JPH0935169A - 無線データ収集システム - Google Patents

無線データ収集システム

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Publication number
JPH0935169A
JPH0935169A JP18562895A JP18562895A JPH0935169A JP H0935169 A JPH0935169 A JP H0935169A JP 18562895 A JP18562895 A JP 18562895A JP 18562895 A JP18562895 A JP 18562895A JP H0935169 A JPH0935169 A JP H0935169A
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JP
Japan
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circuit
interrogator
responder
identification code
code
Prior art date
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Pending
Application number
JP18562895A
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English (en)
Inventor
Satoru Yoshitake
哲 吉武
Kazuo Nagata
和生 永田
Koji Akiyama
浩二 秋山
Kiyoshi Takai
潔 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 質問器の通信可能範囲内に存在する複数の応
答器の内の一と選択的に通信することが可能な無線デー
タ収集システムを実現する。 【構成】 質問器と、この質問器からの質問波を受信し
てこの質問波の指令によりデータを収集し、質問器から
の無変調の質問波をデータに基づき変調して応答波とし
て反射する応答器とから構成される無線データ収集シス
テムにおいて、質問器から送信された識別符号と自己の
識別符号が一致したときに応答器の全体を動作させる識
別符号判断手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線を利用して応答器
等からのデータを収集する無線データ収集システムに関
し、特に複数の応答器の内の一と選択的に通信すること
が可能な無線データ収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線データ収集システムはデータ
の収集員が携帯する質問器と、設備等の設置された応答
器とから構成されている。データ収集員は応答器の近傍
で質問器からの質問波を応答器に送信して通信を行う。
【0003】具体的に、質問器が応答器にコマンドを送
信する場合は、例えば、コマンドをASK(Amplitude s
hift keying)変調等で変調して送信し、また、応答器か
らデータを読みだす場合は無変調の質問波を送信し、応
答器からの反射波を受信・復調することにより応答器に
格納されているデータ等を得る。
【0004】一方、応答器は送信されてきたコマンドを
受信してデータ収集、データ送信等のコマンドを解釈し
て必要な処理を行う。また、データ送信時には質問器か
ら送信されてきた無変調の質問波を送信するデータに基
づきBPSK(Binary phaseshift keying )変調等で変
調して反射させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、質問器の通信
可能範囲内に複数の応答器が存在した場合には、S/N
が最大である応答器からのデータしか読み出すことがで
きず、このため質問器の通信可能範囲内に設置される応
答器の数を1つに制限する必要があると言った問題点が
ある。従って本発明の目的は、質問器の通信可能範囲内
に存在する複数の応答器の内の一と選択的に通信するこ
とが可能な無線データ収集システムを実現することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、質問器と、この質問器からの質
問波を受信してこの質問波の指令によりデータを収集
し、前記質問器からの無変調の質問波を前記データに基
づき変調して応答波として反射する応答器とから構成さ
れる無線データ収集システムにおいて、前記質問器から
送信された識別符号と自己の識別符号が一致したときに
前記応答器の全体を動作させる識別符号判断手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】応答器が自己の識別符号を受信した時に制御回
路及び変調回路を起動して全体の動作を開始することに
より、質問器の通信可能範囲内に複数の応答器が存在し
た場合でも、質問器が指定した識別符号の応答器と選択
的に通信できる。また、応答器の消費電力も低減するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係る無線データ収集システムの一実施例
