JPH0934565A - 安定化電源回路 - Google Patents
安定化電源回路Info
- Publication number
- JPH0934565A JPH0934565A JP18514695A JP18514695A JPH0934565A JP H0934565 A JPH0934565 A JP H0934565A JP 18514695 A JP18514695 A JP 18514695A JP 18514695 A JP18514695 A JP 18514695A JP H0934565 A JPH0934565 A JP H0934565A
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- JP
- Japan
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- voltage
- load
- transmission line
- output
- resistor
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- Pending
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】負荷電流検出用の抵抗器を1個用いることによ
り送電線路等によって生ずる電圧降下を安定的に補正し
て負荷に一定電圧を供給する。 【解決手段】本発明はドロッパ型の安定化電源回路にお
いて、出力電圧の検出電圧に負荷電流検出用抵抗器R3
の降下電圧を逆極性で加算することにより、負荷側の送
電線路の降下電圧分を補正する。即ち、抵抗器R3の抵
抗値を送電線路の等価抵抗R4とした時にR4・R2/
R1の値に設定することにより送電線路等での電圧降下
分を安定的に補正し、負荷に一定電圧を供給することが
できる。
り送電線路等によって生ずる電圧降下を安定的に補正し
て負荷に一定電圧を供給する。 【解決手段】本発明はドロッパ型の安定化電源回路にお
いて、出力電圧の検出電圧に負荷電流検出用抵抗器R3
の降下電圧を逆極性で加算することにより、負荷側の送
電線路の降下電圧分を補正する。即ち、抵抗器R3の抵
抗値を送電線路の等価抵抗R4とした時にR4・R2/
R1の値に設定することにより送電線路等での電圧降下
分を安定的に補正し、負荷に一定電圧を供給することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は安定化電源回路に関
し、特に送電線路等による電圧降下を補正し、負荷に対
して常に一定電圧を供給する安定化電源回路に関する。
し、特に送電線路等による電圧降下を補正し、負荷に対
して常に一定電圧を供給する安定化電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の定電圧電源回路では、送
電線路の電圧降下分を補正するために負荷に流れている
電流を電流検出回路により検出し、この出力を専用の電
圧補正回路に入力しここで制御系を制御し出力電圧を補
正するか、あるいは出力電圧の検出を負荷側で行うリモ
ートセンシング方式が採用されている。
電線路の電圧降下分を補正するために負荷に流れている
電流を電流検出回路により検出し、この出力を専用の電
圧補正回路に入力しここで制御系を制御し出力電圧を補
正するか、あるいは出力電圧の検出を負荷側で行うリモ
ートセンシング方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式で
は、前者においては回路が複雑となりまた、後者におい
ては負荷までのリモート制御線が必要となり、このリモ
ート制御線にノイズなどが混入すると定電圧制御系の動
作が不安定になるなどの問題がある。
は、前者においては回路が複雑となりまた、後者におい
ては負荷までのリモート制御線が必要となり、このリモ
ート制御線にノイズなどが混入すると定電圧制御系の動
作が不安定になるなどの問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の安定化電源回路
は、出力電圧を検出する電圧検出部と、基準電圧発生部
と、前記電圧検出部の検出電圧と基準電圧発生部の基準
電圧との差分に従って出力電圧を制御する電圧制御部を
有するドロッパ型の安定化電源回路において、出力電流
検出用抵抗器を出力回路へ挿入し前記出力電流検出用抵
抗器の降下電圧が前記検出電圧に逆極性で加わるよう接
続する。
は、出力電圧を検出する電圧検出部と、基準電圧発生部
と、前記電圧検出部の検出電圧と基準電圧発生部の基準
電圧との差分に従って出力電圧を制御する電圧制御部を
有するドロッパ型の安定化電源回路において、出力電流
検出用抵抗器を出力回路へ挿入し前記出力電流検出用抵
抗器の降下電圧が前記検出電圧に逆極性で加わるよう接
続する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0006】図1に実施の形態例を示す。出力電圧検出
部は抵抗器R1、R2の2つの抵抗器で構成され、その
検出出力は誤差増幅器2の−側入力に接続されている。
また基準電圧発生部3の基準順電圧VREF は誤差増幅器
2の+側入力に接続される。抵抗器R3は負荷電流IO
の電流検出用で、その降下電圧は出力電圧検出電圧、即
ち抵抗器R2の両端電圧に逆極性で加わるように接続さ
れている。
部は抵抗器R1、R2の2つの抵抗器で構成され、その
検出出力は誤差増幅器2の−側入力に接続されている。
また基準電圧発生部3の基準順電圧VREF は誤差増幅器
2の+側入力に接続される。抵抗器R3は負荷電流IO
の電流検出用で、その降下電圧は出力電圧検出電圧、即
ち抵抗器R2の両端電圧に逆極性で加わるように接続さ
れている。
【0007】誤差増幅器2は出力電圧検出電圧と基準電
圧VREF とを比較して、その結果にもとづき制御トラン
ジスタ1を制御し、出力電圧V0 を安定化する。
圧VREF とを比較して、その結果にもとづき制御トラン
ジスタ1を制御し、出力電圧V0 を安定化する。
【0008】本回路の出力電圧V0 は、基準電圧
VREF 、負荷電流IO とすると、VREF と検出電圧(R
2両端電圧−R3両端電圧)とが略等しい条件から次式
で与えられる。V0 =(1+R1/R2)VREF +R1
・R3・IO /R2 つまり、本回路の出力電流IO の増加に従って出力電圧
Vを増加させることが可能であり、負荷側の送電線路の
等価抵抗をR4とした時に、IO ・R3・R1/R2=
IO ・R4の条件からR3=R4・R2/R1の値にR
3を設定すれば送電線路の降下電圧を補償することがで
きる。
VREF 、負荷電流IO とすると、VREF と検出電圧(R
2両端電圧−R3両端電圧)とが略等しい条件から次式
で与えられる。V0 =(1+R1/R2)VREF +R1
・R3・IO /R2 つまり、本回路の出力電流IO の増加に従って出力電圧
Vを増加させることが可能であり、負荷側の送電線路の
等価抵抗をR4とした時に、IO ・R3・R1/R2=
