィルタ素子24の入力端子に接続され、フィルタ素子
24の出力端子はフィルタ素子25の入力端子に接続さ
れ、フィルタ素子25の出力端子はフィルタ素子26の
入力端子に接続され、フィルタ素子26の出力端子はフ
ィルタ素子27の入力端子に接続され、フィルタ素子2
7の出力端子はフィルタ素子28の入力端子に接続され
ている。一例として、フィルタ素子23〜28は、平坦
な群遅延(group delay)を有する4次エクイリップル・
フィルタ(fourth order equiripple filter)である。
に結合されたFIRフィルタ17から成るアナログ適応
等化回路11の構成図が示されている。重み発生回路1
9は、図1で示した適応化回路16および誤差符号発生
回路18を含み、タップ重み発生回路とも呼ぶことにす
る。FIRフィルタ17、誤差符号発生回路18、およ
び重み発生回路19は、各々図2では破線で囲まれてい
る。また、図面では、同一参照番号が同一素子を示すた
めに用いられていることは理解されよう。一例として、
FIRフィルタ17は、6つのフィルタ素子23〜2
8、7つの比較器33〜39、7つの乗算器43〜4
9、および1つの加算回路50を有する、7タップ・フ
ィルタである。フィルタ素子23〜28をフィルタ回路
または遅延素子とも呼び、比較器33〜39を符号発生
回路、符号発生器、または符号指示回路とも呼び、乗算
器43〜49を乗算回路またはタップ重み乗算回路とも
呼ぶことを注記しておく。回路11の各比較器および乗
算器は、2つの入力端子と1つの出力端子とを有する
が、比較器および乗算器の入力および出力端子数は、本
発明の限定ではないことは理解されよう。更に、FIR
フィルタ17は、一例として7タップ・フィルタとして
示されているが、これはタップ数に対する限定として意
図していないことも理解されよう。フィルタ素子23〜
28は直列に結合され、フィルタ素子23の出力端子が
フィルタ素子24の入力端子に接続され、フィルタ素子
24の出力端子はフィルタ素子25の入力端子に接続さ
れ、フィルタ素子25の出力端子はフィルタ素子26の
入力端子に接続され、フィルタ素子26の出力端子はフ
ィルタ素子27の入力端子に接続され、フィルタ素子2
7の出力端子はフィルタ素子28の入力端子に接続され
ている。一例として、フィルタ素子23〜28は、平坦
な群遅延(group delay)を有する4次エクイリップル・
フィルタ(fourth order equiripple filter)である。
【0014】フィルタ素子23の入力端子30は、乗算
器43の第1入力端子と、比較器33の第1入力端子と
に接続されている。入力端子30ならびに乗算器43お
よび比較器33の第1入力端子に共通なノード33’
は、ゼロ時間遅延を有する遅延ノードとして機能する。
フィルタ素子23の出力端子は、乗算器44の第1入力
端子と比較器34の第1入力端子とに接続されている。
フィルタ素子23の出力端子ならびに乗算器44および
比較器34の第1入力端子に共通なノード34’は、第
1遅延を有する遅延ノードとして機能する。同様に、フ
ィルタ素子24の出力端子は、乗算器45の第1入力端
子と、比較器35の第1入力端子とに接続されており、
フィルタ素子24の出力端子ならびに乗算器45および
比較器35の第1入力端子に共通なノード35’は第2
遅延を有する遅延ノードとして機能する。フィルタ素子
25の出力端子は、乗算器46の第1入力端子と、比較
器36の第1入力端子とに接続されており、フィルタ素
子25の出力端子ならびに乗算器46および比較器36
の第1入力端子に共通なノード36’は、第3遅延を有
する遅延ノードとして機能する。フィルタ素子26の出
力端子は、乗算器47の第1入力端子と、比較器37の
第1入力端子とに接続されており、フィルタ素子26の
出力端子ならびに乗算器47および比較器37の第1入
力端子に共通なノード37’は、第4遅延を有する遅延
ノードとして機能する。フィルタ素子27の出力端子
は、乗算器48の第1入力端子と、比較器38の第1入
力端子とに接続されており、フィルタ素子27の出力端
子ならびに乗算器48および比較器38の第1入力端子
に共通なノード38’は第5遅延を有する遅延ノードと
して機能する。フィルタ素子28の出力端子は、乗算器
49の第1入力端子と、比較器39の第1入力端子とに
接続されており、フィルタ素子28の出力端子ならびに
乗算器49および比較器39の第1入力端子に共通なノ
ード39’は、第6遅延を有する遅延ノードとして機能
する。このように、FIRフィルタ17は、複数の連続
遅延ノードを含んでいる。比較器33〜39の第2入力
端子は、例えば、接地電位のような、共通基準電圧レベ
ルに結合されている。
器43の第1入力端子と、比較器33の第1入力端子と
に接続されている。入力端子30ならびに乗算器43お
よび比較器33の第1入力端子に共通なノード33’
は、ゼロ時間遅延を有する遅延ノードとして機能する。
フィルタ素子23の出力端子は、乗算器44の第1入力
端子と比較器34の第1入力端子とに接続されている。
フィルタ素子23の出力端子ならびに乗算器44および
比較器34の第1入力端子に共通なノード34’は、第
1遅延を有する遅延ノードとして機能する。同様に、フ
ィルタ素子24の出力端子は、乗算器45の第1入力端
子と、比較器35の第1入力端子とに接続されており、
