JPH1073861A - カメラシステム及びカメラ及びカメラ用付属装置 - Google Patents

カメラシステム及びカメラ及びカメラ用付属装置

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JPH1073861A
JPH1073861A JP9185049A JP18504997A JPH1073861A JP H1073861 A JPH1073861 A JP H1073861A JP 9185049 A JP9185049 A JP 9185049A JP 18504997 A JP18504997 A JP 18504997A JP H1073861 A JPH1073861 A JP H1073861A
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camera
image blur
lens
unit
communication
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Toshiaki Mabuchi
俊昭 馬渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ用付属装置に像ぶれ防止手段を配置す
ると共に、カメラ側でも像ぶれ防止のために何らかの動
作を行うように構成する場合、種々の付属装置がカメラ
に装着される際にも適正に像ぶれ防止できるカメラシス
テムを形成できるようにする。 【解決手段】 カメラとカメラに着脱自在のカメラ用付
属装置とからなるカメラシステムにおいて、前記付属装
置は、像ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段に係わる
情報をカメラ側に送信する第1の送信手段と、カメラ側
から送信される信号に応じて前記像ぶれ防止手段を動作
させる作用手段とを有すると共に、前記カメラは、前記
第1の送信手段により前記付属装置から送信される前記
像ぶれ防止手段に係わる情報を判定する判定手段と、前
記判定手段による判定に応じて、前記作用手段が前記像
ぶれ防止手段を動作させるための前記信号を前記付属装
置に送信する第2の送信手段とを有することを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換レンズ等のカ
メラ用付属装置が着脱自在なカメラ、カメラに着脱自在
なカメラ用付属装置、上記のようなカメラ及びカメラ用
付属装置からなるカメラシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ、ビデオカメラシステムに
おいて、その発展は目覚ましく、種々の機能を兼ね備え
るとともに、カメラに対してレンズ交換可能な交換レン
ズ式カメラシステムが提供されている。
【0003】一方、カメラの機能の一つとしてぶれ補正
機能が注目されている。すなわち交換レンズ化により、
種々の特性のレンズが装着されることになり、焦点距離
の長いレンズが装着された場合には、特に手ぶれによる
画質劣化が極めて大きな問題となる。
【0004】またカメラの操作に熟練していない使用者
に対しても、手ぶれは大きな問題であり、ぶれ補正機能
は、交換レンズシステムにおいて極めて重要な機能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、交換レンズ
等のカメラ用付属装置に像ぶれ補正機能のような像ぶれ
防止手段を配置すると共に、カメラ側でも像ぶれ防止の
ために何らかの動作を行うように構成する場合、カメラ
用付属装置としては、像ぶれ防止機能の有無、また、像
ぶれ防止機能を有するものの中でも機種間で仕様が異な
ること等によってバリエーションが出てくることとなる
ので、上記のような付属装置が装着されるカメラ側とし
ては、そのバリエーションに対応できる構成であること
が望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願は上記の課題を解決
するためになされたもので、その請求項1に記載の発明
によれば、カメラとカメラに着脱自在のカメラ用付属装
置とからなるカメラシステムにおいて、前記付属装置
は、像ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段に係わる情
報をカメラ側に送信する第1の送信手段と、カメラ側か
ら送信される信号に応じて前記像ぶれ防止手段を動作さ
せる作用手段とを有すると共に、前記カメラは、前記第
1の送信手段により前記付属装置から送信される前記像
ぶれ防止手段に係わる情報を判定する判定手段と、前記
判定手段による判定に応じて、前記作用手段が前記像ぶ
れ防止手段を動作させるための前記信号を前記付属装置
に送信する第2の送信手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明によれば、像
ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段に係わる情報をカ
メラ側に送信する第1の送信手段と、カメラ側から送信
される信号に応じて前記像ぶれ防止手段を動作させる作
用手段とを有するカメラ用付属装置が着脱自在であっ
て、前記カメラ用付属装置と共にカメラシステムを形成
するカメラにおいて、前記第1の送信手段により前記付
属装置から送信される前記像ぶれ防止手段に係わる情報
を判定する判定手段と、前記判定手段による判定に応じ
て、前記作用手段が前記像ぶれ防止手段を動作させるた
めの前記信号を前記付属装置に送信する第2の送信手段
とを有することを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、像ぶれ防
止手段に係わる情報を判定する判定手段と、前記判定手
段による判定に応じて、前記像ぶれ防止手段を動作させ
るための信号を出力する出力手段とを有するカメラに着
脱自在であって、前記カメラと共にカメラシステムを形
成するカメラ用付属装置において、像ぶれ防止手段と、
前記カメラ側の前記判定手段の判定に用いられる、前記
像ぶれ防止手段に関わる情報をカメラ側に送信する送信
手段と、前記カメラ側の前記出力手段から出力される前
記信号に応じて前記像ぶれ防止手段を動作させる作用手
段とを有することを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、像ぶれ防
止手段を有する第1のカメラ用付属装置、像ぶれ防止手
段を有さない第2のカメラ用付属装置が着脱自在であっ
て、前記第1または第2のカメラ用付属装置と共にカメ
