JPH09190477A - バーコード入力式レセプト作成装置 - Google Patents

バーコード入力式レセプト作成装置

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JPH09190477A
JPH09190477A JP422096A JP422096A JPH09190477A JP H09190477 A JPH09190477 A JP H09190477A JP 422096 A JP422096 A JP 422096A JP 422096 A JP422096 A JP 422096A JP H09190477 A JPH09190477 A JP H09190477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病院、保険薬局等で、診療報酬明細表等を作
成するために行なう、カルテ又は処方せんに基づくレセ
プトコンピュータへの入力作業が、キーボードを用いる
ため、習熟を要すると共に、キータッチ数の多さから手
間のかかるものとなっている点を改善し、特に訓練を積
まなくても、容易且つ高効率に入力できるようにする。 【解決手段】 入力すべき諸データの名称が、それを表
すバーコード20ととともに一覧形式で記載されたバー
コード表15を用意し、入力作業をバーコードリーダ1
1によって行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院、診療所、保健
薬局等において、診療報酬明細表を作成するために用い
るレセプト作成装置に関し、特にその入力作業の大幅な
省力化を目的とする。
【0002】
【従来の技術】病院、診療所、保健薬局においては、カ
ルテ又は処方せんに基づき、患者一部負担金を計算する
とともに、社会保健組合、国民健康保健組合又は国庫に
請求するための診療報酬明細書(以下レセプトとい
う。)を作成している。
【0003】病院又は診療所における請求業務は、次の
ようなものである。医師から会計にカルテが渡される
と、このカルテに記載された内容に基づき、初診料等の
基本料、技術料、薬剤料の点数を計算する。そして、保
健の種類及び本人、家族の別によって定まる本人負担の
割合に基づき、患者一部負担金を算出する。さらに、月
末になると、患者に請求しなかった残額を、一括して社
会保健組合等に請求するため、個人別のレセプトを所定
の様式で作成する。
【0004】薬局が処方せんに基づく処方をするのは、
病院又は診療所自体が薬を提供しない院外処方の場合で
ある(この場合、前述した病院の請求業務は、薬剤料及
びそれに関連する費用を除いたものとなる。)。
【0005】薬局に処方せんが渡されると、薬剤師は処
方せんに記載された薬を調剤して患者に渡すと同時に、
費用請求を行なう。これは、処方せんに記載された内容
に基づき、調剤基本料等の基本料、技術料、薬剤料の点
数を計算するもので、この計算に基づいて、患者一部負
担金の請求を行う。さらに、月末になると前記同様のレ
セプト作成を行なう。
【0006】上記患者一部負担金の計算及びレセプト作
成は、計算方式及び書式が複雑であり、この労力を軽減
するため、図13に示すレセプトコンピュータ1が普及
している。
【0007】このコンピュータ1は、カルテ2又は処方
せん3の記載に従って、請求点数の計算に必要な事項
を、キーボード4によって入力するものである。この入
力により患者一部負担金の計算がされ、さらに、この入
力内容は記憶されて、月末にはプリンタ5からレセプト
6を発行することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記レセプトコンピュ
ータ1を用いた請求業務は、手書きで用紙に転記しなが
ら点数計算をする場合に比べ、労力の軽減が図れる。
【0009】しかし、キーボード4を利用した入力作業
は、入力項目の種類と組み合わせが多いので、操作に慣
れるまでに時間がかかり、多くのキータッチを行なうた
め手間のかかるものとなっている。また、この事情によ
り他の者が操作すれば、入力効率は著しく低下すること
になるので、専任のオぺレータを確保する必要もあっ
た。
【0010】そこで、本発明は、入力作業を大幅に容易
・迅速化するとともに、特に訓練を積まない人であって
も効率を低下させないで業務遂行が可能になるレセプト
作成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 (1) 本発明が提供するバーコード入力式レセプト作成装
置は、
【0012】患者一部負担金及び診療報酬明細表を作成
するために必要な諸データの名称が、それを表すバーコ
ードととともに一覧形式で記載されたバーコード表と、
上記バーコードを読み取るバーコードリーダと、
【0013】バーコードで読み取ったデータを記憶する