フィルタ素子24の出力端子ならびに乗算器45および
比較器35の第1入力端子に共通なノード35’は第2
遅延を有する遅延ノードとして機能する。フィルタ素子
25の出力端子は、乗算器46の第1入力端子と、比較
器36の第1入力端子とに接続されており、フィルタ素
子25の出力端子ならびに乗算器46および比較器36
の第1入力端子に共通なノード36’は、第3遅延を有
する遅延ノードとして機能する。フィルタ素子26の出
力端子は、乗算器47の第1入力端子と、比較器37の
第1入力端子とに接続されており、フィルタ素子26の
出力端子ならびに乗算器47および比較器37の第1入
力端子に共通なノード37’は、第4遅延を有する遅延
ノードとして機能する。フィルタ素子27の出力端子
は、乗算器48の第1入力端子と、比較器38の第1入
力端子とに接続されており、フィルタ素子27の出力端
子ならびに乗算器48および比較器38の第1入力端子
に共通なノード38’は第5遅延を有する遅延ノードと
して機能する。フィルタ素子28の出力端子は、乗算器
49の第1入力端子と、比較器39の第1入力端子とに
接続されており、フィルタ素子28の出力端子ならびに
乗算器49および比較器39の第1入力端子に共通なノ
ード39’は、第6遅延を有する遅延ノードとして機能
する。このように、FIRフィルタ17は、複数の連続
遅延ノードを含んでいる。比較器33〜39の第2入力
端子は、例えば、接地電位のような、共通基準電圧レベ
ルに結合されている。
【0015】乗算器43〜49の出力端子は、加算回路
50の対応する入力端子に接続されている。加算回路5
0のような加算回路は、当業者には既知であることを注
記しておく。更に、加算回路50の出力端子31は、等
化回路11の出力端子として機能することも注記してお
く。
50の対応する入力端子に接続されている。加算回路5
0のような加算回路は、当業者には既知であることを注
記しておく。更に、加算回路50の出力端子31は、等
化回路11の出力端子として機能することも注記してお
く。
【0016】重み発生回路19は、7タップ等化回路に
対して、7つの信号整合回路53〜59、7つの排他的
OR回路63〜69、7つのアップ/ダウン・カウンタ
73〜79、7つのデジタル/アナログ変換器(DAC)8
3〜89、予測回路91、および比較器92を含む。予
測回路91および比較器92は協同して、誤差符号発生
回路18を形成する。誤差符号発生回路18の構成は、
本発明の限定ではないことは理解されよう。例えば、誤
差信号の符号は、加算回路の出力信号を、接地のような
基準信号と比較することによって発生することができ
る。信号整合回路53は、比較器33の出力端子に接続
された入力端子と、排他的OR回路63の第1入力端子
に接続された出力端子とを有する。排他的OR回路63
の出力は、アップ/ダウン・カウンタ73の入力端子に
接続されている。アップ/ダウン・カウンタ73の出力
端子は、DAC83の対応する入力端子に接続されてい
る。DAC83の出力端子は、乗算器43の第2入力端
子に接続されている。同様に、信号整合回路54は、比
較器34の出力端子に接続された入力端子と、排他的O
R回路64の第1入力端子に接続された出力端子とを有
する。排他的OR回路64の出力端子は、アップ/ダウ
ン・カウンタ74の入力端子に接続されている。アップ
/ダウン・カウンタ74の出力端子は、DAC84の対
応する入力端子に接続されている。DAC84の出力端
子は、乗算器44の第2入力端子に接続されている。信
号整合回路55は、比較器35の出力端子に接続された
入力端子と、排他的OR回路65の第1入力端子に接続
された出力端子とを有する。排他的OR回路65の出力
端子は、アップ/ダウン・カウンタ75の入力端子に接
続されており、アップ/ダウン・カウンタ75の出力端
子は、DAC85の対応する入力端子に接続されてい
る。DAC85の出力端子は、乗算器45の第2入力端
子に接続されている。信号整合回路56は、比較器36
の出力端子に接続された入力端子と、排他的OR回路6
6の第1入力端子に接続された出力端子とを有する。排
他的OR回路66の出力端子は、アップ/ダウン・カウ
ンタ76の入力端子に接続されており、アップ/ダウン
・カウンタ76の出力端子は、DAC86の対応する入
力端子に接続されている。DAC86の出力端子は、乗
算器46の第2入力端子に接続されている。信号整合回
路57は、比較器37の出力端子に接続された入力端子
と、排他的OR回路67の第1入力端子に接続された出
力端子とを有する。排他的OR回路67の入力端子は、
アップ/ダウン・カウンタ77の入力端子に接続されて
おり、アップ/ダウン・カウンタ77の出力端子はDA
C87の対応する入力端子に接続されている。DAC8
7の出力端子は、乗算器47の第2入力端子に接続され
ている。信号整合回路58は、比較器38の出力端子に
接続された入力端子と、排他的OR回路68の第1入力
端子に接続された出力端子とを有する。排他的OR回路
68の出力端子は、アップ/ダウン・カウンタ78の入
力端子に接続されており、アップ/ダウン・カウンタ7
8の出力端子は、DAC88の入力端子に接続されてい
る。DAC88の出力端子は、乗算器48の第2入力端
子に接続されている。信号整合回路59は、比較器39