ラシステムを形成するカメラにおいて、前記第1のカメ
ラ用付属装置に設けられる像ぶれ防止手段に係わる信号
を送信する送信手段と、装着されているカメラ用付属装
置が像ぶれ防止手段を有するか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段により前記カメラ用付属装置が像ぶれ
防止手段を有さないことが判定されることに応じて、前
記送信手段による前記像ぶれ防止に係わる信号の送信を
規制する規制手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項5に記載の発明によれば、像ぶれ防
止手段を有する第1のカメラ用付属装置、または、像ぶ
れ防止手段を有さない第2のカメラ用付属装置と、前記
第1、第2のカメラ用付属装置に着脱自在なカメラとか
らなるカメラシステムにおいて、前記カメラは、前記第
1のカメラ用付属装置に設けられる像ぶれ防止手段に係
わる信号を送信する送信手段と、装着されているカメラ
用付属装置が像ぶれ防止手段を有するか否かを判定する
判定手段と、前記判定手段により前記カメラ用付属装置
が像ぶれ防止手段を有さないことが判定されることに応
じて、前記送信手段による前記像ぶれ防止に係わる信号
の送信を規制する規制手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における通信システ
ムを各図を参照しながらその実施の形態について詳細に
説明する。
【0012】図1は前述のようにカメラとレンズのシス
テム構成を示すシステム構成図、図2はカメラとレンズ
間におけるデ−タ通信を説明するタイミングチャ−ト、
図3はカメラ側からレンズ側への送信デ−タと、レンズ
側からカメラ側への返信デ−タの時間的な関係を示す
図、図4は各通信デ−タ内部のコ−ド構成を示す図、図
5はカメラ側及びレンズ側の制御動作を説明するための
フロ−チャ−ト、図6はカメラ及びレンズ側それぞれに
おける機能を説明するためのブロツク図である。
【0013】図1(a),(b)は、カメラのシステム
構成の組み合わせを示すもので、いま同図(a)に示す
ように、それぞれ機能の異なるカメラA,Bと、レンズ
C,D間の組み合わせを考える。
【0014】同図(b)に示すように、カメラAは、A
Fを行うAFブロック101、AEを行うAEブロック
102、AZを行うためのAZブロック103の機能を
制御可能であり、カメラBは、AEを行うAEブロック
111の機能のみを制御できるものであるとする。
【0015】またレンズ側について見ると、レンズC
は、AFブロック121、AEブロック122、AZブ
ロック123を有しており、各機能の動作が可能であ
り、レンズDは、AFブロック131、AEブロック1
32を有しており、各機能の動作が可能であるとする。
【0016】ここでカメラAとレンズCとをシリアル通
信ラインDLにて接続することにより組み合わせた場
合、機能としてはAF,AE,AZの動作が可能であ
り、カメラAとレンズDをシリアル通信ラインDLにて
接続することにより組み合わせた場合は、その機能とし
てはAF,AEの動作が可能であり、カメラBを用いた
その他の2つの組み合わせの場合にはAE動作のみが可
能となる。
【0017】したがって、それぞれ機能の異なるレンズ
に対して確実に互換性を保つためには、すなわち同図の
例で見れば、カメラA,Bおよび、レンズC、Dは共通
のフォーマットに基づいた制御情報と駆動状態を示す検
出情報の相互データの受渡しを通信ラインDLを介して
行うことが必要であり、適当な共通フォーマットが必要
となる。
【0018】以下に説明する実施形態では、レンズ側に
おける被制御ユニットの数、あるいはその種類に関係な
く、被制御ユニット単位でそれぞれ制御情報及び駆動状
態を示す検出情報の授受を容易に行うことができ、使用
するレンズの被制御ユニット数が増減しても互換性を完
全に保つことができる。
【0019】まず図6を用いて、カメラ側とレンズ側の
構成を説明する。
【0020】同図において、1はレンズ、2はカメラで
あり、これらはマウント部3によって着脱自在に構成さ
れ、接続時には、マウント部3に配された電気接点によ
って、初期化情報、制御情報を始めとする各種通信を行
なうための前述の通信ラインDLを構成する通信伝送ラ
イン4が形成される。
【0021】レンズユニツト1内には、焦点調節を行な
うためのフォ−カシングレンズ5、倍率を可変してズ−
ムを行なうためのズ−ムレンズ6、絞り7、リレ−レン
ズ8等からなるレンズ群が配されるとともに、フォ−カ
シングレンズ、ズ−ムレンズ、絞りを駆動するためのモ
−タ及び駆動回路からなる駆動部9、10、11がそれ
ぞれ配されている。
【0022】これらの駆動部は、レンズ側のすべての制
御を統括して行なうレンズ側制御手段としての制御用マ
イクロコンピユ−タ12によつて、カメラ側から通信伝
送ライン4を介して供給される制御情報に基づいて駆動
制御される。
【0023】またフォ−カシングレンズ、ズ−ムレン
ズ、絞りの各動作状態は、それぞれフォ−カスエンコ−
ダ13、ズ−ムエンコ−ダ14、絞りエンコ−ダ15に
よって検出されてレンズ側マイクロコンピユ−タ12に
取り込まれ、必要に応じて所定の処理を行なった後、通
信伝送ライン4を介してカメラ側へと送信される。
【0024】一方、カメラ2内には、接続されたレンズ
1によつて結像された被写体像を光電変換して映像信号
に変換するためのたとえばCCD等の撮像素子16、撮
像素子16より出力された映像信号を所定のレベルに増
幅するプリアンプ17、プリアンプ17の出力信号に所
定のガンマ補正、ブランキング処理、同期信号の付加等
の所定の処理を行って規格化されたテレビジョン信号に
変換して出力する信号処理回路18、映像信号中より輝
度信号の高周波成分に基づいて焦点状態を検出するAF
回路19、映像信号の輝度信号レベルの平均値をあらか
じめ設定された基準レベルと比較し、輝度信号レベルが
基準レベルに常に等しくなるように絞りを制御するため
の信号を出力するAE回路20、カメラ側のすべての機
能を統括して制御するカメラ側制御手段としての制御用
マイクロコンピユ−タ21、ズ−ムレンズを操作するた
めの指令を発生するズ−ムスイツチ22、AZモ−ド設
定スイツチ23等が配されている。
【0025】AF回路19より出力された焦点状態検出
信号、AE回路20より出力された絞り状態検出信号、
ズ−ムスイツチ22、AZモ−ド設定スイツチの操作信
号はそれぞれマイクロコンピユ−タ21に供給され、レ
ンズ側から返信されてきた動作状態の情報を参照しなが
ら所定の演算を行って、レンズ側に供給するためのフォ
