JPH0933450A - X線透視像取込用枠体及び可搬形x線検査装置 - Google Patents

X線透視像取込用枠体及び可搬形x線検査装置

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JPH0933450A
JPH0933450A JP18417495A JP18417495A JPH0933450A JP H0933450 A JPH0933450 A JP H0933450A JP 18417495 A JP18417495 A JP 18417495A JP 18417495 A JP18417495 A JP 18417495A JP H0933450 A JPH0933450 A JP H0933450A
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JP
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ray
ray detector
port
generator
detector
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JP18417495A
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Koji Nomura
康次 野村
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放置不審物のX線透視による非破壊検査にお
いて、不審物を動かさずにX線透視像取込みを可能と
し、また、X線発生装置及びX線検出器の位置決め作業
を要さず、更に、不審物の上下又は左右端部分が欠落せ
ずにX線透視像取込みを可能とする。 【解決手段】 直線状にチャンネル配列された薄型多チ
ャンネルX線検出器12aを備えた薄い立て板状のX線
検出器ポート12と、前記X線検出器に対向するX線発
生装置13aを備えX線検出器ポートと下端が面一の箱
状のX線発生装置ポート13と、これら両ポートを一定
間隔保持した状態でそれらの上方隅部にて連結する連結
アーム14と、前記X線検出器及びX線発生装置を対向
状態を保持させたまま同期して上下又は左右方向に並行
移動させる同期移動手段15とを設けてなるX線透視像
取込用枠体1を用いて不審物4のX線透視像取込みをす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として警察署等
に保管され、公共施設、街頭あるいは一般の建物等に放
置された不審物のX線透視による非破壊検査に好適なX
線透視像取込用枠体及び可搬形X線検査装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】物体のX線透視による非破壊検査装置と
しては、従来から、空港、税関、港湾等に設置され、そ
こを通過する荷物の中身をX線透視により非破壊検査す
るX線荷物検査装置が知られている。これは、X線発生
装置と、このX線発生装置から放射されたX線を検出す
るX線検出器と、荷物を上記X線発生装置とX線検出器
との間を通過するように移動させる荷物搬送装置と、上
記X線検出器からのX線透視信号を処理して上記荷物の
X線透視像をテレビモニタに表示させる画像処理装置と
を備えてなるものである。これによれば、検査者は連続
してテレビモニタ上を移動して行く荷物のX線透視像を
みて、持込み禁止物の有無を判断することができる。
【0003】ところで、空港等における手荷物と公共施
設等に放置された不審物とでは、それら手荷物,不審物
の持主,放置者の特定が後者の不審物についてより困難
なことから、放置が悪意でなされたものと仮定した場
合、不審物のほうがより危険度が高いと考えられる。
【0004】そして、そのような不審物の検査は、それ
が爆発物であるかも知れないことを前提として行うこと
が検査者の身体の安全を確保する上で、確実である。爆
発物の場合、多くはそれを動かしたり開被したりするこ
とで起曝装置が働き、爆発することから、爆発物である
不審物を動かさずに検査できることが望まれる。また、
不審物の放置場所は多岐にわたり、可搬性は勿論のこ
