JPH09331436A - 通信制御方式及び通信制御装置 - Google Patents

通信制御方式及び通信制御装置

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JPH09331436A
JPH09331436A JP8149031A JP14903196A JPH09331436A JP H09331436 A JPH09331436 A JP H09331436A JP 8149031 A JP8149031 A JP 8149031A JP 14903196 A JP14903196 A JP 14903196A JP H09331436 A JPH09331436 A JP H09331436A
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test pattern
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units
communication
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Keiichi Ikeda
恵一 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユニット間で行われる相互通信の速度
を最適化できるようにする。 【解決手段】 取り替え可能に構成された複数のユニッ
ト100及び120間で行われる相互通信の速度を制御
する際に、前記複数のユニット100及び120間で行
われる相互通信で可能な最高転送レートを検出し、前記
検出した最高転送レートで前記複数のユニット100及
び120間の相互通信を行うようにすることにより、前
記複数のユニット100及び120において仕様が変わ
った場合でも、各ユニット100及び120が可能な限
りの高速な転送レートで常に相互通信を行うことができ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信制御方式及び通
信制御装置に係わり、例えば、2つのユニット間の通信
制御方式に関するものであり、特に、2つのユニット間
で行われる通信の転送レートを最適に設定するために用
いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、2つのユニット間で非同期シ
リアル通信を行い、データやコマンドを相互に送受する
ことで、2つのユニットを連動させて動作させる技術が
実用化されている。
【0003】例えば、前記2つのユニットとして、カメ
ラ部と雲台部とを考える。これらのカメラ部と雲台部と
を別体で構成し、これらを非同期シリアル通信ラインで
接続して相互に通信することで、一つの雲台一体型カメ
ラとして動作させるようにすることがある。
【0004】このような機器においては、同期式に比べ
て非同期通信の方が同期信号の分だけ通信ラインの本数
が少ないというメリットが有るので、非同期接続が用い
られている。
【0005】また、このような機器構成におけるメリッ
トは、前記カメラ部若しくは雲台部を入れ換えること
で、色々なバリエーションの雲台一体型カメラを自由に
構成することができることである。
【0006】例えば、前記カメラ部を単焦点カメラやズ
ームカメラとし、また前記雲台部としてパン動作のみ、
チルト動作のみ、またはパン及びチルト動作の両方が可
能なもので構成するようにすれば、前記カメラ部と雲台
部とを使用用途に応じて任意に組み合わせることができ
るので、最適な機器を簡単に構成することができる利点
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例で
は、例えばカメラ部として構成する機能の違いから、単
焦点カメラでは安価で低機能なマイコンが使われてい
る。このため、単焦点カメラの場合には、低クロックレ
ートでしか動作することができない。
【0008】一方、ズームカメラではフォーカスやズー
ムを制御するために高速で動作する高機能なマイコンが
使われているので、ズームカメラの場合には高クロック
レートでしか動作することができる。
【0009】前述のように、接続されるカメラによって
動作可能なクロックレートが異なるので、カメラ部と雲
台部との通信は、どのクロックレートでも動作可能なも
のが選択される。すなわち、低速で一般的に用いられる
転送レートである9600bps(bit par s
econd)や19200bps等の低い固定値に設定
されることになる。
【0010】これらの転送レートで各ユニット間の通信
を行うよう構成されているため、各ユニット間では高速