−マットに変換された後、通信伝送ライン4を介してレ
ンズ側へと送信され、レンズ側の制御が行われる。
【0026】ここで各機能について簡単に説明しておく
と、AF回路19は、合焦状態に応じて変化する映像信
号中の輝度信号の高周波成分をハイパスフィルタ191
で抽出し、これを検波回路192で検波して直流レベル
に変換し、ピークホールド回路193によってそのピー
ク値を所定期間ごとに検出し、AD変換回路194によ
ってそのピーク値を検出して、その値が最大となる方向
にフォーカシングレンズを駆動するための制御情報を、
レンズ側からの絞り情報を参照して被写界深度を考慮し
ながら演算し、レンズ側に出力する。
【0027】またAE回路20は、信号処理回路内にお
いてロ−パスフィルタ等によりYC分離された輝度信号
成分を積分回路201で積分して得られる光量情報をあ
らかじめ設定されている基準量レベルと比較回路202
で比較し、その差の情報をAD変換回路203でデジタ
ル信号に変換してマイクロコンピユ−タ21へと供給
し、輝度信号レベルをその基準量レベルに一致させるよ
うに、絞りを駆動するための制御信号を発生する。
【0028】レンズ側では、その制御信号に基づき、レ
ンズ内の絞り駆動部を駆動する。その結果、カメラ側に
入力される光量が変化し、最終的に適正な絞り値となる
ように制御ル−プが形成される。
【0029】AZモ−ドについては、AZモ−ドスイツ
チを操作することによつて動作し、被写体距離の変化を
倍率を可変して補正し、画角を一定に保つものであり、
AF動作等によつて被写体距離が変化したとき、マイク
ロコンピユ−タ21により、レンズ側より供給されたズ
−ムエンコ−ダ情報すなわち焦点距離情報およびフォ−
カスエンコ−ダ情報すなわち被写体距離情報に基づいて
その被写体距離の変化を判別し、その距離変化による画
角変化を補正するための倍率すなわちズ−ムレンズ制御
情報を演算し、これをレンズ側へと送信する。
【0030】そしてレンズ側ではこの情報に基づいて、
被写体の撮像画面内における画角を一定に保つようにズ
−ムレンズを駆動制御するものである。
【0031】レンズおよびカメラ側における各機能は以
上のようになつており、次にレンズとカメラの各種組み
合わせによるシステムの変化を順を追って説明する。
【0032】まず通信システムの基本的な構成を図1を
用いて説明する。
【0033】前述のようなシステムにおける各種データ
通信においては、制御データの通信に先がけてシステム
を初期化するための初期通信と、実際の制御データの通
信を行う制御通信とが存在する。
【0034】そしてこれらの通信モードを切り換えなが
ら必要な情報の通信が行われる。
【0035】これらの通信の切り換え動作が行われるタ
イミングとしては、具体的には、カメラが初期通信にて
レンズの種別、機能を判定し、実際の駆動制御に移る時
点、及び制御時に何らかの理由によりレンズの初期デー
タを再度カメラ側で必要とする場合が生じた時点等であ
る。後者については、例えば動作中にレンズが交換され
た等の場合を想定することができる。
【0036】まず初期通信ワード数をXとすると、初期
通信ワード数Xは、そのヘッダ部のワード数をWh、実
際に初期通信コマンドに使用されるワード数をWiとす
れば、 X=Wh+Wi となる。
【0037】また制御通信のワード数Yは、その時接続
されているカメラとレンズの機能により制御できる(す
る必要がある)AF、AE、AZ等の各機能(以下これ
らの機能をユニットと称することにする)のユニットの
数をnとし、1ユニットに対する制御ワード数をWcと
した場合、 Y=Wh+(n×Wc) となる。
【0038】そして、これらの各通信ワード数XとYの
大小関係は、一律には決定されず、システムとして制御
可能なユニットの数が少ない場合にはX>Yであり、シ
ステムとして制御可能なユニットの数が多い場合にはX
<Yとなり、またこれらの中間においてはX=Yとなる
場合もある。
【0039】したがって、初期通信から制御通信、また
は制御通信から初期通信へと通信の種類が変化する時点
において、必要とされる通信ワード数もまた変化するこ
ととなる。
【0040】ところで、一般に同期通信システムにおい
ては、通信マスター側は通信ワード数を常時把握するこ
とができるが、通信スレーブ側では通信ワード数を常時
把握することができない。このため、通常の同期通信シ
ステムにおいては、システムの混乱を避けるため、デー
タの有無に関わらず通信ワード数を一定にして通信を行
っている。
【0041】しかしながら、これまで述べてきたような
システムにおいて、通信ワード数を一定にして通信を行
った場合には、システムの最大値を通信ワード数として
設定しなければならない。
【0042】したがって、この場合には、図1(b)に
戻って考えると、カメラAとレンズCの組み合わせのよ
うな場合は問題ないが、カメラBとレンズDの組み合わ
せのような場合には、制御に直接関係のない通信ワード
を送信しなければならず、不要な通信が増加することと
なり、その不必要な通信のために処理、及びその処理に
要する時間が専有され、本来必要な処理能力以上の能力
を持つマイクロコンピュータを持たなければいけないこ
ととなるため、コストアップにつながってしまう。
【0043】また、通信ワード数を必要最小限にしよう
とした場合、例えば、通信のヘッダ部にてそのときのワ
ード数を伝達する手段を取ることができる。
【0044】しかしながら、この場合においてもレンズ
側の処理としては、同期通信のワード間隔の間に通信コ
ードを解読し、そのときのワード数にあった制御に変更
するという処理が必要となってしまうため、この場合も
レンズ側において高速の処理速度が要求されることにな
り、必要以上に高性能な処理系を要し、やはりコストア
ップの要因を含むこととなる。
【0045】このために、本発明における通信システム
によれば、通信ワード数を可変とし、必要な場合にのみ
通信ワード数を短くし、システムに接続されたカメラ、
レンズの機能を必要最小限の通信システムで、且つ通信
ワード数が通信の種類によって変化するような場合で
も、マイクロコンピユータ等のコストアップをせずに実
現可能な通信システムを提供するものである。
【0046】そして、これによってカメラとレンズ間で
同期通信を行ってシステムの各種制御を行うにあたり、
カメラ側よりレンズ側へと送られる初期/制御コマンド
の一種として、オペランドとしてのその次の通信から用
いられるワード長を持った”ワード長変更コマンド”を
備えることにより、このコマンドを使用して通信ワード
長を変更する前に、通信マスター側か通信スレーブ側の