と、機動性に優れることが望まれる。不審物が有毒ガス
発生装置である場合も、可搬性,機動性に優れることが
望まれる。このようなことから、公共施設等に放置され
た不審物のX線検査装置として、空港等における手荷物
の前述X線検査装置を用いることはおよそ不可能であ
る。
【0005】そこで、X線発生装置、X線センサ付きの
X線透視テレビカメラ、X線制御装置及び画像処理表示
装置を各々別体で構成し、可搬性をもたせたX線透視装
置を用いることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなX
線透視装置を上記のような不審物のX線検査装置に転用
した場合には、次のような問題点があった。すなわち、
爆発物や有毒ガス発生装置等が仕組まれた不審物は、一
般に建物等の構造物の壁面や柱等の立面部に隣接して、
あるいは沿わせて床面上に置かれ、それら立面部との隙
間は僅かであることが多い。一方、上記X線透視装置に
おいて不審物を検査する場合には、X線発生装置及びX
線透視テレビカメラ相互間に不審物を介在させることに
なり、このことは不審物と立面部との間にX線発生装置
又はX線透視テレビカメラ、一般的にはX線透視テレビ
カメラを置くことを意味する。
【0007】しかし、X線発生装置又はX線透視テレビ
カメラのX線照射方向の寸法は、不審物と立面部との隙
間を通常、大きく上回り、不審物をある程度動かさなけ
れば検査できず、危険を伴った。また、X線発生装置及
びX線透視テレビカメラが別体で構成されていること
は、可搬性に優れるが、検査時にはそれらの位置決め作
業が必要となり、面倒であった。更に、X線発生装置の
焦点の位置が固定で、X線透視テレビカメラは蛍光スク
リーンに投射されたX線透視像を撮像する構成であるの
で、X線透視像の撮像に寄与するX線はX線センサであ
る蛍光スクリーンの形状に依存する円錐又は角錐状をな
す。このため、不審物の上下又は左右寸法が蛍光スクリ
ーンの上下又は左右寸法にほぼ等しい大きさの場合に
は、不審物の上下又は左右端部分が照射野から外れ、不
審物の上下又は左右端部分が欠けた不完全なX線透視像
となり(図4参照)、検査を確実に行うことができなか
った。
【0008】第1の発明の目的は、多くの場合に不審物
を動かさずにX線透視像(X線透視信号)の取込みがで
き、また、X線発生装置及びX線検出器の位置決め作業
が不要で、更に、不審物の上下又は左右端部分が欠ける
ことのないX線透視像取込みができて、安全性、機動性
(準備作業の容易性)及びX線透視像取込みの確実性に
優れたX線透視像取込用枠体を提供することにある。
【0009】第2の発明の目的は、上記目的において、
特にX線照射野の下限を、通常不審物が置かれる地面や
床面に最接近した位置とすることができ、不審物の底部
をもX線透視像取込みが可能のX線透視像取込用枠体を
提供することにある。
【0010】第3の発明の目的は、上記目的に加えて、
X線検出器ポート及びX線発生装置ポート相互間隔、す
なわちX線検出器及びX線発生装置相互間距離の変更が
可能となり、また連結アームをアーチ状に形成すること
が可能となってX線透視像取込用枠体の外形状の拡大が
図れ、不審物の形状,大きさに対する適応性が増して使
い勝手が向上するX線透視像取込用枠体を提供すること
にある。
【0011】第4の発明の目的は、多くの場合に不審物
を動かさずに検査でき、また、X線発生装置及びX線検
出器の位置決め作業が不要で、更に、不審物の上下又は
左右端部分が欠けることのないX線透視像取込みができ
て、充分な検査が可能な、安全性、機動性(準備作業の
容易性)及び検査の確実性に優れた可搬形X線検査装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明の目的は、請
求項1に記載のように、各チャンネルが直線状に配列さ
れかつX線入射方向寸法の短い薄型多チャンネルX線検
出器が設けられ板厚に相当する前記X線入射方向寸法が
最小限に設定された立て板状のX線検出器ポートと、前
記X線検出器に対向するX線発生装置が設けられ前記X
線検出器ポートと下端が面一に設定された箱状のX線発
生装置ポートと、このX線発生装置ポートと前記X線検
出器ポートとを一定間隔保持した状態でそれらの上方隅
