JPH0935180A - 歩行者感応信号制御機 - Google Patents

歩行者感応信号制御機

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Publication number
JPH0935180A
JPH0935180A JP20647895A JP20647895A JPH0935180A JP H0935180 A JPH0935180 A JP H0935180A JP 20647895 A JP20647895 A JP 20647895A JP 20647895 A JP20647895 A JP 20647895A JP H0935180 A JPH0935180 A JP H0935180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
walker
time
pedestrian
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20647895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Imazu
健三 今津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP20647895A priority Critical patent/JPH0935180A/ja
Publication of JPH0935180A publication Critical patent/JPH0935180A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歩行者感応信号機の青時間を歩行者(交通弱
者)の速度に合わせて延長できるようにする。 【解決手段】横断歩道用の信号灯器の点灯を駆動する駆
動手段と、横断中の歩行者の歩行速度を計測する速度計
測手段と、計測された歩行者の歩行速度が所定の歩行速
度以下のときに、前記駆動手段で点灯される青信号時間
を所定の許容延長時間内において、その計測された歩行
者の歩行速度に対応させてその青信号時間を延長する延
長制御手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歩行者感応信号制御
機に係り、特に、高齢者等の交通弱者に対して青信号時
間の延長ができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の歩行者感応信号制御機
は、例えば、特開昭59−66800号公報に示される
ように、車道を横断しようとする歩行者を超音波式の感
知器で検出し、その検出信号に基づいて信号灯器の青信
号時間を制御できるように構成されている。
【0003】なお、上記公報に係る青信号時間(以下、
青時間という)の制御は、感知器で歩行者の密度と方向
を検出して青信号時間の延長又は青信号の打切りができ
るように制御している。
【0004】また、高齢者等の交通弱者が横断するとき
には、交通弱者用押釦箱に設けられている押釦が押下さ
れると、通常の青時間よりも所定時間長くすることも提
案されている(平成6年7月1日(社)交通工学研究会
発行,「交通信号の手引」P.73)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の歩行者感応信号制御機における青信号の延長は、歩
行者の歩行速度(以下、速度という)に対応した制御で
ないため、必ずしも交通弱者に適合した青信号時間とな
らないことがある。
【0006】また、押釦式の青信号時間延長において
は、一律に延長されるので、交通弱者の歩行者に適合し
ない場合がある。しかも、この押釦式の場合は、路側に
交通弱者用押釦箱が設けられているので、健常者が誤っ
て押釦を押下するときがあり、このときは無駄な青時間
が発生してしまうという不都合があった。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、交通弱者に適
合した青時間の得られる歩行者感応信号制御機を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る歩行者感応
信号制御機は、上記目的を達成するために、横断歩道用
の信号灯器の点灯を駆動する駆動手段と、横断中の歩行
者の歩行速度を計測する速度計測手段と、その速度計測
手段で計測された歩行者の歩行速度が所定の歩行速度以
下のときに、前記駆動手段で点灯される青時間を所定の
許容延長時間内において、その計測された歩行者の歩行
速度に対応させてその青時間を延長する延長制御手段と
を有することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面の基づいて説明する。図1は一実施の形態に係る歩行
者感応信号制御機の概略構成を示すブロック図である。
【0010】図中、1a,1bは、横断道路Rの両側に
それぞれ設けられた超音波式の感知器であり、2a,2
bは、横断道路Rの両側にそれぞれ設けられた横断歩道
用の信号灯器であって、周知の信号灯器と同様に赤色灯
及び青色灯を備えて構成されている。
【0011】上記各感知器1a,1bは、それぞれの音
軸X,Yが横断歩道の入口部分に向くように、歩行者の
進行方向と所定の角度θを有するように設置されてい
る。そして、各感知器1a,1bは、各送受信回路3
a,3bにそれぞれ接続されていて、図1中に鎖線で囲
まれる範囲に超音波を送出し、また歩行者によって反射
された反射波を受信できるように構成されている。
【0012】制御部4は、速度計測回路4aと制御回路
4bとから構成されていて、このうち速度計測回路4a
は、送受信回路3a,3bからの信号を入力して歩行者
の速度を計測するように構成されている。
【0013】歩行者の速度v(m/s)は、感知器1
a,1bから送出される送信周波数をf(Hz)、歩行
者から反射されてくるドップラ周波数をfd(Hz)、
及び音速をc(m/s)とすると、下式が成立すること
から求められる。 fd=±(2f・v cosθ)/c (θ;図1参照)
