JPH09331406A - データ通信装置 - Google Patents
データ通信装置Info
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- JPH09331406A JPH09331406A JP17066996A JP17066996A JPH09331406A JP H09331406 A JPH09331406 A JP H09331406A JP 17066996 A JP17066996 A JP 17066996A JP 17066996 A JP17066996 A JP 17066996A JP H09331406 A JPH09331406 A JP H09331406A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般電話回線においても実質的に通信速度を
高くすることができ、実用可能な動画通信を実現する。 【解決手段】 データ通信装置10は2台の網制御装置
11 、12 を持つ。各網制御装置11 、12 には、それ
ぞれ変復調回路部22 、22 、A/D変換器31、3
2 、直/並列変換器41 、42 が接続されて、2系統の
通信制御システム11、12が構成される。一方の系統
に上位4ビット用のバッファ51 、他方の系統に下位4
ビット用のバッファ52 を接続し、両方51 、52 で8
ビットバッファ5が構成される。送信側からの8ビット
データのうちの上位4ビットは一方の網制御装置11 が
受信して上位4ビット用のバッファ51 に出力し、下位
4ビットは他方の網制御装置12 が受信して下位4ビッ
ト用のバッファ52 に出力し、両バッファ51 、52 か
らなる8ビットバッファ5において8ビットのデータが
完成した時、この8ビットの並列データがコンピュータ
6に入力され、処理される。実質的に通信回線の最大通
信速度の2倍の通信速度のデータ通信を実現できる。
高くすることができ、実用可能な動画通信を実現する。 【解決手段】 データ通信装置10は2台の網制御装置
11 、12 を持つ。各網制御装置11 、12 には、それ
ぞれ変復調回路部22 、22 、A/D変換器31、3
2 、直/並列変換器41 、42 が接続されて、2系統の
通信制御システム11、12が構成される。一方の系統
に上位4ビット用のバッファ51 、他方の系統に下位4
ビット用のバッファ52 を接続し、両方51 、52 で8
ビットバッファ5が構成される。送信側からの8ビット
データのうちの上位4ビットは一方の網制御装置11 が
受信して上位4ビット用のバッファ51 に出力し、下位
4ビットは他方の網制御装置12 が受信して下位4ビッ
ト用のバッファ52 に出力し、両バッファ51 、52 か
らなる8ビットバッファ5において8ビットのデータが
完成した時、この8ビットの並列データがコンピュータ
6に入力され、処理される。実質的に通信回線の最大通
信速度の2倍の通信速度のデータ通信を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般電話回やそ
の他の通信回線を利用してデータ通信を行うデータ通信
装置に関し、特に動画通信等の大容量高速データ通信を
可能にする通信装置に関する。
の他の通信回線を利用してデータ通信を行うデータ通信
装置に関し、特に動画通信等の大容量高速データ通信を
可能にする通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来のデータ通信装置の構成の一
例をブロック図で示す。このデータ通信装置20は、一
般電話回線を通してデータ授受ができるように回線接続
制御を行う網制御装置(NCU=NETWORK CO
NTROL UNIT)1、信号の変調および復調を行
う変復調回路部(MODEM)2、アナログデータをデ
ジタルデータに変換する変換するA/D変換器(A/
D)3、直列データを並列データに変換する直/並列変
換器(S/P)4からなる。なお、図示のブロック図
は、受信機能について示したものであり、実際には送信
機能を持つ構成となる。6はデータ端末装置としてのコ
ンピュータを示す。従来は前記の網制御装置1、変復調
回路部2、A/D変換器3、直/並列変換器4で構成さ
れる1系統の通信制御システムをデータ通信装置20と
して備えた構成であった。
例をブロック図で示す。このデータ通信装置20は、一
般電話回線を通してデータ授受ができるように回線接続
制御を行う網制御装置(NCU=NETWORK CO
NTROL UNIT)1、信号の変調および復調を行
う変復調回路部(MODEM)2、アナログデータをデ
ジタルデータに変換する変換するA/D変換器(A/
D)3、直列データを並列データに変換する直/並列変
換器(S/P)4からなる。なお、図示のブロック図
