JPH09331119A - 電気回路用基板構造 - Google Patents
電気回路用基板構造Info
- Publication number
- JPH09331119A JPH09331119A JP16392396A JP16392396A JPH09331119A JP H09331119 A JPH09331119 A JP H09331119A JP 16392396 A JP16392396 A JP 16392396A JP 16392396 A JP16392396 A JP 16392396A JP H09331119 A JPH09331119 A JP H09331119A
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- JP
- Japan
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- substrate
- card
- electric circuit
- contact
- connector
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/368—Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気回路用基板の小型化・薄型化及び低価格
化を実現する。 【解決手段】 例えばカードアクセス装置において、弾
性金属基板からなる基板1に、ICカード2の接点部4
に接触し得るコネクタ部5を、基板1の一部を切り起こ
して形成したコネクタ片5aにより構成し、カード排出
用カード戻しばね11を、基板1の端縁から延出するL
字状部材を曲折して形成すると共にカード挿入検出スイ
ッチ構造の可動接点として先端部11aを基板1側に設
けた固定接点片12に接触させるようにする。 【効果】 コネクタやカード戻しばねなどの弾性を有す
る部品を基板と一体化したことにより小型かつ薄型化が
可能であり、基板との間の電気接続用のはんだ部などを
無くすことにより電気的信頼性が向上し、また、一体化
による部品点数の減少により低コスト化が可能である。
化を実現する。 【解決手段】 例えばカードアクセス装置において、弾
性金属基板からなる基板1に、ICカード2の接点部4
に接触し得るコネクタ部5を、基板1の一部を切り起こ
して形成したコネクタ片5aにより構成し、カード排出
用カード戻しばね11を、基板1の端縁から延出するL
字状部材を曲折して形成すると共にカード挿入検出スイ
ッチ構造の可動接点として先端部11aを基板1側に設
けた固定接点片12に接触させるようにする。 【効果】 コネクタやカード戻しばねなどの弾性を有す
る部品を基板と一体化したことにより小型かつ薄型化が
可能であり、基板との間の電気接続用のはんだ部などを
無くすことにより電気的信頼性が向上し、また、一体化
による部品点数の減少により低コスト化が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路用基板構
造に関するものである。
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気回路用基板を配設された装置とし
て、例えば情報授受カードとしてのICカードや磁気カ
ードなどに対する読み取り・書き込み装置として、実開
昭62−40359号公報に開示されているものがあ
る。このような情報授受カードアクセス装置にあって
は、その主要な構成部品は、カードとの間で情報の授受
を行うべく種々の電子部品をプリント配線上に取り付け
られた制御用基板、ICカードの接点に対して接触させ
るためのコネクタ部、カードの挿入検出用のスイッチ、
さらに基板及びコネクタ部を接続するためのハーネスな
どにより構成されている。
て、例えば情報授受カードとしてのICカードや磁気カ
ードなどに対する読み取り・書き込み装置として、実開
昭62−40359号公報に開示されているものがあ
る。このような情報授受カードアクセス装置にあって
は、その主要な構成部品は、カードとの間で情報の授受
を行うべく種々の電子部品をプリント配線上に取り付け
られた制御用基板、ICカードの接点に対して接触させ
るためのコネクタ部、カードの挿入検出用のスイッチ、
さらに基板及びコネクタ部を接続するためのハーネスな
どにより構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなカード
アクセス装置などの電気・電子装置内に配設された電気
回路用基板にあっては、上記したように種々の部品によ
り構成されていることから、小型化・薄型化及び低価格
化が困難であるという問題がある。
アクセス装置などの電気・電子装置内に配設された電気
回路用基板にあっては、上記したように種々の部品によ
り構成されていることから、小型化・薄型化及び低価格
化が困難であるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て、電気回路用基板の小型化・薄型化及び低価格化を実
現するために、本発明に於いては、装置内に配設されか
つ電気回路を設けられた基板を板状弾性体により形成す
ると共に、当該装置の作動において弾発力を必要とする
弾性部品を前記基板の一部により形成したものとした。
特に、前記基板が弾性金属からなると良く、また、前記
弾性部品が、前記装置内に挿入された情報授受カードに
設けられているアクセス用接点に弾発的に接触させるべ
く、前記基板の一部を切り起こして形成したコネクタで
あったり、前記装置内に挿入された情報授受カードを検
出するべく、挿入状態の前記情報授受カードにより弾性
変形するように前記基板の一部を切り起こして形成され
た位置検出用可動接点であると良い。
て、電気回路用基板の小型化・薄型化及び低価格化を実
現するために、本発明に於いては、装置内に配設されか
つ電気回路を設けられた基板を板状弾性体により形成す
ると共に、当該装置の作動において弾発力を必要とする
弾性部品を前記基板の一部により形成したものとした。
特に、前記基板が弾性金属からなると良く、また、前記
弾性部品が、前記装置内に挿入された情報授受カードに
設けられているアクセス用接点に弾発的に接触させるべ
く、前記基板の一部を切り起こして形成したコネクタで
あったり、前記装置内に挿入された情報授受カードを検
出するべく、挿入状態の前記情報授受カードにより弾性
変形するように前記基板の一部を切り起こして形成され
た位置検出用可動接点であると良い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0006】図1は、本発明が適用されたICカード用
の読み取り・書き込み装置内に配設された電気回路用基
板の主要部を示す要部斜視図である。図1において、各
種電子・電気部品を実装された基板1が扁平な凹状に形
成されており、図示されないカバーと共に本装置のケー
シングの一部を構成するように配設されている。
の読み取り・書き込み装置内に配設された電気回路用基
板の主要部を示す要部斜視図である。図1において、各
種電子・電気部品を実装された基板1が扁平な凹状に形
成されており、図示されないカバーと共に本装置のケー
シングの一部を構成するように配設されている。
【0007】この基板1は、例えばSUSなどのばね性
の弾性金属基板からなると良いが、弾性体であれば良
く、合成樹脂材であっても良い。そして、凹設形状の底
面となる基板1の表面には、図示されない配線パターン
が形成されており、情報の授受を行うための電子回路を
構成する種々の電子部品6が、配線パターンにより互い
に電気的に接続されて適所に配設されている。
の弾性金属基板からなると良いが、弾性体であれば良
く、合成樹脂材であっても良い。そして、凹設形状の底
面となる基板1の表面には、図示されない配線パターン
が形成されており、情報の授受を行うための電子回路を
構成する種々の電子部品6が、配線パターンにより互い
に電気的に接続されて適所に配設されている。
【0008】基板1の左右の両側壁にはICカード2を
ケーシング内にガイドする一対のカードガイド3が固設
されている。また、ICカード2には、基板1の表面に
対峙し得る裏面の所定の位置に、情報授受を行うべく信
号アクセス用の複数の接点を配設された接点部4が設け
られている。
ケーシング内にガイドする一対のカードガイド3が固設
されている。また、ICカード2には、基板1の表面に
対峙し得る裏面の所定の位置に、情報授受を行うべく信
号アクセス用の複数の接点を配設された接点部4が設け
られている。
【0009】ケーシング内に挿入されたICカード2
は、カードガイド3によりガイドされつつ所定の位置ま
で挿入されると、図示されない挿入口側に設けられた抜
け止め手段により抜け止めされる。また、基板1のIC
カード3の挿入方向側端縁部には、基板1のその端縁か
らL字状に延出した一部を起こすように曲折して形成し
たカード戻しばね11が設けられている。このカード戻
しばね11は、上記位置決め位置まで挿入されたICカ
ード2の挿入方向端を弾発的に押し戻すものである。
は、カードガイド3によりガイドされつつ所定の位置ま
で挿入されると、図示されない挿入口側に設けられた抜
け止め手段により抜け止めされる。また、基板1のIC
カード3の挿入方向側端縁部には、基板1のその端縁か
らL字状に延出した一部を起こすように曲折して形成し
たカード戻しばね11が設けられている。このカード戻
しばね11は、上記位置決め位置まで挿入されたICカ
ード2の挿入方向端を弾発的に押し戻すものである。
【0010】また、所定位置まで挿入された状態のIC
カード2の接点部4に接触して情報の授受を行うための
コネクタ部5が基板1の対応する位置に設けられてい
る。本具体例によるコネクタ部5は、図2に併せて示さ
れるように、上記接点部4に向けて基板1の一部を例え
ばハの字状に切り起こした一対のコネクタ片5aを4組
並列に配設してなるものである。
カード2の接点部4に接触して情報の授受を行うための
コネクタ部5が基板1の対応する位置に設けられてい
る。本具体例によるコネクタ部5は、図2に併せて示さ
れるように、上記接点部4に向けて基板1の一部を例え
ばハの字状に切り起こした一対のコネクタ片5aを4組
並列に配設してなるものである。
【0011】このようにして構成される本装置の基板1
における本発明に基づく要部の制作要領を以下に示す。
まず、コネクタ部5について、その断面を模式的に示す
図3を参照して以下に示す。SUS等のばね性を有する