【0014】上式において、「+」は歩行者が感知器1
a,1bに接近してくる方向を示し、「−」は歩行者が
感知器1a,1bから離れて行く方向を示している。
【0015】今、θ=45°、f=25000Hz、c
=340m/sとし、利用者が健常者で4m/sの速度
で横断歩道Rを渡った場合、fdは約416Hzとな
る。また、利用者が交通弱者で2m/sの速度で横断歩
道Rを渡ったときのfdは約208Hzとなる。したが
って、ドップラ周波数fdを検出することにより利用者
の速度を計測することができる。
【0016】制御回路4bは、速度計測回路4aからの
利用者の速度信号を受けて、信号灯器2a,2bを点灯
駆動する灯器開閉回路5に制御信号を出力するように構
成されている。
【0017】この制御回路4bは、図2のタイムチャー
トに示されるように、所定の赤時間経過後に、所定の速
度v0 (m/s)で横断歩道Rを渡るのに要する青時間
の基本秒数T0 と、歩行者の速度によって延長され得る
延長可能時間T′との合計の青時間を有するように構成
されている。
【0018】上述の延長可能時間T′は、利用者の速度
v0 〜v1 (m/s)によって可変となるように設定さ
れている。例えば、健常者の速度を4(m/s)とした
とき、v0 は4(m/s)以上、v1 は4(m/s)未
満から3(m/s)まで、v2 は3(m/s)未満から
2(m/s)まで、そして、v1 は1(m/s)未満に
区分して制御されるように構成されている。
【0019】例えば、利用者の速度がv1 (m/s)と
計測されたときの青時間は、T0 +T1 (秒)となり、
利用者の速度がv2 (m/s)と計測されたときの青時
間は、T0 +T1 +T2 (秒)となり、利用者の速度が
v3 (m/s)と計測されたときは最大延長可能時間の
T1 +T′(T1 +T2 +T3 )(秒)となるように灯
器開閉回路5が制御される。上述の利用者の速度は、一
対の感知器1a,1bのうち、最も速度の遅い値を基準
として制御される。
【0020】なお、上述の例では、青時間は所定の赤時
間の経過後にサイクリックに表れるようにしたが、利用
者の有無を検知する感知器を設け、その感知器が利用者
を感知したときに青時間を開始させるようにしてもよ
い。また、感知器1a,1bは超音波式としたが、マイ
クロ波式とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る歩行者感応信号制御機は、
横断歩道用の信号灯器の点灯を駆動する駆動手段と、横
断中の歩行者の歩行速度を計測する速度計測手段と、そ
の計測された歩行者の歩行速度が所定の歩行速度以下の
ときに、前記駆動手段で点灯される青時間を所定の許容
延長時間内において、その計測された歩行者の歩行速度
に対応させてその青時間を延長する延長制御手段とから
なるので、交通弱者に適合した青時間とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る歩行者感応信号機
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】信号灯器の点灯時間を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1a,1b 感知器 2a,2b 信号灯器 3a,3b 送受信回路 4 制御部 4a 速度計測回路 4b 制御回路 5 灯器開閉回路 R 横断歩道

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断歩道用の信号灯器の点灯を駆動する
    駆動手段と、 横断中の歩行者の歩行速度を計測する速度計測手段と、 前記速度計測手段で計測された歩行者の歩行速度が所定
    の歩行速度以下のときに、前記駆動手段で点灯される青
    信号時間を所定の許容延長時間内において、その計測さ
    れた歩行者の歩行速度に対応させてその青信号時間を延
    長する延長制御手段と、 を有することを特徴とする歩行者感応信号制御機。
JP20647895A 1995-07-20 1995-07-20 歩行者感応信号制御機 Pending JPH0935180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20647895A JPH0935180A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 歩行者感応信号制御機

Applications Claiming Priority (1)

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JP20647895A JPH0935180A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 歩行者感応信号制御機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0935180A true JPH0935180A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16524044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20647895A Pending JPH0935180A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 歩行者感応信号制御機

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JP (1) JPH0935180A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007041931A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 交通信号制御装置および交通信号制御方法
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