は、受信機能について示したものであり、実際には送信
機能を持つ構成となる。6はデータ端末装置としてのコ
ンピュータを示す。従来は前記の網制御装置1、変復調
回路部2、A/D変換器3、直/並列変換器4で構成さ
れる1系統の通信制御システムをデータ通信装置20と
して備えた構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般電話回線での通信
速度は1台の網制御装置1に対して許容される最大通信
速度が規定されており、これによってデータ端末装置が
送受信可能な単位時間当たりのデータ量は決められるこ
とになる。近年、動画通信の要求が高まっているが、一
般電話回線では、前述のように通信速度の制限から動画
通信に必要な膨大なデータを送受信することは困難であ
り、円滑な動きの動画を得ることはできなかった。ま
た、一般電話回線以外の通信回線においても、さらに通
信速度を高めることに対する要求は強い。
速度は1台の網制御装置1に対して許容される最大通信
速度が規定されており、これによってデータ端末装置が
送受信可能な単位時間当たりのデータ量は決められるこ
とになる。近年、動画通信の要求が高まっているが、一
般電話回線では、前述のように通信速度の制限から動画
通信に必要な膨大なデータを送受信することは困難であ
り、円滑な動きの動画を得ることはできなかった。ま
た、一般電話回線以外の通信回線においても、さらに通
信速度を高めることに対する要求は強い。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、例えば一般電話回線に代表される低速通信回線を利
用した場合でも円滑な動きの動画通信が可能となるよう
な高速データ通信を実質的に実現できるデータ通信装置
を提供することを目的とする。
で、例えば一般電話回線に代表される低速通信回線を利
用した場合でも円滑な動きの動画通信が可能となるよう
な高速データ通信を実質的に実現できるデータ通信装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のデータ通信装置は、通信回線を通してデータ授受が
できるように回線接続制御を行う回線終端装置を少なく
とも備えた複数系統の通信制御システムと、各系統から
の出力データをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出
力可能な、各系統毎に設けられた所定ビットのバッファ
と、各系統のステータス信号を受け取り、各系統の回線
終端装置がすべて受信可能になった時点で回線終端装置
に信号を送って送信側に送信可信号を送出させる状態判
断手段とを備えるとともに、送信側から送信された複数
ビットの送信データのうちの少ビットに分割したそれぞ
れの部分ビットを前記各系統の回線終端装置に分配して
受信させて各系統の部分ビットの出力データをそれぞれ
前記各バッファに分配して記憶させ、各バッファへの入
力がすべて完了した時点で、各バッファより送信データ
を並列データとしてデータ端末装置に入力させるように
したことを特徴とする。
明のデータ通信装置は、通信回線を通してデータ授受が
できるように回線接続制御を行う回線終端装置を少なく
とも備えた複数系統の通信制御システムと、各系統から
の出力データをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出
力可能な、各系統毎に設けられた所定ビットのバッファ
と、各系統のステータス信号を受け取り、各系統の回線
終端装置がすべて受信可能になった時点で回線終端装置
に信号を送って送信側に送信可信号を送出させる状態判
断手段とを備えるとともに、送信側から送信された複数
ビットの送信データのうちの少ビットに分割したそれぞ
れの部分ビットを前記各系統の回線終端装置に分配して
受信させて各系統の部分ビットの出力データをそれぞれ
前記各バッファに分配して記憶させ、各バッファへの入
力がすべて完了した時点で、各バッファより送信データ
を並列データとしてデータ端末装置に入力させるように
したことを特徴とする。
【0006】請求項2のデータ通信装置は、一般電話回
線を利用する場合のデータ通信装置であって、網制御装
置と、変復調回路部と、A/D変換器と、直/並列変換
器とからなる複数系統の通信制御システムと、各系統の
通信制御システムからの出力データをそれぞれ一時記憶
しデータ端末装置に出力可能な、各系統毎に設けられた
所定ビットのバッファと、各系統のステータス信号を受
け取り、各系統の網制御装置がすべて受信可能になった
時点で網制御装置に信号を送って送信側に送信可信号を
送出させる状態判断手段とを備えるとともに、送信側か
ら送信された複数ビットの送信データのうちの少ビット
に分割したそれぞれの部分ビットを前記各系統の網制御
装置に分配して受信させて各系統の部分ビットの出力デ
ータをそれぞれ前記各バッファに分配して記憶させ、各