部にて連結する連結アームと、前記X線検出器及びX線
発生装置を対向状態を保持させたまま同期して上下又は
左右方向に並行移動させる同期移動手段とを設けること
により達成される。X線検出器ポートは、そこに設けら
れる多チャンネルX線検出器として薄型多チャンネルX
線検出器、例えばフォトアレイを用いており、厚みを最
小限、例えば30mm程度とした立て板状をなす。これ
によれば、建物等の構造物の壁面等に隣接して置かれた
不審物の検査において、多くの場合、X線検出器ポート
を壁面等と不審物との隙間に挿入することが可能とな
り、不審物を動かさずにX線透視像(X線透視信号)の
取込みができる。また、X線発生装置ポートとX線検出
器ポートとは一定間隔保持した状態で連結アームで連結
されており、X線発生装置及びX線検出器の位置決め作
業が不要で機動性(準備作業の容易性)に優れる。この
場合、連結アームは不審物の置かれる地面や床面から離
れた両ポートの上方隅部に位置するので、不審物の検査
時におけるX線透視像取込用枠体の設置作業の障害とな
らないばかりか、連結アームの材質選択によってはその
アームを運搬移動用のハンドルとして機能させ得、むし
ろ設置作業に便利となる。更に同期移動手段は、X線検
出器及びX線発生装置を対向状態を保持させたまま同期
して上下又は左右方向に並行移動させる。すなわち、X
線発生装置の焦点の位置が固定であるとX線は円錐又は
角錐状をなし、不審物の上下又は左右端部分が照射野か
ら外れ、不審物の上下又は左右端部分が欠けた不完全な
X線透視像となるが(図4参照)、本発明ではX線検出
器及びX線発生装置は同期して上下又は左右方向に並行
移動するので上下方向移動の場合は不審物上下端部分、
左右方向移動の場合は不審物左右端部分の像欠落がなく
なり(図3参照)、X線透視像取込みをより確実に行う
ことができる。
【0013】第2の発明の目的は、請求項2に記載のよ
うに、請求項1に記載の発明において、薄型多チャンネ
ルX線検出器を、チャンネル配列方向を上下方向に向け
てその下端チャンネルをX線検出器ポートの下端位置近
傍に位置付けてX線検出器ポートに設け、X線発生装置
を、そのX線照射野の下限を前記X線検出器ポートの下
端位置近傍に合わせてX線発生装置ポート最下方に設
け、同期移動手段を、それらX線検出器及びX線発生装
置を左右方向に並行移動させることにより達成される。
X線検出器及びX線発生装置は各ポートにおいて下端位
置近傍に位置付けされ、またこれらX線検出器及びX線
発生装置は同期して左右方向に並行移動する。これによ
れば、X線照射野の下限を、通常不審物が置かれる地面
や床面に最接近した位置とすることができ、不審物の底
部をもX線透視像取込みが可能になる。不審物中の構造
物は、重力の作用で下方よりも上方に空間が多くなり、
すなわち多くの場合下方に主要部分が位置することにな
る。したがって、不審物の底部をもX線透視像取込みが
可能になることは、不審物中の主要部分のX線透視像取
込みが可能になることを意味し、不審物のX線透視像取
込みに有効である。
【0014】第3の発明の目的は、請求項3に記載のよ
うに、請求項1又は2に記載の発明において、連結アー
ムを長さ調整可能に構成し、同期移動手段を、少なくと
もX線発生装置及びX線検出器の移動に共用する駆動源
とこの駆動源によるX線検出器移動のための駆動力をX
線検出器ポートに伝達する連結シャフトとを備えて構成
し、前記駆動源をX線発生装置ポートに設け、前記連結
シャフトを連結アームに沿って設けた鋼線束フレキシブ
ルシャフトとし、このフレキシブルシャフト各端におけ
る被連結部との連結を相互に着脱自在のカップリング連
結手段で行うことにより達成される。連結アームは長さ
調整可能に構成され、連結シャフトは鋼線束フレキシブ
ルシャフトからなり、このフレキシブルシャフト各端に
おける被連結部との連結は相互に着脱自在のカップリン
グ連結手段で行われるので、長さの異なるフレキシブル
シャフトを複数本用意しておくことにより、X線検出器
ポート及びX線発生装置ポート相互間隔、すなわちX線
検出器及びX線発生装置相互間距離の変更が可能にな
る。また、連結シャフトが鋼線束フレキシブルシャフト
からなるので、連結アームをアーチ状に形成することが
