JPH0935288A - 光記録媒体の記録及び/又は再生装置 - Google Patents

光記録媒体の記録及び/又は再生装置

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JPH0935288A
JPH0935288A JP18123495A JP18123495A JPH0935288A JP H0935288 A JPH0935288 A JP H0935288A JP 18123495 A JP18123495 A JP 18123495A JP 18123495 A JP18123495 A JP 18123495A JP H0935288 A JPH0935288 A JP H0935288A
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JP
Japan
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light
tracking error
optical
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optical recording
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JP18123495A
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English (en)
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Akio Yamakawa
明郎 山川
Kamon Uemura
嘉門 植村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • G11B7/0903Multi-beam tracking systems

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックピッチの異なる光ディスクを選択的
に再生可能とする。 【解決手段】 トラックピッチの狭い光ディスクの記録
トラックに対して±1次光がそれぞれ内周側及び外周側
に所定分偏位して照射されるように、また、トラックピ
ッチの広い光ディスクの記録トラックに対して±2次光
がそれぞれ内周側及び外周側に所定分偏位して照射され
るように、回折格子18が半導体レーザ5からのレーザ
ビームを5分割して出射する。この各反射光をそれぞれ
フォトディテクタ8で受光し、検出系3が、±1次光及
び±2次光の各光量検出信号に応じて3スポット法によ
る2種類のトラッキングエラー信号を形成し、これをデ
ィスクのトラックピッチに応じて切り換えて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
再生装置,光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録
再生装置等の光読み出し方式を採用する機器に用いて好
適な光記録媒体の記録及び/又は再生装置に関し、特
に、トラックピッチの異なる2種類の光記録媒体を選択
的に再生可能とした光記録媒体の記録及び/又は再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、再生専用の光ディスクの再生を行
う光ディスク再生装置が知られている。この光ディスク
再生装置は、再生が開始されるとレーザダイオードを発
光駆動してレーザビームを出射する。このレーザビーム
は、回折格子により零次光であるメインビーム及び±1
次光である2つのサイドビームに3分割され偏光ビーム
スプリッタに照射される。上記レーザビームのほとんど
は、例えばP偏光成分の光となっており、偏光ビームス
プリッタは、このP偏光成分の光を反射し、該P偏光成
分の光に対して直交する偏光方向のS偏光成分の光を透
過する特性を有している。このため、偏光ビームスプリ
ッタに照射されたレーザビームは、当該偏光ビームスプ
リッタにより反射されコリメータレンズにより平行光と
され対物レンズに入射される。対物レンズは、入射され
たレーザビームを所定の径のビームスポットとなるよう
に収束して上記光ディスクに照射する。この際、上記メ
インビームは記録トラックにオントラックとなるように
照射され、+1次光のサイドビームは記録トラックに対
して、例えば1/4トラック分外周側にずれた位置に照
射され、−1次光のサイドビームは記録トラックに対し
て同じく1/4トラック分内周側にずれた位置に照射さ
れる。上記回折格子は、各ビームがこのような照射状態
となるような分光特性を有している。
【0003】次に、このように各ビームが光ディスクに
照射されると、各ビームの反射光が生ずる。この各反射
光は、それぞれ対物レンズ及びコリメータレンズを介し
て偏光ビームスプリッタに入射される。すなわち、上記
P偏光成分のレーザビームは光ディスクにより反射され
ることにより光路が反転し、S偏光成分の反射光として
偏光ビームスプリッタに入射される。上述のように、偏
光ビームスプリッタはS偏光成分の光を透過する特性を