バッファへの入力がすべて完了した時点で、各バッファ
より送信データを並列データとしてデータ端末装置に入
力させるようにしたことを特徴とする。
線を利用する場合のデータ通信装置であって、網制御装
置と、変復調回路部と、A/D変換器と、直/並列変換
器とからなる複数系統の通信制御システムと、各系統の
通信制御システムからの出力データをそれぞれ一時記憶
しデータ端末装置に出力可能な、各系統毎に設けられた
所定ビットのバッファと、各系統のステータス信号を受
け取り、各系統の網制御装置がすべて受信可能になった
時点で網制御装置に信号を送って送信側に送信可信号を
送出させる状態判断手段とを備えるとともに、送信側か
ら送信された複数ビットの送信データのうちの少ビット
に分割したそれぞれの部分ビットを前記各系統の網制御
装置に分配して受信させて各系統の部分ビットの出力デ
ータをそれぞれ前記各バッファに分配して記憶させ、各
バッファへの入力がすべて完了した時点で、各バッファ
より送信データを並列データとしてデータ端末装置に入
力させるようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項3のデータ通信装置は、一般電話回
線を利用して8ビットコードのデータ通信を行う場合の
データ通信装置であって、網制御装置と、変復調回路部
と、A/D変換器と、直/並列変換器とからなる2系統
の通信制御システムと、各系統の通信制御システムから
の出力データをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出
力可能な、各系統毎に設けられた4ビットのバッファ
と、各系統のステータス信号を受け取り、各系統の網制
御装置がすべて受信可能になった時点で網制御装置に信
号を送って送信側に送信可信号を送出させる状態判断手
段とを備えるとともに、送信側から送信された8ビット
の送信データのうちの上位4ビットを一方の網制御装置
に下位4ビットを他方の網制御装置に分配して受信させ
て上位4ビットを一方のバッファに下位4ビットを他方
のバッファにそれぞれ分配して記憶させ、各バッファへ
の入力がすべて完了した時点で、各バッファより送信デ
ータを8ビットの並列データとしてデータ端末装置に入
力させるようにしたことを特徴とする。
線を利用して8ビットコードのデータ通信を行う場合の
データ通信装置であって、網制御装置と、変復調回路部
と、A/D変換器と、直/並列変換器とからなる2系統
の通信制御システムと、各系統の通信制御システムから
の出力データをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出
力可能な、各系統毎に設けられた4ビットのバッファ
と、各系統のステータス信号を受け取り、各系統の網制
御装置がすべて受信可能になった時点で網制御装置に信
号を送って送信側に送信可信号を送出させる状態判断手
段とを備えるとともに、送信側から送信された8ビット
の送信データのうちの上位4ビットを一方の網制御装置
に下位4ビットを他方の網制御装置に分配して受信させ
て上位4ビットを一方のバッファに下位4ビットを他方
のバッファにそれぞれ分配して記憶させ、各バッファへ
の入力がすべて完了した時点で、各バッファより送信デ
ータを8ビットの並列データとしてデータ端末装置に入
力させるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
の構成ブロック図に示す一実施例のデータ通信装置を参
照して説明する。この実施例のデータ通信装置10は、
一般電話回線を通して8ビットコードのデータ通信を行
う場合のデータ通信装置であって、一般電話回線を通し
てデータ授受ができるように回線接続制御を行う2台の
網制御装置(NCU=NETWORK CONTROL
UNIT)11 、12 を備えており、各網制御装置1
1、12 にはそれぞれ、信号の変調および復調を行う変
復調回路部21 、22 、アナログデータをデジタルデー
タに変換する変換するA/D変換器31 、32 、直列デ
ータを並列データに変換する直/並列変換器41 、42
が接続されている。前記一方の網制御装置11 、変復調
回路部21 、A/D変換器31 、直/並列変換器41 は
一方の通信制御システム11を構成し、他方の網制御装
置12 、変復調回路部22 、A/D変換器32 、直/並
列変換器42 は他方の通信制御システム12を構成す
る。このように実施例のデータ通信装置10は2系統の
通信制御システム11、12を持つ。
の構成ブロック図に示す一実施例のデータ通信装置を参
照して説明する。この実施例のデータ通信装置10は、
一般電話回線を通して8ビットコードのデータ通信を行
う場合のデータ通信装置であって、一般電話回線を通し
てデータ授受ができるように回線接続制御を行う2台の
