JPH0935425A - 送り機構 - Google Patents
送り機構Info
- Publication number
- JPH0935425A JPH0935425A JP19806995A JP19806995A JPH0935425A JP H0935425 A JPH0935425 A JP H0935425A JP 19806995 A JP19806995 A JP 19806995A JP 19806995 A JP19806995 A JP 19806995A JP H0935425 A JPH0935425 A JP H0935425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helical gear
- helical
- gear
- feed mechanism
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ピックアップ等の送り機構のデッドロック
状態を防止する。 【解決手段】 ウオームギアによりモータの駆動力が伝
達されるヘリカルギア10bと作動部に一体に形成され
たラックと噛合し、ヘリカルギア10bの駆動力を伝達
するヘリカルギア10aを設け、ヘリカルギア10aと
10bを圧接部材11及び12でコイルバネ13磁力に
より圧着し駆動力を伝達するようにしたので、所定の圧
着力を越える過負荷時にヘリカルギア10aと10bが
空転しデッドロック状態に成るのを防止する。
状態を防止する。 【解決手段】 ウオームギアによりモータの駆動力が伝
達されるヘリカルギア10bと作動部に一体に形成され
たラックと噛合し、ヘリカルギア10bの駆動力を伝達
するヘリカルギア10aを設け、ヘリカルギア10aと
10bを圧接部材11及び12でコイルバネ13磁力に
より圧着し駆動力を伝達するようにしたので、所定の圧
着力を越える過負荷時にヘリカルギア10aと10bが
空転しデッドロック状態に成るのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置の
光ピックアップ送り機構等に用いる送り機構に関するも
のである。
光ピックアップ送り機構等に用いる送り機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の光ピックアップを光デ
ィスクのトラックに従い移動させる送り機構では、モー
タの駆動力を利用して構成している。従来の光ピックア
ップ送り機構の概略の構成を図1を参照し、図3に示す
ヘリカルギアを用いて説明する。 図において、光ピッ
クアップ送り機構1の作動部である光ピックアップ8を
移動する駆動部では、ウオームギア6を駆動軸5に取り
付けたモータ3が固定部材4によって筐体2に固定され
ている。
ィスクのトラックに従い移動させる送り機構では、モー
タの駆動力を利用して構成している。従来の光ピックア
ップ送り機構の概略の構成を図1を参照し、図3に示す
ヘリカルギアを用いて説明する。 図において、光ピッ
クアップ送り機構1の作動部である光ピックアップ8を
移動する駆動部では、ウオームギア6を駆動軸5に取り
付けたモータ3が固定部材4によって筐体2に固定され
ている。
【0003】又、モータ3の駆動軸5の軸方向に2本の
平行なガイドレール7a,7bが筐体2に固定され、光
ピックアップ8は一体に連結されたラック9をヘリカル
ギア10’により駆動しガイドレール7a,7bを摺動
し移動される。ヘリカルギア10’は筐体2に設けた軸
14に回動自在に軸合され、ウオームギア6と歯合しラ
ック9にモータ3からの駆動力が伝達される。モータ3
の制御回路(図示せず)からモータ3を制御することによ
って、光ピックアップ8はガイドレール7a,7b上を
移動せしめ対向するディスクのトラックに位置決めされ
再生動作をすることができる。
平行なガイドレール7a,7bが筐体2に固定され、光
ピックアップ8は一体に連結されたラック9をヘリカル
ギア10’により駆動しガイドレール7a,7bを摺動
し移動される。ヘリカルギア10’は筐体2に設けた軸
14に回動自在に軸合され、ウオームギア6と歯合しラ
ック9にモータ3からの駆動力が伝達される。モータ3
の制御回路(図示せず)からモータ3を制御することによ
って、光ピックアップ8はガイドレール7a,7b上を
移動せしめ対向するディスクのトラックに位置決めされ
再生動作をすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
3を駆動制御する制御系の誤動作や故障等によりモータ
の制御が不能となったとき、光ピックアップ8が移動で
きなくなる位置まで暴走し、ウオームギア6がヘリカル
ギア10’に食い込んで機械的にデッドロック状態にな
り、再動作ができなくなる事故を起こす欠点があった。
3を駆動制御する制御系の誤動作や故障等によりモータ
の制御が不能となったとき、光ピックアップ8が移動で
きなくなる位置まで暴走し、ウオームギア6がヘリカル
ギア10’に食い込んで機械的にデッドロック状態にな