同期不良あるいは不必要な処理の増大を防ぐことができ
るものである。
【0047】図1において、まずカメラAとレンズCが
接続された場合のシステムについて考える。
【0048】この場合、カメラAは、まずレンズ自身が
持っている機能すなわちAF、AE、AZ等のユニツト
の種類を質問する。このコマンドを仮に”レンズ仕様要
求コマンド”と称することにする。
【0049】図3において、DCTL(Data Camera To
Lens)はカメラ側からレンズ側への送信デ−タ ブロツ
クを示し、DLTC(Data Lens To Camera )はレンズ
側からカメラ側への返信デ−タブロツクを示す。そして
カメラとレンズ間の通信は垂直同期周波数Vに同期して
行われ、本実施例によれば毎Vごとに行われる。
【0050】すなわちあるVのタイミングでカメラ側よ
りレンズ側へ送信が行われると、その送信に対する返信
が次のVのタイミングで行われるようになつている。
【0051】さて、上述のレンズ仕様要求コマンドが同
図で見てデ−タブロツクDCTL−1に相当するものと
する。
【0052】このとき、レンズCは、DCTL−1を受
信し、次のVのタイミングでデ−タブロツクDLTC−
2にて自分が持つユニツトすなわち機能が何であるかを
カメラA側に返信する。
【0053】ここでカメラAはAFユニツト101、A
Eユニツト102、AZユニツト103を持ち、レンズ
Cは、AFユニツト121、AEユニツト122、AZ
ユニツト123を持っている。
【0054】すなわちこの組み合わせシステムによれ
ば、AF制御、AE制御、AZ制御が可能であることが
わかる。
【0055】カメラAは、レンズCの持っているユニツ
トについて、それぞれそれらのユニツトがどのような作
動範囲を持つか、あるいはどのような制御方法が可能で
あるか等の情報を知らなければ具体的な制御が出来な
い。このため、”レンズ仕様要求コマンド”に対して、
レンズCが持っていると回答したユニツトについてその
ユニツトの仕様を知る必要がある。
【0056】そこでカメラAは、次にレンズCに対し各
ユニツト毎にその仕様を質問することとなる。このコマ
ンドを仮に”ユニツト仕様要求コマンド”と称すること
にする。
【0057】図3で見ると、例えば、AFユニツトに対
する”ユニツト仕様要求コマンド”はDCTL−3に相
当し、AEユニツトに対する”ユニツト仕様要求コマン
ド”は、DCTL−4に相当する。レンズCの回答は、
前述したようにそれぞれ1通信タイミング遅れてカメラ
Aに伝えられる。”ユニツト仕様要求コマンド”の具体
的内容は各ユニツト毎に異なるが、AFユニツトについ
て言えば、フォ−カスの距離の最大値や最小値、フォ−
カスモ−タの速度の最大値や最小値のようなものであ
り、AEユニツトについて言えば、FNo.のようなも
のであり、AZユニツトについて言えば、テレ端焦点距
離やワイド端焦点距離のようなものである。
【0058】以上のような”レンズ仕様要求コマンド”
や”ユニツト仕様要求コマンド”が実際の制御動作に先
がけて必要な情報を取り込むためのいわゆる初期通信と
称するものであり、あらかじめそれぞれの通信ワ−ド数
は決定されている。
【0059】すなわち初期通信に用いられるコマンド
は、カメラ、レンズがどのような組み合わせになつても
共通の形式で用いられる。
【0060】このあらかじめ決定されている通信ワ−ド
数をWiとして、仮にWi=8、前述したヘツダ部のワ
−ド数Whを仮にWh=2とした場合、初期通信に使用
されるワ−ド数Xは、 X=2+8=10 となる。
【0061】次に、カメラは、その機能を満足するため
に、レンズに対して具体的な制御命令を出すこととな
る。この命令は、制御対象となるユニツト毎に行なわれ
る。
【0062】1ユニツトに対する制御命令が例えば4ワ
−ドで構成されているとする。カメラAとレンズCの組
み合わせにおいては、制御対象ユニツトの数は、AF、
AE、AZの3ユニツトであり、n=3である。故に、
制御通信時のワ−ド数Xはヘツダ部のワ−ド数Wh=2
と合わせ、 Y=2+3×4=14 となる。
【0063】この組み合わせの場合、初期通信(10ワ
−ド)から制御通信(14ワ−ド)に変化する時点でワ
−ド数が増加する。
【0064】図2はこのようにカメラとレンズ間で行わ
れる通信のタイミングチャ−トを示したものである。
【0065】ここで、カメラとレンズ間のデ−タの受け
渡しは、説明の便宜上、同期式のシリアル通信で行なう
ものとする。
【0066】カメラからレンズへのデ−タ通信ラインD
CTLと、レンズからカメラへのデ−タ通信ラインDL
TCによつて交互にカメラ、レンズ間の通信が行われ、
SCLK(Serial Clock)はシリアル同期用のクロツク
信号、CS(Chip Select )はシリアル通信のマスタ−
側であるところのカメラ側から、シリアル通信のスレ−
ブ側であるところのレンズに対して通信開始を知らせる
ためのトリガ−信号となるチップセレクト信号である。
【0067】また前述したように、通信の繰り返し周期
については、ビデオカメラ等において映像信号を用いた
AF処理、AE処理を行うことも考慮して、映像信号の
垂直同期信号Vの周期に設定されている。
【0068】またシリアル通信は、廉価なマイクロコン
ピユ−タでも行えるように8ビツトを1ワ−ド単位とし
てかつ一定のワ−ド間隔WSを持っている。
【0069】なお、図2においては、DCTLおよびD
LTCは正論理表現、CS及びSCLKは負論理表現と
なつている。
【0070】同図から明らかなように、垂直同期信号V
に同期して所定時間後にチップセレクト信号CSが出力
されると、シリアルクロツク信号SCLKに同期してカ
メラ、レンズ間のデ−タ通信DCTL、DLTCが所定
の通信ワ−ド数単位で交互に繰り返し行なわれる。
【0071】ここで図3をともに参照して、DCTLと
DLTCとの関係をさらに説明すると、カメラよりのコ
マンドに対して同一の通信内にレンズがコマンドに対す
る回答をカメラに伝えようとした場合においては、上述
のワ−ド間隔WS内にてDCTLの意味を解読しかつそ
の内容に対応したデ−タをカメラ側に返信すべくDLT
Cとしてセツトしなければならない。
【0072】これを実現するためには、マイクロコンピ
ユ−タによる処理に対して、処理速度がかなり速いもの
でなければならない。また、レンズ内の処理方法に対し
てもその処理速度の関係上かなりの制限を受けてしま
う。
【0073】そのため、図3に示したように基本的に
は、DCTLに対してレンズは次の通信タイミングにて
その回答をDLTCとしてカメラに送るような交互に繰
り返し通信を行なうような方式がとられている。例え