記憶装置と、この記憶装置に記憶されたデータに基づき
所定の計算式に従って患者一部負担金を算出する演算部
と、上記記憶装置に記憶されたデータに従って診療報酬
明細表の各記載項目を算出並びに作成するレセプト作成
部と、上記患者一部負担金と診療報酬明細表を一定の様
式に従って印字装置に出力する印字制御部とを有するコ
ンピュータ装置と、患者一部負担金の請求書及び診療報
酬明細表を発行する印字装置とを具備したことを特徴と
する。
【0014】(2) 上記印字制御部は、無地の用紙に対し
て、診療報酬明細表の本人・家族の別に応じた色の枠と
各記載項目を、印字装置に印字させる機能を備えたもの
とすることができる。
【0015】(3) 上記バーコード表は、処方に関する基
本料、技術料、及び薬剤とその数量の各名称と、そのバ
ーコードを一覧表として表した処方せん用バーコード表
とすることができる。
【0016】(4) 上記バーコード表は、縦横の罫線で桝
目状に仕切りを入れ、薬剤と数量、又は数量が規定され
た薬剤と投薬日数を、縦と横のタイトル欄に記載し、縦
横のタイトルの組み合わせを示すデータを、各タイトル
の交差する桝目に、バーコードで記載したものとするこ
とができる。
【0017】(5) 上記バーコード表は、医師が所見等を
記入するカルテであって、初診料等の基本料、検査料等
の技術料の有無を診療日毎にチェックするチェック表が
設けられ、このチェック表の各項目名の対応位置に、そ
れを表すバーコードが付けられているバーコード専用カ
ルテとすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】始めに、本発明のレセプト作成装
置を保険薬局で使用する形態について説明する。
【0019】本発明のレセプト作成装置7は、図1に示
すように、コンピュータ装置8、表示装置9、及びキー
ボード10の基本構成に加え、バーコードリーダ11と
レセプト発行用の印字装置12を備えている。このレセ
プト作成装置7を、保健薬局で使用する場合は、患者の
持参する処方せん13及び投薬カード14と、薬局に備
えられるバーコード表15を用いる。
【0020】上記コンピュータ装置8は、バーコードリ
ーダ11で読み取ったバーコード情報を、各請求時点毎
にまとめて分類整理して記憶する記憶装置16と、この
記憶内容から患者一部負担金を計算する演算部17と、
この記憶装置の記憶内容を一ヶ月単位で患者毎に集計し
てレセプトを作成するレセプト作成部18と、レセプト
発行を印字装置に行わせる印字制御部19とを持つもの
である。次に、バーコード表15について説明する。
【0021】図示例のバーコード表15は、ブック形式
のもので、その代表的な頁を図2に並べて示すと共に、
各頁を拡大して、図4〜図7に示す。
【0022】ここで使用されるバーコード20は、例え
ば、図3に示すようにバーコード部分の下に数字のJA
Nコードを併記して多くの情報を表すことができるもの
を用いる。バーコード表15の第1頁は基本料の欄で、
調剤基本料、薬歴指導料が、それを表すバーコード20
とともに表示されている。
【0023】バーコード表15の第2頁から第7頁まで
は技術料の欄である。第2頁は外用調剤料の欄で、外用
調剤1種から8種まで、そのバーコードとともに表示さ
れている。以下の頁に、投薬特別加算料、頓服回数、服
用時点、内服調剤日数の欄が設けられ、各技術料が、そ
のバーコード20と共に表示されている。
【0024】バーコード表15の第8頁以降は薬剤料の
欄である。この欄は、薬とその数量の指定を、一回の操
作で可能とするため、バーコードをマトリックス状に配
置している、すなわち、縦横の罫線で仕切って枠を作
り、縦横の端部にタイトルを記載し、縦横のタイトルの
組み合わせを示すデータが、各タイトルの交差する桝目
に、バーコードで記載されている。
【0025】この薬剤料の記載形式は、例えばバーコー
ド表の第8頁に示された点眼剤のように、薬剤の種類と
量を指定するため、薬剤を縦方向のタイトル欄21に記
載し、数量を横方向のタイトル欄22に記載して、同一
頁に複数の薬剤名を記載する場合と、例えばバーコード
表の第15頁〜第17頁に示された内服薬のように、数
量が規定された薬剤を、その投薬日数で指定する必要が
あるため、数量が規定された薬剤を縦方向のタイトル欄
23に記載し、その投薬日数を横方向のタイトル欄24
に記載して、1乃至複数の頁を1つの薬剤に割り当てる
場合がある。
【0026】なお、バーコード表15の第8頁に示され
た点眼剤の表は、各薬剤を見つけ易いように、薬剤名の
横に、その外観写真25を貼り付けている。
【0027】上記バーコード表15を用いて行われる保
健薬局の請求業務を説明する。これは、図8に拡大して
示す処方せん3の記載内容を読み、図1に示すようにバ
ーコードリーダ11で、バーコード表15の該当バーコ
ード20を順にチェックして行くものである。