り、再動作ができなくなる事故を起こす欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体に固定さ
れたガイドレール上を摺動する作動部に連結されたラッ
クと、該ラックと歯合し前記作動部を移動させる第1の
ヘリカルギアと、前記筐体に固定されウオームギアを駆
動軸に取り付けたモータと、前記ウオームギアに噛合す
る第2のヘリカルギアと、前記第1および第2のヘリカ
ルギアが同軸に軸合されそれぞれの円筒部を共に圧接し
駆動力を伝達する圧接部材を具備する送り機構である。
れたガイドレール上を摺動する作動部に連結されたラッ
クと、該ラックと歯合し前記作動部を移動させる第1の
ヘリカルギアと、前記筐体に固定されウオームギアを駆
動軸に取り付けたモータと、前記ウオームギアに噛合す
る第2のヘリカルギアと、前記第1および第2のヘリカ
ルギアが同軸に軸合されそれぞれの円筒部を共に圧接し
駆動力を伝達する圧接部材を具備する送り機構である。
【0006】したがって、過負荷時に圧接部材による第
1および第2のヘリカルギアを一体に保持し、駆動力を
伝達する圧接部で空転する構成に成すのでモータによる
制御動作が暴走して所定の圧接力を越えて負荷が加えら
れてもヘリカルギア間で空転を継続するので、ギアがラ
ツクに食い込みデッドロック状態になるのを防止するこ
とができる。
1および第2のヘリカルギアを一体に保持し、駆動力を
伝達する圧接部で空転する構成に成すのでモータによる
制御動作が暴走して所定の圧接力を越えて負荷が加えら
れてもヘリカルギア間で空転を継続するので、ギアがラ
ツクに食い込みデッドロック状態になるのを防止するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図面により説明する。図
1は本発明による送り機構の一実施例の概略構成図を示
し、図2に要部の断面を示す。なお、従来例と同様な部
分は同符号を付して説明を省略する。図において、光ピ
ツクアツプ送り機構1の筐体2に固定部材4で固定され
たモータ3の駆動軸5に取り付けたウオームギア6が噛
合するヘリカルギア10bに一体の円筒部bとヘリカル
ギア10aに一体の円筒部aとが筐体2に同軸に軸14
で回動自在に保持される。
1は本発明による送り機構の一実施例の概略構成図を示
し、図2に要部の断面を示す。なお、従来例と同様な部
分は同符号を付して説明を省略する。図において、光ピ
ツクアツプ送り機構1の筐体2に固定部材4で固定され
たモータ3の駆動軸5に取り付けたウオームギア6が噛
合するヘリカルギア10bに一体の円筒部bとヘリカル
ギア10aに一体の円筒部aとが筐体2に同軸に軸14
で回動自在に保持される。
【0008】ヘリカルギア10a及び10bの円筒部a
及びbには摩擦抵抗が大きくなるように凹凸が形成さ
れ、この円筒部a及びbを共に圧接するために圧接部材
11及び12の外壁に設けた溝11a及び12aにコイ
ルバネ13が嵌挿され、中心の軸14方向にバネの弾性
力が加えられ、所定の圧力により圧接部材11及び12
と円筒部a及びbとが係合し、ヘリカルギア10a及び
10bとが圧接部材11及び12を介し弾性係合され
る。
及びbには摩擦抵抗が大きくなるように凹凸が形成さ
れ、この円筒部a及びbを共に圧接するために圧接部材
11及び12の外壁に設けた溝11a及び12aにコイ
ルバネ13が嵌挿され、中心の軸14方向にバネの弾性
力が加えられ、所定の圧力により圧接部材11及び12
と円筒部a及びbとが係合し、ヘリカルギア10a及び
10bとが圧接部材11及び12を介し弾性係合され
る。
【0009】圧接部材11及び12の内壁11b及び1
2bは円筒部a及びbとに対向し当接して所定の係合状
態に保持される。係合状態は円筒部a及びbの摩擦係
数、或いは滑らかな凹凸による当接とコイルバネ13の
弾性力による係合によってヘリカルギア10aおよび1
0bを一体に保持する。ヘリカルギア10a及び10b
が軸13で筐体2に同軸で軸支されヘリカルギア10a
が光ピックアップ8と一体に連結されたラック9と噛合
する。
2bは円筒部a及びbとに対向し当接して所定の係合状
態に保持される。係合状態は円筒部a及びbの摩擦係
数、或いは滑らかな凹凸による当接とコイルバネ13の
弾性力による係合によってヘリカルギア10aおよび1
0bを一体に保持する。ヘリカルギア10a及び10b
が軸13で筐体2に同軸で軸支されヘリカルギア10a
が光ピックアップ8と一体に連結されたラック9と噛合
する。
【0010】光ピックアップ送り機構1は筐体2に固定
部材4で固着されたモータ3でウオームギア6を駆動
し、ウオームギア6からヘリカルギア10b、ヘリカル
ギア10bの円筒部bから圧接部材11および12を介
し円筒部aのヘリカルギア10aに伝達され、ヘリカル
ギア10aからラック9に伝達されラック9がガイドレ
ール7aおよび7bに沿って作動部である光ピツクアツ
プ8を所定の位置へ制御する。制御回路(図示せず)が何
らかの故障してモータ3がある回転方向に回転を続けた