金属基板1の表面(ケーシングとしての底面となりIC
カード2の裏面と対峙することになる面)に、ポリイミ
ドなどをコーティングしてなる絶縁膜7を形成する。
における本発明に基づく要部の制作要領を以下に示す。
まず、コネクタ部5について、その断面を模式的に示す
図3を参照して以下に示す。SUS等のばね性を有する
金属基板1の表面(ケーシングとしての底面となりIC
カード2の裏面と対峙することになる面)に、ポリイミ
ドなどをコーティングしてなる絶縁膜7を形成する。
【0012】次に、絶縁膜7上に電気回路を構成する配
線パターンとなる部分に下地材8を形成し、下地材8上
に導電膜を形成して配線パターン9を基板1上に形成す
る。その配線パターン9の一部をコネクタ片5a上に形
成するが、その接点部4に接触させる部分は金メッキ1
0により形成する。
線パターンとなる部分に下地材8を形成し、下地材8上
に導電膜を形成して配線パターン9を基板1上に形成す
る。その配線パターン9の一部をコネクタ片5a上に形
成するが、その接点部4に接触させる部分は金メッキ1
0により形成する。
【0013】コネクタ部5は上記したようにハの字状に
切り起こした各コネクタ片5aにより構成されている
が、その形成には、基板1の対応する部分を互いに対抗
するくしの歯状に切り出すと共に、それぞれ図における
斜め上方に延出しかつその延出遊端部にて若干下向きに
曲折した形状になるように、プレス成形して加工する。
このようにして、コネクタ部5が基板1に一体化されて
いるため、別個の部品からなるコネクタ機構を基板上に
取り付けるものに対して、コネクタ部の小型化及び薄型
化を容易に実現し得る。なお、コネクタ部5は、ICカ
ード2に対する情報の読み取りや書き込みを行うべく基
板1上に設けられた回路に対して、上記配線パターン9
を介して電気的に接続されている。
切り起こした各コネクタ片5aにより構成されている
が、その形成には、基板1の対応する部分を互いに対抗
するくしの歯状に切り出すと共に、それぞれ図における
斜め上方に延出しかつその延出遊端部にて若干下向きに
曲折した形状になるように、プレス成形して加工する。
このようにして、コネクタ部5が基板1に一体化されて
いるため、別個の部品からなるコネクタ機構を基板上に
取り付けるものに対して、コネクタ部の小型化及び薄型
化を容易に実現し得る。なお、コネクタ部5は、ICカ
ード2に対する情報の読み取りや書き込みを行うべく基
板1上に設けられた回路に対して、上記配線パターン9
を介して電気的に接続されている。
【0014】所定位置まで挿入されたICカード2は、
前記した抜け止め手段とカード戻しばね11とにより長
手方向に対して弾発的に挟持され、その位置で位置決め
される。そして、その位置決めされたICカード2の接
点部4に、コネクタ部5の各コネクタ片5aの延出遊端
部が接触することになる。なお、コネクタ部5の各コネ
クタ片5aの切り起こし量を適切に設定することによ
り、接点部4に弾発的に接触させることができる。
前記した抜け止め手段とカード戻しばね11とにより長
手方向に対して弾発的に挟持され、その位置で位置決め
される。そして、その位置決めされたICカード2の接
点部4に、コネクタ部5の各コネクタ片5aの延出遊端
部が接触することになる。なお、コネクタ部5の各コネ
クタ片5aの切り起こし量を適切に設定することによ
り、接点部4に弾発的に接触させることができる。
【0015】次に、カード戻しばね11について、図4
の要部拡大斜視図、及び図5の動作説明図を参照して以
下に示す。このカード戻しばね11は、基板1の端縁の
起立部からカード挿入口側に向けて斜めに曲折して延出
するように、すなわち先端部11aをカード挿入口側に
近付けるように形成されている。その先端部11aが、
基板1に立設状態に設けられた固定接点片12に、IC
カード2の未挿入状態おいて弾発的に接触するようにさ
れている。
の要部拡大斜視図、及び図5の動作説明図を参照して以
下に示す。このカード戻しばね11は、基板1の端縁の
起立部からカード挿入口側に向けて斜めに曲折して延出
するように、すなわち先端部11aをカード挿入口側に
近付けるように形成されている。その先端部11aが、
基板1に立設状態に設けられた固定接点片12に、IC
カード2の未挿入状態おいて弾発的に接触するようにさ
れている。
【0016】上記固定接点片12は、導電性金属片から
なるものであって良く、基板1の表面の配線パターンの
所定箇所に電気的に結合している。また、カード戻しば
ね11は、前記コネクタ片5aと同様に絶縁膜7・下地
材8・配線パターン9により形成され、その先端部11
aの固定接点片12に接触する部分に前記と同様に金メ
ッキ10を設けられて形成されていて良い。そして、カ
ード戻しばね11と固定接点片12との接触状態を電気
的に検知することにより、ICカード2の挿入状態を判
別し得る。
なるものであって良く、基板1の表面の配線パターンの
所定箇所に電気的に結合している。また、カード戻しば
ね11は、前記コネクタ片5aと同様に絶縁膜7・下地
材8・配線パターン9により形成され、その先端部11
aの固定接点片12に接触する部分に前記と同様に金メ
ッキ10を設けられて形成されていて良い。そして、カ
ード戻しばね11と固定接点片12との接触状態を電気
的に検知することにより、ICカード2の挿入状態を判
別し得る。
【0017】図5aに示されるように、ICカード2が
完全に挿入されていない状態では、初期状態であり、カ
ード戻しばね11の先端部11aが固定接点片12に対
して弾発的に接触している。ICカード2が完全に挿入
されると、そのICカード2の先端によりカード戻しば
ね11のばね力に抗して先端部11aが押し込まれるた
め、図5bに示されるように先端部11aと固定接点片
12との接触状態が解除される。従って、通常のスイッ
チ構造におけるオン状態からオフ状態になることを電気
的に検出して、ICカード2の挿入状態を判別し得る。
完全に挿入されていない状態では、初期状態であり、カ
ード戻しばね11の先端部11aが固定接点片12に対
して弾発的に接触している。ICカード2が完全に挿入
されると、そのICカード2の先端によりカード戻しば
ね11のばね力に抗して先端部11aが押し込まれるた
め、図5bに示されるように先端部11aと固定接点片
12との接触状態が解除される。従って、通常のスイッ
チ構造におけるオン状態からオフ状態になることを電気
的に検出して、ICカード2の挿入状態を判別し得る。
【0018】なお、上記固定接点片12に変えて、先端
部11aの変位を検出し得る変位センサを基板上の対応
する位置に設けるようにしても良い。
部11aの変位を検出し得る変位センサを基板上の対応
する位置に設けるようにしても良い。
【0019】ICカード2に対するアクセス終了後に
は、抜け止め手段を解放することにより、上記カード戻
しばね11の弾発復元力にてICカード2を挿入口の外
方に押し戻すことになる。従って、基板1の一部により
形成したカード戻しばね11により、カード排出用部品
とカード挿入検出用部品とを兼ねることができる。
は、抜け止め手段を解放することにより、上記カード戻
しばね11の弾発復元力にてICカード2を挿入口の外
方に押し戻すことになる。従って、基板1の一部により
形成したカード戻しばね11により、カード排出用部品
とカード挿入検出用部品とを兼ねることができる。
【0020】また、基板1には、図1に示されるよう
に、基板1の端縁から舌片状に延出して形成された端子
部13が設けられている。この端子部13には、基板1
上の配線パターンと接続されている入出力用端子パター
ン13aが形成されている。このようにして構成された
基板1にあっては、コネクタ部5・カード戻しばね11
・端子部13の各部品を、それぞれの機能を満足する形
状にプレス加工により成形することができ、各形状を容
易に形成することができる。
に、基板1の端縁から舌片状に延出して形成された端子
部13が設けられている。この端子部13には、基板1
上の配線パターンと接続されている入出力用端子パター
ン13aが形成されている。このようにして構成された
基板1にあっては、コネクタ部5・カード戻しばね11
・端子部13の各部品を、それぞれの機能を満足する形
状にプレス加工により成形することができ、各形状を容
易に形成することができる。
【0021】なお、本装置にあっては、基板1に、カー
ドガイド3やケーシングの一部となる部分などを樹脂成
形により形成して制作されるが、各工程の順番は特に上
述の順序に限るものではない。また、基板1が金属製で
あり、導電性基板とするこにより、ノイズの影響を防止
することができると共に、基板1がケーシング(または
ケーシングの一部)を兼ねていることから、部品点数を
より一層削減し得るという効果を奏する。
ドガイド3やケーシングの一部となる部分などを樹脂成
形により形成して制作されるが、各工程の順番は特に上
述の順序に限るものではない。また、基板1が金属製で
あり、導電性基板とするこにより、ノイズの影響を防止
することができると共に、基板1がケーシング(または
ケーシングの一部)を兼ねていることから、部品点数を
より一層削減し得るという効果を奏する。
【0022】また、本具体例ではICカード用読み取り
・書き込み装置について示したが、電気回路用基板であ
って、その基板を配設された装置の作動において弾発力
を必要とする弾性部品を設けるものであれば適用可能で
あり、種々の装置に設ける電気回路用基板に適用し得
る。
・書き込み装置について示したが、電気回路用基板であ
って、その基板を配設された装置の作動において弾発力
を必要とする弾性部品を設けるものであれば適用可能で
あり、種々の装置に設ける電気回路用基板に適用し得
る。
【0023】
【発明の効果】このように本発明によれば、装置に配設
される電気回路用基板を弾性体により形成し、その装置
の作動に伴って必要となる弾性部品に相当するものを、
基板の一部により形成することにより、部品点数の減少
により低コスト化が可能になると共に、基板との一体化
により小型かつ薄型化が可能であり、各部品における電
気接続用のはんだ部などが無く、電気的信頼性が向上し
得る。
される電気回路用基板を弾性体により形成し、その装置
の作動に伴って必要となる弾性部品に相当するものを、
基板の一部により形成することにより、部品点数の減少
により低コスト化が可能になると共に、基板との一体化
により小型かつ薄型化が可能であり、各部品における電
気接続用のはんだ部などが無く、電気的信頼性が向上し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたICカード用読み取り・書
き込み装置の主要部を示す要部斜視図。
き込み装置の主要部を示す要部斜視図。
【図2】コネクタ部5の拡大部分斜視図。
【図3】図2の矢印III-III線について見たコネクタ片
5aの模式的断面図。
5aの模式的断面図。
【図4】カード戻しばねを示す要部拡大斜視図。
【図5】(a)は、ICカードの完全挿入前のカード戻
しばねの状態を示す要部拡大側面図であり、(b)は、
ICカードの完全挿入状態のカード戻しばねの状態を示
す要部拡大側面図である。
しばねの状態を示す要部拡大側面図であり、(b)は、
ICカードの完全挿入状態のカード戻しばねの状態を示
す要部拡大側面図である。
1 基板 2 ICカード 3 カードガイド 4 接点部 5 コネクタ部 5a コネクタ片 6 電子部品 7 絶縁膜 8 下地材 9 配線パターン 10 金メッキ 11 カード戻しばね 11a 先端部 12 固定接点片 13 端子部 13a 入出力用端子パターン
Claims (4)
- 【請求項1】 装置内に配設されかつ電気回路を設けら
れた基板を板状弾性体により形成すると共に、当該装置
の作動において弾発力を必要とする弾性部品を前記基板
の一部により形成したことを特徴とする電気回路用基板
構造。 - 【請求項2】 前記基板が弾性金属からなることを特徴
とする請求項1に記載の電気回路用基板構造。 - 【請求項3】 前記弾性部品が、前記装置内に挿入され
た情報授受カードに設けられているアクセス用接点に弾
発的に接触させるべく、前記基板の一部を切り起こして
形成したコネクタであることを特徴とする請求項1若し
くは請求項2に記載の電気回路用基板構造。 - 【請求項4】 前記弾性部品が、前記装置内に挿入され
た情報授受カードを検出するべく、挿入状態の前記情報
授受カードにより弾性変形するように前記基板の一部を
切り起こして形成された位置検出用可動接点であること
を特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の電気回
路用基板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16392396A JPH09331119A (ja) | 1996-04-11 | 1996-06-04 | 電気回路用基板構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11423496 | 1996-04-11 | ||
JP8-114234 | 1996-04-11 | ||
JP16392396A JPH09331119A (ja) | 1996-04-11 | 1996-06-04 | 電気回路用基板構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331119A true JPH09331119A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=26453037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16392396A Pending JPH09331119A (ja) | 1996-04-11 | 1996-06-04 | 電気回路用基板構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09331119A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001291935A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | 回路基板及び回路基板を用いた装置 |
JP2019057499A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | モレックス エルエルシー | バッテリ接続モジュール |
US10741817B2 (en) | 2017-09-20 | 2020-08-11 | Molex, Llc | Battery connection module |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP16392396A patent/JPH09331119A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001291935A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | 回路基板及び回路基板を用いた装置 |
JP2019057499A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | モレックス エルエルシー | バッテリ接続モジュール |
US10741817B2 (en) | 2017-09-20 | 2020-08-11 | Molex, Llc | Battery connection module |
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