JPH09331302A - 送受信システムもしくはそれに用いられる装置及び方法 - Google Patents

送受信システムもしくはそれに用いられる装置及び方法

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JPH09331302A
JPH09331302A JP8200621A JP20062196A JPH09331302A JP H09331302 A JPH09331302 A JP H09331302A JP 8200621 A JP8200621 A JP 8200621A JP 20062196 A JP20062196 A JP 20062196A JP H09331302 A JPH09331302 A JP H09331302A
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JP
Japan
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transmitting
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JP8200621A
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English (en)
Inventor
Susumu Takashima
進 高島
Hiroyuki Nakada
浩之 中田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の番組情報を確実に取得することができる
と同時に効率的なバッテリセービングを行なう。 【解決手段】送信される複数種の番組の番組データを受
信すると共に、所望の番組を選択して選択番組に応じた
番組データを表示する受信装置において、所定期間を繰
返し間欠受信する受信部12及び多重情報再生部14と、所
望の番組データの種別を示す番組種別情報を設定して記
憶する入力データメモリ23と、多重情報再生部14からの
上記所定期間中において受信された番組種別情報と入力
データメモリ23に設定されている番組種別情報とを比較
し、その結果一致が判断された場合は一致した番組種別
情報により指示される番組に係る処理を実行するCPU
15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送の方法もしく
はそれに用いられるシステム、装置に関し、具体的に
は、FM文字多重放送に適用して好適な送受信システム
もしくはそれに用いられる装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、FM電波に文字などの表示情報を
多重させて送信し、その表示情報を受信側に表示させる
サービスがある。
【0003】このサービスは、いわゆる移動体FM文字
多重放送と呼ばれ、見えるラジオ(VISUAL IN
FORMASION RADIO)として実用化されて
いる。
【0004】このFM文字多重放送は、FM放送局から
通常の放送音声情報に文字や数字などの表示情報を多重
させた放送電波を送信すると、このFM放送電波を受信
側端末である液晶パネルなどのディスプレイ付きラジオ
で受信し、FM音声情報とこれに多重される表示情報と
を分離し、このうちの表示情報を文字コードに変換して
ディスプレイ上に表示させるようにしたもので、これに
よりFM放送を耳で聞きながら、例えば天気予報番組や
交通情報番組などを文字情報として見ることができるよ
うにしている。これは具体的には、使用者が表示されて
いる番組メニューの中から所望の番組を選択することに
より、番組情報を見ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
が見たい番組は、頻繁に情報を送る番組であったり、例
えば数日(時間)毎に1回、あるいは特定期間中のみ情
報を送る番組である場合があるので、使用者が確実に所
望の番組を見たいと思った場合には、例えば、雑誌等に
載っている番組表をチェックして、放送時間になったら
使用者が電源をオンして受信表示させるか、常に電源を
オンしておいてすべての番組情報を受信記憶させてお
き、後に記憶されている番組情報の中から所望の番組を
読出して表示させる必要がある。
【0006】前者の場合、操作が煩わしく、また電源を
オンしても待ち時間を必要とするので直ちに所望の番組
を見ることができないという問題があり、後者の場合、
いつ送信されてくるのか解らないので、常に電源をオン
しておかなければならず、消費電力の増大を招いたり、
メモリ容量の増大を招くという問題がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、所望の番組情報を確実に取得することができると同
時に効率的なバッテリセービングを行なうことができる
放送のための送受信システムもしくはそれに用いられる
装置及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数種の番組を番組データとして送信する送信装置と、
該送信装置から送信されてくる番組データを受信すると
共に、所望の番組を選択することにより選択番組に応じ
た番組データを表示する受信装置とからなる送受信シス
テムにおいて、上記送信装置は、現在送信している番組
データの種別を示す番組種別情報を送信する送信手段を
有し、上記受信装置は、所望の番組種別情報を設定する
設定手段と、所定期間を繰返し間欠受信する受信手段
と、この受信手段により所定期間中において受信された
番組種別情報と上記選択手段に設定されている番組種別
情報とを比較する比較手段と、この比較手段による比較
の結果、一致が判断された場合、一致した番組種別情報
により示される番組に係る処理を実行する制御手段とを
有することを特徴とする。
【0009】このようなシステム構成とすることで、受
信装置において、選択設定した所望の番組に係る処理を
行なうことができると同時に効率的なバッテリセービン
グを実現することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記送信手段は、上記番組種別情報を
所定期間中に送信し、上記受信手段は、上記所定期間を
繰返し間欠受信することを特徴とする。
【0011】このようなシステム構成とすることでも、
上記請求項1記載の発明の作用と同様に、受信装置にお
いて、選択設定した所望の番組に係る処理を行なうこと
ができると同時に効率的なバッテリセービングを実現す
ることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記送信手段は、さらに、呼出すべき
端末の呼出データを該呼出すべき端末に割当てられてい
る所定期間中に送信する手段を有し、上記受信手段は、
さらに、予め自己に割当てられている所定期間を繰返し
間欠受信し、上記受信装置は、さらに、上記受信手段に
より予め自己に割当てられている所定期間中において自
己の呼出データを受信した場合にその旨を報知する報知
手段を有することを特徴とする。
【0013】このようなシステム構成とすることで、上
記請求項1記載の発明の作用に加えて、呼出データを間
欠受信できるので、選択呼出しにおいても効率的なバッ
テリセービングを実現することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記送信手段は、呼出すべき端末の呼
出データを該呼出すべき端末に割当てられている所定期
間中に送信する手段を有すると共に、上記番組種別情報
を各端末に割当てられているすべての所定期間中におい
て送信し、上記受信手段は、予め自己に割当てられてい
る所定期間を繰返し間欠受信し、上記比較手段は、上記
受信手段により予め自己に割当てられている所定期間中
において受信された番組種別情報と、上記設定手段に設
定されている番組種別情報とを比較し、上記受信装置
は、さらに、上記受信手段により所定期間中において自
己の呼出データを受信した場合にその旨を報知する報知
手段を有することを特徴とする。
【0015】このようなシステム構成とすることで、上
記請求項1記載の発明の作用に加えて、自己に割当てら
れている所定期間中のみ繰返し間欠受信するだけで、選
択設定した所望の番組に係る処理を行なうことができる
と同時に選択呼出しを受けることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、複数種の番組を番
組データとして送信する送信装置と、該送信装置から送
信されてくる番組データを受信すると共に、所望の番組
を選択することにより選択番組に応じた番組データを表
示する受信装置とからなる送受信システムにおいて、上
記送信装置は、現在送信している番組データの種別を示
す番組種別情報及び該番組種別情報に係る処理を指示す
る処理時情報を送信する送信手段を有し、上記受信装置
は、上記送信手段により送信された上記番組種別情報及
び処理指示情報を受信する受信手段と、所望の番組種別
情報を設定する設定手段と、上記受信手段により受信さ
れた番組種別情報と、上記設定手段に設定されている番
組種別情報とを比較する比較手段と、この比較手段によ
る比較の結果、一致が判断された場合、一致した番組種
別情報と共に上記受信手段により受信された処理指示情
報に応じて一致した番組種別情報により示される番組に
係る処理を実行する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0017】このようなシステム構成とすることで、送
信装置において、受信装置の所望の番組に係る処理を適
宜変更させることができる。
【0018】請求項6記載の発明は、複数種の番組を番
組データとして送信する送信装置において、現在放送し
ている番組データの種別を示す番組種別情報を所定期間
中に送信する送信手段を有することを特徴とする。
【0019】このような構成とすることで、この送信装
置が送信した放送を受信する受信装置側において、選択
設定した所望の番組に係る処理を行なわせることができ
る。
【0020】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明において、上記送信手段は、さらに、呼出すべき
端末の呼出データを該呼出すべき端末に割当てられてい
る所定期間中に送信する手段を有することを特徴とす
る。
【0021】このような構成とすることで、上記請求項
6記載の発明の作用に加えて、この送信装置が送信した
放送を受信する受信装置側において、効率的なバッテリ
セービングを実現させることができる。
【0022】請求項8記載の発明は、複数種の番組を番
組データとして送信する送信装置において、呼出すべき
端末の呼出データを該呼出すべき端末に割当てられてい
る所定期間中に送信すると共に、現在放送している番組
データの種別を示す番組種別情報を各端末に割当てられ
ているすべての所定期間中において送信する送信手段を
有することを特徴とする。
【0023】このような構成とすることで、この送信装
置が送信した放送を受信する受信装置側において、選択
設定した所望の番組に係る処理を行なわせることができ
ると同時に、選択呼出しを受けさせることができる。
【0024】請求項9記載の発明は、複数種の番組を番
組データとして送信する送信装置において、現在放送し
ている番組データの種別を示す番組種別情報を送信する
と共に、該番組種別情報が受信側の端末において設定さ
れている番組種別情報と一致した場合に受信側の端末に
実行させる処理を指示する処理指示情報を送信する送信
手段を有することを特徴とする。
【0025】このような構成とすることで、送信装置に
おいては受信装置の所望の番組に係る処理を適宜変更さ
せることができ、一方、この送信装置が送信した放送を
受信する受信装置においては選択設定した所望の番組に
係る処理を行なわせることができる。
【0026】請求項10記載の発明は、送信されてくる
複数種の番組の番組データを受信すると共に、所望の番
組を選択することにより選択番組に応じた番組データを
表示する受信装置において、所定期間を繰返し間欠受信
する受信手段と、所望の番組データの種別を示す番組種
別情報を設定する設定手段と、上記受信手段により上記
所定期間中において受信された番組種別情報と、上記設
定手段に設定されている番組種別情報とを比較する比較
手段と、この比較手段による比較の結果、一致が判断さ
れた場合、一致した番組種別情報により指示される番組