有している。このため、偏光ビームスプリッタに入射さ
れた各反射光は、それぞれ当該偏光ビームスプリッタを
透過し、フォトディテクタに照射される。フォトディテ
クタは、メインビームの反射光を受光する第1のフォト
ディテクタと、上記±1次光の反射光をそれぞれ受光す
る第2,第3のフォトディテクタとで構成されている。
上記第1のフォトディテクタは、受光するメインビーム
の反射光の光軸を中心として放射状に4等分割された受
光領域A〜Dを有する4分割フォトディテクタとなって
おり、この各受光領域A〜Dで受光した反射光の光量に
応じた光量検出信号を形成し、これらを信号処理系及び
フォーカス制御系に供給する。信号処理系は、上記各受
光領域A〜Dからの各光量検出信号を全て加算処理する
ことにより、光ディスクに記録された記録データを示す
RF信号を再生して出力する。また、フォーカス制御系
は、対角線上に位置する各受光領域A及び受光領域Cか
らの各光量検出信号を加算処理すると共に、各受光領域
B及び受光領域Dからの各光量検出信号を加算処理し、
これら各加算信号の差分を検出することにより、いわゆ
る非点収差法によるフォーカスエラーを検出し、このフ
ォーカスエラーに応じて光ピックアップをフォーカス制
御する。また、第2,第3のフォトディテクタは、それ
ぞれ+1次光の反射光及び−1次光の反射光を受光し、
この各反射光の光量に応じた光量検出信号をトラッキン
グ制御系に供給する。トラッキング制御系は、上記各光
量検出信号の差分を検出することにより、いわゆる3ス
ポット法によるトラッキングエラーを検出し、このトラ
ッキングエラーに応じて光ピックアップをトラッキング
制御する。これにより、常にレーザビームの焦点が合っ
た状態、かつ、メインビームが記録トラック上を正確に
トレースする状態で光ディスクに記録された記録データ
の再生を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、近年において
高精細な静止画像や動画等の画像データを記録するため
に光ディスクの高密度化が求められ、この要望に答えて
図7(a)に示すようにトラックピッチを0.84μm
と狭くすることにより高密度化を図った光ディスクが開
発された。そして、このような高密度ディスクの再生等
を行う機器においては、汎用性を高めるためにも図7
(b)に示すようなトラックピッチが1.6μmの従来
の通常密度の光ディスクも再生できるようにすることが
好ましい。
【0005】しかし、光ディスクの記録再生を行うため
には、正確なトラッキング制御を行う必要がある。3ス
ポット法によるトラッキングエラー検出は、図7
(a),(b)に示すように、トラックピッチの狭い光
ディスク及びトラックピッチの広い光ディスクのいずれ
に対しても、各サイドビームを記録トラックに対して所
定分偏位させて照射する必要があるが、例えばトラック
ピッチの狭い高密度ディスクに対して上記各サイドビー
ムの位置関係を調整すると、トラックピッチの広い通常
密度の光ディスクに対しては各サイドビームの位置関係
がずれることとなる。このため、トラックピッチの広い
通常密度の光ディスクに対しては、各サイドビームの位
置関係がずれることにより、検出されるトラッキングエ
ラー信号の振幅が減少して正確なトラッキングエラー制
御が困難となり、記録データの記録再生に支障をきたす
問題があった。そして、このようなことから、高密度デ
ィスクの記録再生を行う機器は、従来の通常密度の光デ
ィスクは再生できない問題があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、トラックピッチの異なる複数種類の光ディス
クの記録再生を可能とすることができるような光記録媒
体の記録及び/又は再生装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光記録媒体
の記録及び/又は再生装置は、光源からの光を複数分割
して出射する分光手段と、この分光手段により分光され
光記録媒体に照射された各ビームの反射光をそれぞれ受
光して各光量検出信号を出力する受光手段とを備える光
学手段と、上記各受光手段により受光された各ビームの
反射光のうち、記録及び/又は再生を行う光記録媒体の
トラックピッチに応じて、サイドビームを用いたトラッ
キングエラー検出が可能な反射光の光量検出信号を選択
し、該サイドビームを用いたトラッキングエラー検出を
行うトラッキングエラー検出手段とを有する。
【0008】具体的には、例えばトラックピッチの広い
第1の光記録媒体及びトラックピッチの狭い第2の光記
録媒体に対して、零次光であるメインビームを記録トラ
ックの中心に照射して記録情報を再生し、±1次光以上
の回折光を用いてトラッキングエラーを検出するものと
すると、上記分光手段は、上記トラックピッチの狭い第
2の光記録媒体に対して±2次光のサイドビームを用い
たトラッキングエラー検出が可能なように、また、上記
トラックピッチの広い第1の光記録媒体に対して±1次
光のサイドビームを用いたトラッキングエラー検出が可
能なように、上記光源からの光を複数分割する。上記ト
ラッキングエラー検出手段は、例えば3スポット法やデ