ば、DCTL−1に対するレンズ側の回答は、DLTC
−2であり、DCTL−2に対するレンズ側の回答は、
DLTC−3となる。
【0074】なおDCTLが第1回目に送られたときの
DLTC−1は、それ以前にカメラ側よりデ−タの要求
が来ていないので、シリアル通信の形式上の意味しかな
く、その内容には意味を持たないことになる。
【0075】さて、図1において、カメラAは、レンズ
Cが共通デ−タライン14に接続されているか、レンズ
Dが共通デ−タラインに接続されているかによつて総合
的なシステムとして動作できる機能が異なることにな
る。
【0076】そのため、カメラAは、共通デ−タライン
14に接続された場合において、まず最初に共通デ−タ
ライン14の反対側にどのような機能のレンズが接続さ
れているかを確認するために、レンズに対して、そのレ
ンズの固有情報を要求し、レンズの固有情報が明らかに
なつた後に、すなわちそのレンズに対してどのような制
御が可能であるかを認識した後にそれぞれのレンズに適
合した制御を行うことになる。
【0077】ここで、レンズの固有の情報を要求するた
めの通信を ”初期通信”と称し、レンズの機能を制御
するための通信を”制御通信”と称することとする。
【0078】初期通信とは、レンズがどのような機能を
もっているか、その機能がカメラ側よりどのように制御
可能か、その機能の作動範囲がどのくらいかをカメラよ
りレンズにDCTLにて質問し、レンズよりカメラにD
LTCにて返答するものであることは前述した。そして
初期通信はレンズがどのような機能をもっているかを判
定するために用いられるため、カメラ、レンズがどのよ
うなものであつても通信に必要なワ−ド数は一意的に決
定されている(固定ワ−ド数となる)。
【0079】制御通信とは、初期通信により明らかにな
つたレンズの諸機能に対してカメラ側よりDCTLにて
具体的な制御動作の指示を出し、レンズ側よりDLTC
にて、現在のその機能の状態をカメラに伝達するもので
ある。制御通信は、レンズの機能によつて制御する内容
及び種類が異なるため、ワ−ド数は必ずしも一意的に決
定することはできない(可変ワ−ド数となる)。
【0080】ここで、制御通信の内容、方法について簡
単に説明する。
【0081】カメラ、レンズの組み合わせられた所謂カ
メラシステムにおいて、代表的な機能としては、AF,
AE,AZ機能が知られており、これらの諸機能は、何
らかの情報に基づいてカメラ部が制御コ−ドを発生し、
レンズ側でその制御コ−ドに基づいて対応する機能を動
作させることにより、レンズの状態が変化した場合には
その内容をカメラ側に送信して認識させる。
【0082】そしてカメラ側では、そのレンズからの情
報も参照し、さらに必要であれば、再度レンズに対して
制御コ−ドを発生する。
【0083】以下このような制御の具体例をAE制御に
ついて述べる。
【0084】前述したように、AE制御は次のようにし
て行われる。カメラは、レンズ(絞り機構を含む)を通
って入力された光を撮像素子(CCD等)を通して電気
信号(映像信号)に変換する。変換された映像信号は、
ロ−パスフィルタ等によりYC分離され、その輝度信号
成分を積分して得られる光量情報をあらかじめ設定され
ている基準量レベルと比較し、その基準量レベルに一致
させるように、絞りを駆動するための制御信号を発生す
る。
【0085】レンズは、その制御信号に基づき、レンズ
内の絞り機構を駆動してカメラ側に入力される光量を変
化させ、最終的に適正な絞り値となるように制御ル−プ
が形成する。
【0086】上記は、AE制御の例であるが、AF制御
やAZ制御においても、レンズを通じて得た光学的、電
気的情報に基づき、カメラ側がレンズ側に制御(駆動)
デ−タを出力し、そのデ−タに基づいてレンズが何らか
の駆動系を駆動し、その結果、カメラに入る情報が変化
し、最終的に適正な制御が行われるようなル−プを形成
するように動作する。
【0087】ここで、上記のような制御システムの内、
レンズに存在する各機能部分を”ユニツト”と称するこ
ととする。ユニツトにはその機能の制御量を変化させる
ための何らかの駆動系と、その変化の量をカメラに伝達
するために必要な何らかの状態検出用のエンコ−ダを持
つているものとする。
【0088】図1に戻れば、カメラAは、AF、AE、
AZのユニツトを制御する機能を持っているカメラであ
り、カメラBは、AEのユニツトのみを制御可能なカメ
ラであるということが出来る。また、レンズCは、A
F、AE、AZのユニツトを持つレンズであり、レンズ
Dは、AF、AEのユニツトを持つレンズであるという
ことができる。
【0089】図4は、初期通信と制御通信それぞれのコ
−ド構成を表したものである。CTL(Camera To Len
s)はカメラ側からレンズ側への送信ブロツク、LTC
(LensTo Camera)はレンズからカメラへの返信ブロツ
クである。
【0090】各コ−ドは、ヘツダ部とコマンド(CTL
の場合)/デ−タ部(LTCの場合)とから構成されて
おり、ヘツダ部はその通信がどのような通信か(初期通
信か制御通信か、またはその他の通信か)、またその通
信方向がLTCであるかCTLであるかのようにコマン
ドやデ−タの内容の種類を示すものである。
【0091】そして、CTLコ−ドのヘツダ部と、LT
Cコ−ドのヘツダ部のワ−ド長は初期通信、制御通信に
かかわらず常時一定となつている。
【0092】またコマンド/デ−タ部は、前述してきた
ように、カメラからの実際の制御やレンズからの駆動状
態を表す部分であり、ユニツト単位にて分割されてい
る。
【0093】同様のことをカメラAとレンズCの組み合
わせで行った場合、結果として初期通信のワ−ド数はカ
メラAとレンズCの組み合わせの場合と同じ10ワ−ド
であるが、制御通信のワ−ド数はAEユニツトのみに対
して行われるため6ワ−ドとなり、初期通信から制御通
信に変化する時点でワ−ドが減少する。
【0094】シリアル通信のマスタ−側となるカメラ側
は通信のワ−ド数をそれ自身で管理できるため問題は生
じないが、シリアル通信のスレ−ブ側となるレンズ側で
は急にワ−ド数が変化した場合、それ以前のワ−ド数で
通信に対応しているため、特にワ−ド数が減少するほう
に変化した場合には、シリアル処理がいつまでも完了せ
ず、最悪の場合には、カメラ側が次の通信タイミングで
送ってくるデ−タを誤って取り込んでしまうことにな
る。
【0095】そこで、本発明においては、シリアル通信
のワ−ド数が変化する時点において、”ワ−ド長変更コ
マンド”を導入し、かつ、このコマンドのオペランドと
して、変更後のワ−ド長を持たせることによりこの問題
を解決している。
【0096】このコマンドは、当然ながら、変更以前の
ワ−ド長で送られるものとする。カメラ側の処理として
は、自分がコマンドの種類を変更したいときにこのコマ
ンドを用い、レンズ側では、このコマンドがカメラ側よ
り送られてきた場合、シリアル処理のワ−ド数を変更し
て次の通信を待期する。
【0097】図5は、カメラ側、レンズ側の通信に関す
る処理の本発明と関連する部分を表したフロ−チャ−ト
である。同図(a)はカメラAにおける処理、同図
(b)はカメラBにおける処理、同図(c)はレンズC
及びレンズDにおける処理内容を示すものである。
【0098】同図(a)において、カメラAは、制御動
作を開始すると、まずあらかじめ定められたイニシャル
処理を行う(S1)。
【0099】この内容は、例えば各種制御、演算に用い
るレジスタ類の初期化、シリアル通信の速度の設定等で
ある。
【0100】そしてイニシャル処理終了後、初期通信の
モ−ドに入る(S2)。先ず ”レンズ仕様要求コマン
ド”にて、現在接続されている相手がどのようなレンズ
であるかを確認する(S3)。
【0101】これにより、その時接続されているレンズ
がいかなるユニツトを持っているかを判定する。その
後、レンズに存在するユニツトについて、そのユニツト
の具体的内容をそれぞれの ”ユニツト仕様要求コマン
ド”にて得る。
【0102】すなわちレンズ仕様要求を行なった後、そ
の結果に基づいて、先ずAFユニツトの有無を確認し
(S4)、AFユニツトが存在すれば、そのユニツトの
仕様を”ユニツト仕様要求コマンド”によつて認識する
(S5)。
【0103】同様にAEユニツト、AZユニツトについ
てもそれらの有無に基づいて、存在するユニツトについ
てはそのユニツトの仕様をレンズ側より取り込む(S6
〜S9)。
【0104】続いてその具体的制御に入るわけである
が、カメラAとレンズCが組み合わせられた場合、前述
のように通信ワ−ド数は14ワ−ドとなる。そこで、”
ワ−ド長変更コマンド”を”変更後のワ−ド長=14”
というオペランドとともに設定し(S10)、レンズへ
送信する(S11)。
【0105】その後AF制御、AE制御、AZ制御をそ
れぞれ行う(S12〜S14)。
【0106】以後AF制御、AE制御、AZ制御をレン
ズ側からの返信デ−タを参照しながら繰り返し行ない、
もし制御中にカメラ側またはレンズ側に何らかの変化が
生じ、再度レンズの初期情報を必要とする場合には、S
2へと復帰し、再度”ワ−ド長変更コマンド”を ”変
更後のワ−ド長=10(初期通信)”というオペランド
とともにレンズへ送信する(S15,S16)。
【0107】また、カメラAがレンズDと組み合わされ
た場合においては、制御可能なユニツトの数はn=2で
あるので制御通信のワ−ド数は初期通信と同じ10ワ−
ドとなる。このような場合にはあえて”ワ−ド長変更コ
マンド”を使用する必要はないが、”変更後のワ−ド長
=10”というオペランドを伴って”ワ−ド長変更コマ
ンド”を用いても何ら差し支えないのは明らかである。
すなわち特別なシステム制御の変更は必要としない。
【0108】同図(b)はカメラBの場合で、この場
合、同図(a)と異なるのは、カメラBはAEユニツト
を制御する機能しか備えていない。そのため、レンズC
と組み合わされた場合でも、レンズDと組み合わされた
場合でも、その制御を行なう通信ワ−ド数は6ワ−ドで
ある。
【0109】したがつて、その制御フロ−は、同図
(a)のフロ−チャ−トからAFユニツト、AZユニツ
トに関連するユニツト仕様要求及びそれらの制御に関す
るステツプS4,S5,S8,S9,S12,S14を
省略したものとなる。他のステツプについては、同様で
あるため、同一符号で示し、その説明は省略する。
【0110】同図(c)はレンズ側の処理内容であり、
通信処理に関しては、レンズCもレンズDも共通の形で
表すことができる。
【0111】レンズ側は、動作を開始してイニシャル処
理を行った後(S21)、初期通信のワ−ド数(=1
0)にて待期する。そして”初期通信コマンド”あるい
は ”制御通信コマンド”の送信されてきたコマンドに
対応するデ−タをカメラ側へと返送する。すなわち送信
されてきたコマンドが初期通信コマンドであつた場合に
は、その内容に応じたデ−タをカメラ側に返送する(S
23,S24)。また制御通信コマンドであつた場合に
は、その制御情報に応じたユニツトに関する状態を表す
デ−タをカメラ側に返信する(S25,S26)。
【0112】以上のフロ−を ”ワ−ド長変更コマン
ド”が送信されてくるまで繰り返し行ない、レンズ側ユ
ニツトの制御を行なう。
【0113】そして、”ワ−ド長変更コマンド”が送信
されてきた場合には、その時点でそのオペランドを ”
変更後のワ−ド長”に設定し、そのワ−ド長のオペラン
ドのまま以後の通信を待機する。これによつて動作中に
おけるワ−ド長の変更に対しても通信を誤動作すること
なく続行することができ、かつマイクロコンピユ−タを
混乱させて制御を乱すことなく迅速に対応することがで
きる。
【0114】以上、本発明におけるレンズ交換式カメラ
システムについて説明したが、本発明のシステムにおい
て注目すべきは、レンズの各種の動作がすべてユニツト
単位にて処理しされ、レンズにおいては、独立に機能し
得るということである。
【0115】また、カメラ側より見た場合には、レンズ
内の各ユニットの構成は、ユニツトの機能にかかわらず
どう椅子なものとして扱うことが可能であるということ
である。すなわち、本発SMEIにおける着脱可能なレ
ンズを持つカメラシステムにおいて、将来的な機能の拡
張が意図された場合に、ユニツト単位にて処理すること
により、それまでに使用されているレンズ/カメラシス
テムに対していわゆる上位互換を達成することが可能と
なる。このような場合を、図7を用いて説明する。
【0116】すなわち、同図において、AF、AE、A
Z等のユニットU1〜U3で示し、図6と同一構成部分
については、同一の符号を用いてその説明を省略する。
【0117】同図は、レンズ/カメラシステムにおい
て、新技術の開発あるいは他の機能への拡張等により達
成され得る新たな何らかの機能を有するユニットU4を
付加した場合を示すもので、本実施例では、カメラぶれ
を検出し、そのぶれ量に応じて光学系の光軸を可変し、
ぶれを相殺する防振ユニツト(AS:Auto stabilizing)
を新たに付加した場合を示す。
【0118】まずカメラ側には、映像信号中より画像の
ぶれ量を検出するぶれ検出手段としての画像ぶれ検出回
路24が設けられており、これによってがぞうのぶれ量
が検出されてカメラ側マイクロコンピユータ21へと供
給され、所定のデータ形式に変換された後、通信ライン
4を介してレンズ側マイクロコンピユータ12へと送信
されるようになつている。
【0119】ぶれ検出手段としての画像ぶれ検出回路2
4は、映像信号をA/D変換器241、デジタル信号に
変換された映像信号中より画像の特徴点を抽出する特徴
点抽出回路242、特徴点抽出回路242によつて抽出
された特徴点の変化をフィールド周期で検出し、その動
きすなわちぶれ量を検出するぶれ量検出回路とからな
る。
【0120】一方レンズ側について見ると、26は防振
機能を達成するためにレンズ内に設けられるぶれ補正手
段としての要素で、たとえば、並行する2枚ガラスの間
にシリコン等の液体を封入し、そのガラス板間の角度を
相対的に変化させることにより、光軸の方向を可変する
可変頂角プリズムである。また27は可変頂角プリズム
26を駆動するための駆動部、25は可変頂角プリズム
26の動作状態を検出するための検出手段としてのエン
コーダである。
【0121】新ユニットU4の駆動部27は、前述のマ
イクロコンピユータ12によって、カメラ側から通信伝
送ライン4を介して供給される制御情報に基づいて駆動
制御され、また、該新ユニツトの駆動部の動作状態は動
作検出用エンコーダ25によつて検出され、該レンズ側
マイクロコンピユータ12に取り込まれ。必要に応じて
所定の処理をを行った後、通信伝送ライン4を介してカ
メラ側と送信されることとすれば、他の各ユニツトの有
無あるいは他のユニツトの動作に影響を及ぼす、あるい
は影響を被ることなくレンズ/カメラシステムに新たな
機能を追加することが可能となる。
【0122】図8は本実施例における制御動作を示すフ
ローチャートで、防振ユニツトU4の制御ステツプが新
たに加えられた他は図5(a)のフローチャートと同一
である。
【0123】すなわち、新たな処理ステツプS9とS1
0の間にASユニツトがあるか否かをレンズ側に確認す
るステツプS17、ASユニツトがある場合にはその仕
様を要求する処理、さらにステツプS12の前にASユ
ニツトを制御する処理である。他の処理については、前
述のとおりであるので、説明を省略する。
【0124】
【発明の効果】以上述べたように請求項1、2及び3に
示される本発明によれば、カメラ用付属装置に像ぶれ防
止手段を配置すると共に、カメラ側でも像ぶれ防止のた
めに何らかの動作が行われるように構成する場合におい
て、カメラが異なる種類の付属装置と組み合わされた際
にもカメラシステムとして適正に像ぶれ防止動作を行わ
せることのできるようになる。
【0125】また、請求項4及び5に示される本発明に
よれば、カメラ用付属装置に像ぶれ防止手段を配置する
と共に、カメラ側でも像ぶれ防止のために何らかの動作
が行われるように構成する場合において、カメラが、像
ぶれ防止機能を有する付属装置が装着されている際に行
う像ぶれ防止のための動作を、像ぶれ防止機能を有さな
い付属装置が装着されている際にも無駄に行ってしまわ
ないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラシステムの接続図であ
る。
【図2】シリアル通信のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図3】CTLコードとLTCコードの時間関係を表し
た図である。
【図4】初期通信/制御通信のワード構成を表した図で
ある。
【図5】カメラ側及びレンズ側通信関係の処理方法を示
すフローチャートである。
【図6】カメラおよびレンズ側における各種機能を説明
するためのブロック図である。
【図7】図6のシステム構成に新たに防振ユニットを付
加した他の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7の実施形態における制御動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 レンズユニット 2 カメラ本体 4 通信ライン 12 レンズ側マイクロコンピュータ 16 撮像素子 21 カメラ側マイクロコンピュータ 24 ぶれ検出手段 26 可変頂角プリズム
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本願は上記の課題を解決
するためになされたもので、その請求項1に記載の発明
によれば、カメラとカメラに着脱自在のカメラ用付属装
置とからなるカメラシステムにおいて、前記カメラ用付
属装置は、像ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段に係
わる情報をカメラ側に送信する第1の送信手段と、カメ
ラ側から送信される信号に応じて前記像ぶれ防止手段を
動作させる作用手段とを有すると共に、前記カメラは、
前記第1の送信手段により前記付属装置から送信される
前記像ぶれ防止手段に係わる情報を判定する判定手段
と、前記判定手段による判定に応じて、前記作用手段が
前記像ぶれ防止手段を動作させるための前記信号を前記
付属装置に送信する第2の送信手段とを有することを特
徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ここで各機能について簡単に説明しておく
と、AF回路19は、合焦状態に応じて変化する映像信
号中の輝度信号の高周波成分をハイパスフィルタ191
で抽出し、これを検波回路192で検波して直流レベル
に変換し、ピークホールド回路193によってそのピー
ク値を所定期間ごとに検出し、AD変換回路194によ
ってデジタル信号に変換した後、マイクロコンピュータ
21に供給する。マイクロコンピュータ21では、所定
期間ごとに高周波成分のピーク値を検出して、その値が
最大となる方向にフォーカシングレンズを駆動するため
の制御情報を、レンズ側からの絞り情報を参照して被写
界深度を考慮しながら演算し、レンズ側に出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】このために、本発明における通信システム
によれば、通信ワード数を可変とし、必要な場合にのみ
通信ワード数を長く、不必要な場合には通信ワード数を
短くし、システムに接続されたカメラ、レンズの機能を
必要最小限の通信システムで、且つ通信ワード数が通信
の種類によって変化するような場合でも、マイクロコン
ピユータ等のコストアップをせずに実現可能な通信シス
テムを提供するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0118
【補正方法】変更
【補正内容】
【0118】まずカメラ側には、映像信号中より画像の
ぶれ量を検出するぶれ検出手段としての画像ぶれ検出回