可能となって、X線透視像取込用枠体の外形状の拡大が
図れ、不審物の形状,大きさに対する適応性が増大する
もので、これらによれば、使い勝手が向上する。
【0015】第4の発明の目的は、請求項4に記載のよ
うに、各チャンネルが直線状に配列されかつX線入射方
向寸法の短い薄型多チャンネルX線検出器が設けられ板
厚に相当する前記X線入射方向寸法が最小限に設定され
た立て板状のX線検出器ポート、前記X線検出器に対向
するX線発生装置が設けられ前記X線検出器ポートと下
端が面一に設定された箱状のX線発生装置ポート、この
X線発生装置ポートと前記X線検出器ポートとを一定間
隔保持した状態でそれらの上方隅部にて連結する連結ア
ーム、前記X線検出器及びX線発生装置を対向状態を保
持させたまま同期して上下又は左右方向に並行移動させ
る同期移動手段を備えてなるX線透視像取込用枠体と、
このX線透視像取込用枠体に、前記X線発生装置の駆動
電力及び各種制御信号を与えると共に前記X線検出器か
らのX線透視信号を受ける着脱自在のケーブルを介して
接続されるもので、前記X線透視信号を処理する画像処
理装置、この画像処理装置と前記X線発生装置及び同期
移動手段との制御装置、前記画像処理装置からの信号を
受けて前記X線検出器ポート及びX線発生装置ポート相
互間に位置する被検査物のX線透視像を表示するテレビ
モニタ、それらを操作する操作盤、装置各部に電源供給
するバッテリ電源装置を備えてなる制御・観察装置とを
設けることにより達成される。X線検出器ポートは、そ
こに設けられる多チャンネルX線検出器として薄型多チ
ャンネルX線検出器、例えばフォトアレイを用いてお
り、厚みを最小限、例えば30mm程度とした立て板状
をなす。これによれば、建物等の構造物の壁面等に隣接
して置かれた不審物の検査において、多くの場合、X線
検出器ポートを壁面等と不審物との隙間に挿入すること
が可能となり、不審物を動かさずに検査できる。またX
線透視像取込用枠体と制御・観察装置とは着脱自在のケ
ーブルを介して接続され、遠隔操作,観察となるもの
で、安全性に優れる。更に、バッテリ電源装置により装
置各部に電源供給するので外部電源を探す必要がなく、
機動性に優れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明による透視像取込用枠
体が適用された可搬形X線検査装置の一実施例を示す斜
視図、図2は図1中のX線透視像取込用枠体(本発明枠
体)の内部構成例を示す斜視図である。
【0017】これらの図において、1はX線透視像取込
用枠体、2は制御・観察装置、3はケーブルである。1
1は枠体把持用ハンドル、12は各チャンネルが直線状
に配列されかつX線入射方向寸法の短い薄型多チャンネ
ルX線検出器、例えばフォトアレイ12aが設けられ、
板厚に相当する上記X線入射方向寸法が最小限に設定さ
れた立て板状のX線検出器ポートである。13は上記フ
ォトアレイ12aに対向するX線発生装置13aが設け
られ、上記X線検出器ポート12と下端が面一に設定さ
れた箱状のX線発生装置ポートである。14はX線発生
装置ポート13と上記X線検出器ポート12とを一定間
隔保持した状態でそれらの上方隅部にて連結する連結ア
ームで、ここでは一対設けられている。15は上記フォ
トアレイ12a及びX線発生装置13aを対向状態を保
持させたまま同期して上下又は左右方向に並行移動させ
る同期移動手段である。なお、X線発生装置13aはX
線源、高周波インバータ式X線高電圧発生装置及びコリ
メータ13a1を備えてなる。
【0018】図2の例では、上記フォトアレイ12a
は、480個(チャンネル)のX線検出素子が直線状に
配列されてなり、そのチャンネル配列方向が上下方向に
向けられ、その下端チャンネルがX線検出器ポート12
の下端位置近傍に位置付けられた状態でそのX線検出器
ポート12に設けられている。また、X線発生装置13
aはそのX線照射野の下限がX線検出器ポート12の下
端位置近傍に合わされた状態でX線発生装置ポート13
最下方に設けられている。更に、同期移動手段15はフ
ォトアレイ12a及びX線発生装置13aを左右方向に
並行移動させる構成である。このような構成によると、
X線照射野(X線透視有効視野)16は図1中の二点鎖
線で囲んだ領域となり、X線照射野16の下限を、通常
不審物4が置かれる地面や床面に最接近した位置とする
ことができ、不審物4の底部をもX線透視像取込みが可
能になる。
【0019】また上記同期移動手段15は、X線発生装
置ポート13側について、X線発生装置13a及びフォ
トアレイ12aの移動に共用する駆動源としてのモータ
15aと、このモータ15aで回転駆動されるタイミン
グプーリ15bと、このタイミングプーリ15bと左右
方向に一定間隔離れて配置されたタイミングプーリ15
cと、これら両プーリ15b,15c相互間に掛け回さ
れたタイミングベルト15dと、このタイミングベルト
15dに一端が固着され他端がX線発生装置13aに固
着されたステー15eと、プーリ15f,レール15g
からなるガイド機構15hとからなる。X線検出器ポー
ト12側もX線発生装置ポート13側とほぼ同様に構成
されており、同一又は相当部分に、「´」(ダッシュ)
を添えた同一符号を付してその説明を省略する。15i
は、モータ15aによるフォトアレイ12a移動のため
の駆動力をX線検出器ポート12側に伝達する連結シャ
フトで、同期移動手段15の一部を構成する。この連結
シャフト15iは、一端がタイミングプーリ15b´の
中心軸に、他端がタイミングプーリ15cの中心軸に、
各々連結され、中間部が連結アーム14内に収納されて
いる。15jはX線検出器ポート12側の構成部材の取
付基板、15kはX線発生装置ポート13側の構成部材
の取付基板である。
【0020】なお、連結アーム14を長さ調整可能に構
成し、連結シャフト15iを鋼線束フレキシブルシャフ
トとし、このフレキシブルシャフト各端における被連結
部との連結を、ここではタイミングプーリ15b´,1
5c部分との連結を、相互に着脱自在のカップリング連
結手段(図示せず)で行う構成とし、同時に長さの異な
る鋼線束フレキシブルシャフトを複数本用意しておくこ
とにより、X線検出器ポート12及びX線発生装置ポー
ト13相互間隔、すなわちX線検出器12a及びX線発
生装置13a相互間距離の変更が可能になる。連結シャ
フト15iを鋼線束フレキシブルシャフトとすることに
よれば、連結アーム15iをアーチ状に形成することも
可能となり、X線透視像取込用枠体1の外形状の拡大、
特に側面開口形状の拡大が図れ、不審物4の形状,大き
さに対する適応性が増大して使い勝手が向上する。
【0021】また、図1中の制御・観察装置2は、上記
X線発生装置13aの駆動電力及び各種制御信号を与え
ると共に上記X線検出器12aからのX線透視信号を受
けるケーブル3を介して上記X線透視像取込用枠体1に
接続される。この制御・観察装置2は、上記X線透視信
号を処理する画像処理装置(図示せず)、この画像処理
装置と上記X線発生装置13a及び同期移動手段15と
を制御する制御装置(図示せず)、上記画像処理装置か
らの信号を受けて上記X線検出器ポート12及びX線発
生装置ポート13相互間に位置する被検査物である不審
物4のX線透視像を表示するテレビモニタ2a、このテ
レビモニタ2aの表示画像(不審物4のX線透視像)を
プリントアウトするビデオプリンタ2b、それらを操作
する操作盤2c、装置各部に電源供給するバッテリ電源
装置及びバッテリ充電装置(共に図示せず)を、底面に
キャスタ2dが取り付けられた筐体2e内に備えてな
る。ここで、バッテリ充電装置は単相100Vの商用電
源を入力電源とするものである。なお、ケーブル3は制
御・観察装置2から延出し、X線透視像取込用枠体1に
着脱自在であるが、制御・観察装置2側をも着脱自在と
してもよい。
【0022】次に上述構成の本発明装置による不審物4
の検査手順,動作について説明する。いま、不審物4が
公共施設の通路脇の壁面に隣接した位置に放置されてい
るものとする。この場合、まず不審物4の背後、すなわ
ち不審物4と壁面との隙間に立て板状のX線検出器ポー
ト12を挿入,位置させた状態で、枠体1を通路床面上
に置き、ケーブル3をX線透視像取込用枠体1に装着す
る。
【0023】次に、ケーブル3で接続された制御・観察
装置2の操作盤2cを操作して、上記画像処理装置(図
示せず)、X線発生装置13a及び同期移動手段15の
制御装置(図示せず)を作動させ、予め設定されたX線
条件でX線を放射させつつ定速度でX線発生装置13a