を示す構成ブロック図である。図1において1は信号処
理回路、2は表示器、3及び4はアンテナ、5は検波
器、6は識別符号判断回路、7はスイッチ回路、8は制
御回路、9は変調回路、10a及び10bはセンサ回路
である。
【0009】また、ここで、1〜3は質問器50を、4
〜9は応答器51を、6及び7は識別符号判断手段52
をそれぞれ構成している。
【0010】質問器50において信号処理回路1には表
示器2が設けられ、信号処理回路1の入出力はアンテナ
3に接続される。
【0011】一方、応答器51においてアンテナ4の入
出力は検波器5の入力端子及び変調回路9の出力端子に
接続され、検波器5の出力は識別符号判断回路6及び制
御回路8に接続される。
【0012】制御回路8の出力はセンサ回路10a及び
10bの制御端子に接続され、センサ回路10a及び1
0bの出力は変調回路9に接続される。
【0013】また、識別符号判断回路6の出力はスイッ
チ回路7の制御端子に接続され、スイッチ回路7の入力
端子には電源電圧が供給され、スイッチ回路7の出力端
子は制御回路8及び変調回路9の電源端子に接続され
る。
【0014】ここで、図1に示す実施例の動作を説明す
る。先ず、質問器50は応答器51に対して識別符号及
びコマンド等をASK変調等で変調して送信する。この
時点で応答器51の制御回路8及び変調回路9には電源
電圧が供給されておらず、検波器5及び識別符号判断回
路6のみが動作している。
【0015】応答器51はこの変調信号をアンテナ4で
受信し、検波器5で復調して識別符号判断回路6に出力
する。識別符号判断回路6は検波器5から入力された信
号から識別符号を抽出し、この識別符号と応答器51に
予め設定されている識別符号とを比較する。
【0016】ここで、図2は識別符号判断回路6の具体
例を示す回路図である。図2において11はクロック発
生回路、12はシフトレジスタ回路、13a,13b,
13c,13d,13e,13f,13g及び13hは
排他的論理和回路(以下、EOR回路と呼ぶ。)、14
は8入力の論理和回路(以下、OR回路と呼ぶ。)、1
00は検波器5からの入力信号、101は識別符号一致
信号、102は識別符号である。
【0017】入力信号100はシフトレジスタ回路12
のシリアル入力端子に入力され、クロック発生回路11
の出力はシフトレジスタ回路12のクロック端子に接続
される。
【0018】シフトレジスタ回路12の8つのパラレル
出力端子はEOR回路13a〜13hの一方の入力端子
にそれぞれ接続される。また、EOR回路13a〜13
hの他方の入力端子には識別符号102がそれぞれ入力
される。
【0019】EOR回路13a〜13hの各出力はOR
回路14の8つの入力端子にそれぞれ接続され、OR回
路14の出力端子からは識別符号一致信号101が出力
される。
【0020】例えば、この応答器51の識別符号102
が”10001101”とすれば、図2中に示すように
EOR回路13aの他方の入力端子にはハイレベル”
H”が入力され、EOR回路13bの他方の入力端子に
はローレベル”L”が...、と言ったように識別符号
102が順次入力される。
【0021】ここで、質問器50から送信されてきた識
別符号が”10001101”であればEOR回路13
a〜13hの全ての出力はローレベルになり、識別符号
一致信号101もローレベルとなる。また、識別符号
が”10001100”であればEOR回路13hの出
力のみがハイレベルとなって識別符号一致信号101が
ハイレベルになる。
【0022】即ち、2つの識別符号が一致していれば識
別符号一致信号101はローレベルに、2つの識別符号
が不一致であれば識別符号一致信号101はハイレベル
になる。
【0023】比較の結果、もし、2つの識別符号が一致
していれば識別符号判断回路6はスイッチ回路7を”O
N”にして電源電圧を制御回路8及び変調回路9に供給
する。
【0024】また、もし、2つの識別符号が一致しなけ
れば識別符号判断回路6はスイッチ回路7を”OFF”
にして電源電圧を制御回路8及び変調回路9に供給しな
い。
【0025】従って、2つの識別符号が一致した時点で
制御回路8及び変調回路9が動作を開始し、制御回路8
は検波器5の出力からコマンドを抽出して、このコマン
ドの内容を解釈して必要な処理を行う。
【0026】例えば、質問器50からのコマンドがセン
サ回路10aの出力の読出要求であった場合、制御回路
8はセンサ回路10aの制御端子に制御信号を送ってセ
ンサ回路10aを動作状態にする。
【0027】変調回路9はセンサ回路10aの出力に基
づき質問器50からの無変調の質問波をBPSK変調等
で変調して質問器50に反射させる。
【0028】一連の送受信手順を終了した時点で制御回
路8がスイッチ回路7を”OFF”にして応答器51の
一部の動作を停止させる。
【0029】この結果、応答器51が自己の識別符号を
受信した時に制御回路8及び変調回路9を起動して全体
の動作を開始することにより、質問器50の通信可能範
囲内に複数の応答器が存在した場合でも、質問器50が
指定した識別符号の応答器51と選択的に通信すること
が可能になる。
【0030】さらに、応答器51は常時動作せずに質問
器50からの識別符号が一致した時に応答器51全体と
して動作するので応答器51の消費電力が低減できる。
【0031】また、図3はこのような無線データ収集シ