路24が設けられており、これによって画像のぶれ量が
検出されてカメラ側マイクロコンピユータ21へと供給
され、所定のデータ形式に変換された後、通信ライン4
を介してレンズ側マイクロコンピユータ12へと送信さ
れるようになつている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】変更
【補正内容】
【0123】すなわち、新たな処理ステツプは、ステッ
プS9とS10の間にASユニツトがあるか否かをレン
ズ側に確認するステツプS17、ASユニツトがある場
合にはその仕様を要求する処理、さらにステツプS12
の前にASユニツトを制御する処理である。他の処理に
ついては、前述のとおりであるので、説明を省略する。
なお、上述した実施例において、カメラ本体2が本願発
明のカメラに、レンズユニット1が本願発明のカメラ用
付属装置に、可変頂角プリズム26が本願発明の像ぶれ
防止手段にそれぞれ対応し、更に、マイクロコンピュー
タ12の、カメラ本体2に向けて通信ライン4を介して
送信を行う部分が本願発明の請求項1及び2の第1の送
信手段、請求項3の送信手段に、マイクロコンピュータ
12の、制御信号をユニットU4に供給する部分が本願
発明の請求項1、2及び3の第1の作用手段に、マイク
ロコンピュータ21の、図8のステップS18の動作が
本願発明の請求項1、2及び3の判定手段に、マイクロ
コンピュータ21の、図8のステップS19の動作及び
レンズユニット1に向けて通信ライン4を介して送信を
行う部分が本願発明の請求項1及び2の第2の送信手
段、請求項3の出力手段にそれぞれ対応し、また、マイ
クロコンピュータ21の、図8のステップS19の動作
及びレンズユニット1に向けて通信ライン4を介して送
信を行う部分が本願発明の請求項4及び5の送信手段
に、マイクロコンピュータ21の、図8のステップS1
7の動作が本願発明の請求項4及び5の判定手段に、マ
イクロコンピュータ21の、図8のS17で「No」と
判定された場合にステップS18をスキップすることが
本願発明の請求項4及び5の規制手段にそれぞれ対応す
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラとカメラに着脱自在のカメラ用付
    属装置とからなるカメラシステムにおいて、前記付属装
    置は、像ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段に係わる
    情報をカメラ側に送信する第1の送信手段と、カメラ側
    から送信される信号に応じて前記像ぶれ防止手段を動作
    させる作用手段とを有すると共に、前記カメラは、前記
    第1の送信手段により前記付属装置から送信される前記
    像ぶれ防止手段に係わる情報を判定する判定手段と、前
    記判定手段による判定に応じて、前記作用手段が前記像
    ぶれ防止手段を動作させるための前記信号を前記付属装
    置に送信する第2の送信手段とを有することを特徴とす
    るカメラシステム。
  2. 【請求項2】 像ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段
    に係わる情報をカメラ側に送信する第1の送信手段と、
    カメラ側から送信される信号に応じて前記像ぶれ防止手
    段を動作させる作用手段とを有するカメラ用付属装置が
    着脱自在であって、前記カメラ用付属装置と共にカメラ
    システムを形成するカメラにおいて、前記第1の送信手
    段により前記付属装置から送信される前記像ぶれ防止手
    段に係わる情報を判定する判定手段と、前記判定手段に
    よる判定に応じて、前記作用手段が前記像ぶれ防止手段
    を動作させるための前記信号を前記付属装置に送信する
    第2の送信手段とを有することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 像ぶれ防止手段に係わる情報を判定する
    判定手段と、前記判定手段による判定に応じて、前記像
    ぶれ防止手段を動作させるための信号を出力する出力手
    段とを有するカメラに着脱自在であって、前記カメラと
    共にカメラシステムを形成するカメラ用付属装置におい
    て、像ぶれ防止手段と、前記カメラ側の前記判定手段の
    判定に用いられる、前記像ぶれ防止手段に関わる情報を
    カメラ側に送信する送信手段と、前記カメラ側の前記出
    力手段から出力される前記信号に応じて前記像ぶれ防止
    手段を動作させる作用手段とを有することを特徴とする
    カメラ用付属装置。
  4. 【請求項4】 像ぶれ防止手段を有する第1のカメラ用
    付属装置、像ぶれ防止手段を有さない第2のカメラ用付
    属装置が着脱自在であって、前記第1または第2のカメ
    ラ用付属装置と共にカメラシステムを形成するカメラに
    おいて、前記第1のカメラ用付属装置に設けられる像ぶ
    れ防止手段に係わる信号を送信する送信手段と、装着さ
    れているカメラ用付属装置が像ぶれ防止手段を有するか
    否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記カ
    メラ用付属装置が像ぶれ防止手段を有さないことが判定
    されることに応じて、前記送信手段による前記像ぶれ防
    止に係わる信号の送信を規制する規制手段とを有するこ
    とを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 像ぶれ防止手段を有する第1のカメラ用
    付属装置、または、像ぶれ防止手段を有さない第2のカ
    メラ用付属装置と、前記第1、第2のカメラ用付属装置
    に着脱自在なカメラとからなるカメラシステムにおい
    て、前記カメラは、前記第1のカメラ用付属装置に設け
    られる像ぶれ防止手段に係わる信号を送信する送信手段
    と、装着されているカメラ用付属装置が像ぶれ防止手段
    を有するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段に
    より前記カメラ用付属装置が像ぶれ防止手段を有さない
    ことが判定されることに応じて、前記送信手段による前
    記像ぶれ防止に係わる信号の送信を規制する規制手段と
    を有することを特徴とするカメラシステム。
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