JP2002007978A - データキャリアシステム - Google Patents

データキャリアシステム

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JP2002007978A
JP2002007978A JP2000188302A JP2000188302A JP2002007978A JP 2002007978 A JP2002007978 A JP 2002007978A JP 2000188302 A JP2000188302 A JP 2000188302A JP 2000188302 A JP2000188302 A JP 2000188302A JP 2002007978 A JP2002007978 A JP 2002007978A
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JP
Japan
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interrogator
circuit
host computer
carrier system
data carrier
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JP2000188302A
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English (en)
Inventor
Shiyoujirou Ichikawa
商二郎 市川
Riyuuichiro Sekiyama
竜一朗 関山
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Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 質問器全体を自己診断可能なデータキャリア
システムを提供する。 【解決手段】 応答器手段と、ホストコンピュータと通
信する質問器手段とからなり、質問器手段が近接すると
応答器手段がウェイクアップして質問器手段との間でマ
イクロ波による通信を実行するデータキャリアシステム
において、前記質問器手段に前記応答器手段と同一構成
の模擬応答器手段を内臓せしめ、前記ホストコンピュー
タからの自己診断指令又は周期的な診断サイクル指令に
基づき模擬応答器手段との通信を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアシ
ステム(個別対象物認識システム)に係わり、特にその
質問器の自己診断機能の改善技術に関する。
【0002】
【従来の技術】データキャリアシステムは、質問器(リ
ーダ/ライタ、以下R/W)が、マイクロ波を用いてR
/Wから離れた位置にある応答器(以下IDタグ)の中
に記憶された個別データを読み出し、またこのIDタグ
にデータを書き込むシステムである。このようなデータ
キャリアシステムは、FA(Factory Automation)、物
流、鉄道切符およびスーパーマーケットの価格読み取
り、あるいは鉄道保安装置等に広く利用されている。
【0003】ここで、一般的なデータキャリアシステム
の概要を説明する。図2は、データキャリアシステムの
構成を示したブロック図である。この図において、符号
1はIDタグであり、認識される対象物に搭載され、変
復調回路2、アンテナ3およびMPU回路4、メモリ
5、内蔵電池6で構成されており、R/W7より送信さ
れる自身の個別情報データがメモリ5に記憶されてい
る。
【0004】R/W7は、送受信回路8、アンテナ9、
変復調回路10およびMPU回路11で構成されてお
り、ホストコンピュータ12に通信回線D3を介して接
続され、ホストコンピュータ12より命令を受け、ID
タグ1内のメモリ5に保持されているデータの読出し、
および書込みを行う。ホストコンピュータ12は、R/
W7を制御し、複数のIDタグに対する個別情報データ
の収集と管理を行う。
【0005】IDタグ1において、変復調回路2はMP
U回路4から送信された信号を変調し、信号波としてア
ンテナ3により送信すると共に、アンテナ3で受信され
た信号波を復調し、MPU回路4に受信信号を送信す
る。MPU回路4は、変復調回路2からの受信信号およ
び変復調回路2への送信信号の送受信データの管理を行
う。
【0006】R/W7において、送受信回路8はIDタ
グ1との通信における送信波および受信波をアンテナ9
により送受信する。変復調回路10は、送受信回路8へ
送信する信号の変調を行い、送受信回路8より受信する
信号の復調を行う。MPU回路11は、送受信するデー
タの管理およびホストコンピュータ12との通信制御を
行う。
【0007】次に、IDタグ1とR/W7の動作を説明
する。まず、ホストコンピュータ12が個別データの書
込み又は読出し命令を、たとえばRS−232Cの規格
で制御される通信回線D3を介し、R/W7へ送信す
る。次に、ホストコンピュータ12からの信号を受信す
ると、R/W7は、命令データをASK(Amplitude Sh
ift Keying)変調した送信波RD10を介して認識対象
物であるIDタグ1へ送信する。
【0008】そして、R/W7からの命令データを変復
調回路2が受信すると、IDタグ1のMPU回路4は、
回路が動作していないスリープモードからウェイクアッ
プし、受信データを変復調回路2で復調した命令データ
の解読を行う。次に、解読された読出しまたは書込みの
命令に従い、MPU回路4はメモリ5に記憶されるデー
タの読出しまたは書込みを行う。
【0009】次に、MPU回路4は、データ処理終了後
に終了信号を変復調回路2へ送信し、変復調回路2は、
終了信号をFSK(Frequency Shift Keying)変調およ
びBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調を行
い、R/W7へアンテナ3により送信波TD10として
送信する。ここで、IDタグ1とR/W7との間での個
別情報データの読出しおよび書込みを実行するデータ通
信の媒体は、たとえば2.45GHz帯のマイクロ波が
用いられる。
【0010】R/W7において、13はセルフチェック
回路であり、ホストコンピュータ12よりの自己診断指
令又は周期的な診断サイクル指令に基づきMPU回路1
1の状態を自己診断し、診断結果をホストコンピュータ