【0028】初めに患者指定を行なう。これは、図9に
拡大して示す投薬カード14に付された患者指定バーコ
ード20aをバーコードリーダ11でチェックすること
によって行なう。このバーコードで指定された患者コー
ドは、レセプト作成装置内7に、患者の氏名、保健の種
別、被保健者番号、公費負担番号等の患者データと関連
づけて登録されているので、一回のチェックのみで、患
者データの入力を済ませることができる。
【0029】なお、投薬カード14を忘れて来た患者に
対しては、別に用意された患者名と患者コードの一覧
(例えば、表示装置9に表示される。)を見て、レセプ
ト作成装置7に患者コードをキーボード10を利用して
入力することになる。また、初めての患者に対しては、
レセプト作成装置7に患者データを登録するとともに、
これに関連させて患者コードを決定し、この患者コード
をバーコードで表した投薬カード14を新規発行するこ
とになる。
【0030】次に、請求費用に関するデータを入力す
る。初めにバーコード表15の第1頁を開いて、基本料
を入力する。これは、調剤基本料と薬歴指導料のバーコ
ードに、バーコードリーダを当てて、検出音(ピッ)を
確認する単純作業である。次に、処方せん3の記載内容
に基づき、各種技術料と薬剤料を入力して行く。図8の
例では、外用剤として、サンピロ2%点眼液とミケラン
点眼液2%の2種類が記されているので、バーコード表
の第2頁の外用調剤2種をチェックする。また、サンピ
ロ2%点眼液は劇薬であるので、バーコード表の第3頁
で劇薬加算をチェックする。さらに、サンピロ2%点眼
液が10mlであり、ミケラン点眼液2%が10mlで
あるのであるので、バーコード表の第8頁で縦横のタイ
トルを見て、その交差する位置のバーコードをチェック
する。なお、入力する数量が最大量の30mlを超えて
いるような場合は、例えば10mlと30mlのバーコ
ードを重ねてチェックして40mlを入力することにな
る。
【0031】また、処方せん3には、メチコバール
(0.25)6錠、14日分と記載され、投薬日数が7
日以上なので、バーコード表の第3頁の投薬特別加算を
チェックする。また、この内服回数が「朝昼晩の毎食後
3回に分け内服」と記されているので、分3食後の入力
をバーコード表の第5頁で入力し、「14日分」と記載
された投薬日数に対して、バーコード表の第6頁により
内服調剤14日を入力する。さらに、薬剤料として、メ
チコバール(0.25)の6錠14日分を、バーコード
表の第17頁で入力する。
【0032】以上の操作の後、キーボード10で本人負
担率を入力する。この負担率は0割(老人)、1割、2
割、3割である。これらの入力データを表示装置9によ
って確認し、バーコードリーダによって終了コードをチ
ェックするか、又はキーボード10を操作して、入力終
了の確認を指示すると、入力されたデータから、基本
料、各種技術料、薬剤料の点数が加算され、さらに本人
の負担率に基づいて、演算部17によって患者負担金が
自動的に算出され、表示装置9に表示されるとともに、
図10に示すような請求用のレシート26が発行され
る。この入力データは、レセプト作成装置7内の記憶装
置16に記憶され月末のレセプト発行に利用される。
【0033】月末のレセプト作成は次のように行われ
る。レセプト6は、患者の一人一人について月毎に作成
されるもので、図11に示すように、上欄に患者の氏名
等と保健者番号及び請求を行なう医療保健機関の名称等
を記載し、技術料が異なる処方パターン毎に分けて、処
方を日別に記入し、その点数を集計し、一部負担額の割
合に応じた具体的な請求額を書き込むものである。レセ
プト作成装置7には、医療保健機関である薬局と患者の
個人データが登録され、患者毎の日別の処方データが記
憶部16に記憶されているので、期間と患者をキーボー
ド10によって指定することにより、レセプト作成部1
8はレセプトに書き込むべき文字と数字のデータを、計
算並びに作成する。
【0034】レセプト6は、所定の用紙に印字装置12
によって印字発行されるが、患者本人であるか、その家
族であるかの違いによって、罫線枠の色を異ならせるよ
うに決められている。そこで、レセプトに無地(現在、
白色、水色、橙色、緑色がある。)の用紙を用い、上記
文字と数字のデータとともに、この罫線を色分けして同
時印刷することにより、用紙切り換えの手間を半減する
とともに、罫線と印字位置のずれを防止することができ
る。
【0035】また、レセプト作成装置7には、薬局の営
業データが全て保存されることになるので、これに基づ
いて、薬剤の管理及び顧客の管理を、行なうことができ
る。
【0036】上記説明は薬局において、本願発明のレセ
プト作成装置7を使用する場合のものであったが、本願
発明を病院で使用する場合は、例えば次の形態で使用さ
れる。病院においては、医師の作成するカルテに基づい
て、会計業務を行なう。
【0037】カルテは、一般に、表紙頁に患者の氏名や