なデータのやり取り等を行うことができず、ユニット間
の通信はできるだけ少ないデータ量の転送のみに限定し
なくてはならないという問題点があった。
【0011】本発明は前述の問題点にかんがみ、複数の
ユニット間で行われる相互通信の速度を可能な限り高速
で行うことができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御方式
は、取り替え可能に構成された複数のユニット間で行わ
れる相互通信を制御する通信制御方式において、前記複
数のユニット間で行われる相互通信で可能な最高転送レ
ートを検出し、前記検出した最高転送レートで複数のユ
ニット間の相互通信を行うように制御することを特徴と
している。
【0013】また、本発明の他の特徴とするところは、
取り替え可能に構成された2つのユニット間で行われる
相互通信を制御する通信制御方式において、前記2つの
ユニット間で行われる相互通信で可能な最高転送レート
を検出し、前記検出した最高転送レートで相互通信を行
うようにしたことを特徴としている。
【0014】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、取り替え可能に構成された第1のユニットおよび第
2のユニット間で行われる相互通信を制御する通信制御
方式において、前記第1のユニットから前記第2のユニ
ットに対して、転送レートを最高速度から低速側に随時
変化させながら固定テストパターンを送出するととも
に、前記第2のユニットにおいて受信レートを随時変化
させながら前記固定テストパターンを受信するようにし
て、前記固定テストパターンを受信できた段階でその旨
を前記第1のユニットに応答するようにして前記第1の
ユニットおよび第2のユニット間で行う相互通信の最高
転送レートを決定することを特徴としている。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記2つのユニットは非同期シリアル通信を行うこ
とを特徴としている。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記第1のユニットはカメラ部であり、前記第2の
ユニットは雲台部であることを特徴としている。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記第1のユニットは雲台部であり、前記第2のユ
ニットはカメラ部であることを特徴としている。
【0018】また、本発明の通信制御装置は、取り替え
可能に構成された複数のユニット間で行われる相互通信
を制御する通信制御装置において、前記複数のユニット
間で行われる相互通信で可能な最高転送レートを検出す
る最高転送レート検出手段と、前記最高転送レート検出
手段により検出した最高転送レートで前記複数のユニッ
ト間の相互通信を行うように制御する制御手段とを具備
することを特徴としている。
【0019】また、本発明の他の特徴とするところは、
前記最高転送レート検出手段は、相互通信の相手のユニ
ットに対して、転送レートを最高速度から低速側に随時
変化させながら固定テストパターンを送信するテストパ
ターン送信手段と、前記テストパターン送信手段から送
信される固定テストパターンを受信する手段であって、
前記受信した固定テストパターンと本来受信すべき固定
テストパターンとが一致するように受信レートを随時変
化させながら受信するテストパターン受信手段と、前記
テストパターン受信手段により受信した固定テストパタ
ーンが本来受信すべき固定テストパターンと一致した時
に、転送レートが一致したことを前記送信側の固定テス
トパターンに通知する転送レート合致通知手段とから成
ることを特徴としている。
【0020】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記制御手段は、電源が立ち上がった後に前記テス
トパターン送信手段を制御して、転送レートを最高速度
から低速に随時変化させながら固定テストパターンを送
信するようにするとともに、前記テストパターン受信手
段を制御して、その受信レートを随時変化させながら前
記送信された固定テストパターンを受信させるようにし
て、前記固定テストパターンを受信できた段階で、その
旨を前記転送レート合致通知手段を介して前記固定テス
トパターンを送信したユニット側に応答を返すことで前
記複数のユニット間で相互通信可能な最高転送レートを
検知することを特徴としている。
【0021】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記複数のユニットは、非同期シリアル通信を行う
ことを特徴としている。
【0022】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記複数のユニットは、第1のユニット及び第2の
ユニットの2つであり、前記第1のユニットはカメラ
部、前記第2のユニットは雲台部であることを特徴とし
ている。
【0023】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記複数のユニットは、第1のユニット及び第2の
ユニットの2つであり、前記第1のユニットは雲台部、
前記第2のユニットはカメラ部であることを特徴として
いる。
【0024】
【作用】本発明は前記技術手段よりなるので、複数のユ
ニットが接続された時に、これらの複数のユニットのう
ちの或るユニットから、まず最高転送レートによって固
定テストパターンが送信される。前記固定テストパター
ンが送信されると、前記固定テストパターンを送信した
ユニット以外のユニットは、受信レートを随時変化させ
ながら前記固定テストパターンを受信し、その受信した
固定テストパターンが本来受信すべき固定テストパター
ンと一致した時に、ボーレートが一致したことを前記送
信側のユニットに通知する。
【0025】送信側のユニットにおいては、一定時間経
過してもボーレートの合致通知を受信しない時は、送信
中の固定テストパターンの送信ボーレートを随時下げて
行くようにすることにより、ユニットの取り替えが行わ
れた場合でも、最高速の転送レートによる相互通信を常
に行うことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信制御方式及び
通信制御装置の実施形態を図面を参照して説明する。図
1は、本実施形態の通信制御装置の構成を示すブロック
図である。図1において、100は第1のユニットとし
て示されたカメラ部であり、120は第2のユニットと
して示された雲台部である。
【0027】101はレンズユニットであり、図示しな
いが前記レンズユニット101にはズーム及びフォーカ
スを行うためのモータが内蔵されている。105はズー
ム及びフォーカス用モータを駆動するためのモータドラ
イバーであり、カメラ制御部113によって制御されな
がら動作する。
【0028】102はアイリスであり、これもドライバ
ー回路106を通してカメラ制御部113により制御さ
れる。103はレンズユニット101から入力された光
学像(被写体像)を電気信号に変換するためのCCDで
あり、その前面に張り付けられた色フィルタにより、カ
ラー映像信号が得られるようになっている。
【0029】107はタイミングジェネレータ(以後T
Gと記す)であり、信号処理部109からの水平同期信
号及び垂直同期信号により、前記CCD103から映像
信号を読み出すための各種タイミング信号を作成してい
る。
【0030】また、104はCCD103から読みだし
た映像信号に対してゲイン調整を行うためのAGC(A
uto Gain Control)回路である。前記
AGC回路104とTG107は前記カメラ制御部11
3により制御され、シャッタースピード制御やAE制御
を行う。
【0031】108はAGC104から得られるアナロ
グ映像信号をデジタル映像信号に変換するためのAD変
換器である。109は信号処理部であり、前記信号処理
部109では入力されたデジタル映像信号に対して1H
ディレーラインを用いて3ライン分のデジタル映像信号
を生成する。
【0032】そして、前記生成した3ライン分のデジタ
ル映像信号から、マトリックス処理によりR、G、Bの
各色信号を生成する。次に、これらのR、G、Bの各色
信号を時分割多重し、更にホワイトバランス及びガンマ
補正を行うとともに、色差マトリックス処理でR−Y、
B−Y、Yの各色信号と輝度信号とを生成している。ま
た、輝度信号Yに関しては水平及び垂直方向についてア
パーチャ補正を行っている。
【0033】このようにして、信号処理部109で生成
された色信号R−Y、B−Y及び輝度信号Yは、次に、
DA変換器110に与えられてアナログ信号に変換され
た後、エンコーダ回路111に供給される。
【0034】そして、前記エンコーダ111により、輝
度信号Yには同期信号が加算される。更に、前記輝度信
号Yに色信号が加算されることで、コンポジットビデオ
信号が生成され、ビデオ出力端子115から外部に出力
される。なお、前記信号処理部109における色差マト
リックス係数やアパーチャ補正の強度等は前記カメラ制
御部113から任意に設定できるようになっている。
【0035】112は、前記カメラ制御部113と外部
の機器とが通信用入出力端子116を通して通信する際
の制御を行う通信制御部であり、この通信制御部112
を介して外部の機器(図示せず)からカメラ制御部11
3にコマンドやデータを送ることで、カメラ部100及
び雲台部120の制御を外部から行えるようになってい
る。
【0036】前記外部の機器からの制御は、カメラ部1
00の制御に関してはコマンド及びデータをカメラ制御
部113で解釈することで実行される。また、雲台部1
20の制御に関しては通信制御部112から受け取った
コマンド及びデータをカメラ制御部113が雲台コネク
タ114を介して雲台制御部124に転送し、雲台制御
部124で解釈することで実行される。なお、この時の
カメラ制御部113と雲台制御部124との通信はシリ
アル非同期通信で行われる。
【0037】前記雲台制御部124は、前記カメラ制御
部113を介して送られてくるコマンド及びデータに応
じてモータドライバ121を介してモータ122の動作
を制御する。これにより、図示しないメカ部分を動かす
ことができ、雲台部120のパン及びチルト動作が行わ
れる。
【0038】次いで、123は図示しないメカ部分に取
り付けられたリミットスイッチであり、メカ的な駆動限
界点を検知するために取り付けられている。このスイッ
チ123によりメカ的な駆動限界点が検知されると、そ
の情報は雲台制御部124からカメラ制御部113に送
信され、通信制御部112及び通信用入出力端子116
を介して外部機器まで通知される。
【0039】このような構成において、以下に本実施形
態の通信制御方式について、図2及び図3の流れ図を用
いて詳細に説明する。図2は、雲台部120側の通信制
御を示す流れ図であり、図3はカメラ部100側の通信
制御を示す流れ図である。
【0040】まず、電源が投入されると動作が開始され
(ステップS201及びステップS301)、カメラ制
御部113及び雲台制御部124は相互通信のためのシ
リアル非同期通信ポートの送受信転送レートを設定可能
な最高速に設定する(ステップS202及びステップS
302)。
【0041】次いで、カメラ制御部113は、あるテス
トパターンを固定データで雲台制御部124に送出する
(ステップS303)。本実施形態においては、前記カ
メラ制御部113により送出されるテストパターンとし
て、ある固定コード列を数回繰り返すパターンによって
構成している。しかし、このようなテストパターンは、
単純な2バイトコードの繰り返しでもかまわない。
【0042】次に、前記テストパターン送出に対する応
答が雲台制御部124から返って来るのを受信する処理
を行う(ステップS304)。次に、ステップS305
において、前記送出したテストパターンに対する応答が
有ったか否かを判断する。
【0043】この判断の結果、前記テストパターンに対
する応答が返って来なければ、ステップS306に進
み、一定時間が経過したか否かを判断する。この判断の
結果、一定の時間が経過していなければ、ステップS3
03に戻り、同じ転送レートでテストパターンを送り続
ける。
【0044】前記一定時間とは、雲台制御部124が転
送レートを最高速から最低速まで変化させながらテスト
パターンを受信してチェックするのに必要な時間であ
り、接続可能な全ての雲台120の雲台制御部124の
処理速度によって決まる値である。
【0045】一定時間が経過しても、前記雲台制御部1
24から応答が返って来ないと判断したら(ステップS
306)、この転送レートでは通信が不可能であると判
断して、次に、ステップS308に進んで、設定可能な
転送レートの全てでテストパターンを送出したか否かを
チェックする。
【0046】ステップS308のチェックの結果、全て
のボーレートでテストパターンを送出していない場合に
は、ステップS307に進み、転送レートを一段階下げ
てステップS303に戻り、以後、前述したステップS
303〜ステップS305を繰り返し行う。
【0047】以下同様に、一定時間経っても応答がなけ
れば、設定可能な転送レートの全てでテストパターンを
送出したかどうかをチェックして(ステップS30
8)、送出していない場合には、ステップS307に進
んで転送レートを一段階づつ下げ、ステップS303〜
ステップS305を繰り返し行うようにする。
【0048】このような処理を行った結果、もし、設定
可能な転送レートの全てでテストパターンを送出し終え
ても、前記雲台制御部124から応答が返って来なけれ
ば、ステップS308からステップS302に戻って転
送レートを最高速に設定し、前述したステップS302
以降の処理を繰り返し行う。
【0049】一方、雲台制御部124では、テストパタ
ーンの受信処理を行い(ステップS203)、受信した
データと本来受信すべきテストパターンを構成する固定
コード列とを比較し(ステップS204)する。
【0050】ステップS204の比較の結果、前記受信
したテストパターンと本来受信すべきテストパターンを
構成する固定コード列とが一致していなければステップ
S205に進み、設定可能な転送レートの全てでデータ
の受信をしたか否かをチェックする。
【0051】そして、設定可能な転送レートの全てでデ
ータの受信を行っていなければ、ステップS206に進
み、転送レートを一段階下げる処理を行う。この処理を
終了した後でステップS203に戻り、前述したステッ
プS203〜ステップS205の処理を繰り返し行う。
【0052】また、設定可能な転送レート全てで受信デ
ータとテストパターンとが一致しなければ、この転送レ
ートでは通信が不可能であると判断し、カメラ制御部1
13が次の転送レートでテストパターンを送出してくる
までの時間待って(ステップS207)、ステップS2
02〜ステップS205迄の処理を繰り返すようにす
る。
【0053】一方、ステップS204の判断の結果、前
記受信したテストパターンと本来受信すべきテストパタ
ーンを構成する固定コード列とが一致している場合には
ステップS208に進み、テストパターンの受信応答を
カメラ側に送信する。その後、ステップS209に進
み、ボーレートを現状に固定し、通常の通信処理に移行
する。
【0054】以上のテストパターン送受の処理は、カメ
ラ制御部113及び雲台制御部124の両方共に、最高
転送レートから徐々に下げてチェックして行くため、必
ず双方が通信可能な最高転送レートにおいて雲台制御部
124側でテストパターンが受信(ステップS204)
される。
【0055】更に、テストパターン受信応答をカメラ制
御部113に返送(ステップS208)することで、カ
メラ制御部113及び雲台制御部124の両方共に、最
適転送レートを判断することができる。
【0056】この転送レートを固定にして、以下通常の
通信プロセスを行う(ステップS209、ステップS3
08)ことで、双方が通信可能な最高転送レートで通常
の通信を行うことができる。これにより、本実施形態の
通信制御方式によれば、従来は行うことができなかった
大容量のデータ通信等を良好に行うことができるように
なる。
【0057】図4は、カメラ制御部113の構成を示す
ブロック図である。図4に示したように、カメラ制御部
113は、データバス44を介して結合されたCPU4
1、RAM42、ROM43から成るマイコン40によ
って構成されている。
【0058】図5は、雲台制御部124の構成を示すブ
ロック図である。図5に示したように、前記雲台制御部
124は、データバス54を介して結合されたCPU5
1、RAM52、ROM50から成るマイコン50によ
って構成されている。
【0059】前記CPU41、RAM42、ROM43
から成るマイコン40、及び前記CPU51、RAM5
2、ROM53から成るマイコン50により、最高転送
レート検出手段と、前記最高転送レート検出手段により
検出した最高転送レートで相互通信を行うように制御す
る制御手段とが構成されている。
【0060】すなわち、前記CPU41、RAM42、
ROM43から成るマイコン40により、テストパター
ン送信手段が構成され、前記CPU51、RAM52、
ROM53から成るマイコン50により、前記テストパ
ターン受信手段及び転送レート合致通知手段とが構成さ
れる。
【0061】前述したように、前記テストパターン送信
手段は、相互通信の相手のユニットに任意の転送レート
で固定テストパターンを送信する。また、前記テストパ
ターン受信手段は、受信レートを随時変化させながら前
記テストパターン送信手段から送信される固定テストパ
ターンを受信し、前記受信した固定テストパターンと本
来受信すべき固定テストパターンとが一致するようにす
る。
【0062】前記転送レート合致通知手段は、前記テス
トパターン受信手段により受信した固定テストパターン
が本来受信すべき固定テストパターンと一致した時に、
転送レートが一致したことを前記送信側に通知する。
【0063】前記制御手段は、前記固定テストパターン
を受信できた段階で、その旨を前記転送レート合致通知
手段を介して前記カメラ制御部113側に応答を返すこ
とにより、受信可能な最高転送レートを検知するように
制御している。
【0064】本実施形態においては、前述のようにして
最高転送レートを決定しているので、マイコン40及び
50のクロックレートの違いにより、どのクロックレー
トでも動作可能な低レートを選択しないで、各マイコン
マイコン40及び50を動作させることが可能な最高転
送レートを決定して相互通信を行うことができる。
【0065】これにより、前記カメラ部100と雲台部
120との間で高速なデータのやり取りを行うことがで
き、これらの間における通信可能なデータ量を大幅に増
やすことができる。
【0066】なお、前記実施形態においては、2つのユ
ニット間で相互通信を行う場合について説明したが、本
発明は2つのユニット間で行われる相互通信に限定され
るものではなく、3つ以上のユニット間で相互通信を行
う場合にも良好に適用することができる。
【0067】例えば、前記カメラ部100にビデオプリ
ンタを接続し、前記カメラ部100、雲台部120及び
ビデオプリンタ間で相互通信行う場合に、前記ビデオプ
リンタがカラービデオプリンタであるか、モノクロビデ
オプリンタであるかにより相互通信の転送レートが異な
るが、本発明によれば、可能な限りの高速通信を行うこ
とができる。
【0068】
【発明の効果】本発明は前述したように、本発明によれ
ば、複数のユニットが接続された時に、これらの複数の
ユニットのうちの或るユニットから、まず最高転送レー
トによって固定テストパターンを送信するとともに、前
記固定テストパターンを送信したユニット以外の他のユ
ニットにおいては、本来受信すべき固定テストパターン
と一致するように、受信レートを随時変化させながら前
記送信ユニット側から送られる固定テストパターンを受
信し、その受信した固定テストパターンが本来受信すべ
き固定テストパターンと一致した時にボーレートが一致
したことを前記送信側のユニットに通知するようにし、
一方、送信側のユニットにおいては、一定時間経過して
もボーレートの合致通知を受信しない時は、送信する固
定テストパターンの送信ボーレートを随時下げて行くよ
うにして、複数のユニット間で最高速で通信を行うこと
が可能な最適ボーレートを見つけだすようにしたので、
複数のユニットのそれぞれにおいて仕様が変わった場合
でも、これら複数のユニット間で最高速の通信ボーレー
トで相互通信を常に行うことができるようになる。これ
により、複数のユニット間で大量のデータを送受信する
ことが可能となり、各ユニット間における制御精度及び
制御速度を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、第1のユニットとし
て示されたカメラ部および第2のユニットとして示され
た雲台部の構成を示すブロック図である。
【図2】雲台部側の動作を示すフローチャートである。
【図3】カメラ部側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】カメラ制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】雲台制御部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
40 マイコン 41 CPU 42 RAM 43 ROM 44 データバス 50 マイコン 51 CPU 52 RAM 53 ROM 54 データバス 100 カメラ部 101 レンズユニット 102 アイリス 103 CCD 104 AGC 105 モータドライバ 106 ドライバ回 107 TG 108 A/D変換器 109 信号処理部 110 D/A変換器 111 エンコーダ 112 通信制御部 113 カメラ制御部 114 雲台コネクタ 115 ビデオ出力端子 116 通信用入出力端子 120 雲台部 121 モータドライバ 122 モータ 123 スイッチ 124 雲台制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り替え可能に構成された複数のユニッ
    ト間で行われる相互通信を制御する通信制御方式におい
    て、 前記複数のユニット間で行われる相互通信で可能な最高
    転送レートを検出し、前記検出した最高転送レートで複
    数のユニット間の相互通信を行うように制御することを
    特徴とする通信制御方式。
  2. 【請求項2】 取り替え可能に構成された2つのユニッ
    ト間で行われる相互通信を制御する通信制御方式におい
    て、 前記2つのユニット間で行われる相互通信で可能な最高
    転送レートを検出し、前記検出した最高転送レートで相
    互通信を行うようにしたことを特徴とする通信制御方
    式。
  3. 【請求項3】 取り替え可能に構成された第1のユニッ
    トおよび第2のユニット間で行われる相互通信を制御す
    る通信制御方式において、 前記第1のユニットから前記第2のユニットに対して、
    転送レートを最高速度から低速側に随時変化させながら
    固定テストパターンを送出するとともに、前記第2のユ
    ニットにおいて受信レートを随時変化させながら前記固
    定テストパターンを受信するようにして、前記固定テス
    トパターンを受信できた段階でその旨を前記第1のユニ
    ットに応答するようにして前記第1のユニットおよび第
    2のユニット間で行う相互通信の最高転送レートを決定
    することを特徴とする通信制御方式。
  4. 【請求項4】 前記2つのユニットは非同期シリアル通
    信を行うことを特徴とする請求項2または3のいずれか
    1項に記載の通信制御方式。
  5. 【請求項5】 前記第1のユニットはカメラ部であり、
    前記第2のユニットは雲台部であることを特徴とする請
    求項2〜4のいずれか1項に記載の通信制御方式。
  6. 【請求項6】 前記第1のユニットは雲台部であり、前
    記第2のユニットはカメラ部であることを特徴とする請
    求項2〜4のいずれか1項に記載の通信制御方式。
  7. 【請求項7】 取り替え可能に構成された複数のユニッ
    ト間で行われる相互通信を制御する通信制御装置におい
    て、 前記複数のユニット間で行われる相互通信で可能な最高
    転送レートを検出する最高転送レート検出手段と、 前記最高転送レート検出手段により検出した最高転送レ
    ートで前記複数のユニット間の相互通信を行うように制
    御する制御手段とを具備することを特徴とする通信制御
    装置。
  8. 【請求項8】 前記最高転送レート検出手段は、相互通
    信の相手のユニットに対して、転送レートを最高速度か
    ら低速側に随時変化させながら固定テストパターンを送
    信するテストパターン送信手段と、 前記テストパターン送信手段から送信される固定テスト
    パターンを受信する手段であって、前記受信した固定テ
    ストパターンと本来受信すべき固定テストパターンとが
    一致するように受信レートを随時変化させながら受信す
    るテストパターン受信手段と、 前記テストパターン受信手段により受信した固定テスト
    パターンが本来受信すべき固定テストパターンと一致し
    た時に、転送レートが一致したことを前記送信側の固定
    テストパターンに通知する転送レート合致通知手段とか
    ら成ることを特徴とする請求項7に記載の通信制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、電源が立ち上がった後
    に前記テストパターン送信手段を制御して、転送レート
    を最高速度から低速に随時変化させながら固定テストパ
    ターンを送信するようにするとともに、 前記テストパターン受信手段を制御して、その受信レー
    トを随時変化させながら前記送信された固定テストパタ
    ーンを受信させるようにして、 前記固定テストパターンを受信できた段階で、その旨を
    前記転送レート合致通知手段を介して前記固定テストパ
    ターンを送信したユニット側に応答を返すことで前記複
    数のユニット間で相互通信可能な最高転送レートを検知
    することを特徴とする請求項7に記載の通信制御装置。
  10. 【請求項10】 前記複数のユニットは、非同期シリア
    ル通信を行うことを特徴とする請求項7〜9の何れか1
    項に記載の通信制御装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のユニットは、第1のユニッ
    ト及び第2のユニットの2つであり、前記第1のユニッ
    トはカメラ部、前記第2のユニットは雲台部であること
    を特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の通信
    制御装置。
  12. 【請求項12】 前記複数のユニットは、第1のユニッ
    ト及び第2のユニットの2つであり、前記第1のユニッ
    トは雲台部、前記第2のユニットはカメラ部であること
    を特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の通信
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007091650A1 (ja) * 2006-02-10 2007-08-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信システム
JP2012154967A (ja) * 2011-01-21 2012-08-16 Canon Inc 撮像装置及び交換レンズ及び撮像装置システム

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