12に返す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
R/Wの構成では、ホストコンピュータ12よりの自己
診断指令又は周期的な診断サイクル指令に基づきMPU
回路11の状態を自己診断し、診断結果をホストコンピ
ュータ12に返すものであり、MPU回路11自身の自
己診断は可能であるが、送受信回路8、アンテナ9、変
復調回路10の状態は診断できない。
【0012】本発明は、上記技術課題に鑑みてなされた
ものであり、質問器全体を自己診断可能なデータキャリ
アシステムの提供を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴の第1は、
応答器手段と、ホストコンピュータと通信する質問器手
段とからなり、この質問器手段が近接すると応答器手段
がウェイクアップして質問器手段との間でマイクロ波に
よる通信を実行するデータキャリアシステムにおいて、
前記質問器手段は、前記応答器手段と同一構成の模擬応
答器手段を内臓することを特徴とする具備せしめた点に
ある。
【0014】更に特徴の第2は、質問器手段は、ホスト
コンピュータよりの自己診断指令又は周期的な診断サイ
クル指令に基づき模擬IDタグとの通信を実行すること
を特徴とするせしめた点にある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わるデータキャリアシステムの一実施形態について説
明する。
【0016】図1は、本実施形態のブロック図である。
なお、この図では、図2を用いて既に説明した構成要素
と同一の要素には同一符号を付している。図1におい
て、符号14は、本発明を適用したR/Wであり、点線
のブロック7は図2で説明したR/Wの構成と全く同一
である。このR/Wは通常の使用状態では、図2で説明
したIDタグ1と通信する。
【0017】14において、点線のブロック1aは、本
発明の主要部である内臓された模擬IDタグであり、構
成要素2a乃至6aは図2で説明したIDタグ1の構成
要素2乃至6と同一である。ただし6aは電池構成では
なく、R/W14内部で給電される電源回路である。
【0018】模擬IDタグ1aは、外部に設置されるI
Dタグ1とは別の自身の個別情報データ(模擬データ)
がメモリ5に記憶されている。自己診断を行う手順は、
まず、ホストコンピュータ12が自己診断指令を通信回
線D3を介し、R/W7へ送信する。R/W7は、ホス
トコンピュータ12からの指令信号を受信すると、命令
データをASK変調した送信波RD10aを介して模擬
IDタグ1aへ送信する。
【0019】そして、R/W7からの命令データを模擬
IDタグ1aの変復調回路2aが受信すると、MPU回
路4aは、回路が動作していないスリープモードからウ
ェイクアップし、受信データを変復調回路2aで復調し
た命令データの解読を行う。次に、解読された読出しま
たは書込みの命令に従い、MPU回路4aはメモリ5a
に記憶される模擬データの読出しまたは書込みを行う。
【0020】さらに、MPU回路4aは、データ処理終
了後に終了信号を変復調回路2aへ送信し、変復調回路
2aは、終了信号をFSK変調およびBPSK変調を行
い、R/W7へアンテナ3aにより送信波TD10aと
して送信する。
【0021】このような模擬データの通信が正常に行わ
れた時に、R/W7の状態は正常と判断され、判断結果
が通信回線D3を介してホストコンピュータ12に返さ
れる。
【0022】ホストコンピュータ12からの自己診断指
令は、オペレータの割り込みで不定期に実行しても良い
し、周期的な診断サイクルにより自動実行するようにし
ても良い。なお、本発明を適用した場合は、R/W7全
体の状態が自己診断可能であり、MPU自身のセルフチ
ェック回路13を除いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、模
擬応答器手段との通信を実行することにより、質問器手
段全体の状態が自己診断可能なデータキャリアシステム
を容易に実現することができ、システムの信頼性向上に
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるデータキャリア
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 従来のデータキャリアシステムの一構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1……IDタグ(応答器手段) 2……変復調回路 3……アンテナ 4……MPU回路 5……メモリ 6……電池 7……R/W 8……送受信回路 9……アンテナ 10……変復調回路 11……MPU回路 12……ホストコンピュータ 13……セルフチェック回路 14……R/W(質問器手段) 1a……模擬IDタグ 2a……変復調回路 3a……アンテナ 4a……MPU回路 5a……メモリ 6a……電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 BB09 BC00 CA23 5B048 AA05 BB00 CC11 DD05 DD10 EE00 FF01 5B058 CA15 KA02 KA04 KA08 KA28 YA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 応答器手段と、ホストコンピュータと通
    信する質問器手段とからなり、この質問器手段が近接す
    ると応答器手段がウェイクアップして質問器手段との間
    でマイクロ波による通信を実行するデータキャリアシス
    テムにおいて、 前記質問器手段は、前記応答器手段と同一構成の模擬応
    答器手段を内臓することを特徴とするデータキャリアシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 質問器手段は、ホストコンピュータから
    の自己診断指令又は周期的な診断サイクル指令に基づき
    模擬応答器手段との通信を実行することを特徴とする前
    記請求項1記載のデータキャリアシステム。
JP2000188302A 2000-06-22 2000-06-22 データキャリアシステム Withdrawn JP2002007978A (ja)

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Effective date: 20070904