ィファレンシャルプッシュプル法等のようなサイドビー
ムを用いたトラッキングエラー検出法により、上記±2
次光に基づき第1の光記録媒体用の第1のトラッキング
エラー検出信号を形成し、上記±1次光に基づき第2の
光記録媒体用の第2のトラッキングエラー検出信号を形
成する。そして、この第1或いは第2のトラッキングエ
ラー検出信号を、記録或いは再生を行う光記録媒体のト
ラックピッチに応じて切換えて出力する。これにより、
トラックピッチの異なる光記録媒体の再生を可能とする
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光記録媒体の
記録及び/又は再生装置の実施の形態について図面を参
照しながら詳細に説明する。本発明に係る光記録媒体の
記録及び/又は再生装置は、図1に示すように光ディス
ク1に記録された記録データを再生する光ディスク再生
装置に適用することができる。この光ディスク再生装置
は、例えば直径12cm,基板厚1.2mm,トラック
ピッチ1.6μmの第1の光ディスク、及び、直径12
cm,基板厚0.6mm,トラックピッチ0.84μm
の第2の光ディスクの両方の光ディスクが再生可能とな
っている。
【0010】すなわち、この光ディスク再生装置は、光
ディスク1にレーザビームを照射しこの反射光の光量に
応じた光量検出信号を出力する光学系2と、上記光学系
2からの光量検出信号に基づいて2種類のトラッキング
エラー信号を形成しこれらを切り換えて出力する検出系
3と、上記光量検出信号に基づいて光ディスク1の種類
を判別し、この判別結果に応じて上記検出系3により形
成された2種類のトラッキングエラー信号の切換えを制
御するディスク判別部4とで構成されている。上記光学
系2は、図2〜図4に示すような軸摺動型の光学系とな
っている。この図2及び図3において、可動部20は、
それぞれ非磁性材料で形成されるボビン20A及び保持
体20Bで構成されている。保持体20Bの中心位置に
は、軸方向に嵌挿された管状の軸受部21が設けられて
いる。また、ボビン20Aの外周面には、当該可動部2
0をフォーカス方向(ディスク板面上に対して垂直方
向)に可動させるためのフォーカスコイル22が、上記
軸受部21を中心とする環を形成するように巻回されて
いる。また、このフォーカスコイル22の表面上には、
これと密接して当該可動部20をトラッキング方向(デ
ィスクの径方向)に移動させるための2組のトラッキン
グコイル23A,23Bがそれぞれ設けられている。こ
のトラッキングコイル23A,23Bは、その巻回軸方
向がそれぞれ上記フォーカスコイル22の巻回軸方向と
直交しており、ボビン20Aの外周面上に計4個の環を
形成するように設けられている。
【0011】上記光学系2の中央部には、該光学系2の
厚み分の長さを有する支持軸29が貫通配設されてい
る。また、上記保持体20Bには、上記支持軸29に対
して偏心した位置に、該支持軸29の中心軸に対して平
行な段付きの孔33が穿設されている。この孔33に
は、鏡筒25が設けられており、該鏡筒25内には、対
物レンズ7,1/4波長板26,コリメータレンズ27
及び偏光ビームスプリッタ6が各光軸が一致するように
一列に配設されている。そして、上記ボビン20Aに
は、その検出面が偏光ビームスプリッタ6側に向けられ
たフォトディテクタ8、半導体レーザ5、及び上記偏光
ビームスプリッタ6の間に設けられ該半導体レーザ5か
らのレーザビームを5分割して偏光ビームスプリッタ6
に照射する回折格子18が設けられている。
【0012】上記半導体レーザ5は、一列に配設された
対物レンズ7,1/4波長板26,コリメータレンズ2
7及び偏光ビームスプリッタ6の各光学部品に対して重
量的に略対称となるように、上記ボビン20Aに設けら
れている。また、上記支持軸29には、図4に示すよう
に半導体レーザ5からのレーザビームの光路となる孔3
4が穿設されており、この孔34を介して半導体レーザ
5からのレーザビームが上記偏光ビームスプリッタ6に
照射されるようになっている。なお、保持体20Bに一
体的に形成された軸受部21にも、上記支持軸29の孔
34に対応する位置にレーザビームの光路となる孔35
が設けられている。
【0013】上記回折格子18は、図5に示すようにト
ラックピッチが1.6μmの第1の光ディスクの記録ト
ラックの中心に零次光のメインビームが照射され、該記
録トラックに対して例えば1/4トラックピッチ分内周
側及び外周側に偏位して±2次光の各サイドビームが照
射されるように、また、トラックピッチが0.84μm
の第2の光ディスクの記録トラックの中心に零次光のメ
インビームが照射され、該記録トラックに対して例えば
1/4トラックピッチ分内周側及び外周側に偏位して±
1次光の各サイドビームが照射されるように、上記半導
体レーザ5からのレーザビームを5分割して出射する光
学特性を有している。
【0014】上記フォトディテクタ8は、図1に示すよ
うに上記回折格子18で5分割されたレーザビームの各
反射光をそれぞれ受光する位置に第1〜第5のフォトデ
ィテクタ9〜13を配して形成された5分割フォトディ
テクタとなっている。第1のフォトディテクタ9は、上
記回折格子18により5分割されたレーザビームのう
