JPH0933327A - 重量計の載台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量計特に載台上面の一部に表示部を覗くた
めの覗き部を設けた体重計の載台に関する。 【構成】 重量計の載台に張るシートの材料を透明部材
とし、表示器を覗く部分は非印刷部として下方の表示器
が覗けるように、他の部分は印刷にてシートから下方が
見えないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】重量計特に載台上面の一部に表示
部を覗くための覗き部を設けた体重計の載台に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の載台上面の一部に表示部を覗くた
めの覗き部を設けた重量計の載台の構造は図２，４に示
すように、載台の縁部を残してシートを張る部分を凹ま
せ、表示部は更に一段凹ませて下敷と透明部材のレンズ
を配設して、最後にシートを配設していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法では３点の
部品（下敷き，レンズ，シート）を使用せねばならず、
部品点数が多い、作業性が工数が多い、載台のレンズ収
納部を更に一段凹ませる必要がある等の問題点があっ
た。

【０００４】

【課題を解決するための手段】重量計の載台に張るシー
トの材料を透明部材とし、表示器を覗く部分は非印刷部
として下方の表示器が覗けるように、他の部分は印刷に
てシートから下方が見えないようにする。

【０００５】

【作用】シート状の透明材料の表示器を覗く部分は非印
刷部の透明部とし、他は印刷して非透明部としたシート
を使用することによって、一枚のシートを張るだけの作
業で済む。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の一実施例の図、図２は従来の
図、図３は本発明の一実施例の主要部分の拡大断面図、
図４は従来の主要部分の拡大断面図である。

【０００７】本発明の重量計の載台は、図１及び図３に
示すように、１個の載台（１）と１個のシート（２）の
みで構成されている。シートは０．５mm程の厚さの透明
の合成樹脂の板材を使用し、表示器（１０）の上方に該
当する部分は非印刷部（３）で下方の表示が見えるが、
他の部分は載台にシートを張る為の凹部（９）が透けて
見えないように下面に印刷を施している。

【０００８】載台は、縁部（８）を残してシートの外形
が収まる形に凹部（９）を略シートの厚さ分だけ凹ませ
ている。表示器の上方に位置する部分は、略表示器の形
状に孔（５）が開けられ表示器が覗けるようになってい
る。載台の凹部（９）へ前説のシート（２）を接着剤で
張り付けるだけで組立が完了する。

【０００９】従来の載台は図２及び図４に示すように、
シート（１０２）を張る凹部の表示器の上方に該当する
部分に更にレンズ凹部（１１９）を設けて、下敷き
（７）と透明部材でできたレンズ（６）を配設した後、
レンズ上面が入る孔（１０３）を設けたシートを接着剤
で載台へ接着していた。

【００１０】

【発明の効果】以上説明したように、シート状の透明材
料の表示器を覗く部分は非印刷部の透明部とし、他は印
刷して非透明部としたシートを使用することによって、
レンズ凹部が不要になる，下敷き・レンズが不要にな
る，一枚のシートを張るだけの作業で済む等で、基板と
載台との隙間が大きくなり背の高い電子部品（１２）が
収納し易くなり基板が小型化される、部品点数が少なく
なり、作業工数が少なくなり安価な重量計を提供するこ
とができる。

【００１４】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の載台の図

【図２】従来の載台の図

【図３】本発明の一実施例の載台の主要部分の拡大断面
図

【図４】従来の載台の主要部分の拡大断面図

【符号の説明】

１ 載台 ２ シート １０２ シート ３ 非印刷部 ４ 印刷部 ５ 孔 ６ レンズ ７ 下敷 ８ 縁部 ９ 凹部 １１９ レンズ凹部 １０ 表示器 １１ 基板 １２ 電子部品

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 載台上面の一部に表示部を覗くための覗
   き部を設けた重量計において、載台に張るシートの材料
   を透明部材とし、表示器を覗く部分は非印刷部で透明部
   とし、他の部分は印刷にて非透明部とした重量計の載
   台。