とき移動できなくなる位置までラック9が移動し、ヘリ
カルギア部が抑止されるとヘリカルギア10aとヘリカ
ルギア10bが所定の係合状態以上の過負荷ではコイル
バネ13の弾性に抗し空転を生じるため、ウオームギア
6がヘリカルギア10aへ食い込み作動不能状態になる
のを防止することができる。
部材4で固着されたモータ3でウオームギア6を駆動
し、ウオームギア6からヘリカルギア10b、ヘリカル
ギア10bの円筒部bから圧接部材11および12を介
し円筒部aのヘリカルギア10aに伝達され、ヘリカル
ギア10aからラック9に伝達されラック9がガイドレ
ール7aおよび7bに沿って作動部である光ピツクアツ
プ8を所定の位置へ制御する。制御回路(図示せず)が何
らかの故障してモータ3がある回転方向に回転を続けた
とき移動できなくなる位置までラック9が移動し、ヘリ
カルギア部が抑止されるとヘリカルギア10aとヘリカ
ルギア10bが所定の係合状態以上の過負荷ではコイル
バネ13の弾性に抗し空転を生じるため、ウオームギア
6がヘリカルギア10aへ食い込み作動不能状態になる
のを防止することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、送り機構のウオームギ
アの駆動力を伝えるヘリカルギアの伝達部を圧接力によ
る伝達手段を設け、過負荷時に空転せしめるので、デッ
ドロック状態で再動作不能となる事故を防ぐことができ
る。
アの駆動力を伝えるヘリカルギアの伝達部を圧接力によ
る伝達手段を設け、過負荷時に空転せしめるので、デッ
ドロック状態で再動作不能となる事故を防ぐことができ
る。
【図1】本発明による送り機構の一実施例を示す概略の
構成図。
構成図。
【図2】本発明の要部の部分断面図。
【図3】従来例を示す概略の構成図。
1 光ピックアップ送り機構 2 筐体 3 モータ 4 固定部材 5 駆動軸 6 ウオームギア 7a,7b ガイドレール 8 光ピックアップ 9 ラック 10a,10b,10’ ヘリカルギア 11,12 圧接部材 11a,12a 溝 11b,12b 内壁 13 コイルバネ 14 軸
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体に固定されたガイドレール上を摺動
する作動部に連結されたラックと、該ラックと歯合し前
記作動部を移動させる第1のヘリカルギアと、前記筐体
に固定されウオームギアを駆動軸に取り付けたモータ
と、前記ウオームギアに噛合する第2のヘリカルギア
と、前記第1および第2のヘリカルギアが同軸に軸合さ
れそれぞれの円筒部を共に圧接し駆動力を伝達する圧接
部材を具備することを特徴とする送り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19806995A JPH0935425A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19806995A JPH0935425A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 送り機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935425A true JPH0935425A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16385013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19806995A Withdrawn JPH0935425A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 送り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100891618B1 (ko) * | 2007-09-05 | 2009-04-02 | 강원대학교산학협력단 | 픽업테이블 이송장치 |
JP2021023082A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 日本電産コパル株式会社 | ギヤドモータ |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP19806995A patent/JPH0935425A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100891618B1 (ko) * | 2007-09-05 | 2009-04-02 | 강원대학교산학협력단 | 픽업테이블 이송장치 |
JP2021023082A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 日本電産コパル株式会社 | ギヤドモータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |