JPH0934964A - 処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置 - Google Patents

処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置

Info

Publication number
JPH0934964A
JPH0934964A JP7185721A JP18572195A JPH0934964A JP H0934964 A JPH0934964 A JP H0934964A JP 7185721 A JP7185721 A JP 7185721A JP 18572195 A JP18572195 A JP 18572195A JP H0934964 A JPH0934964 A JP H0934964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
bar code
prescription
label
barcode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7185721A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Morikawa
秀樹 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7185721A priority Critical patent/JPH0934964A/ja
Publication of JPH0934964A publication Critical patent/JPH0934964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的且つ正確に薬剤を処方することができ
ると共に、処方箋の管理作業を容易に行うことができる
処方箋情報管理装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータ1は、複数の項目について
の情報及び各情報に対応させて予め定めてあるバーコー
ドからなるファイルから情報及び上記情報に対応したバ
ーコードを読み出し、それらの情報をプリンタ12がラ
ベル上に印刷するように制御する。また、コンピュータ
1は、上記ラベルを台紙に添付して作成されたバーコー
ドブック4から任意のラベルに印刷されたバーコードを
バーコードリーダ2で読み取らせることにより管理のた
めのデータ入力を行う。そして、コンピュータ1は、バ
ーコードリーダ2の読み取り結果を判別し、バーコード
リーダ2で処理終了を示すバーコードが読み取られた場
合には、管理のためのデータ入力が行われた情報をハン
ディプリンタ5がカルテ5上に印刷するように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院の診察室等に
おいて、医師が患者に薬を処方する際の処方箋情報管理
方法及び処方箋情報管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、病院の診察室において、医師が
患者に薬を処方する際、処方薬の薬品名、用量、回数、
及び日数等を医師が処方箋(以下、カルテと言う。)に
ペンやボールペン等を用いて直筆で記入するのが一般的
である。そして、事務員や薬剤師は、カルテに記入され
た処方薬の情報を読み取って、多品種の薬品から目的と
する薬を探し、その薬を患者に処方する。また、事務員
や薬剤師は、読み取った処方薬の情報をキーボードを用
いてコンピュータに入力することにより、直筆でカルテ
に記入された処方薬の情報を処方情報及び会計情報とし
て使用する。或いは、手書きで記入されたコメントやイ
ラスト等を処方薬の情報と共にスキャナーに読み込ませ
ることにより、処方情報及び会計情報として使用する。
【0003】ここで、診察情報や上述したような処方薬
の情報等が記入されるカルテは、1冊の本に製本化され
たものであり、1枚のカルテ用紙には、数回分の診察情
報や処方薬の情報が記入される。また、このカルテは、
診察終了後に医師の直筆のサイン又は印鑑を必要とする
ものであり、医師の直筆のサイン又は印鑑により、法的
に有効となるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カルテには、
多忙な医師が処方薬の情報等を直筆で記入するため、記
入された文字は、独特な文字で読み取りずらく、事務員
や薬剤師の解釈ミスが発生する可能性があった。また、
事務員や薬剤師が読み取った処方薬の情報をキーボード
を用いてコンピュータに入力する際に、キーボードの入
力ミスが発生する可能性があった。これらの解釈ミス
は、薬の処方ミス、及び会計ミスにもつながり、特に、
医療機関においては、人命にもつながってしまう。
【0005】また、コンピュータに入力した各情報を処
方情報及び会計情報として使用する場合には、入力後の
データを医師や薬剤師が再度確認する必要があり、この
ような確認作業ために、人手及び時間が費やされてしま
っていた。
【0006】さらに、カルテは、1冊の本に製本化され
ているため、カルテへの記入作業を機械化することは難
しく、据置型プリンタを利用することはできない。この
ため、カルテの綴じ込みを外して必要なカルテ用紙を1
枚づつ印刷する必要があり、カルテの解体作業に手間を
要していた。
【0007】さらにまた、カルテには、医師が診察に関
するコメントやイラストを手書きで記入すると共に、診
察毎に医師の直筆のサイン又は印鑑を記すため、余白の
エリアの位置やサイズは一定せず、余白管理を自動化す
ることは難しい。また、1枚のカルテには、数回分の診
察情報を記入する必要がある。すなわち、余白のエリア
に本日分の診察情報を記入する必要がある。このため、
自動的な余白管理が非常に難しく、カルテの管理作業に
多くの人手及び時間が費やされてしまっていた。
【0008】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0009】即ち、本発明の目的は、効率的且つ正確に
薬剤を処方することができると共に、処方箋の管理作業
を容易に行うことができる処方箋情報管理方法及び処方
箋情報管理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る処方箋情報情報管理方法は、複数の
項目についての情報及び各情報に対応させて予め定めて
あるバーコードからなるファイルを記憶し、上記ファイ
ルから情報及び上記情報に対応したバーコードを読み出
す。次に、読み出した情報及び上記情報に対応したバー
コードが印刷されたラベルを作成し、上記ラベルを台紙
に添付してバーコード対応表を作成する。そして、上記
バーコード対応表から任意のラベルに印刷されたバーコ
ードをバーコードリーダで読み取らせることにより管理
のためのデータ入力を行う。また、上記バーコードリー
ダの読み取り結果を判別する。そして、上記バーコード
リーダでの判別結果により処理終了を示すバーコードが
読み取られた場合には、上記管理のためのデータ入力が
行われた情報をハンディプリンタにより処方箋上に印刷
することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法は、上記バーコードを2次元バーコードとし、2次元
バーコードを上記バーコードリーダで読み取らせること
により管理のためのデータ入力を行うことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法は、薬品別の複数の項目についての情報からなる上記
ファイルから情報及び上記情報に対応したバーコードを
読み出してラベルを作成し、上記ラベルを薬品別に台紙
に添付して上記バーコード対応表を作成することを特徴
とする。
【0013】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法は、薬効別の複数の項目からなる上記ファイルから情
報及び上記情報に対応したバーコードを読み出してラベ
ルを作成し、上記ラベルを薬効別に台紙に添付して上記
バーコード対応表を作成することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法は、病名別の複数の項目からなる上記ファイルから情
報及び上記情報に対応したバーコードを読み出してラベ
ルを作成し、上記ラベルを病名別に台紙に添付して上記
バーコード対応表を作成することを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法は、各情報に付与する複数の情報及び各情報に対応さ
せて予め定めてあるバーコードからなる上記ファイルか
ら情報及び上記情報に対応したバーコードを読み出して
ラベルを作成し、上記ラベルを台紙に添付して上記バー
コード対応表を作成することを特徴とする。
【0016】上述の課題を解決するために、本発明に係
る処方箋情報情報管理装置は、複数の項目についての情
報及び各情報に対応させて予め定めてあるバーコードか
らなるファイルを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に
記憶されたファイルから情報及び上記情報に対応したバ
ーコードを読み出す読出手段と、上記読出手段により読
み出された情報及び上記情報に対応したバーコードが印
刷されたラベルを作成するラベル作成手段と、上記バー
コードを読み取るバーコードリーダと、上記ラベル作成
手段により作成されたラベルを台紙に添付して作成され
たバーコード対応表から任意のラベルに印刷されたバー
コードを上記バーコードリーダで読み取らせることによ
り管理のためのデータ入力を行う入力手段と、上記バー
コードリーダの読み取り結果を判別する判別手段と、上
記入力手段により管理のためのデータ入力が行われた情
報を印刷するハンディプリンタと、上記判別手段の判別
結果に基いて上記ハンディプリンタの印刷動作を制御す
る制御手段とを備える。そして、上記制御手段は、上記
バーコードリーダで処理終了を示すバーコードが読み取
られた場合には、上記入力手段により管理のためのデー
タ入力が行われた情報を処方箋上に印刷するように上記
ハンディプリンタを制御することを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る処方箋情報情報管理装
置は、上記バーコードを2次元バーコードとし、2次元
バーコードを上記バーコードリーダで読み取ることを特
徴とする。
【0018】また、本発明に係る処方箋情報情報管理装
置は、上記読出手段により、薬品別の複数の項目からな
る上記ファイルから情報及び上記情報に対応したバーコ
ードを読み出し、上記入力手段により、上記ラベル作成
手段により作成されたラベルを薬品別に台紙に添付して
作成されたバーコード対応表から任意のラベルに印刷さ
れたバーコードを上記バーコードリーダで読み取らせる
ことにより管理のためのデータ入力を行うことを特徴と
する。
【0019】また、本発明に係る処方箋情報情報管理装
置は、上記読取手段により、薬効別の複数の項目からな
る上記ファイルから情報及び上記情報に対応したバーコ
ードを読み出し、上記入力手段により、上記ラベル作成
手段により作成されたラベルを薬効別に台紙に添付して
作成されたバーコード対応表から任意のラベルに印刷さ
れたバーコードを上記バーコードリーダで読み取らせる
ことにより管理のためのデータ入力を行うことを特徴と
する。
【0020】また、本発明に係る処方箋情報情報管理装
置は、上記読取手段により、病名別の複数の項目からな
る上記ファイルから情報及び上記情報に対応したバーコ
ードを読み出し、上記入力手段により、上記ラベル作成
手段により作成されたラベルを病名別に台紙に添付して
作成されたバーコード対応表から任意のラベルに印刷さ
れたバーコードを上記バーコードリーダで読み取らせる
ことにより管理のためのデータ入力を行うことを特徴と
する。
【0021】また、本発明に係る処方箋情報情報管理装
置は、上記読取手段により、各情報に付与する複数の情
報及び各情報に対応させて予め定めてあるバーコードか
らなる上記ファイルから情報及び上記情報に対応したバ
ーコードを読み出すことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る処方箋情報管
理方法及び処方箋情報管理装置について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0023】上記処方箋情報管理方法は、例えば、図1
に示すような処方箋管理システム100により実施され
る。また、処方箋管理システム100は、上記処方箋情
報管理装置を適用したものである。
【0024】すなわち、処方箋管理システム100は、
コンピュータ1と、コンピュータ1に接続されたバーコ
ードリーダ2及びハンディプリンタ3と、バーコードリ
ーダ2によりバーコードが読み取られるバーコードブッ
ク4とを備えている。
【0025】コンピュータ1は、図示していないが、薬
剤管理部門に設けられた端末装置と接続されており、上
記端末装置から多品種の薬品についてのデータ等が供給
されるようになされている。また、コンピュータ1に
は、バーコードのパターンジェネレータ11とプリンタ
12が接続されている。これにより、コンピュータ1
は、複数の項目についての情報に対応させて予め定めて
あるバーコードをプリントアウトすることができるよう
になされている。
【0026】ここで、処方箋管理システム100で使用
するバーコードは、2次元バーコードである。この2次
元バーコードとは、米国フロリダ州のI.D.マトリッ
クス社が特許を持つ(米国特許4.939.354
5.053.609 5.124.536 5.12
6.542 日本国内特許出願中)2次元シンボルであ
り、例えば、図2に示すように、L字の形をしたL字部
分21と、その対辺の白黒交互の点22からなり、L字
部分21によってシンボルの外周を表現し、白黒交互の
点22によってデータを表現するデータコードである。
【0027】2次元バーコードの特徴としては、数字、
英字、及び漢字の全てを使用することができ、最大20
00文字までの情報を表現することができること、最高
20%のデータが損傷を受けても誤りの訂正及びデータ
の修復を行うことができる、すなわち20%以上のコン
トラストであれば正確にデータを読み取ることができる
こと、データ密度を変えることによりコードサイズを
0.0025cm〜35cmまで自由に可変することが
できること、及び他の人や他の読み取り機では読み取る
ことのできないセキュリティコード化することができる
こと、正対読取角度が0度から360度であるため平面
的なあらゆる回転の読み取り可能であること等があげら
れる。
【0028】また、2次元バーコードは、データコード
をマークする部分として、長方形しか確保できない場合
には、最大縦横比1:2:5の長方形モードを使用する
ことにより、マークするスペースを有効に利用すること
ができるようになされている。
【0029】そこで、コンピュータ1を利用して、上述
のような2次元バーコードが印刷されたラベルを作成
し、そのラベルが添付されたバーコードブック4を作成
する。バーコードブック4としては、薬品名を基に処方
薬を入力するための図3に示すような薬品名別バーコー
ドブック31、薬効を基に処方薬を入力するための図4
に示すような薬効別バーコードブック41、病名を基に
処方薬を入力するための図5に示すような病名別バーコ
ードブック51、及び薬品の用量、用法、回数、日数等
の各薬品に付与する情報を入力するための図6に示すよ
うなダイレクトバーコードブック61の4種類のバーコ
ードブックを作成する。また、これらのバーコードブッ
クは、例えば、医師が日常処方している方法を基にして
作成されるものであり、医師が独自にアレンジして作成
することができるようになされている。
【0030】以下、バーコードブック4の作成処理につ
いて説明する。
【0031】バーコードブック4を作成するにあたっ
て、先ず、コンピュータ1により、薬品名別バーコード
ブック31及びダイレクトバーコードブック61に対す
る各マスタファイルを作成する。
【0032】すなわち、コンピュータ1は、上述した薬
剤管理部門に設けられた端末装置から供給される多品種
の薬品についてのデータから、薬品名、その薬品につい
ての情報、及びその薬品に対応させて予め定められたバ
ーコードの対応表からなる薬剤マスタファイルと、用量
及び日数を示すための数字「0」、「1」、・・・、
「9」、薬品の単位「錠」、「CP」、・・・、「m
g」、用法「朝食前」、「朝食後」、・・・、「就寝
前」、及びこれらの情報に対応させて予め定められたバ
ーコードの対応表からなるダイレクトマスタファイルと
を作成し、作成した薬剤マスタファイル及びダイレクト
マスタファイルを図示していないメモリに記憶する。
【0033】次に、図7に示すように、使用者は、コン
ピュータ1を利用して、バーコードブック4に添付する
バーコードラベル71を作成する。
【0034】すなわち、コンピュータ1は、使用者の図
示していないキーボードのキー操作に基いて、プリンタ
12が上記メモリに記憶した薬剤マスタファイル及びダ
イレクトマスタファイルの情報及び上記情報に対応する
バーコードを台紙にプリントアウトするように制御す
る。したがって、薬剤マスタファイルの情報及び上記情
報に対応するバーコードが台紙にプリントアウトされ、
この台紙を薬品名別用のバーコードラベルとして用い
る。また、ダイレクトマスタファイルの情報及び上記情
報に対応するバーコードが台紙にプリントアウトされ、
この台紙をダイレクト用のバーコードラベルとして用い
る。
【0035】薬品名別用のバーコードラベル及びダイレ
クト用のバーコードラベル(バーコードラベル71)
は、薬品名別バーコードブック31及びダイレクトバー
コードブック61(バーコードブック4)に対して取り
外しが自由に行えるように添付することができるように
なされている。これにより、例えば、医師が日常処方す
る処方内容を利用しやすい方法にアレンジして、バーコ
ードラベル71をバーコードブック4に添付することが
できる。
【0036】次に、薬効別用のバーコードラベル及び病
名別用のバーコードラベルを作成する。これらの各バー
コードラベルも上述した薬品名別用のバーコードラベル
及びダイレクト用のバーコードラベルと同様に、薬効別
バーコードブック41及び病名別バーコードブック61
に対して取り外しが自由に行えるように添付することが
できるようになされている。
【0037】すなわち、薬効別用のバーコードラベルと
しては、上述のようにして作成された薬品名別用のバー
コードラベルを用いる。
【0038】一方、病名別用のバーコードラベルは、コ
ンピュータ1を利用して、薬剤マスタファイル及びダイ
レクトマスタファイルから作成する。この時、病名別バ
ーコードブック51に対する病名別マスタファイルも作
成する。
【0039】図8は、病名別用のバーコードラベルの作
成処理を示すフローチャートである。以下、上記図8に
示したフローチャートを用いて説明する。
【0040】コンピュータ1は、使用者の図示していな
いキーボードのキー操作に基いて、図示していないメモ
リに記憶した薬剤マスタファイルから、同時的に処方さ
れることが多い複数の処方薬の組み合わせを選択する。
例えば、風邪薬として処方される薬品「DDDDDD」
と薬品「EEE」の2つの処方薬を選択する(ステップ
S81)。
【0041】次に、コンピュータ1は、上記キー操作に
基いて、選択した処方薬についての情報をプリンタ12
が台紙にプリントアウトするように制御する。したがっ
て、選択した処方薬の薬品名、その薬品についての情
報、及びその薬品に対応したバーコードが台紙にプリン
トアウトされる(ステップS82)。
【0042】次に、コンピュータ1は、上記キー操作に
基いて、図示していないメモリに記憶したダイレクトマ
スタファイルから選択した処方薬に付与する情報、すな
わち用量、用法、回数、及び日数の情報を選択する。例
えば、薬品「DDDDDD」については、用量は「3
G」、用法は「食後」、回数は「3回」、日数は「3日
分」を選択する(ステップS83)。
【0043】次に、コンピュータ1は、上記キー操作に
基いて、選択した用量、用法、回数、及び日数の情報を
プリンタ12が台紙にプリントアウトするように制御す
る(ステップS84)。したがって、処方薬に付与する
情報が台紙にプリントアウトされる。
【0044】そして、使用者は、病名別の項目全てに関
してステップS81〜S84の処理を行ったか否かを判
断し(ステップS85)、キーボードを用いて、病名別
の項目全てに対して処理が終了するまでステップS81
〜S84の処理が繰り返し行われるようにキー操作す
る。
【0045】この時、コンピュータ1は、病名別マスタ
ファイルを作成し、作成した病名別マスタファイルを図
示していないメモリに記憶する。
【0046】すなわち、ステップS81の処理におい
て、選択された処方薬の組み合わせに係り、組み合わせ
名(風邪薬)、この組み合わせ名(風邪薬)に対応した
バーコード、薬品名(「DDDDDD」、「EE
E」)、薬品付与する情報(用量、用法、回数、日
数)、及び薬品名(「DDDDDD」、「EEE」)に
対応したバーコードの対応表からなる病名別マスタファ
イルを作成し、作成した病名別マスタファイルを図示し
ていないメモリに記憶する。
【0047】上述のように、病名別用のバーコードラベ
ル及び病名別マスタファイル51については、用量、用
法、回数、及び日数も詳細にセットする。
【0048】次に、上述のようにして作成された薬品名
別用のバーコードラベル、ダイレクト用のバーコードラ
ベル、及び病名別用のバーコードラベルを用いて、薬品
名別バーコードブック31、薬効別バーコードブック4
1、病名別バーコードブック51、及びダイレクトバー
コードブック61を作成する。
【0049】図9、図10、図11、及び図12は、各
バーコードブックの作成処理を示したフローチャートで
ある。以下、上記図9〜図12を用いて説明する。
【0050】まず、薬品名別バーコードブック31の作
成処理において、上記図9に示すように、先ず、薬品名
別用のバーコードラベルから薬品名を基にして、処方薬
のラベルを探す(ステップS91)。次に、探したラベ
ルを薬品名別バーコードブック31の所定の箇所に添付
する(ステップS92)。そして、処方薬全てに対して
ステップS91〜S92の処理を行ったか否かを判断し
(ステップS93)、処方薬全てに対して処理が終了す
るまでステップS91〜S92の処理を繰り返し行う。
【0051】したがって、上記図3に示すように、薬品
名別バーコードブック31には、薬品名「アAAA」、
薬品名「アAAA」についての情報(用量「3G」)、
及び薬品名「アAAA」に対応したバーコードCが印
刷されたラベル31が添付され、薬品名「イBBBB
BB」、薬品名「イBBBBBB」についての情報(規
格「250mg」、用量「3CP」)、及び薬品名「イ
BBBBBB」に対応したバーコードCが印刷された
ラベル31が添付される。このようにして、例えば、
50音順に、薬品名「ウCCCC」に対応したバーコー
ドCが印刷されたラベル31、薬品名「エDDDDD
D」に対応したバーコードCが印刷されたラベル3
、薬品名「オEEE」に対応したバーコードCが印
刷されたラベル31、薬品名「カFFFFFFF」に
対応したバーコードCが印刷されたラベル31、・・
・が添付される。
【0052】つぎに、薬効別バーコードブック41の作
成処理において、上記図10に示すように、先ず、薬品
名別用のバーコードラベルから薬効を基にして、処方薬
のラベルを探す(ステップS101)。次に、探したラ
ベルを薬効別バーコードブック41の所定の箇所に添付
する(ステップS102)。そして、薬効の項目全てに
対してステップS101〜S102の処理を行ったか否
かを判断し(ステップS103)、薬効の項目全てに対
して処理が終了するまでステップS101〜S102の
処理を繰り返し行う。
【0053】したがって、上記図4に示すように、例え
ば、薬効別バーコードブック41の解熱鎮痛消炎薬の項
目411には、薬品名「CCCC」、薬品名「CCC
C」についての情報(用量「3G」)、及び薬品名「C
CCC」に対応したバーコードCCが印刷されたラベル
411Cが添付され、薬品名「FFFFFFF」、薬品
名「FFFFFFF」についての情報(規格「250m
g」、用量「3CP」)、及び薬品名「FFFFFF
F」に対応したバーコードCFが印刷されたラベル41
Fとが添付される。また、例えば、抗生物質製剤の項
目412には、解熱鎮痛消炎薬の項目411と同様に、
薬品名「AAAA」、薬品名「BBBBBB」、薬品名
「DDDDDD」、及び薬品名「EEE」についてのラ
ベル412A、ラベル412B、ラベル412D、及びラ
ベル412Eが添付される。
【0054】つぎに、病名別バーコードブック51の作
成処理において、上記図11に示すように、先ず、病名
別用のバーコードラベルから病名を基にして、処方薬の
ラベルを探す(ステップS111)。次に、探したラベ
ルを病名別バーコードブック51の所定の箇所に添付す
る(ステップS112)。次に、探したラベルに対する
用量、用法、回数、日数のラベルを病名別バーコードブ
ック51の所定の箇所に添付する(ステップS11
3)。そして、病名の項目全てに対してステップS11
1〜S113の処理を行ったか否かを判断し(ステップ
S114)、病名の項目全てに対して処理が終了するま
でステップS111〜S113の処理を繰り返し行う。
【0055】したがって、上記図5に示すように、例え
ば、病名別バーコードブック51の風邪薬1の項目51
1には、「風邪薬1」と「風邪薬1」に対応したバーコ
ードCK1が印刷されたラベル511が添付され、風邪薬
1の処方薬として、薬品名「DDDDDD」、薬品名
「DDDDDD」についての情報(用量「3G」、用法
「食後」、回数「3回」、日数「3日分」)、及び薬品
名「DDDDDD」に対応したバーコードCKDが印刷さ
れたラベル511Dが添付され、薬品名「EEE」、薬
品名「EEE」についての情報(規格「250」、用量
「3CP」、用法「食後」、回数「3回」、日数「3日
分」)、薬品名「EEE」に対応したバーコードCKE
印刷されたラベル511Eが添付される。また、例え
ば、風邪薬2の項目512には、風邪薬1と同様に、
「風邪薬2」と「風邪薬2」に対応したバーコードCK2
が印刷されたラベル512が添付され、風邪薬2の処方
薬として、薬品名「FFFFFFF」、薬品名「AAA
A」、薬品名「BBBBBB」、及び薬品名「CCC
C」についてのラベル512F、ラベル512A、ラベル
512B、及びラベル512Cが添付される。
【0056】つぎに、ダイレクトバーコードブック61
の作成処理において、上記図12に示すように、先ず、
ダイレクト用のバーコードラベルからダイレクト用モデ
ルを基にしてラベルを探す(ステップS121)。次
に、探したラベルをダイレクトバーコードブック61の
所定の箇所に添付する(ステップS122)。そして、
ダイレクト用の項目全てに対してステップS121〜S
122の処理を行ったか否かを判断し(ステップS12
3)、ダイレクト用の項目全てに対して処理が終了する
までステップS121〜S122の処理を繰り返し行
う。
【0057】したがって、上記図6に示すように、ダイ
レクトバーコードブック61には、数字「0」、
「1」、「2」、・・・、「9」、数字「0」、
「1」、「2」、・・・、「9」に対応したバーコード
0、C1、C2、・・・、C9、用量の単位「錠」、「C
P」、「mg」、・・・、「包」、及び用量の単位
「錠」、「CP」、「mg」、・・・、「包」に対応し
たバーコードCT1、CT2、CT3、・・・、CT7が印刷さ
れた用量/日項目のラベル611が添付される。また、
用法「医師の指示通り」、「朝食前」、・・・、「朝食
後」、用法「医師の指示通り」、「朝食前」、・・・、
「朝食後」に対応したバーコードCT11、CT12、・・
・、CT13が印刷れた回数と用法項目のラベル612が
添付される。また、日数「0」、「1」、「2」、・・
・、「28」、日数「0」、「1」、「2」、・・・、
「28」に対応したバーコードCD1、CD2、CD3、・・
・、CD28が印刷された日数項目のラベル613が添付
される。
【0058】上述のように、本実施例では、情報を示す
バーコードとして、上記図2に示したような2次元バー
コードを用いているため、数字、英文字、記号、及び漢
字等からなる病名や薬品名、薬品の用量等、様々な情報
を示すことができる。また、バーコードラベルにデータ
コードを印刷するスペースを有効に利用することができ
る。すなわち、各バーコードブックにバーコードラベル
を添付するスペースを有効に利用することができる。ま
た、例えば、プリンタ12の比較的印字精度が悪い場合
でも、バーコードラベルにバーコードを簡単に印刷する
ことができ、印刷したバーコードから正確な情報を得る
ことができる。さらに、医師や病院内独自の情報をセキ
ュリティコード化することができる。さらにまた、バー
コードリーダ2であらゆる方向から読み取ることができ
るため、多忙な医師にとっては有効である。
【0059】また、本実施例では、上述のようなバーコ
ードが印刷されたバーコードラベルを各バーコードブッ
クに自由に取り外しできるように添付するため、医師
は、日常処方している方法を基にして、自由にアレンジ
して独自のバーコードブックを作成することができる。
これにより、医師は、処方作業を効率的に且つ正確に行
うことができる。
【0060】上述のようにして作成された薬品名別バー
コードブック31は、薬品名を基に処方薬を検索するた
めに利用するものであり、薬効別バーコードブック41
は、薬効を基に処方薬を検索するために利用するもので
ある。また、病名別バーコードブック51は、病名を基
にその病名に適した処方薬を検索するために利用するも
のである。また、ダイレクトバーコードブック61は、
処方薬を薬品名別、病名別、薬効別で入力した際の、部
分修正用、及び処方薬に付与する情報の入力用として利
用するものである。
【0061】以下、これらのバーコードブックを利用し
た処方箋管理処理を説明する。
【0062】ここで、例えば、図13に示すように、コ
ンピュータ1には、会計管理部門に設けられた会計用端
末装置131と、薬局に設けられた薬局用端末装置13
2とが接続されている。
【0063】まず、図14は、薬品名別バーコードブッ
ク31を利用した場合の処方箋管理処理を示したフロー
チャートである。以下、上記図14に示したフローチャ
ートを用いて説明する。
【0064】先ず、医師は、問診を開始する(ステップ
S141)。次に、処方を開始する(ステップS1
2)。次に、薬品名別バーコードブック31を開く
(ステップS143)。次に、薬品名別バーコードブッ
ク31に添付されたラベルに印刷された薬品名を基に、
問診した患者に対して適した処方薬を探す(ステップS
144)。次に、探した処方薬と共に印刷されたバーコ
ードをバーコードリーダ2でなぞる(ステップ1
5)。
【0065】この時、コンピュータ1は、図示していな
いメモリに記憶した薬剤マスタファイルからバーコード
リーダ2により読み取られたバーコードに対応した情報
を読み出し、表示部13が上記メモリから読み出された
情報を表示するように制御する。これにより、表示部1
3には、バーコードリーダ2により読み取られたバーコ
ードに対応した薬品名、及びその薬品についての情報が
表示される(ステップS146)。
【0066】次に、ダイレクトバーコードブック61を
開く(ステップS147)。次に、開いたダイレクトバ
ーコードブック61において、ステップS146の処理
により表示部13に表示された処方薬に付与する情報と
して、適切な用量、用法、回数、及び日数のバーコード
をバーコードリーダ2でなぞる(ステップS148)。
【0067】この時、コンピュータ1は、図示していな
いメモリに記憶したダイレクトマスタファイルからバー
コードリーダ2により読み取られたバーコードに対応し
た情報を読み出し、表示部13が上記メモリから読み出
された情報を表示するように制御する。これにより、表
示部13には、処方薬に付与する情報である適切な用
量、用法、回数、及び日数の情報が表示される(ステッ
プS149)。
【0068】次に、必要な処方薬全てに対して、ステッ
プS144〜ステップS149の処理を行ったか否かを判
断し(ステップS1410)、必要な処方薬全てに対して
処理が終了するまで、ステップS144〜ステップS1
9の処理を繰り返し行う。
【0069】必要な処方薬全てについてステップS14
4〜ステップS149の処理が終了した場合、使用者は、
コンピュータ1の図示していないキーボードを用いて、
入力した処方薬全ての情報、すなわち表示部13に表示
されている情報の転送指示をコンピュータ1に対して発
行する。これにより、コンピュータ1は、上記キーボー
ドにより発行された指示に基いて、上述のようにして薬
品名別バーコードブック31及びダイレクトバーコード
ブック61を用いて入力された処方薬全ての情報を会計
用端末装置131及び薬局用端末装置132に供給す
る。
【0070】次に、薬局用端末装置132は、図示して
いない表示部がコンピュータ1から供給された処方薬の
情報を表示するように制御すると共に、上記処方薬の情
報を処方情報として図示していないメモリに記憶する。
これにより、薬剤師は、上記表示部に表示された処方薬
の情報に基いて、多品種の薬品から目的とする薬を探
し、その薬を患者に処方する(ステップS1411)。
【0071】一方、会計用端末装置131は、コンピュ
ータ1から供給された処方薬の情報を基に、会計処理を
行い、図示していない表示部が会計結果を表示するよう
に制御すると共に、上記会計結果を会計情報として図示
していないメモリに記憶する。これにより、事務員は、
上記表示部に表示された会計結果に基いて、事務処理を
行う(ステップS1412)。
【0072】つぎに、図15は、薬効別バーコードブッ
ク41を利用した場合の処方箋管理処理を示したフロー
チャートである。以下、上記図15に示したフローチャ
ートを用いて説明する。
【0073】先ず、医師は、問診を開始する(ステップ
S151)。次に、処方を開始する(ステップS1
2)。次に、薬効別バーコードブック41を開く(ス
テップS153)。次に、開いた薬効別バーコードブッ
ク41において、薬効別に添付されたラベルから薬効を
基に、問診した患者に対して適した処方薬を探す(ステ
ップS154)。次に、探した処方薬と共に印刷された
バーコードをバーコードリーダ2でなぞる(ステップ1
5)。
【0074】この時、コンピュータ1は、図示していな
いメモリに記憶した薬剤マスタファイルからバーコード
リーダ2により読み取られたバーコードに対応した情報
を読み出し、表示部13が上記メモリから読み出された
情報を表示するように制御する。これにより、表示部1
3には、バーコードリーダ2により読み取られたバーコ
ードに対応した薬品名、及びその薬品についての情報が
表示される(ステップS156)。
【0075】次に、ダイレクトバーコードブック61を
開く(ステップS157)。次に、開いたダイレクトバ
ーコードブック61において、ステップS156の処理
により表示部13に表示された処方薬に付与する情報と
して、適切な用量、用法、回数、及び日数のバーコード
をバーコードリーダ2でなぞる(ステップS158)。
【0076】この時、コンピュータ1は、図示していな
いメモリに記憶したダイレクトマスタファイルからバー
コードリーダ2により読み取られたバーコードに対応し
た情報を読み出し、表示部13が上記メモリから読み出
された情報を表示するように制御する。これにより、表
示部13には、処方薬に付与する情報である適切な用
量、用法、回数、及び日数の情報が表示される(ステッ
プS159)。
【0077】次に、必要な処方薬全てに対して、ステッ
プS154〜ステップS159の処理を行ったか否かを判
断し(ステップS1510)、必要な処方薬全てに対して
処理が終了するまで、ステップS154〜ステップS1
9の処理を繰り返し行う。
【0078】必要な処方薬全てについてステップS15
4〜ステップS159の処理が終了した場合、コンピュー
タ1の図示していないキーボードを用いて、入力した処
方薬全ての情報、すなわち表示部13に表示されている
情報の転送指示をコンピュータ1に対して発行する。こ
れにより、コンピュータ1は、上記キーボードにより発
行された指示に基いて、上述のようにして薬効別バーコ
ードブック41及びダイレクトバーコードブック61を
用いて入力された処方薬全ての情報を会計用端末装置1
31及び薬局用端末装置132に供給する。
【0079】次に、薬局用端末装置132は、図示して
いない表示部がコンピュータ1から供給された処方薬の
情報を表示するように制御すると共に、上記処方薬の情
報を処方情報として図示していないメモリに記憶する。
これにより、薬剤師は、上記表示部に表示された処方薬
の情報に基いて、多品種の薬品から目的とする薬を探
し、その薬を患者に処方する(ステップS1511)。
【0080】一方、会計用端末装置131は、コンピュ
ータ1から供給された処方薬の情報を基に、会計処理を
行い、図示していない表示部が会計結果を表示するよう
に制御すると共に、上記会計結果を会計情報として図示
していないメモリに記憶する。これにより、事務員は、
上記表示部に表示された会計結果に基いて、事務処理を
行う(ステップS1512)。
【0081】つぎに、図16は、病名別バーコードブッ
ク51を利用した場合の処方箋管理処理を示したフロー
チャートである。以下、上記図16に示したフローチャ
ートを用いて説明する。
【0082】先ず、医師は、問診を開始する(ステップ
S161)。次に、処方を開始する(ステップS1
2)。次に、病名別バーコードブック51を開く(ス
テップS163)。次に、開いた病名別バーコードブッ
ク41に添付されたラベルに印刷された病名から問診結
果に基いて対応する病名項目を探す(ステップS1
4)。次に、探した病名項目と共に印刷されたバーコ
ードをバーコードリーダ2でなぞる(ステップS1
5)。
【0083】この時、コンピュータ1は、図示していな
いメモリに記憶した病名別マスタファイルからバーコー
ドリーダ2により読み取られたバーコードに対応した情
報を読み出し、表示部13が上記メモリから読み出され
た情報を表示するように制御する。これにより、表示部
13には、バーコードリーダ2により読み取られたバー
コードに対応した病名の処方薬としての薬品名、用量、
用法、回数、及び日数の情報が表示される(ステップS
166)。
【0084】次に、使用者は、コンピュータ1の図示し
ていないキーボードを用いて、入力した処方薬全ての情
報、すなわち表示部13に表示されている処方薬の情報
の転送指示をコンピュータ1に対して発行する。これに
より、コンピュータ1は、上記キーボードにより発行さ
れた指示に基いて、上述のようにして病名別バーコード
ブック51を用いて入力された処方薬全ての情報を会計
用端末装置131及び薬局用端末装置132に供給す
る。
【0085】次に、薬局用端末装置132は、図示して
いない表示部がコンピュータ1から供給された処方薬の
情報を表示するように制御すると共に、上記処方薬の情
報を処方情報として図示していないメモリに記憶する。
これにより、薬剤師は、上記表示部に表示された処方薬
の情報に基いて、多品種の薬品から目的とする薬を探
し、その薬を患者に処方する(ステップS167)。
【0086】一方、会計用端末装置131は、コンピュ
ータ1から供給された処方薬の情報を基に、会計処理を
行い、図示していない表示部が会計結果を表示するよう
に制御すると共に、上記会計結果を会計情報として図示
していないメモリに記憶する。これにより、事務員は、
上記表示部に表示された会計結果に基いて、事務処理を
行う(ステップS168)。
【0087】上述のように、本実施例では、薬品名別バ
ーコードブック31、薬効別バーコードブック41、及
び病名別バーコードブック51、及びダイレクトバーコ
ードブック61を利用して処方するため、医師は、問診
の状況に応じて、薬品名、又は薬効、又は病名を基に効
率的に処方することができ、正確な処方箋の情報を会計
管理部門や薬局等に与えることができる。また、会計管
理部門や薬局等は、与えられた処方箋の情報をそのまま
コンピュータ情報として使用することができる。これに
より、会計管理部門や薬局等の事務員は、コンピュータ
に処方箋の情報を入力する作業を行う必要がないため、
処方箋の情報の入力ミスを防ぐことができると共に、コ
ンピュータへの入力作業及び入力後の確認作業を省くこ
とができる。さらにまた、医師は、処方する際に、必要
に応じてダイレクトバーコードブック61を利用するこ
とにより、処方薬に対する用量、用法、回数、及び日数
等の情報を容易に入力することができ、また、容易に変
更や修正を行うことができる。
【0088】ここで、コンピュータ1から会計用端末装
置131及び薬局用端末装置132に各々供給された処
方薬の情報は、ハンディプリンタ3によりプリントアウ
トすることができるようになされている。
【0089】そこで、上述した薬品名別バーコードブッ
ク31、薬効別バーコードブック41、及び病名別バー
コードブック51(以下、単にバーコードブック4と言
う。)には、上記図1に示すように、処理終了を示すバ
ーコードCENDが印刷されている。また、ハンディプリ
ンタ3は、上記図1に示すように、コンピュータ1から
の情報を記憶するメモリ31と、メモリ31に記憶され
た情報の容量を示すメモリランプ32と、メモリ31に
記憶された情報を処方箋5(以下、カルテ5と言う。)
上に印刷する印刷部33とを備えている。
【0090】図17は、ハンディプリンタ3を用いて、
処方薬の情報をカルテ5上に印刷する処理を示したフロ
ーチャートである。以下、上記図17に示したフローチ
ャートを用いて説明する。
【0091】先ず、上記図14、図15、及び図16の
フローチャートに示したように、使用者は、バーコード
リーダ2を用いて、バーコードブック4に添付されたラ
ベルに印刷された2次元バーコードをなぞることによ
り、コンピュータ1に処方薬を入力する(ステップS1
1)。これにより、コンピュータ1の表示部13に
は、入力された処方薬の情報が表示される(ステップS
172)。そして、使用者は、必要な処方薬全てに対し
てステップS171〜ステップS172の処理が行われた
否かを判断し(ステップS173)、必要な処方薬全て
の入力が終了するまで、ステップS171〜ステップS
172の処理を行う。
【0092】必要な処方薬全ての入力を終了すると、使
用者は、バーコードリーダ2を用いて、バーコードブッ
ク4に印刷されている処理終了を示すバーコードCEND
をなぞる(ステップS174)。
【0093】次に、コンピュータ1は、バーコードリー
ダ2によりバーコードCENDが読み取られたことを検出
し、入力された処方薬の情報全てをハンディプリンタ3
のメモリ31に転送する(ステップS175)。
【0094】処方薬の情報全てがメモリ31に転送し終
える(ステップS176)と、ハンディプリンタ3の図
示していない制御部は、転送終了を検知し、メモリラン
プ32が点灯するように制御する(ステップS1
7)。
【0095】次に、使用者は、メモリランプ32の点灯
により、転送終了を認識し、図18に示すように、カル
テ5を開く(ステップS178)。
【0096】次に、使用者は、開いたページの空きエリ
アを探し、空きエリアのスタートアドレスADSをハン
ディプリンタ3の印刷部33の先端に合わせる(ステッ
プS1710)。
【0097】次に、使用者は、ハンディプリンタ3本体
を軽く用紙上に押し当てる(ステップS1711)。
【0098】次に、ハンディプリンタ3の図示していな
い制御部は、用紙上に押し当てられたことを検知し、印
刷部33がメモリ31に記憶された情報を用紙上に印刷
すると共に、図示していないローラが一定速度で回転す
るように制御する。これにより、ハンディプリンタ3
は、一定速度で印刷を開始する(ステップS1712)。
【0099】印刷が開始されると、使用者は、ハンディ
プリンタ3本体を軽く用紙上に押し当てた状態で、ハン
ディプリンタ3の速度に合わせて手前に移動させる(ス
テップS1713)。