の出力端子に接続された入力端子と、排他的OR回路6
9の第1入力端子に接続された出力端子とを有する。排
他的OR回路69の出力端子は、アップ/ダウン・カウ
ンタ79の入力端子に接続されている。アップ/ダウン
・カウンタ79の出力端子は、DAC89の対応する入
力端子に接続されている。DAC89の出力端子は、乗
算器49の第2入力端子に接続されている。カウンタ7
3〜79はプリセット可能なカウンタであり、ユーザに
よって定義される所定値に初期化されることを注記して
おく。カウンタ73〜79はアップ/ダウン・カウンタ
として説明しているが、これは本発明の限定ではないこ
とは理解されよう。
対して、7つの信号整合回路53〜59、7つの排他的
OR回路63〜69、7つのアップ/ダウン・カウンタ
73〜79、7つのデジタル/アナログ変換器(DAC)8
3〜89、予測回路91、および比較器92を含む。予
測回路91および比較器92は協同して、誤差符号発生
回路18を形成する。誤差符号発生回路18の構成は、
本発明の限定ではないことは理解されよう。例えば、誤
差信号の符号は、加算回路の出力信号を、接地のような
基準信号と比較することによって発生することができ
る。信号整合回路53は、比較器33の出力端子に接続
された入力端子と、排他的OR回路63の第1入力端子
に接続された出力端子とを有する。排他的OR回路63
の出力は、アップ/ダウン・カウンタ73の入力端子に
接続されている。アップ/ダウン・カウンタ73の出力
端子は、DAC83の対応する入力端子に接続されてい
る。DAC83の出力端子は、乗算器43の第2入力端
子に接続されている。同様に、信号整合回路54は、比
較器34の出力端子に接続された入力端子と、排他的O
R回路64の第1入力端子に接続された出力端子とを有
する。排他的OR回路64の出力端子は、アップ/ダウ
ン・カウンタ74の入力端子に接続されている。アップ
/ダウン・カウンタ74の出力端子は、DAC84の対
応する入力端子に接続されている。DAC84の出力端
子は、乗算器44の第2入力端子に接続されている。信
号整合回路55は、比較器35の出力端子に接続された
入力端子と、排他的OR回路65の第1入力端子に接続
された出力端子とを有する。排他的OR回路65の出力
端子は、アップ/ダウン・カウンタ75の入力端子に接
続されており、アップ/ダウン・カウンタ75の出力端
子は、DAC85の対応する入力端子に接続されてい
る。DAC85の出力端子は、乗算器45の第2入力端
子に接続されている。信号整合回路56は、比較器36
の出力端子に接続された入力端子と、排他的OR回路6
6の第1入力端子に接続された出力端子とを有する。排
他的OR回路66の出力端子は、アップ/ダウン・カウ
ンタ76の入力端子に接続されており、アップ/ダウン
・カウンタ76の出力端子は、DAC86の対応する入
力端子に接続されている。DAC86の出力端子は、乗
算器46の第2入力端子に接続されている。信号整合回
路57は、比較器37の出力端子に接続された入力端子
と、排他的OR回路67の第1入力端子に接続された出
力端子とを有する。排他的OR回路67の入力端子は、
アップ/ダウン・カウンタ77の入力端子に接続されて
おり、アップ/ダウン・カウンタ77の出力端子はDA
C87の対応する入力端子に接続されている。DAC8
7の出力端子は、乗算器47の第2入力端子に接続され
ている。信号整合回路58は、比較器38の出力端子に
接続された入力端子と、排他的OR回路68の第1入力
端子に接続された出力端子とを有する。排他的OR回路
68の出力端子は、アップ/ダウン・カウンタ78の入
力端子に接続されており、アップ/ダウン・カウンタ7
8の出力端子は、DAC88の入力端子に接続されてい
る。DAC88の出力端子は、乗算器48の第2入力端
子に接続されている。信号整合回路59は、比較器39
の出力端子に接続された入力端子と、排他的OR回路6
9の第1入力端子に接続された出力端子とを有する。排
他的OR回路69の出力端子は、アップ/ダウン・カウ
ンタ79の入力端子に接続されている。アップ/ダウン
・カウンタ79の出力端子は、DAC89の対応する入
力端子に接続されている。DAC89の出力端子は、乗
算器49の第2入力端子に接続されている。カウンタ7
3〜79はプリセット可能なカウンタであり、ユーザに
よって定義される所定値に初期化されることを注記して
おく。カウンタ73〜79はアップ/ダウン・カウンタ
として説明しているが、これは本発明の限定ではないこ
とは理解されよう。
【0017】重み発生回路19は、更に、加算回路50
の出力端子31に接続された第1入力端子と、基準クロ
ック信号に接続された第2入力端子と、比較回路92の
第1入力端子に接続された出力端子とを有する予測回路
91を含む。比較器92の第2入力端子は、加算回路5
0の出力端子31に結合されている。比較器92の出力
端子は、排他的OR回路63〜69の第2入力端子に結
合されている。予測回路91は、FIRフィルタ17の
実際の出力信号と比較するための、目標出力値即ち連続
入力信号の予測値を供給する。基準クロックは、信号整
合回路53〜59の各々およびアップ/ダウン・カウン
タ73〜79の各々に接続されていることを注記してお
く。
の出力端子31に接続された第1入力端子と、基準クロ
ック信号に接続された第2入力端子と、比較回路92の