ち、メインビーム(零次光)の反射光を受光するフォト
ディテクタであり、その受光領域は、受光するメインビ
ームの反射光の光軸を中心として放射状に4等分割(受
光領域A〜受光領域D)されている。なお、上記受光領
域Aと受光領域Bとの境目及び受光領域Cと受光領域D
との境目は、それぞれ光ディスク1のトラック方向と一
致するように分割されている。第2のフォトディテクタ
10及び第3のフォトディテクタ11は、上記回折格子
18により5分割されたレーザビームのうち、±1次光
の各サイドビームの反射光を受光する位置にそれぞれ設
けられており、それぞれ受光領域は1つ(受光領域E及
び受光領域F)となっている。また、第4のフォトディ
テクタ12及び第5のフォトディテクタ13は、上記回
折格子18により5分割されたレーザビームのうち、±
2次光の各サイドビームの反射光を受光する位置にそれ
ぞれ設けられており、それぞれ受光領域は1つ(受光領
域G及び受光領域H)となっている。
【0015】このように構成された可動部20は、磁性
材の固定ヨーク28の中央部に植立固定された支持軸2
9が軸受部21の中心孔に案内挿入されることで、摺回
動自在に支持されている。すなわち、上記可動部20
は、支持軸29の軸方向に摺動自在にかつ軸の回りに回
動自在に支持されている。さらに、固定ヨーク28の下
面には、支持軸29を中心とする環状の永久磁石30が
密接して固着されている。また、この永久磁石30の下
端面には、突片部31を有する第1のヨーク部32が固
着されている。また、固定ヨーク28には、第1のヨー
ク部32の突片部31に対抗してボビン20Aの内側に
配置される第2ヨーク部33が突設されている。これら
固定ヨーク28,永久磁石30,第1のヨーク部32及
び第2のヨーク部33によって磁気回路が構成されてお
り、第1のヨーク部32と第2のヨーク部33との間の
磁気空隙内に、フォーカスコイル22とトラッキングコ
イル23A,23Bが配設されている。さらに、上記固
定ヨーク28には、保持体20Bに保持された鏡筒25
の外径より大きな径の孔33が穿設され、鏡筒25の上
端がこの孔33内に案内挿入されている。
【0016】次に、図1に示す上記検出系3は、フォト
ディテクタ8内の第1のフォトディテクタ9の受光領域
A及び受光領域Cからの各光量検出信号を加算処理する
加算器14aと、該第1のフォトディテクタ9の受光領
域B及び受光領域Dからの各光量検出信号を加算処理す
る加算器14bと、上記各加算器14a,14bからの
各加算出力を加算処理して光ディスク1に記録されてい
る記録情報(RF信号)を再生する加算器14cと、上
記各加算出力を比較処理してフォーカスエラー信号を形
成する比較器15aとを有している。また、上記検出系
3は、上記フォトディテクタ8内の第4,第5のフォト
ディテクタ12,13からの各光量検出信号を比較処理
して上記トラックピッチの狭い第2の光ディスク用の第
1のトラッキングエラー検出信号を形成する比較器15
bと、第2,第3のフォトディテクタ10,11からの
各光量検出信号を比較処理して上記トラックピッチの広
い第1の光ディスク用の第2のトラッキングエラー検出
信号を形成する比較器15cとを有している。そして、
上記検出系3は、ディスク判別回路4からの判別出力に
応じて、上記第1,第2のトラッキングエラー検出信号
を切り換えて出力する切換えスイッチ16を有してい
る。
【0017】次に、このような構成を有する光ディスク
再生装置の動作説明をする。まず、図3において、当該
光ディスク再生装置に光ディスク1が装着され再生が開
始されると、図3に示すように半導体レーザ5からレー
ザビームが出射される。この半導体レーザ5から出射さ
れたレーザビームは、回折格子18により零次光である
メインビーム,±1次光及び±2次光の各サイドビーム
に5分割され、偏光ビームスプリッタ6に入射される。
偏光ビームスプリッタ6は、例えばP偏光成分の光は反
射し、該P偏光成分の光に対して直交する偏光方向のS
偏光成分の光は透過する特性を有している。これに対し
て、半導体レーザ5からのレーザビームは、ほとんどが
P偏光成分となっている。このため、偏光ビームスプリ
ッタ6は、半導体レーザ5からのレーザビームを略々全
反射する。この偏光ビームスプリッタ6により反射され
たレーザビームは、コリメータレンズ27により平行光
とされるとともに、1/4波長板26により円偏光化さ
れる。そして、対物レンズ7により所定のビームスポッ
トとなるように収束され光ディスク1の盤面上に照射さ
れる。
【0018】具体的には、当該光ディスク再生装置に装
着された光ディスクが0.84μmのトラックピッチを
有する第2の光ディスクの場合、図6(a)に示すよう
に上記5分割されたレーザビームのうちメインビームは
オントラックするように照射され、これに対して、+1
次光のサイドビーム(第1のサイドビーム)はディスク
内周側に1/4トラックピッチ分ずれた位置に照射さ
れ、また、−1次光のサイドビーム(第2のサイドビー
ム)はディスク外周側に1/4トラックピッチ分ずれた
位置に照射される。このため、この第2の光ディスクの
再生では、上記第1,第2のサイドビームを用いた3ス