【0100】そして、ハンディプリンタ3の図示してい
ない制御部は、印刷部33がメモリ31に記憶された情
報全てを用紙上に印刷するように制御する(ステップS
1714)。また、上記制御部は、メモリ31に記憶され
た情報全ての印刷が終了したことを検知した場合には、
メモリランプ32が消灯し、上述したローラが停止する
ように制御する。
【0101】次に、使用者は、メモリランプ32の点灯
/消灯により、印刷が終了したか否かを判断する(ステ
ップS1715)。
【0102】ここで、使用者がハンディプリンタ3を空
きエリアのエンドアドレスADeまで移動させた時点
で、メモリランプ32が点灯したままの状態であった場
合には、すなわち空きエリア中にメモリ31に記憶され
た情報全てを印刷しきれなかった場合には、使用者は、
用紙上からハンディプリンタ3を一旦放し、次ページを
開く。そして、使用者は、図示していないが次ページの
空きエリアのスタートアドレスにハンディプリンタ3の
印刷部33の先端に合わせて、ハンディプリンタ3本体
を軽く用紙上に押し当てた状態で、ハンディプリンタ3
の速度に合わせて手前に移動させる。このようにして、
メモリ31に記憶された情報全てがカルテ5上に印刷し
終えるまで、ステップS1713〜ステップS1714の処
理を繰り返し行う。
【0103】印刷が終了すると、使用者は、ハンディプ
リンタ3を用紙上に押しつける力を弱めて用紙上から放
し(ステップS1716)、カルテ5への印刷作業を終了
する(ステップS1717)。
【0104】したがって、カルテ5の空きエリアには、
処方薬の情報が印刷される。そして、例えば、医師は、
診察終了として、カルテ5上に直筆のサイン又は印鑑を
記す。
【0105】上述のように、本実施例では、ハンディプ
リンタ3により、入力された処方薬の情報をカルテ5上
に印刷するため、カルテ5には、処方薬の情報が読みや
すい文字で綺麗に印刷することができる。これにより、
処方薬の情報の読み間違えによる処方ミスや会計ミスを
防ぐことができる。また、製本化されたカルテ5を解体
する必要はなく、バーコードリーダ2を用いて、各バー
コードブックのバーコードをなぞるだけで、処方薬の情
報をカルテ5に正確に印刷することができる。さらに、
医師自信がカルテ5の空きエリアを確認しながら処方薬
の情報を記入したいエリアに印刷することができる。
【0106】
【発明の効果】本発明に係る処方箋情報管理方法では、
複数の項目についての情報及び各情報に対応させて予め
定めてあるバーコードからなるファイルを記憶する。上
記ファイルから情報及び上記情報に対応したバーコード
を読み出す。読み出した情報及び上記情報に対応したバ
ーコードが印刷されたラベルを作成する。上記ラベルを
台紙に添付してバーコード対応表を作成する。このバー
コード対応表には、上記ラベルが取り外しが自由に行え
るように添付する。これにより、使用者は、日常処方し
ている方法を基にして、独自にアレンジして上記バーコ
ード対応表を作成することができる。
【0107】また、上記バーコード対応表から任意のラ
ベルに印刷されたバーコードをバーコードリーダで読み
取らせることにより管理のためのデータ入力を行う。こ
れにより、使用者は、簡単なオペレーションで処方箋入
力を正確に且つ効率的に行うことができる。また、処方
箋入力を人手を介すことなく行うことができるため、読
み間違えや入力ミスを防ぐことができる。さらに、入力
ミスを検証するための作業を省くことができる。さらに
また、管理のためのデータ入力された情報をコンピュー
タ情報として使用することができるため、処方箋情報や
会計情報等の管理を容易に行うことができる。
【0108】また、上記バーコードリーダの読み取り結
果を判別する。そして、上記バーコードリーダでの判別
結果により処理終了を示すバーコードが読み取られた場
合には、上記管理のためのデータ入力が行われた情報を
ハンディプリンタにより処方箋上に印刷する。これによ
り、使用者は、処方箋上に直筆で処方箋情報等を記入す
る必要はなく、簡単に処方箋情報を処方箋上に印刷する
ことができる。また、処方箋情報は、上記ハンディプリ
ンタにより、処方箋上に読みやすい文字で綺麗に速く印
刷されるため、処方箋情報の読み間違え等を防ぐことが
できる。さらに、製本化された処方箋を解体することな
く簡単な操作で処方箋情報を処方箋上に印刷することが
できるため、処方箋の解体作業や解体後の製本化作業を
省くことができる。さらにまた、使用者自信が処方箋の
空きエリアを確認しながら記入したいエリアに印刷する
ことができる。
【0109】したがって、効率的且つ正確に薬剤を処方
することができると共に、処方箋の管理作業を容易に行
うことができる。
【0110】また、本発明に係る処方箋情報管理方法で
は、上記バーコードは、2次元バーコードであり、2次
元バーコードをバーコードリーダで読み取らせることに
より管理のためのデータ入力を行う。これにより、上記
バーコードは、多種の情報を示すことができ、上記バー
コードを上記ラベルに容易に印刷することができる。ま
た、上記バーコードから容易に正確な情報を得ることが
できる。さらに、上記ラベルに上記バーコードを印刷す
るスペースを有効に利用することができる。
【0111】また、本発明に係る処方箋情報管理方法で
は、上記ファイルは、薬品別の複数の項目についての情
報からなり、上記ラベルを薬品別に台紙に添付して上記
バーコード対応表を作成する。これにより、使用者は、
上記バーコード対応表を用いて、薬品を基に目的とする
処方薬を容易に入力することができる。
【0112】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法では、上記ファイルは、薬効別の複数の項目からな
り、上記ラベルを薬効別に台紙に添付して上記バーコー
ド対応表を作成する。これにより、使用者は、上記バー
コード対応表を用いて、薬効を基に目的とする処方薬を
容易に入力することができる。
【0113】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法では、上記ファイルは、病名別の複数の項目からな
り、上記ラベルを病名別に台紙に添付して上記バーコー
ド対応表を作成する。これにより、使用者は、上記バー
コード対応表を用いて、病名を基に目的とする処方薬を
容易に入力することができる。
【0114】また、本発明に係る処方箋情報情報管理方
法では、上記ファイルは、各情報に付与する複数の情報
及び各情報に対応させて予め定めてあるバーコードから
なる。これにより、使用者は、上記ファイルの情報に基
いて作成した上記バーコード対応表を用いて、入力した
処方薬に付与する情報を容易に入力することができ、入
力した処方薬の情報を容易に変更及び修正することがで
きる。
【0115】本発明に係る処方箋情報管理装置では、記
憶手段は、複数の項目についての情報及び各情報に対応
させて予め定めてあるバーコードからなるファイルを記
憶する。読出手段は、上記記憶手段に記憶されたファイ
ルから情報及び上記情報に対応したバーコードを読み出
す。ラベル作成手段は、上記読出手段により読み出され
た情報及び上記情報に対応したバーコードが印刷された
ラベルを作成する。バーコードリーダは、上記バーコー
ドを読み取る。入力手段は、上記ラベル作成手段により
作成されたラベルを台紙に添付して作成されたバーコー
ド対応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上
記バーコードリーダで読み取らせることにより管理のた
めのデータ入力を行う。このバーコード対応表には、上
記ラベルが取り外しが自由に行えるように添付されてい
る。これにより、使用者は、日常処方している方法を基
にして、独自にアレンジして上記バーコード対応表を作
成することができる。また、使用者は、簡単なオペレー
ションで処方箋入力を正確に且つ効率的に行うことがで
きる。さらに、処方箋入力を人手を介すことなく行うこ
とができるため、読み間違えや入力ミスを防ぐことがで
きる。さらにまた、入力ミスを検証するための作業を省
くことができる。また、管理のためのデータ入力された
情報をコンピュータ情報として使用することができるた
め、処方箋情報や会計情報等の管理を容易に行うことが
できる。
【0116】また、判別手段は、上記バーコードリーダ
の読み取り結果を判別する。ハンディプリンタは、上記
入力手段により管理のためのデータ入力が行われた情報
を印刷する。制御手段は、上記判別手段の判別結果に基
いて、上記バーコードリーダで処理終了を示すバーコー
ドが読み取られた場合には、上記入力手段により管理の
ためのデータ入力が行われた情報を処方箋上に印刷する
ように上記ハンディプリンタの印刷動作を制御する。こ
れにより、使用者は、処方箋上に直筆で処方箋情報等を
記入する必要はなく、簡単に処方箋情報を処方箋上に印
刷することができる。また、処方箋情報は、上記ハンデ