第1入力端子に接続された出力端子とを有する予測回路
91を含む。比較器92の第2入力端子は、加算回路5
0の出力端子31に結合されている。比較器92の出力
端子は、排他的OR回路63〜69の第2入力端子に結
合されている。予測回路91は、FIRフィルタ17の
実際の出力信号と比較するための、目標出力値即ち連続
入力信号の予測値を供給する。基準クロックは、信号整
合回路53〜59の各々およびアップ/ダウン・カウン
タ73〜79の各々に接続されていることを注記してお
く。
【0018】動作中、入力端子30は連続入力信号X(n)
を受信するように結合される。連続時間信号は、引数と
して記号「t」を用いた関数によって表されているが、
連続時間入力信号の引数には記号「n」を用いて、処理
は離散時間間隔で発生することを示すことを注記してお
く。連続時間入力信号X(n)は、遅延段として機能する複
数の直列接続されたフィルタ素子23〜28を通され
る、即ち、伝送される。フィルタ素子23〜28によっ
て受信された入力信号は、対応する乗算器43〜48の
各第1入力端子、および各比較器33〜38の対応する
第1入力端子に供給される。同様に、フィルタ素子28
の出力信号は、乗算器49の第1入力端子と、比較器3
9の第1入力端子とに伝送される。したがって、入力信
号X(n)は、比較器33の第1入力端子と、乗算器43の
第1入力端子とに伝送される。同様に、遅延入力信号X
(n-1) が、比較器34の第1入力端子と、乗算器44の
第1入力端子とに伝送される。遅延入力信号X(n-2)
が、比較器35の第1入力端子と、乗算器45の第1入
力端子とに伝送される。遅延入力信号X(n-3) が、比較
器36の第1入力端子と、乗算器46の第1入力端子と
に伝送される。遅延入力信号X(n-4) が、比較器37の
第1入力端子と、乗算器47の第1入力端子とに伝送さ
れる。遅延入力信号X(n-5) が、比較器38の第1入力
端子と、乗算器48の第1入力端子とに伝送される。遅
延入力信号X(n-6) が、比較器39の第1入力端子と、
乗算器49の第1入力端子とに伝送される。このように
して、1組の遅延信号データが発生される。
を受信するように結合される。連続時間信号は、引数と
して記号「t」を用いた関数によって表されているが、
連続時間入力信号の引数には記号「n」を用いて、処理
は離散時間間隔で発生することを示すことを注記してお
く。連続時間入力信号X(n)は、遅延段として機能する複
数の直列接続されたフィルタ素子23〜28を通され
る、即ち、伝送される。フィルタ素子23〜28によっ
て受信された入力信号は、対応する乗算器43〜48の
各第1入力端子、および各比較器33〜38の対応する
第1入力端子に供給される。同様に、フィルタ素子28
の出力信号は、乗算器49の第1入力端子と、比較器3
9の第1入力端子とに伝送される。したがって、入力信
号X(n)は、比較器33の第1入力端子と、乗算器43の
第1入力端子とに伝送される。同様に、遅延入力信号X
(n-1) が、比較器34の第1入力端子と、乗算器44の
第1入力端子とに伝送される。遅延入力信号X(n-2)
が、比較器35の第1入力端子と、乗算器45の第1入
力端子とに伝送される。遅延入力信号X(n-3) が、比較
器36の第1入力端子と、乗算器46の第1入力端子と
に伝送される。遅延入力信号X(n-4) が、比較器37の
第1入力端子と、乗算器47の第1入力端子とに伝送さ
れる。遅延入力信号X(n-5) が、比較器38の第1入力
端子と、乗算器48の第1入力端子とに伝送される。遅
延入力信号X(n-6) が、比較器39の第1入力端子と、
乗算器49の第1入力端子とに伝送される。このように
して、1組の遅延信号データが発生される。
【0019】入力信号X(n)を基準信号と比較することに
よって、基準信号に対する入力信号X(n)の符号が発生さ
れる。例えば、比較器33は、その第1入力端子の入力
信号X(n)を、その第2端子の基準信号、例えば、接地電
位と比較し、X(n)が基準信号より大きいかあるいは小さ
いかを示す出力信号sgn(X(n))を発生する。出力信号sgn
(X(n))は、ゼロ遅延を有する信号データX(n)の符号即ち
符号として機能する。出力信号sgn(X(n))は、信号整合
回路53を通じて、排他的OR回路63の第1入力端子
に供給される。比較器34は、その第1入力端子の入力
信号X(n-l) を、その第2入力端子の基準信号と比較
し、信号 X(n-l) が基準信号より大きいかあるいは小さ
いかを示す、出力信号sgn(X(n-l))を発生する。出力信
号sgn(X(n-l)) は、遅延信号データX(n-1)の遅延符号即
ち符号として機能する。出力信号sgn(X(n-l))は、信号
整合回路54を通じて、排他的OR回路64の第1入力
端子に供給される。比較器35は、その第1入力端子の
入力信号X(n-2)を、その第2入力端子の基準信号と比較
し、入力信号信号 X(n-2)が基準信号より大きいかある
いは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-2))を発生す
る。出力信号sgn(X(n-2))は、遅延信号データX(n-2)の
遅延符号即ち符号として機能する。出力信号sgn(X(n-
2))は、信号整合回路55を通じて、排他的OR回路6