とX線検出器12aを並行移動させる。すなわち、X線
を放射させつつ、タイミングプーリ15bが反時計方向
に回転する方向にモータ15aを定速度で回転させる
と、タイミングベルト15dの下段側ベルト部は右方向
に駆動し、ステー15eを介してX線発生装置13aが
右方向に移動する。一方、X線検出器12aも、タイミ
ングベルト15d→タイミングプーリ15c→連結シャ
フト15i→タイミングプーリ15b´→タイミングベ
ルト15d´→ステー15e´を介し駆動力が伝達され
て右方向に同速度で移動(同期並行移動)する。ガイド
機構15h,15h´は、この際、X線発生装置13a
及びX線検出器12aの移動をガイドする。上記同期並
行移動の間、X線発生装置13aは、内蔵する高周波イ
ンバータ式X線高電圧発生装置(図示せず)により直流
に近似の定出力X線を放射する。この場合、コリメータ
13a1はX線発生装置13aのX線放射部からのX線
の広がりが、対向するX線検出器12aのX線入射部に
合致するようにX線照射野16aを制限している。
【0024】X線発生装置13aから放射されたX線ビ
ーム21は不審物4を透過し、X線検出器12aにて電
気信号(X線透過信号)に変換される。X線検出器12
aには480個のX線検出素子が直線状に並んでおり、
480チャネルのX線透過信号が得られる。480チャ
ネルのX線透過信号は記憶装置を備えた画像処理装置
(図示せず)に入力され、A/D変換及び歪補正等の補
正処理がなされた後、上記記憶装置に記憶される。上記
記憶装置の記憶領域は、ここでは512×1024×8
ビット(8ビットは濃度データ部)であり、テレビモニ
タ2aの表示領域は、ここでは480×640×8ビッ
ト(8ビットは濃度データ部)である。上記記憶装置へ
の書込みと読込みはリアルタイムで行わる。
【0025】上記記憶装置に記憶された480チャネル
分の線データはD/A変換されてテレビモニタ2aに入
力され、線状のX線透視像が表示される。この際、X線
発生装置13aとX線検出器12aとが同期移動してい
るので、480チャネル分の線データは面データとなっ
てゆき、最終的に1回の同期移動(走査)で480×6
40ドッドの1枚のX線透視像としてテレビモニタ2a
に表示される。
【0026】検査者は、そのテレビモニタ2aに表示さ
れたX線透視像をみて不審物4の中身が何であるか、例
えば爆発物であるか、あるいは有毒ガス発生装置である
か等を識別し、その危険性を判断することができる。ま
た、必要に応じて操作盤2cを操作し、テレビモニタ2
aに表示されたX線透視像をビデオプリンタ2bでプリ
ントアウトする。このプリントアウトは、操作盤2cを
操作をしなくともテレビモニタ2aによるX線透視像の
表示と同時になされるようにすることも可能である。
【0027】なお、ハンドル11をもち、X線検出器ポ
ート12の下端部を支点としてX線発生装置ポート13
側を上方に適宜高さ持ち上げること等により、不審物4
のX線透視像の透視方向を変えたり、不審物4の放置場
所,空間に適合したX線透視像取込用枠体1の設置形態
をとることができる。また、上記枠体1全体をX線遮蔽
ボックス(図示せず)内に収納し、その側面のX線検出
器ポート12に近接した位置に相当する箇所に設けられ
たX線遮蔽扉を介して被検査物を出入可能の構造とし
て、通常の被検査物の検査を可能にしてもよい。この場
合、X線遮蔽ボックスの下端適宜箇所にキャスタを設け
ればより機動性の高いものとなる。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、X線検出器ポート
は、そこに設けられる多チャンネルX線検出器として薄
型多チャンネルX線検出器、例えばフォトアレイを用い
ており、厚みを最小限、例えば30mm程度とした立て
板状をなす。したがって、建物等の構造物の壁面等に隣
接して置かれた不審物の検査において、多くの場合、X
線検出器ポートを壁面等と不審物との隙間に挿入するこ
とが可能となり、不審物を動かさずにX線透視像(X線
透視信号)の取込みができる。
【0029】また、X線発生装置ポートとX線検出器ポ
ートとは一定間隔保持した状態で連結アームで連結され
ており、X線発生装置及びX線検出器の位置決め作業が
不要で機動性(準備作業の容易性)に優れる。この場
合、連結アームは不審物の置かれる地面や床面から離れ
た両ポートの上方隅部に位置するので、不審物の検査時
におけるX線透視像取込用枠体の設置作業の障害となら
ないばかりか、連結アームの材質選択によってはそのア
ームを運搬移動用のハンドルとして機能させ得、むしろ
設置作業に便利となる。
【0030】更に同期移動手段は、X線検出器及びX線
発生装置を対向状態を保持させたまま同期して上下又は
左右方向に並行移動させる。すなわち、X線発生装置の
焦点の位置が固定であるとX線は円錐又は角錐状をな
し、不審物の上下又は左右端部分が照射野から外れ、不
審物の上下又は左右端部分が欠けた不完全なX線透視像
となるが(図4参照)、本発明ではX線検出器及びX線
発生装置は同期して上下又は左右方向に並行移動するの
で上下方向移動の場合は不審物上下端部分、左右方向移
動の場合は不審物左右端部分の像欠落がなくなり(図3
参照)、X線透視像取込みをより確実に行うことができ
る。
【0031】また第2の発明によれば、X線検出器及び
X線発生装置は各ポートにおいて下端位置近傍に位置付
けされ、またこれらX線検出器及びX線発生装置は同期
して左右方向に並行移動する。したがって、X線照射野
の下限を、通常不審物が置かれる地面や床面に最接近し
た位置とすることができ、不審物の底部をもX線透視像
取込みが可能になる。不審物中の構造物は重力の作用で
下方よりも上方に空間が多くなり、すなわち多くの場合
下方に主要部分が位置することになる。不審物の底部を
もX線透視像取込みが可能になることは不審物中の主要
部分のX線透視像取込みが可能になることを意味し、不
審物のX線透視像取込みに有効である。
【0032】第3の発明によれば、連結アームは長さ調
整可能に構成され、連結シャフトは鋼線束フレキシブル
シャフトからなり、このフレキシブルシャフト各端にお
ける被連結部との連結は相互に着脱自在のカップリング
連結手段で行われるので、長さの異なるフレキシブルシ
ャフトを複数本用意しておくことにより、X線検出器ポ
ート及びX線発生装置ポート相互間隔、すなわちX線検
出器及びX線発生装置相互間距離の変更が可能になる。
また、連結シャフトが鋼線束フレキシブルシャフトから
なるので、連結アームをアーチ状に形成することが可能
となって、X線透視像取込用枠体の外形状の拡大が図
れ、不審物の形状,大きさに対する適応性が増大するも
ので、これらによれば、使い勝手が向上する。
【0033】更に第4の発明によれば、X線検出器ポー
トは、そこに設けられる多チャンネルX線検出器として
薄型多チャンネルX線検出器、例えばフォトアレイを用
いており、厚みを最小限、例えば30mm程度とした立
て板状をなす。したがって、建物等の構造物の壁面等に
隣接して置かれた不審物の検査において、多くの場合、
X線検出器ポートを壁面等と不審物との隙間に挿入する
ことが可能となり、不審物を動かさずに検査できる。ま
たX線透視像取込用枠体と制御・観察装置とは着脱自在
のケーブルを介して接続され、遠隔操作,観察となるも
ので、安全性に優れる。更に、バッテリ電源装置により
装置各部に電源供給するので外部電源を探す必要がな
く、機動性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による透視像取込用枠体が適用された可
搬形X線検査装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1中のX線透視像取込用枠体の内部構成例を
示す斜視図である。
【図3】図1中のX線透視像取込用枠体によるX線透視
像取込みの効果の一例の説明図である。
【図4】従来の可搬性をもたせたX線透視装置によるX
線透視像取込みの問題点の説明図である。
【符号の説明】
1…X線透視像取込用枠体、2…制御・観察装置、2a
…テレビモニタ、2b…ビデオプリンタ、2c…操作
盤、2d…キャスタ、2e…筐体、3…ケーブル、4…
不審物、11…枠体把持用ハンドル、12…X線検出器
ポート、12a…フォトアレイ(薄型多チャンネルX線
検出器)、13…X線発生装置ポート、13a…X線発
生装置、13a1…コリメータ、14…連結アーム、1
5…同期移動手段、15a…モータ(駆動源)、15
b,15b´,15c,15c´…タイミングプーリ、
15d,15d´…タイミングベルト、15e,15e
´…ステー、15f,15f´…プーリ、15g,15
g´…レール、15h,15h´…ガイド機構、15h
…ガイド機構、15i…連結シャフト、15j,15k
…取付基板、16,16a…X線照射野(X線透視有効
視野)、21…X線ビーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャンネルが直線状に配列されかつX
    線入射方向寸法の短い薄型多チャンネルX線検出器が設
    けられ板厚に相当する前記X線入射方向寸法が最小限に
    設定された立て板状のX線検出器ポートと、前記X線検
    出器に対向するX線発生装置が設けられ前記X線検出器
    ポートと下端が面一に設定された箱状のX線発生装置ポ
    ートと、このX線発生装置ポートと前記X線検出器ポー
    トとを一定間隔保持した状態でそれらの上方隅部にて連
    結する連結アームと、前記X線検出器及びX線発生装置
    を対向状態を保持させたまま同期して上下又は左右方向
    に並行移動させる同期移動手段とを具備することを特徴
    とするX線透視像取込用枠体。
  2. 【請求項2】 薄型多チャンネルX線検出器はチャンネ
    ル配列方向が上下方向に向けられその下端チャンネルが
    X線検出器ポートの下端位置近傍に位置付けられてX線
    検出器ポートに設けられ、X線発生装置はそのX線照射
    野の下限が前記X線検出器ポートの下端位置近傍に合わ
    されてX線発生装置ポート最下方に設けられ、同期移動
    手段はそれらX線検出器及びX線発生装置を左右方向に
    並行移動させる請求項1に記載のX線透視像取込用枠
    体。
  3. 【請求項3】 連結アームは長さ調整可能に構成され、
    同期移動手段は少なくともX線発生装置及びX線検出器
    の移動に共用される駆動源とこの駆動源によるX線検出
    器移動のための駆動力をX線検出器ポートに伝達する連
    結シャフトとを備えてなり、前記駆動源はX線発生装置
    ポートに設けられ、前記連結シャフトは連結アームに沿
    って設けられる鋼線束フレキシブルシャフトからなり、
    このフレキシブルシャフト各端における被連結部との連
    結は相互に着脱自在のカップリング連結手段で行われる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のX線透視像取
    込用枠体。
  4. 【請求項4】 各チャンネルが直線状に配列されかつX
    線入射方向寸法の短い薄型多チャンネルX線検出器が設
    けられ板厚に相当する前記X線入射方向寸法が最小限に
    設定された立て板状のX線検出器ポート、前記X線検出
    器に対向するX線発生装置が設けられ前記X線検出器ポ
    ートと下端が面一に設定された箱状のX線発生装置ポー
    ト、このX線発生装置ポートと前記X線検出器ポートと
    を一定間隔保持した状態でそれらの上方隅部にて連結す
    る連結アーム、前記X線検出器及びX線発生装置を対向
    状態を保持させたまま同期して上下又は左右方向に並行
    移動させる同期移動手段を備えてなるX線透視像取込用
    枠体と、 このX線透視像取込用枠体に、前記X線発生装置の駆動
    電力及び各種制御信号を与えると共に前記X線検出器か
    らのX線透視信号を受ける着脱自在のケーブルを介して
    接続されるもので、前記X線透視信号を処理する画像処
    理装置、この画像処理装置と前記X線発生装置及び同期
    移動手段との制御装置、前記画像処理装置からの信号を
    受けて前記X線検出器ポート及びX線発生装置ポート相
    互間に位置する被検査物のX線透視像を表示するテレビ
    モニタ、それらを操作する操作盤、装置各部に電源供給
    するバッテリ電源装置を備えてなる制御・観察装置とを
    具備することを特徴とする可搬形X線検査装置。
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