ステムを用いた設備診断の一応用例を示す説明図であ
る。図3において10cはセンサ回路、15は診断対象
である設備、51a及び51bは応答器であり、10
a,10b及び50は図1と同一符号を付してある。
【0032】センサ回路10a及び10bは設備15内
に適宜設置されると共に応答器51aに接続され、セン
サ回路10cもまた設備15内に適宜設置されると共に
応答器51bに接続される。
【0033】ここで、図3に示す応用例の動作を説明す
る。簡単の為に応答器51a及び51bの識別符号を”
00”及び”01”とする。
【0034】図2中”イ”に示すデータ収集員は設備1
5の前で質問器50にデータを取り出したい応答器51
aの識別符号”00”を入力する。質問器50は応答器
51a及び51bに対して質問波として識別符号”0
0”を送信する。
【0035】この識別符号”00”は応答器51a及び
51bで受信され、応答器51a及び51b内の各識別
符号判断回路6で一致若しくは不一致を判断する。応答
器51aは識別符号が一致するので制御回路8及び変調
回路9を起動して全体の動作を開始させ、一方、応答器
51bは識別符号が一致しないので全体の動作を行わな
い。
【0036】さらに、質問器50からデータの読出しコ
マンドを応答器51a及び52aに送信する。但し、応
答器51bは全体の動作を行っていないためこのコマン
ドに対しては何ら応答しない。
【0037】応答器51aは受信したコマンドに従いセ
ンサ回路10a若しくは10bの出力信号を読出し、こ
の出力信号に基づき質問器からの無変調の質問波を変調
して反射させることにより、センサ回路10a若しくは
10bの出力信号を質問器50に送信する。
【0038】一方、応答器51bのデータを取り出した
い場合は質問器50に識別符号”01”を入力して上述
と同様の処理をすれば良い。
【0039】この結果、各応答器51a及び51bが自
己の識別符号を受信した時に制御回路8及び変調回路9
を起動して全体の動作を開始することにより、質問器5
0が指定した識別符号の応答器51a若しくは51bと
選択的に通信することが可能になる。
【0040】なお、質問器と応答器との間の通信方式と
しては図1に示す実施例のような電磁波を用いたものに
限らず赤外線等の光を用いた通信であっても良い。ま
た、質問器50に表示器2を設けているが勿論なくても
構わない。
【0041】また、識別符号は上述のようにマニュアル
で入力するだけでなく、自動的に識別符号を変更してい
くポーリング方式等であっても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。応答器が自己の
識別符号を受信した時に全体の動作を開始することによ
り、質問器の通信可能範囲内に存在する複数の応答器の
内の一と選択的に通信することが可能な無線データ収集
システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線データ収集システムの一実施
例を示す構成ブロック図である。
【図2】識別符号判断回路の具体例を示す回路図であ
る。
【図3】無線データ収集システムを用いた設備診断の一
応用例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 信号処理回路 2 表示器 3,4 アンテナ 5 検波器 6 識別符号判断回路 7 スイッチ回路 8 制御回路 9 変調回路 10a,10b,10c センサ回路 11 クロック発生回路 12 シフトレジスタ回路 13a,13b,13c,13d,13e,13f,1
3g,13h 排他的論理和回路 14 論理和回路 15 設備 50 質問器 51,51a,51b 応答器 52 識別符号判断手段 100 入力信号 101 識別符号一致信号 102 識別符号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 潔 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】質問器と、この質問器からの質問波を受信
    してこの質問波の指令によりデータを収集し、前記質問
    器からの無変調の質問波を前記データに基づき変調して
    応答波として反射する応答器とから構成される無線デー
    タ収集システムにおいて、 前記質問器から送信された識別符号と自己の識別符号が
    一致したときに前記応答器の全体を動作させる識別符号
    判断手段を備えたことを特徴とする無線データ収集シス
    テム。
JP18562895A 1995-07-21 1995-07-21 無線データ収集システム Pending JPH0935169A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18562895A JPH0935169A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 無線データ収集システム

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0935169A true JPH0935169A (ja) 1997-02-07

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