5の第1入力端子に供給される。比較器36は、その第
1入力端子の入力信号X(n-3)を、その第2入力端子の基
準信号と比較し、入力信号X(n-3)が基準信号より大きい
かあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-3))を発
生する。出力信号sgn(X(n-3))は、遅延信号データX(n-
3)の遅延符号即ち符号として機能する。出力信号sgn(X
(n-3))は、信号整合回路56を通じて、排他的OR回路
66の第1入力端子に供給される。比較器37は、その
第1入力端子の入力信号X(n-4)を、その第2入力端子の
基準信号と比較し、入力信号X(n-4)が基準信号より大き
いかあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-4))を
発生する。出力信号sgn(X(n-4))は、遅延信号データX(n
-4)の遅延符号即ち符号として機能する。出力信号sgn(X
(n-4))は、信号整合回路57を通じて、排他的OR回路
67の第1入力端子に供給される。比較器38は、その
第1入力端子の入力信号X(n-5)を、その第2入力端子の
基準信号と比較し、入力信号X(n-5)が基準信号より大き
いかあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-5))を
発生する。出力信号sgn(X(n-5))は、遅延入力信号デー
タX(n-5)の遅延符号即ち符号として機能する。出力信号
sgn(X(n-5))は、信号整合回路58を通じて、排他的O
R回路68の第1入力端子に供給される。比較器39
は、その第1入力端子の入力信号X(n-6)を、その第2入
力端子の基準信号と比較し、入力信号X(n-6)が基準信号
より大きいかあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X
(n-6))を発生する。出力信号sgn(X(n-6))は、遅延信号
データX(n-6)の遅延符号即ち符号として機能する。出力
信号sgn(X(n-6))は、信号整合回路59を通じて、排他
的OR回路69の第1入力端子に供給される。
よって、基準信号に対する入力信号X(n)の符号が発生さ
れる。例えば、比較器33は、その第1入力端子の入力
信号X(n)を、その第2端子の基準信号、例えば、接地電
位と比較し、X(n)が基準信号より大きいかあるいは小さ
いかを示す出力信号sgn(X(n))を発生する。出力信号sgn
(X(n))は、ゼロ遅延を有する信号データX(n)の符号即ち
符号として機能する。出力信号sgn(X(n))は、信号整合
回路53を通じて、排他的OR回路63の第1入力端子
に供給される。比較器34は、その第1入力端子の入力
信号X(n-l) を、その第2入力端子の基準信号と比較
し、信号 X(n-l) が基準信号より大きいかあるいは小さ
いかを示す、出力信号sgn(X(n-l))を発生する。出力信
号sgn(X(n-l)) は、遅延信号データX(n-1)の遅延符号即
ち符号として機能する。出力信号sgn(X(n-l))は、信号
整合回路54を通じて、排他的OR回路64の第1入力
端子に供給される。比較器35は、その第1入力端子の
入力信号X(n-2)を、その第2入力端子の基準信号と比較
し、入力信号信号 X(n-2)が基準信号より大きいかある
いは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-2))を発生す
る。出力信号sgn(X(n-2))は、遅延信号データX(n-2)の
遅延符号即ち符号として機能する。出力信号sgn(X(n-
2))は、信号整合回路55を通じて、排他的OR回路6
5の第1入力端子に供給される。比較器36は、その第
1入力端子の入力信号X(n-3)を、その第2入力端子の基
準信号と比較し、入力信号X(n-3)が基準信号より大きい
かあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-3))を発
生する。出力信号sgn(X(n-3))は、遅延信号データX(n-
3)の遅延符号即ち符号として機能する。出力信号sgn(X
(n-3))は、信号整合回路56を通じて、排他的OR回路
66の第1入力端子に供給される。比較器37は、その
第1入力端子の入力信号X(n-4)を、その第2入力端子の
基準信号と比較し、入力信号X(n-4)が基準信号より大き
いかあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-4))を
発生する。出力信号sgn(X(n-4))は、遅延信号データX(n
-4)の遅延符号即ち符号として機能する。出力信号sgn(X
(n-4))は、信号整合回路57を通じて、排他的OR回路
67の第1入力端子に供給される。比較器38は、その
第1入力端子の入力信号X(n-5)を、その第2入力端子の
基準信号と比較し、入力信号X(n-5)が基準信号より大き
いかあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X(n-5))を
発生する。出力信号sgn(X(n-5))は、遅延入力信号デー
タX(n-5)の遅延符号即ち符号として機能する。出力信号
sgn(X(n-5))は、信号整合回路58を通じて、排他的O