保険証番号等の本人データの欄が設けられ、これ以降に
検査内容、医師の所見、薬の処方等を記載する欄が設け
られ、末尾に、初診料等の基本料と各種検査料等の技術
料を、医師が日別にチェックするチェック表を持つ。病
院の会計における請求業務は、本人を特定して、基本
料、技術料及び薬剤料をレセプト作成装置に入力するも
のである。
【0038】この発明では、この入力作業を容易化する
ため、カルテとして、図12に示すようなバーコード専
用カルテ27を用い、これに併せて、先に説明した処方
用のバーコード表15を用いて、入力作業を行なう。
【0039】図12に示すバーコード専用カルテ27
は、患者の氏名、保険証番号等を記載した表紙頁に、患
者を識別するバーコード20aを貼り付け、カルテ末尾
のチェック表28を、バーコード20を併記した表形式
にしている。
【0040】このチェック表28は、初診料等の基本料
と、各種検査料等の技術料を、縦方向のタイトル欄29
に並べて印刷し、横方向のタイトル欄30に月日を記入
するようになっており、医師は診療日毎に月日を記入
し、この列に、その日の診療項目に該当している場合に
チェックマークを入れるようになっている。
【0041】このチェック表へのバーコード20の記載
は、各項目の横にバーコード20を付けるものである。
各項目の枠幅よりバーコードの高さの方が大きいので、
バーコードを段違いにして左右に並べ、各項目枠からバ
ーコードに引出線を入れて対応関係が明瞭にわかるよう
にしている。
【0042】このバーコード専用カルテ27を用いて行
なう会計における入力作業は、表紙頁のバーコード20
aをチェックして患者を特定した後、チェック表28に
当日にチェックされた項目に対応するバーコード20
を、バーコードリーダ11でチェックするだけの単純作
業となる。
【0043】なお、バーコード専用カルテ27を用いる
代わりに、このバーコード専用カルテ27のバーコード
を、その内容とともに、まとめて表示した図示しないバ
ーコード表を用いて入力作業を行うこともできる。
【0044】また、院内処方をする場合は、カルテ内に
記載された処方31に基づき、前記薬局における操作と
同様に、処方用のバーコード表15を用いて、該当項目
を順にチェックして薬剤算定をすることになる。
【0045】これによって、前記薬局における説明と同
様に、当日の患者一部負担金が算出されることになる。
また、月末には、期間と患者を指定することにより、同
様にレセプトを自動作成することができる。
【0046】なお、病院によって、行う検査及び使用す
る薬剤の種類及び頻度が異なるので、バーコード表は、
これに適合する形式で適宜に作製することになる。つま
り、必須項目を、始めに記載し、次に頻度の高い項目を
並べ、バーコードのチェック作業を、上から下にチェッ
クし、或は頁を順にめくってチェックするというように
単純化することにより、容易且つ能率的な作業として入
力ミスをなくしている。また、この観点から、図12に
示したバーコード専用カルテ27のチェック表28は、
通常使用する項目にのみバーコードを付け、稀にしか使
わない項目のバーコードは、別に用意したバーコード表
に記載して、チェック表を単純化することもできる。こ
の場合のバーコード20は、上下方向に一列にのみ記載
することができる。
【0047】以上の説明は、保険に関する費用計算につ
いてのものであったが、本発明装置は、保険対象外の費
用計算にも使用できる。これは、保険を用いない自費全
額負担の場合の計算、及び保険薬局等で扱われるOTC
商品(カウンタ越しに販売される薬品類)及び雑貨類の
計算である。
【0048】これらのバーコードリーダによる入力は、
前記本人負担率の入力をしないことにより、自動的に保
険外として取り扱われる。自費全額負担の計算は、各項
目の入力終了後に、本人負担率10割の請求書が発行さ
れ、バーコードが付けられたOTC商品及び雑貨類の計
算は、通常のレジスタと同様の請求書が発行される。こ
れらは、予め品目と価格をバーコードに関連付けして登
録されるものであるが、計算時に値引率又は値引き金額
を入力することによって随時に値引きすることができ
る。
【0049】これら保険外扱いの場合は、保険組合等へ
の費用請求をしないので、これを区別するための識別コ
ードを付して、記憶部16に記憶され、日計、月計の累
計処理が行える。
【0050】また、上記説明ではバーコード表15又は
バーコード入力専用カルテ27を使用することを前提と
した実施例について説明しているが、バーコード表の入
力項目名の表示とバーコードに変わるチェック釦等の選
択表示を表示装置9の画面に表示させ、この選択表示を
タッチペン又はマウス等の指示手段で指定することによ
って、上記バーコード表の機能を持たせることができ
る。この機能は、バーコード表又はバーコード専用カル
テに代わり、又はこれらと併用して用いられる。