網制御装置(NCU=NETWORK CONTROL
UNIT)11 、12 を備えており、各網制御装置1
1、12 にはそれぞれ、信号の変調および復調を行う変
復調回路部21 、22 、アナログデータをデジタルデー
タに変換する変換するA/D変換器31 、32 、直列デ
ータを並列データに変換する直/並列変換器41 、42
が接続されている。前記一方の網制御装置11 、変復調
回路部21 、A/D変換器31 、直/並列変換器41 は
一方の通信制御システム11を構成し、他方の網制御装
置12 、変復調回路部22 、A/D変換器32 、直/並
列変換器42 は他方の通信制御システム12を構成す
る。このように実施例のデータ通信装置10は2系統の
通信制御システム11、12を持つ。
【0009】このデータ通信装置10は、前記2つの系
統の通信制御システム11、12毎に出力データをそれ
ぞれ一時記憶する4ビットのバッファ51 、52 を備え
ており、両バッファ51 、52 で8ビットバッファ5を
構成している。前記直/並列変換器41 、42 はいずれ
も4ビット構成であり、一方の直/並列変換器41 はそ
の4ビットの並列データを前記8ビットバッファ5の上
位4ビット用のバッファ51 に入力し、他方の他方の直
/並列変換器42 はその4ビットの並列データを下位4
ビット用のバッファ52 に入力するように接続されてい
る。前記8ビットバッファ5の出力はデータ端末装置と
してのコンピュータ6に接続されており、コンピュータ
6に入力されたデータはプログラムにより処理される。
統の通信制御システム11、12毎に出力データをそれ
ぞれ一時記憶する4ビットのバッファ51 、52 を備え
ており、両バッファ51 、52 で8ビットバッファ5を
構成している。前記直/並列変換器41 、42 はいずれ
も4ビット構成であり、一方の直/並列変換器41 はそ
の4ビットの並列データを前記8ビットバッファ5の上
位4ビット用のバッファ51 に入力し、他方の他方の直
/並列変換器42 はその4ビットの並列データを下位4
ビット用のバッファ52 に入力するように接続されてい
る。前記8ビットバッファ5の出力はデータ端末装置と
してのコンピュータ6に接続されており、コンピュータ
6に入力されたデータはプログラムにより処理される。
【0010】前記2台の網制御装置11 、12 に設けら
れている通信ステータス信号ライン7は状態判断手段と
してのAND回路8に接続され、AND回路8の出力は
各網制御装置11 、12 に接続され、これによりAND
回路8は、各系統のステータス信号を受け取り、各系統
の網制御装置11 、12 がすべて受信可能になった時点
で網制御装置11 、12 に信号を送って送信側に送信可
信号を送出させる機能を持つ。
れている通信ステータス信号ライン7は状態判断手段と
してのAND回路8に接続され、AND回路8の出力は
各網制御装置11 、12 に接続され、これによりAND
回路8は、各系統のステータス信号を受け取り、各系統
の網制御装置11 、12 がすべて受信可能になった時点
で網制御装置11 、12 に信号を送って送信側に送信可
信号を送出させる機能を持つ。
【0011】上記のデータ通信装置10において、送信
側が8ビット構成のデータの上位4ビットを直列アナロ
グ信号として一方の網制御装置11 側に、下位4ビット
を他方の網制御装置12 側に送信すべく送信信号を送
る。各網制御装置11 、12はそれぞれの系統のステー
タスを通信ステータス信号ライン7に出力する。それぞ
れの通信ステータスは、AND回路8に入力され、各網
制御装置11 、12 が共に受信可能になった時点でAN
D回路8から両網制御装置11 、12 に信号が送られ、
この信号により各網制御装置11 、12 がそれぞれに対
応する送信側に送信可信号を発し、これにより通信が開
始する。
側が8ビット構成のデータの上位4ビットを直列アナロ
グ信号として一方の網制御装置11 側に、下位4ビット
を他方の網制御装置12 側に送信すべく送信信号を送
る。各網制御装置11 、12はそれぞれの系統のステー
タスを通信ステータス信号ライン7に出力する。それぞ
れの通信ステータスは、AND回路8に入力され、各網
制御装置11 、12 が共に受信可能になった時点でAN
D回路8から両網制御装置11 、12 に信号が送られ、
この信号により各網制御装置11 、12 がそれぞれに対
応する送信側に送信可信号を発し、これにより通信が開
始する。
【0012】各網制御装置11 、12 が送信側から受信
したデータは変復調回路部22 、22 により復調された
後、それぞれA/D変換器31 、32 によりデジタルデ
ータに変換される。一方のA/D変換器31 の出力は直
/並列変換器41 を介して上位4ビット用のバッファ5
1 へ、他方のA/D変換器32 の出力は直/並列変換器