ィプリンタにより、処方箋上に読みやすい文字で綺麗に
速く印刷されるため、処方箋情報の読み間違え等を防ぐ
ことができる。さらに、製本化された処方箋を解体する
ことなく簡単な操作で処方箋情報を処方箋上に印刷する
ことができるため、処方箋の解体作業や解体後の製本化
作業を省くことができる。さらにまた、使用者自信が処
方箋の空きエリアを確認しながら記入したいエリアに印
刷することができる。
【0117】したがって、効率的且つ正確に薬剤を処方
することができると共に、処方箋の管理作業を容易に行
うことができる。
【0118】また、本発明に係る処方箋情報管理装置で
は、上記バーコードは、2次元バーコードであり、上記
バーコードリーダは、2次元バーコードを読み取る。こ
れにより、上記バーコードは、多種の情報を示すことが
でき、上記バーコードを上記ラベルに容易に印刷するこ
とができる。また、上記バーコードから容易に正確な情
報を得ることができる。さらに、上記ラベルに上記バー
コードを印刷するスペースを有効に利用することができ
る。
【0119】また、本発明に係る処方箋情報管理装置で
は、上記ファイルは、薬品別の複数の項目からなり、上
記入力手段は、上記ラベル作成手段により作成されたラ
ベルを薬品別に台紙に添付して作成されたバーコード対
応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上記バ
ーコードリーダで読み取らせることにより管理のための
データ入力を行う。これにより、使用者は、上記バーコ
ード対応表を用いて、薬品を基に目的とする処方薬を容
易に入力することができる。
【0120】また、本発明に係る処方箋情報管理装置で
は、上記ファイルは、薬効別の複数の項目からなり、上
記入力手段は、上記ラベル作成手段により作成されたラ
ベルを薬効別に台紙に添付して作成されたバーコード対
応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上記バ
ーコードリーダで読み取らせることにより管理のための
データ入力を行う。これにより、使用者は、上記バーコ
ード対応表を用いて、薬効を基に目的とする処方薬を容
易に入力することができる。
【0121】また、本発明に係る処方箋情報管理装置で
は、上記ファイルは、病名別の複数の項目からなり、上
記入力手段は、上記ラベル作成手段により作成されたラ
ベルを病名別に台紙に添付して作成されたバーコード対
応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上記バ
ーコードリーダで読み取らせることにより管理のための
データ入力を行う。これにより、使用者は、上記バーコ
ード対応表を用いて、病名を基に目的とする処方薬を容
易に入力することができる。
【0122】また、本発明に係る処方箋情報管理装置で
は、上記ファイルは、各情報に付与する複数の情報及び
各情報に対応させて予め定めてあるバーコードからな
る。これにより、使用者は、上記ファイルの情報に基い
て作成された上記バーコード対応表を用いて、入力した
処方薬に付与する情報を容易に入力することができ、入
力した処方薬の情報を容易に変更及び修正することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処方箋情報管理装置を適用した処
方箋管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】2次元バーコードを説明するための図である。
【図3】薬品名別バーコードブックを説明するための図
である。
【図4】薬効別バーコードブックを説明するための図で
ある。
【図5】病名別バーコードブックを説明するための図で
ある。
【図6】ダイレクトバーコードブックを説明するための
図である。
【図7】バーコードブックの作成処理を説明するための
図である。
【図8】バーコードラベルの作成処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】上記薬品名別バーコードブックの作成処理を示
すフローチャートである。
【図10】上記薬効別バーコードブックの作成処理を示
すフローチャートである。
【図11】上記病名別バーコードブックの作成処理を示
すフローチャートである。
【図12】上記ダイレクトバーコードブックの作成処理
を示すフローチャートである。
【図13】上記バーコードブックを利用した処方処理を
説明するための図である。
【図14】上記薬品名別バーコードブックを利用した処
方処理を示すフローチャートである。
【図15】上記薬効別バーコードブックを利用した処方
処理を示すフローチャートである。
【図16】上記病名別バーコードブックを利用した処方
処理を示すフローチャートである。
【図17】処方箋印刷処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】上記処方箋印刷処理を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 ・・・ コンピュータ 2 ・・・ バーコードリーダ 3 ・・・ ハンディプリンタ 4 ・・・ バーコードブック 5 ・・・ 処方箋 11 ・・・ パターンジェネレータ 12 ・・・ プリンタ 13 ・・・ 表示部 31 ・・・ メモリ 32 ・・・ メモリランプ 33 ・・・ 印刷部 100 ・・・ 処方箋管理システム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の項目についての情報及び各情報に
    対応させて予め定めてあるバーコードからなるファイル
    を記憶し、 上記ファイルから情報及び上記情報に対応したバーコー
    ドを読み出し、 読み出した情報及び上記情報に対応したバーコードが印
    刷されたラベルを作成し、 上記ラベルを台紙に添付してバーコード対応表を作成
    し、 上記バーコード対応表から任意のラベルに印刷されたバ
    ーコードをバーコードリーダで読み取らせることにより
    管理のためのデータ入力を行い、 上記バーコードリーダの読み取り結果を判別し、 上記バーコードリーダでの判別結果により処理終了を示
    すバーコードが読み取られた場合には、上記管理のため
    のデータ入力が行われた情報をハンディプリンタにより
    処方箋上に印刷することを特徴とする処方箋情報情報管
    理方法。
  2. 【請求項2】 上記バーコードは、2次元バーコードで
    あり、 2次元バーコードをバーコードリーダで読み取らせるこ
    とにより管理のためのデータ入力を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の処方箋情報管理方法。
  3. 【請求項3】 上記ファイルは、薬品別の複数の項目に
    ついての情報からなり、 上記ラベルを薬品別に台紙に添付して上記バーコード対
    応表を作成することを特徴とする請求項1記載の処方箋
    情報管理方法。
  4. 【請求項4】 上記ファイルは、薬効別の複数の項目か
    らなり、 上記ラベルを薬効別に台紙に添付して上記バーコード対
    応表を作成することを特徴とする請求項1記載の処方箋
    情報管理方法。
  5. 【請求項5】 上記ファイルは、病名別の複数の項目か
    らなり、 上記ラベルを病名別に台紙に添付して上記バーコード対
    応表を作成することを特徴とする請求項1記載の処方箋
    情報管理方法。
  6. 【請求項6】 上記ファイルは、各情報に付与する複数
    の情報及び各情報に対応させて予め定めてあるバーコー
    ドからなることを特徴とする請求項1記載の処方箋情報
    管理方法。
  7. 【請求項7】 複数の項目についての情報及び各情報に
    対応させて予め定めてあるバーコードからなるファイル
    を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されたファイルから情報及び上記情
    報に対応したバーコードを読み出す読出手段と、 上記読出手段により読み出された情報及び上記情報に対
    応したバーコードが印刷されたラベルを作成するラベル
    作成手段と、 上記バーコードを読み取るバーコードリーダと、 上記ラベル作成手段により作成されたラベルを台紙に添
    付して作成されたバーコード対応表から任意のラベルに
    印刷されたバーコードを上記バーコードリーダで読み取
    らせることにより管理のためのデータ入力を行う入力手
    段と、 上記バーコードリーダの読み取り結果を判別する判別手
    段と、 上記入力手段により管理のためのデータ入力が行われた
    情報を印刷するハンディプリンタと、 上記判別手段の判別結果に基いて上記ハンディプリンタ