【0051】この表示方式では、表示の順番をコンピュ
ータで自由に変更できるので、病院、診療所又は医師別
に、必須項目、使用頻度の高い項目が初めに表示される
ようにした表示データを作成しておき、病院、診療所又
は医師を初めに指定することによって、効率のよい入力
作業が可能になる。さらに、この表示データについて、
使用頻度の高いものが上位に繰上がるように、自動変更
させることも可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、病院、保険薬局等にお
いて、患者一部負担金を算出し、レセプトを作成するの
に必要な各データ項目の入力を、各入力項目名と、それ
を表すバーコードを、一覧形式の表として表したバーコ
ード表によって行うので、キーボードで入力する場合に
比べて、数倍の入力効率が得られ、キーボード形式の場
合に必要であった習熟の必要、専用のオぺレータの確保
が不要となり、請求業務に関するコストを低減するるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレセプト作成装置の、保険薬局で使用
する場合の構成を示すブロック図
【図2】図1のバーコード表を、各頁を並べて示した図
【図3】バーコードの拡大図
【図4】バーコード表の拡大図で、基本料の頁を示す。
【図5】バーコード表の拡大図で、外用剤の技術料の頁
を示す。
【図6】バーコード表の拡大図で、内服剤の技術料の頁
を示す。
【図7】バーコード表の拡大図で、薬剤料の頁を示す。
【図8】処方せんの一例の拡大図を示す。
【図9】投薬カード一例の拡大図を示す。
【図10】患者負担金を示す請求用のレシートを示す図
である。
【図11】診療報酬明細表の一例を示す図である。
【図12】病院等で使用するカルテ一例を示す図であ
る。
【図13】従来例であるレセプトコンピュータの構成図
である。
【符号の説明】
7 レセプト作成装置 8 コンピュータ装置 9 表示装置 11 バーコードリーダ 12 レセプト発行用の印字装置 13 処方せん 14 投薬カード 15 バーコード表 16 記憶装置 17 演算部 18 レセプト作成部 19 印字制御部 20 バーコード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者一部負担金及び診療報酬明細表を作
    成するために必要な諸データの名称が、それを表すバー
    コードととともに一覧形式で記載されたバーコード表
    と、 上記バーコードを読み取るバーコードリーダと、 バーコードで読み取ったデータを記憶する記憶装置と、
    この記憶装置に記憶されたデータに基づき所定の計算式
    に従って患者一部負担金を算出する演算部と、上記記憶
    装置に記憶されたデータに従って診療報酬明細表の各記
    載項目を算出並びに作成するレセプト作成部と、上記患
    者一部負担金と診療報酬明細表を一定の様式に従って印
    字装置に出力する印字制御部とを有するコンピュータ装
    置と、 患者一部負担金の請求書及び診療報酬明細表を発行する
    印字装置とを具備したことを特徴とするバーコード入力
    式レセプト作成装置。
  2. 【請求項2】 上記印字制御部が、無地の用紙に対し
    て、診療報酬明細表の本人・家族の別に応じた色の枠と
    各記載項目を、印字装置に印字させる印字制御部を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のバーコード入力
    式レセプト作成装置。
  3. 【請求項3】 バーコード表が、処方に関する基本料、
    技術料、及び薬剤とその数量の各名称と、そのバーコー
    ドを一覧表として表した処方せん用のバーコード表であ
    ることを特徴とする請求項1記載のバーコード入力式レ
    セプト作成装置。
  4. 【請求項4】 バーコード表が、縦横の罫線で桝目状に
    仕切られたものであり、薬剤と数量、又は数量が規定さ
    れた薬剤と投薬日数が、縦と横のタイトル欄に記載さ
    れ、縦横のタイトルの組み合わせを示すデータが、各タ
    イトルの交差する桝目に、バーコードで記載されている
    ことを特徴とする請求項3記載のバーコード入力式レセ
    プト作成装置。
  5. 【請求項5】 バーコード表が、医師が所見等を記入す
    るカルテであって、初診料等の基本料、検査料等の技術
    料の有無を診療日毎にチェックするするチェック表が設
    けられ、このチェック表の各項目名の対応位置に、それ
    を表すバーコードが付けられているバーコード専用カル
    テであることを特徴とする請求項1記載のバーコード入
    力式レセプト作成装置。
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