42 を介して下位4ビット用のバッファ52 に入力され
る。この4ビットの2つのバッファ51 、52 からなる
8ビットバッファ5において8ビットのデータが完成す
ると、8ビット並列データがコンピュータ6へ入力さ
れ、処理される。したがって、データ端末装置としての
コンピュータ6においては、通信回線で制限されている
最大通信速度の2倍の通信速度のデータ通信が可能とな
る。これにより、大容量の高速データ通信が必要な動画
通信も一般電話回線を通して通信することが可能とな
る。なお、通信中に2つの系統11、12のいずれか一
方の伝送路に同期不良等が発生した場合には、AND回
路8で論理演算された通信ステータス信号により制御さ
れるので、8ビットデータを上位4ビットと下位4ビッ
トとに分割しても、誤ったデータが送受信されることが
なく、確実な通信が行われる。
したデータは変復調回路部22 、22 により復調された
後、それぞれA/D変換器31 、32 によりデジタルデ
ータに変換される。一方のA/D変換器31 の出力は直
/並列変換器41 を介して上位4ビット用のバッファ5
1 へ、他方のA/D変換器32 の出力は直/並列変換器
42 を介して下位4ビット用のバッファ52 に入力され
る。この4ビットの2つのバッファ51 、52 からなる
8ビットバッファ5において8ビットのデータが完成す
ると、8ビット並列データがコンピュータ6へ入力さ
れ、処理される。したがって、データ端末装置としての
コンピュータ6においては、通信回線で制限されている
最大通信速度の2倍の通信速度のデータ通信が可能とな
る。これにより、大容量の高速データ通信が必要な動画
通信も一般電話回線を通して通信することが可能とな
る。なお、通信中に2つの系統11、12のいずれか一
方の伝送路に同期不良等が発生した場合には、AND回
路8で論理演算された通信ステータス信号により制御さ
れるので、8ビットデータを上位4ビットと下位4ビッ
トとに分割しても、誤ったデータが送受信されることが
なく、確実な通信が行われる。
【0013】なお、実施例ではデータの送受信を行うデ
ータ通信装置のうちの受信機能に関して説明したが、送
信機能を備えていることは勿論である。また、上述の実
施例では、一般電話回線を利用する場合について説明し
たが、これに限らず、他の低速通信回線あるいは高速通
信回線を利用する場合にも適用することが可能である。
さらに、ISDN(統合デジタル通信網)回線を通して
データ授受を行うデータ通信装置として適用することも
可能である。この場合には、ISDN回線を通してデー
タ授受ができるように回線接続制御を行う回線接続装置
すなわちDSU(DIGITAL SERVICE U
NIT)を複数台設ける。これにより、一層の高速デー
タ通信が実現され、動画通信においてはさらに滑らかな
動きの動画通信を実現できる。
ータ通信装置のうちの受信機能に関して説明したが、送
信機能を備えていることは勿論である。また、上述の実
施例では、一般電話回線を利用する場合について説明し
たが、これに限らず、他の低速通信回線あるいは高速通
信回線を利用する場合にも適用することが可能である。
さらに、ISDN(統合デジタル通信網)回線を通して
データ授受を行うデータ通信装置として適用することも
可能である。この場合には、ISDN回線を通してデー
タ授受ができるように回線接続制御を行う回線接続装置
すなわちDSU(DIGITAL SERVICE U
NIT)を複数台設ける。これにより、一層の高速デー
タ通信が実現され、動画通信においてはさらに滑らかな
動きの動画通信を実現できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、通信回線自体の通信速
度の制限を大幅に越えた実質的に高速のデータ通信が可
能となり、従来の一般電話回線等の低速通信回線におい
ては困難であった円滑な動きの動画通信が可能となり、
使用する網制御装置の台数によっては、例えばISDN
と同等の画質の動画を得ることができるという効果が得
られる。また、一般電話回線でなくISDN回線に適用
した場合には、一層改良された画質の動画通信が可能と
なるという効果が得られる。
度の制限を大幅に越えた実質的に高速のデータ通信が可
能となり、従来の一般電話回線等の低速通信回線におい
ては困難であった円滑な動きの動画通信が可能となり、
使用する網制御装置の台数によっては、例えばISDN
と同等の画質の動画を得ることができるという効果が得
られる。また、一般電話回線でなくISDN回線に適用
した場合には、一層改良された画質の動画通信が可能と
なるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例のデータ通信装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のデータ通信装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