    の印刷動作を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記バーコードリーダで処理終了を示
    すバーコードが読み取られた場合には、上記入力手段に
    より管理のためのデータ入力が行われた情報を処方箋上
    に印刷するように上記ハンディプリンタを制御すること
    を特徴とする処方箋情報情報管理装置。
  8. 【請求項8】 上記バーコードは、2次元バーコードで
    あり、 上記バーコードリーダは、2次元バーコードを読み取る
    ことを特徴とする請求項7記載の処方箋情報管理装置。
  9. 【請求項9】 上記ファイルは、薬品別の複数の項目か
    らなり、 上記入力手段は、上記ラベル作成手段により作成された
    ラベルを薬品別に台紙に添付して作成されたバーコード
    対応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上記
    バーコードリーダで読み取らせることにより管理のため
    のデータ入力を行うことを特徴とする請求項7記載の処
    方箋情報管理装置。
  10. 【請求項10】 上記ファイルは、薬効別の複数の項目
    からなり、 上記入力手段は、上記ラベル作成手段により作成された
    ラベルを薬効別に台紙に添付して作成されたバーコード
    対応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上記
    バーコードリーダで読み取らせることにより管理のため
    のデータ入力を行うことを特徴とする請求項7記載の処
    方箋情報管理装置。
  11. 【請求項11】 上記ファイルは、病名別の複数の項目
    からなり、 上記入力手段は、上記ラベル作成手段により作成された
    ラベルを病名別に台紙に添付して作成されたバーコード
    対応表から任意のラベルに印刷されたバーコードを上記
    バーコードリーダで読み取らせることにより管理のため
    のデータ入力を行うことを特徴とする請求項7記載の処
    方箋情報管理装置。
  12. 【請求項12】 上記ファイルは、各情報に付与する複
    数の情報及び各情報に対応させて予め定めてあるバーコ
    ードからなることを特徴とする請求項7記載の処方箋情
    報管理方法。
JP7185721A 1995-07-21 1995-07-21 処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置 Pending JPH0934964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7185721A JPH0934964A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7185721A JPH0934964A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0934964A true JPH0934964A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16175701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7185721A Pending JPH0934964A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0934964A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132938A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Higashi Nihon Medicom Kk 二次元コードによる処方箋管理システム
JP2007109124A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 個体出荷管理システム
US7228108B2 (en) * 2001-05-15 2007-06-05 Sony Corporation Connection system between computer body and wireless peripheral equipment, computer, and wireless peripheral equipment
WO2023127043A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 日本電気株式会社 カルテ作成装置、カルテ作成方法、及び、記録媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132938A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Higashi Nihon Medicom Kk 二次元コードによる処方箋管理システム
US7228108B2 (en) * 2001-05-15 2007-06-05 Sony Corporation Connection system between computer body and wireless peripheral equipment, computer, and wireless peripheral equipment
JP2007109124A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 個体出荷管理システム
WO2023127043A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 日本電気株式会社 カルテ作成装置、カルテ作成方法、及び、記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9405493B2 (en) Pharmacy printer system and method
EP0523049B1 (en) Method of registering, transferring and storing information
US20110301978A1 (en) Systems and methods for managing patient medical information
US6188570B1 (en) Portable drug information computer
US8682042B1 (en) System and method for reception, analysis, and annotation of prescription data
US20060290886A1 (en) Digital Capturing Pharmaceutical System
JPH0934964A (ja) 処方箋情報管理方法及び処方箋情報管理装置
JPH09190477A (ja) バーコード入力式レセプト作成装置
JP5085210B2 (ja) 診療支援装置
Watson et al. A large-scale professionally oriented medical information system—Five years later
JP2004102972A (ja) マークシート型電子カルテ及び診療支援システム
JP2007034901A (ja) 二次元コード付き薬説明書、薬に関する内容を持つ二次元コードの作成出力処理プログラム、並びに、二次元コードによる処方歴提供管理システム
JP5064635B2 (ja) 電子ペーパーを用いた薬局業務システム
JP4343305B2 (ja) 薬袋印刷装置
JP5085488B2 (ja) 診療支援装置
Grummitt Real-time record management in general practice
JP2009069944A (ja) 診療情報登録装置
JP4641415B2 (ja) 情報転記システム及び情報転記方法
Gurney et al. Computerized reference management--filing the literature
Grain et al. Using health data: applying technology to work smarter
AU2017100309A4 (en) Method and system
JP2002132943A (ja) 情報管理方法および情報管理システム
JPH0554050A (ja) 情報管理方式及び装置
JP2002197187A (ja) 歯科業務データ管理システム
JPH06337748A (ja) データ入力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030610