R回路68の第1入力端子に供給される。比較器39
は、その第1入力端子の入力信号X(n-6)を、その第2入
力端子の基準信号と比較し、入力信号X(n-6)が基準信号
より大きいかあるいは小さいかを示す、出力信号sgn(X
(n-6))を発生する。出力信号sgn(X(n-6))は、遅延信号
データX(n-6)の遅延符号即ち符号として機能する。出力
信号sgn(X(n-6))は、信号整合回路59を通じて、排他
的OR回路69の第1入力端子に供給される。
【0020】各排他的OR回路63〜69の第2入力端
子は、予測回路91を用いて発生される誤差信号の符号
を受信する。より具体的には、予測回路91は加算回路
50の出力信号をサンプルする。即ち、データ信号をサ
ンプルして、予測目標値と出力信号の実際値との間の誤
差の予測値、即ち誤差信号を発生する。比較器92は、
予測回路91からの出力信号を、加算回路50からの出
力信号と比較し、誤差信号の符号を示す出力信号を発生
する。言い換えれば、予測回路91の出力信号の値、即
ち、誤差信号の値が、加算回路50の出力信号の値より
も小さい場合、比較器92の出力値は論理低となり、誤
差信号の符号が負であることを示す。誤差信号が、加算
回路50からの出力信号の値よりも大きい場合、比較器
92の出力信号は論理高となり、誤差信号の符号が正で
あることを示す。こうして、誤差の符号が、排他的OR
回路63〜69の第2入力端子の各々に供給される。排
他的OR回路は符号付き乗算(signed multiplication)
を行う際に用いると都合がよいので、これを誤差符号乗
算回路、誤差信号乗算回路、または乗算回路とも呼ぶこ
とは理解されよう。
子は、予測回路91を用いて発生される誤差信号の符号
を受信する。より具体的には、予測回路91は加算回路
50の出力信号をサンプルする。即ち、データ信号をサ
ンプルして、予測目標値と出力信号の実際値との間の誤
差の予測値、即ち誤差信号を発生する。比較器92は、
予測回路91からの出力信号を、加算回路50からの出
力信号と比較し、誤差信号の符号を示す出力信号を発生
する。言い換えれば、予測回路91の出力信号の値、即
ち、誤差信号の値が、加算回路50の出力信号の値より
も小さい場合、比較器92の出力値は論理低となり、誤
差信号の符号が負であることを示す。誤差信号が、加算
回路50からの出力信号の値よりも大きい場合、比較器
92の出力信号は論理高となり、誤差信号の符号が正で
あることを示す。こうして、誤差の符号が、排他的OR
回路63〜69の第2入力端子の各々に供給される。排
他的OR回路は符号付き乗算(signed multiplication)
を行う際に用いると都合がよいので、これを誤差符号乗
算回路、誤差信号乗算回路、または乗算回路とも呼ぶこ
とは理解されよう。
【0021】排他的OR回路63は、誤差の符号とsgn
(X(n))の値、即ち、信号X(n)の符号との乗算を行う。同
様に、排他的OR回路64は、誤差の符号とsgn(X(n-
1))の値、即ち、信号X(n-1)の符号との乗算を行う。排
他的OR回路65は、誤差の符号とsgn(X(n-2))の値、
即ち、信号X(n-2)の符号との乗算を行う。排他的OR回
路66は、誤差の符号とsgn(X(n-3))の値、即ち、信号X
(n-3)の符号との乗算を行う。排他的OR回路67は、
誤差の符号とsgn(X(n-4))の値、即ち、信号X(n-4)の符
号との乗算を行う。排他的OR回路68は、誤差の符号
とsgn(X(n-5))の値、即ち、信号X(n-5)の符号との乗算
を行う。排他的OR回路69は、誤差の符号とsgn(X(n-
6))の値、即ち、信号X(n-6)の符号との乗算を行う。信
号整合回路53〜59は、信号の符号、即ち、sgn(X(n-
1)),sgn(X(n-2)),sgn(X(n-3)),sgn(X(n-4)),sgn(X
(n-5)),sgn(X(n-6))を、誤差信号の正しい符号と、時
間的に整合する機能を果たすことを注記すべきであろ
う。言い換えれば、信号整合回路53〜59は、誤差信
号の符号が、誤差信号が形成された時点にセットされた
遅延信号の符号に対応することを保証するものである。
各乗算の結果得られた積を用いて、それぞれのカウンタ
73〜79を増分または減分する。カウンタ73〜79
の出力値は、それぞれのDAC83〜89によって、デ
ジタル形状からアナログ形状に変換される。DAC83
〜89の出力値は、乗算器43〜49の各第2入力端子
に供給され、FIRフィルタ17のタップを調節するた
めの、重み付け信号即ちタップ重みとして機能する。
(X(n))の値、即ち、信号X(n)の符号との乗算を行う。同
様に、排他的OR回路64は、誤差の符号とsgn(X(n-
1))の値、即ち、信号X(n-1)の符号との乗算を行う。排
他的OR回路65は、誤差の符号とsgn(X(n-2))の値、
即ち、信号X(n-2)の符号との乗算を行う。排他的OR回
路66は、誤差の符号とsgn(X(n-3))の値、即ち、信号X
(n-3)の符号との乗算を行う。排他的OR回路67は、
誤差の符号とsgn(X(n-4))の値、即ち、信号X(n-4)の符
号との乗算を行う。排他的OR回路68は、誤差の符号
とsgn(X(n-5))の値、即ち、信号X(n-5)の符号との乗算
を行う。排他的OR回路69は、誤差の符号とsgn(X(n-