ポット法によるトラッキングエラー検出が可能となる。
また、当該光ディスク再生装置に装着された光ディスク
が1.6μmのトラックピッチを有する第1の光ディス
クの場合、図6(b)に示すように上記5分割されたレ
ーザビームのうちメインビームはオントラックするよう
に照射され、これに対して、+二次光のサイドビーム
(第3のサイドビーム)はディスク内周側に1/4トラ
ックピッチ分ずれた位置に照射され、また、−二次光の
サイドビーム(第4のサイドビーム)はディスク外周側
に1/4トラックピッチ分ずれた位置に照射される。こ
のため、この第2の光ディスクの再生では、上記±2次
光の各サイドビームを用いた3スポット法によるトラッ
キングエラー検出が可能となる。
【0019】次に、このように光ディスク1にレーザビ
ームが照射されることにより上記各レーザビームの反射
光が生ずる。この反射光は、上記レーザビームの光路と
同じ光路を通るのであるが、該レーザビームの進行方向
とは正反対の進行方向となる。このため、上記反射光は
対物レンズ7により平行光とされ、1/4波長板26に
より直線偏光化されることにより上記P偏光成分に対し
て偏光方向が直交するS偏光成分とされて偏光ビームス
プリッタ6に入射される。上述のように、上記偏光ビー
ムスプリッタ6は、P偏光成分を反射してS偏光成分を
透過する特性を有している。このため、上記偏光ビーム
スプリッタ6に入射された反射光は、該偏光ビームスプ
リッタ6を透過してフォトディテクタ8に照射される。
【0020】具体的には、上記5分割されたレーザビー
ムに対応する各反射光のうち、メインビームの反射光は
フォトディテクタ8内の第1のフォトディテクタ9に照
射され、+1次光のサイドビームの反射光は第2のフォ
トディテクタ10に照射され、−1次光のサイドビーム
の反射光は第3のフォトディテクタ11に照射される。
また、+2次光のサイドビームの反射光は第4のフォト
ディテクタ12に照射され、−2次光のサイドビームの
反射光は第5のフォトディテクタ13に照射される。
【0021】上記第2のフォトディテクタ10は、受光
した+1次光のサイドビームの反射光の光量に応じた光
量検出信号を形成し、これを比較器15cに供給する。
また、第3のフォトディテクタ11は、受光した−1次
光のサイドビームの反射光の光量に応じた光量検出信号
を形成し、これを上記比較器15cに供給する。比較器
15cは、上記第2のフォトディテクタ10からの光量
検出信号及び第3のフォトディテクタ11からの光量検
出信号を比較処理することにより、いわゆる3スポット
法によるトラッキングエラー信号を形成し、これをトラ
ックピッチの狭い第2の光ディスク用の第2のトラッキ
ングエラー信号として切換えスイッチ16の被選択端子
16cに供給する。
【0022】また、上記第4のフォトディテクタ12
は、受光した+2次光のサイドビームの反射光の光量に
応じた光量検出信号を形成し、これを比較器15bに供
給し、第5のフォトディテクタ13は、受光した−2次
光のサイドビームの反射光の光量に応じた光量検出信号
を形成し、これを上記比較器15bに供給する。比較器
15bは、上記第4のフォトディテクタ12からの光量
検出信号及び第5のフォトディテクタ13からの光量検
出信号を比較処理することにより、いわゆる3スポット
法によるトラッキングエラー信号を形成し、これをトラ
ックピッチの広い第1の光ディスク用の第1のトラッキ
ングエラー信号として切換えスイッチ16の被選択端子
16bに供給する。
【0023】また、第1のフォトディテクタ9は、受光
領域A及び受光領域Cで受光したメインビームの反射光
の光量に応じた光量検出信号を形成し、これらを加算器
14aに供給するとともに、受光領域B及び受光領域D
で受光したメインビームの反射光の光量に応じた光量検
出信号を形成し、これらを加算器14bに供給する。上
記各加算器14a,14bは、供給される各光量検出信
号を加算処理し、それぞれ比較器15a及び加算器14
cに供給する。上記加算器14cは、上記各加算器14
a,14bからの各加算出力を加算処理することによ
り、記録情報であるRF信号を形成し、これを出力端子
19を介して図示しないデータ処理回路等に供給する。
これにより、光ディスク1に記録されている記録情報が
再生され、スピーカ装置やコンピュータ装置等に供給さ
れる。また、上記比較器15aは、上記各加算器14
a,14bからの各加算出力を比較処理することによ
り、フォーカスエラー信号を形成し、これを出力端子1
9を介して図示しないサーボ制御系に供給する。
【0024】一方、ディスク判別回路4は、当該光ディ
スク再生装置に装着された光ディスクの反射率に基づい
て上記切換えスイッチ16の切換え制御を行う。具体的
には、トラックピッチが1.6μmの第1の光ディスク
の反射率よりも、トラックピッチが0.84μmの第2
の光ディスクの反射率のほうが低くなっている。このた
め、ディスク判別回路4は、この反射率を検出すること
により、当該光ディスク再生装置に装着された光ディス
クが第1の光ディスクであるか第2の光ディスクである
かを検出する。そして、当該光ディスク再生装置に装着
された光ディスクが、トラックピッチの狭い第2の光デ