IO ・R4の条件からR3=R4・R2/R1の値にR
3を設定すれば送電線路の降下電圧を補償することがで
きる。
【0009】本回路の動作例として図に示したように送
電線路の等価抵抗R4がIΩ、負荷4が12Ω〜∞の範
囲で変化する条件で負荷4に常に12Vの電圧を供給し
たい場合には、仮にR1=R2=1kΩ、VREF =6V
のときには、R3=1Ωとすることで負荷電流I0 値に
関係なく負荷4に12Vを供給することができる。
電線路の等価抵抗R4がIΩ、負荷4が12Ω〜∞の範
囲で変化する条件で負荷4に常に12Vの電圧を供給し
たい場合には、仮にR1=R2=1kΩ、VREF =6V
のときには、R3=1Ωとすることで負荷電流I0 値に
関係なく負荷4に12Vを供給することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による安定
化電源回路は、負荷電流検出用の抵抗器を1個追加する
だけで、送電線路等による電圧降下を安定的に補正し負
荷に対して常に一定電圧を供給する効果がある。
化電源回路は、負荷電流検出用の抵抗器を1個追加する
だけで、送電線路等による電圧降下を安定的に補正し負
荷に対して常に一定電圧を供給する効果がある。
【図1】本発明の実施の形態例を示す回路図である。
1 制御トランジスタ 2 誤差増幅器 3 基準電圧発生器 R1〜R3 抵抗器 4 負荷 R4 送電線路等価抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 出力電圧を検出する電圧検出部と、基準
電圧発生部と、前記電圧検出部の検出電圧と基準電圧発
生部の基準電圧との差分に従って出力電圧を制御する電
圧制御部を有するドロッパ型の安定化電源回路におい
て、出力電流検出用抵抗器を出力回路へ挿入し前記出力
電流検出用抵抗器の降下電圧が前記検出電圧に逆極性で
加わるよう接続することを特徴とする安定化電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18514695A JPH0934565A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 安定化電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18514695A JPH0934565A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 安定化電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0934565A true JPH0934565A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16165677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18514695A Pending JPH0934565A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 安定化電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0934565A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005165924A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 直流電源装置の電圧補正回路 |
CN102375463A (zh) * | 2010-08-13 | 2012-03-14 | 李尔公司 | 用于控制电源的输出电压的系统和方法 |
CN108803762A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-13 | 维沃移动通信有限公司 | 一种低压差线性稳压器和稳压方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150447A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | Nippon Denso Co | Teidenatsudengenkairo |
JPH07104870A (ja) * | 1993-09-29 | 1995-04-21 | Nagano Japan Radio Co | 直流電源装置の安定化回路 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18514695A patent/JPH0934565A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150447A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | Nippon Denso Co | Teidenatsudengenkairo |
JPH07104870A (ja) * | 1993-09-29 | 1995-04-21 | Nagano Japan Radio Co | 直流電源装置の安定化回路 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005165924A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 直流電源装置の電圧補正回路 |
JP4554191B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2010-09-29 | 株式会社タムラ製作所 | 直流電源装置の電圧補正回路 |
CN102375463A (zh) * | 2010-08-13 | 2012-03-14 | 李尔公司 | 用于控制电源的输出电压的系统和方法 |
DE102011079514B4 (de) * | 2010-08-13 | 2020-02-20 | Lear Corp. | System, Verfahren und beständiges computerlesbares Medium zum Speichern von durch einen Computer ausführbaren Befehlen zur Durchführung eines solchen Verfahrens, jeweils zum Steuern der Ausgangsspannung einer Stromversorgung |
CN108803762A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-13 | 维沃移动通信有限公司 | 一种低压差线性稳压器和稳压方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980526 |