6))の値、即ち、信号X(n-6)の符号との乗算を行う。信
号整合回路53〜59は、信号の符号、即ち、sgn(X(n-
1)),sgn(X(n-2)),sgn(X(n-3)),sgn(X(n-4)),sgn(X
(n-5)),sgn(X(n-6))を、誤差信号の正しい符号と、時
間的に整合する機能を果たすことを注記すべきであろ
う。言い換えれば、信号整合回路53〜59は、誤差信
号の符号が、誤差信号が形成された時点にセットされた
遅延信号の符号に対応することを保証するものである。
各乗算の結果得られた積を用いて、それぞれのカウンタ
73〜79を増分または減分する。カウンタ73〜79
の出力値は、それぞれのDAC83〜89によって、デ
ジタル形状からアナログ形状に変換される。DAC83
〜89の出力値は、乗算器43〜49の各第2入力端子
に供給され、FIRフィルタ17のタップを調節するた
めの、重み付け信号即ちタップ重みとして機能する。
【0022】このプロセスは繰り返しプロセスであり、
等化器の出力信号が適切なサンプル出力値に達するまで
続けられる。一例として、クラスIVシグナリング(cla
ss IV signaling)を用いる場合、出力端子から取り出さ
れるサンプル出力信号は、目標値+1,0,−1に収束
しなければならない。シグナリングの種類は、本発明の
限定ではないことは理解されよう。
等化器の出力信号が適切なサンプル出力値に達するまで
続けられる。一例として、クラスIVシグナリング(cla
ss IV signaling)を用いる場合、出力端子から取り出さ
れるサンプル出力信号は、目標値+1,0,−1に収束
しなければならない。シグナリングの種類は、本発明の
限定ではないことは理解されよう。
【0023】図1の実施例は、シングル・エンド入力信
号の受信として示したが、これは本発明の限定ではない
ことは理解されよう。言い換えれば、図1の回路は差動
構成とすることもできる。更に、タップの数も本発明の
限定ではない。
号の受信として示したが、これは本発明の限定ではない
ことは理解されよう。言い換えれば、図1の回路は差動
構成とすることもできる。更に、タップの数も本発明の
限定ではない。
【0024】以上の説明から、データ信号を適応的に等
化する回路および方法が提供されたことが認められよ
う。本発明によれば、符号−符号LMSアルゴリズムを
用いて、連続時間FIRフィルタのタップ重みを更新す
る。タップ重みは、サンプラのクロックと整合された離
散時間刻みで調節される。更に、サンプリングは、FI
Rフィルタの内部や入力ではなく、その出力において行
われるので、FIRフィルタに起因するあらゆる遅延に
よるタイミング復元の妨害が防止される。
化する回路および方法が提供されたことが認められよ
う。本発明によれば、符号−符号LMSアルゴリズムを
用いて、連続時間FIRフィルタのタップ重みを更新す
る。タップ重みは、サンプラのクロックと整合された離
散時間刻みで調節される。更に、サンプリングは、FI
Rフィルタの内部や入力ではなく、その出力において行
われるので、FIRフィルタに起因するあらゆる遅延に
よるタイミング復元の妨害が防止される。
【図1】本発明の一実施例による等化回路を内蔵した、
適応性等化非コヒーレント検出回路を示すブロック図。
適応性等化非コヒーレント検出回路を示すブロック図。
【図2】図1の等化回路を示す構成図。
10 適応型等化非コヒーレント検出回路 11 アナログ等化回路 12 出力ノード 13 サンプル/ホールド回路 14 タイミング復元回路 16 タップ重み適応化回路 17 FIRフィルタ 18 誤差信号発生回路 19 タップ重み適応化回路 23〜28 フィルタ素子、 33〜39 比較器 43〜49 乗算器 50 加算回路 53〜59 信号整合回路 63〜69 排他的OR回路 73〜79 アップ/ダウン・カウン 83〜89 デジタル/アナログ変換器 91 予測回路 92 比較器
Claims (4)
- 【請求項1】時間連続出力信号を有する等化回路(1
1)であって:時間連続入力信号から1組の遅延信号デ
ータと、前記遅延信号データに対応する1組の遅延符号
とを生成するよう結合される複数の連続遅延ノード(3
3’〜39’)を有し、前記1組の遅延信号データに対
応する1組のタップ重みを乗算すべく結合される複数の
乗算回路(43〜49)を有する、有限インパルス応答
フィルタ(17);および前記1組のタップ重みを発生
するよう結合されるタップ重み発生回路(19);から
成ることを特徴とする等化回路(11)。 - 【請求項2】時間連続出力信号を発生する等化回路(1
1)であって:時間連続適応型有限インパルス応答フィ
ルタ(17)であって:直列結合された複数の遅延ノー
ド(33’〜39’)と、複数の符号指示回路(33〜
39)であって、前記複数の符号指示回路(33〜3
9)の各々は入力端子と出力端子とを有し、前記複数の
符号指示回路(33〜39)の各符号指示回路の入力端
子は前記複数の遅延ノード(33’〜39’)のうち対
応する遅延ノードに結合される前記複数の符号指示回路
(33〜39)と、複数のタップ重み乗算回路(43〜
49)であって、前記複数のタップ重み乗算回路(43
〜49)の各タップ重み乗算回路は複数の入力端子と1
つの出力端子とを有し、前記複数のタップ重み乗算回路