ィスクであると判別した場合は、選択端子16aにより
被選択端子16cを選択するように切換えスイッチ17
を切換え制御し、当該光ディスク再生装置に装着された
光ディスクが、トラックピッチの広い第1の光ディスク
であると判別した場合は、選択端子16aにより被選択
端子16bを選択するように切換えスイッチ17を切換
え制御する。上述のように、上記切換えスイッチ16の
被選択端子16bには±2次光の各サイドビームで形成
された第1の光ディスク用の第1のトラッキングエラー
検出信号が供給され、被選択端子16cには±1次光の
各サイドビームで形成された第2の光ディスク用の第2
のトラッキングエラー検出信号が供給されている。この
ため、上記反射率に応じて切換えスイッチ16を切換え
制御することにより、再生する光ディスクに応じた第1
或いは第2のトラッキングエラー検出信号を出力するこ
とができる。
【0025】3スポット法でトラッキングエラー検出を
行う場合、各サイドビームが記録トラックに対して所定
分偏位して照射されないと、該サイドビーム間の位相の
ずれに伴うトラッキングエラー信号の振幅が減少し、正
確なトラッキングエラー検出に支障を来すのであるが、
当該光ディスク再生装置は、±2次光により第1の光デ
ィスク用のトラッキングエラー検出信号を形成し、ま
た、±1次光により第2の光ディスク用のトラッキング
エラー検出信号を形成し、該各トラッキングエラー検出
信号を、再生する光ディスクに応じて切換えて出力する
ようにしている。このため、トラックピッチの異なる2
種類の光ディスクの再生を可能とすることができる。
【0026】上記トラッキングエラーの検出系は、レー
ザビームを5分割して出射する回折格子18と、この5
分割されたレーザビームに対応するフォトディテクタ8
と、2種類のトラッキングエラー検出系15b,15c
とで純電気的に構成することができる。このため、例え
ばトラックピッチの狭い光ディスク用の回折格子とトラ
ックピッチの広い光ディスク用の回折格子を用意し、該
各回折格子をディスクの判別結果に応じて入れ換えるこ
とにより各サイドビームの偏位度を可変して2種類の光
ディスクのトラッキングエラーを検出するような特別な
機構を設けることなく、構成簡単かつ安価に実現するこ
とができる。
【0027】次に、このように光ディスクのトラックピ
ッチに応じて選択された第1のトラッキングエラー信号
及び第2のトラッキングエラー信号は、それぞれ上記選
択端子16aを介して図示しないサーボ制御系に供給さ
れる。サーボ制御系は、上記トラッキングエラー信号に
基づいてトラッキングエラーを零とするようなトラッキ
ング制御信号を形成し、これを図2及び図3に示す軸摺
動型の光学系2のトラッキングコイル23A,23Bに
それぞれ供給する。また、サーボ制御系は、図示しない
フォーカスエラーの検出系で検出されたフォーカスエラ
ー信号に基づいてフォーカスエラーを零とするようなフ
ォーカス制御信号を形成し、これを上記光学系2のフォ
ーカスコイル22に供給する。
【0028】上記トラッキング制御信号は、トラッキン
グエラーに応じてレベル及び極性を可変した電流となっ
ており、上記トラッキングコイル23A,23Bにこの
電流が流れると、該各トラッキングコイル23A,23
Bが、第1のヨーク部32の突片部31と第2のヨーク
部33との間に形成される磁気ギャップ中の磁界から、
支持軸29を中心として右方向若しくは左方向に回動を
誘発する力を受け、これに応じて可動部20が支持軸2
9を中心として、右方向若しくは左方向に回動する。こ
のとき、上記鏡筒25は可動部20の中心軸に対して偏
心して設けられているため、鏡筒25の光軸、すなわ
ち、対物レンズ7の光軸は光ディスク1の記録トラック
を横切る方向(図2の矢印t若しくは矢印t´の方向)
に移動し、トラッキング制御が行われる。
【0029】また、上記フォーカス制御信号は、フォー
カスエラーに応じてレベル及び極性を可変した電流とな
っており、上記フォーカスコイル22にこの電流が流れ
ると、フォーカスコイル22が、第1のヨーク部32と
第2のヨーク部33との間に形成される磁気ギャップ中
の磁界から、支持軸29に沿う方向への力を受け、これ
に応じて可動部20が支持軸29に沿って上方又は下方
に移動する。これにより、保持体20Bに設けられた鏡
筒25に収納された対物レンズ7,1/4波長板26,
コリメータレンズ27及び保持体20Bに固着された偏
光ビームスプリッタ6,半導体レーザ5がそれぞれの位
置関係を保ちながら全体で移動し、対物レンズ7が光デ
ィスク1の盤面に対して垂直方向に上下移動してフォー
カス制御が行われる。
【0030】なお、フォーカス制御信号がフォーカスコ
イル22に供給されると共に、トラッキング制御信号が
トラッキングコイル23A,23Bに供給された場合に
は、上述のフォーカス制御及びトラッキング制御が同時
に行われるようになっている。
【0031】このような軸摺動型の光学系2は、半導体
レーザ5からのレーザビームが対物レンズ7を往復で通
過してフォトディテクタ8に向かうまでの光路を形成す
る各光学部品が共通の可動部20に固着されているた
め、フォーカス制御及びトラッキング制御により各光学
部材の相対位置関係が変化する不都合を防止することが