に係る処理を実行する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0027】このような構成とすることで、受信装置に
おいて、選択設定した所望の番組に係る処理を行なうこ
とができると同時に効率的なバッテリセービングを実現
することができる。
【0028】請求項11記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、上記受信手段は、さらに、予め自
己に割当てられている所定期間を繰返し間欠受信し、上
記受信手段により予め自己に割当てられている所定期間
中において自己の呼出データを受信した場合にその旨を
報知する報知手段を有することを特徴とする。
【0029】このような構成とすることで、上記請求項
10記載の発明の作用に加えて、効率的なバッテリセー
ビングを実現しながら、使用者に受信を確実に知らせる
ことができる。
【0030】請求項12記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、上記受信手段は、予め自己に割当
てられている所定期間を繰返し間欠受信し、上記比較手
段は、上記受信手段により予め自己に割当てられている
所定期間中において受信された番組種別情報と、上記設
定手段に設定されている番組種別情報とを比較し、さら
に、上記受信手段により予め自己に割当てられている所
定期間中において自己の呼出データを受信した場合にそ
の旨を報知する報知手段を有することを特徴とする。
【0031】このような構成とすることで、上記請求項
10記載の発明の作用に加えて、効率的なバッテリセー
ビングを実現しながら、選択呼出しを受けさせることが
できる。
【0032】請求項13記載の発明は、上記請求項10
乃至12いずれか記載の発明において、さらに、受信し
た番組データを記憶する記憶手段を有し、上記制御手段
は、上記比較手段による比較の結果、一致が判断された
場合、一致した番組種別情報により示される番組を自動
選択する第1の制御手段と、この第1の制御手段により
選択された番組の番組データを受信した場合に該番組デ
ータを上記記憶手段に記憶させる第2の制御手段とから
なることを特徴とする。
【0033】このような構成とすることで、上記請求項
10乃至12いずれか記載の発明の作用に加えて、選択
設定した所望する番組の番組情報のみを自動的に受信し
て蓄積することができると同時に、効率的なバッテリセ
ービングを実現することができる。
【0034】請求項14記載の発明は、上記請求項13
記載の発明において、上記制御手段は、さらに、上記第
2の制御手段により番組データを上記記憶手段に記憶さ
せた後、上記受信手段に間欠受信を再開させる第3の制
御手段を有することを特徴とする。
【0035】このような構成とすることで、上記請求項
13記載の発明の作用に加えて、より効率的なバッテリ
セービングを実現することができる。
【0036】請求項15記載の発明は、送信されてくる
複数種の番組の番組データを受信すると共に、所望の番
組を選択することにより選択番組に応じた番組データの
種別を示す番組種別情報及び該番組種別情報に係る処理
を指示する処理指示情報を受信する受信手段と、所望の
番組種別情報を設定する設定手段と、上記受信手段によ
り受信された番組種別情報と、上記設定手段に設定され
ている番組種別情報とを比較する比較手段と、この比較
手段による比較の結果、一致が判断された場合、一致し
た番組種別情報と共に上記受信手段により受信された上
記処理指示情報に応じて一致した番組種別情報により示
される番組に係る処理を実行する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0037】このような構成とすることで、送信装置に
おいて、受信装置の所望の番組に係る処理を適宜変更さ
せることができる。
【0038】請求項16記載の発明は、受信側の端末に
所望の番組の番組データを取得させるためのデータの送
信方法であって、現在送信している番組データの種別を
示す番組種別情報をすべての端末に共通に割当てられて
いる所定期間中に送信することを特徴とする。
【0039】このような方法とすることで、確実にすべ
ての受信側の端末に所望の番組の番組データを取得させ
ることができる。
【0040】請求項17記載の発明は、受信側の端末に
所望の番組の番組データを取得させるためのデータの送
信方法であって、現在送信している番組データの種別を
示す番組種別情報をすべての端末に共通に割当てられて
いる所定期間中に送信すると共に、呼出すべき端末の呼
出データを該呼出すべき端末に割当てられている所定期
間中に送信することを特徴とする。
【0041】このような方法とすることで、確実にすべ
ての受信側の端末に所望の番組の番組データを取得させ
ることができると同時に、効率的なバッテリセービング
を行なわせながら呼出すべき端末に対する選択呼出しを
行なうことができる。
【0042】請求項18記載の発明は、受信側の端末に
所望の番組の番組データを取得させるためのデータの送
信方法であって、呼出すべき端末の呼出データを該呼出
すべき端末に割当てられている所定期間中に送信すると
共に、現在送信している番組データの種別を示す番組種
別情報を各端末に割当てられているすべての所定期間中
において送信することを特徴とする。
【0043】このような方法とすることで、効率的なバ
ッテリセービングを行なわせながら呼出すべき端末に対
する選択呼出しを行なうことができると同時に、該端末
側で選択設定した所望の番組を確実に受信させることが
できる。
【0044】請求項19記載の発明は、受信側の端末に
所望の番組の番組データを取得させるためのデータの送
信方法であって、現在送信している番組データの種別を
示す番組種別情報を送信すると共に、該番組種別情報が
受信側の端末において設定されている番組種別情報と一
致した場合に一致した番組種別情報に係る処理を指示す
るための処理指示情報を送信することを特徴とする。
【0045】このような方法とすることで、該端末側で
選択設定した所望の番組を確実に受信させることができ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下本発明をFM文字多重放送に
おけるページング通信システムに適用した場合の第1の
実施の形態について図面を参照して説明する。
【0047】図1はシステム全体の構成を例示するもの
で、1aは呼出しを行なおうとしているオートダイヤル
機能付FMラジオ受信機(図では「端末」と示す)であ
る。このFMラジオ受信機1aは、選択呼出受信機能を
備えており、そのスピーカ部を電話機2の送話器に当接
して、予め入力した呼出番号とメッセージデータの定型
文番号とによるDTMF音(Dual Tone Mu
lti Frequency:プッシュボタンによるダ
イヤル音)を送信することにより、この呼出番号を含む
送信データが電話回線網3を介してサービスセンタ4に
送られる。
【0048】ここで、呼出者は、サービスセンタ4に電
話をして、呼出番号とメッセージを口頭で言うことによ
り、呼出しを依頼することも可能である。
【0049】サービスセンタ4では、この送信データを
他の送信データと共に契約しているFM放送局5に転送
することで、FM放送局5がこれら呼出しのためのデー
タをFM文字多重放送として番組データと共にFM放送
電波に多重して放送出力する。
【0050】しかるに、このFM放送局5から放送され
たFM放送電波は、当該放送エリア内に存在する上記F
Mラジオ受信機1aと同様構成の各FMラジオ受信機1
b〜1dで受信され、番組データの表示がなされると共
に、自己の呼出番号と一致するものがあれば、呼出しの
報知とメッセージデータの表示とがなされる。
【0051】図2は上記FMラジオ受信機1a(〜1
d)の各回路構成を示すものである。同図において、1
1はアンテナで、このアンテナ11には、受信部12を
接続している。この受信部12は、FMチューナ121
とFM復調器122を有し、アンテナ11で受信したF
M文字多重信号をFMチューナ121で選局同調した
後、FM復調器122で復調するようにしている。な
お、123は受信部12への電源供給をオン/オフする
スイッチである。
【0052】そして、この受信部12のFM復調器12
2に音声情報再生部13を接続している。この音声情報
再生部13は、ステレオ復調部131とアンプ132,
133を有し、FM復調器122で復調された放送音声
情報のステレオ音声信号をステレオ復調部131でL信
号とR信号に分離し、アンプ132,133を介してス
ピーカ135,136よりステレオ音声として出力する
ようにしている。なお、134は音声情報再生部13へ
の電源供給をオン/オフするスイッチである。
【0053】また、受信部12のFM復調器122に多
重情報再生部14を接続している。この多重情報再生部
14は、L−MSK復調器141、誤り訂正複号器14
2、ブロック識別符号検出回路143を有し、L−MS
K復調器141で上述のステレオ音声信号L、Rの変調
度に応じて多重レベルを4〜10%まで変化させるデジ
タル変調によりFM放送電波に多重化されている多重信
号を分離、復調し、この復調された多重信号について誤
り訂正複号器142で誤り訂正処理を行ない、CPU1
5に与えるようにしている。また、ブロック識別符号検
出回路143は、多重信号中の後述するブロック識別符
号(BIC)を検出するもので、この検出結果をCPU
15に与えるようにしている。なお、144は多重情報
再生部14への電源供給をオン/オフするスイッチであ
る。
【0054】CPU15には、マイコン10、報音部1
6、表示部17、キー入力部18、ROM19、EEP
ROM20、受信データメモリ21、定型メッセージメ
モリ22、入力データメモリ23、及び送信バッファ2
4を接続している。
【0055】マイコン10は、選局操作に応じて上記受
信部12のFMチューナ121の受信周波数を切換える
ための制御を行なうようにしている。報音部16は、図
示しない駆動回路を介してこのFMラジオ受信機への呼
出しを報知するものである。表示部17は、多重情報と
して送られてきた文字やキャラクタなどのメッセージを
表示するものである。キー入力部18には各種スイッチ
が備えられており、このうちのいずれかが操作された時
に、対応するキーオン信号をCPU15に送出するもの
である。
【0056】ROM19は、CPU15のために予め用
意された動作制御プログラムと自己の呼出番号(個人I
D)とを記憶するものである。
【0057】EEPROM20は、誤り訂正複号器14
2で誤り訂正処理を行なうためのデータを記憶する一
方、図3に示すような受信データ中に含まれる情報種別
IDに対応した内容を記憶するものである。
【0058】この図3の情報種別ID及びその内容は、
キー入力部18の所定のキー操作により適宜表の形で表
示部17に表示されるもので、そのうちのいずれか所望
する情報種別の番組を選択して受信するために、キー操
作によって入力データメモリ23に登録することができ
るものとする。
【0059】なお、図3に示す情報は、予め受信機の出
荷時に登録しておいてもよいし、放送で送って受信機に
受信させ、登録するようにしてもよい。
【0060】受信データメモリ21は、FM放送局5か
ら送られてきた多重データを記憶するものであり、呼出
しに係るメッセージデータを格納するエリア、最新の番
組データのみを一時的に格納するエリア、後述する入力
データメモリ23に予め選択登録されている情報種別I
Dを受信した場合に、一致した情報種別IDに応じた番
組データを格納する選択多重データ格納エリアからな
る。
【0061】定型メッセージメモリ22は、予め定型的
なメッセージを記憶したものである。入力データメモリ
23は、上述した如く選択した情報種別IDを記憶する
他に、相手先の呼出番号、送信するメッセージデータの
定型文番号等を記憶するものである。
【0062】送信バッファ24は、入力あるいは選択さ
れた呼出番号とメッセージデータの定型文番号とをバッ
ファ記憶し、DTMF信号発生部25へ送出する。DT
MF信号発生部25では、送信バッファ24から送られ
てきた信号に対応したDTMF信号を発生し、アンプ2
6を介してスピーカ27より出力するようにしている。
【0063】しかるに上記CPU15は、ROM19に
記憶された動作制御プログラムにしたがって、上記した
各回路を総括的に制御するようになっている。
【0064】図4は上記FM放送局5に配置される送信
装置の構成を示すものであり、この送信装置は、送信部
31と、多重化処理部32と、FM放送電波に多重する
ための番組情報や呼出情報等の情報を上記多重化処理部
32に送り出す送信処理部33とを具備している。
【0065】送信部31は、音声情報のステレオ変調を
行なうステレオ変調器34と、変調されたステレオ信号
をFM変調するFM変調器35と、変調されたFM信号
を送信アンテナ37よりFM放送電波として送信する送
信器36とを備えている。
【0066】多重化処理部32は、送信処理部33から
与えられる情報を符号化する符号化部38、この符号化
部38で符号化した情報を多重化する多重化部39、符
号化及び多重化された情報に誤り訂正符号を付加する誤
り訂正付加器40、この誤り訂正符号を付加した情報
を、上記ステレオ信号のL,R信号の変調度に対して多
重信号の大きさ(レベル)を4〜10%まで変化させる
デジタル変調によりステレオ信号に多重化させるL−M
SK変調器41を備えている。
【0067】図5は、FM放送局5より送信されるFM
多重放送のフレーム構成を示している。この場合、各フ
レームは、272個のブロックから構成され、各ブロッ
クの先頭には、ブロック識別符号としてブロック同期お
よびフレーム同期を確立する16ビットのBIC(Bl
ock Identification Code:ブ
ロック識別符号)が付加されている。
【0068】また、272個のブロックは、このうちの
190個のブロックがデータを伝送するデータパケット
とし、残りの82個のブロックが列方向のパリティを伝
送するためのパリティパケットとしている。この82個
のブロックのパリティパケットは、実際には全てのデー
タパケットの縦方向のパリティを表わし、バーストエラ
ーに対処するように図5のように分散配置される。
【0069】そして、この実施の形態では、図6に示す
ように選択呼出しサービスのために1フレーム内に16
個のサブフレームを分割設定するものとする。この場
合、フレーム前半としてBIC1のパケットNo3から
No13までに含まれるデータパケットをサブフレーム
0、BIC3のバケットNo14からNo29までに含
まれるデータパケットをサブフレーム2、以下、同様に
してBIC3のバケットNo113からNo128まで
に含まれるデータパケットをサブフレーム7とし、ま
た、パケットNo136のパリティパケット以降をフレ
ーム後半として、BIC2のパケットNo139からN
o149までに含まれるデータパケットをサブフレーム
8、BIC3のパケットNo150からNo165まで
に含まれるデータパケットをサブフレーム9、以下、同
様にしてBIC3のパケットNo249からNo264
までに含まれるデータパケットをサブフレーム15に設
定している。
【0070】そして、これらNo0〜No15までの各
サブフレームは、上述したFMラジオ受信機1a〜1d
のそれぞれに付与される呼出し用IDコード(28ビッ
ト構成)の下位4ビット(下位第4〜第1ビット)のデ
ータに対応している。つまり、この場合、各FMラジオ
受信機1a〜1dは、IDコードの下位4ビットのデー
タに基づいて16にグループ分けされたいずれかのグル
ープに属するようになっていて、実質的に自己の属する
グループに対応するサブフレームを受信できるようにな
っている。
【0071】ここで、No0〜No15までのサブフレ
ームに対するパケットNoおよびID下位4ビットの関
係は、図7に示すようになるものとする。また、各ブロ
ック先頭の16ビットのBICのビットパターンは、図
8に示すようになるものとする。したがって、上記図6
にあるようにBIC1〜4の変化でパケット内容の切替
わりやフレームの終了または新たなフレームの開始の各
タイミングが分かるようになるものである。
【0072】次に、各サブフレームを構成する各データ
パケットは、図9(a)に示すように16ビットのプリ
フィックスと160ビットのデータブロックからなる合
計176ビットであり、続いて14ビットのCRC(C
yclic Redundancy Code)及び8
2ビットのパリティが付加されている。
【0073】そして、このうちの16ビットのプリフィ
ックスは、図9(b)に示すように4ビットのサービス
識別符号、1ビットの復号識別フラグ、1ビットの情報
終了フラグ、2ビットの更新フラグ、4ビットのデータ
グループ番号、及び4ビットのデータパケット番号から
なっている。
【0074】ここで、プリフィックスの先頭に位置する
4ビットのサービス識別符号は、データパケットのデー
タ内容を識別するもので、ここでは「0011」でペー
ジング情報専用であることを、「1000」「010
0」「1100」「0010」「1010」「011
0」で文字、図形、交通情報等の番組データであること
をそれぞれ示している。
【0075】また、続く1ビットの復号識別フラグは、
誤り訂正が横方向のみの復号で即出力する必要がある場
合は「1」、横縦横の符号後に出力する場合は「0」に
なるもので、後述する無線呼出し専用モードでは、当該
FMラジオ受信機をバッテリーセーブのために自己に割
当てられたサブフレームのみを受信する構成にして、誤
り訂正処理を横方向のみ行なうべく「1」になってい
る。1ビットの情報終了フラグは、あるデータグループ
番号で伝送するデータグループが終了する場合は「1」
とし、その他の場合は「0」になっている。2ビットの
更新フラグは、あるデータグループ番号で伝送するデー
タグループが更新された場合は1インクリメントして送
出し、更新されていない場合は前回送出した更新フラグ
と同じフラグを送出する。
【0076】4ビットのデータグループ番号は、データ
グループが送出される際に割当てられるデータグループ
番号を示すものであり、サービス識別符号が「001
1」でページング情報専用である場合は、上述した呼出
し用IDコードの下位4ビットとし、バッテリーセービ
ングのための間欠受信を可能にするためデータグループ
番号ごとに予め送出するフレームのブロック番号を定め
る。
【0077】4ビットのデータパケット番号は、各デー
タグループ番号ごとに伝送するデータパケット番号を示
している。このデータパケット番号は、「0」から順に
割当てられる。
【0078】一方、上記図9(a)に示す160ビット
のデータブロックにより構成されるデータグループは、
ページングデータの場合、図10に示すようにセグメン
ト1(スクランブル情報)、セグメント2(代替周波数
情報)、セグメント3(呼出しデータ)からなってい
る。なお、NULLは、余った部分に挿入するデータで
あり、また、上述したセグメント1〜3の情報は、必ず
しも全て送出するわけでなく、1つあるいは2つの場合
もあり、とりわけセグメント1と2の情報の送出周期は
長い。
【0079】そして、セグメント1(スクランブル情
報)は、図11に示すように、8ビットの上位4ビット
でセグメント識別、下位4ビットによりセグメントデー
タバイト数を設定している。この場合、セグメント識別
符号「0001」で、スクランブル情報であることを表
わしている。また、セグメントデータバイト数は4バイ
ト(0100)固定で、2段から5段目に、それぞれP
PI、スクランブルフラグを設定している。ここでのP
PIはページング事業者識別用のフラグ、スクランブル
フラグは課金のためのスクランブルとしてのものであ
る。
【0080】セグメント2(代替周波数情報)は、図1
2に示すように8ビットの上位4ビットでセグメント識
別、下位4ビットによりセグメントデータバイト数を設
定している。この場合、セグメント識別符号「101
0」で代替周波数情報であることを表わしている。ま
た、セグメントデータバイト数が15以上になった場合
は、本来のセグメントデータバイト数エリアを「111
1」とした上で次のバイト(2段目)にデータバイト数
を表わすデータを挿入してデータバイト数を判別できる
ようにしている。そして、セグメントデータバイト数を
表わすデータの次には、1番目の基準放送局周波数、1
〜N番目までの代替周波数が書込まれている。この場
合、基準放送局周波数は自局を含み、その中継放送所の
周波数を表わし、代替周波数は基準放送局のAFの対象
となる、すなわち同一ページングを行なっている隣接し
た放送局の周波数を表わしている。ここでの代替周波数
は、上記図11で述べたPPIおよび代替周波数の両方
に一致した時に同調するものとしている。
【0081】なお、上述したと同様なセグメント2(代
替周波数情報)は、M個分用意されている。
【0082】セグメント3(呼出しデータ)は、図13
に示すように、8ビットの上位4ビットでセグメント識
別、下位4ビットによりセグメントデータバイト数を設
定している。この場合も、セグメント識別符号「110
1」で呼出しデータ情報であることを表わしている。ま
た、セグメントデータバイト数が15以上になった場合
は、本来のセグメントデータバイト数エリアを「111
1」とした上で次のバイト(2段目)にデータバイト数
を表わすデータを挿入してデータバイト数を判別できる
ようにしている。
【0083】そして、セグメントデータバイト数を示す
データの次には、IDグループ識別符号として、16ビ
ットのフラグデータが設定されている。なお、この図1
3では、セグメントデータバイト数を示すデータが2段
目に挿入されている場合を示しているので、IDグルー
プ識別符号は3段目、4段目に挿入される。この場合、
IDコードの下位b8〜b5ビットのデータを用いてI
D番号を16グループに分け、そのグループが呼出され
ているかどうかを表わすようにしている。例えば、b5
=1の時、IDコードの8ビット目から5ビット目まで
を値として読んだ時、5(0101)となるIDが呼出
されていることを示している。
【0084】なお、後述する情報種別データ群(MID
(2))が含まれている場合、IDグループ識別符号は
b1 〜b8 がすべて1となる。
【0085】そして、5段目以降に個別呼出しデータ群
が書込まれている。この場合、MID(0)は、それ以
下で呼出されるIDにメッセージが含まれないことを示
すもので、呼出し件数(N)と、1件目からN件目まで
の各個別呼出しデータとしての呼出しIDの上位24ビ
ット(第28〜第5ビット)が書込まれ、次に、MID
(1)は、それ以下で呼び出されるIDにメッセージを
含むことを示すもので、呼出し件数(M)と、1件目か
らM件目までの各個別呼出しデータとしての呼出しID
が書き込まれている。
【0086】そして、これら個別呼出しデータ群に続け
て、メッセージデータ群が書込まれている。この場合、
各件のメッセージデータの先頭には、文字種類とメッセ
ージデータ長を表すデータが付加され、このようなメッ
セージデータがM件分書込まれている。この場合、文字
種類は、2ビットからなり、「00」は定型メッセージ
指定、「01」は数字(4ビット)、「10」は英数カ
ナ(1バイト)、「11」は付加情報の文字符号化を表
している。
【0087】また、図14は上記図13の5段目、MI
D(0)以降の呼出しデータに代えて、あるいはIDグ
ループ識別の直下のMID(0)以降の呼出しデータの
前位置に挿入される、識別符号MID(2)に係るデー
タ構成を例示するもので、挿入されていない場合もあ
り、その場合には上記図13に示した構成のみとなる。
【0088】ここでMID(2)は、それ以下に現在放
送中の番組の種類を示す情報種別データが書込まれてい
ることを示すもので、その情報種別データの件数(N)
と、1件目からN件目までの各情報種別データについて
の、情報種別ID、その情報種別に含まれる複数の選択
制御データの件数(M1 〜MN )、選択制御データの各
件における受信機の動作モード制御データと行き先のペ
ージ番号(送る必要がある時に限る)及び行き先の番組
番号が書込まれているものとする。
【0089】上記選択制御データの各件の先頭に付され
る受信機の動作モードは、2ビットからなり、図15に
示すように「0(00)」は受信に際して受信データメ
モリ21内の選択多重データ格納エリアへの格納のみを
行なうモード、「1(01)」は上記蓄積を行なうと同
時に上記報音部16により受信をこのFMラジオ受信機
1の使用者に報知して呼出しを行なうモード、「2(1
0)」は上記呼出しを行なうと同時に上記受信データメ
モリ21内の一時多重データ格納エリアへ一時的に格納
して表示部17で表示させるモード、「3(11)」は
上記呼出しのみを行なうモードである。
【0090】なお、この受信機動作モード制御データ
は、放送局側が適宜選択できるものであり、例えば番組
種別に応じて変更し、あるいはいずれかの制御データ1
つに固定するようなことが考えられる。
【0091】図16は、上記図9(a)に示す160ビ
ットのデータブロックにより構成されるデータグループ
が番組データの場合の構成を示すものであり、このデー
タグループは、ヘッディング開始符号、データグループ
ヘッダ、番組管理データ、ページデータ、データグルー
プ終了符号からなっている。ヘッディング開始符号及び
データグループ終了符号はそれぞれ8ビット構成であ
り、NULLは余った部分に挿入するデータである。
【0092】上記番組管理データは、番組管理データの
データヘッダである番組データヘッダとデータユニット
群とから構成される。
【0093】図17(A)は番組データヘッダの構成を
示すもので、情報分離符号(RS)8ビットとデータヘ
ッダパラメータ8ビットの計2バイトのデータヘッダ識
別と、番組番号8ビット、番組単位の更新を示す番組内
容更新フラグ2ビット、番組を構成するページ総数6ビ
ット、番組に含まれる符号の種類及び提示の機能を表わ
す提示機能データ8ビット、番組内容の情報種別を識別
するための情報種別データ4ビット、及び表示モードの
指定を行なうための表示フォーマットデータ4ビットの
計4バイトのデータヘッドデータとの総計6バイトで構
成されるものとする。
【0094】図17(B)はデータユニット群を構成す
る個々のデータユニットの構成を示すもので、データユ
ニット分離符号(US)8ビット、及びデータユニット
パラメータ8ビットの計2バイトからなるデータユニッ
ト識別に加えて、データユニットの連結を示すデータユ
ニットリンクフラグ(DUL)1ビット、データユニッ
トデータのバイト長を示すデータユニットサイズ15ビ
ット、及びデータユニットデータ最大32,767バイ
トから構成される。
【0095】また、ページデータは、ページデータのデ
ータヘッダであるページデータヘッダとデータユニット
群とから構成される。
【0096】図18(A)はページデータヘッダの構成
を示すもので、情報分離符号(RS)8ビットとデータ
ヘッダパラメータ8ビットの計2バイトのデータヘッダ
識別と、番組番号8ビット、ページ毎の内容の更新を示
すページ内容更新フラグ2ビット、番組のページ番号6
ビット、ページに含まれる符号の種類を表わす提示機能
データ8ビット、ページ内容の情報種別を識別するため
の情報種別データ4ビット、表示モードの指定を行なう
ための表示フォーマットデータ4ビット、ヘッダ文表示
領域ラスタ色をカラーマップの下位アドレスで示すヘッ
ダラスタ色データ4ビット、及び本文表示領域ラスタ色
をカラーマップの下位アドレスで示すラスタ色データ4
ビットの計5バイトのデータヘッドデータとの総計7バ
イトで構成されるものとする。
【0097】図18(B)はデータユニット群を構成す
る個々のデータユニットの構成を示すもので、その構成
は上記図17(B)で示したものと同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0098】次に、以上のように構成した実施の形態の
動作を説明する。
【0099】まず、FMラジオ受信機1a〜1dにより
通常のFM放送を受信する場合は、キー入力部18から
のキー操作に対応したCPU15の指示により、受信部
12と音声情報再生部13の電源をオンにする(制御線
(B))。
【0100】この状態で、アンテナ11よりFM放送を
受信すると、FMチューナ121で選局同調した後、F
M復調器122で復調され、このFM復調器122で復
調された放送音声情報のステレオ音声信号がステレオ復
調部131でL信号とR信号に分離され、アンプ13
2,133を介してスピーカ135,136よりステレ
オ音声として出力される。
【0101】次に、FMラジオ受信機1b〜1dにより
通常のFM放送およびFM文字多重放送を受信する場合
は、キー入力部18からのキー操作に対応したCPU1
5の指示により、受信部12、音声情報再生部13、及
び多重情報再生部14の全ての電源をオンにする(制御
線(A))。
【0102】この場合、上述した放送音声情報の受信を
行なう一方、L−MSK復調器141で多重信号が分
離、復調され、この復調された多重信号を誤り誤り訂正
複号器142で誤り訂正処理をした後にCPU15の指
示より表示部17に文字情報として表示するようにな
る。
【0103】なお、FM文字多重放送のみを受信する場
合は、受信部12と多重情報再生部14の電源をオンに
する(制御線(C))。ここで、間欠受信モードが指定
された場合は、制御線(C)を使ってバッテリセービン
グ信号をCPU15が送出する。
【0104】また、このとき、使用者が予め蓄積してお
きたい情報の種類(情報種別ID)をFMラジオ受信機
1に登録しておく場合には、キー入力部18のキー操作
により上記図3で示したような各情報種類IDとその内
容とを表わす表を表示部17に表示させた上で、所望す
る情報種類IDを指定することにより、当該情報種類I
Dが入力データメモリ23に格納されるものである。
【0105】次に間欠受信モードが指定された場合は、
図19及び図20に示すフローチャートが実行される。
【0106】この場合、FMラジオ受信機1は、上記図
9(b)のデータグループ番号に対応するIDコードの
下位4ビットのデータに基づいて16にグループ分けさ
れたいずれかのグループに属するようにして、実質的に
自己の属するグループに対応するサブフレームを間欠受
信できるようになっている。
【0107】これにより、自己のサブフレームの受信開
始タイミングを待機し(ステップA1)、自己のサブフ
レームの受信開始タイミングとなったと判断した時点
で、次にCPU15の指示により受信部12の電源をオ
ンにする(ステップA2)。
【0108】その後、自己のサブフレームの受信終了タ
イミングとなっていないことを確認した後(ステップA
3)、該当サブフレームを構成するデータパケットにつ
いて、上記図8(b)に示したプリフィックスの4ビッ
トのサービス識別符号を参照し、ページング情報専用の
サービス識別符号の検出を判断する(ステップA5)と
いう動作を繰返し実行する。
【0109】そして、上記ステップA3で自己のサブフ
レームの受信終了タイミングであると判断した時点で、
CPU15の指示により受信部12の電源をオフにし
(ステップA4)、再び上記ステップA1に進んで、次
の自己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを
待機する。
【0110】つまり、この場合、図21(a)に示す1
フレームの自己のサブフレーム、例えばサブフレーム7
の受信開始タイミングで同図(b)に示すように電源を
立上げるが、該当サブフレーム中でページング情報専用
のサービス識別符号が検出されない場合は、自己のサブ
フレームの受信終了タイミングで電源オフとなるもので
ある。
【0111】但し、放送局がページング情報を必ず各サ
ブフレームの先頭部分に挿入して送信するようにすれ
ば、受信機は先頭部分にページング情報がないと判断し
た時点で電源オフすることが可能となる。
【0112】一方、上記ステップA5で該当サブフレー
ム中にページング情報専用のサービス識別符号を検出し
たと判断した場合には、直ちにこの該当サブフレームを
構成するデータパケットの上記図10で示したページン
グデータを参照し、図13に示した呼出しデータ情報の
IDグループ識別符号中に自己のフラグと一致するもの
があるか否かを判断する(ステップA6)。
【0113】ここで一致するものがないと判断した場合
には、直ちにCPU15の指示により受信部12の電源
をオフにし(ステップA7)、再び上記ステップA1に
進んで、次の自己のサブフレームの受信開始タイミング
となるのを待機する。
【0114】つまり、IDグループ識別符号中に自己の
フラグと一致するものがない場合には、直ちに電源オフ
となる。
【0115】一方、上記ステップA6で検出したIDグ
ループ識別符号が自己のIDグループ識別符号と一致す
ると判断した場合には、続いて情報種別データ群が設定
されていることを表わす2ビットの識別符号MID
(2)が設定されているか否か判断する(ステップA
8)。
【0116】ここで、識別符号MID(2)が設定され
ていないと判断した場合、識別符号には通常の個別呼出
しを表わすMID(0)が設定されていることとなるの
で、続いて上記図13に示した呼出しデータ情報中の1
〜N件目までのメッセージを含まない呼出しID及び1
〜M件目までのメッセージを含む呼出しIDの中から自
己宛てのIDをサーチする(ステップA14)。
【0117】そして、このサーチの結果、自己の呼出し
IDを検出したか否かを判断し(ステップA15)、自
己の呼出しIDを検出しなかったと判断した場合には、
直ちにCPU15の指示により受信部12の電源をオフ
にする(ステップA23)。その後、入力データメモリ
23に登録した情報種別IDに対応する選択制御データ
がCPU15の内部レジスタに格納されているか否か判
断し(ステップA24)、格納されていなければ再び上
記ステップA1に進んで、次の自己のサブフレームの受
信開始タイミングとなるのを待機する。
【0118】この場合、図21(c)に示すサブフレー
ム7の送信フォーマットの呼出しID群のサーチにおい
て、自己の呼出しIDが検出できない場合には、同図
(d)に示すように直ちに電源オフとなる。
【0119】一方、上記ステップA15で自己の呼出し
IDを検出したと判断した場合には、その呼出しIDが
メッセージありの呼出しIDであるか否かを判断し(ス
テップA16)、ここでメッセージなしの呼出しIDで
あると判断されると受信部12の電源をオフした後(ス
テップA21)、CPU15が報音部16を鳴音駆動
し、自己のFMラジオ受信機1に呼出しが有ったことを
報知した上で(ステップA22)、上記ステップA24
に進んで、登録した情報種別IDに対応する選択制御デ
ータがCPU15の内部レジスタに格納されているか否
か判断し、格納されていなければ再び上記ステップA1
に進んで、次の自己のサブフレームの受信開始タイミン
グとなるのを待機する。
【0120】また、ステップA16でメッセージありの
呼出しIDであると判断された場合は、ステップA17
で図13に示す呼出しデータ情報中から自己宛てのメッ
セージをサーチする。そして、ステップA18で、CP
U15の指示により受信データメモリ21に自己宛ての
メッセージを格納した後、ステップA19でCPU15
の指示により受信部12の電源をオフし、さらにステッ
プA20で、報音部16を鳴音駆動し、自己のFMラジ
オ受信機1に呼出しがあったことを報知すると共に、表
示部17にメッセージを表示する。
【0121】その後、上記ステップA24に進んでCP
U15の内部レジスタに、登録した情報種別IDに対応
する選択制御データが格納されているか否か判断し、格
納されていなければ再び上記ステップA1に進んで、次
の自己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを
待機する。
【0122】また、上記ステップA8で送信フォーマッ
トにおいて情報種別データ群が設定されていることを表
わす2ビットの識別符号MID(2)が設定されている
と判断した場合には、上記図14に示したようにこの識
別符号MID(2)に続く情報種別件数から、現在何種
類の情報が送られているかを判断する(ステップA
9)。これは、後に情報種別データ群の終了を判断する
ためのものである。
【0123】この情報種別件数の判断後、受信に先立っ
て入力データメモリ23に登録した情報種別IDと受信
した情報種別IDのデータ群の中の1つとを比較して、
両者が一致するか否か判断する(ステップA10)。
【0124】一致する情報種別IDがあった場合には、
その一致した情報種別IDに対応した選択制御データを
CPU15の内部レジスタにすべて格納した後に(ステ
ップA11)、登録した情報種別IDと受信したすべて
の情報種別IDとの比較を終了したか否か判断し(ステ
ップA12)、終了していなければ、残る受信した情報
種別IDとの比較を行なうべく、再び上記ステップA1
0からの処理を繰返す。
【0125】また、上記ステップA10で登録した情報
種別IDと受信した情報種別IDのデータ群の1つが一
致していないと判断した場合には、上記ステップA11
の選択制御データのCPU15への格納は行なわずに、
ステップA12に至る。
【0126】そして、ステップA12で登録した情報種
別IDと受信したすべての情報種別IDとの比較を終了
したと判断すると、次に上記図21(c)の送信フォー
マットで示したように情報種別IDのデータ群に続いて
呼出しIDのデータ群があるか否かを、MID(0)の
設定の有無により判断する(ステップA13)。
【0127】ここでMID(0)が設定されていると判
断した場合には、その呼出しに対する処理を行なうべ
く、上述した上記ステップA14からの通常の呼出しに
対応した処理を行なう。
【0128】また、上記ステップA13でMID(0)
が設定されていないと判断した場合には、次に上記ステ
ップA24と同様にその時点でCPU15の内部レジス
タに、登録した情報種別IDに対応する選択制御データ
が格納されているか否か判断する(ステップA25)。
【0129】ここで、選択制御データが格納されていな
いと判断した場合には、直ちにCPU15の指示により
受信部12の電源をオフにし(ステップA26)、再び
上記ステップA1に進んで、次の自己のサブフレームの
受信開始タイミングとなるのを待機する。
【0130】送信フォーマットにおいてMID(2)が
含まれており、情報種別IDのデータ群を受信したもの
の、登録されている情報種別IDと一致するものがな
く、さらに上記ステップA13でMID(0)が含まれ
ていないと判断した場合には、ステップA25でCPU
15の内部レジスタに選択制御データがないことを確認
した上で、直ちに電源オフとなるものである。
【0131】また、上記ステップA25で選択制御デー
タが格納されていると判断した場合には、次いで一時的
にこの間欠受信モードを解除した後(ステップA2
7)、通常の受信モードに移行し、その格納されている
選択制御データに応じた該当する行き先番組番号の番組
に係る処理を実行する(ステップA28)。
【0132】例えば、CPU15の内部レジスタに格納
されている選択制御データ中の受信動作モードの情報内
容が「0」の場合は、選択制御データ中の行き先番組番
号と一致する番組番号に応じた番組が受信されるまで受
信待機し、その番組の受信を検出すると選択制御データ
中の行き先ページ番号に応じた番組データ中のページデ
ータを受信データメモリ21内の選択多重データ格納エ
リアに格納する。
【0133】なお、選択制御データ中に行き先ページ番
号がない場合は、行き先番組番号に応じた番組の番組デ
ータすべてを格納する。
【0134】また、CPU15の内部レジスタに格納さ
れている選択制御データ中の受信動作モードの情報内容
が「1」の場合は、同「0」の場合の処理に加えて呼出
報知を行なう。
【0135】この場合、使用者は所望する情報種別の番
組を受信したことを直ちに知ることができるので、所定
のキー操作により選択多重データ格納エリアに格納され
ている番組データを読出すことにより遅滞なく所望の番
組を見ることができる。
【0136】また、CPU15の内部レジスタに格納さ
れている選択制御データ中の受信動作モードの情報内容
が「2」の場合は、呼出報知を行なうと共に、選択制御
データ中の行き先番組番号と一致する番組番号に応じた
番組が受信されるまで受信待機し、その番組の受信を検
出すると選択制御データ中の行き先ページ番号に応じた
番組データ中のページデータを一時的に受信データメモ
リ21内の一時多重データ格納エリアに格納し、この格
納した番組データを表示部17に表示する。
【0137】この場合、使用者は所望する情報種別の番
組を受信したことを直ちに知ることができると共に、キ
ー操作を行なうことなく表示部17に表示されている所
望の番組を見ることができる。
【0138】また、受信データメモリ21の一時多重デ
ータ格納エリアに最新の番組データのみ更新格納してい
くのでメモリ容量を必要とせず、古くなると価値がなく
なってしまうような番組の場合にも有効である。
【0139】また、CPU15の内部レジスタに格納さ
れている選択制御データ中の受信動作モードの情報内容
が「3」の場合は、呼出報知のみを行なう。
【0140】この場合、使用者は所望する情報種別の番
組を受信したことを知った後、通常、番組データを見る
場合と同様に、メニューを表示させ、メニューの中から
所望の番組を選択して表示させるので、受信機の処理の
負担が軽くなる。
【0141】なお、呼出報知のみであるので、この場合
は間欠受信モードを解除しなくてもよい。
【0142】そして、ステップA28の処理実行を終え
た後に、CPU15の内部レジスタに格納されている処
理済みの選択制御データを消去し(ステップA29)、
再び間欠受信モードをセットした後に(ステップA3
0)、再び上記ステップA1に進んで、次の自己のサブ
フレームの受信開始タイミングとなるのを待機する。
【0143】また、本実施の形態においては、予め所望
の情報種別IDを選択登録しておき、一致する情報種別
IDを受信した場合に、その情報種別IDに付加されて
いる選択制御データ中の番組番号の番組に係る処理を実
行するようにしたが、予め所望の番組の番組番号を選択
登録しておき、一致する番組番号を受信した場合に、そ
の番組番号の番組に係る処理を実行するようにしてもよ
い。
【0144】但し、本実施の形態のように情報種別ID
を用いた場合、例えば番組番号に応じた番組内容の種別
が必ずしも固定でないときに、種別が変更される度に入
力データメモリ23のデータを再登録する必要がないと
いう利点がある。
【0145】(第2の実施の形態)上記第1実施の形態
においては、自己に割当てられているサブフレーム中に
おいて呼出データ及び情報種別データを受信する構成と
したが、送信側において呼出しデータは呼出すべき受信
機に割当てられているサブフレーム中に送信し、情報種
別データはすべての受信機に共通に割当てられているサ
ブフレーム中に送信するようにし(例えば、パケットN
o.265〜同No.271までに含まれるデータパケ
ットを共通のサブフレーム16とする)、受信側におい
て自己に割当てられているサブフレーム及び共通のサブ
フレームを間欠受信するようにしてもよい。
【0146】以下、FM文字多重放送におけるページン
グ通信システムでこのようにした場合を本発明の第2の
実施の形態として図面を参照して説明する。
【0147】なお、システム全体の構成については上記
図1に、FMラジオ受信機1a(〜1d)の各回路構成
については上記図2に、FM放送局5に配置される送信
装置の構成については上記図4に、FM放送局5より送
信されるFM多重放送のフレーム構成については上記図
5に、選択呼出しサービスのために1フレーム内に16
個のサブフレームを分割設定することについては上記図
6に、サブフレームに対するパケットNoおよびID下
位4ビットの関係は上記図7に、各ブロック先頭の16
ビットのBICのビットパターンについては上記図8
に、各サブフレームを構成する各データパケット及びそ
のうちのプリフィックスについては上記図9に、データ
ブロックにより構成されるデータグループついては図1
0に、セグメント1(スクランブル情報)のデータ構成
は上記図11に、セグメント2(代替周波数情報)のデ
ータ構成は上記図12に、セグメント3(呼出しデー
タ)のデータ構成は上記図13に、データブロックによ
り構成されるデータグループが番組データの場合の構成
については上記図16に、番組データヘッダの構成及び
データユニット群を構成する個々のデータユニットの構
成については上記図17に、そして、ページデータヘッ
ダの構成及びデータユニット群を構成する個々のデータ
ユニットの構成については上記図18にそれぞれ示した
ものと同様であるものとして、その図示及び説明は省略
するものとする。
【0148】しかるに、上記EEPROM20には、誤
り訂正復号器142で誤り訂正を追うためのデータの他
に、情報種別IDとして上記図3に代えて図22(a)
に示すような番組カテゴリー番号に対応した番組カテゴ
リー名が固定記憶されており、個々の番組カテゴリーに
対応するものとして、さらに番組インデックス番号に対
応する番組インデックス名が固定記憶されているものと
する。
【0149】上記図22(a)で示した番組カテゴリー
名及びそれに対応した番組インデックス名は、使用者が
要望に応じてキー入力部18を操作することで選択設定
することが可能であり、そのような選択設定を行なった
場合には、設定した内容が入力データメモリ23に記憶
されるものである。
【0150】図22(b)はこうして入力データメモリ
23に記憶された番組カテゴリー番号とそれに対応した
番組インデックス番号とを例示するもので、ここでは番
組カテゴリー番号として「03」「05」「06」‥‥
が、また番組カテゴリー番号「03」に対応する番組イ
ンデックス番号として「01」「07」「08」‥‥が
選択設定されている状態を示す。
【0151】また、上記図13で示したセグメント3
(呼出しデータ)のデータ構成中、その5段目、MID
(0)以降の呼出しデータに代えて、あるいはIDグル
ープ識別の直下のMID(0)以降の呼出しデータの前
位置に挿入される、識別符号MID(2)に係るデータ
構成として、上記図14及び図15に代えて図23に示
すような共通のサブフレーム16中に挿入される情報種
別データが用いられるものとする。
【0152】すなわち図23に示すように情報種別デー
タは、セグメント識別、セグメント長、文字種、メッセ
ージデータ長、共通情報種別コード、番組カテゴリー番
号、番組インデックス番号、番組番号、及び更新フラグ
/ページ番号から構成される。
【0153】セグメント識別は、4ビット構成でセグメ
ントデータの内容を規定するもので、共通情報「9」を
用いるものとする。セグメント長は、4ビット構成でセ
グメントデータの長さを規定するもので、必要によりさ
らに1バイトの拡張セグメント長を付加することができ
る。
【0154】文字種は、2ビット構成でセグメントデー
タの形式を規定するもので、ここでは「3(11)」を
用いる。メッセージデータ長は、6ビット構成で以下で
示す情報種別コードで表わされるデータのバイト数を示
す。
【0155】共通情報種別コードは、1バイト構成で将
来的に共通情報を他の情報でも活用可能なように、共通
情報の種類を示すもので、情報種別データは「0」であ
るものとする。
【0156】番組カテゴリー番号、番組インデックス番
号、番組番号、及び更新フラグ/ページ番号は各1バイ
ト、計4バイトで一組の情報種別データを構成するもの
である。
【0157】番組カテゴリー番号は、番組のカテゴリー
を示し、上記図22(a)で示した内容に対応する。番
組インデックス番号は、各カテゴリーに対応するインデ
ックスを示し、同じく上記図22(a)で示した内容に
対応する。
【0158】番組番号は、上記番組カテゴリー番号及び
番組インデックス番号で示される種類の情報を放送して
いる番組の番組番号を示す。更新フラグ/ページ番号
は、後述する逐次受信を追う場合には必ずページ番号を
指定し、且つページ番号がその最大値「63」である場
合には不定であるものとし、その内容はプリフィックス
のものと同じものを付加する。
【0159】また、上記図16で示した上記番組管理デ
ータは、上記図17及び図18で示した如く番組管理デ
ータのデータヘッダである番組データヘッダとデータユ
ニット群とから構成されるもので、そのうちデータユニ
ットデータの部分に図24に示すようなフォーマットの
情報が付された番組データが送信されるものである。
【0160】すなわち図24に示す如く番組データは、
固定データ「2(0010)」の種別コード4ビットと
種別データサイズ4ビットの計1バイト、カテゴリー・
インデックス更新フラグ1バイト、番組カテゴリー番号
1バイト、番組インデックス番号1バイト、固定データ
「0(0000)」4ビットとセンター受付けサービス
種別4ビットの計1バイト、センター受付けボックス番
号上位1バイト及び同下位1バイトの計2バイト、1バ
イトの送信フォーム種別データ、及び各1ビットの検索
インデックス2バイトから構成された情報が付され、こ
の検索インデックスに続いて実際の番組データが送信さ
れる。
【0161】上記種別データサイズは、この当該バイト
以下にあるデータのデータ長を示す。カテゴリー・イン
デックス更新フラグは、同じカテゴリーで且つインデッ
クス番号のものが更新されたかどうかを示すもので、更
新フラグは「00h」〜「ffh」の値をとり得る。
【0162】番組カテゴリー番号は、上記図22(a)
で示した番組のカテゴリーを示し、特殊カテゴリー番号
として「00」が番組表、「01」が放送定型文番組、
「02」が記録受信メニューを表わす。なお、同じ時間
帯に放送する場合には、それぞれ異なる番組番号で放送
するものとする。
【0163】センター受付けサービス種別は、電話回線
でセンターにアクセスする時に受付けに必要なサービス
種別番号を示し、「1010」が伝言板、「1011」
が番組リクエストである。
【0164】センター受付けボックス番号は、電話回線
でセンターにアクセスし、この番組に対する返信を追う
時にセンターコンピュータ内のどのボックスに入れるか
を指示する番号であり、2バイトで「0」〜「409
6」の内容をとり得る。
【0165】送信フォーム種別データは、返信フォーム
の種類を示し、下位7ビットで「0」〜「127」の内
容をとり得るもので、最上位ビットが「1」のときには
各FMラジオ受信機がデータ送信を終了した際に暗証番
号の入力モードとなることを示し、最上位ビットが
「0」のときには暗証番号の入力がないことを示す。
【0166】検索インデックスは、各項目b1〜b16
(例えば地名、値段)に対する検索の可不可を示し、
「1」が検索可、「0」が検索不可を示す。
【0167】次に、以上のように構成した実施の形態の
動作を説明する。
【0168】まず、FMラジオ受信機1a〜1dにより
通常のFM放送を受信する場合は、キー入力部18から
のキー操作に対応したCPU15の指示により、受信部
12と音声情報再生部13の電源をオンにする(制御線
(B))。
【0169】この状態で、アンテナ11よりFM放送を
受信すると、FMチューナ121で選局同調した後、F
M復調器122で復調され、このFM復調器122で復
調された放送音声情報のステレオ音声信号がステレオ復
調部131でL信号とR信号に分離され、アンプ13
2,133を介してスピーカ135,136よりステレ
オ音声として出力される。
【0170】次に、FMラジオ受信機1b〜1dにより
通常のFM放送およびFM文字多重放送を受信する場合
は、キー入力部18からのキー操作に対応したCPU1
5の指示により、受信部12、音声情報再生部13、及
び多重情報再生部14の全ての電源をオンにする(制御
線(A))。
【0171】この場合、上述した放送音声情報の受信を
行なう一方、L−MSK復調器141で多重信号が分
離、復調され、この復調された多重信号を誤り誤り訂正
複号器142で誤り訂正処理をした後にCPU15の指
示より表示部17に文字情報として表示するようにな
る。
【0172】なお、FM文字多重放送のみを受信する場
合は、受信部12と多重情報再生部14の電源をオンに
する(制御線(C))。ここで、間欠受信モードが指定
された場合は、制御線(C)を使ってバッテリセービン
グ信号をCPU15が送出する。
【0173】また、このとき、使用者が予め蓄積してお
きたい情報の種類(情報種別ID)をFMラジオ受信機
1に登録しておく場合には、キー入力部18のキー操作
により上記図22(a)で示したような各情報種類I
D、すなわち番組カテゴリーと番組インデックスを表わ
す表を表示部17に表示させた上で、所望する各番号を
指定することにより、当該番組カテゴリー番号及び番組
インデックス番号が情報種類IDとして上記図22
(b)で示した如く入力データメモリ23に格納される
ものである。
【0174】次に間欠受信モードが指定された場合は、
図25乃至図28に示すフローチャートが実行される。
【0175】この場合、FMラジオ受信機1は、上記図
9(b)のデータグループ番号に対応するIDコードの
下位4ビットのデータに基づいて16にグループ分けさ
れたいずれかのグループに属するようにして、実質的に
自己の属するグループに対応するサブフレームと共通フ
レームとを間欠受信できるようになっている。
【0176】これにより、まず自己のサブフレームの受
信開始タイミングを待機し(ステップB1)、自己のサ
ブフレームの受信開始タイミングとなったと判断した時
点で、次にCPU15の指示により受信部12の電源を
オンにする(ステップB9)。
【0177】その後、自己のサブフレームの受信終了タ
イミングとなっていないことを確認した後(ステップB
10)、該当サブフレームを構成するデータパケットに
ついて、上記図8(b)に示したプリフィックスの4ビ
ットのサービス識別符号を参照し、ページング情報専用
のサービス識別符号の検出を判断する(ステップB1
2)という動作を繰返し実行する。
【0178】そして、上記ステップB10で自己のサブ
フレームの受信終了タイミングであると判断した時点
で、CPU15の指示により受信部12の電源をオフに
し(ステップB11)、再び上記ステップB1に進ん
で、次の自己のサブフレームの受信開始タイミングとな
るのを待機する。
【0179】つまり、この場合、図29(a)に示す1
フレームの自己のサブフレーム、例えばサブフレーム7
の受信開始タイミングで同図(b)に示すように電源を
立上げるが、該当サブフレーム中でページング情報専用
(間欠受信用)のサービス識別符号が検出されない場合
は、自己のサブフレームの受信終了タイミングで電源オ
フとなるものである。
【0180】但し、放送局がページング情報を必ず各サ
ブフレームの先頭部分に挿入して送信するようにすれ
ば、受信機は先頭部分にページング情報がないと判断し
た時点で電源オフすることが可能となる。
【0181】一方、上記ステップB12で該当サブフレ
ーム中にページング情報専用のサービス識別符号を検出
したと判断した場合には、直ちにこの該当サブフレーム
を構成するデータパケットの上記図10で示したページ
ングデータを参照し、図13に示した呼出しデータ情報
のIDグループ識別符号中に自己のフラグと一致するも
のがあるか否かを判断する(ステップB13)。
【0182】ここで一致するものがないと判断した場合
には、直ちにCPU15の指示により受信部12の電源
をオフにし(ステップB14)、再び上記ステップB1
に進んで、次の自己のサブフレームの受信開始タイミン
グとなるのを待機する。
【0183】つまり、IDグループ識別符号中に自己の
フラグと一致するものがない場合には、直ちに電源オフ
となる。
【0184】一方、上記ステップB13で検出したID
グループ識別符号が自己のIDグループ識別符号と一致
すると判断した場合には、続いて上記図13に示した呼
出しデータ情報中の1〜N件目までのメッセージを含ま
ない呼出しID及び1〜M件目までのメッセージを含む
呼出しIDの中から自己宛てのIDをサーチする(ステ
ップB15)。
【0185】そして、このサーチの結果、自己の呼出し
IDを検出したか否かを判断し(ステップB16)、自
己の呼出しIDを検出しなかったと判断した場合には、
直ちにCPU15の指示により受信部12の電源をオフ
にし(ステップB17)、再び上記ステップB1に進ん
で、次の自己のサブフレームの受信開始タイミングとな
るのを待機する。
【0186】また、上記ステップB16で自己の呼出し
IDを検出したと判断した場合には、その呼出しIDが
メッセージありの呼出しIDであるか否かを判断し(ス
テップB18)、ここでメッセージなしの呼出しIDで
あると判断されると受信部12の電源をオフした後(ス
テップB19)、CPU15が報音部16を鳴音駆動
し、自己のFMラジオ受信機1に呼出しが有ったことの
報知を開始した上で(ステップB20)、再び上記ステ
ップB1に進んで、次の自己のサブフレームの受信開始
タイミングとなるのを待機する。
【0187】また、ステップB18でメッセージありの
呼出しIDであると判断された場合は、図13に示す呼
出しデータ情報中から自己宛てのメッセージをサーチす
る(ステップB21)。そして、CPU15の指示によ
り受信データメモリ21に自己宛てのメッセージを格納
した後(ステップB22)、受信部12の電源をオフし
(ステップB23)、さらに報音部16の鳴音駆動によ
る自己のFMラジオ受信機1に呼出しがあったことの報
知と、表示部17でのメッセージの表示とを開始し(ス
テップB24)、再び上記ステップB1に進んで、次の
自己のサブフレームの受信開始タイミングとなるのを待
機する。
【0188】上記ステップB9〜B24は、上記ステッ
プB1で自己のサブフレームの受信開始タイミングとな
ったと判断した場合に行なう処理であり、上記ステップ
B1で自己のサブフレームの受信開始タイミングではな
いと判断した場合には、次いで入力データメモリ23に
上記図22(b)で示した如く情報種別IDとして番組
カテゴリー番号及びインデックス番号が選択設定されて
いるか否か判断する(ステップB2)。
【0189】番組カテゴリー番号及びインデックス番号
が入力データメモリ23に選択設定されていると判断し
た場合、次いで共通のサブフレームの受信開始タイミン
グを待機し(ステップB3)、共通のサブフレームの受
信開始タイミングとなったと判断した時点で、次にCP
U15の指示により受信部12の電源をオンにする(ス
テップB4)。
【0190】その後、共通のサブフレームの受信終了タ
イミングとなっていないことを確認した後(ステップB
5)、該当サブフレームを構成するデータパケットにつ
いて、上記図9(b)に示したプリフィックスの4ビッ
トのサービス識別符号を参照し、間欠受信用のサービス
識別符号の検出を判断する(ステップB6)。
【0191】ここで間欠受信用のサービス識別符号が検
出されない場合には上記ステップB5に戻るが、検出さ
れた場合には、さらに上記図23に示したようにデータ
ブロックの先頭にセグメント識別として「9」が設定さ
れているか否か判断する(ステップB7)。
【0192】セグメント識別「9」が設定されていない
場合には上記ステップB5に戻るが、設定されている場
合には、同じく上記図23で示したように、さらに共通
情報種別コード「0」が設定されているか否か判断する
(ステップB8)。
【0193】ここで、共通情報種別コード「0」が設定
されていない場合には上記ステップB5に戻る。そし
て、上記ステップB5で共通のサブフレームの受信終了
タイミングであると判断した時点で、CPU15の指示
により受信部12の電源をオフにし、再び上記ステップ
B1に進んで、次の自己のサブフレームの受信開始タイ
ミングとなるのを待機する。
【0194】つまり、この場合、図29(a)に示す1
フレームの共通のサブフレーム、例えばサブフレーム1
6の受信開始タイミングで同図(b)に示すように電源
を立上げるが、該当サブフレーム中で共通情報用のサー
ビス識別符号が検出されない場合は、共通のサブフレー
ムの受信終了タイミングで電源オフとなるものである。
【0195】一方、上記ステップB8で共通情報種別コ
ード「0」が設定されていると判断した場合には、まず
番組カテゴリー番号を表わす変数nに初期値「1」を選
択した上で(ステップB25)、共通のサブフレームの
情報種別データで受信したn番目の番組カテゴリー番号
を上記入力データメモリ23に設定されている番組カテ
ゴリー番号と比較し(ステップB26)、一致する番組
カテゴリー番号があったか否か、すなわち受信すべき番
組が放送されているか否かを判断する(ステップB2
7)。
【0196】ここで一致しないと判断した場合には、こ
の変数nの値をもって入力データメモリ23に設定され
ているすべての番組カテゴリー番号との比較を終えたか
否かを判断し(ステップB33)、終えていなければ再
び上記ステップB26に至るもので、入力データメモリ
23に設定されているすべての番組カテゴリー番号との
比較を終えた時点で、次いで入力データメモリ23に設
定されている番組カテゴリー番号と、受信したすべての
番組カテゴリー番号との比較が終了したか否かを判断す
る(ステップB34)。
【0197】終了していないと判断すると、次いで変数
nの値を「+1」更新設定した後に(ステップB3
5)、再びこの更新設定した変数nを用いて上記ステッ
プB26からの処理を繰返す。
【0198】こうしてステップB26,B27,B3
3,B34及びB35の処理を繰返し実行する過程で、
ステップB27において一致する番組カテゴリー番号が
入力データメモリ23に設定されていると判断すると、
次いでその番組カテゴリー番号に対応する番組インデッ
クス番号が入力データメモリ23に設定されているか否
か判断する(ステップB28)。
【0199】対応する番組インデックス番号が設定され
ていると判断した場合には、この設定されている番組イ
ンデックス番号を一致した番組カテゴリー番号に続いて
受信した番組インデックス番号と比較し(ステップB2
9)、両者が一致したか否か判断する(ステップB3
0)。
【0200】ここで、設定されている番組インデックス
番号と受信した番組インデックス番号とが一致しないと
判断した場合には、さらに一致した番組カテゴリー番号
に対して設定されているすべての番組インデックス番号
との比較が終了したか否か判断し(ステップB36)、
終了していないと判断した場合にはさらに上記ステップ
B29に戻って、他の設定されている番組インデックス
番号との比較を行なう。
【0201】なお、上記ステップB28で番組カテゴリ
ー番号に対応する番組インデックス番号が入力データメ
モリ23に設定されていないと判断した場合には、上記
ステップB29,B30,B36による番組インデック
ス番号に関する処理は省略するものとする。
【0202】しかるに、ステップB30で設定されてい
る番組インデックス番号と受信した番組インデックス番
号とが一致したと判断した場合、あるいは上記ステップ
B28で番組カテゴリー番号に対応する番組インデック
ス番号が入力データメモリ23に設定されていないと判
断した場合には、次いで更新フラグにより同一の番組デ
ータがすでに受信され、受信データメモリ21に蓄積さ
れているか否か判断する(ステップB31)。
【0203】そして、同一の番組データがまだ受信され
ておらず、受信データメモリ21に蓄積されていないと
判断した場合にのみ、その番組番号とページ番号とを番
組受信のための選択制御データとしてあらためて受信デ
ータメモリ21に蓄積し(ステップB32)、次いで他
の番組カテゴリー番号に関する処理を続行するために上
記ステップB34に至る。
【0204】また、上記ステップB36で受信した番組
インデックス番号と設定されているすべての番組インデ
ックス番号との比較が終了したと判断した場合にも、次
いで他の番組カテゴリー番号に関する処理を続行するた
めに上記ステップB34に至る。
【0205】以上のステップB25〜B36の処理によ
り、入力データメモリ23に設定した番組カテゴリー番
号及び必要により番組インデックス番号と、受信した番
組カテゴリー番号及び必要により番組インデックス番号
とに応じた番組受信のための選択制御データの蓄積設定
処理を終え、ステップB34で設定されている番組カテ
ゴリー番号と受信したすべての番組カテゴリー番号との
比較が終了したと判断すると、その蓄積した選択制御デ
ータに基づく処理に移行する。
【0206】すなわち、まず受信データメモリ21に選
択制御データが蓄積されているか否か判断し(ステップ
B37)、蓄積されていなければ、直ちにCPU15の
指示により受信部12の電源をオフにし(ステップB3
8)、再び上記ステップB1に進んで、次の自己のサブ
フレームの受信開始タイミングとなるのを待機する。
【0207】また、受信データメモリ21に選択制御デ
ータが蓄積されていると判断した場合には、続いて動作
モードとして間欠受信モードを解除して連続受信モード
に移行し(ステップB39)、選択制御データ中の番組
番号で指定される番組データの受信を検出すると(ステ
ップB40)、選択制御データによりページ番号が指定
されているか否か判断する(ステップB42)。
【0208】選択制御データによりページ番号が指定さ
れていると判断した場合には、指定されているページ番
号の番組データの受信データメモリ21への受信蓄積を
開始する一方(ステップB43)、ページ番組が指定さ
れていない場合には、ページ番号に拘らず、その指定さ
れている番組データの受信データメモリ21への受信蓄
積を開始する(ステップB44)。
【0209】また、上記ステップB40で選択制御デー
タで指定される番組データを受信していないと判断した
場合には、その指定された番組データの放送が終了して
しまったか否かを共通のサブフレームで受信する情報種
別データに基づいて判断し(ステップB41)、終了し
ていなければ、再びその番組データの受信検出判断処理
を続行すべく、上記ステップB40に戻る。
【0210】しかるに、上記ステップB43あるいはB
44で指定された番組データの受信蓄積を開始した後、
その蓄積が終了したか否かを判断し(ステップB4
5)、終了していなければ、次いでその指定されている
番組データの放送が終了したか否かを判断する(ステッ
プB46)という処理を繰返し実行することにより、蓄
積の終了と放送の終了のいずれかを待機しながら蓄積を
続行する。
【0211】しかるに、ステップB45で受信蓄積が終
了したと判断された時点、あるいは上記ステップB46
で受信蓄積が終了していないながらも指定されている番
組データの放送が終了したと判断した時点、あるいは上
記ステップB41で指定された番組データの放送が終了
してしまったと判断した時点で、受信データメモリ21
に蓄積されていた選択制御データを消去し(ステップB
47)、動作モードとして連続受信モードを解除して再
び間欠受信モードに戻り、再び上記ステップB1に進ん
で、次の自己のサブフレームの受信開始タイミングとな
るのを待機する。
【0212】なお、受信データメモリ21に複数の選択
制御データが蓄積されている場合には、個々の選択制御
データに基づいて上記ステップB40〜B46の処理を
実行し、すべての選択制御データによる受信蓄積の処理
を終えた時点で、ステップB47に至る。
【0213】上記のような実施の形態によれば、情報種
別IDとして番組カテゴリー番号と必要によりこの番組
カテゴリー番号に対応する番組インデックス番号とを設
定し、これら2段階の情報種別IDに基づいて受信する
番組データを選択して蓄積するようにしたので、番組カ
テゴリー番号のみの設定も可能であり、必要に応じて番
組インデックス番号も設定するなど、使用者の要望に応
じたより細かな設定を行なうことができる。
【0214】また、上記図28のステップB41及びス
テップB46で示した如く、所望の番組データの受信ま
たは蓄積している途中でその番組データの放送が終了し
てしまった場合に、それ以上の処理続行が不可能である
ものとして直ちに連続受信モードを解除し、元の間欠受
信モードに戻るようにしているため、無駄に電源を消費
することなく、効率的に電源を使用することができる。
【0215】さらに、上記図23で示した如く情報種別
データとして上述した番組カテゴリー番号及び番組イン
デックス番号に続けて、番組番号と更新フラグ/ページ
番号とを設定し、ページ番号が設定されている状態では
その番組の当該ページの情報のみを逐次受信して蓄積す
ることとしたので、対応する情報のみ蓄積することが可
能であり、受信データメモリ21を無駄に使用すること
なく、その記憶容量を活かしてより多くの必要な情報の
みを効率的に蓄積させることが可能である。
【0216】なお、上記第1及び第2の実施の形態にお
いては、本発明をFM文字多重放送システムに適用した
場合について説明したが、本発明はこれに限るものでは
なく、各種番組データを受信することが可能であれば、
他の放送電波を受信するに適用することも考えられる。
【0217】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0218】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信装置
において、選択設定した所望の番組に係る処理を行なう
ことができると同時に効率的なバッテリセービングを実
現することができる。
【0219】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果と同様に、受信装置において、選択
設定した所望の番組に係る処理を行なうことができると
同時に効率的なバッテリセービングを実現することがで
きる。
【0220】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、呼出データを間欠受信で
きるので、選択呼出しにおいても効率的なバッテリセー
ビングを実現することができる。
【0221】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、自己に割当てられている
所定期間中のみ繰返し間欠受信するだけで、選択設定し
た所望の番組に係る処理を行なうことができると同時に
選択呼出しを受けることができる。
【0222】請求項5記載の発明によれば、送信装置に
おいて、受信装置の所望の番組に係る処理を適宜変更さ
せることができる。
【0223】請求項6記載の発明によれば、この送信装
置が送信した放送を受信する受信装置側において、選択
設定した所望の番組に係る処理を行なわせることができ
る。
【0224】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
6記載の発明の効果に加えて、この送信装置が送信した
放送を受信する受信装置側において、効率的なバッテリ
セービングを実現させることができる。
【0225】請求項8記載の発明によれば、この送信装
置が送信した放送を受信する受信装置側において、選択
設定した所望の番組に係る処理を行なわせることができ
ると同時に、選択呼出しを受けさせることができる。
【0226】請求項9記載の発明によれば、送信装置に
おいては受信装置の所望の番組に係る処理を適宜変更さ
せることができ、一方、この送信装置が送信した放送を
受信する受信装置においては選択設定した所望の番組に
係る処理を行なわせることができる。
【0227】請求項10記載の発明によれば、受信装置
において、選択設定した所望の番組に係る処理を行なう
ことができると同時に効率的なバッテリセービングを実
現することができる。
【0228】請求項11記載の発明によれば、上記請求
項10記載の発明の効果に加えて、効率的なバッテリセ
ービングを実現しながら、使用者に受信を確実に知らせ
ることができる。
【0229】請求項12記載の発明によれば、上記請求
項10記載の発明の効果に加えて、効率的なバッテリセ
ービングを実現しながら、選択呼出しを受けさせること
ができる。
【0230】請求項13記載の発明によれば、上記請求
項10乃至12いずれか記載の発明の効果に加えて、選
択設定した所望する番組の番組情報のみを自動的に受信
して蓄積することができると同時に、効率的なバッテリ
セービングを実現することができる。
【0231】請求項14記載の発明によれば、上記請求
項13記載の発明の効果に加えて、より効率的なバッテ
リセービングを実現することができる。
【0232】請求項15記載の発明によれば、送信装置
において、受信装置の所望の番組に係る処理を適宜変更
させることができる。
【0233】請求項16記載の発明によれば、確実にす
べての受信側の端末に所望の番組の番組データを取得さ
せることができる。
【0234】請求項17記載の発明によれば、確実にす
べての受信側の端末に所望の番組の番組データを取得さ
せることができると同時に、効率的なバッテリセービン
グを行なわせながら呼出すべき端末に対する選択呼出し
を行なうことができる。
【0235】請求項18記載の発明によれば、効率的な
バッテリセービングを行なわせながら呼出すべき端末に
対する選択呼出しを行なうことができると同時に、該端
末側で選択設定した所望の番組を確実に受信させること
ができる。
【0236】請求項19記載の発明によれば、該端末側
で選択設定した所望の番組を確実に受信させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る全体のシステム構
成を例示する図。
【図2】同実施の形態に係るFMラジオ受信機の回路構
成を示すブロック図。
【図3】図2のEEPROMに記憶される情報種別ID
とその内容とを示す図。
【図4】同実施の形態に係る主としてFM放送局内に設
けられる回路構成を示す図。
【図5】同実施の形態に係るFM文字多重放送のフレー
ム構成を示す図。
【図6】同実施の形態に係るFM文字多重放送のフレー
ム構成を複数のサブフレームに分割した状態を示す図。
【図7】同実施の形態に係る複数のサブフレームに対す
るパケットNoおよびID下位4ビットの関係を示す
図。
【図8】同実施の形態に係るブロック識別符号のビット
パターンを示す図。
【図9】同実施の形態に係るフレームを構成するデータ
パケットの概略構成を示す図。
【図10】同実施の形態に係るグループデータを構成す
るページングデータの概略構成を示す図。
【図11】同実施の形態に係るページングデータを構成
するスクランブル情報の概略構成を示す図。
【図12】同実施の形態に係るページングデータを構成
する代替周波数情報の概略構成を示す図。
【図13】同実施の形態に係るページングデータを構成
する呼出しデータ情報の概略構成を示す図。
【図14】同実施の形態に係る情報種別のためのデータ
を構成する呼出しデータ情報の概略構成を示す図。
【図15】図14の受信機動作モードの符号とその内容
とを示す図。
【図16】同実施の形態に係るデータグループが番組デ
ータの場合の構成を示す図。
【図17】同実施の形態に係る番組管理データの構成を
示す図。
【図18】同実施の形態に係るページデータの構成を示
す図。
【図19】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図20】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図21】同実施の形態に係る動作を説明するためのタ
イミングチャート。
【図22】本発明の第2の実施の形態に係る情報種別I
Dとその内容とを示す図。