11 、12 網制御装置(回線接続装置) 21 、22 変復調回路部 31 、32 A/D変換器 41 、42 直/並列変換器 5 8ビットバッファ 51 上位4ビット用のバッファ 52 下位4ビット用のバッファ 6 コンピュータ(データ端末装置) 10 データ通信装置
Claims (3)
- 【請求項1】 通信回線を通してデータ授受ができるよ
うに回線接続制御を行う回線終端装置を少なくとも備え
た複数系統の通信制御システムと、各系統からの出力デ
ータをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出力可能
な、各系統毎に設けられた所定ビットのバッファと、各
系統のステータス信号を受け取り、各系統の回線終端装
置がすべて受信可能になった時点で回線終端装置に信号
を送って送信側に送信可信号を送出させる状態判断手段
とを備えるとともに、 送信側から送信された複数ビットの送信データのうちの
少ビットに分割したそれぞれの部分ビットを前記各系統
の回線終端装置に分配して受信させて各系統の部分ビッ
トの出力データをそれぞれ前記各バッファに分配して記
憶させ、各バッファへの入力がすべて完了した時点で、
各バッファより送信データを並列データとしてデータ端
末装置に入力させるようにしたことを特徴とするデータ
通信装置。 - 【請求項2】 網制御装置と、変復調回路部と、A/D
変換器と、直/並列変換器とからなる複数系統の通信制
御システムと、各系統の通信制御システムからの出力デ
ータをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出力可能
な、各系統毎に設けられた所定ビットのバッファと、各
系統のステータス信号を受け取り、各系統の網制御装置
がすべて受信可能になった時点で網制御装置に信号を送
って送信側に送信可信号を送出させる状態判断手段とを
備えるとともに、 送信側から送信された複数ビットの送信データのうちの
少ビットに分割したそれぞれの部分ビットを前記各系統
の網制御装置に分配して受信させて各系統の部分ビット
の出力データをそれぞれ前記各バッファに分配して記憶
させ、各バッファへの入力がすべて完了した時点で、各
バッファより送信データを並列データとしてデータ端末
装置に入力させるようにしたことを特徴とするデータ通
信装置。 - 【請求項3】 網制御装置と、変復調回路部と、A/D
変換器と、直/並列変換器とからなる2系統の通信制御
システムと、各系統の通信制御システムからの出力デー
タをそれぞれ一時記憶しデータ端末装置に出力可能な、
各系統毎に設けられた4ビットのバッファと、各系統の
ステータス信号を受け取り、各系統の網制御装置がすべ
て受信可能になった時点で網制御装置に信号を送って送
信側に送信可信号を送出させる状態判断手段とを備える
とともに、 送信側から送信された8ビットの送信データのうちの上
位4ビットを一方の網制御装置に下位4ビットを他方の
網制御装置に分配して受信させて上位4ビットを一方の
バッファに下位4ビットを他方のバッファにそれぞれ分
配して記憶させ、各バッファへの入力がすべて完了した
時点で、各バッファより送信データを8ビットの並列デ
ータとしてデータ端末装置に入力させるようにしたこと
を特徴とするデータ通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17066996A JPH09331406A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17066996A JPH09331406A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | データ通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331406A true JPH09331406A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15909188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17066996A Pending JPH09331406A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09331406A (ja) |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP17066996A patent/JPH09331406A/ja active Pending
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