できる。また、最初に位置決めした各レンズの最良点で
常時使用することができるため、安定した光学特性で使
用することができるうえ、光学上の視野を無限大まで拡
大することができる。さらに、収差除去を不要とするこ
とができ、レンズコストを安くすることができる。
【0032】また、支持軸29及び軸受部21の軸方向
の軸方向の長さを当該光学系2の厚み分の長さとするこ
とができるため、この支持軸29に対する可動部20の
摺回動を安定化することができる。このため、摺回動時
に可動部20を円滑に駆動することができ、高精度なフ
ォーカス制御及びトラッキング制御を行うことができ
る。また、支持軸29を中心として対物レンズ7,1/
4波長板26,コリメータレンズ27及び偏光ビームス
プリッタ6等からなる光学レンズ系と半導体レーザ5と
を重量的に略対称な位置に配置しているため、可動部2
0の重量的バランスをとることができ、安定した軸方向
の摺動及び軸回りの回動を可能とすることができる。
【0033】次に、本発明を適用した上記光ディスク再
生装置の変形例の説明をする。上述の例では、いわゆる
3スポット法により2種類のトラッキングエラーを検出
することとしたが、この変形例は、上記トラックピッチ
の異なる第1,第2の光ディスクに対してそれぞれディ
ファレンシャル・プッシュプル法(DPP法)によりト
ラッキングエラーを検出するようにしたものである。な
お、この変形例においては、上記検出系3のうちトラッ
キングエラーの検出系以外は上述の例と同じであるた
め、その説明では該トラッキングエラーの検出系に言及
し、他の部分の詳細な説明は省略する。
【0034】すなわち、この変形例に係る光ディスク再
生装置のトラッキングエラー検出系は、上記第1のフォ
トディテクタ9の各受光領域A〜Dからの各光量検出信
号をそれぞれA〜D、第4,第5のフォトディテクタ1
2,13の各受光領域G,Hからの各光量検出信号をそ
れぞれG,Hとして、以下の式1に示すDPP法の演算
により、上記トラックピッチが1.6μmの第1の光デ
ィスク用の第1のトラッキングエラー信号を形成する。
【0035】 第1のトラッキングエラー信号=[(A+C)−(B+D)]−K[(G+H)/2]・・(式1) K:メインビームとサイドビームの光量差を補正するた
めの係数 また、上記トラッキングエラー検出系は、上記第1のフ
ォトディテクタ9の各受光領域A〜Dからの各光量検出
信号をそれぞれA〜D、第2,第3のフォトディテクタ
10,11の各受光領域E,Fからの各光量検出信号を
それぞれE,Fとして、以下の式2に示すDPP法の演
算により、上記トラックピッチが0.84μmの第2の
光ディスク用の第2のトラッキングエラー信号を形成す
る。
【0036】 第2のトラッキングエラー信号=[(A+C)−(B+D)]−K[(E+F)/2]・・(式2) K:メインビームとサイドビームの光量差を補正するた
めの係数 そして、この第1,第2のトラッキングエラー信号を、
上記ディスク判別回路4からの判別出力に応じて切り換
えて出力する。これにより、上述の例と同じくトラック
ピッチの異なる2種類の光ディスクの再生を可能とする
ことができる。また、DPD法を用いているため、オフ
セット成分を除去したかたちのトラッキングエラー信号
を形成することができ、トラッキングエラーを正確に是
正しながらの再生を可能とすることができる。
【0037】なお、上述の各実施の形態の説明では、上
記光学系2として軸摺動型の光学系を用いることとした
が、これは複数の弾性支持体で片持支持した2軸デバイ
スの光学系を用いるようにしてもよい。
【0038】また、ディスク判別回路4がディスクの反
射率を検出して当該光ディスク再生装置に装着された光
ディスクの種類を検出することとしたが、これは、例え
ばトラックピッチの狭い第2の光ディスクに当該ディス
クの種別を示す情報を記録しておき、この情報が再生さ
れたときに第2の光ディスク用のトラッキングエラー信
号を選択して出力するようにしてもよい。或いは、反射
光に基づいてトラックピッチを検出してディスク判別を
行い、また、サイドビーム用の第2,第3のフォトディ
テクタをそれぞれ4分割フォトディテクタとして、非点
収差法を用いてディスク判別を行うようにする等、ディ
スクの種類を判別できる手法であれば何でも良い。ま
た、このような自動判別を行わなくても、ユーザがディ
スクの種類に応じて手動で切換えスイッチ16を切り換
えるようにしてもよい。
【0039】さらに、上述の各実施の形態の説明では、
トラックピッチの異なる2種類の光ディスクを選択的に
再生することとしたが、これは3種類以上のトラックピ
ッチに対応して選択的に再生するようにしてもよい。こ
の場合、±3次光以上の回折光に基づいて、3スポット
法或いはDPD法等のような、少なくともサイドビーム
を用いるトラッキングエラー検出法を用いることにより
簡単に実現することができる。
【0040】最後に、上述の各実施の形態の説明では本
発明に係る光記録媒体の記録及び/又は再生装置を再生
専用の光ディスク再生装置に適用することとしたが、こ
れは、光ディスクの他、光カード,光テープ等の光記録
媒体に対して記録,再生を行う機器であれば何にでも適