【図23】同実施の形態に係る情報種別のためのデータ
を構成する呼出しデータ情報の概略構成を示す図。
【図24】同実施の形態に係る番組管理データあるいは
ページデータのデータユニットデータ内に含まれるデー
タ構成を例示する図。
【図25】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図26】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図27】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図28】同実施の形態に係る動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図29】同実施の形態に係る動作を説明するためのタ
イミングチャート。
【符号の説明】
1,1a〜1d…FMラジオ受信機(端末) 2…電話機 3…電話回線網 4…サービスセンタ 5…FM放送局 10…マイコン 11…アンテナ 12…受信部 13…音声情報再生部 14…多重情報再生部 15…CPU 16…報音部 17…表示部 18…キー入力部 19…ROM 20…EEPROM 21…受信データメモリ 22…定型メッセージメモリ 23…入力データメモリ 24…送信バッファ 25…DTMF信号発生部 26,132,133…アンプ 27,135,136…スピーカ 31…送信部 32…多重化処理部 33…送信処理部 34…ステレオ変調器 35…FM変調器 36…送信器 37…送信アンテナ 38…符号化部 39…多重化部 40…誤り訂正付加器 41…L−MSK変調器 121…FMチューナ 122…FM復調器 123,134,144…スイッチ 131…ステレオ復調部 141…L−MSK復調器 142…誤り訂正複号器 143…ブロック識別符号検出回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置と、該送信装置から送信されてくる番組デー
    タを受信すると共に、所望の番組を選択することにより
    選択番組に応じた番組データを表示する受信装置とから
    なる送受信システムにおいて、 上記送信装置は、 現在送信している番組データの種別を示す番組種別情報
    を送信する送信手段を有し、 上記受信装置は、 所望の番組種別情報を設定する設定手段と、 所定期間を繰返し間欠受信する受信手段と、 この受信手段により所定期間中において受信された番組
    種別情報と上記選択手段に設定されている番組種別情報
    とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、一致が判断された場
    合、一致した番組種別情報により示される番組に係る処
    理を実行する制御手段とを有することを特徴とする送受
    信システム。
  2. 【請求項2】 上記送信手段は、上記番組種別情報を所
    定期間中に送信し、 上記受信手段は、上記所定期間を繰返し間欠受信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の送受信システム。
  3. 【請求項3】 上記送信手段は、さらに、呼出すべき端
    末の呼出データを該呼出すべき端末に割当てられている
    所定期間中に送信する手段を有し、 上記受信手段は、さらに、予め自己に割当てられている
    所定期間を繰返し間欠受信し、 上記受信装置は、さらに、上記受信手段により予め自己
    に割当てられている所定期間中において自己の呼出デー
    タを受信した場合にその旨を報知する報知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の送受信システム。
  4. 【請求項4】 上記送信手段は、呼出すべき端末の呼出
    データを該呼出すべき端末に割当てられている所定期間
    中に送信する手段を有すると共に、上記番組種別情報を
    各端末に割当てられているすべての所定期間中において
    送信し、 上記受信手段は、予め自己に割当てられている所定期間
    を繰返し間欠受信し、 上記比較手段は、上記受信手段により予め自己に割当て
    られている所定期間中において受信された番組種別情報
    と、上記設定手段に設定されている番組種別情報とを比
    較し、 上記受信装置は、さらに、上記受信手段により所定期間
    中において自己の呼出データを受信した場合にその旨を
    報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の送受信システム。
  5. 【請求項5】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置と、該送信装置から送信されてくる番組デー
    タを受信すると共に、所望の番組を選択することにより
    選択番組に応じた番組データを表示する受信装置とから
    なる送受信システムにおいて、 上記送信装置は、 現在送信している番組データの種別を示す番組種別情報
    及び該番組種別情報に係る処理を指示する処理時情報を
    送信する送信手段を有し、 上記受信装置は、 上記送信手段により送信された上記番組種別情報及び処
    理指示情報を受信する受信手段と、 所望の番組種別情報を設定する設定手段と、 上記受信手段により受信された番組種別情報と、上記設
    定手段に設定されている番組種別情報とを比較する比較
    手段と、 この比較手段による比較の結果、一致が判断された場
    合、一致した番組種別情報と共に上記受信手段により受
    信された処理指示情報に応じて一致した番組種別情報に
    より示される番組に係る処理を実行する制御手段とを有
    することを特徴とする送受信システム。
  6. 【請求項6】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置において、 現在放送している番組データの種別を示す番組種別情報
    を所定期間中に送信する送信手段を有することを特徴と
    する送信装置。
  7. 【請求項7】 上記送信手段は、さらに、呼出すべき端
    末の呼出データを該呼出すべき端末に割当てられている
    所定期間中に送信する手段を有することを特徴とする請
    求項6記載の送信装置。
  8. 【請求項8】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置において、 呼出すべき端末の呼出データを該呼出すべき端末に割当
    てられている所定期間中に送信すると共に、現在放送し
    ている番組データの種別を示す番組種別情報を各端末に
    割当てられているすべての所定期間中において送信する
    送信手段を有することを特徴とする送信装置。
  9. 【請求項9】 複数種の番組を番組データとして送信す
    る送信装置において、 現在放送している番組データの種別を示す番組種別情報
    を送信すると共に、該番組種別情報が受信側の端末にお
    いて設定されている番組種別情報と一致した場合に受信
    側の端末に実行させる処理を指示する処理指示情報を送
    信する送信手段を有することを特徴とする送信装置。
  10. 【請求項10】 送信されてくる複数種の番組の番組デ
    ータを受信すると共に、所望の番組を選択することによ
    り選択番組に応じた番組データを表示する受信装置にお
    いて、 所定期間を繰返し間欠受信する受信手段と、 所望の番組データの種別を示す番組種別情報を設定する
    設定手段と、 上記受信手段により上記所定期間中において受信された
    番組種別情報と、上記設定手段に設定されている番組種
    別情報とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、一致が判断された場
    合、一致した番組種別情報により指示される番組に係る
    処理を実行する制御手段とを有することを特徴とする受
    信装置。
  11. 【請求項11】 上記受信手段は、さらに、予め自己に
    割当てられている所定期間を繰返し間欠受信し、 上記受信手段により予め自己に割当てられている所定期
    間中において自己の呼出データを受信した場合にその旨
    を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1
    0記載の受信装置。
  12. 【請求項12】 上記受信手段は、予め自己に割当てら
    れている所定期間を繰返し間欠受信し、 上記比較手段は、上記受信手段により予め自己に割当て
    られている所定期間中において受信された番組種別情報
    と、上記設定手段に設定されている番組種別情報とを比
    較し、 さらに、上記受信手段により予め自己に割当てられてい
    る所定期間中において自己の呼出データを受信した場合
    にその旨を報知する報知手段を有することを特徴とする
    請求項10記載の受信装置。
  13. 【請求項13】 さらに、受信した番組データを記憶す
    る記憶手段を有し、 上記制御手段は、 上記比較手段による比較の結果、一致が判断された場
    合、一致した番組種別情報により示される番組を自動選
    択する第1の制御手段と、 この第1の制御手段により選択された番組の番組データ
    を受信した場合に該番組データを上記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御手段とからなることを特徴とする請求項
    10乃至12いずれか記載の受信装置。
  14. 【請求項14】 上記制御手段は、さらに、上記第2の
    制御手段により番組データを上記記憶手段に記憶させた
    後、上記受信手段に間欠受信を再開させる第3の制御手
    段を有することを特徴とする請求項13記載の受信装
    置。
  15. 【請求項15】 送信されてくる複数種の番組の番組デ
    ータを受信すると共に、所望の番組を選択することによ
    り選択番組に応じた番組データの種別を示す番組種別情
    報及び該番組種別情報に係る処理を指示する処理指示情
    報を受信する受信手段と、 所望の番組種別情報を設定する設定手段と、 上記受信手段により受信された番組種別情報と、上記設
    定手段に設定されている番組種別情報とを比較する比較
    手段と、 この比較手段による比較の結果、一致が判断された場
    合、一致した番組種別情報と共に上記受信手段により受
    信された上記処理指示情報に応じて一致した番組種別情
    報により示される番組に係る処理を実行する制御手段と
    を有することを特徴とする受信装置。
  16. 【請求項16】 受信側の端末に所望の番組の番組デー
    タを取得させるためのデータの送信方法であって、 現在送信している番組データの種別を示す番組種別情報
    をすべての端末に共通に割当てられている所定期間中に
    送信することを特徴とする送信方法。
  17. 【請求項17】 受信側の端末に所望の番組の番組デー
    タを取得させるためのデータの送信方法であって、 現在送信している番組データの種別を示す番組種別情報
    をすべての端末に共通に割当てられている所定期間中に
    送信すると共に、呼出すべき端末の呼出データを該呼出
    すべき端末に割当てられている所定期間中に送信するこ
    とを特徴とする送信方法。
  18. 【請求項18】 受信側の端末に所望の番組の番組デー
    タを取得させるためのデータの送信方法であって、 呼出すべき端末の呼出データを該呼出すべき端末に割当
    てられている所定期間中に送信すると共に、現在送信し
    ている番組データの種別を示す番組種別情報を各端末に
    割当てられているすべての所定期間中において送信する
    ことを特徴とする送信方法。
  19. 【請求項19】 受信側の端末に所望の番組の番組デー
    タを取得させるためのデータの送信方法であって、 現在送信している番組データの種別を示す番組種別情報
    を送信すると共に、該番組種別情報が受信側の端末にお
    いて設定されている番組種別情報と一致した場合に一致
    した番組種別情報に係る処理を指示するための処理指示
    情報を送信することを特徴とする送信方法。
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