(43〜49)の各タップ重み乗算回路の第1入力端子
は前記直列結合された複数の遅延ノード(33’〜3
9’)のうち対応する遅延ノードに結合される前記複数
のタップ重み乗算回路(43〜49)と、複数の入力端
子と1つの出力端子とを有する加算回路(50)であっ
て、前記加算回路(50)の第1入力端子は、前記複数
のタップ重み乗算回路(43〜49)の各タップ重み乗
算回路の出力端子に結合される前記加算回路(50)と
から成る時間連続適応型有限インパルス応答フィルタ
(17);および複数の入力端子と複数の出力端子とを
有する重み発生回路(19)であって、前記重み発生回
路(19)の複数の入力端子の各々は前記複数の符号指
示回路(33〜39)のうち対応する符号指示回路に結
合され、前記重み発生回路(19)の複数の出力端子の
各々は前記複数のタップ重み乗算回路(43〜49)の
うち対応するタップ重み乗算回路の第2入力端子に結合
される前記発生回路(19);から成ることを特徴とす
る等化回路(11)。 - 【請求項3】時間連続出力信号を発生する等化回路(1
1)であって:時間連続適応型有限インパルス応答フィ
ルタ(17)であって:入力端子と出力端子とを有し、
前記入力端子は入力信号を受信するために結合されてい
る遅延素子(23);入力端子と出力端子とを有する符
号発生器(33)であって、前記入力端子は前記遅延素
子(23)の入力端子に結合される、符号発生器(3
3);複数の入力端子と1つの出力端子とを有する第1
乗算回路(43)であって、前記複数の入力端子の第1
入力端子は前記遅延素子(23)の入力端子に結合され
る、第1乗算回路(43);複数の入力端子と1つの出
力端子とを有する第2乗算回路(44)であって、前記
複数の入力端子の第1入力端子は、前記遅延素子(2
3)の出力端子に結合される、第2乗算回路(44);
および複数の入力端子と1つの出力端子とを有す加算回
路(50)であって、前記加算回路(50)の第1入力
端子は前記第1乗算回路(43)の出力端子に結合さ
れ、前記加算回路(50)の第2入力端子は前記第2乗
算回路(44)の出力端子に結合される、加算回路(5
0);から成る時間連続適応型有限インパルス応答フィ
ルタ(17);および複数の入力端子と複数の出力端子
とを有する重み発生回路(19)であって、前記重み発
生回路(19)の第1入力端子は前記符号発生器(3
3)の出力端子に結合され、前記重み発生回路の第2入
力端子は前記加算回路(50)の出力端子に結合され、
前記重み発生回路(19)の第1出力端子は前記第1乗
算回路(43)の複数の入力端子の第2入力端子に結合
され、前記重み発生回路(19)の第2出力端子は前記
第2乗算回路(44)の複数の入力端子の第2入力端子
に結合される、重み発生回路(19);から成ることを
特徴とする等化回路。 - 【請求項4】時間連続適応型等化器(11)において係
数を調整する方法であって:複数の直列結合遅延段(2
3〜28)を介して、時間連続入力データ信号の第1部
分を伝送し、遅延した時間連続入力データの第1群を発
生する段階;前記遅延した時間連続入力データの第1群
の第1極性群を発生する段階;第1誤差信号を発生する
段階;前記第1誤差信号の第1極性を発生する段階;お
よび前記遅延した時間連続入力データの第1群の第1極
性群を、前記第1誤差信号の第1極性と乗算し、調整さ
れたタップ重み群を形成する段階;から成ることを特徴
とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/494,424 US5590154A (en) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | Equalizer circuit and a method for equalizing a continuous signal |
US494424 | 1995-06-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936782A true JPH0936782A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=23964419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183963A Pending JPH0936782A (ja) | 1995-06-26 | 1996-06-24 | 連続信号等化回路および等化方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5590154A (ja) |
EP (1) | EP0751653A3 (ja) |
JP (1) | JPH0936782A (ja) |
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- 1996-06-17 EP EP96109699A patent/EP0751653A3/en not_active Withdrawn
- 1996-06-24 JP JP8183963A patent/JPH0936782A/ja active Pending
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