用可能であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る光記録媒体の記録及び/又
は再生装置は、トラックピッチの異なる複数種類の光デ
ィスクの記録再生を可能とすることができる。このた
め、ディスクを選ぶことなく記録再生を可能とすること
ができることから、当該光記録媒体の記録及び/又は再
生装置を適用する機器の汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光記録媒体の記録及び/又は再生
装置を適用した光ディスク再生装置のブロック図であ
る。
【図2】上記光ディスク再生装置に設けられている軸摺
動型の光学系の上面図である。
【図3】上記軸摺動型の光学系の断面図である。
【図4】上記軸摺動型の光学系の支持軸の孔の部分の横
断面図である。
【図5】上記光ディスク再生装置に設けられている回折
格子の分光特性を説明するための模式図である。
【図6】上記光ディスク再生装置で再生されるトラック
ピッチの異なる2種類の光ディスクに照射されるメイン
ビーム及び各サイドビームを説明するための模式図であ
る。
【図7】トラックピッチの狭い光ディスク用の光ディス
ク再生装置により、トラックピッチの広い光ディスクを
再生した場合に生ずる不都合を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光学系 3 検出系 4 ディスク判別回路 5 半導体レーザ 6 偏光ビームスプリッタ 7 対物レンズ 8 フォトディテクタ 9 第1のフォトディテクタ 10 第2のフォトディテクタ 11 第3のフォトディテクタ 12 第4のフォトディテクタ 13 第5のフォトディテクタ 14a〜14c 加算器 15a〜15c 比較器 16 トラッキングエラー信号の切換えスイッチ 18 回折格子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を複数分割して出射する分
    光手段と、この分光手段により分光され光記録媒体に照
    射された各ビームの反射光をそれぞれ受光して各光量検
    出信号を出力する受光手段とを備える光学手段と、 上記各受光手段により受光された各ビームの反射光のう
    ち、記録及び/又は再生を行う光記録媒体のトラックピ
    ッチに応じて、サイドビームを用いたトラッキングエラ
    ー検出が可能な反射光の光量検出信号を選択し、該サイ
    ドビームを用いたトラッキングエラー検出を行うトラッ
    キングエラー検出手段とを有する光記録媒体の記録及び
    /又は再生装置。
  2. 【請求項2】 上記分光手段は、光源からの光を光記録
    媒体の記録トラックの中心に照射されるメインビーム、
    第1の記録媒体の記録トラックに対して該記録トラック
    の内方向及び外方向にそれぞれ所定分偏位して照射され
    る第1,第2のサイドビーム、及び該第1の光記録媒体
    よりもトラックピッチの狭い第2の光記録媒体の記録ト
    ラックに対して該記録トラックの内方向及び外方向にそ
    れぞれ所定分偏位して照射される第3,第4のサイドビ
    ームに分割して出射する分割手段であり、 上記受光手段は、上記メインビーム及び第1〜第4のサ
    イドビームをそれぞれ受光し、各受光光量に応じた光量
    検出信号を出力する受光手段であり、 上記トラッキングエラー検出手段は、上記受光手段から
    供給される第1,第2のサイドビームの光量検出信号に
    基づいて、上記第1の光記録媒体用の第1のトラッキン
    グエラー検出信号を形成して出力する第1のトラッキン
    グエラー検出手段と、上記受光手段から供給される第
    3,第4のサイドビームの光量検出信号に基づいて、上
    記第2の光記録媒体用の第2のトラッキングエラー検出
    信号を形成して出力する第2のトラッキングエラー検出
    手段と、記録及び/又は再生する光記録媒体のトラック
    ピッチに応じて上記第1のトラッキングエラー検出信号
    及び第2のトラッキングエラー検出信号を切り換えて出
    力する切換え手段とで構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の光記録媒体の記録及び/又は再生装置。
JP18123495A 1995-07-18 1995-07-18 光記録媒体の記録及び/又は再生装置 Withdrawn JPH0935288A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0991721A (ja) * 1995-09-29 1997-04-04 Nec Corp トラック誤差検出装置
KR100565016B1 (ko) * 1997-02-26 2006-07-19 소니 가부시끼 가이샤 광디스크장치및광디스크판별방법
JP2011054275A (ja) * 2002-08-23 2011-03-17 Panasonic Corp 光情報再生方法

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